陸上のナイトゲームズ・イン福井は30日、福井県営陸上競技場で行われ、男子100メートル決勝は小池祐貴(中央)が10秒30(向かい風2.3メートル)で制した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽0―2オ(30日) 曽谷が6勝目

 

オリックスが無失点リレー。一回に森の犠飛で先制し、五回に広岡の適時打で加点。曽谷が6回を無四球の6安打にまとめ、自身の連敗を6で止めて7月2日以来の6勝目。楽天は相手を上回る10安打を放ちながら再三の好機を逸した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「西武2-5日本ハム」(30日、ベルーナドーム)

 西武は日本ハムを上回る9安打を放ちながらも2点にとどまり、連勝を逃した。これで79敗目で借金は43となり、Bクラスが確定。117試合目にして、CSの可能性が消滅した。

 先発の松本航が三回に清宮に先制3ランを被弾。六回に相手のミスもあり、2点を奪い、1点差に迫ったが、七回に3番手ヤンが郡司に2点適時二塁打を浴びて万事休した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西2―5日(30日) 清宮、先制10号3ラン

 

日本ハムは三回に清宮の10号3点本塁打で先制し、3―2の七回は郡司の2点二塁打で突き放した。加藤貴は6回で8安打を浴びても失策絡みの2失点で4連勝の8勝目。4併殺打と拙攻が目立った西武はシーズン4位以下が確定した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

○ ロッテ 6 - 2 ソフトバンク ●
<22回戦・ZOZOマリンスタジアム>

 30日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ロッテ-ソフトバンク』で解説を務めた前田幸長氏が、ソフトバンクの一塁・山川穂高の守備について言及した。

 0-4の4回二死二塁からソトの打球をピッチャー・有原航平が弾くも、素早く一塁へ送球しチェンジかと思われたが、この送球を一塁・山川が捕球できず。二塁走者の生還を許し5点目を失った。

 この守備に前田幸長氏「普通に捕れるボールだと思いますけど…。ちょっと首位のチームらしからぬミスかなと思いますね」と指摘した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「楽天0-2オリックス」(30日、楽天モバイルパーク)

 楽天は打線が再三のチャンスを生かせず、今季15度目の零敗。連勝は止まり3位・ロッテとのゲーム差も3に広がった。

 とにかく一本が出なかった。オリックス・曽谷に対し初回、二回と立て続けに得点に走者を進めるも無得点。六回には相手のミスも絡み、1死満塁の大チャンスを迎えたが、鈴木大、フランコと凡退。左腕に6回を投げきられた。

 七、八回にもリリーフを攻め、いずれも2死からチャンスを作ったが得点ならず。結局9イニング中5度得点圏に走者を置いたが、最後までホームが遠く。12残塁の拙攻だった。

 一方先発の藤井は初回、森に先制の犠飛を許す。五回には広岡に適時打を浴び、痛恨の追加点を献上。7回2失点とゲームメークはしたが、援護なく4敗目を喫した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ロッテ6-2ソフトバンク」(30日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテが快勝で60勝目を飾った。先発の佐々木朗希投手が7回101球3安打無失点7奪三振の好投で約1カ月、4戦ぶりの白星となる7勝目をマークした。

 初回から160キロを計測し、三者凡退スタート。0-0の二回には、無死一塁から近藤への3球目でこの日最速の161キロをたたき出すなどエンジンは全開のまま、無失点に抑えた。六回にはフォークを決め球に三者連続空振り三振。6-0の七回には、四球、安打で2死二、三塁としたが、粘って無失点に抑えた。

 打線は二回に安田、藤原の適時打で2点を先制。その後も小刻みに得点を重ね、11連敗中だったソフトバンク先発の有原を相手に5回までに5点を奪いKOした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロ6―2ソ(30日) 佐々木が7勝目

 

ロッテが快勝。佐々木は7回3安打無失点で7勝目を挙げた。二回に安田と藤原の適時打で2点を先行し、三回以降もポランコのタイムリーなどで加点。ソフトバンクは有原が5回5失点と崩れ、山川の2ランのみに終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ ロッテ6―2ソフトバンク(30日・ZOZOマリン)

