ソ3―1西(8日) ソフトバンク、連敗4で止める
ソフトバンクが連敗を4で止めた。二回に甲斐の2点二塁打で先制、2―1の八回は近藤の犠飛で加点した。松本晴は5回2/3を1失点で2勝目。ヘルナンデスが来日初セーブを挙げた。西武の武内は7回2失点の好投実らず自身4連敗。
ロッテは8日、10月14日(月・祝)スポーツの日に市川市で開催される「第7回いちかわスポーツフェスタ」に参加し、マリーンズ・ベースボールアカデミーのコーチによる野球教室を実施するになったと発表した。
野球教室は「キッズ・エンジョイ・ベースボール」として実施し、保育園・幼稚園の年長と小学校1・2年生に分かれて、午前と午後の2部制で行われる。
▼ 10月14日(月・祝)野球教室「キッズ・エンジョイ・ベースボール」詳細
【場所】J:COM北市川スポーツパーク(市川市柏井町4‐277‐1)
【開催時間】保育園・幼稚園の年長対象(午前の部):10組20名(10:30~11:30)
保育園・幼稚園の年長対象(午後の部):10組20名(13:30~14:30)
小学校1・2年生対象(午前の部):10組20名(10:30~11:30)
小学校1・2年生対象(午後の部):10組20名(13:30~14:30)
【対象】市内在住、在勤の親子ペア:各回、保育園・幼稚園年長10組、小学校1・2年生10組
【申し込み方法】市川市公式Webサイトを通じて、申込フォームからお申込み下さい。申込期間は9月30日(月)まで
※野球教室は親子での参加が条件。また事前申し込みが必要
◆パ・リーグ ソフトバンク3―1西武(8日・みずほペイペイドーム福岡)
ソフトバンクが逆転勝利で今季ワーストだった連敗を4で止めた。1日以来「15」のまま停滞していた優勝へのマジックナンバーが、ようやく減った。
×
2回2死二、三塁から甲斐が左中間への2点二塁打で先制。「先制のチャンスを絶対に生かそうと打席に入りました。とにかく先制点を取ることができて良かったです」と相好を崩した。
先発・松本晴は5回2死二塁から炭谷に左翼フェンス直撃の適時三塁打を献上したが、6回2死一、二塁で降板するまでプロ最多の99球を投げ、3安打1失点投球。プロ2勝目を挙げた。「今日の試合のテーマのひとつだった『先制点を与えない』というところがしっかりとできて良かった。でも、ピンチで降板してしまい、チームには迷惑をかけてしまった。次はもっといい投球ができるように、頑張りたい」と振り返った。
6回の火消しを務めたのは岩井。外崎を左飛に打ち取った。7回は3番手・大山が2四球で2死一、二塁のピンチを招いたが、8月25日の日本ハム戦以来の登板となった4番手・長谷川が、源田を空振り三振に仕留めてガッツポーズを見せた。
1点リードの8回、マウンドには5番手・杉山。西川に右中間を襲う大きな当たりを運ばれたが、右翼・正木がランニングで好捕。佐藤龍に左翼線二塁打を浴びたが、平沼を見逃し三振。外崎には前進した左翼・近藤の頭を越える大飛球を打たれたが、中堅・周東が俊足を飛ばしてこれもウォーニングゾーンで好捕。辛うじてゼロで抑えた。
8回は1死一、三塁から近藤が右犠飛で貴重な追加点を挙げた。
パ・リーグ公示(8日)=プロ野球
【出場選手登録】▽楽天・内星龍投手
【同抹消】▽楽天・武藤敦貴外野手(再登録は18日以降)
セ・リーグ公示(8日)=プロ野球
【出場選手登録】▽広島・松山竜平外野手▽DeNA・吉野光樹投手▽巨人・メンデス投手
【同抹消】▽広島・九里亜蓮投手▽巨人・佐々木俊輔外野手(再登録は18日以降)
【セパ公示】(8日)巨人がメンデスを登録し、佐々木俊輔を抹消 楽天は内星龍を登録
◆セ・リーグ
【出場選手登録】
▽広島 松山竜平外野手
▽DeNA 吉野光樹投手
▽巨人 メンデス投手
【同抹消】
▽広島 九里亜蓮投手
▽巨人 佐々木俊輔外野手
◆パ・リーグ
【出場選手登録】
▽楽天 内星龍投手
【同抹消】
▽楽天 武藤敦貴外野手
▽日本ハム 加藤豪将内野手
大谷翔平選手、山本由伸投手が所属するナ・リーグ西地区首位のドジャースは日本時間8日、ガーディアンズと対戦。
初回に大量6得点を奪うと、ドジャースはリードを保ったまま試合を展開し7-2で勝利。連敗を「2」で止めました。
「1番・DH」としてスタメン出場した大谷選手は、この日4打数無安打。メジャー自己最多タイに並ぶ46号はおあずけとなりました。
2位パドレスはジャイアンツに敗れ、首位ドジャースとのゲーム差は「5」に広がっています。ドジャースは今シーズンもあと残り20試合。地区優勝へ向けあと少しとなっています。
オリックスのT-岡田外野手(36)が今季限りで現役を引退すると8日に球団が発表したことを受け、阪神の北川2軍打撃コーチが鳴尾浜球場でねぎらいの言葉を送った。
