『モンテッソーリ教育の研究者に学ぶ 子育てがぐっとラクになる「言葉がけ」のコツ』14話【全15話】


声かけを変えれば、子どもの行動が変わる!

お風呂に入ってくれない、片付けをしてくれない、食事中に席を離れてしまう…などなど、大人も悩んでしまう子どもの「困った行動」。注意しても上手くいかないのは、声をかける方法が間違っているかもしれません。

3歳と2歳の子どもたちを育てながらも「これでいいのかな?」と不安を抱えるマコさんに、「モンテッソーリ教育」「レッジョ・エミリア教育」のスペシャリストで、児童発達学の専門家・華子先生がアドバイス。
『子育てがぐっとラクになる「言葉がけ」のコツ』から、今日は「避けたいほめ方」についてお届けします!
 

登場人物

 

 

マコとユウ:子育て中の新米夫婦。「自分たちはこれでいいのか」、不安になりながら子育て中。
 

 

アララ:きょうりゅうが大好きな3歳半。あまり言うことを聞いてくれない。
 

 

華子先生:島村華子先生。子どもに対する絶対的な尊敬・尊重を基盤にする「モンテッソーリ教育」「レッジョ・エミリア教育」についてくわしい児童発達学の研究者。上智大学卒業後、カナダのモンテッソーリ幼稚園での教員生活を経て、オックスフォード大学で博士号を取得(児童発達学)。現在はカナダの大学にて幼児教育の教員育成に携わる。
 

「ほめられないと不安」になる言葉がけとは。

ユウさん「華子先生、避けたいほめ方の言葉がけってありますか?」
華子先生「ありますね」
ユウさん「どっ、どんなほめ方?」
華子先生「『すごいっ』『上手っ』『さすが』『えらいね〜』です」

ユウさん「(おおう、どれも言ったことあるぞ)どうしてですか?」
華子先生「圧倒的に情報が不足してるからです。『すごいね、上手だね』と親がほめたとき、子どもの立場から見ると、なぜほめられているか理由がわかりません。私はこれを『おざなりほめ』と呼んでいます。おざなりほめを繰り返していくと、ほめられ依存症になる可能性があります。例えば、ほめられないと自信が持てず、外部からの承認でしか自分の価値が見いだせなくなります。そして子どもはほめられるために行動するようになっていきます。ほめられたいという承認欲求が人一倍強くなってしまった子どもは、ほめられなかったときに不機嫌になったり不安になったりするんです」
 

華子先生「もしくは、もともとブロックを好きな子が『おざなりほめ』をされ続けていると、ほめられなくなったときに自発的に取り組む意欲や興味を失うことがあります」
ユウさん「なるほど…ここまでほめることの影響が大きいなんて思わなかったです」
華子先生「ほめるという行為は、言葉でごほうびを与えることなんです。言葉がけによってはその子の本当にやりたいことの妨げになる可能性があると親は知っておいたほうがいいですね」
 

華子先生のアドバイス:おざなりほめをやめる

 

「すごいね」「上手」など、具体性に欠けるほめ方は「おざなりほめ」と呼ばれます。子どもには、何がよかったのかが伝わりません。そして、一番の問題は、大人はよかれと思ってほめていたとしても、子どもが「ほめられること」に依存してしまうほか、条件付きの自己肯定感を持つようになるということです。何に対しても常に大人の評価が伴うために、ほめられないと不安になり、外的評価がないと自分に価値を見出せなくなってしまうからです。また、周囲から評価を与えられることに慣れてしまい、自分で判断することをやめてしまうのも問題です。おざなりほめは、簡単に子どもをおだてたり、注意深く見ていなくても言えたりする便利な方法かもしれませんが、実際は子どもから自発性を奪ってしまうのです。

※本記事は島村華子監修、てらいまき著の書籍『モンテッソーリ教育の研究者に学ぶ 子育てがぐっとラクになる「言葉がけ」のコツ』から一部抜粋・編集しました。

(引用しました)

 

 

 

 

アメトピに掲載されてて思わずクリックしてしまいました。

 

 

 

思う所がありましてね。

 

 

 

「褒めてほしい」と言ってる人いますね。

芸能人は特に言ってる人います。

 

 

 

 

承認欲求のためにSNSしてる人もいるのではないのでしょうか?

 

 

 

承認欲求とは、「他者から認められたい」「自分を価値ある存在として認めたい」という願望で、誰もが持ち合わせている感情です。「尊敬・自尊の欲求」とも呼ばれます。

承認欲求には2つのレベルがあり、比較的レベルが低いのは「他者承認」、レベルが高いのは「自己承認」です。

承認欲求が強い人の特徴としては、次のようなものがあげられます。

  • 自信がない
  • さみしがり屋
  • プライドが高い
  • 調子に乗りやすい
  • 他人の評価に敏感
  • 完璧主義
  • 他人の意見を優先してしまう

また、承認欲求が強すぎると、次のような問題が起こりうる可能性があります。

  • 自分の話ばかりするようになる
  • 否定されたことに過度な怒りを示す
  • 不平不満や愚痴が増える
  • 他人の評価ばかり気になって仕事や普段の生活に支障をきたす

しかし、承認欲求にはポジティブな面も存在します。承認欲求が強い人は、認められたいという欲求が強いため、結果を出そうと努力する人が多く、モチベーションを高く持って取り組むことができます。その成功体験の結果、自己肯定感が高くなるため、仕事や勉強で結果が出やすいといえます。

過剰な承認欲求が現れたら、小さな成功体験を積み重ねたり自分自身を認めたりしていくことで、ネガティブな気持ちを解放できるでしょう。

 

(この概要は AI を利用して生成されました。ウェブ全体から収集した情報と、人、場所、物事に関する情報を蓄積した Google のナレッジグラフの情報を引用しました)

 

 

 

 

そんなに褒めてほしいですかね?

 

 

 

おざなりな褒め言葉ってネットの称賛の声と同じ感じじゃないですか?

 

 

 

 

適当に褒めるのなら褒めない方がいいですよね。

 

 

 

本当にその人の事を思ってるのなら厳しい事をたまに言うことも大事だと思います。

 

 

 

 

 

※個人の見解で語りました。