15日までの3連戦では浴衣でパフォーマンス
日本ハムのオフィシャルチアチーム「ファイターズガール」の期間限定の装いにファンが癒されている。15日には浴衣姿できつねダンスなどのパフォーマンスを行い、「めちゃくちゃかわいい」「浴衣きつねダンスの破壊力」「最高です」と大好評だ。
7月26日から約1か月、エスコンフィールドでは「ファイターズ 超夏祭り」が開催されており、13日からのロッテ3連戦ではファイターズガールが白を基調とした浴衣を着用した。
「きつねダンス」のほかにも、ポリーやフレップと一緒に「ポリーダンス」、今季から披露している「わちゅごなダンス」などを踊り、夏休みで多くのファンが訪れた本拠地を盛り上げた。
浴衣姿できつねダンスを披露するファイターズガール【写真提供:産経新聞社】
SNSでは、「ファイターズガールの浴衣可愛いなぁ……」「ファイターズガールのお姉さんの浴衣姿……」「浴衣姿最高!」「浴衣のファイターズガールいつにも増してイイ!」「ふざけんなよ、かわいすぎだろ」と好意的な声が並んだ。
dianaがファンとリレー対決を行う「ハマスタバトル」
横浜スタジアムの名物となっている「Hisense ハマスタバトル」で、アンカーのakiさんが驚異の末脚を見せた。11日のヤクルト戦では、ビデオ判定に持ち込まれる熱い試合に。ネット上のファンも「とんでもないレベルで速い」「指折りの名勝負!」と注目した。
同球場の名物となっているリレー対決は、オフィシャルファンクラブ BlueMatesから抽選で3人が参加する。同日は女性1人と男性2人が選ばれた。第1走者の対決ではdianaがわずかにリードも、2走ではファンが大きく突き放し、3走へバトンパスした。dianaは劣勢だが、俊足で知られるアンカーのakiさんの走りが凄かった。
怒涛の追い上げでファンに迫ると、場内は大盛り上がり。ほぼ同じタイミングでゴールテープを切ると、akiさんはジェスチャーでリクエストを要求。ビジョンでリプレイ映像が流れると、わずかにakiさんの方が早くゴールしており、大逆転でdianaの勝利となった。
diana公式X(旧ツイッター)が動画を公開すると、ファンからは「名勝負! akiさんの走りがカッコよすぎてシビれる」「akiちゃんのリクエスト要求がかわいい」「diana強い!」「さすがあきちゃん凄まじすぎる!」「リクエスト成功。akiちゃん速い」「Hisenseハマスタバトル史上でも指折りの名勝負!」などと、熱戦に興奮する声が寄せられていた。
プロ野球パ・リーグは15日、各地で3試合が行われました。
最下位の西武と対戦した首位・ソフトバンクは打線が猛攻。4番・山川穂高選手が3本のホームランを放ち、3番・柳町達選手も2ランホームランとタイムリーで得点を量産。10安打9得点で勝利し、優勝マジックを28としました。
3位ロッテは、先発のマウンドに上がった佐々木朗希投手が、2回に左足首へピッチャー返しの打球を受け降板。急きょマウンドに上がった2番手の坂本光士郎投手が、回またぎの3回に2ランと3ランの2本のホームランを浴び大量失点。打線も1得点に抑えられ日本ハムに完敗。2位日本ハムとのゲーム差は『1』に広がりました。
5位オリックスは2-2の同点で迎えた9回にノーアウト満塁のチャンス。最後は紅林弘太郎選手のサヨナラタイムリー安打で楽天に勝利しています。
【15日のパ・リーグ結果】
◆ソフトバンク9-2西武
勝利投手【ソフトバンク】大山凌(1勝0敗)
敗戦投手【西武】與座海人(1勝3敗)
本塁打【ソフトバンク】山川穂高24号・25号・26号、柳町達3号【西武】古賀悠斗3号
◆日本ハム6-1ロッテ
勝利投手【日本ハム】加藤貴之 (6勝7敗)
敗戦投手【ロッテ】坂本光士郎 (1勝2敗)
本塁打【日本ハム】水野達稀4号、レイエス12号
◆オリックス3x-2楽天
勝利投手【オリックス】マチャド(3勝2敗17S)
敗戦投手【楽天】渡辺翔太(5勝1敗)
巨人は107試合を消化して56勝45敗6分けの勝率・554。15日現在、首位の広島から1ゲーム差の2位につけている。
シーズンは残り36試合。巨人が残り40試合を切って1ゲーム差以内で首位を追う展開は、15年以来になる。この年は8月20日の残り30試合時点で首位の阪神と0・5差。9月26日の残り5試合時点でも優勝したヤクルトに1差と競っていたが、最後は2位に終わった。
15年の巨人は8月以降に26勝21敗の勝率・553。ヤクルトの・604(29勝19敗1分け)に及ばなかった。シーズンの後半となる8月以降の期間に、巨人がセ6チーム中の最高勝率だったのは、新型コロナウイルスの影響で6月に開幕した20年を除くと、14年が最後。チームが3連覇した07~09年の8月以降は〈1〉〈1〉〈1〉位、12~14年も〈1〉〈2〉〈1〉位。日本シリーズを制した00、02年も勢いは衰えなかっただけに、これから正念場を迎える。
DeNAの関根大気外野手(29)が15日、自身へのSNSでの誹謗(ひぼう)中傷に対し、東京地裁が発信者情報開示を命じる仮処分を決定したことをXで報告した。4月26日の巨人戦での死球について「当たってねーじゃん、関根死ねよ」などと書き込んだ8件について仮処分を申し立て、全て認められた。すでに投稿者と連絡が取れているケースが1件あるという。
日本プロ野球選手会の森忠仁事務局長は、他に複数の選手も開示を求めていることを明かした上で「誹謗中傷がいけないことだと認識し、(書き込みを)思いとどまるようになれば一番」と語った。