 ソフトバンクが好投手・佐々木の前に沈黙した。7回まで3安打無得点で7三振。7回2死二、三塁の好機も甲斐が三飛に倒れた。今季は剛腕から2勝するなど、強力打線が本領を発揮していたが、この日は攻略できなかった。

 先発の有原はお得意様に5回9安打5失点と打ち込まれ、今季6敗目。2回に2死一塁から安田に中越え適時二塁打を浴びるなど2点を先制され、その後も本来の粘り強さは影を潜めた。

 ロッテ戦は日本ハム時代の19年から11連勝中だったが、同年5月6日以来1943日ぶりの黒星。右腕は「走者を出してから粘ることができなかったところが1番の反省点」と悔しがった。ここまでリーグトップの11勝を挙げるが、8月は5登板で1勝2敗、防御率5・70と苦しんでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

部員の処分についての記者会見で、頭を下げる関学大アメリカンフットボール部の(右から)大村和輝監督、池埜聡部長、小野宏ディレクター=30日午後、大阪市北区

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロ野球はすでに発表されていた30日からの中日―DeNA(バンテ)3連戦と、同日の広島―ヤクルト(マツダ)も中止となった。

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 巨人は29日のヤクルト戦(神宮)の中止決定後、甲子園へ向けて各自で移動した。東海道新幹線で早めに移動し夕方までに到着した阿部監督らを除き、半数近い選手やスタッフがたどり着けず。10時間近く車内に缶詰めとなり、引き返した新幹線が品川駅などに着いたのが翌30日早朝の選手もいた。30日は東京―名古屋駅間が全線運休だったため、午前中に空路で移動し、午後に甲子園で練習を行った。

 ヤクルトも29日に広島へ向かったが、村上や高橋ら選手4人と一部スタッフは新富士駅付近で足止めとなり、東京方面に引き返すことに。30日未明に帰宅し、日中に神宮で調整した高橋は「こんな経験はもうない。いい経験ができたと思ってやるしかない」と前向きに話した後、31日に予定される先発登板に備え、空路などで再び広島に向かった。

 広島は29日、ナイターの中日戦(バンテ)を終えて新幹線で名古屋駅から新大阪駅へ向かう予定だったが、運休のため、急きょ名古屋に延泊。翌30日も同区間は始発から運休していたため、早朝にバスで新大阪駅へ向かい、山陽新幹線で正午頃に広島に戻った。

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 Jリーグも30日、予定されていた31日のJ1磐田―横浜M(ヤマハ)、名古屋―新潟(豊田ス)、C大阪―G大阪(ヨドコウ)の3試合の中止を発表。すでに中止が決まっていた2試合(J2含む)と合わせ、代替日は未定となっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

車いすバスケ、日本は黒星発進…「横綱」に完敗も選手「負けたといってもただの初戦」

 パリパラリンピックは30日、車いすバスケットボールの1次リーグが行われ、女子B組の日本は連覇を狙うオランダに34―87で敗れて黒星発進となった。

 

 

第3クオーター、シュートを放つ北田千尋〈18〉(30日)=木佐貫冬星撮影

 東京大会金メダルのオランダに日本は50点差以上をつけられ、ほろ苦いスタートとなった。

 序盤から、日本はシュートがリングに嫌われた一方で、オランダは高さとスピードのある連係を生かし、狙いやすいシュートで着実に加点。「横綱相撲」でリードを広げた。大勢の決した後で土田真由美(シグマクシス)が第4クオーターを中心に14得点と気を吐いたものの、試合を通してフィールドゴール成功率はオランダが55%、日本が23%と明確な差が表れた。

 岩野博ヘッドコーチによると、試合会場で練習する時間が限られ、照明のまぶしさもシュートに影響したのではないかという。「得点は伸びなかったが、いい形のショットはつくれていた。次に期待できる」と努めて前を向いた。