北川コーチはT-岡田が新人時代の06年からチームメートとなり、12年までは現役で戦った。13年からはコーチとしても接してきた。「マイペースで、おっとりタイプだったけど、負けず嫌いだった。基本的にはおっとりしてて、かわいい子って感じだったけどね」。懐かしそうに笑った。
印象に残っているのは岡田監督が就任した、10年の交流戦だという。T-岡田は交流戦で打率・313、6本塁打、26打点で交流戦のMVPを獲得し、同年はシーズン33本塁打でホームランキングになった。
「一緒にリーグ優勝はできなかったけど、交流戦優勝はできた。劇的なホームランをあいつも打ってたし、交流戦のMVPも取った。ノーステップ打法に変えた時で、すごい選手が出てきたなと思ったし。あいつがホームラン王を取った時は僕もうれしかったな」
現役時代には何度か食事にも行った。「あの子、酒飲まないんでね。コーラを飲みながら、焼き肉とご飯を食べるという。それはちょっとないやろと思ったけど。量はすごい食べましたね」。かわいく、人懐っこい性格だった。
「僕からしたら、まだできるやろ、もうちょいやってほしいなという気持ちもあるけど。最後はケガで苦しんでる部分はあったんで。自分で決めたことやからね。さみしいけど、よく頑張ったよね。お疲れさまでした」
引退会見については日程が決まり次第、発表される。
オリックスは8日、T―岡田外野手(36)=本名岡田貴弘=が今季限りで現役を引退すると発表した。近年は出場機会が減り、今季は3試合の出場にとどまっていた。
大阪・履正社高から高校生ドラフト1巡目で2006年にオリックス入団。1軍に定着した10年に33本塁打をマークし、22歳で本塁打王に輝いた。その後も主軸として活躍し、21年には25年ぶりのリーグ優勝に貢献した。
通算成績は1362試合に出場して打率2割5分6厘、1192安打、204本塁打、715打点。
オリックスは8日、T―岡田外野手(36)=本名岡田貴弘=が今季限りで現役を引退すると発表した。近年は出場機会が減り、今季は3試合の出場にとどまっていた。
◆ 2021年は25年ぶりのリーグVに貢献
オリックスは8日、T-岡田(本名・岡田貴弘)外野手(36)が、今季限りで現役を引退すると発表した。
T-岡田は大阪・履正社高から2005年の高校生ドラフト1巡目でオリックス入り。2009年シーズン終了後、岡田彰布監督(現阪神監督)の就任に伴い、登録名を「T-岡田」に変更した。
翌2010年に33本塁打を放ち、交流戦MVPと本塁打王のタイトルを獲得。全143試合に出場した2017年も31本塁打を放つなど、和製大砲とした打線を支えた。
17本塁打を記録した2021年はチームの25年ぶりのリーグ優勝に貢献したが、翌2022年以降は出場機会が減り、今季はここまで3試合の出場で5打数無安打。19年間の通算成績は打率.256、204本塁打、715打点、OPS.770となっている。
◆パ・リーグ ソフトバンク3―1西武(8日・みずほペイペイドーム福岡)
ソフトバンクが逆転勝利で今季ワーストだった連敗を4で止めた。1日以来「15」のまま停滞していた優勝へのマジックナンバーが、ようやく減った。
2回2死二、三塁から甲斐が左中間への2点二塁打で先制。「先制のチャンスを絶対に生かそうと打席に入りました。とにかく先制点を取ることができて良かったです」と相好を崩した。
先発・松本晴は5回2死二塁から炭谷に左翼フェンス直撃の適時三塁打を献上したが、6回2死一、二塁で降板するまでプロ最多の99球を投げ、3安打1失点投球。プロ2勝目を挙げた。「今日の試合のテーマのひとつだった『先制点を与えない』というところがしっかりとできて良かった。でも、ピンチで降板してしまい、チームには迷惑をかけてしまった。次はもっといい投球ができるように、頑張りたい」と振り返った。
6回の火消しを務めたのは岩井。外崎を左飛に打ち取った。7回は3番手・大山が2四球で2死一、二塁のピンチを招いたが、8月25日の日本ハム戦以来の登板となった4番手・長谷川が、源田を空振り三振に仕留めてガッツポーズを見せた。
1点リードの8回、マウンドには5番手・杉山。西川に右中間を襲う大きな当たりを運ばれたが、右翼・正木がランニングで好捕。佐藤龍に左翼線二塁打を浴びたが、平沼を見逃し三振。外崎には前進した左翼・近藤の頭を越える大飛球を打たれたが、中堅・周東が俊足を飛ばしてこれもウォーニングゾーンで好捕。辛うじてゼロで抑えた。
8回は1死一、三塁から近藤が右犠飛で貴重な追加点を挙げた。
