◆パ・リーグ日本ハム2―1楽天(26日・エスコンフィールド)

 楽天の古謝樹投手が6回6回5安打2失点で7敗目(5勝)を喫した。

 チームが1点を先制して迎えた初回、万波を遊ゴロ、田宮を三ゴロ、清宮を空振り三振と、日本ハム打線を三者凡退に仕留める立ち上がりを披露した。しかし4回、レイエスに同点ソロを浴び、6回には清宮に勝ち越しソロを許した。古謝は「結果だけみれば試合を作ったかに見えるけど、1点を争う中で無駄な1点が最後まで響く事は何度も経験している。もうちょっと無駄な失点さえなければ」と悔やんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

D4―12巨(26日) 巨人が大勝

 

巨人が18安打12得点と大勝した。一回に吉川の適時打などで3点を先行し、二回は長野の2点打などで3得点。6―4の四回は岡本和と坂本の一発で突き放した。横川が三回途中から2回1/3を完璧救援で3勝目。DeNAは惨敗だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

● DeNA 4 - 12 巨人 ○
<24回戦・横浜>

 首位・巨人が26日に行われたDeNA戦に12-4で勝利し、優勝マジックを1つ減らして『3』とした。

 巨人は初回、吉川尚輝、岸田行倫の適時打で3点を先制すると、2回には長野久義の適時打などで3点を追加。2回表終了時点で6-0と大量リードも先発・山﨑伊織がピリッとせず3回途中4失点で降板した。

 6-4の4回に岡本和真の第27号ソロ、坂本勇人の第7号2ラン、5回には岸田、門脇誠の適時打が飛び出しリードを広げた。投手陣は山﨑伊織が降板後、横川凱、赤星優志、船迫大雅、平内龍太が無失点に抑えるリレーで逃げ切った。

 26日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA-巨人』で解説を務めた真中満氏は、「ジャイアンツはここのところ打てない感じのイメージで昨日も敗れましたし、今日は打者陣が吹っ切れるゲームになったかもしれませんね。岡本選手にホームランが出ましたし、坂本選手も打ちましたし、みんなでつないで点数も取れましたし、いいイメージで明日から戦えそうな巨人に見えましたね」と振り返り、「昨日と今日でバルドナード、大勢も休ませられたので、そういう意味ではいい勝ち方ですよね」と話した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「日本ハム2-1楽天」(26日、エスコンフィールド)

 日本ハムが6年ぶり、新庄監督就任3年目で初のCS進出を決めた。決定の瞬間は両手を挙げてガッツポーズし、喜びを爆発させた。

 悲願のAクラス入りを決めた新庄監督だが、試合後、来季の続投については「まださっぱりビジョンは浮かんでこない。僕の中では。シーズン終わってから?ですね」と語った。

 就任当初は批判にさらされた指揮官。2年間は結果がなかなか出なかった時期を経て、花開かせた。「それがないと作り上げられないと思っていた。そういう批判とか。それは僕の頭の中のストーリーで分かっていたこと。最後見ておいてねと。2年間そういう形で野球して成長させて、ここで納得をさせる。今、納得してくれている野球ファンの人たちはあそこからここまで作り上げてきた、に変わっていると思う」と、うなずき、「僕のやり方をやってもらえれば3年で作れますよというのは、プロ野球のために、プロ野球を変えたいと言った1つではありますね。まあなかなか監督業は1、2年で成績出ないとクビ切られるわけじゃないですか。それを我慢して自分を信じて作り上げていく、自分との戦いはしないといけない。何と言われようが。僕は家族がいないからまだいいんですけど。家族、子供がいると批判とかに耐えられないのは分かる。信念をもってやり通す。そういうのが大事ですね」と、語った。

 ここまで信念を貫き通せた理由として「吉村(統括本部長)さんのひと言。1年目のキャンプ入る前のスタッフミーティングで『新庄監督の言うことは絶対です』といってくれた。あの言葉がなかったら、途中で折れていたと思う。特に2年目のガタンと落ちていた時に」と語り、「恩返しはとりあえずできたかなと。僕なりには思います。(自身の野球を体現するチームの)完成度、もう十分です。100%。だって、どんだけ年俸違うの?よそのチームと。そのメンバーをここまでしたのは100点ですよ。ちょっと驚いてる自分でも」と、胸を張った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【27日の予告先発】巨人・井上温大―中日・梅津晃大、広島・大瀬良大地―阪神・大竹耕太郎

 

 【JERA セ・リーグ】

 ◆巨人・井上温大―中日・梅津晃大(18時・東京ドーム)

 ◆広島・大瀬良大地―阪神・大竹耕太郎(18時・マツダスタジアム)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

● 広島 4 - 6 ヤクルト ○
<22回戦・マツダスタジアム>

 ヤクルトは投打が噛み合い3連勝。広島戦も4連勝となった。

 ヤクルト打線は初回、二死からサンタナが右前打で出塁すると、続く村上が豪快な一撃。広島先発・床田の甘く入ったツーシームを捉えた打球は、バックスクリーンへに飛び込む先制の33号2ランとなった。