◆パ・リーグ オリックス3×―2楽天(15日・京セラドーム大阪)
オリックス・中嶋監督は、今季3度目のサヨナラ打を放った紅林と全力でハイタッチした。今季6度目の劇勝に少しスカッとしたのだろう。だが、6回の判定に触れると「今まで野球をやっていて、見たことがないわ…。二塁審判が何かしてくれないと、誰も何もできないよね」と、一気に思いを吐き出した。
1点を追う1死一塁で森が左中間へ大飛球。中堅・辰己がフェンス際でダイレクト捕球したように見えたプレーを、三塁塁審がノーキャッチと判定した。安打の記録がついた森は、捕球と自己判断した一塁走者の池田を追い越し、まずアウト。大阪桐蔭の後輩・池田も一、二塁間でタッチアウトとなった。
指揮官は「退場にしていいよ」と猛抗議。「(一塁走者は)近くにいるセカンドを見るよね?」と、二塁塁審が打球判断をすべきと主張した。しかし「あのケースは三塁塁審が打球判定をして、二塁塁審は走者の動きを見なきゃいけない」(責任審判の嶋田審判員)と、最後まで納得する回答が得られなかった。
仮に負けていれば「イラッとして終わりやね」と、苦笑いした中嶋監督。厳しいCS争いに生き残るため、意味のある白星としたい。
◆パ・リーグ 西武2―9ソフトバンク(15日・ベルーナD)
今年最後のベルーナDでの一戦で“アーチスト”の血が騒いだ。ソフトバンク・山川が3度のどすこいポーズを決めた。初回2死一塁で「完璧」と左翼席上段へ先制24号2ランを放つと、5回1死二塁では内角直球を左越え25号2ラン。さらに7回1死三塁でも左翼席に26号2ランをぶち込んだ。「本当に奇跡」。1試合3本塁打は、西武時代の17年8月2日の楽天戦(メットライフ)以来2度目。勝利に貢献し、優勝マジックを1つ減らして28とした。
超量産態勢だ。前半戦は自己最長ブランクの130打席本塁打なしを味わい、87試合で14本にとどまったが、後半戦は18試合で12本。105試合目にして同僚の近藤らが昨季本塁打王に輝いた際の26本に並んだ。後半戦のペースで残り38試合も打ち続ければ、キャリアハイ51本塁打と夢は膨らむ。
2年ぶり4度目のキングへ、2位のポランコに8本差に広げ、79打点も断トツで2冠独走。「ホームランと打点(のタイトル)は、しっかり狙って。自分の長所として、これからも出し続けていきたい」。チームは8カード連続の勝ち越しで、今季最多タイの貯金34。FAで加入した優勝請負人が、不動の4番として打線の中心に座っている。
「オリックス3-2楽天」(15日、京セラドーム大阪)
楽天は頼みのリリーフ陣が踏ん張り切れずサヨナラ負け。連勝が2で止まった。1点リードの八回に、28試合連続無失点中と球団記録を更新していた鈴木翔が同点を許すと、九回は渡辺翔が失点。
今江監督は「ここまで非常に頑張ってくれてた選手ばかり。彼らでやられたら仕方ない」と責めず、「しっかり切り替えてやっていくしかない」と前を向いた。
「日本ハム6-1ロッテ」(15日、エスコンフィールド)
アクシデントに見舞われ、球場がどよめきに包まれた。先発したロッテ・佐々木は、打球が左足のアキレス腱(けん)付近に直撃し、自己最短の1回1/3、わずか16球で緊急降板。「投球はなんとかいけそうだったが、それ以外のプレーができなさそうだったので総合的な判断」と淡々と話した。
初回は三者凡退の立ち上がりを見せたが、二回だった。先頭・清宮は二飛に打ち取ったものの、続く浅間が放った打球が直撃。治療のためベンチ裏に下がり一度はマウンドで投球練習をしたが、吉井監督は「本人は行けると言っていたけど、アキレス腱(けん)だったので、大けがにつながる可能性がある」と交代を告げた。
1日に右上肢のコンディション不良から復帰したばかりだった。無念の降板となり、試合後は足を引きずる様子はなかったが、悔しそうに球場を後にした。次回以降の登板について指揮官は「跛行しているのでもうちょっと様子を見ないと分からない」と説明したが「チームドクターが来ていて、今のところそんなに大きなけがではないとのこと」と語った。
「オリックス3-2楽天」(15日、京セラドーム大阪)
これ以上ないチャンスをオリックス・紅林がモノにした。自身今季3度目のサヨナラ打。中嶋監督と力強いハイタッチを交わし「初めてハイタッチされたんで、すごいうれしかった。次は抱きついてもらえるようにしたい」と興奮冷めやらぬ様子で話した。
同点の九回無死満塁。2ストライクから渡辺翔のスライダーにバットを合わせ、右翼線への適時打とした。ここ数日間は試合前に指揮官から打撃指導を受け「大きく形が崩れていたので、全体的にいろいろ指導していただいた」。最高の場面で恩返しの一打を放った。
六回1死一塁で森の中堅フェンス際への大飛球を巡る微妙なジャッジに中嶋監督が審判団に抗議。判定が覆らず嫌な流れだったが、最後に紅林の決勝打で勝利の女神がほほえんだ。
◆パ・リーグ 日本ハム6―1ロッテ(15日・エスコンF)
ロッテにとっては、見たくなかった真夏の夜の悪夢だった。先発の佐々木がまさかのアクシデントに見舞われて緊急降板し2位・日本ハムとのエスコン今季最終戦は黒星。今カード1勝2敗と負け越して1ゲーム差をつけられ、クライマックスシリーズ(CS)第1S本拠地開催のかかる2位争いで一歩後退した。
「投球は何とかいけそうだったのですが、それ以外のプレーができなそうだったので(降板は)総合的な判断です」