 選手たちも気落ちはしていない。「みんな打つべきところでシュートを打てていたし、あとは決めるだけ。負けたといってもただの初戦」と、柳本あまね(コロプラ)はチームの思いを代弁した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セ球団に移動トラブル=台風接近、広島はバス移動も―プロ野球

30日に行われる予定だったプロ野球セ・リーグの3試合が、台風10号の影響で中止となった。東海道新幹線が運休となるなど、西への移動が必要だった複数の球団がトラブルに見舞われた。
広島は29日にバンテリンドームナゴヤでナイターの中日戦に臨み、名古屋市内に宿泊。30日朝にバスで大阪に移動した後、広島まで新幹線に乗った。ヤクルトは29日に巨人戦(神宮球場)の中止が決まると、その日のうちに広島へ移動を開始。村上ら選手数人は新幹線の途中駅で足止めされた末に引き返し、同日中には現地入りできなかった。
巨人は阪神戦、DeNAも中日戦のために29日に移動を始めたが、運転見合わせで到着できなかった選手やスタッフがいた。30日は多くのチームが開催球場などで練習。ヤクルトの高津監督は、「(一部の選手は新幹線で)十何時間か缶詰め状態だった。大変な移動になった」と話した。
一方、30日のパ・リーグは、台風の影響が比較的小さい千葉、埼玉、宮城の3球場で予定通り試合を実施した。29日に試合がなかったソフトバンクはロッテ戦に備え、同日朝に飛行機で福岡を出発。無事移動することができた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巨人は30日、阪神戦(甲子園)が台風10号の影響で中止になり、甲子園で全体練習を行った。

 30日に先発予定だった戸郷は31日の阪神戦にスライド。1日の阪神戦は予定通り菅野が先発する。

 31日に先発予定だったここまで7勝の左腕・井上について、杉内投手チーフコーチは「ハルトは明日は中に入れる。ブルペン待機で」と一時的にリリーフ待機させる方針を示した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巨人・浅野翔吾外野手がプロ入り後初めて、甲子園に足を踏み入れた。阪神戦が台風の影響で中止となり、聖地で守備練習やフリー打撃で調整。「(甲子園で)あんまりゆっくり練習したことなかったので、堪能できたというか、グラウンドに慣れるための練習ができた」と充実の汗をぬぐった。

 22年8月18日の甲子園、準々決勝・近江(滋賀)戦で敗れて以来、743日ぶりに聖地へ戻った。ただその時とは自身の立場も変化。「高校の時はプロ野球選手を目指していたけど、今はお客さんに見てもらう立場。自分は身長が小さいので、身長の小さい子どもたちに夢を与えられるようにしたい」と、自覚をにじませた。

 8月の1軍昇格後は42打数15安打、打率3割5分7厘、3本塁打、11打点と抜群の成績を残している19歳。敵地での伝統の一戦は初めてになる。「先輩に聞くと相手の応援がすごいらしいんで、それも楽しみにしながら。そういうのも楽しみながらできるくらいのメンタルでやりたいなと思います」と言葉に力を込めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

台風10号の接近で、30日に予定されていたプロ野球の阪神―巨人(甲子園)などセ・リーグ3試合、サッカーJリーグも31日の5試合が中止となるなど、スポーツイベントにも大きな影響が出た。また鉄道や航空のダイヤ乱れにより、遠征地へのチーム移動で混乱が見られた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

損害保険の代理店から多数の顧客情報が漏れた問題で、損保大手4社は30日、漏えい件数が合計で約250万件に上ると発表した。情報を営業活動に不正利用した悪質な例も多数あり、業界全体にずさんな管理がはびこっていた。4社は同日、調査結果を金融庁に報告した。

 各社の報告書は、競合他社の情報を基に自社の営業を見直すなど、販売シェアを過度に重視する姿勢が不正の背景にあったと結論付けた。個人情報の保護に対する意識の甘さもあった。

 複数の保険会社が販売を委託する「乗合代理店」からの情報漏えいは生命保険業界でもまん延している疑いがあり、金融庁が調査を開始した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