チーム一筋19年のT―岡田外野手(36)がバットを置く決断をした。オリックスは8日、T―岡田が今季限りで引退することを発表。近く引退会見を開く。19年目の今季は4年ぶりに開幕戦でスタメン出場を果たすも3試合の出場で4月11日に二軍降格。以降はここまで一軍昇格はなかった。
2005年のドラフト1位で履正社からオリックスに入団し、〝浪速のゴジラ〟と期待された。2010年には当時の岡田彰布監督(現阪神監督)の発案で登録名を岡田貴弘から「T―岡田」に改名すると、33本塁打で本塁打王に輝くなど大ブレーク。2017年にも31本塁打を放ち、21年には17本塁打でチームの25年ぶりの優勝に貢献した。通算204本塁打。近年は出場機会が減り、昨季で14年連続本塁打がストップしていた。
低迷期もチームの「顔役」として後輩やファンに愛されてきた和製大砲だけに貢献度は高く「しんどい時期もずっと顔役としてチームを支えてくれた。21年の優勝の貢献度も高かった。どんな形でも残ってほしいし、何かポストを提示することになると思う。顔も知られているので何でもできる」(チーム関係者)と引き続き力を借りたい考えだという。
猛暑日地点数は連日50以上に 明日も西日本中心に厳しい残暑続く
今日8日(日)も西日本から関東は残暑が厳しく、50地点以上で猛暑日になりました。明日9日(月)は西日本、東海で残暑が続く見込みです。
札幌は9月として4年ぶりの暑さ
秋雨前線の南側は上空1500m付近で+18℃以上の夏の空気に覆われています。日差しが届いた西日本や東海、関東では気温が上昇し、一部では35℃以上の猛暑日になりました。
15時00分までの最高気温は全国で最も上昇した熊本市で体温並みの36.9℃を観測。そのほか、山口市で36.4℃、千葉県市原市・牛久で36.3℃、名古屋市で35.6℃など昨日を上回る76地点で猛暑日になっています。東京都心は午後なって気温の上昇が抑えられ、昨日とほど同じ33.6℃です。
秋雨前線の北側でも昨日よりは暖かな空気が入り込んで、札幌市は31.5℃まで上がり、8月30日以来の真夏日になりました。9月に31℃台まで上昇するのは4年ぶりです。
明日も西日本、東海は猛暑日に
明日9日(月)も西日本から東海では今日と同じような残暑となります。最高気温は名古屋市で35℃、大阪市と福岡市で36℃の猛暑日の予想です。朝晩は多少しのぎやすくても、昼間は厳しい暑さで熱中症対策が欠かせません。
関東は午後になって雲が増え、雨が降りやすくなってきます。それでも東京都心の最高気温は33℃と蒸し暑い一日になります。
北海道は晴れても今日ほどは気温が上がらず、札幌市は今日に比べて5℃低い27℃の予想となっています。日差しを避ければ過ごしやすい陽気です。
イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が始まってから、7日で11か月となりました。長引く戦闘に、早期の停戦を求める声が高まっています。
ロイター通信によりますと、イスラエル軍は戦闘開始から11か月を迎えた7日もガザ地区で避難所として使われていた学校などを空爆し、28人が死亡したということです。
UNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関のラザリーニ事務局長はSNSに、「もうたくさんだ。誰もこれ以上、耐えられない」と投稿し、即時停戦を訴えました。
一方、イスラエル国内でも先週、人質6人が遺体で発見されて以降、停戦交渉に合意しない政府を批判する声が高まっています。地元メディアによりますと、テルアビブでは7日、およそ50万人が集まり、抗議デモが行われました。イスラエル史上、最大規模のデモだということです。
こうした中、アメリカの有力紙・ワシントンポストは7日、ハマスによる新たな要求を受けてバイデン政権が新たな停戦案の提示を無期限に延期したと報じました。5日にはブリンケン国務長官が「ほぼ9割は合意した」と述べていましたが、交渉は再び頓挫した形です。
11月のアメリカ大統領選挙に向けたテレビ討論会が10日に迫るなか、初めての直接対決となるハリス氏とトランプ氏は着々と準備を進めています。
「(トランプ氏を打ち負かす準備はできていますか?)イエス。私たちの国をひとつにして、新しい道を切り開く時です」(ハリス副大統領)
ハリス氏は7日、激戦州ペンシルベニア州ピッツバーグにあるスパイス店で、有権者と触れ合いました。
ニューヨーク・タイムズによりますと、ハリス氏は服装を似せたトランプ氏役との模擬練習を重ねているということです。
対するトランプ氏は即興で対応する練習を中心にしていますが、ハリス氏への差別的発言が目立たないか心配する側近もいるとも伝えています。トランプ氏は7日、激戦州のウィスコンシン州で演説し、「ハリス氏はバイデン氏よりも悪い」などと個人攻撃を繰り返しました。