 村上はこれで10日の中日戦(バンテリンD)から15戦10発。5回の第3打席では左翼への適時二塁打を放ち、この試合3打点目をマークした。これで今季通算33本塁打&86打点。リーグ2冠へまた一歩近づいた。

 打線は村上の適時二塁打で4点目を奪ったあと、6番・山田、7番・丸山の連続適時打で2点を追加。5回までに6点を挙げ、広島先発・床田をノックアウトした。

 先発の吉村は要所を締める投球で、7回途中10安打3失点の力投。これで9月は4戦4勝で今季通算9勝8敗となり、自身初の2ケタ勝利に王手をかけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「日本ハム2-1楽天」(26日、エスコンフィールド)

 日本ハムが6年ぶり、新庄監督就任3年目で初のCS進出を決めた。決定の瞬間は両手を挙げてガッツポーズし、喜びを爆発させた。

 試合後、新庄監督は「めちゃくちゃ疲れましたね。今年の1つの目標とする、最低でもCSに行くという目標を、ほんとう可愛い選手たちが叶えてくれて、もう感謝しても感謝しきれない」と、やや枯れた声で語った。

 3戦連続完投でCSに導いた伊藤については「きょうのピッチングでファイターズのピッチャーの中で一番野球のうまいピッチャーになりましたね。エースではないです、まだ。彼はもっともっと上を目指せるピッチャーなので。球界のエースになる素質が十分なので。いつも伊藤君が先発の時は九回まで伊藤君っていうことを決めている」と称賛。打のヒーローとなったレイエス、清宮については「この3番4番っていうのは、この1カ月半くらい前からこの並びはチームに勢いをつけてくれるし、何かやってくれる雰囲気はあるし、この2人に回せばという意識もあるし、でも三番の子は、九回ファーストを守っているのにサードに行こうとしたからまだ褒められないですね」としつつ、清宮が決めたことに「何かね、持っているのかな~」と、うなずいた。

 この3年間の成長については「僕が監督をさせてもらってこの2年間は僕を信じて野球に取り組んでもらって、いろんな野球を教えながら成長してもらって、3年目は僕が選手を信じて任せる、信じた結果がこの成績になった。それだけですね」とうなずいた。

 CSに向けては「正直、僕の中では優勝できなかったら2位も3位も一緒だなと。CSに出ることが大事なので、ここからまたどうなるかわかんないですけど、頭の中ではクライマックスを跳び越えて日本シリーズに出るって事しか考えていない。そのへんは選手達もそのつもりなので。クライマックスを勝つつもりでは上を目指せないのでその気持ちを伝えたい」と、見据えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤクルト3連勝=プロ野球・広島―ヤクルト

ヤクルトが3連勝。一回に村上が先制の33号2ラン。五回は敵失や村上の適時二塁打などで4点を奪って突き放した。吉村は七回途中3失点で9勝目。小沢が10セーブ目。広島は今月4度目の4連敗。床田が粘れず、打線もつながりを欠いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロ2―4オ(26日) ロッテ、逸機で敗れる

 

 

ロッテは好機を生かせず敗れた。2―3の七回1死満塁でソトが遊ゴロ併殺打に倒れるなど決定打が出なかった。カイケルは6回3失点で3敗目。オリックスは連敗が3で止まった。曽谷は6回2失点で粘り、7勝目を挙げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広4―6ヤ(26日) 村上先制2ランで主導権

 

 

ヤクルトが一回に村上の2ランで主導権を握り3連勝。村上は五回に適時二塁打を放ち2安打3打点。6回2/3を3失点の吉村が自身4連勝で9勝目。広島は4連敗で5月以来の借金1。相手を上回る13安打を放ったが後手に回った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ロッテ2-4オリックス」(26日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテは決定打が出ず敗戦となった。

 初回は2死一、二塁としたが無得点。五回、六回は犠飛で1点ずつ返した。2-3の七回には、安打と2四死球で1死満塁としたが、ソトが二塁への併殺打に倒れ好機を逃した。

 先発・カイケルは毎回得点圏に走者を背負ったが、粘りの投球だった。6回7安打3失点とし「ランナーは出しましたが、要所はしっかり押さえゴロを打たせるピッチングでなんとか最低限の仕事はできたかなと思います」と振り返った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ロッテ2-4オリックス」(26日、ZOZOマリンスタジアム)

 5位が確定しているオリックスが、連敗を「3」で止めた。

 先発の曽谷が6回5安打2失点と好投し、チームトップタイの7勝目を挙げた。自身の最終イニングとなった2点リードの六回は1死二、三塁とピンチを招き、佐藤に左犠飛を献上したが、その後なんとか1失点で踏ん張った。「今年最後の集大成だと思って、来年につながる試合にしたい」と意気込んでいた中、106球の熱投を演じた。

