こんばんは、黒田晴美です。


サイコロジカル・ファーストエイド(PFA)の学びのシェア、第2弾です。


サイコロジカル・ファーストエイド(PFA)とは、

大勢の人が巻き込まれる災害・大事故・テロなどが起こったとき、

複数の被災者や災害精神保健に関する、さまざまな領域の専門家の知識と経験、

および、たくさんの被災者・被害者の声を集めて、

アメリカ国立PTSDセンターと、アメリカ国立子どもトラウマティックストレス・ネットワークが開発した

被害者の方々に対して提供する「こころのケア」です。



第2回目のテーマは「被災者に近づき、活動を始める」


勉強会は、どうすればいいかという方法論を学ぶのではなく、

お互いに意見交換しあいながら、

インタラクティブ(双方向)で進んでいきます。


私のメモをアップするカタチなので、

少々分かりにくい部分もあるかと思いますが、

何が正しいとか、間違っているというものではないことを

ご承知おきいただければと思います。


最近、はるさんのブログ、固いわぁ~と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

もし被災地に入って、被災者の方と直接コミュニケーションをとる機会がある方がいらしたら、

ぜひとも目を通していただきたいような、貴重な学びが詰まっています音譜



ではでは、スタート。


目的:被災者の求めに応じる。

あるいは、被災者に負担をかけない共感的な態度でこちらから手をさしのべる


まずは、挨拶が大事。

自己紹介をして、今すぐ必要なことを聞きます。


ケーススタディを出して「自分ならどうするか?」(←これ大事!)という

シミュレーションをしました。


コーチとして的確にアティキュレート(言語化)できるかどうかはとても大切です。


私がいつも文字ひとつにでもこだわってしまったり、

似たような言葉の中でも、ああでもない、こうでもないと、

より的確な言葉を探すのは、コーチとして必要なことでもあるんです。


アティキュレート(言語化)という意味では、

テキストで声のかけ方の事例をみたり、

「○○」と伝えようと思っている というのと、

「○○」と言う(言った) というのは、

準備のできている段階が違います。


また、人は誰でもコミュニケーションの得手不得手があります。


女性とだったら気軽に話せる人でも、

男性と話すのは苦手という人もいるでしょう。

(その逆も)


思春期の子どもや高齢者の方に対して、

どう接したらいいかわからないという方もいらっしゃると思います。


ちなみに、私だったら子どもは全然ウェルカムだけれど、

日頃接する機会の殆どない高齢者の方は、

ちょっぴり苦手かもしれません。


場合によっては、障碍を持たれた方や外国人の方など、

マイノリティの方に対して、どう接していいかわからないという方もいらっしゃるでしょう。


そういう事例に対しても、その時どう自分は対処するかを考えてみました。


出てきた意見は次のとおり。



■自分の苦手な人とどうコミュニケーションをとるか


・その人に直接ではなく、その人をサポートしている人のサポートだったらできるかもしれない。

・チームやペアを組んで活動する。

・強みを組み合わせる。  普段のパターンを知っておく。

・サポートチームで振り返り、情報を共有しておく。

 何が機能したか、何が機能しづらかったか。

 うまくいったこと、うまくいかなかったこと。


■何に意識を向けていれば対応できる?

・PFAを持ってしても、普段接していないと難しいのではないか?

・相手が何に困っているかを知っておく。

・その場におけるマイノリティに対する配慮

・レアケースへの対応

・二重三重に何をしかけておくか。

・イレギュラー もれがちなところへの対応

・リスクの高い人

 at risk mental state(アットリスク精神状態)

 心のリスク状態の基準を満たした人のうち、

 およそ10~30%の人が、統合失調症などの精神症に

 発展していく可能性があると考えられている。

・できる限りの情報を集める。

 避難所のリーダー、相手の方の直接の知り合い

・可能な限りの体制を整える → チーム

・誰がどういう形でサポートしているのかを知っておく。

・行動に焦点をあてる → 行動によるサポート。

・直近で必要としていることがあるかどうか

 →水を持ってくる、誰かを呼んでくる。


■集団への適応

集団の中に入った時に何をするか。

グループメンバーとファシリテーターとしてではなく、

その場にいるメンバーがつながるような場の雰囲気づくり


気晴らしのゲーム、

アイスブレイク、

アクティビティ系、

インプロ、

タオルで象さんを作る。

→無駄話でもいいので声を出す。手を動かすことは有効では?

その後の互助システムに役立つようなゲームの内容

全員でストレッチ。

みんなが知っているようなカラダを使った遊び。

→ちょっとした体操、ケンケンバなど。

レゴ、ぬりえなど → 無心になれる

手や体を使う、歌を歌う

ブレインジム


やる、やらないの選択肢があることも大事。

そっとしておいてほしい人、

やりたくない人もいるのでは?



実際に、自分が誰かに歩み寄って、

一言目、なんと声をかけるのか・・・と考えてみると、

意外に言葉がでてきません。


いろんなシチュエーションごとに、

なんと声をかえるかを考えてくることが宿題になりました。


そのシチュエーションとは


① 避難所の高齢者グループ

② 高齢者の女性が、避難所の外でひとりで座っている

③ 5歳くらいの男の子が、避難所の外でひとりで遊んでいる。

④ 16歳くらいの女の子が、避難所の外でひとりで座っている。

⑤ 16歳くらいの男の子が、避難所の外でひとり座っている。

⑥ 40歳くらいの女性が、避難所の外で子供が遊んでいるのをみている。

⑦ 高齢者の夫婦が、避難所の中で話している。


さぁ、あなたらならどんな風に声をかけますか?



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