バレーボール男子世界選手権2025の組み合わせ抽選が14日、行われました。

世界ランク6位の日本はプールG。同じグループには、同ランク11位のカナダ、17位のトルコ、44位のリビアが入り、日本が一番格上となります。

ネーションズリーグでは強豪を次々と倒し、初めて決勝に進むと銀メダルを獲得。2008年の北京五輪以来、4大会ぶりに自力での五輪出場権を獲得したパリ五輪では、決勝トーナメントに進みましたが、準々決勝でイタリアに敗れベスト8で幕を下ろしました。

世界選手権は各プール上位2チームがファイナルステージへと進出します。

戦いは2025年9月12日からフィリピンのマニラで行われます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月15日に行なわれたJ2第31節で、首位の横浜FCはホームでヴァンフォーレ甲府と対戦し、1-0の勝利を収めた。スコアレスで迎えた83分、福森晃斗の右CKをニアでカプリーニがファーに流し、ガブリエウがヘッドで叩き込む。これが決勝点に。

ゴール裏に陣取ったサポーターとともに喜び合うガブリエウ。ピッチ上の選手たちに加え、ベンチメンバーも駆けつけ、笑顔を見せて歓喜を共有する。特別なことではないかもしれないが、チームの一体感がより強く伝わる光景でもあった。

スタメンで出る選手はもちろん、控え組のモチベーションも重要なはず。横浜FCのコーチを務める中村俊輔に、ベンチの雰囲気作りで意識していることを訊けば、「でも基本は選手が作るもの。チームの雰囲気がそうするから」と、本人は特別に何かアプローチしているわけではなさそうだ。

それよりも「ベンチの選手は悔しいんじゃない」と心情を慮り、「俺も何回かサブをやったけど、途中出場って本当に難しい。身体をグッと上げなければいけない時に上がらなかったり、ゲームの流れをなかなか読めなかったり」と自身の経験を踏まえたうえで、選手たちの頑張りに感服する。

チームは今季ここまでラスト15分の得点は最大の17、失点はゼロ。俊輔は「ラスト15分、凄いでしょ? そこは選手の努力のたまもの」とし、こう続ける。


「チーム全体でやれているのもあるけど、後から入った選手たちがイメージを持ってくれている。残り15分のシチュエーションでやることはないけど、練習でそういうのを作り上げている。全員が責任を持ってやっているから。(サブ組は)悔しいと思う。たとえ不満があったとしても、それを押し殺してチームのために貢献する。それって当たり前じゃないから。本当に凄い仕事をしていると思う」

ベンチスタートで、出番のない選手もいる。たとえば、GKの永井堅梧。リーグ戦では今季まだ出場はないが、献身的にチームを盛り立てる姿に、俊輔も目を細める。

「ケンゴはチームのために、すごく声を出すしね。言われなくても、大声で鼓舞したり、そういう振る舞いができる。自分のやれることって少ないと思うんだけど、やれることを全うしているんじゃなくて、やれることを探してやっているのが、チームの強みなんじゃない? ケンゴは悔しいシーズンだと思う。試合で結果は出ていないけど、人としてすごく成長していると思う。それは今後にもつながるはず」

永井を含め、途中出場する選手たちの存在は重要だ。「だからこそ、頭から出る選手は責任を持ってやらなきゃいけないし、俺も普段から責任を持ってやる。そういうのがグルグルとつながっていくと思う」。俊輔が指摘するその循環が、首位を走る横浜FCの原動力になっているのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

古田、野口組がV=国スポ

国民スポーツ大会(国スポ)は17日、佐賀・富士しゃくなげ湖水上競技場などで会期前競技が行われ、ローイングの成年男子ダブルスカルで古田直輝、野口皓平組(鳥取)が3分3秒64で優勝した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【セ・パ公示】(17日)ソフトバンクが近藤健介を抹消、川村友斗を登録

 

 

 

 ◆セ・リーグ

 【出場選手登録】

 

なし

 【出場選手登録抹消】

 ▽阪神 大竹耕太郎投手

 ▽ヤクルト 沢井廉外野手

 ◆パ・リーグ

 【出場選手登録】

 ▽ロッテ 西野勇士投手

 ▽ロッテ 山本大斗外野手

 ▽ソフトバンク 川村友斗外野手

 ▽日本ハム 山崎福也投手

 【出場選手登録抹消】

 ▽オリックス 比嘉幹貴投手

 ▽ロッテ 田中晴也投手

 ▽ソフトバンク 近藤健介外野手

 ▽日本ハム 柳川大晟投手

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ ソフトバンク2―3日本ハム(17日・みずほペイペイドーム福岡)

 首位のソフトバンクが2位・日本ハムに逆転負けを喫し、今季最長タイだった連勝は「7」でストップ。マジックナンバーは「5」のままで足踏みとなり、4年ぶりのリーグ優勝は最短で20日(対オリックス=みずほペイペイ)までお預けとなった。これで日本ハム戦は5連敗となり、クライマックス・シリーズの最終Sでの対決が避けられない相手に苦手意識を植えつけられている状態だ。

 初回、先頭の今宮が右翼線二塁打で出塁すると、周東は二ゴロで今宮が三塁進塁。続く栗原が右前適時打であっさり先制した。リーグ3位の打点を75に積み上げ「もう必死に打ちにいきました。先制点を取るバッティングができて良かったです」と振り返った。

 しかし6回、先発のスチュワートが逆転を許した。1死から郡司に四球を与えると、万波に左中間への同点二塁打を献上。マルティネスは空振り三振に仕留めたが、水野に勝ち越しの決勝中前打を浴びた。ここで降板した米国人右腕は「四球が(3と)多くなってしまい、チームに良い流れを持ってくることができなかった。全体的に内容も良くなかった」と反省した。

