昨日は、風くんの入学式でした。
スーツ姿に「パパみたいにカッコイイ♪」とご満悦
(カッコイイの基準がパパなのね~)
途中、学童での新しいお友達を見つけて声をかけていました。
お友達のお母さんに「緊張してる?」と声をかけていただいて、
口を真一文字に結んで、ブンブンと首を振る姿が、
もうカチコチなのを物語っていて、くすり
さて、入学式。
久しぶりに「君が代」を歌った気がする。
(保育園では歌いませんでしたから)
息子も「君が代」を聴いたのは、初めてではなかろうか?
「文部科学省」と書かれた封筒で教科書をいただくのも、
義務教育というのを意識させられる。
海外のチャイルドと交流をもたせてもらっているのもあって、
きちんと当たり前に教育を受けさせていただけるのって、ありがたさを感じます。
今年、校長先生が転任されてしまったので、
新しい校長先生とは、初対面。
前任の校長先生は、サバサバした女性の校長先生で、
好きだったのに残念・・・。
たまたま、同じ保育園だった方の隣に座れたのでお話ししていたら、
以前校長先生からお電話をいただいたことがあったそうで。
上のお兄ちゃんが障碍をもってらっしゃるのだけれど、
家を抜け出してしまったことがあったらしくって。
見つかったのが、線路の上!
交流学級で顔見知りだった小学生たちが「○○くんだ!」とみつけて、
近くの大人を呼んで、助けてくれたのだとか。
その時に、校長先生がおっしゃっていたそうなのだけれど、
うちの小学校は、都会だけれど都会の下町の小学校で、
子どもたちも素直で変に斜に構えたところがない。
障碍をもったお友達をみても「ふ~ん、こんなこともできひんのや」と
上から見下ろすことなく、
「へ~、世の中にはこういう人もいるんだ」と受け止めていくんだそう。
交流学級の子どもたちも、みんなほんと優しくていい子たちばかりで、
この小学校でよかったと、そのお母さんもおっしゃっていました。
校長先生のお話や担任の先生の発表が終わった後は、
在校生からのお祝いの言葉。
2年生全員で迎えてくれました。
(ちなみに入場の時は6年生と手をつないで♪)
『一年生のみなさん、ご入学おめでとうございます』
『おめでとうございます』
と、卒業式の呼びかけのような形式。
1年生はまず、その人数の多さにびっくりしたのではないでしょうか。
親たちは、そのハキハキとした様子にびっくりしました。
「2年生なのに、しっかりしているわね~」
「1年経ったら、あんなふうになるのかしら。」
という声が、あちこちで聞かれました。
『みんなで一緒に遊ぼうね~』
と全員で手を振ってくれたときには、その可愛らしさに保護者席からも笑いがこぼれましたし、
『仲良くなった記念に握手をしましょう』
といって、前列の子どもたちが1年生のところにやってきて、
本当にひとりひとりと握手をしていったときには、
みているこっちまで、なんだかジーンとしました。
緊張していた1年生たちも、
温かい気持ちを感じて、
どれだけ安心したことでしょう。
(もちろん、親も!)
その後の6年生代表の挨拶は、
それはもうさすが6年生というような立派なものでした。
教室に帰って、先生のお話しも聞いて、
ようやく入学式終了。
と思ったら、教室の後ろに親がいるのを知っているはずなのに、
教室の前の扉から飛び出していってしまった風。
えええ~~~、どこ行くの~~~
と、追いかけたら、保育園時代のお友達をみつけたようで、
いつものようにじゃれあっていました。
ここでようやく、いつもの顔っていう感じ(笑)
ランドセルを背負って、
「行こうぜ!」って感じで駆け出したと思ったら、
他のお友達が、
「廊下は走ったらあかんねんで!」
と早速教えてもらったことを心に留めている様子。
走ったらあかん!と意識しすぎて、
妙な早歩きの動きで、追いつこうとしてくる子も(笑)
一回り大きくなった子どもたちの姿に、
「もう、みんなかっこいいわ~、素敵やわ~。素敵すぎるわ~。」
を連発しまくっていた、私です
みんなで記念写真を撮った後、
風が一言。
「ママ、カメラ貸して。今度はママたちも撮ってあげる。」
えええ~。
入学式で親だけで記念撮影しているなんて、みたことないよ~。
とかいいつつ、
いつもより数倍?キレイなママたちもみんな並んで写真を撮ってもらいました。
びしっとスーツでかっこいいパパたちも
なーんか、すごく嬉しかったなぁ
親たちもみんな笑顔で「ありがとう~」と子どもたちにお礼をいいました。
子どもたちは「なにかしてもらう」立場ばかりではなくて、
子どもたちが「誰かに何かする」立場になることもできるんだよね。
それを、周りが取りあげなければ。
あいにくの雨だったけれど、
とても心に残る入学の記念写真になりました。
さてと、今日はこれから、
子育てコーチング講座の最終回にいって参ります