台風10号(サンサン) 進路西寄りで接近や上陸は遅めに変化 上陸後の進路にも注意

8月26日(月)6時現在、強い台風10号(サンサン)は日本の南を西寄りに進んでいます。これまでの予想よりも西寄りの進路となり、接近・上陸のタイミングも遅れる見込みです。また、上陸後も移動速度は遅く、西日本の各地で影響が大きくなるおそれがあります。

▼台風10号 8月26日(月)6時
 中心位置   日本の南
 大きさ階級  //
 強さ階級   強い
 移動     西北西 20 km/h
 中心気圧   980 hPa
 最大風速   35 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 50 m/s

 

進路は西寄りへ タイミングも遅まる

 

昨日から台風10号は乾燥した空気の影響で発達できずにいましたが、この先は再び発達し始める見込みです。最盛期となる28日(水)頃には「非常に強い」勢力の台風になり、日本への接近・上陸時にもあまり勢力を落とさないとみています。

進路の予想は昨日までの進路予想よりも西寄りに変化していて、台風10号は屋久島の南までは寒冷渦の影響で西寄りに進む見込みです。そこからは速度を落として徐々に北寄りに転向する予想で、28日(水)〜29日(木)頃に九州など西日本に上陸する可能性が高くなっています。

その後は温帯低気圧の性質を帯びながら西日本を通過して日本海へ向かう予想となっていますが、まだ進路予測に幅があり、日本海へ抜けずに日本列島を九州から中国四国、近畿へ進んだり、太平洋側を日本列島に沿うように進む可能性もゼロではありません。

進路に近い地域では暴風の影響が大きくなることが懸念され、瞬間的に40〜50m/sの猛烈な暴風が吹き荒れるおそれがあります。日本列島通過時の台風の移動速度が遅いため、停電や物流への影響などが数日にわたり継続するおそれがあります。今のうちに備えをお願いします。また、進路の東側に離れた地域でも風が強まり荒天となるおそれがあるため注意が必要です。

また、四国など西日本を中心に、南東からの風が山にぶつかる地域などで雨量がかなり多くなるおそれがあります。台風の進行速度が遅いとみられているため、雨の影響を受ける時間も長引くことが予想されます。台風接近前からの総雨量は300mmを超えるおそれがあり、河川の氾濫や土砂災害等に警戒が必要です。
 

取りうる進路の幅はまだ大きい

参考 世界各国の気象機関が計算した進路の数値シミュレーション結果

この図の細い線1本1本は、世界各国の気象機関が計算した数値シミュレーションの結果をあらわします。アンサンブル予報という手法による低気圧中心の計算結果で、初期値に意図的な誤差を与えることで予報の確実性などを検討する材料になります。

これらを比較すると、転向して西日本方面へ向かう傾向は概ね揃っているものの、上陸する地域は九州〜紀伊半島付近まで考えられる状況です。上陸後の進路も日本海側へ抜けるもの、太平洋沿岸を進むものまで様々です。わずかな進路の違いでも影響が出る地域や影響の程度に大きな差が出てきますので、今後の予報の変化に注視が必要です。日がたつにつれて誤差は縮小する見込みですので、最新の情報を確認するようにしてください。

台風の暴風域に入る確率

5日先までに台風の暴風域に入る確率がが50%以上の府県予報区は以下の通りです。(気象庁)
 岡山県        50 %
 広島県        55 %
 山口県        53 %
 愛媛県        58 %
 高知県        56 %
 福岡県        53 %
 長崎県
  北部・南部     50 %
 熊本県        62 %
 大分県        61 %
 宮崎県        65 %
 鹿児島県
  薩摩・大隅地方   72 %
  甑島        55 %
  種子島・屋久島地方 84 %
 奄美地方       80 %

27日(火)以降は暴風警報、波浪警報、高潮警報、大雨警報などが発表される可能性があります。台風の進路や進行速度によっては交通機関への影響も拡大し、鉄道の運転見合わせや高速道路の通行止めなどの影響が長引き、エリアが広がることが考えられます。
 

台風接近前の北日本でも大雨のおそれ

北日本は前線の活動が活発になるため、台風が近づく前に大雨となる可能性があります。北海道や東北北部では広範囲で雨が降り、局地的に激しい雨の降るおそれがあります。北海道の太平洋側では100mmを超えるような大雨の予想されている所もあり、河川の増水や土砂災害などに警戒が必要です。

また、前線の位置によっては7月に水害に見舞われた秋田県や山形県でも雨の強まる可能性があるため、今後の情報に注意をしてください。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風10号の名前「サンサン(Shanshan/珊珊)」は香港が提案した名称で、少女の名前が由来です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

栃木県などによりますと、25日から続いた栃木県北部を中心とした大雨の影響で、26日午前3時時点で、日光市などの一部の地域で床上浸水などの被害があったということです。ただ、人的被害はなく大きな被害の報告は入ってきていないということです。

また、栃木県によりますと、この大雨の影響で日光宇都宮道路において全線通行止めになっているほか、一部の道路で影響が出ているということです。

気象庁によりますと、午前2時までの1時間に、栃木県鹿沼市付近でおよそ110ミリの猛烈な雨が降ったとみられるなど、気象庁は災害が発生する危険が迫っているとして記録的短時間大雨情報を発表し、警戒を呼びかけています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パレスチナ自治区ガザの停戦交渉を巡り、イスラム組織ハマスの幹部は25日、米国が示した新たな調停案を「受け入れない」と表明した。米国が後押しした停戦交渉の早期妥結は困難になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