立憲民主党代表選に立候補した4候補は8日、NHK番組に出演した。自民党派閥裏金事件の責任を追及するため、次期衆院選で自民関係議員への対抗馬擁立を目指す意見が相次いだ。防衛増税など国民負担の在り方を巡っても議論した。
野田佳彦元首相は、裏金に関し「自民の党内処分は甘かった。国民がペナルティーを与えるには候補がいなければできない。他の野党とも協力し、全力で立てなければならない」と主張。枝野幸男前代表も「裏金議員を倒すのは最大の課題だ。(他の野党も)理解してもらえると思う」と同調した。
泉健太代表は「一人でも多くの立民候補を擁立し、特に裏金議員がいる空白区には必ず立てて戦いたい」と強調。吉田晴美衆院議員は「政治家だけがこんなに良い思いをしているのかという国民感情がある」と語った。
自民の茂木敏充幹事長が総裁選公約で掲げた防衛増税1兆円分の停止も話題に上り、野田氏は「提案した政権中枢がゼロで良いと言った。根拠はなくなった」と指摘。枝野氏は「負担能力のある人に応分の負担をお願いすべきだ」と語った。
自民党総裁選は現職優位の歴史がある。にもかかわらず、岸田文雄首相は再選を諦めて内閣の退陣を決めた。その最大の理由は「自民党トップなのに派閥裏金事件の責任を取っていない」という批判だ。政治不信の逆風が止まらない中、続投に向けた「窮余の策」も浮かんだが、最終的に不出馬カードを選んだ。裏金処分と政権末期の内幕を振り返った。(共同通信裏金問題取材班=杉田雄心)
▽タブー破りでも批判なし
自民党の政治刷新本部の初会合に出席し、取材に応じる菅前首相=1月11日、東京・永田町の党本部
岸田首相が広島の地元関係者に辞意を伝えたのは、退陣会見の4日前となる8月10日だった。「私が責任を取らないと収まりがつきません」。「何でや、思い直してくれ」との慰留にも首相の意思は固かった。
岸田降ろしの号砲を鳴らしたのは菅義偉前首相だった。通常国会が終わった6月23日、インターネット番組でこう語った。「総理自身が派閥の問題を他の派閥と同じように抱えているわけで、責任をとっていなかった。いつとるのかと、みんな見ていたけど、結局その責任について触れずに今日まできている。そのことについて不信感というのは一般の国民は結構多いと思う」
実は自民党には「前首相は現職首相を批判しない」という不文律がある。1979年に大平正芳首相と福田赳夫前首相が鋭く対立し、党分裂寸前となった「40日抗争」の教訓からだ。
1978年11月28日、自民党総裁予備選で1位になった大平正芳氏(左)と会談する福田赳夫首相=首相官邸
ただ、菅氏のタブー破りを批判する議員は少なかった。「現状の低支持率の岸田内閣では衆院選に勝てない」(閣僚経験者)という党内の大勢を代弁した発言だったからだ。
岸田首相にとってトップの政治責任論はのど元に刺さった小骨のような存在となった。
▽執行部にA、B、C案が提示された
裏金事件の処分を巡る自民党執行部の関係
そもそも自民党執行部が下した裏金処分はどう決まったのか。時は4月2日に戻る。午後3時17分、国会3階の自民党幹事長会議室に岸田首相、麻生太郎副総裁、茂木敏充幹事長、森山裕総務会長の4人がそろった。そこで配られた紙には「A、B、C」の順に書かれた三つの処分案が並んでいた。
焦点は安倍派(清和政策研究会)幹部の「5人組」と二階派(志帥会)の武田良太事務総長の処遇だった。C案は2022年8月、安倍派で裏金復活について協議した塩谷立、世耕弘成、下村博文、西村康稔の4氏をまとめて離党勧告とするものだった。だが、突っ込んだ議論もなく選択肢から外れる。萩生田光一前政調会長らを「選挙での非公認」とするA案も「前例がない」ことを理由に却下された。
残ったのはB案。塩谷、世耕両氏を離党勧告、下村、西村、高木毅、武田の4氏を党員資格停止とし、萩生田氏は党役職停止とする内容だった。高木、武田両氏は直近で安倍、二階両派の事務総長に就いていた点が考慮された。麻生氏が推していた内容だった。
ところが、すんなり進まない。午後4時8分、岸田首相が森山氏を伴って、近くの自民党総裁室に入ると、小渕優子選対委員長や渡海紀三朗政調会長、関口昌一参院議員会長が待っていた。ここでB案に渡海氏らから異論が出る。「二階派と安倍派は悪質性が異なる。武田と高木が同列なのはおかしい」。「事務総長経験者の松野博一氏も党員資格を停止すべきだ」との指摘が出た。岸田首相は森山氏を残し、再び麻生、茂木両氏が待つ部屋へ向かった。
自民党の選対本部会議を終えた麻生副総裁=7月25日、東京・永田町の党本部