 開幕から今月16日のオリックス戦(京セラD)まで全試合で5番としてスタメン出場していた近藤が、同日に二盗した際に右足首を捻挫。この日、移籍2年目で初めて出場選手登録を抹消された。5番には正木が入ったが、初回2死一塁では中飛に倒れ、4回1死一塁でも遊ゴロ併殺打。6回、栗原の犠飛で1点差に迫った後、なおも2死二、三塁のチャンスでも右飛に終わるなど、代役の責務を果たせなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

UEFAチャンピオンズリーグの第1節が現地時間17日から始まります。

今大会から出場チーム数は32から36に拡大。また昨季までのグループステージ・決勝トーナメント制から、リーグフェーズ・決勝トーナメントプレーオフ制に変更されます。

リーグフェーズは、全36チームはUEFAクラブランキングをもとに4つのポットに分けられ、抽選で各ポットから2チームずつ、異なる8チームと対戦。ホーム4試合、アウェー4試合が実施されます。

勝利=勝ち点3、引き分け=勝ち点1、敗戦=勝ち点0で争われ、上位8チームが決勝トーナメントに進出決定。9位から24位のチームは決勝トーナメントプレーオフ(ホーム&アウェー方式)に回り、勝利した8チームが決勝トーナメント進出の権利を得ます。

▽第1節の対戦カード

ヤングボーイズ vs アストン ビラ

ユベントス vs PSV

ACミラン vs リバプール

バイエルン vs ザグレブ

Rマドリード vs シュツットガルト

スポルティングCP vs リール

スパルタ・プラハ vs ザルツブルク

ボローニャ vs シャフタール

セルティック vs ブラチスラヴァ

クラブ・ブルージュ vs ドルトムント

マンチェスターC vs インテル

パリSG vs ジローナ

フェイエノールト vs レバークーゼン

ツルヴェナ ズヴェズダ vs ベンフィカ

モナコ vs バルセロナ

アタランタ vs アーセナル

Aマドリード vs ライプツィヒ

ブレスト vs グラーツ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソフトバンク、マジック5のまま 2位に敗れ最短Vは20日に

 

パ・リーグは17日、首位ソフトバンクが本拠地みずほペイペイドームで2位日本ハムと対戦し、2―3で敗れて連勝が7で止まった。4年ぶり20度目(南海、ダイエー時代を含む)のリーグ優勝へのマジックナンバーは「5」のままで、最短の優勝決定は20日となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソ2―3日(17日) 日ハム、シーズン勝ち越し

 

日本ハムが6年ぶりのシーズン勝ち越しを決めた。0―1の六回に万波の適時二塁打で同点に追い付き、水野の適時打で勝ち越した。山崎が6回1失点と粘り、2年連続2桁となる10勝目。ソフトバンクは連勝が7でストップした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽5―4ロ(17日) 楽天が逆転サヨナラ勝ち

 

 

楽天が逆転サヨナラ勝ちで4連勝。3―4の延長十回に浅村、安田の連打で無死一、三塁として渡辺佳の犠飛で追い付き、なお2死一、二塁で代打・伊藤裕が中前に適時打した。ロッテは十回に勝ち越したが、国吉が打たれ3連敗。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大相撲秋場所10日目(17日・両国国技館)大関昇進を目指す関脇大の里は関脇霧島を寄り切り、10連勝で単独首位を保った。霧島が敗れて1敗勢がいなくなり、後続と2差に広がった。

 両大関は琴桜が豪ノ山を寄り切って7勝目、豊昇龍は琴勝峰を押し倒して6勝目を挙げた。関脇阿炎は宇良のとったりに屈し、早くも負け越しが決まった。両小結は平戸海が6勝目、大栄翔は星が五分になった。

 全勝の大の里を2敗で霧島、若隆景、錦木、高安の4人が追う展開。十両は千代翔馬と尊富士が1敗でトップに並んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大相撲秋場所10日目。琴桜(右)は寄り切りで豪ノ山を下す=17日、東京・両国国技館

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大相撲秋場所10日目。関脇対決は、大の里(右)がただ一人の1敗だった霧島に快勝し、無傷の10連勝で単独トップを守った=17日、東京・両国国技館

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大相撲秋場所10日目。大の里(右)は寄り切りで霧島を破り10連勝=17日、東京・両国国技館

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ 楽天―ロッテ(17日・楽天モバイルパーク)

 ロッテの頼れる助っ人が、2者連続アーチで試合を振り出しに戻した。先発・西野が3点を失った直後、0―3で迎えた4回の攻撃。1死一塁から3番のDHポランコが豪快2ランを右翼席に運び、1点差に迫ると、続く4番・ソトが右中間スタンドに同点ソロを放り込んだ。

 お互いに今季21本目の本塁打。両主砲が放った計42本は、今季ここまで71本のチーム本塁打の約6割を占めている。反撃ののろしをあげる2ランを放ったポランコは「打ったのはスライダー。1球目のスライダーをしっかり見逃すことができて、次の少し中に入ったスライダーをしっかり振り抜くことができたで!パワー!」と、喜びを爆発させた。

 今月7本目となったソトは「打ったのはストレート。同点にすることができてよかったよ」と笑顔。先月は25試合で打率2割2分、本塁打なしに終わったが、今月は試合前時点の10試合で37打数17安打、打率4割5分9厘と調子を取り戻している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jリーグは17日、8月度の「明治安田Jリーグ KONAMI月間MVP」、「明治安田Jリーグ 月間優秀監督賞」、「明治安田Jリーグ月間ヤングプレーヤー賞」、「明治安田Jリーグ 月間ベストゴール」を発表した。