試合後、無念そうな表情で佐々木が振り返ったのは2回1死の場面だった。浅間のワンバウンドした打球が、左アキレスけん付近を直撃して強襲安打。一度、三塁ベンチ裏で治療後、再びマウンドに上がり、投球練習をしたが結局、続投を断念した。1回1/3、打者5人に16球を投げて1安打無失点、1三振、直球の最速は158キロ。初回から抜群の滑り出しだったが、早期降板に肩を落とした。
佐々木の前に、打の主力も欠いていた。「2番・中堅」で先発した高部が、初回の攻撃で三盗を決めた際、膝を痛めて初回の守備に就かずに交代した。投打のキーマンが2回までにグラウンドを離れる異常事態。佐々木から代わった坂本は3回、水野に2ラン、レイエスに3ランを浴びるなど1回2/3を6失点と主導権を奪われ、打線に加藤貴を攻略する力は残っていなかった。
手痛い連敗に吉井監督は「予想通りにはいかなかった。朗希が1回(1/3)でマウンドを降りるとは思わなかったのでね」と落胆。佐々木の今後については「もう少し様子を見ないとわからない。チームドクターが来ていたのでチェックはしてもらって、今のところ、そんなに大きなけがにはなっていないということです」と説明した。16日からは首位ソフトバンクと3連戦。最低でも2位になってZOZOでCS第1Sに臨むためにも、ショックを引きずっている時間はない。
15日の日本選手=米大リーグ
▽ドジャース・大谷ブルワーズ戦に1番指名打者で出場し、5打数1安打、1三振。打率2割9分4厘。
「日本ハム6-1ロッテ」(15日、エスコンフィールド)
日本ハムは2位を争う直接のライバルを相手に、大きな勝ち越しだ。政権最大の貯金「12」として2位の座を死守。新庄監督は「大きいね、大きい」と大きくうなずいた。
三回に大きな6得点。口火を切ったのは前夜、連続スクイズを決めた8、9番の2人だった。伏見が中前打を放ち水野が左越え4号先制2ラン。前夜はお立ち台で「自慢のバッティングを見せたかった」と冗談で沸かせたが、この日は豪快な連打。水野は「チームに貢献できた」と喜んだ。
新庄監督は「水野君は顔が若い頃の赤井英和さんに似てますよね」と突然言う。「浪速のロッキー?」とツッコまれて「先制パンチ食らわせてね」と笑顔。16日からは大阪で3連戦。17日には甲子園で母校・西日本短大付が戦う。「行きます。ちょっとだけでも。顔を見せるだけでもね。一応大先輩なので」とその姿を見せてエールを送る。
■MLB ブルワーズ 6ー4 ドジャース(日本時間16日 ウィスコンシン州ミルウォーキー、アメリカンファミリー・フィールド)
ドジャースの大谷翔平(30)は敵地のブルワーズ戦で「1番・DH」で出場。この日は5打数1安打で、本塁打と打点は2戦連続なしに終わり、打率は.295から.294に低下した。
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チームはプレーオフ進出に向けて2位のダイヤモンドバックス、パドレスとの差が2.5ゲームと縮まってきた中、1点リードの終盤8回に逆転を許してしまい、痛恨の2連敗(71勝51敗)を喫した。これで両チームとの差は「2」となり、明日17日から敵地でカージナルスとの3連戦を迎える。
この日は左手骨折から復帰したM.ベッツ(31)が休養日。初回の大谷は今季メジャーデビューを果たしたブルワーズ先発の右腕T.マイヤーズと初対戦。第1打席はカウント2-2から真ん中外寄りのカットボールを打ち上げ左飛。3回も先頭で打席に立ったが、初球のカットボールを弾くも一ゴロに倒れた。
3-3の同点で迎えた5回も先頭の大谷は、カウント2-2からライト前へヒットを放ち、この4連戦で本塁打以外のヒットは初。その後、相手バッテリーミスで二塁へ、さらにF.フリーマンの二ゴロ間に三塁へ進んだが、W.スミス(29)が中飛で勝ち越しならず。
ドジャースの先発は今夏の補強でタイガースから移籍してきたJ.フラハティ(28)。移籍後、さっそく2勝を挙げた右腕だが、この日は初回に本塁打を2発浴び3失点。
打線はA.パヘス(23)、G.ラックス(26)のタイムリーなどで序盤に同点に追いつくと、6回には2死一・三塁からK.ヘルナンデス(31)のタイムリーで勝ち越しに成功した。さらに2死一・二塁で大谷の第4打席を迎えたが、2番手E.ペゲーロの初球を振り抜くもセンターライナーで追加点ならず。
7回はドジャース3番手A.ベシア(28)が無死一・二塁のピンチを招くが、後続を3人で凌いだ。だが8回は4番手D.ハドソン(37)が無死満塁と窮地に陥ると、タイムリーと連続の内野ゴロで3失点。4-6と終盤に逆転を許してしまった。2点ビハインドとなったチームは9回、1死でベッツが代打で打席に立つも反撃ならず。最後は2死で大谷がフルカウントから空振り三振に倒れゲームセット。13連戦の7試合目が終わり、ブルワーズとの連戦は2勝2敗の五分で終えた。
パリ五輪の卓球女子で日本代表の早田ひな(24=日本生命)がアカウントを開設した中国版X(旧ツイッター)の微博(ウェイボー)で、中国代表の女子エースの孫穎莎と男子エースの樊振東がフォローを外したことが中国で注目を集めている。
早田はシングルスで銅メダル、団体で銀メダルと今大会で大活躍。かねて中国での人気も高く、早田は12日に微博のアカウントを開設すると、またたく間に多くのフォロワーを獲得。親交のある孫や樊も早田をすぐにフォローして仲の良さをうかがわせていた。
しかし、早田が帰国した際の会見後に突如2人が早田のフォローを外したとして中国で波紋を呼んでいる。
