ペルーのアルベルト・フジモリ元大統領が11日、死去しました。86歳でした。

日系2世のアルベルト・フジモリ元大統領は、1990年4月に日系人として初めてペルーの大統領に就任し、当時の経済を立て直しました。

日本人が人質となった1996年12月の在ペルー日本大使公邸占拠事件の際は犯行グループの左翼テロ組織に対し強硬な姿勢で臨み、解決につなげましたが、政権の腐敗により2000年11月には日本に事実上の亡命をしました。

しかし2005年10月、翌年のペルー大統領選に出馬するため日本を離れたフジモリ氏は経由地のチリで拘束され、2007年9月にペルーへ身柄が引き渡されました。

2010年1月には、在任中にペルー軍による市民の殺人事件を指揮したとして禁錮25年の有罪判決が確定しましたが、健康状態が悪化し、入退院を繰り返したほか、恩赦をめぐる判断が度々覆されました。

直近では2023年12月、憲法裁判所の判断を受け、4年ぶりに釈放されていました。

娘のケイコ・フジモリ氏は11日、「父はがんとの長い闘いの末、この世を去った」とSNSに投稿しました。86歳でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12日告示の自民党の総裁選は、上川陽子外務大臣が出馬を表明し、9人による争いとなる構図がほぼ固まりました。一方、野田聖子元総務大臣は出馬を断念し、小泉進次郎元環境大臣の「推薦人」になることを明らかにしました。

11日夜、小泉純一郎元総理が取材に応じ、息子の進次郎元環境大臣の“総裁選出馬”について初めて口にしました。

小泉純一郎 元総理
「ちょっと年齢的に若いんじゃないかと。50過ぎて考えればいいんじゃないかと。なんか出るらしいね。もう大人なんだから、あれこれ言わんよ。自分で判断しろって言ってるの。(Q.父としてはどんな心境ですか?)やるからには頑張るしかないね」

その進次郎氏は、11日…

小泉進次郎 元環境大臣
「実るほど 頭を垂れる 稲穂かな」

新潟の米農家を視察しました。米の品薄が心配されるなか、新米の出来具合などを確認したほか、長靴をはいて稲刈りを体験。

この視察のあと、総裁選について問われた小泉進次郎氏は…

小泉進次郎 元環境大臣
「野田先生には推薦人になっていただきたいと、お互いお話をして合意をしています」

午後5時ごろ、急きょ会見を開いた野田元総務大臣。

野田聖子 元総務大臣
「本日、総裁選立候補を断念することを報告します。小泉進次郎さんご本人から何度も直接電話をいただきました。仲間と何度も何度も相談し協議したなかで、お受けすることにしました」

野田氏は出馬を断念し、小泉氏の推薦人になると表明したのです。

ベテランの野田氏が加わったことで、小泉陣営では厚みが増したとして歓迎する声があがる一方、他の陣営からは冷ややかな見方も…

他候補の陣営
「ポスト狙いかな。野田さんはタイミング的に一番高く自分を売ったね」

一方、上川外務大臣が11日、出馬会見を開きました。

上川陽子 外務大臣
「総裁選に立候補し、日本の総理として難問から逃げず、国民の皆様と新たな日本を築いていきたい」

他の陣営からの引きはがしなどもあり、推薦人集めが難航した上川氏。10日、推薦人20人を確保できたものの、麻生派の議員が9人とおよそ半分を占めました。

他陣営の自民党幹部
「これで上川さんは麻生さんのいいなりになるだろうな」

すでに駆け引きが始まっている自民党総裁選。12日告示の総裁選は、9人による争いとなる構図がほぼ固まっています。

一方、立憲民主党の代表選では、4人の候補が能登半島地震の被災地を視察しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本製鉄は11日、米鉄鋼大手USスチールの買収計画を巡り、強く反対している全米鉄鋼労働組合(USW)との書面でのやり取りを公表した。

 

 

 計画を巡っては、バイデン米政権が安全保障上の懸念を理由に計画を阻止する方針とされている。公表を通じて方針を覆し、計画の承認を求める狙いがあるとみられる。

 日鉄とUSスチールが共同で運営するホームページで公表した。日鉄はこれまで、私信の機密性の保持と交渉の環境作りのために公表を控えてきたが、「USWとの間の対話やUSWへ提示してきた約束について、誤った情報が流布されている」として、USWのデビッド・マッコール会長とのメールなど約20件の書面によるやり取りを公表したという。

 買収計画は、米大統領選の票集めも絡んで政治問題化している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

政府は、岸田文雄首相の後継を選出する臨時国会を10月1日に召集する方針を固め、与党側に伝えた。召集日に衆参両院本会議で首相指名選挙を実施。今月27日の自民党総裁選で選ばれた新総裁が新首相に指名され、1日中に新内閣が発足する見通し。これに伴い政府、与党内で衆院選を10月15日公示、27日投開票とする見方が拡大した。複数の関係者が11日、明らかにした。

 自民内には、新首相誕生の勢いを維持したまま、速やかに衆院選を実施する日程に期待の声がある。複数の総裁選候補予定者が早期の衆院解散に言及している。新首相の判断次第で11月10日投開票も選択肢となる。

 10月27日投開票とする場合、新首相が就任後、直ちに解散日程を表明し、衆参両院での所信表明演説と各党代表質問を終えた後、9日ごろの衆院解散が見込まれる。その場合は参院岩手選挙区補欠選挙と同日選となる。複数の自民幹部は「総裁選から間を置かずに最短の日程で衆院選を実施すべきだ」と指摘した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERAセ・リーグ 阪神3―4DeNA(11日・甲子園)

 一発に泣いた。左翼席に向かって伸びる放物線の行方を見つめ、阪神・岡田監督はガックリと肩を落とした。「初球やろ。簡単に真っすぐを、お前。真っすぐに強いバッターやからな」。同点の8回先頭。“ダブル守護神”の一角を担うゲラが、先頭の桑原に156キロ直球を打ち砕かれた。静寂に包まれる甲子園。悪夢の決勝アーチを食らった。

