台風7号が北上、関東など東日本に接近するおそれ 頭痛など天気痛に注意

今日13日(火)3時に発生した台風7号は、日本の南を北上中です。お盆期間の終盤となる16日(金)頃には強い勢力となり、17日(土)にかけて関東をはじめとする東日本に暴風域を伴って接近するおそれがあります。

台風の接近により、急激な気圧の変化が予想されます。頭痛やめまい、関節痛などのいわゆる「天気痛」に悩まされる方が増える可能性があります。気圧の低下によって体調を崩しやすい方は、早めの対策が重要です。普段から天気痛対策として薬を服用している方は、必要な薬をあらかじめ準備しておくとともに、台風が接近する前に安静に過ごすなど、体調管理に努めると良さそうです。

頭痛やめまいなどの天気痛軽減に耳マッサージ

 

台風7号の接近に伴い、ウェザーニュースが発表した天気痛予報では、台風が強い勢力になる16日(金)から、関東など東日本に接近する17日(土)にかけて、東海や関東では「注意」ランクの予測の予想です。

台風の発生や接近により、気圧の変化が自律神経に影響を与え、敏感な方ほど体調不良を引き起こしやすくなります。台風の中心に近い地域では、台風の移動に伴って急速に気圧が降下・上昇し、変化が非常に大きくなるため、天気痛の症状が悪化する可能性があります。

台風の進路や進行速度には不確実性があり、予報が変わることでさらに症状などが悪化する可能性があります。状況の変化に備えて、最新の情報を随時ご確認ください。

台風から離れた地域であっても、微小な気圧変動(微気圧変動)や大気潮汐といった現象によって、天気痛が引き起こされることがあります。これらの気圧変動は目に見えないため、油断せずに対策をしておくことが大切です。

夏の時期は高温多湿の環境が続くため、身体にストレスを与え、天気痛を悪化させる要因となります。体調管理には十分に気を配り、無理をしないよう心がけてください。耳のマッサージは天気痛の軽減に効果があると言われています。耳の周辺をマッサージすることで、血行が促進され、自律神経が整いやすくなるため、試してみてください。

これからの数日間は、台風の進路や気象情報をこまめに確認し、体調に変化が見られた場合は早めに対応してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気象庁は13日午後、南海トラフ地震の関連解説情報を発表した。想定震源域のプレート境界では、異常な地震活動や地殻変動は観測されていないという。同庁は「大規模地震の可能性が平時より高く、引き続き注意深く推移を監視する」としている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

米共和党の大統領候補トランプ前大統領と米実業家イーロン・マスク氏が12日、Xで対談した。技術的な問題で多くのユーザーがアクセスできない状況が発生し、予定時刻から40分余り遅れて始まった。

マスク氏は大量のデータを送りつけてシステムをまひさせるサイバー攻撃の一種「DDoS攻撃」があったようだと指摘したが、この主張は裏付けられていない。

対談開始は2時間に及び、X上のカウンターによると、視聴者数は一時130万人を超えた。

マスク氏は冒頭、7月13日にペンシルベニア州バトラーで起きた銃撃事件の際のトランプ氏の勇敢さを称賛した。マスク氏はこの事件の直後にトランプ氏への支持を表明していた。

トランプ氏は10月に選挙集会でバトラーを再び訪れる予定だと述べた。また、大げさな主張や不平、個人攻撃などを繰り返し、マスク氏も時折それを助長した。

収監されている犯罪者がメキシコとの国境を越えて米国に送り込まれているとか、国内のベーコン価格が4─5倍に上昇したといったトランプ氏の不正確な発言にマスク氏が異議を唱えることはなかった。

トランプ氏は自身が現在も大統領だったらロシアはウクライナに侵攻しなかっただろうと証拠を示さずに主張。ロシアのプーチン大統領や中国の習近平国家主席、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記らを「頂点にいる」などと称賛した。

人員削減を巡りマスク氏を称賛するようにも見えた。「あなたは最高のカッター(削減者)だ」とし、他社では労働者がストライキを起こすが、「あなたは『全員クビだ』と言う」と指摘した。

<ハリス氏への攻撃>

民主党の大統領候補であるハリス副大統領を侮辱する発言を繰り返し、同氏を「三流」「無能」「頭のおかしい急進左翼」などと呼んだ。

また、民主党の大統領候補がバイデン大統領からハリス氏に交代したことに憤りを示し、「(ハリス氏は)この詐欺が始まってから1度もインタビューに応じていない」と批判。バイデン氏が候補から外れたのは「クーデター」だと虚偽の主張をした。

その一方でハリス氏の外見を賞賛。米誌タイムの表紙に掲載された同氏は「歴史上最も美しい女優のようだ」とし、「(自身の妻である)偉大なファーストレディー、メラニアによく似ていた」と語った。