25日午後0時半過ぎ、北海道比布町のスキー場で、パラグライダーが落下し、乗っていた70代男性は搬送先の病院で死亡が確認された。旭川中央署が詳しい状況を調べている。

 署によると、男性は仲間数人とパラグライダーをしていた。スキー場の頂上付近から飛び立って間もなく落下し、パラグライダーは木に引っかかっていたという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【速報】「線状降水帯発生情報」を栃木県北部に発表 同じ場所に非常に激しい雨降り続く

 

 

気象庁は午前0時27分、栃木県北部に「線状降水帯発生情報」を発表しました。

気象庁によりますと、栃木県北部では同じ場所に非常に激しい雨が降り続いています。

線状降水帯発生情報は、線状降水帯とみられる現象が発生したことを知らせる情報で、この情報が発表された地域では、土砂災害や浸水、河川の洪水など、災害の発生に結びつくような非常に激しい雨が降り続いています。

5段階の大雨警戒レベルのうち、避難が必要とされる警戒レベル4以上に相当する状況で発表される情報で、地元の市町村が既に避難指示を発表しているか、まもなく発表するような災害発生の危険度が急激に高まっている状況です。

特に崖や川の近くなど、危険な場所にいる方は地元市町村が避難情報を発表していないか確認し、状況に応じて直ちに「立ち退き避難」や「屋内安全確保」など、適切な避難行動をとってください。

また、市町村が定めた避難場所などへ避難することがかえって危険な場合は、崖や沢から少しでも離れた頑丈な建物や、少しでも浸水しにくい高い場所に移動するなど、直ちに身の安全を確保してください。

避難する際は、特に土砂災害に対しては、自宅や今いる場所の外に出て、市町村が定めた近くの指定緊急避難場所や、安全な場所にある親戚や知り合いの家、ホテルなどへ行く「立ち退き避難」が原則です。

なお、洪水や高潮に対しては、ハザードマップなどを参考に屋内で身の安全を確保できるか確認した上で、自らの判断で安全な上の方の階に移動するか、安全な上層階にとどまる「屋内安全確保」も可能です。

また、既に周囲の道路が浸水していて歩けないなど、外に出ることが困難な場合は、無理をせずに建物の中にとどまり、建物内の少しでも安全な場所へ移動して、直ちに身の安全を確保してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自民党の総裁選挙をめぐり、河野デジタル大臣がきょう午後、出馬会見を開きます。一方、上川外務大臣は出馬に必要な推薦人の確保に自信を示しました。

上川陽子 外務大臣
「20名というものをはるかに超える支持、いただいているところでありまして、今、推薦人をどなたにということの最後の詰めをしている状況です」

上川外務大臣はきのう、出馬に必要な推薦人20人の確保について、このように自信を示しました。

総裁選をめぐっては、▼河野デジタル大臣がきょう午後に、▼小泉元環境大臣が30日に立候補に向けた記者会見を開きます。

また、▼高市経済安保担当大臣は週内に意思表明できないか模索しているほか、▼林官房長官はきょう、周辺議員と出馬表明のタイミングについて協議します。

自民党 茂木敏充 幹事長(佐賀市 きのう午後2時すぎ)
「覚悟をもった決断、これを近々させていただきたい」

さらに、すでに出馬の意向を固めている茂木幹事長ですが、関係者によりますと、来月の第1週目に出馬会見を開く方向で調整を進めているということで、きょう以降、出馬表明を行う候補が相次ぐ見通しです。

立憲民主党 枝野幸男 前代表(さいたま市 きのう午後2時すぎ)
「(自民党を)刷新するなら、裏金議員をみんな非公認なのは当たり前じゃないか。公認しないのは当たり前で、自民党として対抗馬を立てるかどうかが問われるのではないか」

一方、立憲民主党の代表選に立候補することを表明している枝野前代表は講演を行い、自民党の新たな総裁は裏金事件に関係した議員を次の衆院選で公認せず、自民党として、その選挙区に対立候補を立てるべきだと主張しました。

立憲民主党はきょう、代表選の立候補予定者を対象にした事前説明会を行う予定で、枝野氏の関係者のほか、すでに立候補の意向を固めている泉代表と野田元総理の関係者らが出席する見通しです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

任期満了に伴う大阪・箕面市長選挙は、無所属で新人の元府議・原田亮さん(38)が初当選しました。市長選で現職の維新候補を破るのは史上初めてです。

箕面市長選挙に当選したのは、無所属で元大阪府議の原田亮さんです。

原田さんは学校給食の無償化や子ども用おむつの定期宅配など、子育て・教育施策の充実などを公約に掲げ、大阪維新の会公認で現職の上島一彦さんらにおよそ1万4000票あまりの差をつけ、初当選を果たしました。

当選した原田亮氏
「大阪において、現職の維新に勝ったという例はありません。新しい箕面市のスタートです」

投票率は49.98%で、4年前の選挙と比べ、0.64ポイント上回りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お笑いタレント・ゆりやんレトリィバァが、探偵役でレギュラー出演しているABCテレビの人気バラエティー「探偵!ナイトスクープ」(金曜・後11時17分)を9月6日放送分を最後に番組を卒業することが分かった。26日、同局が発表した。

 

 理由は、ゆりやんが「アメリカでお笑い芸人として売れたくて、ハリウッドスターになりたくて」渡米を決めたため。今年5月の映画監督デビュー会見で、12月にアメリカに移住することを明言していた。

 ゆりやんは番組史上6人目の女性探偵として2023年4月から登場。持ち前の体当たりギャグを交えながらの探偵業だったが、最近では6月に放送された「私たち2人は、実は生き別れの双子なのでは」の“神回”の依頼を担当した。