 J1リーグの月間MVPに選出されたのは、京都サンガF.C.に所属するFWラファエル・エリアスだ。今夏に加入したブラジル人ストライカーは、デビュー後2試合目の第24節ジュビロ磐田戦で来日初ゴールを記録すると、その勢いは8月に入っても止まらず、なんと4試合で5得点を叩き出す暴れぶり。第27節セレッソ大阪戦ではハットトリックに1アシストと、4ゴールに絡む大車輪の活躍。Jリーグ選考委員会の足立修委員長は「シーズン前半戦と全く違うチームに生き返らせ、京都をここまで引き上げた。短時間でここまで結果を残すのは簡単な話ではない」とし、北條聡委員も「悩める京都を一気に上昇気流へ乗せた救世主。4戦5発の破壊力は圧巻の一語。待望の“決め手”として、ベンチの期待に応えた」と同月を3勝1敗で勝ち越した立役者と絶賛した。

 J2リーグの月間MVPは、モンテディオ山形に所属するMF土居聖真が受賞した。こちらも7月、プロ入団後から一筋だった鹿島アントラーズを離れ、新天地に到着した“夏の新戦力”のひとりだ。そんな同選手も8月に行われたリーグ戦5試合に出場し2得点1アシストを記録。第26節から第28節にかけての3連勝に貢献したわけだが、丸山桂里奈特任委員は「今月から土居選手が合流して、チームが3連勝。自身も2ゴール1アシスト。地元クラブに戻ってチームを勝たせているのは感慨深い」と賛辞を送った。

 J3リーグでは、FC今治に所属するFWマルクス・ヴィニシウスが月間MVPを勝ち獲った。17日時点で、自動昇格となる2位の座を死守する今治は、8月の3試合を2勝1分と無敗で乗り切っており、全試合に出場した同選手が3得点1アシストと原動力に。平畠啓史委員は「3ゴール1アシストという数字だけでなく、奈良戦の山田貴文の2アシストの前にパスを出したのもマルクス・ヴィニシウスでさまざまな場面で攻撃の起点に。ゴール後の側転、バク宙が完璧すぎないのもかわいいが怪我には気をつけて」とコメントしている。

 J1リーグの月間優秀監督賞には、京都を率いる曺貴裁監督が選ばれた。J1月間MVPのFWラファエル・エリアスを頂点に、FWマルコ・トゥーリオとFW原大智を前線に並べると、同月の勝利した3試合全てで3ゴール以上を挙げるなど、この3トップが猛威を振るうことに。9ポイントを荒稼ぎし、一気に残留争いのライバルクラブを引き離すことに成功。槙野智章委員は「残留争いから立て直した采配は見事。夏に加入した選手を落とし込めているマネジメント力も素晴らしい」と評価した。

 また、J2リーグで横浜FCを率いる四方田修平監督が、J3リーグではFC琉球を率いる金鍾成監督がそれぞれ月間優秀監督賞を受賞している。

 さらに、今シーズンから新設された月間ヤングプレーヤー賞は、J1リーグは川崎フロンターレに所属するDF高井幸大に決定。先日に日本代表デビューを果たした期待の19歳に対して、GAKU-MC特任委員は「FC東京戦のヘディングはさすがだった。本職であるディフェンスも安定感バッチリ。勢いのある若手の高井選手にマークされるベテラン選手はやりにくいだろうと思う」とコメント。その他、J2リーグから大分トリニータに所属するMF保田堅心が、J3リーグからはFC今治に所属するMF横山夢樹が2カ月連続の選出となっている。

 そして、各カテゴリーの月間ベストゴールも発表。J1リーグでは、アルビレックス新潟に所属するMF宮本英治が7日の第25節ジュビロ磐田戦(△2-2)で決めた反転ボレーが受賞。北條聡委員は「華麗優美な超絶ボレー。頭越しの浮き球を反転しながら捕らえる様は“ひとり回転木馬”。優れた空間認知力と高い技術が織り成す傑作だった」と絶賛。加えて、J2リーグから大分トリニータに所属するDFペレイラの第26節ロアッソ熊本戦(90+4分)が、J3リーグからはFC大阪に所属するFW古川大悟の第26節ツエーゲン金沢戦(18分)が勝ち獲ることになった。

 8月度の各賞受賞者一覧、および受賞者のコメントは下記の通り。

■明治安田Jリーグ KONAMI月間MVP
J1:ラファエル・エリアス(京都サンガF.C.)



[写真]=京都サンガF.C.

「8月の明治安田J1リーグ KONAMI 月間MVPに選出いただいて、とても嬉しい気持ちです。神様、そして仲間の皆に感謝したいと思います。ただ、自分の活躍が評価されることはとても嬉しいですが、それ以上にチームとして結果が出ていることがもっと嬉しいです。これからも、今まで以上に仲間やクラブの力になれることを願っています。ARIGATO GOZAIMASU!」

J2:土居聖真(モンテディオ山形)



[写真]=モンテディオ山形

「この度は名誉ある賞を受賞させていただき嬉しく思いますが、これは僕の受賞ではなくモンテディオ山形全てに関わる人達の受賞です。僕一人では受賞する事はできません。モンテディオ山形のチームメイト、スタッフ、ファンサポーター、家族、スポンサー様みんなが認められた物です。まだまだ山形のために全力を尽くして行きます。ありがとうございました。そして皆さんおめでとうございます」

J3:マルクス・ヴィニシウス(FC今治)



[写真]=FC今治

「本当に嬉しいです。この賞を頂けた事はチームのお陰だと思っています。常に自分たちを支えて下さっているファンやサポーターの皆様にも感謝します。自分たちがピッチ内でベストを尽くせるように応援してくれる事がとても嬉しいです。この賞はファンやサポーターの皆様にも捧げます。ありがとうございます」

■明治安田Jリーグ 月間優秀監督賞
J1:曺貴裁(京都サンガF.C.)



