今日は関東で暑さ復活 東京都心は真夏日に

今日4日(金)は関東南部で30℃くらいまで気温が上がり、暑さが戻っています。西日本や東海は曇りや雨の天気で、残暑は控えめとなりました。

西日本の暑さは控えめ

 

今日4日(金)14時までの最高気温は、東京都心で30.4℃と真夏日になりました。横浜29.8℃、千葉31.2℃、水戸31.2℃など関東南部や茨城県は日差しが届き、昨日より5℃くらい高くなっています。

名古屋では26.8℃、大阪24.4℃、福岡26.7℃を観測しています。東海や西日本は曇りや雨となり、暑さは控えめでした。

札幌は15.4℃と、北海道では昼間も寒いくらいです。

明日の関東は空気ヒンヤリ

明日5日(土)は秋雨前線が南下し、関東は冷たい北東風が吹くようになります。明日の最高気温は東京都心23℃、横浜24℃、千葉25℃となっています。関東南部は今日より大幅に低く、日差しも少ないため昼間も涼しく感じられそうです。関東ではこのところ気温の変化が大きくなっているため、体調を崩さないようお気をつけください。

一方、東海や西日本は天気が回復傾向で、雲の間から日差しの届く所が多い予想です。名古屋28℃、大阪27℃、福岡では27℃まで上がる予想です。今日と同じくらいかやや高めで、日差しの下では少しムシムシと感じるかもしれません。

札幌20℃、仙台24℃など北日本は爽やかな秋の体感です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

石破首相が初の所信表明「政治資金問題で失った国民の信頼を取り戻す」
 石破首相は4日午後、衆院本会議で就任後初の所信表明演説を行い、「政治資金問題で失った国民の信頼を取り戻し、すべての人に安心と安全をもたらす社会を実現する」と表明した。



 首相は、政権運営の柱として、「ルールを守る」「日本を守る」「国民を守る」「地方を守る」「若者・女性の機会を守る」の五つを掲げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

客から理不尽な要求や暴言などを受けるカスタマーハラスメント(カスハラ)を防止する東京都の条例案が4日、都議会本会議で可決、成立した。大声で責め立てられたり胸ぐらをつかまれたりするなど、接客が必要な業界でカスハラによる被害が深刻化しており、都が有識者らに意見を聞きながら対策を検討していた。

 

 カスハラ防止に焦点を当てた条例は全国初で、来年4月から施行される。

 カスハラは各地で社会問題化していることから、北海道や埼玉県、三重県も条例化を検討。国も、従業員の保護を企業に義務づける法改正を検討中で、労使の協議を経て、早ければ来年の通常国会への改正案提出をめざしている。

 都の条例ではカスハラを「顧客等から就業者に対し、その業務に関して行われる著しい迷惑行為であって、就業環境を害するもの」と初めて定義。「何人も、あらゆる場において、カスハラを行ってはならない」と定め、対策には「社会全体で対応しなければならない」と明記した。

 民間企業だけでなく、公的機関も対象。顧客、働く人、事業者、都のそれぞれに対して防止に向けた責務も盛り込んだ。

 一方で罰則は盛り込まれず、都は実効性を高めるためにガイドラインや業界共通のマニュアルをつくり、禁止行為の具体例を示すとしている。現場で活用し、条例とともに周知することで、働く人を守る機運を醸成したい考えだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『味ぽん』は、ぽん酢じゃない…? ミツカンの解説に「そうだったのか!」


秋冬は鍋料理など、温かい料理がおいしい季節です。


筆者もネットスーパーで、家族みんなが大好きな『ぽん酢』を買おうと検索していました。

すると、いつも使っている黒っぽい液体ではなく、緑の文字で『ぽん酢』と書かれた薄黄色の液体の商品が。

ぽん酢の写真

「おや?」と思いながら画面をスクロールしていくと、いつも使っている商品が出てきたのですが、それには『味ぽん』と書かれています。

『味ぽん』の写真

「え?黒っぽい液体の商品は『ぽん酢』じゃなかったっけ?」と、買い物の最中に混乱してしまいました。

今まで使っていた『味ぽん』の正体は、一体なんなのかが気になった筆者。鍋料理どころではなくなってしまったので、調べてみることにしました。

『ぽん酢』と『味ぽん』の違いとは?
答えは、『味ぽん』の製造元である株式会社Mizkanのウェブサイトにありました。

Q 味ぽんの“ぽん”は何ですか?

A かんきつ類をあらわすオランダ語のポンス(pons)に由来する言葉です。

かんきつ果汁に醸造酢を加えた”ぽん酢”を醤油で味つけした「味付けぽん酢」という言葉を縮めて、”味ぽん”と呼んでいます。

ミツカングループ ーより引用
今まで『ぽん酢』だと勘違いしていた『味ぽん』は、『ぽん酢』を醤油で味付けしたものでした。そのため、色も醤油のような黒茶色なのですね。

違いが分かったところで、それぞれ味見してみることにしました。

『ぽん酢』『味ぽん』の写真

左の薄黄色の『ぽん酢』は初めて口にしたのですが、レモン汁のようにさっぱりとした味。牛タンや揚げ物に合いそうです。

一方の『味ぽん』は「醤油で味付けされている」と意識しながら舐めてみます。

確かに醤油と柑橘系のさわやかさがマイルドに混ざり合っていて、改めてよく味わうと、どちらのよさも引き立っているように感じました。

『ぽん酢』『味ぽん』の写真

今後は家族と囲む食卓で「『味ぽん』とって~!」という会話に変わるとともに、『味ぽん』が醤油と柑橘系のミックスであることを意識して食事を楽しめそうです。

2つの違いを知らなかった人は、次に使う時は醤油を感じながら『味ぽん』を味わってみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

球団発表

巨人は4日、高橋優貴投手と鈴木康平投手と来季の契約を結ばないことを通知したことを発表した。

高橋優は八戸学院大から2018年ドラフト1位指名で巨人に入団。プロ1年目から18先発して5勝7敗、防御率3.19を記録し、2021年にはリーグ最多の26試合に先発して11勝をあげたが、2022年9月に左肘の手術を受け、オフに育成再契約を結んだ。昨年4月に支配下に復帰したものの、6試合で0勝1敗、防御率5.14。今季は1軍登板なかった。