 番組ラスト出演では探偵としてはほぼ同時期加入の落語家・桂二葉(によう)が局長代理を務め、ゆりやんの卒業回だと発表すると、観覧席からは「えっー!」と大きなどよめきが起こった。顧問として3回目の出演の俳優・溝端淳平から「ほんとに悲しいですよ。寂しい」と惜別の言葉をもらうと、ゆりやんは過去2回通り、溝畑に毒づいて「ほっとけ!」とツッコんだ。

 エンディングで、ゆりやんは「勝手なことなんですけど、ハリウッドスターになるためにアメリカに行くことを決めました」と視聴者に改めて説明。「ずっと夢だった『ナイトスクープ』の探偵になることを叶えていただいて、私は夢を見てるのではないかと、まだ思っています。それもこれも、皆さまが応援してくださって受け入れてくれたから。おかげで、探偵の皆さんもいつも本当に優しくて…優しかったです。伝説の番組に皆さんとご一緒させていただけたことを、非常にありがたく思います」と感謝した。

 しかし、暴走ぶりが持ち味のゆりやんだけに「私が本当にちゃんと探偵をできていたかは分かりませんが、チェックしてみたいと思います」とネタ道具のピンポンボタンを手に、自分の体中をチェックした。

 最後も、花束を贈った二葉が涙声で「楽屋が一緒で。だからメチャ寂しい。いつも楽屋でオナラしてはったから」と暴露すると、ゆりやんは「ぶー」っと最後の一発を放ち、明るいムードでの“卒業式”となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

米大リーグ、ドジャースのロバーツ監督は25日、右肩腱板の損傷で負傷者リスト入りしている山本由伸投手が傘下マイナー、3Aオクラホマシティーの一員として28日(日本時間29日)のラウンドロック戦でリハビリ登板を行うことを明らかにした。故障後初の実戦で、2イニングを想定している。

 山本は6月15日の登板で右上腕の張りを訴えて離脱。9月の復帰に向けたリハビリは順調で、8月に入ってから打者相手の実戦形式の練習に2度取り組んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本相撲協会は26日、大相撲秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。

 貴景勝(常盤山)は9度目のカド番で迎えた先場所で5勝10敗に終わり、2度目の大関陥落が決定。関脇に降下するのは、最初に大関から番付を下げた2019年秋場所以来となった。そのときは12勝をマークし、翌場所に大関へ復帰した。今場所も10勝を挙げれば、1場所での大関返り咲きがかなう。

 貴景勝の陥落で、大関陣は琴桜(佐渡ケ嶽)と豊昇龍(立浪)の2人に。2大関は昨年名古屋場所(貴景勝、霧島)以来となった。

 今場所は照ノ富士(伊勢ケ浜)の一人横綱を加え、1横綱2大関となった。今年5月の夏場所は1横綱4大関(豊昇龍、琴桜、貴景勝、霧島)だったが、先場所の霧島に続き貴景勝と大関陥落が相次ぎ、一気に大関陣が減る結果となった。2場所連続で大関陥落が起きるのは、22年九州場所の御嶽海(出羽海)、23年初場所の正代(時津風)以来のこととなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆明治安田J1リーグ▽第28節 札幌2―0磐田(25日・ヤマハスタジアム)

 18位のジュビロ磐田は最下位の札幌に0―2で敗れ、降格圏脱出に失敗した。前半9分にあっさり先制を許し、終了間際の後半44分にも勝負を決める2点目を献上。攻撃も精彩を欠き、今季11度目の無得点に終わった。先発4人を入れ替えたものの、前節、首位・町田に0―4で惨敗した悪い流れを断ち切れず、今季4度目の連敗となった。

 

 冷たい雨が身にしみた。磐田は絶対に落とせない最下位とのマッチアップで痛すぎる完封負け。勝てば17位に浮上できた一戦は残酷な結末が待っていた。横内昭展監督(56)は「こういう結果になって申し訳ない」と声を落とした。

 開始直後に大胆なサイドチェンジからDF松原がシュートするなど、立ち上がりは勢いを持って入ったものの、すぐに流れを失った。前半9分、中央でスルーパスを通され、受けたMF近藤にドリブルからシュートを許す。これはポストに直撃したものの、はね返ったボールを結局近藤にねじ込まれて失点した。先制を許すのは4試合連続。「できるだけ0で運んでいきたい」との指揮官のもくろみは序盤で崩れた。

 この日は大敗(0●4)した前節の町田戦から先発4人を変更した。故障で長期離脱もあったMF中村が3月16日のG大阪戦以来5か月ぶりにスタメンに入り、フォーメーションも直近で採用していたアンカーからダブルボランチの4―4―2に戻した。後半からはMF古川やFWペイショットらが投入されたが状況は好転せず、終了間際に失点して万事休した。

 残りは10試合。次は31日にホームで横浜Mと対戦する。17位・湘南とは勝ち点1差だが、1試合消化の少ない16位・柏とは5差と厳しい状況が続く。試合後、ゴール裏のサポーター席に声を張り上げ支持を訴えた横内監督は「まだ何も諦めてないし、諦める理由もない。みなさんとこの難局を乗り越えたい」と強調した。(武藤 瑞基)

 ●磐田MF中村(約5か月ぶり先発も飾れず)「ロングボールが増えて主導権を渡してしまった。(ボールを)つなげるところは求めていかないといけない」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

25日の日本選手=米大リーグ

▽カブス・鈴木マーリンズ戦に3番指名打者で出場して4打数無安打、1三振。打率2割6分8厘。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パリオリンピック公式マスコットの「フリージュ」、パラでは義足に…使命は「スポーツで革命を起こす」こと

