今の日本に対して若者や子供達が憧れるような人がどれくらいいるのだろうか?

又は日本や世界に対して希望や夢を膨らませてくれるような人がどれくらいいるのだろうか?


私が社会に出て感じたのは、


『社会の厳しさをおまえ等も身を持って味あわなければならない!その厳しさが十分理解出来るようになったらおまえ等も一人前だ!』


『だからおまえはダメなんだよ!俺の時は~が当たり前で、そんなことあり得ないぞ!それは甘えだ!』


『おまえ等のためにやってやってるのに、それでも出来ないのはおまえがダメだからだ!』


と言う、社会からのメッセージだ。


しかし、私はそのようなメッセージをこのようにしか捉えられなかった。


『俺達はこんだけ酷いことを今までされてきたんだ!そして耐えてきた!だからおまえ達も俺達と同じように苦しめ!でないと、社会でやっていけないぞ』

『俺達がやってきた事は正しい!だから、今もこうしてやっていけてる!おまえ等も俺達のようにやればやっていけるから従え!』

『おまえ達がダメでないと、俺達が正当とされないんだ!だから、おまえ等が嫌でもダメというレッテルを貼らせてもらう。』

私はこのような者達を観て感じたのは、

下から入ってくる者達に対して怯えているようにさえ感じた。


それは、自分の居場所を確保するのに必死だからである。



証拠に、上の者にはペコペコとし、何か嫌なことがあったら下の者に言い掛かりを付けて八つ当たり、都合の悪いときは自らの責任を下の者に押しつけたり、失態を下の者の所為にしたり、少し出来そうな下の者に対しては上から押さえつけるような扱いだ。


私は問いたい。


事実、そのように言ってきた者達は実際に生き生きしているだろうか?


寧ろ、そのような者達程、絶望を感じているのではないだろうか?


そのように言ってきた者達の言ってることに従っていって若者や子供達は果たして幸せな人生を送る事が出来るのだろうか?


答えは明らかである。


とは言え、実はこのような人達でさえ犠牲者なのである。


当然のように教育を受け、在る一定の学業を納め、当然のように社会に出て当然のように働いた結果がこうなのである。


しかし、当の本人はこのようなことになる現実を想定出来たであろうか?


逆に、今までが順風満帆であったのでもっと良いイメージの現実を描いていたのではないだろうか?


これこそ、社会構造の恐ろしさである。


皆、魔法にかけられているのである。

今現在でもこのような現状が続いているように思われる。


今の社会は魔法にかけられるのが当たり前である。


魔法にかけられていない者が生きていけない世界である。


そのような者が生きているとするならば、


『魔法にかかったふり』


をして器用に生きているのだろう。


果たしてこの魔法はいつ解かれるのであろうか…。