 今年ドラフト6位で入団した古田島が、50試合登板に到達した。2点リードの八回から登板。ポランコ、佐藤を抑えた後、中村奨に左前打を献上。その後、代打・角中の打席では自身の暴投で2死三塁とピンチが広がったが、最後は空振り三振に仕留めた。これで防御率は0.79だ。

 新人王争いは9勝を挙げている西武・武内、6勝を挙げている日本ハム・金村と競争する立場だが、このまま50試合以上登板&防御率0点台ならパ・リーグ新人初の快挙を達成することとなる。残り5試合も0を重ねていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

清宮は「9回ファーストを守っていたのに、サードにいこうとしていた」

■日本ハム 2ー1 楽天(26日・エスコンフィールド)

日本ハムは26日、エスコンフィールドで行われた楽天戦に勝利し、6年ぶりとなるクライマックスシリーズ進出を決めた。Aクラス入りは2018年以来、6年ぶり。2年連続最下位だった新庄剛志監督にとっては初となる。試合後には「めちゃくちゃ疲れましたね。最低でもCSにいくという目標をかわいい選手たちが叶えてくれて感謝してもしきれないくらいの気持ちでいます」と笑顔を見せた。

2戦連続の完封勝利を挙げていた先発の伊藤大海投手だったが、いきなりつかまった。初回2死一、三塁から浅村栄斗内野手に左前適時打を浴びて自身23イニングぶりの失点。2回も無死一、二塁とピンチを招いたが無失点で切り抜け、その後は得点を許さなかった。打線は4回に2死からフランミル・レイエス内野手が打った瞬間に確信する24号ソロで同点とし、6回1死からは清宮幸太郎内野手に値千金の13号ソロが飛び出した。

清宮の決勝弾について指揮官は「9回ファーストを守っていたのにサードにいこうとしていたのでまだ褒められない。びっくりしましたよ。サード用のグラブ持ってるじゃないかって。らしいなって。ハハハ。最後は清宮が? もってんのかな~」と話した。

リーグ単独トップとなる14勝を挙げた伊藤については「今日のピッチングでファイターズのピッチャーの中で一番野球のうまいピッチャーになりましたね」と褒めながらも、「エースではないです、まだ。彼はもっともっと上を目指せる投手。球界のエースになる素質は十分あるのでまだ褒めるわけにはいかないです」とコメントを残した。

クライマックスシリーズでの戦いについて問われると「正直、僕の中では優勝できなかったら2位も3位も同じだな。CSに出ることが大事なので、ここからどうなるか分からないですけど、もう頭の中ではCSを飛び越えて日本シリーズに出るということしか考えていないので。その辺は選手たちも全員その気持ちで、CSをまずは勝たないといけないという気持ちだと上を目指せないので。皆にもそういう気持ちを伝えたいなと思います」と話した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「DeNA4-12巨人」(26日、横浜スタジアム)

 巨人が18安打12得点と打線大爆発で快勝。優勝マジックは1減で「3」となった。最短Vは28日。

 2番・中堅で出場したオコエが攻守で活躍した。守備では初回無死一塁から中前打を打たれたが、オコエが三塁へレーザービーム。梶原を刺し、大きなアウトを奪った。五回は宮崎のライナーに素早く反応し、スライディングキャッチで投手をもり立てた。

 打撃では初回に犠打をしっかり決めると、3安打の大暴れ。阿部監督はオコエの起用について、「神様に言われました」とニヤリ。付け加えるように「ヘッドコーチとかの推薦もあった。守備でも躍動してくれたので」とうなずいた。

 攻守に波があるのは課題だが、要所での活躍も目立つ。貴重な戦力となっているが、阿部監督は「明日、調子に乗らずやってほしいなと思います」と引き締めることも忘れなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ついに借金1…。負の連鎖はまだ止まらず。26日、広島はヤクルトに4―6で敗れ、今月4度目の4連敗。5月7日以来となる借金生活に転落した。

頼みの先発・床田寛樹(29)が、踏ん張りきれなかった。初回に敵の4番・村上に先制2ランを被弾後は、4回までにスコアボーロに「0」を並べていたが、5回に味方の失策から大きく崩れてしまった。無死一、二塁からサンタナの三遊間への平凡なゴロを三塁手の小園が後逸。併殺も狙えた打球が一転、手痛いタイムリーエラーとなり3点目を失うと、ここから燕打線の猛打にさらされた。なおも無死一、二塁から村上に左中間適時打、一死後には山田、丸山和にも連続適時打を許し、今季自己ワーストの6失点(自責4)。2試合連続でKO降板となり「見たまんまです。実力不足です」(床田)と肩を落とした。

