みなさん、こんばんは。

 

katsuraです。

 

おかげさまで、土日はずっと小説に取り組めました。

ありがたいことです。

ずっと前は残業月二十時間という職場に勤務していて、土曜日に起きたのが、

 

夕方四時!

 

ということもありました。

それに比べれば、今は天国ですね。

私のように作家を目指す人、現に作家の方でも、仕事や家事や子育てや介護を抱えて、奮闘している人はいるはずです。

自分も上記あげたこと、何点かを抱えていますが、夕方四時まで寝ていないで、休みにたっぷり集中できるのは、やはりありがたいこと。

 

集中といえば、タイトルにも書いた「ゾーンに入る」というのもそうですね。

しかも、超集中状態。

なんだか、うらやましくあります。

 

バスケの選手が言っていたのですが、「シュートが入るかな」と疑いが沸くどころか、

 

「入るとしか思えない」

 

となるそうですね。

実際、シュートが入りまくる!

 

本を出版された方からも、「ゾーンに入って、書きまくった!」という言葉を聞く機会がありました。

こうなると無敵なんでしょうね。

 

翻って自分はどうか、と申しますと、ないとは言えない状態がこの休みにありました。

今回、手掛けているのは何度か提出している作品です。

講評をいただき、完成に向けて仕上げていく過程にある。

さて、どうしたもんかと。

 

読み返しているうち、頭の中をかすかな兆しがよぎる。

その小さなひらめきをメモして、では、どう作品にいかすか、と考える・・・・・・。

 

果たして、考える、という言葉でいいのかどうか。

その浮かんできたものをいろんな角度から眺めるというか、その発展をそれこそ集中して見つめ続けるというか・・・・・・。

自分の内側に深く深く釣り糸を垂れて、じっと待ち、眺める感じとしか言いようがありません。

 

自分としては、こうしてみたらいいかな、と収穫はありましたが、なにせ人様に読んでもらうことが前提なので、推敲してからどうなるか、ですね。

 

時間として、一時間くらいでした。

その間、手もめったに動かさず、身じろぎもしない。

執筆で「ゾーンに入る」のが、書くことが止まらないのであれば、違うのかな、とは思います。

 

ただ、釣り糸タイムは悪いものではありませんでした。

それは耳を澄ますことだからです。

なにかのひらめきに、耳を澄ませる。

小説以外でもあります。

そのひらめきは、自分に役立つばかりではなく、口に出してみたりすると、他の人の気づきになることがありますね。

極私的と思えたことが、広がりを持つわけです。

 

願わくば、読む方が「広いところに出れた!」とそんな解放感を覚える小説を書けますように。