 5月26日・巨人戦で岡本和に浴びて以来、来日3本目の被弾で、6月4日・楽天戦(ともに甲子園)以来の4敗目。助っ人右腕は「(状態は)悪くなかった。あの一球だけが悔やまれます」と、敗戦の責任を一身に背負った。指揮官は「ボールから入ったらええやんか。簡単なことやん」と、バッテリーに対する嘆き節が止まらなかった。

 前日10日にエース・東を打ち崩し、この日も難敵のジャクソンを森下の3戦連発などで6回途中KO。虎党の大応援を力に変えて、一丸の雰囲気で終盤勝負に臨んだが、聖地での連勝も4で止まった。逆転勝利を飾った首位・巨人とのゲーム差は、1週間ぶりに3・5に拡大した。大逆転で球団初の連覇を狙う岡田監督は「粘ってよく頑張ったなんてないんやから。勝ち負け言うてるやん」と、懸命に前を向いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「申し訳ないという思いですね」

9月11日の定例記者会見で、こう述べたのは兵庫県・斎藤元彦知事(46)。内部告発されたパワハラ疑惑をめぐって窮地に立たされているが、会見では涙を見せる一幕があり波紋を呼んでいる。

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騒動をめぐっては、すでに日本維新の会が9日に辞職と「出直し選挙」を要求。12日には兵庫県議会の最大会派・自民党など、残りの全会派も辞職を求める見通しだ。さらに自民党は斎藤知事が辞職に応じない場合、9月議会の初日にあたる19日に不信任決議案を提出する方向で調整していることも明らかになった。

定例記者会見では記者から、「3年前の知事選では自民党の中から11名が中心として知事を支援した」「明日の(辞職)申入れには知事を擁立するために動いた人もメンバーにいらっしゃる。このことについて、知事の思いや心の声というものは?」と尋ねられた斎藤知事。

すると冒頭のように詫びた上で、こう続けた。

「3年前に(自民党の)会派を割って本当に重い決断で、当時、石川先生、内藤先生ですね。あとは若手も含めて、重い決断を頂いたと思います。今の百条委員長をやられている奥谷先生もそうですけど、その先生方の重い決断の中で私に対して出馬要請をして頂いたと。そこで私も『一緒にやりましょう』ということで、決断しました」

さらに「知事選挙に勝たせて頂いて、知事に就任してこれまで一緒にやってきたというところです」と続けたが、斎藤知事に変化が見られたのはこの直後だった。

「自分がやれる政策とか、先生方のアドバイスとかも、もちろん十分受け止められなかったところもあるかもしれないですけど。当時、兵庫自民という会派におられた中で、一緒にやっていこうと。

議会が終わるたびに会派の控え室にもいましたけど、そこで『頑張れよ』という風に当時も言って頂いていましたので……そこはまぁあの、大変、あの……申し訳ないなと。こういう状況になったってことは申し訳ないという思いで、自分自身に対して悔しい思いではいます」

こう話を続けるうちに瞬きの回数が増え、所々で言葉を詰まらせる。「先生方に心から感謝はしています。本当に申し訳ないという思いで、私自身は今います」とも語り、赤くなった目には涙が浮かんでいたが……。

「感情が出てしまった」とも漏らし、涙を見せたことについて記者から「支援してもらった維新と自民の県議の皆さんの期待に応えられなかったという感情からの悔し涙ですか?」との質問には、こう返答していた。

「申し訳ないという思いですかね。期待に応えられなかったというよりも、結果的にその方々からも、そういった申し出を受けるという状況になってしまったことについて、自分の力不足を強く思ったということです。ただ、県政をしっかりやっていきたいという思いは、私自身も強く持ってはいます」

いっぽう一連の問題をめぐっては公益通報した元・西播磨県民局長だけでなく、阪神・オリックス優勝パレードの資金集めを担っていた担当課長までも亡くなっている。斎藤知事は記者から「心の通った言葉を発信していただけないでしょうか」と求められると、「改めて元県民局長が亡くなられたことは、心からお悔やみを申し上げたいと思います」と述べるにとどまった。

亡くなった職員にではなく自らの力不足に涙を流した斎藤知事に、“自己中”だと感じた人もいたようだ。ネットでは、改めて非難の声が上がっている。

《泣いてんじゃねーよ!っておもう》
《泣きたいのは職員と遺族だよ》
《最後の最後まで自分の為なんですね》
《自分に対して悔しい。結局は自分なんだよこの人は》
《自己愛での涙であって、他の人への気持ちの共感性は皆無なんでしょうね 相手の立場に立って物事を考えられない、自己のことしか考えられない人がリーダーなんておそろしい》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

防衛省によりますと、北朝鮮は弾道ミサイルの可能性があるものを発射しましたが、すでに落下したとみられるということです。

政府関係者によりますと、落下したのは日本のEEZ=排他的経済水域の外側だとみられるということです。

岸田総理は午前7時15分に、▼情報収集・分析に全力を挙げ、国民に対して、迅速・的確な情報提供を行うこ、▼航空機、船舶等の安全確認を徹底すること、▼不測の事態に備え、万全の態勢を取ることの3点を指示しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岸田首相は12日午前、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたことを受け、〈1〉国民への迅速・的確な情報提供〈2〉航空機・船舶の安全確認徹底〈3〉不測の事態に備えた万全の態勢確保――の3点を指示した。政府関係者によると、ミサイルは日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岸田首相の後継を選ぶ自民党総裁選は12日に告示され、15日間の選挙戦がスタートする。上川陽子外相(71)が11日に立候補を表明し、総裁選の出馬表明は9人目となった。立候補に推薦人が必要となった1972年以降、最多だった5人を大幅に上回る構図が固まった。27日に投開票される。




自民党本部に掲げられた総裁選の垂れ幕(東京都千代田区で)

 上川氏の総裁選出馬は初めてで、今回の総裁選で女性の立候補表明は2人目となる。上川氏は東京都内で開いた記者会見で、「難問から逃げず、国民と新たな日本を築いていきたい」と意気込みを語った。実質賃金の増加や「貯蓄から投資」を促進し、「所得再分配を確立して中間層を広げる」と訴えた。

