栗原はるみさんがでた「旅のチカラ 64歳のシェフ修行
」がよかったよ~~
とグルメなお友達が言っていたので見てみました。
栗原はるみさん、先月は「プロフェッショナル 仕事の流儀」で紹介され
家族のための料理をする楽しさを伝えたい・・・・という
彼女が広げているコンセプトとはまったく方向の違うレストラン修行。
「テレビカメラに笑顔で話をしている場合じゃないんじゃないかなぁ?」って
シーンはありましたケド・・・いろんな「スバラシィ」いっぱい感じた番組でした。
まず、番組のタイトルにもなっている「旅のチカラ」そのもの。
単純に「旅はいい」っていう・・・
一番感激したのは「ゴティエ・ソーホー」のポリシー。ふところの広さ。
同じ料理界でも栗原さんと、このお店では全くステージが違うわけで・・・
ルーツもターゲットも違うわけで・・・・どっちが上とか下とかではなく・・・
栗原さん好きの私ですら「え?」って最初は思った。
ネットの番組紹介では「あの栗原さんがまさかの下働き」なんて
下世話な表現をのせていて、なんだかなぁ~
(ステレオタイプに考えた皿洗い3年なんて厨房今だ存在するわけ?)
栗原さんのネームバリューとかメディアの力とか・・・
見せ付けられるような企画だったらブログには書かないんだけど・・・
2010年にオープンしていきなりミシュランを取得した「ゴティエ」
老舗には老舗のスタイルとかルーツとか厨房の掟があるんだろうけど・・・
料理屋の厨房という仕事場だって、
いつまでもカーストや封建制度じゃないんだなぁ・・・
だから新しいおいしいお店が生まれてくるんだなぁ・・・っと。
「戦場のように忙しい厨房」は想像したとおりだけど、
誰かをどなったり、否定したりするシーンなんてのはひとつもなく
自分のもちまわりの作業の片付け・掃除までやってひとりの仕事が終了。
「下っ端」に「お前かたづけとけ」はないシステム。
「自分がだまっているときはOK。ちゃんとできてるっていう意味です」とオーナー。
ほめられるわけでもなく、当たり前のように客に運ばれていく料理。
5日間しか研修しない栗原さんに「いつになったらわかるんだ?」なシーンもなく・・・
お店の料理を創造するためのポリシーを教えるために
カリキュラムが用意されていて
それを楽しみながら素直に受けていく栗原さん。
もくもくとそれを教えていくお店。
そんな感じがしました。
おおげさじゃない。
数年前に「英語でしゃべらナイト」にでていた栗原さん。
イギリスにショートステイして、英語も勉強して日本の家庭料理の本をだしたり、
その本がイギリスでベストセラーになって表彰されたり・・・
栗原さんの活躍の続編っていう感じでこの番組をみた。
頑張ってる姿はやっぱり元気がでる。働き者だなぁって思う。
10年以上前に買った彼女の本を見ていると、食器の活かし方や、食材の活かし方、
家での生活をクリエイティブにしたり、楽しくさせるモチベーションがあがる。
それは古さを感じない。
メディアが彼女をもちあげても、もくもくとこなす家事のつまらなさを
一番よく知っている人かもしれない。
だからいろんなものを取り入れて、それを楽しいものに変換して
提供することができるんだろな・・・って思う。