麻生氏は武田氏の党員資格停止にこだわった。事情を知る党幹部は「2人は地元福岡で長く対立している。遺恨試合が東京に持ち込まれた」と解説する。そもそも首相が国会の2部屋を伝書バトのように行き来する異例の対応をとったのは、処分基準を巡って執行部内で抜き差しならない見解相違があったからだ。
首相にとって、麻生氏は政権発足以来の後ろ盾。といっても「理」にかなっているのはいずれか。判断を託された首相は熟慮の末、4日朝に麻生、森山両氏に「武田氏は党役職停止1年とします」と仁義を切った。
▽もう一つの伏線が敷かれていた
一方、異論が出なかったのは萩生田氏の党役職停止案だ。萩生田氏は安倍派の若手から人望が厚い。厳しい処分で恨みを買えば総裁選でしっぺ返しをくらう―。再選を目指す岸田首相だけでなく、「ポスト岸田」をうかがう茂木氏も思惑が一致した。
もう一つの伏線は、二階派会長の二階俊博元幹事長の処分外しだ。この10日前、次期衆院選への不出馬を表明していた。二階派は支出を実際より計約3億8千万円少なく記入していた。二階氏個人も還流金が党内で最多の3526万円に上った。「合法的裏金」とされる政策活動費を幹事長として計約50億円使っていた。二階氏が現役のままなら重い処分を科すのが論理の必然だった。不出馬で処分論を事前に封じるしかなかった。
4月4日、自民党は39人の処分を決めた。実態解明が不十分なままだったが、岸田首相が国賓として訪米する前に「決着」させたいとの政治スケジュールが優先した。
自民党が決めた処分
安倍派の衆院側、参院側でトップだった塩谷立、世耕両氏を離党勧告とし、下村、西村両氏に党員資格停止1年、高木氏に同6カ月を科した。不記載額が500万円未満だった45人については正式処分とは一線を画し「幹事長からの厳重注意」となった。
▽岸田首相は開き直った
処分発表の翌日、衆院内閣委員会でこんなやりとりがあった。
立憲民主党の山岸一生議員 「派閥会長であった二階さんを処分しないことで、同じく派閥会長であった岸田総理御自身も処分しないことの理由にしているとしか思えない」
衆院予算委で質問する山岸一生氏(立憲民主党・無所属)=2月6日
岸田首相 「党の規則やルールに従った判断だ」
食い下がる山岸氏に岸田首相はこう開き直った。「最終的には国民の皆さん、そして党員の皆さんに御評価、御判断いただく、それが自由民主党という政党の総裁の立場である」
この時点で、岸田首相の政治責任が総裁選の重要争点となる路線が敷かれた。
▽鈍感力の矜恃
東京都知事選の余韻さめやらない7月8日、首相公邸に森山、渡海、小渕3氏が人目を避けながら入った。岸田首相と向き合った3人は「岸田首相の総裁再選を支持します。辞めるべきだ、なんていう人は無責任だ」と激励した。しかし、岸田首相は聞き置くにとどめた。これ以降、森山氏は周囲に「総理は裏金の責任問題を非常に気にしている」と漏らすようになった。ちまたでは「鈍感力の岸田さんは総裁選へやる気満々だ」との見方が広まっていた。
時期を同じくして、首相周辺で、衆院解散を来年以降に先送りする案が浮上した。やがて、岸田首相自身が「総裁に再選したとしても、今は衆院解散のタイミングじゃない」と周囲に語るようになった。金融市場の行方や不安定な国際情勢を理由に挙げたものの、「岸田首相が再選されれば衆院選で大敗する」との不安から浮足立つ議員心理を沈静化させようという思惑が透けた。
岸田首相の再選とセットで語られた解散先送り論は、実質的には「有権者に信を問う」ことを恐れて、解散権という伝家の宝刀を封じる「奇策」に他ならなかった。この「続投」と「退陣」の2案が手元に置かれていたとみられる。
8月14日の退陣会見で、岸田首相は「自民党が変わることを示す、最も分かりやすい最初の一歩は私が身を引くことであります。政治とカネをめぐる問題が発生してから、トップとしての責任の在り方については思いをめぐらしてきました」とこみ上げる涙をこらえながら語った。
記者会見で自民党総裁選への不出馬を表明した岸田首相=8月14日、首相官邸
どんな思いで最終的に不出馬を決めたのか。ヒントとなるのが「信なくば立たず(政治は民の信頼なしに成り立たない)」と首相がたびたび公言していたことだ。解散先送りの奇策は、この政治信条と整合しなかったというわけだ。政治家としてのぎりぎりの矜恃と「鈍感力」とは異なる心の内が退陣決断から垣間見えた。
兵庫県の斎藤知事のパワハラ疑惑などをめぐり、県議会の自民党が知事に辞職を求める申し入れに維新以外の全会派が加わる方向であることがわかりました。
斎藤知事は6日の百条委員会に出頭し、告発文を作成した元西播磨県民局長の懲戒処分は問題ないなどの認識を改めて示しました。