 パリ・パラリンピックの公式マスコットは五輪に続き、「フリージュ」が務める。18世紀のフランス革命で自由を勝ち取った市民がかぶっていた「フリジア帽」をモチーフにしたキャラクターだ。赤い上半身に丸く青い目が特徴で、スポーツで革命を起こすという使命を課されている。パラでは右足が義足になっている。

 日本パラリンピック委員会によると、パラリンピックのマスコットが登場したのは、1980年のオランダ・アーヘン大会から。障害のある姿のマスコットが採用されたのは、パリ大会が初めてという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サッカーJ1リーグ第28節10試合が、24日(土)、25日(日)に開催されました。

絶好調のサンフレッチェ広島は6連勝を飾り、勝ち点52。引き分けに終わった首位FC町田ゼルビアとの勝ち点差を『2』に縮め、首位奪取に射程圏内まで近づいています。

直近を2勝1分けで3試合負けなしとなったヴィッセル神戸が3位浮上。アウェーゲーム4連敗となった鹿島アントラーズは4位、5試合勝利のないガンバ大阪は5位に順位を落としています。

J1残留争いでは、直近8戦6勝と好調の京都サンガF.C.が勝ち点を34まで伸ばし15位浮上。J2降格圏にいるジュビロ磐田は北海道コンサドーレ札幌との直接対決に敗れ、順位を上げることはできませんでした。最下位の北海道コンサドーレ札幌は直近5試合で3勝と好調。19位サガン鳥栖との勝ち点差を『2』まで縮めています。

浦和レッズ-川崎フロンターレの試合は、前半終了時に雷雨のため中止。この試合の取り扱いは、後日決定します。現時点で浦和レッズが2試合未消化、川崎フロンターレと柏レイソルが1試合未消化となっています。

【J1第28節結果】

◆G大阪 2-2 福岡(パナソニックスタジアム吹田)

得点【G大阪】福岡将太(前半27分)坂本一彩(後半3分)【福岡】紺野和也(前半22分)宮大樹(前半32分)

◆横浜FM 4-0 C大阪(国立競技場)

得点【横浜FM】アンデルソン ロペス(後半4分、38分)加藤蓮(後半28分)天野純(後半45+5分)

◆名古屋 1-0 湘南(レモンガススタジアム平塚)

得点【名古屋】三國ケネディエブス(前半7分)

◆京都 3-0 FC東京(サンガスタジアム by KYOCERA)

得点【京都】ラファエル エリアス(前半2分)原大智(前半36分)平戸太貴(後半5分)

◆東京V 2-1 鹿島(味の素スタジアム)

得点【東京V】山見大登(後半18分、30分)【鹿島】鈴木優磨(後半45分)

◆広島 2-0 柏(エディオンピースウイング広島)

得点【広島】中野就斗(前半38分)オウンゴール(後半20分)

◆新潟 0-0 町田(デンカビッグスワンスタジアム)

◆札幌 2-0 磐田(ヤマハスタジアム(磐田))

得点【札幌】近藤友喜(前半9分)青木亮太(後半44分)

◆神戸 2-0 鳥栖(ノエビアスタジアム神戸)

得点【神戸】宮代大聖(前半33分)佐々木大樹(後半14分)

◆浦和 - 川崎F(埼玉スタジアム2OO2)※前半終了時に雷雨で中止

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サッカーJ2リーグ第28節の10試合が、24日(土)、25日(日)に開催されました。

J1自動昇格圏にいる上位2チームにとってはうれしい結果となった今節。首位清水エスパルスと2位横浜FCはそろって勝利を飾る一方、3位V・ファーレン長崎が今季初の連敗。2位横浜FCと3位V・ファーレン長崎の勝ち点差は『8』に広がりました。

その他の上位では、レノファ山口FCが勝利し4位浮上。J1プレーオフ圏内の6位ファジアーノ岡山と圏外にいる7位いわきFCの勝ち点差は『2』。J2リーグは残り10試合となっています。

【J2第28節結果】

◆横浜FC 2-0 徳島(ニッパツ三ツ沢球技場)

得点【横浜FC】ユーリ ララ(前半5分)ジョアン パウロ(後半25分)

◆山形 1-0 藤枝(藤枝総合運動公園サッカー場)

得点【山形】ディサロ燦シルヴァーノ(後半15分)

◆岡山 0-0 大分(シティライトスタジアム)

◆山口 2-1 長崎(トランスコスモススタジアム長崎)

得点【山口】酒井宣福(後半3分)河野孝汰(後半10分)【長崎】マテウス ジェズス(前半14分)

◆清水 1-0 鹿児島(白波スタジアム)

得点【清水】アブドゥル アジズ ヤクブ(後半43分)

◆秋田 0-0 愛媛(ソユースタジアム)

◆熊本 4-3 いわき(ハワイアンズスタジアムいわき)

得点【熊本】石川大地(前半13分、後半4分)江﨑巧朗(前半36分)岩下航(後半23分)【いわき】山口大輝(前半25分)有馬幸太郎(後半7分)熊田直紀(後半29分)

◆水戸 2-1 群馬(ケーズデンキスタジアム水戸)

得点【水戸】久保征一郎(前半14分)甲田英將(前半45分+1分)【群馬】川上エドオジョン智慧(後半37分)

◆甲府 2-1 栃木(カンセキスタジアムとちぎ)

得点【甲府】佐藤和弘(前半16分)鳥海芳樹(後半45分+1分)【栃木】ラファエル(後半32分)

◆千葉 4-2 仙台(フクダ電子アリーナ)