鈴木康は日立製作所から2017年ドラフト2位指名でオリックス入り。「K-鈴木」の登録名でプレーし、2023年シーズンに鈴木康平へ登録名を変更。同年5月17日に廣岡大志とのトレードで巨人へ移籍した。加入1年目は33試合に登板して13ホールドを記録したが、防御率6.59。今季は1軍で登板できず。2軍では30試合で防御率2.37を記録した。

巨人は第1次戦力外通告期間が始まった9月30日に、菊田拡和内野手ら8選手に戦力外を通知しており、早くも10人に通告している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

石破首相の所信表明演説・全文
(1)はじめに
 この度、第102代内閣総理大臣に就任いたしました。

 「すべての人に安心と安全を」

 私は、日本国内閣総理大臣として、全身全霊を捧(ささ)げ、日本と日本の未来を守り抜いてまいります。

 この決意を申し上げるに当たり、まずは、政治資金問題などをめぐり、国民の政治不信を招いた事態について、深い反省とともに触れねばなりません。

 政治資金問題に際し、岸田総理は、自由民主党内の派閥解消や政治資金規正法改正などに取り組まれた後に、所属議員が起こした事態について、組織の長として責任を取るために退任されました。これらは、全て、政治改革を前に進めるとの思いを持って決断されたものでした。

×
 また、岸田内閣の3年間は、経済、エネルギー政策、こども政策、安全保障政策、そして外交政策など、幅広い分野において、具体的な成果が形になった3年でありました。岸田総理のご尽力に、心より敬意を表します。

 その思いや実績を基に、私は、政治資金問題などにより失った国民の皆様からの信頼を取り戻し、そして、すべての人に安心と安全をもたらす社会を実現してまいります。

 1000年単位で見ても類を見ない人口減少、生成AI(人工知能)等の登場による急激なデジタルの進化、約30年ぶりの物価上昇。我が国は大きな時代の変化に直面しています。この変化に対し、政治は十分に責任を果たしてきたでしょうか。

 政治資金問題で失われた政治への信頼を取り戻すとともに、これまで以上に、我が国が置かれている状況を国民の皆様に説明し、納得と共感を頂きながら安全安心で豊かな日本を再構築する。それが政治の責任です。

 そのために、私は、「ルールを守る」、「日本を守る」、「国民を守る」、「地方を守る」、「若者・女性の機会を守る」、これらの5本の柱で、日本の未来を創り、そして、未来を守ります。

(2)ルールを守る
国民からの信頼

 国民の皆様からの信頼を取り戻す。そのために、「政治家のための政治ではない、国民のための政治」を実現してまいります。

 政治資金収支報告書への不記載の問題については、まずは、問題を指摘された議員一人一人と改めて向き合い、反省を求め、ルールを守る倫理観の確立に全力を挙げます。

 それぞれの政治家が国民一人一人と誠実に向き合い、改正された政治資金規正法を徹底的に順守し、限りない透明性を持って国民に向けて公開することを確立せねばなりません。国民の皆様方にもう一度、政治を信頼していただくため、私自身も説明責任を果たし、更に透明性を高める努力を最大限していくことを固くお約束申し上げます。

(3)日本を守る
外交・安全保障

 激変する安全保障環境から日本を守り抜きます。国連安全保障理事会の常任理事国であるロシアによるウクライナ侵略はいまだに続いており、戦火は絶えません。今日のウクライナは明日の東アジアかもしれない。そのような不安を多くの方々が抱いております。何故ウクライナにおいて抑止力が効かなかったのか、私は強い思いを持っております。中東情勢なども相まって、国際社会は分断と対立が進んでいます。

 そうした現状を踏まえ、私は、現実的な国益を踏まえた外交により、日米同盟を基軸に、友好国・同志国を増やし、外交力と防衛力の両輪をバランスよく強化し、我が国の平和、地域の安定を実現します。その際、自由で開かれたインド太平洋というビジョンの下、法の支配に基づく国際秩序を堅持し、地域の安全と安定を一層確保するための取り組みを主導してまいります。

 日米同盟は、日本外交・安全保障の基軸であり、インド太平洋地域と国際社会の平和と繁栄の基盤です。まずはこの同盟の抑止力・対処力を一層強化します。加えて、同志国との連携強化に取り組んでまいります。先日は、早速バイデン米国大統領に加え、韓国、豪州、G7(先進7か国)各国の首脳と電話会談を行いました。

 現下の戦略環境の下、日韓が緊密に連携していくことは、双方の利益にとって極めて重要です。日韓間には難しい問題もありますが、来年に国交正常化60周年を迎えることも見据え、岸田総理が尹大統領との間で築かれた信頼関係を礎に、日韓両国の協力を更に堅固で幅広いものとしていきます。また、日米韓で一層緊密に連携していきます。

 中国に対しては、「戦略的互恵関係」を包括的に推進し、あらゆるレベルでの意思疎通を重ねてまいります。一方、中国は、東シナ海や南シナ海における力による一方的な現状変更の試みを、日々、強化しております。先月には、幼い日本人の子供が暴漢に襲われ、尊い命を失うという痛ましい事件が起きました。これは断じて看過しがたいことです。我が国として主張すべきは主張し、責任ある行動を強く求めつつ、諸懸案を含め対話を行い、共通の諸課題については協力する、「建設的かつ安定的な関係」を日中双方の努力で構築していきます。日中韓の枠組みも前進させます。

 拉致被害者やそのご家族が高齢となる中で、時間的制約のある拉致問題は、ひとときもゆるがせにできない人道問題、国家主権の侵害であり、政権の最重要課題です。日朝平壌宣言から20年余、残された拉致被害者たちのご帰国が実現していないことは痛恨の極みです。

 日朝平壌宣言の原点に立ち返り、すべての拉致被害者の一日も早いご帰国を実現するとともに、北朝鮮との諸問題を解決するため、私自身の強い決意の下で、総力を挙げて取り組んでまいります。

 対露制裁、対ウクライナ支援は今後とも強力に推し進めます。日露関係は厳しい状況にありますが、我が国としては、領土問題を解決し、平和条約を締結するとの方針を堅持します。

 ASEAN(東南アジア諸国連合)との連携強化に引き続き取り組みます。グローバル・サウスとの関係強化や、軍縮不拡散、気候変動など地球規模課題への取り組みを進めてまいります。また、在外邦人の安全確保に全力を尽くしてまいります。