[写真]=京都サンガF.C.

「8月の月間優秀監督賞に選出いただいて、大変嬉しく思います。この賞は私個人ではなく、間違いなくチーム全体として評価されたことで、関わるスタッフ、選手全ての人に改めて感謝したいと思います。前期の苦しい時期から勝点を積み重ねられたのは間違いなく、選手、スタッフの一途なフットボールに対する姿勢だったように思います。私自身もその姿勢に励まされて、この期間たくさんの学びを得ることができました。残り試合もエネルギーに満ちたサンガスタイルで一つでも多く、サポーターの方々に勝利を届けていきたいと思います」

J2:四方田修平(横浜FC)



[写真]=横浜FC

「この度、明治安田J2リーグ8月度月間優秀監督賞に選出していただき誠にありがとうございます。6月に続いてシーズン2度目の受賞は素直に嬉しく思います。ただ、私一人の力で受賞できたわけではありません。勝利のために全力でプレーしてくれる選手、いつもチームをサポートしてくれるスタッフ、どんな時でも選手を後押ししてくれるサポーターの皆様がいての受賞だと思っています。これに甘んじず、自分たちの目標を達成するその瞬間まで全力で戦い抜きます。今シーズンも残りわずかとなりましたが、残りの試合も見ている皆様が楽しむようなエキサイティングな試合をしていきたいです」

J3:金鍾成(FC琉球)



[写真]=FC琉球

「このたびは、選出いただきありがとうございます。リーグ中断期間が明けた8月は、ここをどのように戦うかでシーズンが決まるというほどに気持ちを追い込んで挑んだ一カ月でした。リーグ終盤戦に向けては、目先のプレー、目の前の相手に対し、選手がどれだけ力を出しきれるかだと思っています。ファン・サポーターの皆さんには最後まで期待を持って応援いただき、期待通りの終わり方ができるように、しっかりと準備をして戦っていきたいと思います」

■明治安田Jリーグ月間ヤングプレーヤー賞
J1:高井幸大(川崎フロンターレ)



[写真]=川崎フロンターレ

「初めての受賞ですので、とても嬉しいです。個人的にも8月はゴールを決めることもできましたし、楽しくサッカーをすることができました。今シーズンも残り少なくなりましたが、勝点を更に積み上げていけるように頑張ります!」

J2:保田堅心(大分トリニータ)



[写真]=大分トリニータ

「まずこのような素晴らしい賞をいただく事ができ大変光栄に思います。この賞はチームメイト、スタッフ、ファンサポーターの方々、そして家族など沢山の人に支えられ受賞できたと思います。いつもありがとうございます。チームとして中々結果が出ず厳しい状況が続いていますが、自分がチームをひとつでも上に導けるように、そしてまたこの賞を受賞できるように頑張っていきます。これからも応援よろしくお願いします」

J3:横山夢樹(FC今治)



[写真]=FC今治

「ありがとうございます。チームの状況が良い結果としてこのような賞をいただけたことがとても嬉しいです。これからも厳しい戦いが続きますが、1試合1試合、気を引き締めてトレーニングから頑張っていきたいと思います」

■明治安田Jリーグ 月間ベストゴール
J1:宮本英治(アルビレックス新潟)



[写真]=アルビレックス新潟

「8月度の月間ベストゴールに選出いただけたことを光栄に思います。このような賞を受賞するのは初めてなので、大変嬉しいです。ゴールに関しては、秋山裕紀選手から素晴らしいパスが届き、考えてのプレーというよりは、自然に体が反応して、あのような形でボレーシュートを決めることができました。これからも常日頃からクラブを応援してくれるみなさんのため、最高のチームメイトと共に勝利を求め全力で戦い続けます」

J2:ペレイラ(大分トリニータ)



[写真]=大分トリニータ

「自分の得点が月間ベストゴールに選ばれて本当に嬉しいです。この賞をすべての選手、スタッフ、そして大分のサポーターの皆さんに捧げたいと思います。ホームゲーム、ダービー、ロスタイム、たくさんのサポーターの前で決めた事は自分にとっては特別な試合になりました。一生忘れないゴールになりました。ありがとうございました」

J3:古川大悟(FC大阪)



[写真]=FC大阪

「この度は、明治安田J3リーグ8月の月間ベストコールに選んでいただきありがとうございます。あのゴールは増田選手がボールを持った時点で、相手の死角に入ることだけを意識してスプリントしました。7割がアシストの質だと思っています。想像通りの最高のクロスを合わせるだけでした。次は勝ちに繋がるゴールを決められるように頑張っていきたいと思います。引き続き応援よろしくお願いいたします」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スケートボード・ストリートの佐々木音憧(とあ)選手がイタリア・ローマで行われた世界選手権に出場。史上最年少での金メダルを獲得し、17日に帰国しました。

大会を振り返り「優勝することができてよかった。いまだにあまり実感がわいてなくてなんとも言えない」と初優勝のうれしさをかみしめた佐々木選手。決勝ではラン・トリックともに最高得点をマークし「これから戦える技ができた」と手応え十分に思いを語りました。

今週末に控えている、世界最高峰のアクションスポーツの大会“XGames”。佐々木選手はこの大会に、兄・来夢選手とともに初めて出場します。出場にあたって佐々木選手は「初めて出るので、できるだけいい順位を取りたい」と意気込みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆ACLE▽1次リーグ第1戦 光州7―3横浜FM(17日・光州W杯スタジアム)

 前回大会準優勝の横浜FMは、光州(韓国)に3―7で大敗し、黒星スタートとなった。FWエウベルが2ゴールを挙げたが、開始15分間で2失点し、後半も5点を奪われるなど守備が崩壊した。