中国紙「湖南日報」は「早田ひなと比較的良好な関係を保ち、彼女の微博をフォローしていた卓球代表選手の樊振東と孫穎莎は、断固として彼女との関係を断った」と報道。同国メディア「橘子娯楽」も「孫穎莎と樊振東が早田ひなをフォローから外した! 事の発端は早田ひなが帰国後に行ったインタビュー」などと伝え、物議を醸している。
早田は13日の帰国会見で「行きたいところの一つは(福岡の)アンパンマンミュージアム。あとは鹿児島の特攻資料館(知覧特攻平和会館)に行きたい。生きていること、卓球ができているのは当たり前じゃないのを感じたい」と語っている。
卓球でしのぎを削り親友でもある孫たちが、なぜフォローを外したのか。中国でも早田への注目度が高いがゆえに、中国卓球界のスター2人の行動が注目の的になっているようだ。
オーストラリア代表のRaygun
パリ五輪の新競技ブレイキン女子で3試合すべて「0点」に終わり、批判を浴びたオーストラリア代表のレイチェル・ガン(ダンサーネーム:Raygun)が自身のインスタグラムを15日に更新し、胸中を明かしている。
Raygunは9日に行われた1次リーグB組に出場。日本では緑と黄のウェアが「クロネコヤマト」の配送員に似ていることでも話題になった。ただ3試合いずれも0-2で敗戦。パフォーマンスに対してはSNS上のファンからも疑問の声が上がっていた。15日インスタグラムでメッセージ動画を投稿したRaygunはサポートしてくれた周囲への感謝などを述べた上で、今回の騒動に言及した。
「こんなに多くのヘイト(憎悪)への扉を開くことになるとは思わなかった。正直、かなり破滅的だったわ」と傷心したことを吐露。「でも私はそこ(五輪の舞台)に行って、楽しんだ。本当に真剣に捉えていたのよ。五輪に向けて準備してきて、私の全てを出した。本当に」と大会に懸ける想いも明かし、「主張や誤った情報が飛び交っていることについてだけど、IOCなど声明を参照してほしい」と付け加えた。
こう述べた後で「ちょっと面白いこと…実はブレイキンで0点だったの(笑)」とユーモラスに吐露。「ジャッジが相手選手と比べてどうポイントを付けたのか知りたかったら五輪公式サイトに載っているわ。全ての結果はそこで見られるの」と伝えた。
そして、最後に「お願いだから、私の家族や、友人、オーストラリアのブレイキンのコミュニティ、そしてストリートダンスのコミュニティを苦しめるのはやめて。この結果で、みんなが多くのことを経験した。だから、プライバシーは尊重してほしい」と過度な中傷をやめるように訴えた。今大会はRaygunにかかわらず、アスリートに対するSNS上の誹謗中傷が問題視されている。
神村学園の応援団はバスで10時間以上の移動
第106回全国高校野球選手権大会は15日に大会第9日が行われ、4試合が行われた。連日、各校の野球部や父母、一般生徒やOBなど多くの人が応援に駆け付けている。この日も掛川西(静岡)や早実(西東京)などの応援団がアルプスから声援を送ったが、全ての高校が同じ条件ではない。神村学園(鹿児島)にはある“悩み”があった。
第1試合に登場した神村学園の応援団は、鹿児島からバスで駆けつけた。午前8時の第1試合に間に合わせるために出発したのは、前日の午後2時。10時間を超える長旅だった。さらに、この日は総勢670人が駆けつけたが、一般生徒の姿はほぼなかった。その理由を学校関係者は「鹿児島からは遠いので、費用の問題で難しい部分があります……」と頭を悩ませる。
応援に駆け付けたい気持ちはどこも同じだが、学校によってはどうしようもない事情がある。向かいの一塁側にはアルプススタンドを埋め尽くすほどに駆けつけた中京大中京(愛知)の応援団。「羨ましいですね」と学校関係者からも本音が漏れる。
悩みはこれだけではない。近年問題視されているのが、一般生徒が撮影されることだ。これによりチアのユニホームもスカートからパンツスタイルに変更する高校が増えている。生徒のプライベートを守るために神村学園では「撮影はやめて下さい」「撮影禁止」と書かれたボードを昨年から掲げるようになった。
撮影する人たち全員に悪意がある訳ではない事も考慮し、盗撮禁止から撮影禁止に言葉を変えた。さらに、外国人や漢字が読めない子どもなどにも分かりやすいようにカメラのイラストも追加するなど工夫を続けている。
ようやく迎える初陣だ。18日の札幌5R(芝2000メートル)でデビューするショウナンバルドルは22年のセレクト当歳セールで3億1000万円がついた高額落札馬。6月中旬の入厩からゲート試験合格後も在厩し、実に2か月以上も乗り込んだ。
「もっと奥の深い能力がありそうだけど、出し切れていない面もあるので」と北村助手は説明する。ここ2週は実戦でコンビを組む池添の騎乗で、今週は重い函館の芝コースで追走先着。現2歳世代の新馬6戦で4勝、2着2回と連対率10割の実績を誇る須貝厩舎が時間をかけて、丁寧に仕上げてきた。
ブリックスアンドモルタル産駒の牡馬で、いとこに札幌記念出走のステラヴェローチェを持つ。「いい背中をしています。フットワークや息遣いは先週より良くなりました」と池添。上昇カーブを描きつつ、初の実戦へ向かう。
台風7号接近 関東は昼頃から荒天 看板が飛ぶような暴風も 東北も次第に雨風強まる
非常に強い台風7号が北上中。伊豆諸島では一部の住家が倒壊する恐れがあるほどの猛烈な風の吹く所があり、関東の沿岸部も暴風に。大雨にも警戒。線状降水帯が発生する可能性も。
関東は荒天に警戒 沿岸部で暴風 東北や静岡県も雨・風強まる
非常に強い台風7号は、今日16日4時には八丈島の東南東にあって、1時間におよそ20キロの速さで北へ進んでいます。