 我が国は戦後最も厳しく複雑な安全保障環境に直面しています。中国及びロシアによる一連の領空侵犯も発生しました。これは、我が国の主権の重大な侵害です。北朝鮮は、核・ミサイル開発を継続し、近年、かつてない高い頻度で弾道ミサイルの発射を繰り返しているほか、米国を射程に収める長射程ミサイルの開発も追求しています。これは、国連安保理決議違反であり、我が国のみならず、地域、国際社会の平和と安全を脅かすものです。このような中、国家安全保障戦略等に基づき、我が国自身の防衛力を抜本的に強化すべきことは論を俟(ま)ちません。

 防衛力の最大の基盤は、自衛官です。いかに装備品を整備しようとも、防衛力を発揮するためには、人的基盤を強化することが不可欠です。日本の独立と平和を守る自衛官の生活・勤務環境や処遇の改善に向け、総理大臣を長とする関係閣僚会議を設置し、その在り方を早急に検討し成案を得るものといたします。

 先の大戦中、沖縄では、国内最大の地上戦が行われ、多くの県民が犠牲になられたこと、戦後27年間、米国の施政下に置かれたことなどを、私は決して忘れません。基地負担の軽減にも引き続き取り組みます。在日米軍の円滑な駐留のためには、地元を含む国民のご理解とご協力を得ることが不可欠です。普天間飛行場の一日も早い全面返還を目指し、辺野古への移設工事を進めます。また、いまだ全国最下位である1人当たり県民所得や、子どもの貧困の問題などの課題も存在します。沖縄振興の経済効果は十分に域内に波及しているのだろうか、そしてそれが、本当に実感していただけているのだろうか。沖縄の皆様の思いに向き合い、沖縄経済を強化すべく支援を継続します。

少子化対策

 少子化とその結果生じる人口減少は、国の根幹にかかわる課題、いわば「静かな有事」です。

 今の子育て世代が幸せでなければ、少子化の克服はありません。子育て世帯の意見に十分に耳を傾け、今の子育て世帯に続く若者が増えるような子育て支援に全力を挙げます。こども未来戦略を着実に実施するとともに、社会の意識改革を含め、短時間勤務の活用や生活時間・睡眠時間を確保する勤務間インターバル制度の導入促進など、働き方改革を強力に推し進めます。さらに、少子化の原因を分析し、子育て世帯に寄り添った適切な対策を実施します。

 少子化をめぐる状況は地域によって異なります。婚姻率が低い県は、人口減少率も高いことは厳然たる事実です。若年世代の人口移動を見ると、この10年間で全国33の道県で男性より女性の方が多く転出する状況となっています。若者・女性に選ばれる地方、多様性のある地域分散型社会を作っていかねばなりません。それぞれの地域において、地方創生と表裏一体のものとして若者に選ばれる地域社会の構築に向け、全力で取り組んでまいります。

経済・財政

 日本経済のデフレ脱却を確かなものとし、日本経済の未来を創り、日本経済を守り抜きます。その中で、「デフレ脱却」を最優先に実現するため、「経済あっての財政」との考え方に立った経済・財政運営を行い、「賃上げと投資が牽引(けんいん)する成長型経済」を実現しつつ、財政状況の改善を進め、力強く発展する、危機に強靱(きょうじん)な経済・財政を作っていきます。

 イノベーションを促進すること等による高付加価値創出や生産性の向上、意欲ある高齢者が活躍できる社会を実現し、我が国のGDP(国内総生産)の5割超を占める個人消費を回復させ、消費と投資を最大化する成長型経済を実現します。

 このため、コストカット型経済から高付加価値創出型経済へ移行しながら、持続可能なエネルギー政策を確立し、イノベーションとスタートアップ支援を強化していきます。また、経済安全保障の観点から、半導体等のサプライチェーン(供給網)の国内回帰を含む強靱化や技術流出対策等を進めます。あわせて、能動的サイバー防御の導入に向けた検討を更に加速させるなど、サイバーセキュリティーの強化に取り組みます。柔軟な社会保障制度の再構築を実現するとともに、データに基づき財政支出を見直し、ワイズ・スペンディングを徹底していきます。

 私は、国全体の経済成長のみならず、国民1人当たりのGDPの増加と、満足度、幸福度の向上を優先する経済の実現を目標とします。そのために、官民で総合的な「幸福度・満足度」の指標を策定・共有し、一人一人が豊かで幸せな社会の構築を目指します。

(4)国民を守る
物価に負けない賃上げ

 日本の経済を守り、国民生活を守り抜きます。

 生鮮食品、エネルギーなどの物価高に国民の皆様は直面しておられます。物価上昇を上回る賃金上昇を定着させ、国民の皆様に生活が確かに豊かになったとの思いを持っていただかなければなりません。

 日本経済がコストカット型の対応を続けてきた「失われた30年」とコロナ禍での苦難の3年間を乗り越え、経済状況は改善し、賃金もようやく上がるようになってきました。しかしながら、国民の皆様に安心して消費をしていただける経済になるまでは道半ばです。

 こうした中、賃上げと人手不足緩和の好循環に向けて、一人一人の生産性を上げ、付加価値を上げ、所得を上げ、物価上昇を上回る賃金の増加を実現してまいります。適切な価格転嫁と生産性向上支援により最低賃金を着実に引き上げ、2020年代に全国平均1500円という高い目標に向かってたゆまぬ努力を続けます。そのために、政府として、自由に働き方を選択しても不公平にならない職場づくりを目指した個人のリスキリングなど人への投資を強化し、事業者のデジタル環境整備も含め、将来の経済のパイを拡大する施策を集中的に強化します。

 高付加価値のモノとサービスを、グローバル市場において、適正な価格で売ることのできる経済を実現します。輸出企業の競争力を強化し、中小企業を中心とする高付加価値化、労働分配率の向上、官民挙げての思い切った投資を実現します。

 物価上昇を上回って、賃金が上昇し、設備投資が積極的に行われるといった成長と分配の好循環が確実に回り出すまでの間、足元で物価高に苦しむ方々への支援が必要です。こうした物価高への対応に加えて、成長分野に官民を挙げての思い切った投資を行い、「賃上げと投資が牽引する成長型経済」の実現を図るため、経済対策を早急に策定し、その実現に取り組みます。当面の対応として、物価高の影響を特に受ける低所得者世帯への支援や、地域の実情に応じたきめ細かい対応を行うこと、構造的な対応としてのエネルギーコスト上昇に強い社会の実現など「物価高の克服」。新たな地方創生施策の展開、中堅・中小企業の賃上げ環境整備、成長力に資する国内投資促進など「日本経済・地方経済の成長」。能登地域をはじめとする自然災害からの復旧・復興、防災・減災、国土強靱化の推進、外交・安全保障環境の変化への対応、誰も取り残さない社会の実現、など「国民の安心・安全の確保」を柱とします。