マスク氏はトランプ氏に対し「われわれは今、運命の分かれ道にいると思う。正しい道を歩む必要があり、あなたが正しい道だと思う」と述べて対談を締めくくった。

ハリス陣営のスポークスマン、ジョセフ・コステロ氏は対談後、「トランプ氏の選挙運動は全て、同氏自身やマスク氏のような人々のために行われている。つまり中産階級を裏切り、2024年にライブストリームも運営できないような、自己中心的な金持ちだ」とする声明を発表した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メッツ傘下シラキュースの藤浪晋太郎投手(30)が日本時間13日、自身のインスタグラムを更新。現在の心境をつづった。

 「『DFA』Instagramらしいキラキラした話や、良い報告ではありませんが…笑」と始めた藤浪。「先日、Metsより『今日、君をDFAにすることになった』と電話があり、メジャー40人枠から外れることになりました。いわゆる日本の戦力外とは少しニュアンスが異なるのですが、それでも『怪我(けが)のリハビリを終えてすぐにメジャーに復帰する』という目標を立てていた自分にとっては、悔しすぎる通告でした」と正直な気持ちを記した。

 「今シーズンは出だしから結果が出ず、野球人生で初めての怪我による長期離脱、そしてDFAと、毎日毎日、自分自身に期待しては裏切られ、失望し、それでも懲りずに新たな自分を求め期待する。そんな日々の繰り返しです」と現在の状況を記述。しかし「とまぁそんな日々ではありますが、(ここまで自分で書いてて『うわ、重っ』と思ったので急ハンドル)『野球が上手(うま)くなりたい』『何とか這(は)い上がったる』という気持ちはずっと持ち続けていますし、決して心が折れたりなどではありません。辛いこともありながらも楽しく野球に取り組んでいます」とつづった。

 「これからも、誰のものでもない自分の人生だと図に乗って、しくじって、泥臭く、粘り強くチャレンジし続けていこうと思います!」と前向きであることを伝え、最後は「ほなまた」と締めた。

 藤浪は7月26日にメッツから事実上の戦力外通告を受け、メジャー契約40人枠から外された。同30日に3Aシラキュースと契約し“残留”した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

福岡県太宰府市など26日連続猛暑日 国内最長記録を更新中 お盆も猛暑とどまらず

 

メイン画像

 

今日13日は西日本や東日本を中心に広い範囲で晴れて、朝から早いペースで気温が上昇中。正午までの最高気温は37℃を超えた所も。また、福岡県太宰府市で今日13日で26日連続猛暑日となり国内最長記録を更新中。お盆も猛烈な暑さが続くため、お墓参りのお出かけなど熱中症警戒。

午前中から37℃超も 福岡県太宰府市など26日連続猛暑日

 

今日13日は西日本や東日本を中心に広い範囲で晴れて、朝から早いペースで気温が上昇中です。

正午までの最高気温は兵庫県西脇市で37.2℃、愛知県岡崎市で37.1℃、愛知県豊田市と大阪府枚方市で37.0℃と午前中の早い時間から37℃以上という危険な暑さになっている所があります。
また、福岡県太宰府市と熊本県甲佐町、兵庫県淡路市では今日13日で7月19日から26日連続の猛暑日となりました。これまでの国内最長猛暑日記録は、岡山県高梁市の24日連続(2020年8月9日~9月1日)でしたが、昨日12日の時点でそれを上回り、更に記録を更新中です。

東京都心は34.5℃まで上がり、猛暑日手前となっています。

お盆は猛烈な暑さと雷雨注意 台風7号 16~17日関東・東北に接近恐れ

 

画像B

 

お盆休み中は、猛烈な暑さが続くため、お墓参りのお出かけなどは日中の外出を短くしたり、控えるなど熱中症に警戒をしてください。
関東から九州、沖縄にかけては晴れる日が多いものの、なかなか夏空が安定しにくいでしょう。海や川、山のレジャーは突然の激しい雨や雷雨には注意が必要です。東北や北海道も明日14日にかけて局地的な大雨による土砂災害などに注意してください。

また、台風情報にも目が離せません。台風7号が発達しながら北上し、明日14日夕方から夜にかけて小笠原諸島に最も接近する見込みです。
15日には「強い」勢力となり、暴風域を伴ったまま伊豆諸島に近づくでしょう。16日も「強い」勢力を維持したまま、関東や東海の沿岸に近づき、17日にかけて東北の太平洋沿岸を北上する見込みです。

お盆のUターンラッシュの頃、16日~17日頃に関東や東北では、台風7号の影響で雨や風が強まり、荒れた天気となる恐れがあります。交通にも影響が出る可能性があるでしょう。台風の進路に注目し、安全を優先して予定を変更するなど、早めに備えてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