兵庫県の斎藤元彦知事は30日、パワハラなどの疑惑を調査する県議会百条委員会での証人尋問終了後、記者団に「反省するべき所は反省し、県政を前に進めていきたい」と述べ、改めて続投する考えを示した。

 

証人尋問を前に、取材に応じる斎藤知事(30日、兵庫県庁で)=増田博一撮影

 職員に対しては、「私の言動、行為によって不快に思われたことがあれば率直にお  び申し上げたい」と頭を下げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

唐沢剣也がパリでも悔しい「銀」…2年前にスバル「出向」、磨いた「金のためのスパート」不発
 「残念だったけど、全力は出し切った」。30日に行われたパリ・パラリンピック陸上男子5000メートル(視覚障害)の唐沢剣也選手(30)は2大会連続の銀メダルに、爽やかな笑顔を見せた。前回東京大会後、金メダルを目指すため、群馬県社会福祉事業団から地元の強豪実業団「SUBARU(スバル)」に出向する「特例人事」で臨んだパリ大会。従来の世界記録を2秒半近く更新し、「金」に近づいた。(松本慎平)




男子5000メートルで2位でゴールする唐沢選手(30日、パリで)=古厩正樹撮影

 先天性の網膜 剥離はくり のため10歳で視力を失い、県立点字図書館で働きながら市民ランナーとして練習を積んだ。東京大会では5000メートルのラスト200メートルで逆転を許し、「最後の力が足りなかった。環境を変えて強化しないと金は取れない」と思った。翌年4月にスバルの一員になり、レベルアップを図った。

 それまで専門家から指導を受けた経験がなく、体調を整えるストレッチやフォームを作る反復練習など、陸上選手に必要な基礎を一から学んだ。練習メニューも、目標の大会から逆算して必要な練習を積み上げるスタイルに改良した。

 さらに「金を取るためのラストスパート」を磨くため、スピードの切り替えや中盤で力をためるペース配分などを一つ一つ習得。昨年の世界選手権(パリ)では、先頭の選手に10メートル以上先行されながら、ラストスパートで逆転した。

 この日もその再現を目指して2位で追走。終盤追い上げたがわずかに届かず「やってきたことは間違っていなかったけど、世界のレベルはまだまだ上だった」と悔しさをにじませた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ 日本ハム5―2西武(30日・ベルーナドーム)

 西武が接戦を落とし、今季117試合目でCS進出の可能性が消滅した。

 今季2勝目を狙った先発の松本航投手が、3回に清宮に3ランを被弾。打線は6回に相手の失策がらみで2点を返して1点差に迫ったが、直後の7回に再び突き放された。打線は4つの併殺を喫するなど、この日も決定力に欠けた。

 今季の西武は、就任2年目の松井稼頭央監督のもと、開幕から3カード連続勝ち越しの好スタートを切ったが、すぐに失速。交流戦前の5月26日に松井監督の休養が発表され、渡辺久信GMが監督代行に着任。しかし、その後も深刻な攻撃力不足は解消されず、チーム打率はリーグ最下位の2割0分台。投手陣もエース格の高橋光成投手が開幕10連敗を喫するなど、開幕前の構想が崩壊。8月12日には早々と今季の負け越しが決まっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「楽天0-2オリックス」(30日、楽天モバイルパーク)

 楽天は打線が再三のチャンスを生かせず、今季15度目の零敗。連勝は止まり3位・ロッテとのゲーム差も3に広がった。

 とにかく一本が出なかった。オリックス・曽谷に対し初回、二回と立て続けに得点に走者を進めるも無得点。六回には相手のミスも絡み、1死満塁の大チャンスを迎えたが、鈴木大、フランコと凡退。左腕に6回を投げきられた。

 七、八回にもリリーフを攻め、いずれも2死からチャンスを作ったが得点ならず。結局9イニング中5度得点圏に走者を置いたが、最後までホームが遠く。12残塁の拙攻だった。