証人尋問を受け、県議会・最大会派の自民党は知事に道義的責任があるとして、今月12日に辞職を申し入れることを決めました。
この申し入れに、公明党のほか、立憲民主党などで作る会派や共産党も加わる方向で調整を進めていることが分かりました。
第2会派の維新の会も近く対応を決める方針です。
明日の関東は雨が降りやすい 沖縄付近の低圧部が熱帯低気圧
沖縄付近を進んでいる低圧部は明日9日(月)に熱帯低気圧となる予想です。熱帯低気圧と高気圧の間を吹く風が南から湿った空気を送り込み、関東は雨が降りやすくなる見込みです。
関東は秋雨前線とシアーラインに挟まれる
今日は東北付近に伸びていた秋雨前線は弱まりながら南下し、明日は関東北部に伸びる見込みです。また、本州の南岸に形成されるシアーライン(風の流れが変化する境界線)は北上し、関東に近づいてきます。
沖縄付近の熱帯低気圧と高気圧の間は南東の風が吹き、シアーライン付近に湿った空気が流れ込みやすくなりそうです。
秋雨前線に近い関東北部は午前中から雨が降りやすく、局地的には雷を伴って強く降る可能性があります。午前中は晴れ間がある南部も、シアーラインが近づく午後は雨の降る所がありますので、お出かけの際は折りたたみの傘があると安心です。
沖縄や奄美は強まる雨に警戒
沖縄や奄美は熱帯低気圧が近づき、周辺の活発な雨雲がかかる見込みです。
1時間に50mm以上の非常に激しい雨の降るおそれがあり、道路冠水や低い土地の浸水などの心配があります。昼頃から夜にかけて断続的に強雨となるため警戒が必要です。
また、風も強めに吹きますので、横殴りの雨になります。大きめの丈夫な傘が役立ちそうです。
FC町田ゼルビアは9月8日、ルヴァンカップ準々決勝・第2戦でアルビレックス新潟とホームで対戦。2-0で快勝を収めたものの、第1戦との合計スコア2-5で下回り、ベスト8敗退となった。
町田は4日に行なわれた第1戦で0-5の大敗。2戦目でこの大きなビハインドを覆すことはできなかった。試合後、フラッシュインタビューで黒田剛監督は、ゲームをこう振り返った。
「前回の敗戦から気持ちを取り戻して、背中を押してくれるファン・サポーターのためにもホームなので必ず勝って、しっかりとファンに我々のこれからのやる気、勇気を見せようと取り組んでくれた成果が勝利ということで出せました。ただ、1戦目の5点が重くのしかかったゲームになりました」
また今後に向けては、「これから代表組も合流し、怪我人が復活する選手たちもいるので、チームを再結成させて、残りリーグ戦9試合に向けて本気で戦う、チームをマネジメントしながら、さらに強い町田を表現できるように頑張っていきたい」と語った。
道半ば敗れたものの、初挑戦のルヴァン杯でベスト8まで勝ち進んだ。指揮官は「初めてJ1に参入し、こういったカップ戦も挑戦しましたが、ここまで多くの方に支えられながら、初めての準々決勝進出まで到達しました。来年はさらに上を目ざして頑張れるようにやっていきたい」と意気込んだ。
◆JERAセ・リーグ ヤクルト5―3阪神(8日・神宮)
ヤクルトは高梨裕稔投手が6回途中2失点で2年ぶりの勝利を挙げた。打線は山田哲人内野手が2回に先制2ランを放つと、沢井廉外野手が3回にプロ1号3ランを放ち、突き放した。
通算300勝のウィニングボールを高梨からプレゼントされた高津臣吾監督は「高梨が持ってきて、『何だ? お前初勝利か? 写真撮るの?って言って、『監督にです』っていうから、『何やったの?』って(聞いた)。そのくらい(記録については)知らなかった」と、笑った。
20年から指揮を執り、4年目で到達。「これが早いのか遅いのかね、もっと早くできてれば、よかったのかもしれないけど。みんなの積み重ねだと思って、ありがたくボールをいただきましたけどね」と選手たちに感謝した。
ロ9―5楽(8日) ロッテが打ち勝つ
ロッテが打ち勝った。1点を追う五回に打者一巡で4点を奪って逆転し、7―5の八回にソトの2ランで突き放した。佐々木は4四球と制球に苦しみながらも5回7安打3失点で8勝目。楽天は内が踏ん張れず8敗目を喫した。
パ・5球団から「M☆Splash!!」に20周年を祝福のメッセージ
結成20周年を迎えたロッテの公式チアパフォーマー「M☆Splash!!(エムスプラッシュ)」。創設から20年の軌跡をたどり、今回は同じパ・リーグのパフォーマンスチームとして交流を深めてきたファイターズガール、東北ゴールデンエンジェルス、bluelegends、BsGravity、ハニーズのメンバーからのお祝いメッセージを紹介する。