 「交通ネットワークの 強靱きょうじん 化」を掲げ、リニア中央新幹線の開業の前倒しを後押しする考えを示した。アニメや活字文化などの保護を国家戦略の柱に位置づけ、支援拠点として「メディア芸術ナショナルセンター」を早急に整備するとした。政治不信を 払拭ふっしょく するため、「改革・対話型」の政治を目指すとし、「徹底した透明性と説明責任を果たす」と強調した。



 総裁選は国会議員票367票に、国会議員票と同数の党員・党友票を合わせた734票で争われる。1回目の投票で過半数を得た候補がいない場合は上位2人による決選投票となる。

 これまでに小林鷹之・前経済安全保障相(49)、石破茂・元幹事長(67)、河野太郎デジタル相(61)、林芳正官房長官(63)、茂木敏充幹事長(68)、小泉進次郎・元環境相(43)、高市早苗経済安全保障相(63)、加藤勝信・元官房長官(68)が出馬を表明している。

 出馬を目指していた斎藤健経済産業相(65)は11日、経産省で記者団に対し、「総裁選から撤兵する」と述べ、立候補を断念することを明らかにした。野田聖子・元総務相(64)も同日、出馬を断念し、小泉氏の支援に回ることを表明した。出馬に意欲を示す青山繁晴参院議員(72)は、推薦人の確保を目指している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

台風13号(バビンカ) 三連休に「強い」勢力で沖縄接近のおそれ

9月12日(木)3時現在、台風13号(バビンカ)はマリアナ諸島を北西に進んでいます。発達して暴風域を伴い、三連休には強い勢力で沖縄に接近するおそれがあり警戒が必要です。

▼台風13号 9月12日(木)3時
 中心位置   マリアナ諸島
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     北西 20 km/h
 中心気圧   990 hPa
 最大風速   25 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 35 m/s

 

沖縄は暴風・大雨で大荒れの三連休に

台風13号の進路予想を見ると、太平洋高気圧の縁に沿うように日本の南を北西に進んで、14日(土)から15日(日)にかけて沖縄付近を通過し、東シナ海に進む可能性が高くなっています。

早ければ今日にも暴風域を伴う勢力に発達し、沖縄に近づく前には「強い台風」になる可能性があります。沖縄近海は海面水温が高く、上空の風の状況も台風が発達しやすい環境となるため、勢力を落とさずに接近する見込みです。進路に近い地域では暴風や大雨で大荒れの天気となるおそれがあるため警戒が必要です。随時最新の情報を確認し、早めに対策を行ってください。

本州付近には太平洋高気圧が張り出しを強めているため、直接北上してくる可能性は小さくなっています。ただ、台風の周囲をまわる湿った空気の影響で、西日本の太平洋側などで雨の降る可能性があります。
 

台風の名前

北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風13号の名前「バビンカ(Bebinca)」はマカオが提案した名称で、伝統的なプリンの名前からとられています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日12日 晴れるが急な雷雨や激しい雨に注意 厳しすぎる残暑 体温超えの暑さも

 

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今日12日は、広く晴れますが、東北から九州、沖縄は天気の急変に注意。山沿いや内陸部を中心に所々で雨や雷雨になり、局地的に激しい雨が降るでしょう。9月とは思えない厳しい暑さが続き、関東から九州は所々で猛暑日(最高気温35℃以上)となりそうです。九州では体温超えの暑さの所もありそうです。

広く晴れるが急な雷雨や激しい雨に注意

 

 

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今日12日も本州付近は高気圧に覆われます。

北海道や東北北部は日中はおおむね晴れるでしょう。東北南部から九州も日差しが照り付けますが、午後は湿った空気や気温の上昇で大気の状態が不安定になります。山沿いや内陸部を中心に、所々で雨雲や雷雲が湧くでしょう。局地的には道路が冠水してしまうほどの激しい雨が降りそうです。沖縄も晴れますが、急な雨や雷雨にご注意ください。

9月とは思えない暑さ

 

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最高気温は真夏並みの所が多いでしょう。

東北や北陸も30℃以上の所が多くなりそうです。関東から九州は35℃前後で、9月とは思えない暑さでしょう。前橋市や熊谷市、大阪市や広島市、福岡市などでは35℃以上の猛暑日となりそうです。また、佐賀市や福岡県久留米市では37℃と体温超えの危険な暑さとなる見込みです。

関東~沖縄 熱中症警戒アラートも

 

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関東から沖縄の19の府県に「熱中症警戒アラート」が発表されています。熱中症に厳重な警戒が必要です。熱中症警戒アラートが発表されていない地域でも赤色のエリアは暑さ指数(予測値)が31以上と熱中症リスクの高いエリアです。油断せずに熱中症対策をなさってください。

熱中症警戒アラート発表時 とるべき行動は

 

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熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にかからないよう、積極的にとるべき行動が5つあります。

①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。

②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、原則、中止や延期をしましょう。

③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。

④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。

⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇サッカー W杯アジア最終予選 グループC

2026年北中米で開催されるW杯のアジア最終予選第2戦が行われました。

18チームが6チームずつ3グループに分かれて争う最終予選では、各グループ上位2チームが本大会出場決定、各3・4位はアジア・プレーオフに回ることになります。本大会の出場チーム拡大により、アジアの出場枠は4.5から8.5に増加しています。

FIFAランク18位の日本は敵地でバーレーン(同80位)と対戦。前半34分、右サイドから鎌田大地選手がクロスを上げようとしたところ、相手DFの手に当たり日本がPKを獲得。上田綺世選手は顔にレーザーポインターの光を顔に当てられながらも冷静に決め、日本が先制します。

後半2分には上田選手がゴール前の混戦から右足を振り抜き追加点。さらに16分には上田選手のポストプレーからパスを受けた守田英正選手が流し込み3点目。その3分後にも左サイドの三笘薫選手が駆け上がると、中にいた守田選手が合わせて得点を挙げました。

さらに後半36分には、中村敬斗選手のシュートを弾いたボールを小川航基選手が押し込みダメ押しの5点目。日本は初戦の大勝に続き、敵地でも5-0の勝利を挙げ、グループC首位をキープしました。

