銀ちゃんへの手紙

銀ちゃんへの手紙

銀ちゃんはメールも届かないところへ行ってしまいました。
いつまでも忘れないよ。

Amebaでブログを始めよう!

今年で3回目の命日。

2月から 4年目に入る。

あっという間だった。

お墓を洗って 花を生ける。

 

午前中に登った山。

富士山が綺麗に見えた。

9年前に 銀ちゃんと登った時 山頂で見た富士山は

大きくて綺麗で感動した。

あれから 一人で 何度も登ったけど 富士山は雲の中。

今回 初めて綺麗に見えた。

お墓に向かって スマホの富士山の写真を見せながら

一人 話しかける。

5歳年下だった銀ちゃん。

今年で 8歳下? 9歳下?

周りを見ると みんな生きてる。

なんで どうして 銀ちゃんは こんな目に。。

なんで どうして 私はこんな目に。。。

元気だったら 今頃 チョコを求めて

デパ地下か特設会場めぐり。

セーターも編んでるかな。

 

今日は なんだか 銀ちゃんが淋しそうに感じた。

あの世は 極楽というけど

やっぱり こっちの方が 楽しいよね。

そろそろ 梅もサクラも咲いて

又 春が来る。

明るい春が来るのに

ため息ばかり。

 

夕方 だいぶ涼しくなってきた。

今頃の時期 銀ちゃんが 秋の風が吹いてるねー、と

メールしてきたのを 懐かしく思う。

そうだね 秋が始まったね。

 

8月の15日か16日の朝、

夢で銀ちゃんを見た。

大勢の人たちと 左から右へゆっくり移動していた。

みんな無表情。

銀ちゃんも 一言も言わない。

私は銀ちゃんを目で追いながら

眺めてた。

 

それからしばらく 夢の意味を考えてた。

もしかして みんな 8月のお盆に帰ってきて

これから あの世へ戻るのか。

銀ちゃんの所も私の所も

お盆は7月だけど

8月に 来たんだね。

 

朝起きて 

窓開けて

空を見て

布団に入るとき

いつもいつも 銀ちゃんを 思う。

そして 相変わらず

銀ちゃんと一緒に 海老のフライを揚げてたり

外で涼みながら ビールを飲んだり

花火を見に行ったり

沢山の妄想をする。

いないのは 理解している。

淋しくて つらい。

でも 妄想している間は

夢のように 幸せ。

明日は銀ちゃんの3回忌。

2年前は まだ この世にいた 銀ちゃん。

2年前の今日は きっと 一番体が辛かっただろうか。

2年前も 分きざみで 気持ちが落ち着かなかったけど

今年も 気持ちが落ち着かない。

1月は 辛い月になってしまった。

 

最後は ご両親も間に合わず 

どのように旅立ったのか わからない。

眠るように 旅立ってくれてたら いいのにな、

気づいたら 旅立ってた、だと いいのにな。

お母様が看病に行った時 銀ちゃんはベットから落ちていて

それ以来 ベットに固定され

手には グローブのような大きなミトンがはめられた。

銀ちゃんは 普段でも寝相が悪く

コロコロ 転がってたから

固定されて しんどかったと思うと やるせない。

 

ひまわりの花をいっぱいお供えしたけど

ないから 黄色のガーベラをいっぱい買った。

綺麗だけど なんか さびしく見える。

 

なんでこんな事になったんだろう、と

いつも思う。

私の周りで亡くなったのは銀ちゃんだけ。

 

銀ちゃん、あなたと笑い転げた日々がなつかしい。

もう こんな日々は こないんだね。

 

昨日 視察で 銀ちゃんの通った大学へ

行ってきた。

学部は違うけど 銀ちゃんの通った大学。

付属高校からだと 7年間 バスかバイクで

通った学校。

こんな 風景を見ながら 通ったんだ。

学内を歩いてる 沢山の学生達。

まじって 銀ちゃんが 歩いてる気がする。

大学の視察、銀ちゃんが 私を引き寄せたのかな。

 

先月から フルートを習いだした。

以前、ご主人を亡くした女性のブログに

何か新しい事を始めるといいですよ、と

コメントされた方があって 私も何か

新しい事をしようと 挑戦した。

銀ちゃんの事を思いながら布団に入り

銀ちゃんの事を思いながら目が覚める。

私の寿命が尽きるまで こんな毎日だろう。

銀ちゃんと過ごした時間から どんどん 離れていく。

銀ちゃんが知らない歌、そのうち

お墓の前で フルートで吹いて

教えてあげたい。

 