 一方先発の藤井は初回、森に先制の犠飛を許す。五回には広岡に適時打を浴び、痛恨の追加点を献上。7回2失点とゲームメークはしたが、援護なく4敗目を喫した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本ハム戦に2-5で敗戦…2年ぶりCS進出は8月で幻に

■日本ハム 5ー2 西武(30日・ベルーナドーム)

西武は30日、ベルーナドームで行われた日本ハム戦に敗れ、同カード5連敗を喫した。これでシーズン4位以下が確定し、クライマックスシリーズ(CS)の進出可能性は消滅。渡辺久信監督代行は「私の力不足しかない」と“謝罪”した。

2018年ドラフト1位で入団した27歳の松本が先発するも、3回に四球で走者を出し、清宮幸太郎内野手に先制の3ランを浴びた。この回限りで降板。球団を通じて「短いイニングでマウンドを降りてしまい、チームや中継ぎの方に申し訳ない気持ちです。先頭打者への四球だったりと自分のリズムで投げることができませんでした。慎重になり過ぎてしまった部分は反省点です。もう少し大胆に攻めてもよかったと思います」とコメントした。

打線も噛み合わなかった。先頭打者が5度出塁したが、3度の併殺打。相手を上回る9安打を放ちながらも2得点で終わった。これで今季は117試合で36勝79敗2分。CSの進出可能性が消滅した。

試合後の取材に応じた渡辺監督代行は「私の力不足しかない」と“謝罪”した。「この時期に可能性なくなるのはなかなかないですし、本当に悔しい。応援してくれるファンに申し訳ない。これから、モチベーションを見つけて最後まで戦っていきたい」と言葉を絞り出した。

2023年は5位に沈み、復活を目指した今シーズンだったが投打ともに低調。松井稼頭央監督が開幕45試合で休養し、交流戦から渡辺監督が代行したものの、浮上することはできなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「楽天0-2オリックス」(30日、楽天モバイルパーク)

 楽天は打線が二桁10安打を放つも、決め手を欠き12残塁で今季15度目の零敗。連勝が止まり、3位・ロッテとのゲーム差も3に広がった。今江敏晃監督は「チャンスでもう一本ってところが出なかった」と悔やんだが「ここまで打線は頑張ってくれている。今日は今日で相手ピッチャーもよかったし仕方ない」と語った。

 オリックス・曽谷に対し、初回、二回と立ち上がりに好機を作るも一本が出ず。六回には1死満塁とこの試合最大のチャンスを作ったが、得点とはならなかった。これで曽谷には今季5敗目。楽天モバイルパークに限ると3戦3敗となった。今江監督は「変化球も低めに集まってた。球も強いし、しっかり投げきられた」と振り返った。

 結局リリーフからもチャンスを作ったが、最後までホームは遠かった。指揮官は「点は取れなかったけどヒットは出てる」と10安打を放った一人一人の状態については悪くない見立て。「切り替えてまた明日いきたい」と力を込めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ楽天0―2オリックス(30日・楽天モバイル)

 4位の楽天は5位・オリックス投手陣に要所で抑えられ、10安打を放ちながらも今季15度目の0封負けを喫した。

 先発の藤井は初回1死一、三塁、森に先制犠飛を許し、5回1死三塁の場面では広岡に左前適時打で追加点を献上した。7回7安打2失点と粘りの投球も打線の援護がなく4敗目。21年同期入団の早川に並ぶ9勝目とはならず、6月13日の巨人戦以来となる本拠地での勝利もかなわなかった。藤井は「チームを勝たせることができなかったので反省しかないですね」と唇をかんだ。

 3位・ロッテとのゲーム差は3に開いた。今江監督は「目の前の試合を戦うだけ」と前を向いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ロッテ6-2ソフトバンク」(30日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテが快勝で60勝目を飾った。先発の佐々木朗希投手が7回101球3安打無失点7奪三振の好投で約1カ月、4戦ぶりの白星となる7勝目をマークした。