関西 今夜遅くにかけて急な強い雨や雷雨のおそれ 明日以降も天気急変に注意

 

メイン画像

 

関西では、今夜遅くにかけて局地的に雨や雷雨の恐れがあります。明日以降も、晴れたり曇ったりの変わりやすい天気で、山沿いだけでなく都市部でも雷雨の所があるでしょう。

台風7号の北上に伴い湿った空気の流れ込み強まる あちらこちらで雨や雷雨に

 

 

画像A

 

関西は、台風7号の直接的な影響は小さいものの、お盆の後半にかけて湿った空気の流れ込みが強まる見込みです。
14日(水)から17日(土)にかけては、晴れ間はあるものの変わりやすい天気で、雨の降る所もあるでしょう。
山沿いだけでなく、市街地でも雨の降る所があり、雷を伴って激しく降る恐れがあるため、空模様の変化に注意が必要です。
18日(日)は、晴れる所が多いでしょう。
昼間は厳しい暑さが続き、朝晩も市街地では気温が下がりにくい見込みです。
台風の北上に伴って湿気が増え、蒸し暑い所も出てくるため、熱中症に警戒を続けてください。

雷雲が近づくサイン その時どうする?

 

画像B

 

外にいる時、雷雲が近づいているかどうか、誰にでも簡単にわかる方法があります。雷雲が近づくサインは3つ。「真っ黒い雲が近づく」「ゴロゴロと雷の音が聞こえる」「急に冷たい風が吹く」です。このような変化を感じたら、まもなく激しい雨が降ったり、雷が鳴ったりする恐れがありますので、すぐに安全な所へ避難してください。

雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。

単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パリ五輪の日本選手団本隊が13日、成田空港に帰国した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中日は梅津と後藤を抹消

13日のプロ野球公示でDeNAは森唯斗投手、中川虎大投手の出場選手登録を抹消した。今季からDeNAに加入した森はここまで10試合に登板して1勝3敗、防御率7.94の成績だった。代わって伊勢大夢投手、楠本泰史外野手が昇格した。

楽天は茂木栄五郎内野手を抹消。今季は46試合に出場して打率.265、1本塁打、8打点の成績だった。津留崎大成投手、西垣雅矢投手も抹消され、代わって松井友飛投手が登録された。

ロッテは中村稔弥投手と角中勝也外野手を登録。角中は体調不良で3日に出場選手登録を抹消となっていた。中日は梅津晃大投手と後藤駿太外野手を抹消。尾田剛樹外野手と川越誠司外野手を昇格させた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤクルトは13日、「株式会社タミヤ」とコラボしたスワローズオリジナルミニ四駆を16日からの広島3連戦(神宮)で開催される「キッズプロジェクト」に合わせて、オフィシャルグッズショップ、ネットショップで数量限定販売すると発表した。

 タミヤ製ミニ四駆「ネオ VQS」をベースにして、スワローズの主催試合で着用するユニホームをモチーフとしたカラーリングで、パーツ配色やステッカーに至るまで、スワローズを感じることができるデザインになっている。

 販売価格・2200円(税込み)。

 販売開始日・8月16日。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インドネシアで14~18歳の野球選手による「アジア甲子園大会」が12月に初めて開催される。日本の高校野球文化を野球の認知度が低い東南アジアに広め、競技人口やファンを一気に底上げする狙い。既にプロ球団も発足したインドネシアから野球ブームに火を付け、サッカー人気に押される日本球界を盛り上げる思惑もある。

 アジア甲子園大会はインドネシアの州を代表した八つの野球チームが参加し、首都ジャカルタの球場で12月17~21日の5日間開かれる。1次ラウンドと決勝トーナメントの2段階方式で実施。

 野球を通じて国際交流を図る一般社団法人「NB.ACADEMY」(東京)が主催する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セ・リーグ公示(13日)=プロ野球

【出場選手登録】▽広島・野村祐輔投手、松本竜也投手▽DeNA・伊勢大夢投手、楠本泰史外野手▽巨人・郡拓也捕手▽中日・尾田剛樹外野手、川越誠司外野手
【同抹消】▽広島・河野佳投手、林晃汰内野手▽DeNA・森唯斗投手、中川虎大投手▽巨人・喜多隆介捕手▽ヤクルト・小川泰弘投手▽中日・梅津晃大投手、後藤駿太外野手(再登録は23日以降)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パ・リーグ公示(13日)=プロ野球