*  *  *

 衝撃の大敗となった。悲願のアジア制覇を目指す横浜FMが、いきなりつまづいた。

 日本勢3クラブの先陣を切って登場したが、国際大会初出場の光州に大量7失点。後半はなすすべなく失点を重ねた。

 前回大会決勝第2戦で退場したGKポープ・ウィリアムが、出場停止期間の持ち越しにより欠場。第2GKの飯倉大樹の負傷もあり、第3GKとして21歳の寺門陸が公式戦初先発したが、開始2分に相手シュートをはじけず、腕の下を通してしまう痛恨のプレーで先制点を与えた。

 同15分にもDFがクロス対応時にボールウォッチャーとなり、簡単に失点。後半は相手の猛攻を受け、同23~29分の6分間に3点を奪われた。

 前回大会では決勝まで進むも、アルアイン(UAE)に逆転負け(2戦合計3●6)。DF松原健は「前回の悔しさは、この舞台でしか晴らすことができない」と意気込んでいたが、衝撃の大敗を喫することになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

銅メダル無効で最高裁に提訴=パリ五輪体操女子の米選手

パリ五輪の体操女子種目別ゆかに出場したジョーダン・チャイルズ選手(米国)が、自身の銅メダル獲得を無効としたスポーツ仲裁裁判所(CAS)の決定を覆すため、スイスの連邦最高裁判所に提訴した。AFP通信などが16日に報じた。
パリ五輪の種目別ゆか決勝の終了直後、技の難度に関する採点に疑義を呈し、訴えが認められて3位となった。しかし、4位のルーマニア選手の申し立てを受けたCASが、チャイルズ選手の手続きが規定の時間を超えていたとして元の点数を支持し、5位となった。同選手の弁護団は、手続きが時間内に行われた証拠となる映像があるとしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

米国VS欧州の対抗戦、ソルハイムカップ

海外女子ゴルフの米国選抜と欧州選抜による対抗戦「ソルハイムカップ」は15日(日本時間16日)、米バージニア州ロバート・トレント・ジョーンズGC(7500ヤード、パー72)で最終日が行われ、米国選抜が15.5―12.5で欧州選抜に勝利した。激戦の中で話題になったのが、米国選抜のスーパーショットが生まれた際に、キャディーたちが服を脱いで大はしゃぎした行動。米専門サイトは、批判が殺到した光景の裏にあった「計画」の内容を伝えている。

大会2日目のフォーボール(二人一組でそれぞれ自分のボールでプレーし、各ホール成績の良い人のスコアが採用される方式)で行われた戦い。2番パー4、米国選抜アリソン・リーのフェアウェーからの第2打はグリーン着弾後に強烈なバックスピンがかかり、カップに吸い込まれた。衝撃のショット・イン・イーグルに、リーも両手を上げて大喜び。観客から大喝采を浴びる中、2人のキャディーはシャツを脱ぎ、上半身裸の状態で大はしゃぎした。

LPGA公式Xの投稿には「馬鹿げた行動」「本当に不快」など批判が殺到。米専門サイト「ゴルフ.com」は「ソルハイムカップで、キャディーがホールアウト後にシャツを脱ぎ捨てた理由」との見出しで記事を公開すると「しかしもっと意外なことに、キャディーたちのセレブレーションは数分前に計画されていた」と、舞台裏にあった事実に迫った。

記事は、米専門局「ゴルフチャンネル」の中継中にレポーターのケイ・コッカリルさんが披露した裏話を紹介。リーのパートナー、メーガン・カンのキャディーであるジャック・フルガムが2番ティーで賭けをしており、「一番の賭けは、試合中にどちらかの米選手がホールアウトしたらキャディーが500ドル払うというものだった」という。

ただ、これに物申したリーは「いや、もし私たちがホールアウトしたら、あなたたち(キャディー)はシャツを脱ぎなさい」と“賭け”の内容の変更を要求。「その数分後、リーのウェッジがカップに落ち、キャディーのテイラー・ショータ・タカダとフルガムは賭けを実行しなければなかった」という結果になった。

キャディーたちを中心に大はしゃぎしたことについて、コッカリルさんは「驚いたことに、彼女たちは5分後にフェアウェーでまさにそれをやっていたのです」「自分たちが提案し、そしてそれがすべて同じホールで起こったことが信じられなかったのです」と裏話も紹介。記事は「リーが提案した賭け方でキャディーはそれぞれ500ドルも節約できた!」とも付け加えている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ ソフトバンク2―3日本ハム(17日・みずほペイペイドーム福岡)

 首位のソフトバンクが2位・日本ハムに逆転負けを喫し、今季最長タイだった連勝は「7」でストップ。マジックナンバーは「5」のままで足踏みとなり、4年ぶりのリーグ優勝は最短で20日(対オリックス=みずほペイペイ)までお預けとなった。これで日本ハム戦は5連敗となり、クライマックス・シリーズの最終Sでの対決が避けられない相手に苦手意識を植えつけられている状態だ。

 初回、先頭の今宮が右翼線二塁打で出塁すると、周東は二ゴロで今宮が三塁進塁。続く栗原が右前適時打であっさり先制した。リーグ3位の打点を75に積み上げ「もう必死に打ちにいきました。先制点を取るバッティングができて良かったです」と振り返った。

 しかし6回、先発のスチュワートが逆転を許した。1死から郡司に四球を与えると、万波に左中間への同点二塁打を献上。マルティネスは空振り三振に仕留めたが、水野に勝ち越しの決勝中前打を浴びた。ここで降板した米国人右腕は「四球が(3と)多くなってしまい、チームに良い流れを持ってくることができなかった。全体的に内容も良くなかった」と反省した。