その他、サウジアラビアが中国に勝利し、勝ち点4で2位に浮上。FIFAランクではアジア4番手、このグループでは日本に次ぐ2番手のオーストラリアがインドネシアに0-0の結果。勝ち点1の5位と足踏みをしています。

▽グループC順位

1:日本(勝ち点6)

2:サウジアラビア(勝ち点4)

3:バーレーン(勝ち点3)

4:インドネシア(勝ち点2)

5:オーストラリア(勝ち点1)

6:中国(勝ち点0)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

J1北海道コンサドーレ札幌MFスパチョーク(26)が、5年ぶりの4連勝へ、痛みを押してピッチに立つ。札幌は11日、ホーム・東京V戦(14日)に向けて、大和ハウスプレミストドームサブグラウンドで練習した。8日のルヴァン杯・横浜M戦で左足首を打撲し、後半9分に退いたスパチョークが、全体練習に合流。「痛みはまだ残っているが、試合まではまだ時間がある。ヴェルディ戦に関しては全く問題ない」と出場へ強い意欲を示した。

 タイ代表として7日と10日に親善試合に臨むベトナム遠征に参加予定だったが、辞退した。8月16日の鳥栖戦で左太もも裏肉離れから10試合ぶりに実戦復帰。3戦連続出場となった1日の川崎戦で左内転筋に張りを感じた。「タイ側にも日本に残っていた方がいいと言われて。ケアを優先してルヴァン杯に向けて準備してきた」。代表合流を断念し、札幌での戦いに備えてきた。

 横浜M戦で負傷こそしたが「内転筋の痛みはほぼ消えた」と不安は1つ、なくなった。「状態は徐々に良くなってきている。ここからは90分できるんじゃないか」。夏の復帰後の4試合ではまだ1試合もないフル出場も視野に入れて戦っていく。

 J1での4連勝ならクラブ史上、5年ぶり2度目となる。スパチョークは「全員がコミュニケーションもよく取れているし、いい流れで来ている。いけるんじゃないかなと思う」と自信をのぞかせた。有言実行を果たし、逆転残留への可能性を、また一段、高めにいく。(砂田 秀人)

 ◆札幌のJ1での4連勝 ペトロヴィッチ監督就任2年目の2019年に一度、達成している。4月13日第7節のアウェー・C大阪戦に1〇0、同20日の第8節ホーム・横浜M戦で3〇0、同28日の第9節アウェー・磐田戦は2〇1、5月4日の第10節ホーム・神戸戦で2〇1とJ1で初の4連勝を飾った。第11節のアウェー・松本戦は0△0で引き分け。現在、8月16日の第27節ホーム・鳥栖戦(5〇3)、同25日の第28節アウェー・磐田戦(2〇0)、9月1日の第29節ホーム・川崎戦(2〇0)と3連勝。東京V戦でクラブのJ1史上2度目の4連勝に挑む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西武は11日の日本ハム戦(エスコン)に延長11回の末、2―3と2試合連続のサヨナラ負け。40勝84敗2分けとなり、とうとう西鉄時代の1971年(130試合制)に記録したシーズンワースト敗戦数に並んだ。

3番手の甲斐野がレイエスにサヨナラ弾を浴び、9回まで111球、3安打2失点と懸命に腕を振った隅田も報われなかった。「9イニングしっかりと投げ切ることができたので良かった」と語ったが、チームは53年ぶりの不名誉記録。すでに3年ぶり3度目の最下位も確定しており、12日の楽天戦(ベルーナ)にドラフト3位新人・杉山遥希投手(18)がプロ初先発のマウンドに立つなど〝育成モード〟に切り替わっていく。

来季の巻き返しに向けて若い戦力を芽吹かせていくことは不可欠。ただ、同時にここからの敗戦はさらなるワースト記録と隣り合わせとなる。この日時点で勝率は3割2分3厘で、71年の球団最低記録「3割1分1厘」の〝更新〟も現実味を帯びてくる。

また、チーム打率「2割8厘0毛」は戦後のプロ野球記録としてはワースト4位に相当する。ちなみにワースト1位は62年の国鉄(現ヤクルト)の2割1厘、2位は56年の大洋(現DeNA)の2割7厘6毛、3位も55年の大洋(同)の2割8厘7毛。こうした記録にまた近づいていってしまうのか…。歴史的低迷の底はまだ見えてこない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ 日本ハム3―2西武(11日・エスコンフィールド)

 日本ハムの水谷瞬外野手(23)が、出場11試合ぶりとなる一発で、2試合連続のサヨナラ勝ちにつなげた。7回2死一塁、西武・隅田の146キロ直球をはじき返した打球は、ライナーで左翼ブルペンに飛び込んだ。

 6回までわずか1安打に抑えられていた嫌な流れを断ち切った先制の7号2ランに「バギー(バーヘイゲン)さんの気迫の投球を見て、気持ちが乗っかった。モーレ(レイエス)さんのカウントが悪くなった時点で自分に回ってくると思っていたので。初球からフルスイングで勝負して、2球目でうまく捉えることができて良かった」と表情を緩めた。

 8月27日の楽天戦で先頭打者本塁打を放って以降、32打席、長打が出なかった。キープしてきた打率3割も、4打数無安打に終わった9月7日のオリックス戦で2割台に落とした。だが、好調のチームの波に乗り遅れることはなかった。8日のオリックス戦では9試合ぶり長打となる左翼への適時二塁打を記録。無安打に終わった前日(10日)の西武戦の鬱憤(うっぷん)を晴らす仕事を演じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆セントライト記念追い切り(11日・美浦トレセン)

 菊花賞トライアルの第78回セントライト記念・G2(16日、中山=3着まで優先出走権)に向かうルカランフィーストが、11日の美浦・Wコースで最終追い切りを行って上昇ムードを漂わせた。