得点【千葉】エドゥアルド(前半45分+7分)佐々木翔悟(後半20分)小森飛絢(後半31分、40分)【仙台】エロン(前半28分)中島元彦(後半9分)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

24、25日に札幌競馬場で開催され、世界のトップ騎手が争う「2024ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)」は、第3戦終了時点で4位のジョアン・モレイラ騎手(40)=ブラジル=が第4戦の札幌12Rをエゾダイモンで制し、逆転で優勝。15年以来2度目の栄冠に輝いた。チーム対抗戦は237ポイント対216ポイントでJRA選抜チームが8回連続で勝利した。

 

 大外一気の“Vゴール”を鮮やかに決めた。第3戦終了時点で上位5人が7ポイント差以内にひしめく大混戦。34ポイントの4位だったモレイラとエゾダイモンは直線入り口で後方4番手だったが、焦りはなかった。大外へ進路を取ると、右腕でステッキを入れ、左腕で手綱を押すと呼応するように加速。最後は先手を奪い、シリーズでも首位タイで粘り込みを狙う武豊騎乗のアマイに襲いかかった。上位3頭がタイム差なしの激戦。しかし、ゴールを過ぎた瞬間に右の拳を握りしめ、大きなガッツポーズをつくった。

 ゴール前でレースもシリーズもすべてひっくり返す大逆転劇。モレイラは「アリガトウゴザイマス。今回は楽しもうと思っていましたが、いい結果を残せてうれしいです」と笑みを浮かべた。優勝は15年以来、2度目。当時はJRA未勝利で初出場だったが、その存在が日本に知られる大きなきっかけとなった。「日本はすごくレベルの高い競馬。だから、勝ててうれしい」と口にする。

 自らの腕で道を切り開いた。先月末に外国人の短期免許制度の成績要件が変更。当シリーズで5位以内の騎手が追加された。桜花賞をステレンボッシュで制すなど今年の春も短期免許で活躍したモレイラだが、来年以降の申請条件をまだクリアしていなかった。しかし、これで申請が可能になった。「もちろん上位の結果を残せばというのは、いつも頭の片隅にありました。来年か再来年に戻ってきたいです」。穏やかな表情の裏に隠された勝利への執念で大混戦を断ち、原点の地でつかんだ大きな勝利。マジックマンの華麗な手綱さばきを再び見る日は、そう遠くない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロ野球セ・リーグは25日、各地で3試合が行われました。

3位・阪神は1位・広島と対戦。初回に2点の先制を許すも、3回に森下翔太選手の今季12号3ランで逆転に成功。その後も大山選手のタイムリーヒットなどで得点を積み重ね10安打7得点。試合終盤は追い上げられますがリードを守り切り、広島相手に逆転勝利となりました。

5位・中日と対戦した2位・巨人は7回、先頭のモンテス選手がチーム初ヒットで出塁すると、坂本勇人選手が今季5号2ランを放ち2点を先制。先発・菅野智之投手は8回途中無失点の好投で12勝目を挙げ、後を受けたリリーフ陣も中日打線に得点を許しませんでした。

4位・DeNAは6位・ヤクルトと対戦。初回に佐野恵太選手の今季8号2ランで幸先良く先制すると、その後はDeNA打線が爆発。宮崎敏郎選手の今季10号3ランなどで15安打10得点と打ち勝ち、カード勝ち越しとなりました。

【25日のセ・リーグ結果】

◆阪神 7-5 広島

勝利投手【阪神】大竹耕太郎(8勝7敗)

敗戦投手【広島】森翔平(1勝1敗)

セーブ【阪神】岩崎優(3勝4敗20S)

本塁打【阪神】森下翔太12号

◆巨人 2-0 中日

勝利投手【巨人】菅野智之(12勝2敗)

敗戦投手【中日】大野雄大(2勝5敗)

セーブ【巨人】大勢(1勝1敗21S)

本塁打【巨人】坂本勇人5号

◆DeNA 10-4 ヤクルト

勝利投手【DeNA】ウィック(4勝1敗1S)

敗戦投手【ヤクルト】山野太一(1勝2敗)

本塁打【DeNA】佐野恵太8号、宮崎敏郎10号

【ヤクルト】山田哲人10号

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロ野球パ・リーグは25日、各地で3試合が行われました。

首位ソフトバンクと対戦した2位日本ハムは初回、清宮幸太郎選手と上川畑大悟選手のタイムリーで3点を先制。5回に1点差に追い上げられますが、6回以降は中継ぎ陣がソフトバンク打線を抑え、日本ハムは2カード連続の勝ち越しです。一方のソフトバンクは2カード連続で負け越しとなりました。

3位ロッテと対戦した5位オリックスは7回、太田椋選手と西野真弘選手の2者連続タイムリーで先制。投手陣はロッテ打線を完封し、オリックスが今カードを勝ち越しました。敗れたロッテは5回と6回のチャンスを生かせず。直近10試合は2勝8敗で、4カード連続の負け越しです。

上位を追いかける4位の楽天は、4回に阿部寿樹選手のホームランで先制すると、古謝樹投手が5回無失点の投球。その後、無失点リレーで最後は則本昂大投手が締めました。3位ロッテに2ゲーム差としています。西武は2カード連続勝ち越しとはなりませんでした。

【25日のパ・リーグ結果】

◆日本ハム 5-3 ソフトバンク

勝利投手【日本ハム】伊藤大海(10勝4敗)

敗戦投手【ソフトバンク】松本晴(1勝1敗)

セーブ【日本ハム】柳川大晟(0勝1敗7S)

