こんばんは。
昨日は、ミステリー作家の千澤のり子先生の「『暗黒10カラット』出版記念トークショー」に、オンラインで参加してきました。
千澤先生には、天狼院書店の小説家養成講座でご指導いただいています。その縁で、今回参加できました。ありがたいことです。
↑こちらがトークショーで取り上げられた書籍です。
作家本人から、数々の創作秘話が語られ、とても興味深い時間でした。
おそらく、トークショーの内容は、参加者のみに限定されると思いますので、こちらで書くのは控えます。
一通り進行が終わって、質疑応答、感想などの時間になり、参加者の発言もありましたね。
私も発言する機会をいただいて、感想を申し上げました。
「愛しの我が子」という作品についてです。
千澤先生は、振り幅が広いというか、ほのぼのするお話も書ければ、唖然とするダークな終わり方も提示する方なのですが、
この作品は、
ダーク
です。
あざやかすぎるほど、ダークです。しかも、ダメだし付です。
心臓に疾患がある方は、避けて頂きたい。
一人称で物語は進んでいき、その語り手の女性のおかれていた状況。遠い話ではありません。
作者は、その状況に強烈な違和感を持っていたのではないでしょうか。
ラストで明かされる語り手の女性にそうした方法を取らせるくらい、この世界はどこかおかしい、という異議申し立てのような気がしてなりません。
一見すると、一線も二線も踏み越えた場所に行くラストです。
人としてどうなの?
そんな声も聞こえてきそうです。
ただ、私には、そもそも「虐待」が起こること、その起源そのものに憤りがなければ、書けない作品に思えてなりません。
それは、ある意味強い倫理観に基づくのではないか。
私には、そんな風に勝手に考えました。
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