 遅れは心配無用だ。横山武が騎乗し、自己ベストを2秒9も更新する6ハロン80秒0(ラストは11秒6)。6馬身先行した僚馬のサトノラポール(2歳新馬)に2馬身先着を許したが、ゴール地点を過ぎてからも勢いよく伸び続けて僚馬に並びかける形でフィニッシュ。鹿戸調教師は「前が飛ばして時計は速かったけど、最後は追いついて、いい稽古だった」と手応えをつかむ。

 1月の若竹賞で不良馬場に対応し、豪快に伸びて2勝目。続くスプリングSで3着になり、権利を獲得して挑んだ皐月賞ではレコード決着の8着だった。トレーナーは「春は稽古で動けなかったけど、(秋を迎えて)速い時計で動けるようになった。体も10キロくらい増えて、いい体になっている。ひと休みして雰囲気は本当にいい。体調は申し分ない」と以前との違いを感じ取っている。

 5か月ぶりで挑む秋初戦。指揮官は「成長力もあると思うし、この相手にいい競馬ができれば楽しみ」と大きな期待を寄せている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

濱中治氏は2007年に打率.193、6本塁打…深刻な打撃不振に陥った
阪神で4番打者を務めた濱中治氏(野球評論家、関西独立リーグ・和歌山ウェイブスGM)は2007年オフ、吉野誠投手とともにオリックスへ移籍した。平野恵一内野手、阿部健太投手との2対2の交換トレードだった。兵庫・尼崎市内のホテルで通告されたという。その場で了承したが「無茶苦茶ショックでした。タイガースで何とかして活躍したかったですし、せめてあと1年待ってほしかったです」と当時の心境を語った。

プロ11年目、2007年の濱中氏は3月30日の広島との開幕戦(広島)に「6番・右翼」でスタメン出場した。キャリアハイの打率.302、20本塁打、75打点の成績を残した前年(2006年)は、3、4月に打率.435、10本塁打、22打点と打棒爆発。その再現を目指して意気込んだが、調子はなかなか上がらなかった。「打って当たり前と思われているなかで常にプレッシャーを感じながらやっていたような気がします」。

流れは悪くなるばかりだった。打率は1割台に低迷。本塁打ゼロが続き、4月23日には登録抹消となった。2軍調整を経て5月22日に1軍復帰したが、レギュラーの座はなくなり、交流戦中のDH以外は代打中心。6月7日には再び抹消された。「怪我とかも何もなかったんですけど、使ってもらえなくなった感じでしたね。まぁ。結果を出していなかったからなんでしょうけどね」と濱中氏は唇をかんだ。

「ホームランとか長打を求められる立場だったので、打たないと、打たないとって余計バッティングが崩れていったのはあるでしょうね。僕のバロメータはホームランで、早めに出たシーズンはトントントンといきやすいんですけど、出なかった年は結構苦労しているんです。自分を追い込んでしまってね。2007年も打ち方とかの問題ではなく、メンタル的な問題が大きかったと思いますね」

2007年の1号は8月3日の広島戦(広島)で放った代打アーチ。8月2日にようやく1軍に戻り、その翌日に飛び出した。「1本出たら、感覚って戻ってくるんですよ」と話したように、そこから2か月で6本塁打をマークした。2号以降はすべてスタメン出場時の一発だったが、首脳陣の信頼回復までは至らなかったようで、その間も代打出場が半分以上を占めた。この年は62試合、打率.193、6本塁打、14打点。不本意すぎる結果だった。

元阪神、オリックスの濱中治氏【写真:山口真司】
2対2でオリへトレード「あと1年待ってほしかったというのが正直な気持ち」
阪神は3位となり、2位中日とのクライマックスシリーズファーストステージ(10月13、14日、ナゴヤドーム)に臨んだが、0勝2敗で敗退。濱中氏は2試合とも代打で起用された。1試合目は代打の代打を出されて打席なし、2試合目は中飛で終わった。結果的にこれが阪神での最後の出場となった。もちろん、その時はそんなふうに思ってもいない。このオフに通告されたオリックスへのトレードは、濱中氏にとってあまりにも衝撃的すぎた。

「そのちょっと前に新聞に僕のトレードの話が出たんですよ。日本ハムかロッテかって。まぁ、でもそういうのが出たら、こういう話って流れるっていうのがよくあるじゃないですか。その時もそう思っていたんですけど、球団から電話がかかってきて『明日、尼崎のホテルに来てくれるか』って。ホントにトレードなのかって思いながら次の日に行ったら『オリックスに決まったから』と言われて……。もう無茶苦茶ショックでしたよ」

その場で了承はした。「だって“わかりました”しかないですもんね。プロの世界、決まったと言われたら、そこに従うしかないのでね」。でも、悔しかったし、悲しかった。「タイガースに骨を埋めたいという気持ちでずっとやってきたのでね。その年(2007年)に成績を残せなかった自分が悪いんですけど、前の年(2006年)は成績を出したし、すぐにトレードに出すんじゃなくて、あと1年待ってほしかったというのが正直な気持ちでした」

2軍時代からお世話になった岡田監督に見切られた形にもなり、複雑な思いだった。「岡田さんにはバッティングを教わることも多かったし、感謝していますけど……」。1996年ドラフト3位で阪神に入団。第85代の4番打者も務めるなど“さあこれから”という時に右肩故障に見舞われ、野球人生の流れが変わった。それでも必死に復活ロードを歩んできた中でのトレード。どうすることもできないことだったとはいえ寂しさが募った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆ 2打席連続安打でいずれも生還!