本塁打【日本ハム】レイエス14号

◆オリックス 2-0 ロッテ

勝利投手【オリックス】吉田輝星(3勝0敗)

敗戦投手【ロッテ】種市篤暉(7勝7敗)

セーブ【オリックス】マチャド(4勝2敗20S)

◆楽天 2-0 西武

勝利投手【楽天】古謝樹(5勝5敗)

敗戦投手【西武】武内夏暉(7勝5敗)

セーブ【楽天】則本昂大(3勝2敗26S)

本塁打【楽天】阿部寿樹8号

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パリ・パラリンピックが28日に開幕するのを前に、共同通信社は全国の都道府県知事、市区町村長に、パラ競技など障害者スポーツに関するアンケートを行った。関心を高め普及させるために必要な課題は、57%が「学校やイベントなどでのスポーツ体験や情報発信」と回答。車いすのまま競技ができる体育館など施設整備、指導員やボランティアら人材確保も挙がった。25日までの回答を集計した。

 2021年の東京パラなどを機に、共生社会や多様性尊重の実現に向けた対応は進みつつあるが、自治体のなお26%は不十分と評価。障害者スポーツの魅力発信や、健常者も含め広く親しめる環境の整備が急務となる。

 アンケートは7~8月、全1788自治体(47都道府県と1741市区町村)の首長を対象に行い、93%の1667人から回答を得た。

 障害者スポーツの普及などに必要と挙がったのは「体験や情報発信」が最多。「利用しやすい施設の整備」19%が続いた。競技で使うボールや車いすなど「国や自治体によるスポーツ用具の費用補助やレンタル」は3%だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ドジャースはその球に興味がないと言われた」大谷翔平「40-40」記念球を巡りまた不手際?レイズ外野手が投げ返した球をゲットした男性が地元局に証言

ドジャースの大谷翔平(30)がレイズ戦でのサヨナラ満塁本塁打で史上6人目となる「40本塁打-40盗塁」を決めた記念球を巡って“場外戦”が勃発した。グラウンドに跳ね返ってきたボールをレイズのホセ・シリ(29)がスタンドに投げ返したことで争奪戦が勃発。一時行方がわからなくなっていたが、ロサンゼルスのテレビ局KTLA5が、ゲットした人物を見つけ出した。記念球を手に入れた詳細が語られ、驚くべき“真実”が明らかになった。

記念球の争奪戦は「混乱、狂乱、修羅場だった」

 行方不明だった記念球の“ありか”が判明した。
 大谷は映画のワンシーンのような劇的なサヨナラ満塁弾で史上6人目となる「40-40」を達成。右中間の最前列に飛び込んだ打球は、フィールドに跳ね返ってきた。「40-40の記念球だとは知らなかった」というレイズのセンターのシリがスタンドに投げ返してしまい、再びスタンドで争奪戦が勃発したようだが、行方は不明となり、誰かが持ち帰ったことしかわかっていなかった。
 その中でロサンゼルスの地元局KTLA5が、記念球を持ち去った人物を見つけ出してインタビューした。同局によるとゲットしたのは、ロス在住のトロイ・ブエンテオさんで、息子と義理の父の3人で初めてドジャースタジアムの観戦に訪れた。
 大谷が王手をかけていた「40-40」達成への期待感で「球場全体が興奮でざわめき、電気が走るような感じだった。大谷が記録を塗り替えたのは、ほとんど必然だったように感じた」という。
 3-3で迎えた9回二死満塁で、大谷のサヨナラ満塁弾が、ブエンテオさんの座る右中間スタンドへ飛んできた。
「前に座っていた誰かが最初にボールを捕るチャンスを逸し、それが(グラウンドに跳ね返り)レイズのシリ外野手が投げ返すことにつながった」という。
 シリがボールをスタンドに投げ入れると大混乱に陥った。
「みんなが狂乱していた。そこにボールが私達の座っていた場所付近に投げ返されると、さらにすごいことになった。その4秒か5秒の間は、本当に大混乱、狂乱、修羅場だった。(投げ込まれたボールが)私の足と息子の足の間に来たという感触を得るまで永遠の時が過ぎたようだった。すぐにボールを足と座席の真下のコンクリートで挟んで止めた」
 ブエンテオさんは、一緒にボールを捜していた義父に叫んでボールを手にしたことを伝えたという。
「はっきりとした印や傷もなく、正直言って普通のボールのようだ。でも、40号本塁打と40盗塁をドジャースタジアムで、同じ夜に見て、大谷が史上最速でドジャースとして初めてそれを達成した。私にとってとても特別なことだ。私は長間の野球ファンで、この偉業の重大さを分かっている。でもこれまで一度もファウルボールも、練習をしている選手の打球さえも、私の近くに飛んで来たことはなかった。試合のボールに触ったことは一度もなかったけれど、いつもそれを夢に見ていた。そして、私の元にすべての野球のボールの頂点のものがやってきた。信じられないことだ」

 

 