赤ヘル打線は6点のビハインド直後から、最終回までに何とか4点を返す〝意地〟を見せ、敵を上回る13安打を放ったものの、試合を形成逆転するまでには至らず。

これで今月3試合を残し、9月は4勝18敗。球団ワースト記録の月間19敗が迫っていることについて、新井貴浩監督(47)「そこは考えずに、また明日の試合ということで」とまずは、一戦必勝で負のループを脱出を強調したが…。あす27日から阪神→巨人→中日と続く本拠地での連戦中に何とかチームを立て直したい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中国外務省の林剣副報道局長は26日の記者会見で、海上自衛隊の護衛艦が台湾海峡を通過したことについて「中国は日本側の政治的意図を非常に警戒しており、既に厳正な申し入れをした」と述べ、抗議したことを明らかにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERA セ・リーグ DeNA4―12巨人(26日・横浜)

 巨人が前夜の完封負けから一転、先発全員の2ケタ安打、2ケタ得点でDeNAを破り、リーグ優勝へのマジックを「3」とした。“リフレッシュ抹消”から中12日で先発した山崎伊織投手は6点の援護をもらいながら、3回途中4失点で降板したが、2番手で登板の横川凱投手が2回1/3を完璧リリーフ。打線は岡本和真内野手と坂本勇人内野手のアベック本塁打などで追加点を挙げ、DeNAを突き放した。

 直近3試合27イニングで1得点と苦しんでいた打線が1回に3点を奪った。先頭の丸佳浩外野手がDeNAの先発左腕・ケイ投手から左翼線二塁打。この試合2番に入るオコエ瑠偉外野手が送りバントを決め1死三塁とすると、吉川尚輝内野手が「とにかく後ろに繋ぐ気持ちで必死にいきました」と詰まりながら左前タイムリーを放ち、23日の阪神戦の7回以来12イニングぶりとなる得点を挙げた。

 岡本和真内野手も左前打で続き、スタメンで5番に入った長野久義外野手の初球に吉川が三塁盗塁を決め、長野は四球を選び1死満塁。坂本勇人内野手は投ゴロだったが本塁との併殺崩れで一塁に残り2死満塁。ここで、岸田行倫捕手が「チャンスだったので積極的にいきました」と左翼線に2点二塁打を放ち、3点目を奪った。

 山崎伊の立ち上がりを、オコエ瑠偉外野手ファインプレーで救った。1回、先頭の梶原昂希外野手に中前打、続く牧秀悟内野手にも中前打を許したが、三塁を狙った梶原を中堅・オコエが三塁へストライクの返球で刺すスーパープレー。無死一、三塁の大ピンチになるところが1死一塁となり、後続を打ち取り無失点で切り抜けた。

 巨人が2回に追加点。1死から丸が2打席連続ヒットとなる左翼線二塁打、オコエは右前打で続き、二塁盗塁も決め二、三塁。2死から岡本和の申告敬遠で1回に続き2死満塁のチャンスを作ると、長野は詰まりながら中前に落ちる2点タイムリー。リードを5点に広げ、DeNAの先発・ケラー投手をノックアウト。さらに2番手・上茶谷大河投手に対し、一塁走者・長野が二塁盗塁、二塁への送球の間に三塁走者・岡本和が本塁への盗塁を決め、ダブルスチールで6点目を挙げた。

 6点のリードをもらった山崎伊が2回に一発を浴びた。先頭の宮崎敏郎内野手に右翼ポール際のスタンドに運ばれる13号ソロ本塁打を打たれ、1点を返された。

 山崎伊が3回に一気に3点を失った。先頭の梶原に左前打、1死から佐野恵太外野手には右前打打たれ一、二塁。2死から宮崎に中前打を許し、梶原が2点目のホームイン。さらに桑原将志外野手に左中間へ適時二塁打され3点目。なおも伊藤光捕手の左前打で4点目を奪われ、6点あったリードが2点に縮まった。

 ここで山崎伊は降板となり、2番手で横川凱投手が登板。なおも2死一、三塁のピンチだったが、横川は森敬斗内野手を空振り三振に打ち取り、見事な火消しで踏ん張った。

 2点差に迫られた巨人が直後の4回に一発攻勢で3点を追加した。先頭の岡本和真内野手は「取られた後だったので、絶対取り返すと強い気持ちで打席に入りました」と上茶谷のスライダーをとらえ、20日の広島戦(マツダ)以来の一発となる左翼スタンドへの27号ソロ本塁打。さらに、中前打の長野を一塁に置いて、坂本勇人内野手も左翼スタンドへ7号2ラン本塁打を放ち、9点目を挙げた。

 巨人は5回にも3点を追加した。1死から吉川が粘って四球で出塁。岡本和はこの試合3安打目となる左前打で続き一、二塁。2死から坂本のボテボテの当たりが三塁内野安打となり、この試合4度目の2死満塁のチャンス。ここで岸田行倫捕手の遊撃内野安打で吉川が10点目のホームイン。門脇誠内野手の中前打で岡本和、坂本が生還し、12点目を挙げた。