 開幕から今月16日のオリックス戦(京セラD)まで全試合で5番としてスタメン出場していた近藤が、同日に二盗した際に右足首を捻挫。この日、移籍2年目で初めて出場選手登録を抹消された。5番には正木が入ったが、初回2死一塁では中飛に倒れ、4回1死一塁でも遊ゴロ併殺打。6回、栗原の犠飛で1点差に迫った後、なおも2死二、三塁のチャンスでも右飛に終わるなど、代役の責務を果たせなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ楽天5X―4ロッテ=延長10回=(17日・楽天モバイル)

 

 4位の楽天が3位・ロッテに劇的サヨナラ勝ちをおさめ、1ゲーム差に迫った。

 10回2死一、二塁、代打の伊藤裕が初球を捉えた。打球は中前に飛び、鈴木大が生還しサヨナラ勝ち。ヒーローは「覚えてないです。とにかく決めようとだけ思っていたのは覚えています」と興奮していた。

 助けあいの精神がサヨナラ打に力をもたらした。延長10回、ロッテの攻撃で渡辺翔が勝ち越し適時打を浴びた。しかしこの1点が楽天打線に火をつけ、サヨナラ勝ちにつながった。渡辺翔はサヨナラ勝ちに号泣。6年目野手は「野球は救いあいというか助けあいのスポーツ。僕は今まで救われてきた側。去年のシーズンが終わった時から誰かを救えるようなプレーをしたいという思いは常に持っていた。逆にナベ(渡辺翔)がチームを救ってきたことの方が多いと思う。僕もこれからチームを、誰かを救えるような結果を残していきたい」と力を込めた。

 今江監督は「これが野球のいいところ。チームメートを助けられる。(渡辺翔には)次は野手を助けられる様なピッチングをしてくれることを期待します」と振り返った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ 楽天5×―4ロッテ=延長10回=(17日・楽天モバイル)

 ロッテは延長10回に痛恨のサヨナラ負けを喫し、4位・楽天に1ゲーム差に接近された。次戦の18日に敗れれば、勝率の差で4位に転落する。

 CS進出を争う両者の直接2連戦の初戦は、3―3で延長戦に突入。10回に藤岡の左越え適時二塁打で1点を勝ち越し、1点リードの守備は、5番手・国吉がマウンドへ。だが、先頭・浅村に右二塁打を許すと、無死一、三塁の場面で6番・渡辺佳明に中犠飛で追いつかれ、国吉の球団新となる連続無失点試合も「24」でストップした。さらに2死一、二塁とし、最後は伊藤にサヨナラ中前安打を許した。今季初黒星となった国吉に対し、吉井監督は「連投だったし、今までずっと抑えていた。次は頑張ってもらいます」と話した。

 打線は3点ビハインドの4回、1死一塁から3番・ポランコが右翼席中段への豪快2ラン、続く4番・ソトは右中間スタンドに同点ソロを放つなど、助っ人の奮闘が目立った。負ければ4位転落となる次戦に向けては、指揮官は「(今日は)外国人も2人しっかり打ってくれたので、あとは日本の若い子たちが頑張らないとあかんとこなんでね。なんとか明日は打ってほしいと思います」と、期待を込めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ ソフトバンク2―3日本ハム(17日・みずほペイペイドーム福岡)

 日本ハムが首位・ソフトバンクに逆転勝ちして連敗をストップ。14試合を残し、新庄政権3年目で初のシーズン勝ち越しを決めた。

 中12日で先発した山崎福也投手は6回4安打1失点で2年連続の10勝目。チームはソフトバンク戦で5連勝を飾った。

 新庄剛志監督の試合後の主な一問一答は以下のとおり。

―(自ら)

「最後マジ“緊張剛志(笑い)。(田中)正義くん! あのぐらいでも155キロ出してたからね、いいっすよね。力感なく、笑顔で。マウンドを楽しんでるね」

―以前のかたい笑顔ではなくて。

「もうもう、心の底から。ブルペンから出てきても「楽しみま~す」って言ってたので。いい試合するわでも」

―ヒリヒリする試合をした。

「あと何パーセントあるんだっけ、優勝するのに。向こうが…2勝14敗でチャンスあるんじゃないですか?ハハハ。いや、あるよ!?まだ。胴上げ見ないよ」

―目の前で胴上げを見るのはこれで回避した。

「そうね、そうね。でも、選手たちにそれ(胴上げ)を見せるっていうのも、いいことかなあ、とは思ってましたけど。でも、チクショ~。見れなかったな。ハハハ」

―万波が良くなってきた。

「ね。大きく、スッと(構えて)。身長が元に戻った感じがしますね。自分なりに考えて。ボール球も振らなくなったし。初回に(山崎が)今日何点ぐらい行くんじゃろうかってね(笑い)でも1点で抑えてくれたので。山崎くん、これ10勝いったら、多分ピッチャーは(10勝を)目標にしてると思うので、次はもう楽に。これを超えてしまったら前半の山崎くんのピッチングができると思うので。今日まっすぐのガンは出てないけど、キレはあったような気はするので、よかったです本当に」

―登板間隔をあけて何か変わったか。

「いや、もう気持ちのリフレッシュをさせれば、今の1軍にいるメンバーはすぐ元に戻るんで」

―水野も6回によく打った。

「打ったねえ。あれがデカかった。(打率)2割2分でも、水野君はああいう時に打つんかーい!ってなる選手なので。そうなんすよ。そういう選手が外せないんですよ。いいところで打ってくれるね。1打席目も『もしかしたらこれ放り込むぞ』って話をしてての、紙一重(の右飛)だったでしょ? 打席の中で余裕感じるし。もうああだこうだいっても残り試合少ないので、今日みたいに楽しく、みんなでワイワイ言いながらこういう接戦を楽しんで勝つっていうところが(大事)。みんなわかってる」