 しかし、問題は、この後に起きる。
 彼らは、球場を去る前、警備スタッフに呼び止められ「それが記録を作ったボールとして認証できるようになるまで待つように」要請されたという。しかし、その警備員が戻ってくることはなく、ブエンテオさんが、他の警備員に「どうすればいいのか?」と尋ねたところ、彼らは何も知らされておらず「ドジャースはそのボールに興味がない」と回答されたという。
 オークションで高額な値段で取り引きされる記念球を巡っては、時には裁判沙汰になるほどトラブルが絶えず、大谷が4月に移籍第1号を放った際にも問題が発生していた。ゲットした女性を警備員が高圧的に取り囲んで別室へ誘導し、大谷との対面もないまま「返還に応じない場合は公式認証はしない」などと脅して、サイン入りの帽子やバットとの交換を要求。強引に大谷の手元へ戻したことで大問題となった。のちにドジャースが謝罪し、この女性の家族らをVIP席に招待して、大谷が対面して感謝を伝え、さらに様々なグッズをプレゼントして和解している。
 ブエンテオさんは、「次のステップとしてボールの正式な認証を得たいが、長い目で見てこのボールをどうするかは分からないという」と言う。
 球団の認証がなければ記念球の価値は下がる。また大谷が移籍第1号のように手元に戻ってくることを希望する可能性もあるだろう。今後の展開に注目が集まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パリオリンピック公式マスコットの「フリージュ」、パラでは義足に…使命は「スポーツで革命を起こす」こと

 パリ・パラリンピックの公式マスコットは五輪に続き、「フリージュ」が務める。18世紀のフランス革命で自由を勝ち取った市民がかぶっていた「フリジア帽」をモチーフにしたキャラクターだ。赤い上半身に丸く青い目が特徴で、スポーツで革命を起こすという使命を課されている。パラでは右足が義足になっている。

 日本パラリンピック委員会によると、パラリンピックのマスコットが登場したのは、1980年のオランダ・アーヘン大会から。障害のある姿のマスコットが採用されたのは、パリ大会が初めてという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パラグッズで大型店盛況=義足のぬいぐるみなど人気―パラリンピック

パリ五輪・パラリンピックの公式グッズを販売するパリ市内中心部のシャンゼリゼ通りにある大型店舗は、28日のパラリンピック開幕を前に多くの人でにぎわっている。
店員によると、11日の五輪閉幕後からパラの商品を多く取り扱い始めた。自由の象徴とされるフリジア帽がモチーフの大会公式マスコット「フリージュ」は五輪と共通で、パラでは右脚が義足になっている。ぬいぐるみなどが人気で、男性店長は「よく売れている」。子連れで訪れた男性も購入し、「息子がぬいぐるみを気に入っている」と話していた。
正規価格の5割引きで販売されている五輪グッズを手に取る人も目立っており、店内は盛況が続きそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラグビーのパシフィック・ネーションズ杯は25日(日本時間26日)、B組の初戦がバンクーバーで行われ、日本はカナダに55―28(前半38―7)で快勝した。8トライ、6ゴール、1ペナルティーゴールを挙げた。

 日本は4分、WTBツイタマ(静岡)のトライで先制。その後もテンポの良い攻撃でトライを重ね、前半は一時は38―0と大量リードした。後半はカナダに追い上げられたものの、逃げ切った。

 日本は熊谷ラグビー場で9月7日に行われる次戦で、米国と対戦する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西郷真央はグリーン上で苦戦し7位 逆転ならず悔しさにじませる 「パッティングのスタッツも上げていかないと」

◆米女子プロゴルフツアー メジャー最終戦 AIG全英女子オープン 最終日(25日、セントアンドリュース・オールドコース=6784ヤード、パー72)

 首位と5打差10位から出た西郷真央(島津製作所)は4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの72で回り、通算2アンダーの7位で大会を終えた。「前半ダボで始まってから、いいパッティングが決まってくれて、中盤はいい流れだった。11番でパーパットを外してチャンスが少なくなって、その後もショートパットを外してしまったので。悔しい一日だった」と悔しいラウンドとなったという。

 2番はティーショットが右の茂みに入り、ロストボールに。4オン2パットのダブルボギーをたたいた。だが、5番パー5で2オンに成功し、10メートルのバーディーパットを沈めた。6番では6メートル、8番では5メートルを決めきり、首位と3打差で後半に入った。10番は2メートルにつけるショット力でさらにスコアを伸ばした。だが、11番パー3は1オン3パットで痛恨のボギー。その後は惜しいパットが続き耐えていたが、16番でも3パットを喫した。17、18番はともにパーで4日間の戦いを終えた。

 

 4日間通してパーオン率は81・9%と、グリーンに乗せ続けた。それでも2アンダーというスコアにとどまってしまったことに対して「このショットでこの順位までしかいけないのは、課題が明確。パッティングのスタッツも上げていかないといけない。昨日よりは自分の思ったストロークができたが。結果が伴っていなかったり、数字に結果が表れてくれるように練習したい」とグリーン上の反省点を口にした。

 次週はアメリカに戻りFMグローバル選手権(29日開幕、マサチューセッツ州)に出場する。「メジャーは終わりましたけど、まだまだアジアシリーズも残っている。ルーキーとして取りたい賞もあるので、そこに向かって一試合、一試合積み重ねていい成績で最終戦に向けて順位を上げたい」。新人賞に当たるルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得を目標とする今季。受賞すれば1990年の小林浩美以来、34年ぶりとなる日本勢2人目の快挙へ向けて、残り試合も戦う覚悟を誓った。

 最終日に69で回った岩井明愛(あきえ、ホンダ)も西郷と並び7位。来年の全英女子オープン出場権を獲得した。ボギーなしの67をマークした大里桃子(伊藤園)は79位からジャンプアップし、2オーバーの22位とした。河本結(リコー)、勝みなみ(明治安田)は3オーバーの29位。畑岡奈紗(アビームコンサルティング)、古江彩佳(富士通)は4オーバーの37位。川崎春花(村田製作所)は6オーバーの55位。佐久間朱莉(大東建託)は7オーバーの60位となった。