 

 

連休に 銀ちゃんのお墓参りに行った。

車で往復 140Kmぐらい。

あと何回 行けるだろう。

 

午前中は銀ちゃんと登った山へ行った。

朝はいい天気だったのに

雲行きが怪しくなって

小雨まで降ってきた。

頂上は ガスで真っ白。

そうそうに 降りてきた。

セミの声もするのに

山肌は 赤い彼岸花が 一面 満開。

銀ちゃんと歩いた山道、

あの日に戻りたい。

 

銀ちゃんのお寺は

皆 お墓に湯のみやコップにお水を入れて

お供えしてる。

私の地方では この習慣がない。

お墓の掃除をして お水を入れ替え

ついでに おない年で亡くなったお隣さんの

湯のみの お水も替えた。

天国で 銀ちゃんをよろしくね。と。

このお寺はゴミ箱が無いので

古いお花は 持ち帰る事になる。

銀ちゃんの家族に 申し訳ないので

なるべくお花は持っていかない。

いつも榊が供えられているけど

今回 赤いケイトウの花もいけてあった。

お母さまが 庭で育ててた花だ。

淋しくて 銀ちゃんに 少しでも何かしたいという気持ちが

よくわかる。

 

亡くなる半月前まで頑張って仕事して

痛いそぶりを見せず頑張った銀ちゃん。

でも そんなに頑張らなくても良かったのに、と

私は思ってしまう。

その頑張りがせつない。

樹木希林さんは 満足して亡くなったけど

銀ちゃんは 満足して納得して逝けたのだろうか。

東京オリンピックの年の 開催月に生まれた

銀ちゃん。

2020年の オリンピックの 話題がテレビで流れるたび

私は 悲しくなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日は銀ちゃんの月命日。

ちょうど 1年半。

早い。どんどん月日が過ぎていく。

銀ちゃんが好きそうな スナック菓子を

後で私が食べる事を 考えて お供えする。

コーヒーもお水もお菓子も 少しも減らない。

当然だけど 袋が開いてないお菓子、

減らないお水、 眺めては 淋しい。

 

昨日はある組合の会合に行った。

その組合は 年に一度 秋ごろ 皆で視察旅行に行く。

今年はなんと 銀ちゃんの母校の大学の研究室。

機会があれば 銀ちゃんの母校を見たいと

思ってたけど こんな形で希望がかなう。

その研究室に銀ちゃんがいたかどうか わからないけど

少しでも 足跡を 見れるのはうれしい。

 

夜 望遠鏡で 火星を眺めた。

15年ぶりに 地球に大接近する火星は とても明るくて

綺麗だった。

銀ちゃんとは 関係ないけど 何となく

なにかあるのかな、と 不思議に思う。

月命日で 初めての雨。

銀ちゃんが あっちで 泣いているようで 心配になる。

 

つくつく まっすぐな人だったなあ、と思う。

あんな人は 見たことない。

悪く言えば 頑固。

融通の利かない人。

よく言えば 信念の人。

自分に厳しすぎる人。

 

私はどれくらい 銀ちゃんの事

知っていたのだろう。

亡くなってから

お父様から 思った事も無い事実や

初めて聞く話が多い。

 

銀ちゃんのお墓のある お寺の中に

銀ちゃんが通った幼稚園がある。

お寺の横の道をはさんで 銀ちゃんの

通った中学校がある。

又 道をはさんで すこし行くと 小学校。

 

この前 中学校の運動場を 歩いてみた。

休日で 誰もいない。

勝手に入ったら おこられるかなあ、と

思いながらも

広い校庭、運動場。

銀ちゃんが楽しそうに ここで 笑ったり

走ったりする姿が 目に浮ぶ。

あの頃 こんなに早く寿命が来るなんて

思ってもいなかったはず。

 