―今日もベンチはワイワイしていたか。

「してたしてた。もうずっとしてます」

―シーズン勝ち越しが決まったが。

「いや、もうそういう問題じゃない。関係ない。とにかくクライマックス決まるまでは気を抜かずに。でも力が入りすぎてもかたくなるので楽しくいきます」

―ソフトバンクにこれで5連勝。CSに向けて苦手意識を植え付けている。

「関係ないでしょ。クライマックスに行ったとしたら、戦い方はまた変わってくるし。でも今日、近藤君が怪我してしまったので…。やっぱりベストメンバーで戦いたいという気持ちはありますね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「楽天5-4ロッテ」(17日、楽天モバイルパーク)

 楽天は劇的な逆転サヨナラ勝ちで4連勝。貯金を今季最多タイの2とし、3位・ロッテとのゲーム差は1になった。今江敏晃監督は「いろんなことがありすぎて、いろんなことを考えながらだったんですけど、気づいたら(伊藤)裕季也が打ってくれた。とにかくよく打ってくれた」と興奮した様子だった。

 執念の攻撃だった。延長十回に1点を勝ち越され迎えた攻撃。先頭の浅村が二塁打を放つと、球場の空気が変わる。無死一、三塁で渡辺佳の犠飛で同点とすると、なおも2死一、二塁の好機で代打の伊藤裕が自身プロ初となるサヨナラ打を放った。「(十回の守備後)ベンチに帰ってきたときも、小郷を中心に諦めないかけ声というか、いけるぞいけるぞって言ってたので、選手たちの頑張り。この勝利は大きい」とたたえた。

 劇的勝利で3位・ロッテは目前に。ただ指揮官は「ゲーム差とか順位より、目の前の試合を一戦一戦必死にやっていくだけ」と力を込めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆ACLE▽1次リーグ第1戦 光州7―3横浜FM(17日・光州W杯スタジアム)

 前回大会準優勝の横浜FMは、光州(韓国)に3―7で大敗し、黒星スタートとなった。FWエウベルが2ゴールを挙げたが、開始15分間で2失点し、後半も5点を奪われるなど守備が崩壊した。

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 正GKポープ・ウィリアムを出場停止、第2GK飯倉大樹を負傷で欠く中、J1出場経験のない第3GKの21歳・寺門陸が先発したが、開始2分に相手シュートをはじき損ねる痛恨のプレーで先制点を献上。荒れた芝で本来のパス回しが滞り、1―2で迎えた後半は守備が崩壊した。

 同23~29分に完全に集中力を切らして3点を奪われると、同33分には途中出場からわずか1分でDFエドゥアルドが一発退場。敵地での3得点は価値あるものとなるはずだが、7失点の前では意味を持たないものとなってしまった。

 横浜FMの過去のリーグ戦最多失点は5(1993年5月29日・0●5市原戦、05年11月18日・1●5市原、2018年7月22日・2●5FC東京戦、2021年5月15日・3●5鹿島)。1993年のJ開幕以降、通算1087試合で一度も記録していない不名誉な失点数を喫してしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ ソフトバンク2―3日本ハム(17日・みずほペイペイドーム福岡)

 

 日本ハムが首位・ソフトバンクに逆転勝ちして連敗をストップ。14試合を残し、新庄政権3年目で初のシーズン勝ち越しを決めた。

 中12日で先発した山崎福也投手は6回4安打1失点で2年連続の10勝目。FA移籍1年目での2ケタ勝利到達は史上8人目となり、チームもソフトバンク戦5連勝を飾った。

 山崎の試合後の主な一問一答は以下のとおり。

―中12日でのマウンドにどんな思いで。

「(3回KOされた)前回、このマウンドでボコボコに行かれてしまったので、今日は何としても勝つという強い気持ちを持ってマウンドに上がりました」

―どのあたりを修正して臨んだか。

「投球フォームのちょっとしたことなんですけど。あとは自分自身の球筋ももう一度見直して今日はマウンドに上りました」

―2回以降は無失点ピッチング。

「初回は1点取られたんですけど調子は悪くなかったので大丈夫かなという気持ちもあって。それ以降は自分らしいピッチングができたので良かったです」

―今日の投球は今後に生きていきそうか。

「チームが勝てばいいという風に思ってるので、そういう投球がこれからもできるように。シーズンも少ないですけど頑張ります」

―10勝目。2年連続の2ケタ勝利になった。

「ファイターズに移籍してきて初年度でこのような成績を残すことができて、僕自身ほっとしますし、まだこれから大事なシーズン残ってるので、そこに向けて最後まで頑張ります」

―登板を終えて率直に。

「2戦チームに迷惑をかけていたので、今ちょっとホッとしてます」

―前半戦に比べると後半戦は少し苦しかったはず。たどり着いた10勝に。

「そういう途中で足踏みした試合っていうのを無くしていけるようにしていかないといけない。でも、10勝したことは素直にうれしいです」

―投球内容は納得できるものだったか。

「初回ちょっとあれだったんですけど、それ以降はいいバランスで投げられたのでそこは良かったです」

―登板間隔があいてプラスに働いた部分は。

「もう1回、自分自身の投球フォームを見直しできたのでそこは良かったですね」

―カード2連敗なら目の前でソフトバンクに胴上げをされていた。頭には入っていたか。

「いや、もうそこは入ってなかったです。もう自分のピッチングをするってことだけを頭に入れてたので、それだけですね」

―フォームは具体的にどこを見直したか。

「ピッチングコーチの加藤さんとも色々話をしましたし、映像もたくさん見た中で、なんて言うんですかね…。いい投げ方、ちょっと難しいんですけど、研究ではないですけど、自分なりに色々考えてやりました。バランスもちょっと(前に)突っ込んでいた感じもあったので、そこのところは直りましたね」