 巨人の救援陣は5回まで横川が追加点を許さず。6回以降も赤星、船迫、平内とつなぎ、DeNAの反撃を無失点に抑えて大勝した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ソフトバンク2-4西武」(26日、みずほペイペイドーム)

 ソフトバンクが九回逆転負けで連勝は5でストップした。

 先発の有原が8回4安打1失点9奪三振の好投をみせたが、1点リードの九回に登板した守護神オスナが4安打を浴びる大誤算でまさかの3失点。逆転を許した。最多勝争いを繰り広げる有原は14勝目の権利を持って降板したが、まさかの暗転となった。日本ハムの伊藤がこの日14勝目をマークしたため、タイトル争いで一歩後退した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERAセ・リーグ 広島4―6ヤクルト(26日・マツダスタジアム)

 広島は9月だけで4度目の4連敗を喫して球団31年ぶりでワーストまで1敗に迫る月間18敗目(4勝)となり、5月7日以来の借金1を背負った。先発・床田が今季最短タイ&ワーストの5回6失点と粘れず、プロ初3番の矢野が2打点も、勝利にはつながらなかった。3位・DeNAとの1・5ゲーム差に変動はないが、残り7戦で昨季2位を下回る3位以下が確定した。新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。

 ―床田投手は初回被弾もあったが、5回に粘れなかった

 「まあ、ミス(適時失策)もあった。本人は分かっていると思うし、全体的にちょっと高かったというね。また次に備えてもらいたいと思います」

 ―2番手は21日の本拠・巨人戦の先発から中4日のアドゥワ投手を起用した

 「最近ブルペンに負担がかかっている。2イニングいってもらいたかったから、アドゥ(アドゥワ)にいってもらいました」

 ―配置転換の意図

 「ちょっと(先発投手が)早い回で(降板)というのが結構出てきている。ブルペンに負担がかかってくるので、そこをカバーしてもらいたいと」

 ―スタメンに田村選手、林選手と若手を起用した

 「タム(2安打の田村)良かったね。いいバッティングだったし、守備の方も良かったです」

 ―初めて3番起用した矢野選手が2打点

 「どうしたらつながっていくのかな、点が入るかなというところで、矢野はなんでもできるので、という意味合い。小園にチャンスをつなげてもらいたいイメージで(3番に)入ってもらいました」

 ―1軍昇格した中村奨選手が代打からそのまま守備に。残り試合は若手を積極的に起用しながら

 「そうだね。そう考えている」

 ―月間18敗となった

 「そこは考えずにまた明日の試合、ということで頑張りたいと思います」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ ロッテ2―4オリックス(26日・ZOZOマリン)

 ロッテのダラス・カイケル投手は26日、本拠のオリックス戦に先発し、6回7安打3失点で3敗目を喫した。

 「走者は出しましたが要所はしっかり抑えて、ゴロを打たせる投球で何とか最低限の仕事はできたかなと思います」と前向きなコメント。4位の楽天も敗れたため、ロッテの3位は変わりなかった。

 吉井監督は「相手の先発(曽谷)が高めに投げてこず、チャンスボールがなかった。そこを何とかしなくてはいけないのが打線ですから」と渋い表情で敗戦を振り返った。27日は試合がなく、「あさってからしっかりやります」と28日の西武戦(ベルーナD)に向けて、気持ちを切り替えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「日本ハム2-1楽天」(26日、エスコンフィールド)

 楽天はロースコアの接戦をものにできず連勝ストップ。3位浮上を逃した。今江敏晃監督は「一、二回ですよね。あそこで点を取れていたらよかったんですけど」と振り返った。

 序盤でたたみかけられなかった。初回、浅村の適時打で先制も、1点止まり。二回は連打と犠打で1死二、三塁の絶好機を作ったが、一本が出なかった。三回以降は、日本ハム・伊藤が完全に立ち直りゼロ行進。「最多勝投手なので簡単には点は取れないし、強気で押してくるので、流れ的にもだんだん行ってしまった」と悔やんだ。

 徐々に試合の流れが傾く中で、先発の古謝は四回、レイエスに同点ソロを被弾。さらに六回には清宮に決勝弾を浴びた。レイエスの今季24本中、楽天戦では8本目。チームとしてもエスコンフィールドで12試合、13本のホームランを浴びた。

 指揮官は「この球場で、ホームランにかなり泣かされた。打たれるバッターに打たれてしまっている。絶対に長打を打たれていけない部分があるので、バッテリーで考えてもらわないとこういう試合になる」と語った。

 3位・ロッテも敗れたため、ゲーム差は1のままだが、逆転でのCSへ苦しい戦いは続く。指揮官は「残り試合を必死に一つ一つ戦っていくしかない」と話し、球場を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト 6-4 広島(26日、マツダスタジアム)