 ソフトバンクは楽天に9-2で逆転勝ちし3連勝。優勝マジックを「11」に減らした。

 打線は2点を先制された直後の3回、7番・中村晃の左前打、9番・緒方理貢の二塁内野安打などで一死一、三塁の好機を作り、1番・川瀬晃の左犠飛で三走・中村が生還。同時に、一走・緒方も判断良く二塁へタッチアップし、二死二塁で続く今宮健太が中前適時打を放ち緒方が同点のホームを踏んだ。

 2-2の同点で迎えた5回は一死から緒方が中前打で出塁。二死一塁となり、今宮の打席で緒方の足を警戒した楽天先発・瀧中瞭太が牽制悪送球を犯し、緒方は労せず二塁へ進んだ。すると再び今宮が左前適時打を放ち、緒方が今度は逆転となる生還。相手のミスにつけ込み試合をひっくり返すと、8回は打者一巡の猛攻で一気に5点を奪うなど、終わって見れば16安打9得点の猛攻で大勝した。

 先発の大関友久は立ち上がりの制球に苦しんだものの、3回以降は修正し7回4安打2失点の好投ででシーズン自己最多を更新する8勝目(3敗)。8回以降は長谷川威展と尾形崇斗が1イニングずつゼロを刻んだ。

 11日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』では、逆転劇の口火となった緒方の走塁にフォーカス。3回に川瀬の左犠飛で一塁から二塁へタッチアップした好走塁について試合の解説を担当した坂口智隆氏は「見事。(左翼手の)捕球体勢をしっかり見ながらスコアリングポジションに行きましたよね」と評価し、続く今宮の中前適時打で緒方が同点のホームを踏むと「さっきの走塁が生きた」と褒め称えた。

 さらに坂口氏は「行けると思ったら、思い切って次の塁を狙っていく。今年のホークスはフライに限らず、こういった走塁をよく見るし、そこから畳みかけていく」と、チーム全体で走塁意識の高さを感じると指摘。その中で、8月2日の日本ハム戦(みずほPayPay)以来となるスタメンで3打数2安打、1四球2得点の働きを見せた緒方の活躍を取り上げ、「本当に強いチームの象徴ですよね」と絶賛した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆ 「強いチームはこういうところを逃してくれてない」

 楽天はソフトバンクに2-9で敗れ3連敗。オリックスに勝利した3位・ロッテとのゲーム差は4.5に広がった。

 先発の瀧中瞭太は2回パーフェクトの好スタートを切ったものの、2点を先制してもらった直後の3回は単打2本で一死一、三塁のピンチを招いたあと、犠飛と適時打を許し2-2の同点に追いつかれた。

 5回は自らの牽制悪送球などで二死二塁のピンチを招き、2番・今宮健太に左前適時打を許し逆転となる3失点目。6回は6番・正木智也に中越えソロを浴び、6回9安打4失点(自責点3)の内容で降板した。2点ビハインドで迎えた8回は、3番手の弓削隼人が一挙5失点。終わって見れば大敗となり、瀧中は5敗目(3勝)を喫した。

 打線は2回、二死から9番・石原彪、1番・小郷裕哉の連続適時打で2点を先取。しかし、4回は先頭で出塁した6番・阿部寿樹が牽制に引っかかり憤死するなど、3回以降は拙攻が目立ち追加点を奪うことができなかった。

 11日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』でこの試合の解説を務めた坂口智隆氏は、先制しながら逆転負けを喫した楽天の戦いぶりについて「もったいない点の取られ方をしてしまった」と総括。一方で「強いチームはこういうところを逃してくれてない」と、鮮やかな逆転勝ちで優勝マジックを「11」に減らした首位・ソフトバンクの強さにも言及した。

 楽天は4回裏に牽制死でチャンスの芽をつぶし、直後の5回表は牽制悪送球をきっかけに勝ち越し点を献上。坂口氏は「4回の場面は仕掛けたい気持ちはわかるんですが、走塁死でイニングが終わると流れが変わるとよく言われている。その次の回に、警戒した場面でミス(牽制悪送球)ですから…」と苦言を呈し、最後に「これからも大事な試合が続くわけですから、丁寧に行く場面は丁寧にいかないといけない」と、逆転でのCS進出を目指す楽天の巻き返しに期待を寄せた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇天皇杯 第104回全日本サッカー選手権 準々決勝 ガンバ大阪2-1サンフレッチェ広島(11日、エディオンピースウイング広島)

天皇杯の準々決勝でガンバ大阪がサンフレッチェ広島を破りベスト4入りを決めました。

ガンバ大阪は前半14分、山田康太選手がゴールを決め先制します。ところが、その2分後、サンフレッチェ広島の加藤陸次樹選手に得点を許し同点に追いつかれます。

それでも、後半34分に岸本武流選手が決勝点を奪ったガンバ大阪。2対1でサンフレッチェ広島に勝利し、準決勝進出を決めました。

【準々決勝の結果と今後の日程】

11日 ガンバ大阪2-1広島

18日 京都サンガF.C.vsジェフユナイテッド千葉

25日 横浜F・マリノスvsレノファ山口

鹿島アントラーズvsヴィッセル神戸

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロ野球セ・リーグは11日、各地で3試合が行われました。

首位・巨人は2位・広島と対戦。2点を追う9回、ノーアウト満塁のチャンスで吉川尚輝選手が死球で押し出しとなり1点差とすると、岡本和真選手、浅野翔吾選手などのタイムリーで一挙9得点で勝利しました。この勝利により広島とのゲーム差を「3」に広げました。

3位・阪神は4位・DeNAと対戦。3-3で迎えた8回。この回から登板したゲラ投手が初球を桑原将志にスタンドへ運ばれ決勝点。DeNAがこの接戦を制しました。この勝利により、DeNAは阪神とのゲーム差を「2」に縮めました。

5位・中日は6位・ヤクルトと対戦。中日はこの日4つのエラーなどがからみ大量失点。攻撃陣は8安打を放つも1-8で敗れました。勝ったヤクルトは中日とのゲーム差を「2.5」に縮めました。

【11日のセ・リーグ結果】

◆巨人 9-2 広島

勝利投手【巨人】泉圭輔(2勝0敗1S)

敗戦投手【広島】栗林良吏(0勝5敗37S)

◆DeNA 4-3 阪神

勝利投手【DeNA】ウィック(5勝1敗1S)

敗戦投手【阪神】ゲラ(0勝4敗12S)

本塁打

【DeNA】牧秀悟20号、桑原将志4号

【阪神】森下翔太15号

◆ヤクルト 8-1 中日

勝利投手【ヤクルト】吉村貢司郎(7勝8敗)

敗戦投手【中日】小笠原慎之介(5勝11敗)