中心の気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートル。中心から半径130キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっており、伊豆諸島南部は暴風域に入っている所があります。
また、台風を取り巻く雨雲が、すでに伊豆諸島や関東の広い範囲にかかっています。
伊豆諸島と関東甲信は断続的に雨が強まり、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性もあります。さらに、伊豆諸島では昼過ぎにかけて一部の住家が倒壊する恐れがあるほどの猛烈な風の吹く所があるでしょう。
関東甲信は、広い範囲で風が強まるのは「昼過ぎ~夜のはじめ頃」となりそうです。千葉県や茨城県では、街路樹が倒れたり、看板が飛ばされるような暴風の吹く所があり、山梨県など内陸でも風に向かって歩くのが大変なくらいになることがあるでしょう。
沿岸部を中心に各地で雨と風が強まりますので、可能な限り、外出は控えるようにしてください。また、家の中で過ごす場合でも、飛ばされてきたものによる窓ガラスの損傷や、暴風や落雷などによる停電に注意が必要です。
東北は、台風周辺の湿った空気が入り、今日16日の昼前から太平洋側で広く雨となります。激しく降る所があるでしょう。「16日夜~17日午前」には、同じく太平洋側の沿岸で風が強まりそうです。
台風の進路に比較的近い静岡県も所々で激しい雨や雷雨となり、昼前後を中心に風が強まるでしょう。
今日16日は台風の影響で交通が大きく乱れる恐れがあります。台風の進路から離れた地域から移動してくる予定の方も多いと思いますが、気象情報や交通情報を十分に確認のうえ、計画の変更も視野にいれつつ、余裕を持った行動を心掛けてください。
予想される 風の強さ・雨の量
16日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は
関東地方、伊豆諸島 40メートル(60メートル)
東北地方 30メートル(45メートル)
東海地方(静岡県) 25メートル(35メートル)
ここに示した、関東と東北、東海の最大風速(最大瞬間風速)は海上で予想される値ですが、陸上でも沿岸部を中心に非常に強い風の吹く所がありそうです。関東の沿岸部では最大風速30メートルと、看板など飛ばされるような暴風が吹くでしょう。
16日6時から17日6時までに予想される24時間降水量は多い所で
関東甲信地方 300ミリ
東北地方 200ミリ
東海地方(静岡県) 120ミリ
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重な警戒が必要です。最新の気象情報、避難に関する情報に留意しつつ、無理のない行動を心掛けてください。
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
線状降水帯が発生する可能性があるのは今日16日夜までで、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京地方、伊豆諸島、神奈川県、山梨県です。
台風の暴風 家の中で いるべき所は
台風接近に伴い、関東の沿岸部を中心に暴風が吹き荒れます。台風のスピードが遅いため、暴風が長い時間続く場合があります。
また、台風の中心から離れていても、大気の状態が不安定になり、竜巻などの突風が吹くこともあります。暴風や突風によって、建物に様々な物が飛んでくることもありますので、室内でも十分な注意が必要です。
具体的には、台風が近づいている時には、屋内でもできるだけ窓から離れましょう。なるべく家の中心部に近い所で、窓のない部屋に避難してください。もし窓がある場合は、窓を閉めて、カーテンを引き、雨戸やシャッターがあれば、閉めておきましょう。風が強くなってからの屋外での作業は、暴風によって転倒する恐れがありますので、絶対にやめてください。
暑さ続く 停電にも注意
暴風や落雷などにより停電が発生する可能性があります。
停電が発生すると、エアコンや扇風機が使えなくなり、室内の気温や湿度が急上昇して、熱中症のリスクが高まります。事前に、冷やしたペットボトル入りの水や麦茶、スポーツ飲料、冷却グッズ(ネッククーラーや保冷剤など)を用意しておくとよいでしょう。クーラーボックスやうちわ、携帯型扇風機もあると役立ちます。衣服は通気性の良い素材や、速乾性に優れた素材のものを選びましょう。
停電になった際は、薄着になってこまめに水分を摂取しつつ、保冷剤や氷、水でぬらしたタオルなどで体を冷やして、体温の上昇を抑え、熱中症を防いでください。
非常に強い台風7号が接近していることを受け、きょうは一部の新幹線が計画運休を決めるなど交通機関にも影響が出ています。
JR東海はきょう、東海道新幹線の東京と名古屋の間の上下線で、終日、運転を取りやめます。
JR東日本は東北・上越・山形の各新幹線で、きょう午前11時ごろから、一部の列車を計画運休するとしています。
また、JR西日本も山陽新幹線について、「のぞみ」はおおむね半数程度、「ひかり」は一部の列車について運転を取りやめると発表しました。
一方、日本航空と全日空では、羽田と成田の発着便で、国内線、国際線あわせて654便の欠航を発表しています。欠航による影響人数は12万人近くに上るということです。