ファイターズガールの大野未侑さんは「今シーズン、ファイターズガールがZOZOマリンスタジアムにお邪魔した際、ダンスステージが始まる前に皆で円陣を組んだり、ステージ中はステージ裏からもメンバーの名前を大きな声でコールして盛り上げたり『M☆Splash!!』の皆さんの活動の様子を間近で見て、とても一体感のある素敵なチームだなと思いました。何より気さくに話しかけてくださって、たくさんお話しできたことがすっっごくうれしく、踊るとかっこよくてお話するとおもしろい『M☆Splash!!』の皆さんのことが大好きになりました! これからも同じプロ野球チアとして一緒にプロ野球界を盛り上げていきましょう!」とメッセージを送った。
東北ゴールデンエンジェルスのMEIさんは「トップチームとしてのコラボだけではなく『スクール交流』としてジュニアチアの頃からご縁があったチームの節目を、自分のことのようにうれしく思います。私自身もジュニアチア時代にスクール交流を経験しており、当時仲良くなった皆さんとプロチアリーダーとして再会できたときは、時の流れとお互いの成長に感動したことを覚えています。これからもプロ野球界を盛り上げる存在として、そしてチアリーダーを夢見る子どもたちのロールモデルとして、お互いに頑張っていきましょう! またコラボできる日を楽しみにしています!」とコメントした。
bluelegendsのMisatoさんは「2023シーズン、ベルーナドームでの交流でオープニングダンスをコラボし、短時間しかリハーサルができなかったにも関わらず、位置取り含め完璧なパフォーマンスで本番を終えられていて、その素晴らしい対応力に驚いたことを今でも覚えています。また『M☆Splash!!』サブリーダーのSUZUKAさんは私がダンスを習っていた頃の先輩で、お互いダンサーになって再会することができました! その後、私たちがZOZOマリンスタジアムに遠征に行ったときもお話させていただいて、一緒に写真も撮りました。「M☆Splash!!」20周年という貴重な年をお祝いできてとてもうれしいです! これからも野球界を一緒に盛り上げていきましょう!」と歓喜の声を送った。
BsGravityでリーダーを務めるNUIさんは「『M☆Splash!!』さん、20周年おめでとうございます! 20年という長い歴史のなか、カッコいいパフォーマンスを届け、ファンの方々に愛され続けていること、同じ表現者としてとても尊敬しています。私自身、ZOZOマリンスタジアムに訪問させていただいたり、京セラドーム大阪でも何度かコラボパフォーマンスをさせていただく機会がありましたが『M☆Splash!!』さんにしか出せない色のパフォーマンスに、すごく刺激を受けていますし、勉強させていただいている部分がたくさんあります。私たちも昨年10周年を迎えましたが、『M☆Splas!!』さんのように20年続けていけるようなグループになっていけるよう、精一杯頑張っていきたいと思っています! これからも一緒にパ・リーグ、そして野球界を盛り上げていきましょう!」と心を込めた。
ハニーズのSHOKOさんは「『M☆Splash!!』さんは、ステージやグラウンドでの息の合った力強いパフォーマンスがとても魅力的で、初めて一緒にコラボさせていただいた際に、近くで見てその迫力に圧倒され、かっこいい! と刺激を受けたのを覚えています。もちろんパフォーマンスだけでなく、メンバー皆さんの雰囲気や、プロ意識の高さなど学ぶところが多く、本当に素敵なチームだなと感じています。これからもチームは違えど、一緒にプロ野球を盛り上げる仲間として応援していますし、ともに切磋琢磨していけたらうれしいです! 本当におめでとうございます!」と祝福した。
○ ロッテ 9 - 5 楽天 ●
<20回戦・ZOZOマリン>
逆転負けの楽天は勝率5割へ逆戻り。2.5ゲーム差で迎えた3位・ロッテとの4連戦は2勝2敗で終了し、結局ゲーム差を縮めることはできなかった。
打線はロッテ先発・佐々木を攻略した。初回、6番・渡邊佳の左前適時打で先制点を奪うと、1-2と1点ビハインドで迎えた5回は3番・辰己が左中間を破る適時二塁打を放ち2-2の同点。なおも二死一、三塁で再び渡邊佳が右前適時打を放ち3-2と再び1点リードを奪った。
先発の内は4回まで2失点。勝利投手の権利がかかる5回は、一死三塁で9番・藤原に右前適時打を許し試合を振り出しに戻された。なおも一死一塁で1番・小川の三ゴロを三塁・浅村が後逸。この失策で再びピンチを招くと、一死満塁で3番・ソトに左前2点適時打を浴び、3-5と逆転を許したところで降板となった。
リリーフした2番手・弓削も5番・ポランコに中前適時打を浴び、楽天投手陣は5回だけで一挙4失点。7回以降も救援陣が失点を重ね、5回途中6失点(自責点5)の内は8敗目(6勝)を喫した。