―相手がソフトバンク。クライマックスを意識して投げる部分はあるか。

「どの試合も大事なので、別にこの時期とは限らずに、4月でも5月でも、最初のほうでも1試合1試合、僕自身は勝ちにいっているので。どの時期の試合でも大事だなってのは思ってます」

―ポストシーズンのために駆け引きをしたり。

「駆け引きとかはありますけど、試合の入り方とかは全然変わらないですね」

―目標としていた規定投球回も見えてきた。

「そうですね。なるべく意識せずにというか、意識してしまうとは思うんですけど、自分のピッチングをしていれば達成できると思うので、しっかりと投げます」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽天の代打・伊藤裕季也が10回サヨナラ打…日本ハム山崎福也が2桁勝利

 楽天5―4ロッテ(パ・リーグ=17日)――楽天が逆転サヨナラ勝ち。延長十回に勝ち越されたが、その裏に渡辺佳の犠飛で追いつき、代打・伊藤裕が適時打を放った。ロッテは中盤以降、打線がつながらず。

 日本ハム3―2ソフトバンク(パ・リーグ=17日)――日本ハムが逆転勝ち。六回に万波の適時二塁打と水野の適時打で試合をひっくり返した。山崎は6回1失点で2桁勝利に到達。ソフトバンクは連勝が7で止まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パ4位・楽天は17日のロッテ戦(楽天モバイル)に延長10回の末、5―4と逆転サヨナラ勝ち。4連勝で貯金を2とし、3位・ロッテに1差に迫った。

藤岡の適時打で1点を勝ち越された10回だった。楽天は渡辺佳の中犠飛で追いつくと、最後は代打・伊藤裕が相手5番手・国吉から中前へサヨナラ打を放ち、試合を決めた。

先発・古謝は安定した立ち上がりを見せるも、一発攻勢に泣いた。味方が3点を先制した直後の4回にポランコに21号2ラン、続くソトにも21号ソロを連続被弾し、あっという間に3―3の同点とされた。古謝の投球内容は5回4安打3失点。悔しいマウンドとなった。

だが、延長10回裏にサヨナラ勝利が決まると、楽天ナインはベンチを飛び出して喜びを爆発させた。10回表に一時は勝ち越し適時打を許した渡辺翔は一転、勝ち投手となり、大粒の涙を流しながら、タオルで顔を拭っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇プロ野球パ・リーグ 楽天 5x-4 ロッテ(17日、楽天モバイルパーク)

延長10回まで均衡の展開となった1戦は、楽天が劇的なサヨナラ勝利を収めました。

楽天の先発は古謝樹投手。3回まで相手打線を1安打のみに抑えるなど上々の立ち上がりを見せます。

古謝投手を援護したい楽天打線は2回までロッテの先発・西野勇士投手の前に無得点とされます。しかし3回、連打でチャンスを迎えると小深田大翔選手と安田悠馬選手のタイムリーで3点を手にします。

3点のリードと援護を受けた古謝投手でしたが、直後の4回表。ロッテのポランコ選手とソト選手に2連続HRを浴び、すぐに試合を振り出しに戻されます。

両チームとも追加点が得られず迎えた9回。楽天は、ロッテの4番手・益田直也投手の前に2アウト2、3塁とサヨナラの好機をつくるも決定打が出ず、試合は延長戦に突入します。

すると延長10回。楽天の6番手・渡辺翔太投手の前にロッテ・小川龍成選手が四球を選ぶと、愛斗選手が送りバントを決め1アウト2塁の好機を迎えます。ここで藤岡裕大選手が勝ち越しのタイムリー2ベースを放ち、ロッテが1点リード。

しかしその裏、ロッテの5番手・国吉佑樹投手の前に先頭打者の浅村栄斗選手がフェンス直撃の2塁打を放つと、安田選手もヒットで続き、ノーアウト1、3塁をつくります。ここで渡邊佳明選手が犠牲フライを決め同点に追いつきます。さらに鈴木大地選手もヒットで出塁、村林一輝選手のゴロの間に2アウト1、2塁とします。ここで代打で打席に向かった伊藤裕季也選手が初球をとらえサヨナラヒットを決め、楽天が勝利しました。

サヨナラの歓喜にわくチームメートの中で、10回表に失点した渡辺投手の目には涙が。そんな渡辺投手の肩を仲間たちが抱きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソフトバンクの優勝マジックは「5」のまま

■日本ハム 3ー2 ソフトバンク(17日・みずほPayPayドーム)

17日にみずほPayPayドーム福岡で行われたソフトバンク-日本ハムは、2-3でソフトバンクが敗れた。優勝マジックは「5」のままで足踏みをした。

日本ハム先発の山崎福也投手は初回に1点を失うも、2回以降は2イニング連続で3者凡退と立ち直る。6回まで二塁を踏ませず、6回84球4安打1失点でマウンドを降りた。

7回は杉浦稔大投手が無失点でつないだが、8回に宮西尚生投手が代打・佐藤直樹外野手、周東佑京内野手の安打で1死一、三塁とされ、栗原陵矢内野手の犠飛で1失点。宮西は続く山川穂高内野手に四球を許したところで降板したが、生田目翼投手が火消しに成功した。

9回は田中正義投手が締めて試合終了。チームは連敗を「2」で止め、山崎は2年連続2度目の2桁勝利をマークした。敗れたソフトバンクの連勝は「7」で止まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<あのころ>プロ野球、初のスト突入 20年前の9月18日

2004(平成16)年9月18日、球界再編をめぐる労使交渉が決裂した労働組合・日本プロ野球選手会が、プロ野球70年の歴史で初めてのストライキに突入した。18、19日に予定されていたセ、パ両リーグの1軍戦計12試合が中止。選手は練習やファンサービスなどで1日を過ごした。中止を知らせる地下鉄駅の張り紙。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