新幹線と日本航空、全日空の空の便は、いずれも、手数料なしでチケットの変更ができるとしています。
カービー米大統領補佐官は15日、米国など3カ国が仲介するパレスチナ自治区ガザの停戦交渉について「溝は狭まってきている。障害は乗り越えられる」と記者団に述べ、前進に期待を表明した。停戦交渉は同日、カタールの首都ドーハで再開した。
カービー氏は「停戦案は複雑で、やるべきことはまだたくさんある」とも説明し、16日も協議が続くとの見通しを示した。イスラム組織ハマスが拘束する人質解放やガザのパレスチナ人救済、イスラエルの安全保障、地域の緊張緩和のために迅速な合意が必要だと訴えた。
今回は3カ国がイスラエルと協議後、ハマスと協議する時間差での間接交渉となる。カービー氏は「過去にも今日のドーハでの動きとよく似た流れがあった」と述べ、大きな問題ではないとの考えを示した。
また、ハマスの最高指導者ハニヤ氏の暗殺を巡りイスラエルに報復を宣言したイランに対し、米国が第三者を介して自制するよう呼びかけていると明らかにした。
酒に酔った状態の16歳の女子高校生がバスの運転手に暴行し、逮捕されました。
15日午前8時ごろ、福岡市博多区の西鉄バスの車庫で、16歳の女子高校生が運転手の胸ぐらをつかんでいるところを、通報で駆けつけた警察官が暴行の現行犯で逮捕しました。
女子高校生はバスに乗車し、終点の車庫に到着するまで寝ていたとみられ、運賃の精算を求められ、暴れ出したということです。
女子高校生は当時、酒に酔った状態で、「理由は覚えていない」などと供述しています。
自民党の石破茂元幹事長は15日、9月の党総裁選への正式な出馬表明の時期について「見極める」と東京都内で記者団に語った。これまでは「お盆が一つのめどだ」と語っていた。まずは立候補に必要な推薦人20人の確保に注力する構えだ。
これに先立ち、BSフジ番組では「『よし、やろう』と言ってくれる人はめどが付きつつある」と述べた。
台風7号 非常に強い勢力で今日の夕方〜夜に関東へ最接近
台風7号(アンピル)は8月16日(金)7時推定で、八丈島の東の海上を北に進んでいます。
今後も勢力を落とすことなく北上を続け、今日16日(金)夕方〜夜に関東へ最も接近する見込みです。
▼台風7号 8月16日(金) 7時推定
中心位置 八丈島の東約100km
大きさ階級 //
強さ階級 非常に強い
移動 北 20 km/h
中心気圧 950 hPa
最大風速 45 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 60 m/s
非常に強い勢力のまま関東に最接近
台風の進路にあたる海域は海面水温が平年よりも高く、29〜30℃と台風の発達に十分な高さです。
さらに海面よりも少し深いところの水温も高いため十分な水蒸気が供給され、鉛直シア(鉛直方向の風の強さや風向の違いを示す指標)が小さくなっていて、発達に適した環境となっています。
このため、台風が陸地に近づいても衰えず、関東のすぐ東側を通る際も中心付近の最大風速は45m/sと非常に強い勢力で、今日の夕方〜夜に最も接近する予想です。
台風に近いエリアは瞬間的に40m/s前後の暴風
非常に強い勢力を保ったまま近づくことから、関東の沿岸部を中心に暴風が吹き荒れることが予想されます。伊豆諸島や千葉県、茨城県など台風の暴風域に入るような地域では、瞬間的に30〜40m/sの風が吹く見込みです。
進路から少し離れる東京23区でも暴風警報が発表されていて、20m/s以上の風の吹くおそれがあります。倒木や飛来物などに警戒をしてください。沿岸部では停電が発生することも考えられるため対策が必要です。
アウターバンド周辺で強雨が続くおそれ
雨雲の様子 16日(金)6時50分現在
台風の中心付近を取り巻く活発な雨雲に加え、台風の北側にアウターバンドと呼ばれる雨雲の帯が形成されています。雨雲の伸びる方向と台風の進行方向が近いため、断続的に激しい雨となるおそれがあります。
このアウターバンドの雨雲が関東にもかかり、埼玉県鳩山町では、7時00分までの1時間に東京都心で22.0mmの強い雨を観測しました。
今後、台風の中心付近や湿った東寄りの風が吹き付ける地域では、1時間に50mmを超える非常に激しい雨が降り、多いところでは200mmを超える大雨となるおそれがあります。線状降水帯が形成された場合はさらには、同じようなところで激しい雨が続くことも考えられます。河川の氾濫や土砂災害などに警戒が必要です。
台風5号の影響で記録的な大雨となった東北でも再び影響を受けることが考えられ、油断ができません。
大雨と暴風の影響で、東日本を中心に交通機関に大きな影響が出るとみられます。お盆休みの終盤にあたるため、帰省先などからのUターンや旅行先での移動タイミングと重なります。こまめに最新の台風情報や交通情報を確認するようにしてください。
台風の暴風域に入る確率
5日先までに台風の暴風域に入る確率が5%以上の府県予報区は以下の通りです。(気象庁)
宮城県 6 %
福島県 52 %
茨城県 91 %
栃木県 29 %
群馬県 8 %
埼玉県 36 %
千葉県 96 %
東京都 100 %
東京地方 46 %
伊豆諸島北部 55 %
伊豆諸島南部 100 %
神奈川県 42 %
静岡県 16 %
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風7号の名前「アンピル(Ampil)」はカンボジアが提案した名称で、マメ科のフルーツの名前からとられています。