広島はヤクルト打線の猛攻を抑えられず、敗れました。

この日の先発は床田寛樹投手。キャリアハイの12勝目を目指して好投を披露したい中で初回からヤクルト打線の猛攻を受けます。初回、2アウトからヤクルトの3番・サンタナ選手にライト方向へのヒットを浴び、4番・村上宗隆選手のバックスクリーンへの2ランで、2失点とします。

5回には、守備の乱れと相手打線の3本のタイムリーが重なり4失点。床田投手は5回111球を投げ、今季最多の6失点でマウンドを降りました。

援護したい広島打線はその裏、ここで打線のつながりを見せます。ヤクルトの先発・吉村貢司郎投手の前に、秋山翔吾選手が四球で出塁。さらに坂倉将吾選手がライトへの2塁打でチャンスを広げますし。ここで矢野雅哉選手がライト方向へタイムリーを放ち、ランナーが生還。2点を返しました。加えて7回には、2アウト1・2塁から小園海斗選手がセンターへのタイムリーヒットを放ち、3点差に迫ります。

さらに土壇場の9回、秋山翔吾選手がホームランにあとわずか及ばなかったものの、フェンス直撃の3べースヒットを放ち、坂倉将吾選手の犠牲フライで生還。2点差に迫ります。しかしこの時点ですでに2アウト。続く矢野雅哉選手がピッチャーゴロに倒れ、ゲームセットとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「日本ハム2-1楽天」(26日、エスコンフィールド)

 日本ハムが6年ぶり、新庄監督就任3年目で初のCS進出を決めた。指揮官は決定の瞬間、両手を挙げてガッツポーズし、喜びを爆発させた。先発に伊藤は3戦連続完投の9回1失点でリーグトップの14勝目。レイエスの24号同点弾、清宮の勝ち越し13号ソロで逆転した。

 お立ち台にはその3人が上がり、レイエスは「ファースト、ファンズ、おめでとう」とファンを祝福。「本当にファイターズでプレーできて光栄です。ファンの皆さん、チームメイト、いい人たちに囲まれて、幸せです。(本塁打は)スイングルームで、江越選手、マイティーチャーである細川選手と話してまして、思ってた球とは違ったが打つことができた。本当にCSは1つの目標。達成できたのはよかった」と、うなずいた。

 清宮は「なんとしても大海さんに勝ちを付けるという気持ちで臨んでいたので、よかった。最後の一押しはファンの皆さんの声援で伸びてくれた。ミスなくとらえられたのはよかった。まずクライマックス決められたのはよかった。まだ戦いは続いてる。ここ(エスコン)で戦うこと。そこに向けてみんなで1つになって戦っていきたい」と、誓った。

 伊藤はこの日、13勝で並んでいたソフトバンクの有原が14勝目の権利をもって降板していたが、九回にオスナが打たれて逆転負け。この結果、伊藤が最多勝に大きく前進する形となった。「(CSの懸かるマウンドに)そういうシーンがすごく好き。意気に感じてマウンドに上がった」と明かし、「モーレ(レイエス)は僕の試合でこれで7本目。(清宮は)去年ファンフェスで、僕の試合で打ちますと言っていたので、それをしっかり実行してくれました」と打のヒーロー2人に感謝。CSに向けて「チームとしてもいい形で航海を進められている。もっともっといい波にいい風に乗って進んでいきたい」と、力を込めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

● 広島 4 - 6 ヤクルト ○
<22回戦・マツダスタジアム>

 広島は反撃及ばず、9月に入り4度目の4連敗。9月はこれで4勝18敗となり、ついに借金生活に入った。

 先発の床田は初回、二死から3番・サンタナに右前打を許すと、続く村上に中越え2ランを浴び先制点を献上。2回から4回まではゼロを並べたものの、5回は無死一、二塁のピンチでサンタナを併殺コースの三ゴロに仕留めたかと思われたが、三塁手・小園が打球を後逸。これが適時失策となり3点目を失った。

 その後も3本の適時打を浴び、直後の攻撃で代打を送られ降板。床田は今季自己ワーストとなる5回8安打6失点(自責点4)の内容で8敗目(11勝)を喫した。

 打線はプロ入り初の3番に入った矢野の右前2点適時打などで5回以降に4点を返すも、反撃及ばずヤクルト戦も4連敗。9月2日時点で今季最多の貯金14を保持したいたが、翌3日以降から黒星を重ねついに借金1となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロ野球セ・リーグは26日、阪神のクライマックスシリーズ(CS)進出が決まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

降格圏に沈むジュビロ磐田、残留への希望つなぐキーマンに注目

J1リーグも残すところ7節となり、佳境を迎えている。ジュビロ磐田は勝ち点32、17位の湘南ベルマーレより消化試合が1試合多い状況で、得失点差で18位となっている。いまだ降格圏にいるが、J1残留に向けた士気は上向いている。国際Aマッチによる中断明けの直近2試合ではアウェーで柏レイソルに2-0の勝利、故サルヴァトーレ・スキラッチ氏の追悼試合でもあったヤマハスタジアムでのアビスパ福岡戦はスコアレスドローに終わったが、2試合連続での無失点は4月以来となった。