本塁打【ヤクルト】サンタナ13号、村上宗隆25号

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロ野球パ・リーグは11日、各地で3試合が行われました。

首位ソフトバンクは4位楽天と対戦。同点の5回に今宮健太選手のタイムリーで勝ち越すと8回には5得点をあげ点差を広げます。投げては大関友久投手が7回110球2失点と好投を見せチームは3連勝。これによりソフトバンクはマジック「11」としました。

3位ロッテは5位オリックスと対戦。ソト選手が本塁打含む3安打、中村奨吾選手が本塁打含む4安打を放ち、チームは17安打12得点の猛攻を見せロッテが快勝しました。

2位日本ハムは6位西武と対戦。2-2の同点で迎えた延長11回、3番手の甲斐野央投手がレイエス選手にサヨナラホームランを浴び2日連続のサヨナラ負けとなりました。西武はこの敗戦で3連敗、球団ワーストタイとなる84敗を記録しました。

【11日のパ・リーグ結果】

◆ソフトバンク 9-2 楽天

勝利投手【ソフトバンク】大関友久(8勝3敗)

敗戦投手【楽天】瀧中瞭太(3勝5敗)

本塁打【ソフトバンク】正木智也6号

◆ロッテ 12-3 オリックス

勝利投手【ロッテ】カイケル(2勝1敗)

敗戦投手【オリックス】田嶋大樹(6勝7敗)セーブ【ロッテ】菊地吏玖(0勝0敗1S)

本塁打

【ロッテ】ソト19号、ポランコ20号、中村奨吾4号

【オリックス】セデーニョ11号、太田椋5号

◆日本ハム 3x-2 西武

勝利投手【日本ハム】田中正義(4勝3敗18S)

敗戦投手【西武】甲斐野央(0勝2敗)

本塁打

【日本ハム】水谷瞬7号、レイエス19号

【西武】岸潤一郎6号

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中日は11日のヤクルト戦(バンテリン)に1―8で大敗を喫し、首位・巨人とは14ゲーム差に拡大。この日の敗戦で今季の優勝の可能性がゼロとなった。

13年連続のV逸が決定した立浪和義監督(55)は「これだけ負けているわけなので。上位とこれだけ離されている。残り試合数を考えれば当然のことだと思う。ただ最後まで残り試合をしっかりやらないと。こういう大敗をなくしていかないといけない。また明日からしっかりやっていきます」と厳しい表情。加藤球団本部長は「クライマックスシリーズの可能性が残っている限り、そこに向けて頑張るしかない」と語った。

勝負の3年目も優勝争いに絡むことができなかった立浪竜だが、なぜか観客動員だけは絶好調だ。5位と6位の対決となったこの日のヤクルト戦も平日にもかかわらず3万3088人のファンが足を運んだ。

8月29日には主催ゲームの観客数が200万人を突破したが、これは昨季より5試合早い62試合目での到達だった。バンテリンドームでは残り7試合だが、すでに18日の阪神戦と22、23日の広島戦はチケットが完売。昨年の218万3950人を大きく上回る230万人突破の可能性も高まっている。

それにしてもこれだけ負けているのになぜ中日戦には人が入るのか。球団内では「若い人の入場が非常に上がっています。率で言うと20代が一番多いんです。今まで来場していなかった方たちが来ていただいているというのはデータ上でも出ています。若い人はエンターテインメントを楽しんでいる。声を出して仲間と一緒に楽しく応援する。コンサート感覚に近いのかもしれないですね」と分析する声もある。

とはいえ、中日は優勝どころか2012年を最後にクライマックスシリーズにすら出場できていない。最大のファンサービスは勝利を届けること。いつになったらドラゴンズは名古屋のファンを喜ばせることができるのだろうか…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆天皇杯▽準々決勝 広島1―2G大阪(11日・エディオンピースウイング広島)

 1試合が行われ、G大阪がJリーグで首位に立つ広島に2―1で競り勝ち、ベスト4一番乗りを決めた。同点の後半34分にダニエル・ポヤトス監督を「パパみたい」と慕うDF岸本武流(27)が勝ち越しゴール。4大会ぶりの4強入りで、2015年度以来、9大会ぶり6度目の優勝を目指す。

 “親孝行”にまた一歩近づいた。1―1の後半34分、MFウェルトンが左サイドから仕掛けると、中央でパスを受けた岸本が左足を振り抜き、勝ち越しゴール。リーグ首位の広島を破り、4大会ぶりのベスト4進出を決めた。元ストライカーのDFは「自分らしくないゴールだったが、シンプルにうれしかった」と喜んだ。

 ポヤトス監督を21年のJ1徳島時代から慕い、今季はG大阪で共闘。「パパみたい。笑ったらかわいいし(笑い)」と“息子”が話せば、指揮官は「長年、付き合いがある。自分の子どものように思っている」と我が子のように成長を見てきた選手の活躍に目を細めた。

 9大会ぶりの頂点まであと2勝。岸本は「監督の期待に応えたい。優勝させてあげたいし、胴上げしてあげたい」と熱い思いを語った。準決勝、決勝も勝利の立役者となり、恩師に「優勝監督」の称号を贈る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERAセ・リーグ 阪神3―4DeNA(11日・甲子園)

 DeNAの大和内野手が11日、阪神戦(甲子園)前の守備練習中、イレギュラーした打球が鼻に当たり、西宮市内の病院で鼻骨骨折の診断を受けた。試合後に球団が発表した。

 同内野手は欠場したが、ベンチ入りしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「楽天2-9ソフトバンク」(11日、楽天モバイルパーク)

 楽天は逆転負けで3連敗。借金2となり、3位・ロッテと4.5ゲーム差に広がった。

 今江監督は「いい形で先制できて、その後すぐに追いつかれてってところで、うまくゲームを運べなかった」と振り返った。先発の滝中が味方の先制直後に同点を許すなど、6回4失点と踏ん張れず。打線も中盤以降は完全に沈黙。反撃することができなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「オリックス3-12ロッテ」(11日、京セラドーム大阪)