台風7号の接近に伴い、交通各社は予定していた計画運休をおおむね予定通り実施している。
JR東日本は東北、上越、山形各新幹線について、16日午前11時ごろから東京、上野駅を発着する上下計20本の運転を取りやめる。運転本数を減らすことで、ダイヤが乱れた場合に対応しやすくするのが目的だ。
今後の気象条件によっては、秋田、北陸新幹線についても運休や遅れが出る可能性があるとしている。
■東海道新幹線、東京―名古屋は終日運転取りやめ
東海道新幹線の東京―名古屋駅間は、16日始発から終日運転を取りやめる。
名古屋―新大阪駅間は大幅に運転本数を減らし、1時間あたり上下各2本ほどの「こだま」を普通車全車自由席で運行。山陽新幹線との直通運転は終日取りやめる。
■在来線にも影響
関東エリアのJR在来線は、湘南新宿ラインの運転を取りやめ、上野東京ラインも直通運転を中止する。
房総方面は久留里線と内房線の一部区間で終日運転を取りやめるほか、総武、成田、外房線などで午前から順次運転を中止する。
特急は「成田エクスプレス」のほか、東海道線や常磐線、房総方面を走る列車を運休させる。
東京メトロ東西線は16日午前10時半過ぎから夜にかけて、東陽町―西船橋間の運転を見合わせ、中野―東陽町間の運転本数を減らす。ほか私鉄各社も運転見合わせや大幅な遅れが出る可能性があるとしている。
■空の便も欠航相次ぐ
飛行機の欠航も相次いでいる。日本航空は、16日に羽田空港と成田空港を発着する国内線と国際線の計318便を欠航すると発表。全日空も両空港を発着する国内線と国際線の計335便を欠航するとしている。格安航空会社(LCC)にも影響は広がっており、欠航はジェットスターで成田発着の72便▽スカイマークで羽田発着の49便▽ピーチで羽田・成田発着の27便▽ジップエアで成田発着の11便。
強風などにより、道路の一部通行止めも予想されている。
■交通各社のウェブサイトは
最新の運行状況は各社のウェブサイトで確認できる。
《鉄道》
JR東日本(https://www.jreast.co.jp/?iref=pc_extlink)
JR東海(https://traininfo.jr-central.co.jp/shinkansen/sp/ja/index.html?iref=pc_extlink)
JR西日本(https://trafficinfo.westjr.co.jp/list.html)
東急電鉄(https://www.tokyu.co.jp/unten2/unten.html)
京王電鉄(https://www.keio.co.jp/unkou/unkou_pc.html)
東京メトロ(https://www.tokyometro.jp/index.html)
《高速》
ネクスコ東日本(https://www.e-nexco.co.jp/)
ネクスコ西日本(https://www.w-nexco.co.jp/)
《航空》
日本航空(https://www.jal.co.jp/jp/ja/other/weather_info_dom/?iref=pc_extlink)
全日空(https://www.ana.co.jp/fs/dom/jp/?iref=pc_extlink#forecast)
いたいけな命、身を寄せ合う家族、罪なきいくたの人々が苛烈な銃火の犠牲になっている。戦下の悲しみ、苦しみをわが身に重ね、心を痛める県民は多いに違いない。終戦から79年。世界の恒久平和を祈り、日本は国際社会と無縁ではいられぬ現実も改めて胸に刻みたい。
世界の分断は市民社会に立ち入り、不戦の至純な願いを踏みにじる。今夏の原爆の日は象徴的だった。平和祈念式典にイスラエルを招待しない長崎市に対し、米欧の大使が抗議の欠席をした。「政治的理由ではなく、不測の事態を総合的に勘案した」との市側の説明に対し、ウクライナ侵攻を続けるロシア、支持するベラルーシにイスラエルを同列化する行為だと異を唱えた。
パレスチナ問題の根は深く、軽々しくは語れないとはいえ、パレスチナ自治区ガザでの惨状は筆舌に尽くし難い。イスラエル側の大義を超え、日本と世界の心ある人々は一日も早い解決を望んでいる。平和を求める国内外の声に呼応する一地方自治体の主体性を、国家間の同調圧力で封じ、不戦への民意の共感を妨げる。そんな構図の末路に憂慮を禁じ得ない。
関係国は、イスラエルとロシアは同じという誤ったメッセージを国際社会に発しかねないとの懸念を示したが、不毛の争いを否定する真意こそ世界に正しく発信されるべきだ。平和を誓う原爆の日に禍根を残す結果を許した政府、政権は不戦の根幹が揺らいでいまいか、疑問も湧く。
パリ五輪は、「平和の祭典」を演出する数々の趣向が練られたものの、開催中の休戦は有名無実化したまま閉幕した。冷え込む日中関係にあって、互いの健闘をたたえ合う選手の姿が印象に残る。日本勢メダルラッシュの余韻の中で、人のつながりは決して非力ではないとの希望も忘れずにいたい。
来年、終戦から80年を迎える。軍備を競い合う先に、国際社会が協調した穏やかな景色は見いだせない。戦後日本は、防衛力の抜本強化にかじを切っても、大戦の教訓は政治の場で風化せず保たれるのか、注視していく必要がある。
多難な戦中戦後を生きた人々は、春秋を重ねて限られてゆく。戦禍の記憶を継ぎ、平和をつなぐ現世代の責任は重みを増す。
早田ひなの発言が中国のSNSで物議…中国メダリスト2人がweiboのフォローを外し石川佳純氏と張本智和にまで飛び火?