 4位から出たパリ五輪金メダルのリディア・コ(ニュージーランド)が逆転でメジャー3勝目を手にした。2打差2位には首位からスタートした申ジエ(韓国)、世界ランク1位のネリー・コルダ、昨年大会覇者のリリア・ブ(ともに米国)、殷若寧(イン・ルオニン、中国)の4人が入った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パリパラリンピックのアーチェリー女子代表を辞退した重定知佳(41=林テレンプ)によるライバルへの誹謗中傷が大きな波紋を呼んでいる。

重定は2021年1月に同競技のパラリンピック代表を目指していた小野寺朝子さんのブログに「代表入りも無理なの気づきませんか?」などと匿名で投稿。名誉を傷つけたとして、東京地裁は6日に124万円の賠償を命じた。重定側は20日に判決を不服として控訴したものの、23日に控訴を取り下げた。

パリ五輪でも選手への誹謗中傷が問題視された中で、今回の騒動はネット上を中心に大炎上。あるパラ競技団体の関係者は、タイミングの悪さが炎上に拍車をかけたと分析する。

ユーチューバータレントのフワちゃんは、4日にお笑いタレントのやす子に対してSNSで暴言を投稿し、芸能活動の休止を余儀なくされた。この事案を引き合いに「今回の騒動はフワちゃんの件と似ているような感じもする。フワちゃんの一件があったから、おそらくみなさんがいろいろ敏感な時期だと思う。間違いなく干されるのでは」。今後の競技人生に及ぼす影響を指摘した。

重定は控訴を取り下げた際に「私の軽率な投稿により小野寺選手を傷つけてしまったこと、心よりおわび申し上げます」と謝罪のコメントを出したが、自らの〝軽率な行動〟で夢舞台への切符を失ってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇明治安田J2リーグ 第28節 千葉4-2仙台(25日・フクアリ)

 ベガルタ仙台は千葉に2―4で逆転負けし5位に後退。連勝は3でストップした。前半28分に今季加入したFWエロン(26)が初ゴールを決め先制。1―1の後半9分にはMF中島元彦(25)が一時勝ち越しの得点を挙げたが、その後に3失点を喫した。

 

 先制しながらも勝ちきれなかった。直近5試合で1勝4敗と苦手の千葉に2度追いつかれ、逆転された。仙台の森山佳郎監督(56)は「DF2人がけがをしてしまい、不測の事態での交代。一番肝のポジションが代わってしまったのが残念」と悔やんだ。

 悔しい敗戦だったが、ファン・サポーター、チームに関わる全員が待ち望んでいたゴールが生まれた。前半28分、左サイドでショートパスをつなぎ敵地深くに進入。ゴールライン際から鋭いクロスが上がると、ゴール前で待ち構えていたFWエロンが胸で押し込んだ。ネットが揺れた直後に両手でガッツポーズすると、ベンチに一直線。今季20試合目の出場で生まれたゴールに、指揮官や通訳のロドリゴ・シモエスさんらと抱き合って喜んだ。

 1―1で迎えた後半9分にはMF中島がチーム最多となる今季9得点目を決めた。左CKが蹴り込まれると、ファーサイドで味方がヘディングシュート。GKがはじいたボールに体を倒しながら右足で押し込んだ。

 だが後半20分、31分とクロスから失点すると、40分にも押し込まれ今季2度目の4失点。この試合を最後に海外へ移籍するため、チームを離脱するMF長沢和輝(32)に勝利のプレゼントはできなかった。

 試合後には敵地に駆けつけた大勢のサポーターからイレブンに惜しみない拍手と次節・いわき戦(31日、ユアスタ)に向けた声援が送られた。次戦に向け気持ちを切り替え、ホームで勝ち点3を積み上げる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パラグッズで大型店盛況





パリ五輪・パラリンピックの公式グッズを販売するパリ市内中心部のシャンゼリゼ通りにある大型店舗は、28日のパラリンピック開幕を前に多くの人でにぎわっている=24日撮影

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リーグ5戦未勝利、得点1、失点8...ついに東京Vに勝点で並ばれたFC東京。今更監督を代えても手遅れの感は否めない

 

 

アウェーの京都戦、FC東京は0-3とスコア通りの完敗を喫した。セットプレー(CK)で、しかも同じような形で2失点するなど、ファン・サポーターにとっては見ていられない試合だったかもしれない。

リーグ5戦未勝利との結果を受け、FC東京はJ1リーグで9位(28節終了現在)。首位の町田に勝点16差をつけられ、東京Vに勝点で並ばれてしまった(得失点差で東京Vを「2」上回っているが)。厳しい現実に直面している。

松木が海外移籍で抜けた新潟戦後の5試合で得点1、失点8。成績を見てもチームの低調さは分かる。

もはや逆転でのリーグ優勝は難しく、カップ戦も敗退。モチベーションを保つのが厳しい状況下ながらも、ファン・サポーターは毎試合チームを後押している。そんな彼らのために恥ずかしい試合は見せられないはずだが、チームのパフォーマンスは不安定だ。

昨季終了後、FC東京の小原GMはクラモフスキー監督就任後のチームについて次のようにコメントしていた。

「シーズン後半はアタッキングサードの進入率は高くなっていて、シュート数やチャンスの構築率も上がりましたが、得点に上手く結び付かなかった。シンプルに戦術のところで崩しのバリエーション、選手の意思統一などがまだまだ足りなかった」

果たして、そこから進化はあったのか。松木、荒木のコンビが機能していた頃はスペクタクルな攻撃を見せていた試合もあった。しかし、松木が去ってからのFC東京はどうか。

ピッチ上の選手たちは一生懸命戦っているものの、肝心の結果が出ない。今更監督を代えても手遅れの感は否めないというのが個人的な見解だが、クラブのフロントはチームのどこに問題があると考えているのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