THE CEREMONY ー櫻井敦司へー。
幸運にも、追加の枠で入場できた。
12月９日 ９：００スタート。
入場すると、たくさんのお花が飾られている。
お兄様やバンドのメンバー等々のお名前があった。
通路には、あっちゃんの写真がずらりとかかっている。
これがライブだったら、弾むように歩くのに。
献花のカーネーションを受け取り、会場へ。
正面には、三枚の写真がかかっている。
中央にぽつんとマイクスタンド。
マイクを取り囲むように、
もはや袖を通されない衣装たちが飾られている。
軍服や黒だと思っていたのにグレーの服、
○○侯爵が羽織りそうな深紅のジャケットなど。
会場内はとても静かで、
抑えた音量の歌声が響くのに混じり、
すすり泣きの声が時折上がる。
献花する台に向かい、
みんな一列に並び、
声掛けしてもらって別れを告げていく。
私の番になった。
曲が変わり、フレーズが耳を打つ。
「泣いていたのかしら もう涙は枯れたのに♪」
ち、ちょっと待て。
けれど、歌は流れて進んでいく。
「Goodーbye
ありがとう言わなくちゃ 流れては消える
さよならを教えて」
さよならを教えろだなんて、酷すぎるよ、
あっちゃん。
今日は暖かく風も少ない。
会場に入る前にじっと並んでいる間も寒さを感じなかった。
天気まで、ファンの苦労が減るようにアレンジしたのかな。
それがあなたの別れの作法なんだね。
ありがとう。
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アカシックリーダー、ガイドの伊藤桂子です。
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