エネルギー

 エネルギーの安定的な供給と安全の確保は喫緊の課題です。AI時代の電力需要の激増も踏まえつつ、脱炭素化を進めながらエネルギー自給率を抜本的に高めるため、省エネルギーを徹底し、安全を大前提とした原子力発電の利活用、国内資源の探査と実用化と併せ、我が国が高い潜在力を持つ地熱など再生可能エネルギーの最適なエネルギーミックスを実現し、日本経済をエネルギー制約から守り抜きます。このため、GX(グリーン・トランスフォーメーション)の取り組みを加速させ、アジア諸国の多様な取り組みを日本の技術力や金融力で支援し、同時に、アジアの成長力を我が国に取り込んでいきます。

イノベーションとスタートアップ支援

 日本経済の活性化と成長を加速させるため、科学技術・イノベーション、宇宙などフロンティアの開拓を推進するとともに、スタートアップ支援策を引き続き強化していきます。政府の「スタートアップ育成5か年計画」を着実に進め、アジア最大のスタートアップハブを実現します。AIの研究開発・実装がしやすい環境を更に充実し、政府のAI政策の司令塔機能を強化します。

「投資大国」の実現

 経済活動の基盤である金融資本市場の変革にも取り組みます。貯蓄から投資への流れを着実なものとし、国民の資産形成を後押しする「資産運用立国」の政策を引き継ぐとともに、産業に思い切った投資が行われる「投資大国」に向けた施策を講じます。

社会保障

 社会保障制度は、様々な境遇にある国民の方々に安心を提供するセーフティーネットです。将来不安を取り除き、皆が安心して充実して暮らせる、こうした日本を実現することによって未来を守り、次の時代に負担を先送りしない。それが今を生きる我々の責任です。

 医療・年金・子育て・介護など、社会保障全般を見直し、国民の皆様に安心していただける社会保障制度を確立します。その際、今の時代にあった社会保障へと転換し、多様な人生の在り方、多様な人生の選択肢を実現できる柔軟な制度設計を行います。人口減少時代を踏まえ、意欲のある高齢者、女性、障害者などの就労を促進し、誰もが年齢にかかわらず能力や個性を最大限生かせる社会を目指します。

良好な治安の確保

 子供、女性、高齢者をはじめ、全ての方々が安心して暮らせるよう犯罪対策を推進し、「世界一安全な日本」を実現します。

防災、東日本大震災からの復興

 度重なる災害から、国民の生命、身体と財産を守り抜きます。

 コロナ禍の最中は、ふるさとに戻ることすらできませんでした。やっと里帰りができるようになり、皆が待ちわびていた家族のだんらんが、能登半島では、今年の元日、地震により一瞬にして奪われました。亡くなられた方々に哀悼の誠を捧げるとともに、被災されている方々に心よりお見舞いを申し上げます。その後さらに能登半島地震の被災地を豪雨が襲い、河川の氾濫や土砂災害が相次ぎ、多くの尊い人命が失われました。度重なる被災の前の活気ある能登を取り戻すため、復旧と創造的復興に向けた取り組みを一層加速してまいります。

 世界有数の災害発生国である、この日本において、近年の更なる風水害の頻発化・激甚化に早急に対処できる人命最優先の防災立国を構築しなければなりません。防災・減災、国土強靱化の取り組みを推進します。事前防災の徹底に向けて、まず、現在の内閣府防災担当の機能を予算・人員の両面において抜本的に強化するとともに、平時から不断に万全の備えを行うため、専任の大臣を置く防災庁の設置に向けた準備を進めてまいります。

 日本では、ひとたび災害が起きると、被災者の方々は避難所で厳しい生活を強いられます。平成28年に起きた熊本地震では、直接亡くなられた方々の4倍もの方々が、避難生活の中で健康を崩されるなどして、災害関連死として亡くなられています。被災して大きな悲しみや不安を抱えている方々に手を差し伸べ、温かい食事や安心できる居住環境を提供することが必要です。災害関連死ゼロを実現すべく、避難所の満たすべき基準を定めたスフィア基準も踏まえつつ避難所の在り方を見直し、発災後速やかにトイレ、キッチンカー、ベッド・風呂を配備しうる平時からの官民連携体制を構築します。

 福島の復興なくして、東北の復興なし。東北の復興なくして、日本の再生はありません。被災者の生活や、産業・生業の再建に全力で取り組んでまいります。一部の国・地域による日本産水産物の輸入停止に対し、岸田政権での取り組みを活(い)かし、あらゆる機会をとらえて即時撤廃を強く求めるとともに、影響を受ける水産物の国内需要の拡大や新たな輸出先の開拓など、我が国水産業の更なる発展のために、政府として責任を持って支援を行ってまいります。

(5)地方を守る
地方創生

 地方創生の原点に立ち返り、地方を守り抜きます。10年前に私は初代地方創生担当大臣を拝命し、文化庁の京都移転、それまでの補助金とは一線を画する地方創生推進交付金の創設をはじめ、一生懸命取り組みました。以来、交付金などを活用し、住民の方々が気持ちを一つにして地方創生の取り組みに頑張っていらっしゃる姿を全国各地にたくさん見てまいりました。そして、その姿に勇気づけられてまいりました。

 竹下総理はかつて、「地域が自主性と責任を持って、おのおのの知恵と情熱を生かし、小さな村も大きな町もこぞって、地域づくりをみずから考え、みずから実践していく」と述べられました。「産官学金労言」、すなわち、産業界、行政機関、大学だけでなく中学校・高等学校も含めた教育機関、金融機関、労働者の皆様、報道機関の皆様。こうした地域の多様なステークホルダーが知恵を出し合い、地域の可能性を最大限に引き出し、都市に住む人も地方に住む人も、すべての人に安心と安全を保障し、希望と幸せを実感する社会。それが地方創生の精神です。今一度、地方に雇用と所得、そして、都市に安心と安全を生み出します。