パリ五輪の女子卓球で2つのメダルを獲得した早田ひな(24)の発言が中国のSNS上で物議を醸し、今大会の男子シングルス金メダリストの樊振東(27)と女子シングルス銀メダリストの孫穎莎(23)の2人が早田が開設したばかりの中国版X「微博(weibo)」のフォローを外したことが明らかになった。人民日報系の「スポーツチャイナ」や中国新聞社などが報じた。またパリ五輪前に日本代表の張本智和(21)と、五輪の女子団体で過去に3つのメダルを獲得している石川佳純氏(31)がテレビ番組の企画で渋谷区にある東郷神社に必勝祈願に訪れていたことまでバッシングの対象になるなど中国のSNS上では波紋が広がっている。
石川氏と張本の東郷神社への必勝祈願も
パリ五輪の女子シングルスで銅メダル、女子団体で銀メダルを獲得した早田が13日に行った帰国会見での発言が中国のSNSで物議を醸している。
「帰国後に何がしたいか?」と質問を受けた早田は、政治的な意図はまったくなく「アンパンマンミュージアムに行きたいのと、鹿児島(知覧)の特攻平和会館に行って、自分が生きているのと卓球ができているのが当たり前じゃないことを感じたい」と答えた。世界では、紛争地域があるものの、日本では戦争のない平和な時代にアスリートとして活動ができている意義を再確認したいという早田の“深い発言”だったが、中国での受け取り方は違った。
早田が今月12日にアカウントを開設していた中国版X「weibo」にコメントが殺到する“炎上騒動”が起こり、人民日報系の「スポーツチャイナ」や中国新聞社はSNSで、早田をフォローしていたパリ五輪の2人の中国人メダリストがフォローを外したことを伝えた。早田は、その一人の樊振東の勧めでweiboのアカウントを開設し、日本語と中国語で「皆さんこんにちは!早田ひなです。オリンピックでは沢山の応援ありがとうございました。weiboを始めたのでフォロー宜しくお願いします」と挨拶。今回フォローを外された樊振東、孫穎莎との、それぞれ笑顔でのツーショット写真を投稿していた。早田のアカウントのフォロワー数は9万人を超えて9000件を超えるコメントがつく反響があった。
早田と親交もある2人のメダリストがなぜフォローを外したかの理由は定かではないが、2009年に創設された中国系英字メディア「グローバルタイムズ」は、これらに対するSNS上の反応を断定的にこう報じた。
「SNSでは日本の卓球選手のフォローを解除したことがネチズンからの支持を得た。早田の発言は様々なSNSのネチズンの間で不満と激しい議論を引き起こした。ネチズンは、中国人選手の迅速な対応を称賛し、これはすべての中国人にとっての正常な行動であると投稿した」
実際のweiboの投稿は、早田を批判するコメントだけではなかったが、この問題は、中国で絶大な人気を持つ石川氏と両親が中国の四川省出身の卓球選手である張本にも中国のSNS上で飛び火した。
パリ五輪前にテレビ番組の企画で、石川氏が張本と共に渋谷区の東郷神社を必勝祈願に訪れていたニュースが掘り起こされたのだ。
東郷神社は、日本海軍の元帥大将だった東郷平八郎氏を祀る神社で「勝利」「合格」に、ご利益があるとされ、アスリートや受験生が必勝祈願や合格祈願に訪れることで知られる。だが、東郷氏が日清戦争に指揮官として関与していたことから中国の一部メディアでは「参拝してはならない神社」のひとつとしてリストアップされているため、早田の発言に重ねて、中国のSNS上では物議を醸すことになったのだ。
weiboに投稿されたコメントは批判的な声が多数見られたが、中には「テレビの企画で連れていかれただけ」、「ただ勝利を祈るためだけであり、番組に過ぎない。驚く必要はない。愛国心と偶像は対立せず、両国はまだ正常な外交関係を保っている」と冷静に分析する意見もあった。
中国で起きた“炎上騒ぎ”に最も戸惑っているのは早田なのかもしれない。
米大リーグ機構(MLB)が驚きの新ルールの検討に入っていると15日(日本時間16日)、米スポーツ専門局「ESPN」(電子版)が明らかにした。
ピッチクロック(投球時間制限)、ベースの巨大化、守備シフト禁止、けん制の回数制限など新たなルールが昨季から導入されたメジャーリーグ。最低3人の打者に投げるか、そのイニングを投げ終わるまで投手交代が禁じられるなど、試合時間短縮などを目的として、毎年のように次々新たなルールがメジャーでは加わっている。
次なる一手として「ESPN」が報じたのは「先発投手は6回以上を投げなければいけない」という新ルール。近年では先発投手の故障者が相次ぎ、先発投手の登板イニングも減る傾向にあることから、新たなルールが検討されることになったようだ。同局によると、14年の先発投手の平均投球回は5・97だったが、今季は5・25で、マイナー3Aでは4・3まで少なくなっているという。
もちろん、どんな状況でも6回を投げなければいけないと言うことではなく、「100球」、「自責点4以上」、「ケガ(降板後IL入りする必要がある)」では6回を持たずに降板が可能。実際に導入するためにはまだ課題も多く、かなりの時間がかかる見込みだという。登板イニングが長くなることは故障にもつながるようにも思えるが、「投手は球速に頼ることをやめなければいけなくなり、力任せの投球ではなく、長いイニングを投げるためのトレーニングをするようになるだろう」と指摘した。
次々に新しいルールを作って「ベースボール」を進化させているMLB。先発投手の負担が増える新時代はくるのだろうか。
※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦
※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