開幕前には“勝ち点40以上”を掲げていた横内昭展監督からも「我々は勝ち点を拾ってJ1に生き残るというところが大目標にある」という言葉が出ているように、チームは残留という1つの目標に向けてやるべきことが明確になって来ている状況だ。そのための大前提として横内監督が重視するのは前半のうちに失点しないことだ。

Jリーグの傾向としては前半よりも後半のほうが失点は増えるものだ。心身の疲労や相手の交代策、勝ち点3を目指して展開がオープンになることなど、理由はさまざまだが、磐田の場合はこれまで前半24失点、後半25失点とほぼ変わらない。例えば前節の相手だった福岡が前半11失点、後半22失点と倍の差があるのとは明らかな違いがある。

実際、これまで前半に先制点を奪われた試合は2勝1分12敗と惨憺(さんたん)たる結果になっている。見方を変えれば前半にリードされなければ、6勝5分2敗と勝ち越せているのだ。柏戦と福岡戦はそのハードルをクリアできての結果でもあるが、福岡戦では守備意識の高さと攻撃面でのダイナミックさをうまく両立させることができなかった。

磐田の場合これまでの失点を招いていた理由の1つが、ビルドアップのミスでボールを失ってから守備が後手になってしまうことだった。そこで一発のカウンターは凌げても、2次攻撃やセットプレーから失点するケースも含めて、その部分が解決されれば前半の失点を減らせるのは明らかだった。自陣からのシンプルなパス出しやジャーメイン良などFW陣へのロングボールを使った攻撃が、前半から増えているのもそのためだ。一方、前線に起点ができてからの攻撃も大胆さを欠く傾向が出ているのは課題だ。

「得点できるクロスを彼は上げてくれる」…同僚が太鼓判押す助っ人の存在

ジャーメインと2トップを組むFW渡邉りょうも「最後のところでどれだけ勇気持って、チャレンジしていけるかというとこだと思うので。そこで攻め続けない限り、トライしていかない限り得点が増えていかない」と語る。今のままやり続けても、アバウトなロングボールのこぼれ球を押し込むなど、事故的なゴールはどこかで生まれるかもしれない。しかし、おそらく残留に向けて8試合で勝ち点10ぐらいは積み上げる必要があることを考えても、意図的な得点というのも必要になってくる。

福岡戦でもそれが全く出ていなかったわけではないが、相手の堅い守備もあり、ゴールに結び付けられなかった。ジャーメインは「自分や(渡邉)りょうのところで起点を作れた時に、出て行くスピードやダイナミックさ、動きの質は必要になる」と主張するが、そこでゴールをもたらすキーマンになってきそうなのが、夏に加入したジョルディ・クルークスと左サイドハーフで2試合スタメンが続く高畑奎汰だ。

クルークスは右サイドからのカットインと鋭いシュート性の左足クロスを得意とする。基本は攻守バランスに優れる松本昌也が右サイドハーフのスタメンで出て、勝負の切り札としてクルークスが後半に投入されるのが1つのパターンになっているが、その良質な左足を十分に生かせているとは言い難い。高速のボールに味方の選手が合わせ切れていないためだ。

クルークスの左足を“リーグNo.1”と認めるジャーメインは「だいぶタイミングが分かってきたというか。触れそうなシーンもあったので。触れなかったんですけど、あれに触れていれば1点なので。あのタイミングで来るということで、次しっかり合わせられるように。相手は嫌だと思うので、いいタイミングで入っていければ」と前向きに語る。

セレッソ大阪でクルークスと同僚だった渡邉は「ジョルディが入ればもちろん、それ以上にエネルギーを持って攻撃をしようという横さんからのメッセージでもあると思う」と前置きしながら「質の高い速いクロスを上げてくれるので。前の選手がそこに入り込めば、先に触りさえすれば得点できるクロスを彼は上げてくれる。ゴールに迫るクロスというのは相手も嫌ですし、その分、ミスしたら失点にすぐつながる。ドンピシャのタイミングで、120%のスピードでようやく触れる。80%ぐらいだと絶対触れない」と強調する。

第26節の鹿島アントラーズ戦(2-1)で同点ゴールをもたらしたのはクルークスから山田大記への高速クロスだったが、似たスチュエーションはその後の数試合でも生まれており、日頃から練習で一緒にやっている味方の動きが合いさえすれば、得点を生み出せる可能性は高い。もちろんクルークスが直接決めるケースも含めて、次のアウェー名古屋グランパス戦も含めた鍵になりそうだ。

残り8試合、2人のレフティーを生かし狙う「勝ち点3」

もう1つは左サイドの高畑を生かした攻撃の形で、こちらは前半のうちに得点を奪うためのカギとしても活用していきたいところだ。福岡戦での2本のミドルシュートなど、インサイドに流れたところでの危険なプレーは何度か見せているが、左サイドを抉って左足でクロスをジャーメインや渡邉に合わせるようなシーンが、これまでの柏戦と福岡戦ではなかなか出なかった。