街中で 小学生や中、高生を見かけると

どうか 健康で 幸せになって 長生きして欲しいと

願ってしまう。

8年前の 5月2日、初めて銀ちゃんと 

山に登った 初デートの日。

今年は2日は雨だったので

5日に そんなに高い山じゃないし

一人で行けるかな、と

行ってみた。

登山口まで 車で片道4時間。

一人で行ってみて 驚いた。

細い うねうねしてる 急な坂道、

対向車が来たら どうしよう、

ラジオも CDも 消して 真剣に走った。

あの時の写真をみると まだ 道は舗装されてない。

銀ちゃんの大きなスポーツカーで よく

ここまで 走ったなあ。

あの時の思い出は 楽しかった、風が気持ちよかった、

晴れてて 景色が綺麗だった、楽だった、と、

いい思い出しかない。

8年ぶりに登った山は 年をとったせいなのか

一人のせいなのか 急登も多く結構きつい。

こんなに大変だったのか。

あの時 何を話して 登ったんだろう。

あの時の写真のように 同じのどかな風景、

南アルプスも綺麗に 白く見える。

駐車場もいっぱいで 最後の1台分 確保できた。

それなのに 登山中にすれ違った人 3人

頂上で会った人5人のみ。

人もいない山 方向音痴の私が無事歩けたのも

銀ちゃんが 見守ってくれてたのかな。

銀ちゃんはいつも 私の前を歩いてくれた。

たぬきしか いない静かな山。

銀ちゃん ずっと前を歩きすぎて 銀ちゃんの姿が見えないよ、

私を置いていかないでよ、と 

大声で叫んでみた。

 

帰りに 銀ちゃんのお墓に行ってみた。

スマホの写真を見せて 今日の報告。

お墓には

銀ちゃんのお父様の使っている 紫色のお線香が

燃え残っていた。

お父様にも悲しい思いをさせて

銀ちゃんの ばかもの。

 

帰り際 振り返ると 墓地の曲がり角で

銀ちゃんが 立って見送ってくれてる気がした。

 

 

昨日は 8年前 初めて銀ちゃんと会った日。

写真交換はしてたけど 実際どんな感じか

不安で どきどきしながら 夕方の6時ごろ

待ち合わせの公園に向かった。

桜は終わって 人がけも少なく 風が強くて

寒い日だった。

私は ニットの帽子をかぶってた気がする。

銀ちゃんは 赤い三菱GTOの派手な車で

待っていた。

私は その派手な車に 少しビビッて気後れした。

銀ちゃんは 茶色のスーツだけど コートを着ないで

寒そうだった。

公園の自販機で 缶コーヒーを買って 寒さに震えながら

ベンチで話した。

 

昨日も寒かった。お風呂上りに 外に出ては風邪引くかな?と

思いながらも 出会った公園に行ってみた。

すっかり桜も散って 葉桜なのに 桜祭りを まだしていた。

誰もいない夜の公園は

赤いちょうちんが 公園中にかけてあり

きつねの嫁入れみたいで 幻想的。

二人で見学した お城は ライトアップされてたけど

誰もいない。

 ぎんちゃーん、と大声で呼んでみた。

 

昨日の昼間は 銀ちゃんと登った山に行き

今回、富士山を見ることが出来た。

山を歩いていると 後ろに銀ちゃんがいるようで

何度も振り返る。

なんでいないの、と 涙が出そうになる。

 

帰りにお墓参りに行く。

お墓に向かって 山の写真や動画を見せ報告。

他の方のお墓を見ると 85歳、91歳、とご長寿で

お亡くなりになっている。

銀ちゃんはなんでこんなに早く逝ったんだろう。

豊田議員のように

違うだろー、おかしいだろー、と言いたくなる。

いつものように 又来るね、と言って

ばいばい、と 手を振る。

何度も振り向いて ばいばい。

銀ちゃんが淋しそうに 立ってる気がした。

何で こんな所に 銀ちゃんは

いなくちゃいけないのか、と

涙をこらえて ばいばい。

 

姪は私立の大学院生。

来年4月からの 就職が

大手企業に決まったと連絡があった。

彼女はたくましい。

 

私には弟が2人いる。

お金の事を考えて公立の大学へ行った。

姪にも弟が2人いる。

でも彼女はそんな事などおかまいなしに

借金して大学院に行った、

欲しい服も 親にねだる。

おかげで 義妹は いくつもパートを掛け持ちしている。

自分の夢や理想に向かい

自分だけをみて きらきら 幸せ一直線。

 

銀ちゃんを亡くし 生きる気も

やる気もなくしている私と 大違い。

姪はうらやましいが うらやましがってばかりいても

しかたがない。

なんとか 残っている小さな小さな幸せを

見つけて これ以上なくさないように

大事にしようと思う。