 藤原、安田とともに「ドラ1トリオ」でヒーローインタビューに立った佐々木は「前回ソフトバンクにやられていたので、やり返すつもりだった」と、胸を張った。

 援護してくれた先輩2人には「藤原さんに配球教わったので、指示通りできたかなと思います。(安田の先制適時二塁打に)あれは風が強かった。あんまり自分のパワーがついたと勘違いしないでほしい」と、いじり、球場の爆笑を誘っていた。

 安田は「ほんとに風のおかげで、越えてくれてよかった」と、笑わせた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本ハム戦に2-5で敗戦…2年ぶりCS進出は8月で幻に

■日本ハム 5ー2 西武(30日・ベルーナドーム)

西武は30日、ベルーナドームで行われた日本ハム戦に敗れ、同カード5連敗を喫した。これでシーズン4位以下が確定し、クライマックスシリーズ(CS)の進出可能性は消滅。渡辺久信監督代行は「私の力不足しかない」と“謝罪”した。

2018年ドラフト1位で入団した27歳の松本が先発するも、3回に四球で走者を出し、清宮幸太郎内野手に先制の3ランを浴びた。この回限りで降板。球団を通じて「短いイニングでマウンドを降りてしまい、チームや中継ぎの方に申し訳ない気持ちです。先頭打者への四球だったりと自分のリズムで投げることができませんでした。慎重になり過ぎてしまった部分は反省点です。もう少し大胆に攻めてもよかったと思います」とコメントした。

打線も噛み合わなかった。先頭打者が5度出塁したが、3度の併殺打。相手を上回る9安打を放ちながらも2得点で終わった。これで今季は117試合で36勝79敗2分。CSの進出可能性が消滅した。

試合後の取材に応じた渡辺監督代行は「私の力不足しかない」と“謝罪”した。「この時期に可能性なくなるのはなかなかないですし、本当に悔しい。応援してくれるファンに申し訳ない。これから、モチベーションを見つけて最後まで戦っていきたい」と言葉を絞り出した。

2023年は5位に沈み、復活を目指した今シーズンだったが投打ともに低調。松井稼頭央監督が開幕45試合で休養し、交流戦から渡辺監督が代行したものの、浮上することはできなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西武、CS消滅=プロ野球

クライマックスシリーズ進出に望みをつなぐには勝つことが求められた試合に、西武はあっけなく敗れた。セ・パ交流戦からチームを率いた渡辺監督代行は「私の力不足」とうつむきがちに語った。
この日は5度先頭打者が出塁。再三好機もつくったが、六回に敵失を絡めて2点を奪うのが精いっぱい。三回の松本、七回のヤンの失点はいずれも四球からピンチを招いた後に痛打を浴びた。今季は残り26試合。監督代行は「これからしっかりとモチベーションを見つけながら最後まで戦っていく」と言葉を絞り出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西武のCS進出可能性が消滅…オリックスは4投手の零封リレーで勝利、ロッテ佐々木が7回3安打無失点の好投

 オリックス2―0楽天(パ・リーグ=30日)――オリックスは一回に森の犠飛で先制し、五回に広岡の適時打で加点。4投手の継投で零封した。6回無失点の曽谷が7月2日以来の白星。楽天は3連勝ならず。

 日本ハム5―2西武(パ・リーグ=30日)――日本ハムが快勝。三回に清宮の3ランで先行し、七回にも2点を加えた。加藤貴は自己最多に並ぶ8勝目。西武はクライマックスシリーズ進出の可能性が消滅した。

 ロッテ6―2ソフトバンク(パ・リーグ=30日)――ロッテが快勝。二回に安田の先制打などで2点を先行し、その後も小刻みに得点した。佐々木は7回3安打無失点の好投。ソフトバンクは有原が振るわなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソフトバンクは30日のロッテ戦(ZOZOマリン)に2―6で敗れ2連敗。相手先発・佐々木朗希投手(22)の前に手も足も出ず、小久保監督も早々に試合後の取材を切り上げた。

令和の怪物に軽々とヒネられた。8日の対戦では5回までに本人にとって最悪の9安打を浴びせて攻略したが、この日は打って変わって沈黙した。この日の佐々木は変化球の精度が良く、鷹打線はその変化球に翻弄された。最速161キロの直球に加えて、カウントを取るスライダーや追い込んでからの決め球のフォークも冴えた。5回二死からは4者連続三振を奪われ、佐々木が降板する7回までわずか3安打、無得点に封じ込まれた。