 「地方こそ成長の主役」です。地方創生をめぐる、これまでの成果と反省を活かし、地方創生2・0として再起動させます。

 全国各地の取り組みを一層強力に支援するため、地方創生の交付金を当初予算ベースで倍増することを目指します。

 少子高齢化や人口減少に対応するため、デジタル田園都市国家構想実現会議を発展させ、「新しい地方経済・生活環境創生本部」を創設し、今後10年間集中的に取り組む基本構想を策定します。ブロックチェーンなどの新技術やインバウンドの大きな流れなどの効果的な活用も視野に入れ、国民の生活を守りながら、地方創生を実現してまいります。

 地方の成長の根幹である農林水産業は、農山漁村の雇用と所得を生み出すとともに、国家の安全保障の一環でもあることから、その持てる力を最大限引き出してまいります。新たな基本法の下、最初の5年間に計画的かつ集中した施策を講じることにより、食料安全保障の確保、環境と調和のとれた食料システムの確立、農林水産業の持続的な発展、中山間地域を始めとする農山漁村の振興を図ります。国内の生産基盤の維持の観点も踏まえ、農林水産物の輸出をより一層促進します。持続可能な食品産業への転換を促進し、循環型林業など強い林業づくりや、海洋環境の変化を踏まえた操業形態や養殖業への転換、海業の全国展開など漁業・水産業の活性化に取り組みます。

 観光産業の高付加価値化を推進するとともに、文化芸術立国に向けた地域の文化、芸術への支援強化にも取り組みます。地域交通は地方創生の基盤です。全国で「交通空白」の解消に向け、移動の足の確保を強力に進めます。

 地方創生に終わりはありません。「地域づくりは人づくり」。人材育成こそ全てです。私が先頭に立って、国・地方・国民が一丸となって地方創生に永続的に取り組む機運を高めてまいります。

大阪・関西万博

 2025年大阪・関西万博は、世界と交流を深め、日本の魅力を世界に向けて発信する絶好の機会です。多くの方に来場いただき、楽しみ、そしてそれぞれの将来に夢と希望を持ってもらう、またとない機会です。成功に向け関係者と心を合わせて取り組んでまいります。

(6)若者・女性の機会を守る
 若者・女性、それぞれの方々の幸せ、そして人権が守られる社会にしていかなければなりません。

教育改革

 「人づくりこそ国づくり」。この考え方のもと、デジタル技術の活用を前提に、自ら考え、自由に人生を設計することができる能力の育成を目指します。あらゆる人が、最適な教育を受けられる社会を実現します。教職員の処遇見直しを通じた公教育の再生に全力を挙げます。

 強靱で持続性ある「稼げる日本」の再構築のためには、教育やリスキリングなどの人的資源への最大限の投資が不可欠です。人生のあらゆる局面で何度でも必要な学びが得られる体制を整備します。

女性活躍と女性参画

 意思決定の在り方を劇的に変えていくため、社会のあらゆる組織の意思決定に女性が参画することを官民の目標とし、達成への指針を定め、計画的に取り組みます。男女間の賃金格差の是正は、引き続き喫緊の課題です。多くの女性に社会活動を長く続けてもらえるにはどうすればよいか、国民的議論を主導して制度改革を実現します。

自殺対策

 コロナ禍で増加した女性の自殺者数が高止まりし、こども・若者の自殺者数が増加傾向にあることを踏まえ、自殺総合対策を強力に進めます。

(7)おわりに
憲法改正

 憲法改正について、私が総理に在任している間に発議を実現していただくべく、今後、憲法審査会において、与野党の枠を超え、建設的な議論を行い、国民的な議論を積極的に深めていただくことを期待します。

 日本にとって、皇位の安定的な継承等は極めて重要なことです。とりわけ皇族数の確保は喫緊の課題です。国会において、早期に「立法府の総意」が取りまとめられるよう、積極的な議論が行われることを期待します。

納得と共感の政治

 私は、議員になる1年前の昭和60年、渡辺美智雄代議士の、「政治家の仕事は勇気と真心をもって真実を語ることだ」との言葉に大きな感銘を受けました。爾来(じらい)40年、こうありたいと思い続け、今、この壇上に立っております。政治を信じていただいている国民の皆様が、決して多くないことを私は承知しております。しかし、政治は国民を信じているのでしょうか。どうせ分かってはもらえない、そのうち忘れてしまうだろうなどと思ってはいないでしょうか。国民を信じない政治が、国民の皆様に信じていただけるわけがありません。勇気と真心をもって真実を語り、国民の皆様の納得と共感を得られる政治を実践することにより、政治に対する信頼を取り戻し、日本の未来を創り、日本の未来を守り抜く決意です。

 以上、私の思いを申し述べました。

 かつての日本は、今ほど豊かではなかったかもしれません。しかし、もっとお互いを思いやる社会でした。皆に笑顔がありました。いつの間にか、日本はお互いが足を引っ張ったり、悪口を言い合ったりするような社会になってしまったのではないでしょうか。私は、もう一度、全ての国民の皆様に笑顔を取り戻したい。

 「すべての人に安心と安全を」

 国民の皆様、並びに、この場に集う全国民を代表される国会議員の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

野田代表は、首相の演説に関し「裏金問題に深い反省を示すことが大事だが、全くかけらも見えなかった」と述べ、代表質問で追及する方針を示した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パ・リーグ公示(4日)=プロ野球

【出場選手登録】▽西武・牧野翔矢捕手(感染症特例)
【同抹消】▽西武・古賀悠斗捕手(感染症特例)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

林官房長官は、イスラエルとヒズボラの戦闘が激化するレバノンからの退避に向けて派遣した自衛隊の輸送機が4日朝、周辺国のヨルダンに到着したと発表しました。

 

「(自衛隊の輸送機2機が)日本時間の本日早朝にヨルダンに到着したところでございます。政府として適切に対応しているところでございます」(林官房長官)

政府関係者によりますと、このあと自衛隊の輸送機はレバノンの首都ベイルートへ向かい、退避を希望する日本人らを乗せて今夜にもヨルダンの首都アンマンに到着する予定です。

レバノンに滞在する約50人の日本人のうち、日本大使館の関係者など約20人が退避を希望していて、空席には外国人も乗せる予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きょう、臨時国会の開会式が行われ、石破総理が就任後初めて、所信表明演説に臨みました。激しいヤジや怒号が飛び交う波乱の幕開けとなりました。