「ロッテ9-5楽天」(8日、ZOZOマリンスタジアム)
3位ロッテが15安打9得点で打ち勝ち、連敗をストップ。CSを争う4位楽天とのゲーム差を再び2.5に広げた。重要な直接4連戦を2勝2敗とした。
先発の佐々木朗希投手が苦しみながらも5回98球7安打3失点7奪三振で8勝目をマークした。
打線は三回に逆転し、五回に再び逆転されたが、直後に藤原の同点適時打、ソト、ポランコの適時打で一挙4点を上げた。八回にはソトの16号2ランでダメ押しした。
◆第13回BFA U18アジア選手権▽決勝 日本―台湾(8日・天母野球場)
台湾で行われている日本対台湾の決勝戦は、降雨により異例の中断となっている。
初回、1死から2番・浜本遥大中堅手(広陵)が中前安打で出塁すると、3番・徳丸快晴左翼手(大阪桐蔭)の打席で二盗、三盗を決め1死三塁とチャンスを拡大。徳丸は二ゴロに倒れたが、2死三塁から続く4番・石塚裕惺遊撃手(花咲徳栄)が中前適時打を放ち日本が1点を先制した。
3回、1死二塁から左中間へ適時三塁打を許し、1点を奪われ同点とされたところで中断となった。
日本の先発右腕・今朝丸裕喜(報徳学園)は3回途中まで2安打1奪三振1失点の熱投を見せている。
◆YBCルヴァン杯▽準々決勝第2戦 町田2―0新潟【2戦合計=新潟5―2町田】(8日・町田GIONスタジアム)
新潟はアウェーで町田と対戦し、0―2で敗れた。4日の第1戦(5〇0)との合計で5―2となり、2015年以来9年ぶりの4強進出を果たした。準決勝の第1戦は10月9日、第2戦は10月13日に開催される。
前半は、4日の試合結果(5〇0)で5点のリードを許し、後がない町田の猛攻を受けた。ロングスローやフリーキックなど、セットプレーから得点を狙う相手の攻撃をしのぎ続けたが、前半42分にFW中島裕希に先制弾を決められる。さらに同45分には、MFナサンホのパスを、ペナルティーエリア左で受けたMF下田北斗にゴール左隅に決められて0―2となった。
2試合合計で3点の余裕はあったが、わずかに嫌な予感が漂い始めた。しかし、後半は落ち着いたパス回しと粘りの守備で、相手の攻撃チャンスを阻止。クロスなどで得点の機会をうかがう町田に決定機をつくらせずに、4強入りを決めた。
◆YBCルヴァン杯▽準々決勝第2戦 町田2―0新潟【2戦合計2―5】(8日・町田GIONスタジアム)
町田は、新潟とのホームの第2戦に2―0と勝利したが、アウェーでの0―5の大敗が響き、2戦合計2―5で初のベスト4入りを逃した。0―0の前半40分、在籍9年目のチーム最年長・40歳FW中島裕希が振り向きざまに右足で決める技ありの今季初ゴールで先制。さらに同45分にはMF下田北斗が決め、2―0としてハーフタイムへ。後半も圧力をかけ続けたが追いつくことはできず、ベスト4に進出はならなかった。
町田は23年に黒田剛監督が就任後、この試合までプレースタイルが対照的な新潟には4戦して1分け3敗(J2の昨季は天皇杯で対戦し敗戦)と苦手にしていた。しかし5度目の対戦で初勝利となった。日本代表のDF中山雄太、望月ヘンリー海輝、韓国代表FWオセフン、オーストラリア代表デューク、さらに第1戦で退場処分となったパリ五輪代表FW藤尾翔太と主力を欠く中で、意地を見せた勝利となった。
◆JERA セ・リーグ ヤクルト5―3阪神(8日・神宮)
阪神の連勝が5でストップした。広島、巨人も敗れ上位とのゲーム差は変わらなかった。
まさに2発に沈んだ。先発・西勇が2回1死三塁、山田に先制2ランを献上。3回には佐藤輝の失策も絡み1死一、二塁とされ、沢井に3ランを浴びた。5回8安打で今季ワーストの5失点(自責2)。23年7月4日の広島戦(マツダ)で6失点して以来の大量失点で、5月4日の巨人戦(東京D)以来16戦ぶりに坂本とコンビを組んだが、6敗目を喫した。「大事な試合で味方のミスをカバーすることができませんでした。山田選手に打たれたホームランも(坂本)誠志郎の要求に応えることができなかったので迷惑をかけてしまいました」とコメントした。
打線は0―5の4回に森下が13号2ラン。「点差もありましたし、まずはランナーをためることを最優先に考えて後ろにつなぐ意識でした。追い込まれていましたが、コンパクトにうまく打つことができました」と振り返った。若き主砲は8月25日の広島戦(マツダ)以来の一発。8回にも1死二、三塁から中野の内野ゴロの間に1点を返したが、反撃は及ばなかった。
※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦
※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