怪物右腕の本調子の投球には小久保監督もお手上げといった様子。試合後、さっぱりとした表情で報道陣の前に現れると「今日は(報道対応が今季)一番短い。完敗です」と一言。その言葉通り会見は今季最短となる20秒で終了し、指揮官は足早に球場を後にし、その足取りはすでに明日に向けられていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広瀬前議員「秘書給与は全額返納」

公設第2秘書の給与を国からだまし取ったとされる事件で在宅起訴された広瀬めぐみ前参院議員=自民党離党=は30日、同秘書の給与全額を国庫に返納したと発表した。広瀬氏はコメントに「改めて国民の皆さま、多大な迷惑をかけた関係者の皆さまにおわびする」と記した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

FC東京は30日深夜に公式X(旧ツイッター)を更新。広島戦(31日18時30分キックオフ・Eピース)に向けた現状で「現在、東京都内に戻り待機しています」と報告した。

 台風10号の接近に伴い、移動を予定より1日前倒しして29日昼過ぎに新幹線で広島に向けて出発したが運転見合わせに。29日夜は静岡県内で急きょ宿泊した。30日の朝に静岡から広島への移動を試みたが「大雨の影響により各種交通手段が利用できず、宿泊施設に戻って長時間待機したのち、終日かけてバスにて東京都内まで戻る形となりました」と説明した。

 30日中に広島入り見通しが立たず開催の是非を協議したが、現時点では開催の方向で準備が進められている。そのため試合当日31日の朝に広島へ向けて移動を試みることを公表。「状況が刻一刻と変化するため、遠征に帯同している選手たちは練習を行えておりませんが、スタッフのサポートのもとで可能な限りの準備を続けております」とした。そして「台風10号の影響が懸念される状況ですので、広島へお越しになるファン・サポーターのみなさまも安全第一での行動をお願いいたします」と呼びかけた。

 ホームの広島側は30日午後6時時点で、公式ホームページなどで「FC東京から広島への移動の目途がたったと連絡がありました。つきましては、現時点では通常通りの開催を予定しています」と告知。最終的な開催可否は31日午前10時頃を予定していることも、合わせて告知している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

FC東京、試合当日の31日朝にアウェイ広島へ移動予定と発表 「開催の是非について協議を行いましたが、現時点では開催との判断」

 

 FC東京は30日、クラブ公式Xで31日にアウェイで開催されるJ1第29節・広島戦を前にしたチーム状況を説明した。

 FC東京は試合2日前の29日に会場の広島へ向けて移動するも、台風の大雨の影響で運転を停止した新幹線の中に缶詰状態となり、急遽静岡県内で宿泊していた。

 その後、広島が30日午後6時ごろにクラブ公式サイトで「FC東京から広島への移動の目途がたったと連絡がありました。つきましては、現時点では通常通りの開催を予定しています」と発表したが、状況が変わったようだ。

 FC東京は以下のように現状を説明した。

「チームは現在、東京都内に戻り待機しています」

「本日朝、一時宿泊先の静岡県から広島県への移動を試みましたが、大雨の影響により各種交通手段が利用できず、宿泊施設に戻って長時間待機したのち、終日かけてバスにて東京都内まで戻る形となりました」

「本日中に広島県に入る見通しが立たず、移動における安全面、選手の健康に関する懸念等を踏まえ、開催の是非について協議を行いましたが、現時点では開催との判断となっています。そのため、明日朝にチームはあらためて広島県に向けて移動を試みます」

「状況が刻一刻と変化するため、遠征に帯同している選手たちは練習を行えておりませんが、スタッフのサポートのもとで可能な限りの準備を続けております」

「台風10号の影響が懸念される状況ですので、広島へお越しになるファン・サポーターのみなさまも安全第一での行動をお願いいたします」

 

 

 

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