 二回のロッテの攻撃中、審判のジャッジが二転三転するシーンがあった。1死一、二塁から田村の打球をオリックスの左翼・西川がスライディングで捕球し、その後二塁へ返球。二塁・太田が二塁上にいた二走・中村奨にタッチし、二塁ベースを踏んだ。西川はワンバウンドの捕球と判断され、二塁塁審の梅木は併殺を宣告した。

 ただ、三塁塁審の山本が手を広げた後、アウトジャッジした仕草があり、吉井監督が確認。審判団が協議の末、「ノーバウンド」でのキャッチと説明。2死一、二塁からの試合再開と覆ったが、今度は中嶋監督がリクエストを要求。検証の結果、元の判定に覆った。

 試合後、中嶋監督は「(審判のいる)位置は改善していかないと。(死角で)誰が判断するのか。臨機応変さがないのは、問題なんじゃないかなと思いますけど…」と苦言を呈した。

 

 

 

 

 

 

 

 

ロッテシティホテル錦糸町公式サイトにて受付

ロッテは10日、ロッテシティホテル錦糸町とのコラボレーションルームである「マリーンズルーム」の内装がリニューアルされたと発表した。

ヘッドボード上部には、ロッテナインが凛々しく描かれたグラフィックパネルが壁一面を覆い尽くし、ベッド横には選手ユニホームが壁いっぱいに飾られている。

その他にも、直筆サインボールの展示や、オリジナルのロールカーテンなど、細部までこだわりが詰まっている。部屋全体のテイストはマリーンズのチームカラーであるブラックとホワイトを基調とし、部屋にはZOZOマリンスタジアムに入場したかのようなグリーンのカーペットが一面に敷かれている。

価格は1室2人利用時で1万9500円~4万4500円(税込)となっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆米大リーグ レッドソックス―オリオールズ(11日、米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク)

 レッドソックスの吉田正尚外野手は11日(日本時間12日)、本拠のオリオールズ戦に「5番・指名打者」でスタメン出場し、2回の第1打席で3試合連続となる安打を放った。

 ヤンキースと地区首位を争うオリオールズは右腕クレマーが先発。2回1死、カウント1―0で外角低めに落ちるスプリットを右前に打ち返した。

 8月後半は3割目前まで打率を上げていた吉田。レ軍コーラ監督は7日(同8日)に右投手に対し左打者を、左投手に対し右打者を並べるツープラトン方式でスタメンを組むことを宣言しており、チームは今月10試合目だが、吉田の出場は8試合目。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高校野球の秋季県大会が14日、裾野球場などで開幕する。40校で争われ、上位3校が東海大会(10月19日開幕、静岡)に進出する。今夏県8強の知徳は15日の2回戦で今夏甲子園出場の掛川西といきなり激突する。プロ注目大型右腕の小船翼(3年)に次ぐ逸材が知徳に出現。187センチの1年生左腕・渡辺大地が大一番での熱投を誓った。

 “ネクスト小船”になる。渡辺は間近で見てきた先輩と同じく「2年後にプロ志望届を出せるまでになりたい」と高卒でのプロ入りも視野に入れていた。初戦は絶好のアピール機会、ブルペンで腕をしならせながら「自分の実力が県トップのチームにどう通用するか。楽しみ」と心待ちにしていた。198センチの小船からも「球のキレ、制球もいいしまだまだ伸びる。先発として知徳でいい投球をしてくれたら」とエールを受ける。

 新チームの投手陣で唯一、今夏を経験した。秋県予選では2試合に登板して計10回1失点(自責0)。「直球とスライダー中心に内外の投げ分けが良くできた。自信になった」。8日の加藤学園との練習試合で7安打1死球で完封勝利を飾り、頭角を現している。

 裾野リトルシニアでは控え組だったが知徳進学後、投球時の体重移動を見直すと最速は5キロアップして123キロとなった。身長は約半年間で5センチ伸びた。ただ体重は70キロと細身なだけに今オフは体づくりを重点的に行い「2年の夏に130キロ出す」ことを目標に掲げた。1年秋から最速を20キロ伸ばし152キロをマークした小船からは、今まで課題だった投球テンポ、間の使い方をアドバイスされた。今後は球速のアップに関しても聞いていく。

 左のスリークオーターから繰り出されるクロスファイアーに自信を持つ。打者の手元で伸び、球速以上の速さを感じさせるのも魅力だ。中学時代、投球時のボールが数値化される測定器「ラプソード」で計測した際、プロ野球投手の1分間での直球の平均回転数は2200回程度といわれる中、すでに渡辺は約2000回をたたき出した。初鹿文彦監督は「1年秋頃からぐっと良くなっている姿が小船とかぶる」と目を細め、「一冬、二冬を越えてという子、成長が楽しみ。この秋は経験を積んでくれれば」と期待を込めた。(伊藤 明日香)

 ◆渡辺 大地(わたなべ・だいち)2008年9月7日、北海道生まれ。16歳。幼稚園時に裾野市に転居。小学2年時に野球を始め、御殿場ファイターズ、裾野リトルシニアでプレー。187センチ、70キロ。左投左打。家族は両親と妹2人。

  〇…15日には2回戦で常葉大菊川と静岡が対戦する。菊川はエース左腕の大村昂輝(2年)など投打ともに今夏の主力が多く残り層が厚い。対する今夏県4強の静岡は最速141キロ左腕の吉田遥孔(はるく、2年)を擁する。他にも最速144キロ、186センチ右腕の小川秋月(2年)がいる日大三島は浜松開誠館と島田樟誠の勝者、常葉大橘は浜松商と対戦。初戦から実力校同士の好カードが目白押しだ。

 日本高野連は11日までに浜松商の曽布川ザイレン内野手(3年)がプロ志望届を提出したことを公式ホームページで公示した。高校通算29本塁打の長距離砲は9日に野末昌利部長を通じて県高野連に提出。「(指名されるか)自信はないが、前から挑戦したいと思っていた」と心境を語った。浜松市出身でフィリピン人の母を持つ右打者。180センチ、82キロの体格から新基準バットになって以降も12本塁打を放った。「持ち味は打撃。プロに入ったら更に伸ばしたい」と吉報を待つ。知徳の小船翼投手、松本陣内野手も公示された。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