ジャーメインは「(左サイドバックの松原)后がボール持った時に、いいアクションを起こして、もらえればクロス上げられそうなシーンあった」と振り返る。高畑は右サイドからの攻撃に対して、左側からゴールに入る形でも、何度か得点になりかけたシーンに絡んでおり、守備でハードワークしながら攻撃のオプションとしてもより機能できれば、終盤戦の磐田に勝ち点3をもたらす可能性は十分にある。

直近2試合で周囲からの評価を高めている高畑も「やっぱり得点やアシストで結果出さないといけないですし、今やってることは当たり前にやらないといけない。ここからは自分の良さをもっと出して、結果につなげられるようにしたい」と決意を新たにしており、名古屋戦では攻撃面で勝負を決定付けるプレーに期待したいところだ。

もちろん、クルークスや高畑の得点に直結する活躍は磐田の勝ち点3に大きく関わってくるが、やはり4-4-2というシステムで戦っている以上は彼らが作ったチャンスをゴールに結び付けるストライカーの仕事がなければ、残留可能な勝ち点を積み上げるのは難しい。

「自分はやっぱり点を取りたい気持ちはあるので。あと8試合ですけど、20点ぐらい取れるように頑張りたいなと思います。あとは自分がもう1つ状態を上げて点を取れれば、勝ち点1が3になって、残留にも持ち込めていくと思う」とジャーメイン。クルークスと高畑という2人のレフティーを生かしながらジャーメイン、渡邉、マテウス・ペイショットといったFW陣が得点を決めて、磐田に勝ち点3をもたらすことができるか注目だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「東都大学野球、青学大6-5日大」(26日、神宮球場)

 青学大が逆転サヨナラで日大とのシーソーゲームを制し、勝ち点2を獲得した。

 日大の初回先制で幕を開けたが、それぞれのチームが2度の逆転劇を見せ、1点ビハインドで迎えた九回。今秋ドラフト候補・佐々木泰内野手(4年・県岐阜商)がマークした右中間への二塁打を起点に2死満塁と好機をつくると、渡部海捕手(2年・智弁和歌山)が左翼線にサヨナラ2点適時打を放ち死闘に終止符を打った。

 渡部は3投手をリードし5失点という結果を「逆転した後に取られてはいけない点を取られてまた逆転されて、自分の中ですごく反省しています」と受け止めつつ、「チャンスで絶対回ってこいと思っていたので、最後決められて良かったです」と笑顔を見せた。

 また、先頭で長打を放った佐々木について安藤寧則監督は「やっぱりやってくれた。ベンチも信じていたと思う。きっと何か起こしてくれるだろうと期待していました」と評価した。

 この日は今秋ドラフト1位候補の西川史礁(みしょう)外野手(4年・龍谷大平安)が前日に右手指に死球を受けた影響で大事をとって欠場。指揮官は「トレーナーも診て、指先なので『100%でいけない』ということだったので。骨折とかではないと思う。明日、念のためレントゲン検査を受ける」と状態を明かした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NHK名古屋放送局の亀蔦なごみキャスターが25日、ウエスタン・リーグ中日-広島の試合で“ガチ”始球式を行った。

 中日のユニホームを着用し、マウンドへ。1年間、練習に練習を重ねて投じた一球は立ち上がった捕手のミットにノーバウンドで届き、球速は81キロを計測した。

 NHK名古屋放送局の「まるっと!」に出演している亀蔦キャスターは昨年、名古屋放送局の女性アナウンサー・DJによるスピードボールコンテストで優勝。中日-阪神(バンテリンドーム)の始球式にも登板した。

 当時は86キロを計測し、その後は100キロを目指して練習を積んでいた。毎朝の特訓でブルペンでの投球では自己最速90キロを計測したことも報告。ただ、本番で最速の更新とはならなかった。

 亀蔦キャスターは自身のインスタグラムで、「結果は81キロ。自己最速にも届かなくて、自分自身はとても悔しい」と吐露。一方で中日やNHK名古屋に感謝の思いを示した上で「本当にすごくすごく悔しくて、もう一回やりたい気持ちがいっぱい。笑 またレベルアップします!!」とリベンジを誓った。

 NHKホームページではアナウンサー・キャスターの紹介欄に亀蔦キャスターの自己紹介も掲載してあり、地元・愛知県東海市の出身。特技の欄では「ソフトボールのピッチング、中学高校と6年間ソフトボールをしていました」と記述している。

 磨きをかけた投球フォームにフォロワーからは「ドラユニ凜々しいですね」「力強くてすごい」「フォームが豪快」「真剣に取り組む姿が涙、涙」「81キロはすごいよ」「なんか泣けました」などの声が寄せられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