石破総理
「全身全霊を捧げ、日本と日本の未来を守り抜いてまいります」

「約束を守れよ約束を!」

野党のヤジが飛び交う中、始まった所信表明演説。石破総理がまず訴えたのは、裏金問題で失われた政治の信頼回復です。

石破総理
「政治資金問題などをめぐり、国民の政治不信を招いた事態について、深い反省とともに触れねばなりません」

「じゃあなんで裏金議員公認するんだ!」

石破総理は総裁選でも掲げてきた「5つの守る」を中心に訴えました。

中でも、力を込めたのがライフワークでもある「安全保障」、そして、「経済」です。

石破総理
「『賃上げと投資が牽引する成長型経済』を実現しつつ、財政状況の改善を進め、力強く発展する、危機に強靱な経済・財政を作っていきます」

石破総理は「物価上昇を上回る賃金上昇を定着させなければならない」と訴え、2020年代には、最低賃金を全国平均で1500円とすることを目標に努力を続けると決意を示しました。

また、地方創生のための交付金を当初予算ベースで倍増することを目指すと強調しました。

このほか、日本は世界有数の災害発生国であるとして、専任の大臣を置く「防災庁」の設置に向けた準備を進めると意欲を示しました。

石破総理の所信表明に野党は…

立憲民主党 野田佳彦代表
「近年まれに見るスカスカの所信表明じゃないですか。総裁選挙の時には極めて具体的に熱っぽく語っていたことが全然入っていないんですよ。国民に信を問うとするならば何を問うんだろうと」

国会では、来週9日に党首討論を行うことで与野党が大筋で合意するなど、今月27日に予定される衆議院選挙を見据え、与野党の論戦が始まります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東海から北陸で雨雲が発達 今夜も激しい雨に注意

今日10月4日(金)は前線が西日本や東日本を南下し、近畿、東海から北陸にかけて雨が強まりました。今夜にかけても大気の状態が不安定で、激しい雨や落雷、突風等に注意が必要です。

広い範囲で傘が活躍

 

今日10月4日(金)は朝から北海道から沖縄の広い範囲で傘が活躍する天気となっています。

特に前線近傍や前線の南側で雨雲が発達し、東海や北陸を中心に強い雨が降りました。未明には静岡県御殿場市のアメダス御殿場で1時間に52mmの非常に激しい雨を観測しました。

その後、朝には伊豆半島・静岡県松崎町のアメダス松崎で1時間に35mmの激しい雨を観測しています。

昼間は北陸を発達した雨雲が通過し、富山県の立山芦峅で昼頃に1時間で30mmを超える雨が降りました。15時までの1時間には新潟県村上市で21.5mmの強い雨を観測しました。

また、長野県や愛知県でも1時間に10mm以上の雨量を観測した所があります。引き続き東海から甲信、北陸を中心に雨が強まっています。

また、南西諸島でも雨の強まっている所があり、鹿児島県与論島では15時までの1時間に45.5mmを観測しました。

夜は前線がゆっくり南下

これから今夜にかけて、前線は東日本や西日本をゆっくり南下します。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、引き続き大気の状態が不安定です。

近畿や東海を中心に激しい雨が降り、落雷や突風、ひょう等を伴うおそれがあります。関東も夜からは雨が降りやすくなるため、帰宅時は急な雨にお気をつけください。

明日5日(土)は前線が南下し天気は回復傾向ですが、関東は雨の降りやすい空が続きそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月4日、2024MotoGP第16戦日本GP 金曜日セッションが栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われ、ブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)がプラクティスをトップで終え、ダイレクト予選Q2進出を決めた。

年に一度の日本GPがいよいよ幕を開け、本格的にセッションがスタートした。初日を迎えたもてぎは、前日の夜から朝方にかけて小雨が降った影響により、曇天の下ウエットコンディションでMoto3、Moto2の各フリー走行が進行された。

次第に路面は回復へと向かっていたが、10時45分から始まったMotoGPクラスのフリー走行1回目は開始5分ほどで小雨が降り出す展開に。早々にはフル参戦最後となる中上貴晶(ホンダ・イデミツLCR)が、1分46秒223でトップに立つ場面も見られたが、他のライダーたちも続々とタイムアップを図っていく。

その後、ホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック・レーシング)、フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)がそれぞれトップタイムを更新。バニャイアが1分45秒209をマークした後、次第に雨が強くなったことで、ライダーたちはピットで天候の回復を見守る。

残り10分頃になると、ジャック・ミラー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)を先頭に続々と走行を再開。しかし、雨が弱まったのは一時的でレッドクロスが振られる状況となり、またすぐにコース上は静まり返り、そのままセッションは終了の時を迎えた。また、スタート練習には全ライダーが参加し、フラッグ・トゥ・フラッグを想定したマシンの乗り換え練習をするチームの姿もあった。

FP1ではトップがバニャイア、2番手がマルティン、3番手がファビオ・ディ・ジャンアントニオ(プルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チーム)となった。ホンダ勢はジョアン・ミル(レプソル・ホンダ・チーム)とヨハン・ザルコ(カストロール・ホンダLCR)がトップ10に入っており、中上は12番手で終えている。

午前は不安定な天候により、ライダーたちは満足のいくアタックができずやや不完全燃焼なセッションとなったが、午後にかけて少しずつ天候と路面ともに回復。雲は多いものの時折日差しも差し込むなか、初日最後の走行となるMotoGPクラスのプラクティスが、15時よりスタートした。

全車スリックタイヤでコースインすると、早々からFP1のタイムを上回るタイムをマークするライダーが続出。まずは、マルティンが1分44秒320でトップに立つと、バニャイアがさらに0.248秒上回る。それを皮切りに、タイムが上がり始め、開始10分ほどで上位9台が1分44秒台をマークする状況だ。

この時点では、ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)が7番手とトップ10圏内に、ホンダ勢のザルコは12番手、ミルは13番手、中上も15番手と日本勢も比較的いい位置につけていた。

一度目のアタックを終えた各車がピットに戻ると、中盤頃にはマルク・マルケス(グレシーニ・レーシングMotoGP)が計測を開始。少しずつ自己ベストを更新していき、1分44秒820の6番手につけた。さらに、マーベリック・ビニャーレス(アプリリア・レーシング)もタイムを更新し、3番手に食い込む。

