自分にとってのバクチクとの最初の出会いは、東日本大震災。
当時、私は外資系企業に派遣社員として勤務していました。
地震が起こると、会社は直ちに仕事を停止し、
自宅待機を命じられました。
店頭からお米やトイレットペーパーが消える、
コロナ初期にそっくりの状況でしたね。
身動き取れないのも同じです。
みな、不安と先の見えないことにいら立っていました。
自宅待機が続き、
近所に買い物ついでにでかけたある日。
CDレンタルショップに立ち寄りました。
今のように配信で音楽が聴ける時代ではないのです。
その店で、BUCK-TICKのアルバムを手にしました。
その頃、私は多くのジャンルのCDを聴くように心がけていたのです。
コミュニティFMの放送ボランティアをつとめており、
パーソナリティとして番組を持っていたからですね。
自宅待機が解け、様々な活動が再開した頃でしょうか。
番組で初めてBUCK-TICKをかけました。
アルバム「Mona Lisa OVERDRIVE」から、
「Sid Vicious ON THE BEACH」
なぜか、今井寿さんがメイン・ヴォーカルの曲を、
自分の番組で最初にかけるという……。
ですが、この後、BUCK-TICKの特集番組を多数(ほとんど?)企画していくという、
コミュニティFMゆえ許された、
独断的行動に走っていくのでした。
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アカシックリーダー、ガイドの伊藤桂子です。
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