序盤は所々にウエットパッチが残っていたのか、アウグスト・フェルナンデス(レッドブルGASGASテック3)を始め、ラウル・フェルナンデス(トラックハウス・レーシング)、エネア・バスティアニーニ(ドゥカティ・レノボ・チーム)と中盤にかけて転倒も相次いだ。

中盤頃もコース上で数台がアタックを継続させていたが、順位には変動はなかった。しかし、残り15分を切ると再びライブタイミングが動き出す。まず、ビンダーが1分43秒879でトップタイムを更新。続いてビニャーレスが2番手、ミラーが4番手へとそれぞれ順位を上げると、各車も一斉に計測へと向かう。

上位勢が続々と1分43秒台に突入させるなか、MotoGPクラスでは初走行となるペドロ・アコスタ(レッドブルGASGASテック3)がビンダーを0.125秒上回り、1分43秒754で首位に浮上。しかしバニャイア、マルティンがそれぞれアコスタのタイムを上回った。

終了間際には中盤頃に転倒があったバスティアニーニも、1分43秒605で2番手につけた。その直後にはビンダーが1分43秒436をマークし、トップタイムを塗り替える。その頃、ミラーとザルコの転倒があったことにより、タイム計測を阻まれるライダーの姿もあった。

そんななか、チェッカー間際にマルク・マルケスがビンダーから0.033秒差の1分43秒469を叩き出して2番手で終えた。マルティンも最後のアタックで1分43秒568へと更新したが3番手、4番手にはアコスタが続いた。FP1をトップで終えたバニャイアは、7番手で終えることとなった。

日本勢はダイレクトでのQ2進出を逃す結果となったが、中上がトップから0.822秒差の12番手と好発進。チェッカー後にマシントラブルか、コースサイドにマシンを止める姿も見られたクアルタラロは14番手。

同じくヤマハ勢のアレックス・リンス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)は20番手となった。ホンダ勢はミルが16番手、ザルコが17番手、ルカ・マリーニ(レプソル・ホンダ・チーム)が21番手で初日を終えた。

また、今回ワイルドカード参戦しているレミー・ガードナー(ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チーム)は23番手。前戦インドネシアGPで右手首の骨折負傷したミゲール・オリベイラの代役として参戦しているロレンツォ・サバドーリ(トラックハウス・レーシング)は22番手となっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

阪神・近本が19盗塁でリーグ最多にいる

阪神は3日に横浜スタジアムで行われたDeNA戦でレギュラーシーズンの全日程を終了した。2年連続盗塁王の近本光司外野手は19盗塁ながら、現在リーグトップ。20個未満の盗塁王誕生となれば1944年以来80年ぶり、2リーグ制以降では初の“珍事”となる。

2022年に30盗塁、2023年に28盗塁でタイトルを獲得した近本は今年で3年連続5度目のトップを狙っているが、今季は19個に“激減”している。それでも2位のDeNA・梶原昂希外野手には5個差をつけている。

パ・リーグのトップはソフトバンクの周東佑京内野手の41個。近本と同数の楽天・辰己涼介外野手はリーグ5位の数字となっている。

近本が19盗塁でタイトル獲得となれば、20個未満の盗塁王は1944年の呉昌征(当時阪神)、呉新亨(巨人)の19盗塁以来、80年ぶりの“珍事”となる。2リーグ制となった1950年以降では両リーグを通じて初だ。

バッテリーによる走らせない努力なども影響していると思われるが、パ・リーグとは大きな差にファンも驚き。SNS上には「マジで少ない」「なんでこんなに少ない」「やばすぎる」「ボールも飛ばないのに盗塁も少ない」「ファンは離れる」「面白くないなぁ」「プロ野球七不思議」といった声があがっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

京都競馬場の3冠馬メモリアルロードに、リバティアイランド(牝4歳、栗東・中内田充正厩舎、父ドゥラメンテ)が、昨年2023年に史上7頭目の牝馬3冠を達成したことを記念した馬像が設置された。10月4日は除幕式が行われ、川田将雅騎手=栗東・フリー=らが出席。「1年前の秋華賞の日のことを鮮明に覚えております。こういう素晴らしい馬が、みなさんの期待に応え3冠馬となり、みなさんが喜んでいるあの景色の美しさというのは、鮮明に心に刻まれております。そういう馬に携われたことに感謝しております」とスピーチした。

 同馬はドバイ・シーマクラシック3着後、軽度の右前脚種子骨じん帯の炎症で秋まで休養。現在は栗東トレーニングセンターで天皇賞・秋(10月27日、東京競馬場・芝2000メートル)に向け調整されている。「リバティアイランドはまだ現役馬ですので、これからもファンの皆様に楽しみと喜びを運んでくれると思います。今は天皇賞に向けて日々を丁寧に過ごしております。また競馬場で走る彼女を応援していただけたらと思います」と川田騎手はパートナーとの今後の活躍も誓った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月4日の大井競馬3Rで2頭立てとなる珍事があった。

 2歳新馬戦だった同競走は、枠順確定時に5頭立てだったが、レース当日にウェイトノーモアとミラクルメイキングの2頭が出走を取り消して3頭立てに。この時点で複勝、枠複、枠単、3連複、3連単の発売がなくなった。

 その後ミクニサンビームが競走除外となり、カミュとライジンバローズの2頭立てとなった。直線入り口では2頭が並ぶマッチレースとなり、場内からは拍手も起こった。

 結果は単勝140円で1番人気のカミュが8馬身差をつけて勝ち、馬複は100円、馬単は190円の配当だった。

 地方競馬での少頭数立ては、今年9月7日の金沢競馬4Rで3頭立てがあった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤクルトは4日、サンタナ外野手とサイスイード投手が帰国したと発表した。

 サンタナは今季122試合に出場し打率・315、17本塁打、70打点。球団を通じて「ファンの皆さま、1年間熱い応援をありがとうございました。今シーズンも最高の仲間とプレーできて非常にうれしく思います。来年もチームのために、勝利に貢献できるよう最善を尽くします」とコメントした。

 サイスイードは24試合に登板し2勝8敗、防御率・5.03。「スワローズファンの皆さま、今年も日本一のファンでいてくれてありがとうございます!私と家族のサポートしてくれた皆さまへ感謝申し上げます。GO GO SWALLOWS!」とコメントした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

防御率0.57の丸山翔や10盗塁の並木もメンバー入り

ヤクルトは4日、宮崎県内で7日から行われる秋季教育リーグ「第21回みやざきフェニックス・リーグ」の参加選手を発表。奥川恭伸投手や並木秀尊外野手、丸山和郁外野手ら30人が名を連ねた。

投手では今季怪我から復帰し、6試合の先発で3勝1敗、防御率3.00だった23歳の奥川が参加。13試合の登板で9試合に先発し3勝4敗だった山野太一投手、27試合の登板で5ホールド、防御率0.57と活躍した26歳の丸山翔大投手が参加する。

野手では打率.205、1本塁打、4打点で10盗塁をマークした並木秀尊外野手や95試合に出場して打率.245、17犠打を決めた丸山和郁外野手らが実践経験を積む。

フェニックス・リーグは、7日から28日まで宮崎県の宮崎市、日南市、西都市、都城市で開催。ヤクルトは18試合を予定している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロ野球・オリックスは4日、「みやざきフェニックス・リーグ2024」に参加するメンバーを発表しました。

「みやざきフェニックス・リーグ」は10月7日~10月28日の22日間で行われ、日本のプロ野球チームや独立リーグの選抜チーム、韓国のプロ野球チームなどが参加します。

オリックスからは椋木蓮投手・山崎颯一郎投手ら22人が参加。2021年にドラフト1位で入団した椋木投手は今季1軍で10試合に登板し、防御率5.54としています。

山崎投手は昨季、チーム最多の53試合に登板しリーグ3連覇に貢献。今季は上半身のコンディション不良で5月末に戦列を離れており、それ以降1軍復帰はありませんでした。野手ではドラフト1位高卒ルーキーの横山聖哉選手がメンバー入りしています。

◇参加予定選手

【監督・コーチ】

小林宏、中垣征一郎、風岡尚幸、平井正史、小谷野栄一、小島脩平、松井佑介、山崎勝己、飯田大祐

【投手:10名】

椋木蓮、山崎颯一郎、東松快征、川瀬堅斗、小野泰己、入山海斗、寿賀弘都、大江海透、宮國凌空、芦田丈飛

【捕手:3名】

福永奨、堀柊那、村上喬一朗

【内野手:4名】

野口智哉、内藤鵬、横山聖哉、河野聡太

【外野手:5名】

元謙太、杉澤龍、来田涼斗、池田陵真、山中尭之

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中日は4日、「みやざきフェニックス・リーグ」(7日~28日)に参加するメンバー30人を発表した。参加選手は以下の通り。

【投手】根尾昂、石森大誠、福田幸之介、梅野雄吾、福島章太、石川翔、野中天翔、森山暁生、近藤廉、菊田翔友

【捕手】味谷大誠、山浅龍之介、石橋康太、日渡騰輝

【内野手】津田啓史、辻本倫太郎、石垣雅海、樋口正修、星野真生、川上理偉

【外野手】尾田剛樹、鵜飼航丞、濱将乃介、ブライト健太

【途中合流選手】梅津晃大、松木平優太(11日から合流予定)、田中幹也、村松開人、石川昂弥(16日から合流予定)、森博人(途中合流予定)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロ野球・阪神OBの掛布雅之氏(69)が4日、大手食品会社「ドール」の「もったいないバナナ」アンバサダーに就任し、都内で行われた同社の新プロジェクト発表会に登場した。

 ドールは、2021年から規格外のバナナを活用した「もったいないバナナプロジェクト」を展開。50社以上の企業と協業し、この規格外バナナを使った商品を開発するなど、社会課題の「食品ロス削減」に取り組んでいる。

 今回はこの取り組みを進化させ、新たな情報発信のアクションとして、一般消費者向けにスーパーなど小売店でもこの「もったいないバナナ」の販売を開始する。

 その際に、皮が虎柄になっているものを、関西エリア限定で「トラバナナ(R)」として商品化する。これにあたり「“トラ”と言えば“ミスタータイガース”こと掛布雅之さん。アンバサダーとして『もったいないバナナ』の価値や、おいしさを、広めていただきたい」(関係者)として、掛布氏が大役を担うことになった。

 登壇した掛布氏は、実際に規格外の「もったいないバナナ」を試食。「甘くてとてもおいしい。普通のバナナと何ら変わらないし、エネルギー補給になる」と絶賛し「アンバサダーに就任したからには、フードロスがでないように、いろいろな場面で発信していく」と積極的な活動を誓った。

 また、バナナに関するエピソードには「3カ月で12キロ減量した際、バナナに助けられた」と、バナナダイエットに成功した経験を告白。ほかにも「いつも車にバナナを2本くらい置いている。車内に良い香りが漂い、そしてバナナに黒い斑点が出たら食べる」と、芳香剤とおやつの二刀流の活用も明かしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リーグ3連敗中のJ1横浜Mは5日、アウェー柏戦(午後4時・三協F柏)に臨む。2日のアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)での快勝をいかにつなげるか。GK飯倉大樹(38)は「次に出る選手が同じようにトライしていくことじゃないかな。(好不調の)波は絶対あるから、その波をみんなで乗り越えていくっていうのが大事だと思う」と言った。

 ACLEの蔚山(韓国)戦では公式戦8試合ぶりの無失点。「勇気を持って高いラインで頑張って。怖いところをみんなで埋めたっていうのはでかいんじゃないかな。ここ最近ちょっとずるずるラインを引いちゃったりしていたから」。まだ1試合ではあるが、ベテランGKは変化の兆しを感じ取る。

 「頑張る」。言葉にすれば抽象的だが、苦しいときにあと一歩踏み出す。それを導くのは年長者の務めである。

 「こうやってベテランが出ている意味って、そういうところを支えること。いろいろと経験させてもらってるから、それを還元する場だよ。俺は」。語り口はいつも通り、軽妙。だが端々に使命感がにじむ。「(水沼)宏太とか(小池)龍も途中から入って引っ張ってくれるのも責任感から出てくるもの」

 蔚山戦で4点目のゴールを決めたMF水沼はこう指摘した。「緩んでいる練習が今年はたくさんあった」。そこに停滞の要因を肌感覚で悟り、好転の糸口を探す。

 首位広島との勝ち点差は20。J1の戦いは秋風が漂うが惰性で進むわけにはいかない。34歳の水沼は力を込めた。「僕自身はこの連戦で最後の5分ぐらいしか出られないのはやっぱり悔しい。もっともっとプレータイムを増やせるように負けずに頑張りたい」

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