【出場選手登録】▽ロッテ・中村稔弥投手、角中勝也外野手▽ソフトバンク・大山凌投手、石塚綜一郎捕手▽楽天・松井友飛投手▽西武・田村伊知郎投手、ブランドン内野手
【同抹消】▽ロッテ・西野勇士投手、岩下大輝投手▽ソフトバンク・中村亮太投手▽楽天・西垣雅矢投手、津留崎大成投手、茂木栄五郎内野手▽西武・高松渡内野手、松原聖弥外野手▽日本ハム・福島蓮投手(再登録は23日以降)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【セパ公示】(13日)巨人が郡拓也を登録し喜多隆介を抹消 楽天が松井友飛を登録し茂木栄五郎らを抹消

 

 

 ◆セ・リーグ

 【出場選手登録】

 ▽広島 野村祐輔投手、松本竜也投手

 ▽DeNA 伊勢大夢投手、楠本泰史外野手

 ▽巨人 郡拓也捕手

 ▽中日 尾田剛樹外野手、川越誠司外野手

 【同抹消】

 ▽広島 河野佳投手、林晃汰内野手

 ▽DeNA 森唯斗投手、中川虎大投手

 ▽巨人 喜多隆介捕手

 ▽ヤクルト 小川泰弘投手

 ▽中日 梅津晃大投手、後藤駿太外野手

 ◆パ・リーグ

 【出場選手登録】

 ▽ロッテ 中村稔弥投手、角中勝也外野手

 ▽ソフトバンク 大山凌投手、石塚綜一郎捕手

 ▽楽天 松井友飛投手

 ▽西武 田村伊知郎投手、ブランドン内野手

 【同抹消】

 ▽ロッテ 西野勇士投手、岩下大輝投手

 ▽ソフトバンク 中村亮太投手

 ▽楽天 西垣雅矢投手、津留崎大成投手、茂木栄五郎内野手

 ▽西武 高松渡内野手、松原聖弥外野手

 ▽日本ハム 福島蓮投手

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パリ五輪の日本代表本隊は13日、成田空港にチャーター便が到着し、帰国した。

 選手たちに先立って尾縣貢団長、井上康生副団長が空港職員らが到着ロビーに登場。空港職員から激励の花束を贈られた。

 続いてレスリング女子76キロ級金の鏡優翔を先頭に到着ロビーに姿を現すと、男子の樋口黎、文田健一郎、日下尚、清岡幸大郎、高谷大地、女子は藤波朱理、桜井つぐみ、元木咲良、須崎優衣、尾崎野乃香、セーリング混合2人乗りディンギー銀の岡田奎樹、吉岡美帆といったメダリストが続々と登場した。

 帰国に際してファン約600人が選手たちを出迎えた。多くの温かいねぎらいの言葉が送られ、声援に対して選手たちはファンに向かって一礼。友人との再会をよろこぶものや、樋口は妻の優貴さん、娘の凪ちゃんと抱き合って笑顔を見せた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オートレースグランプリ・SG」(13日、伊勢崎)

 オートレーサーの森且行=川口・25期=が、4日目3Rの一般戦(湿走路)を10線大外の8枠から追い込んで快勝。2020年11月3日の日本選手権オートレース(川口)優勝戦での1着以来、3年9カ月ぶりにSGでの勝利を収めた。

 レースは竹本修(伊勢崎)が0ハンの1枠から逃げたが、6番手から内々を回って進出した森が4周1角で切り込んで逆転。4周3角で笠木美孝(浜松)が森を差したが、6周3角で森が差し返して競り勝った。

 「よかった~。1着を取れて。復帰後、SGでなかったもんね。でも、エンジンの症状は変わらず、先がなくて、コーナーで突っ込めない。雨が降ったから乗れたようなもの。でも、今後もあるし、晴れでも何とか走れるようセッティングをやります」とまずはホッとした表情。

 3日目までは6、7、4着と不振で、3日間の平均得点は65位。64人が勝ち上がれる4日目5~12Rの最終予選へは次点で涙をのんだ。昨年4月6日に大ケガから復帰後、SG出場は4回目。過去3回は18走して3着(3回)が最高だったが、、ようやく1着を取れた。残り2日間、良化を目指して森の戦いは続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

競泳女子個人メドレーの大橋にとって、2冠に輝いた東京五輪での心残りが、新型コロナウイルス禍で無観客だったことだった。家族ら関係者の前で大舞台に立ちたいとの思いで現役を続け、迎えたパリ五輪。200メートル個人メドレーで目標の決勝進出は果たせなかったが、大観衆の前で泳ぎ「心の底から楽しめた」と涙ながらに語っていた。

 身長175センチで、長いリーチを生かした泳ぎが特徴。高校時代は目立った実績はなく、東洋大で北島康介らを育てた平井伯昌監督の指導を受けて急成長した。

 「夢に見ていた有観客の中で泳げた。やり残したことはなく、後悔なくやれた」。競技人生に区切りをつけることになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆ 高校野球の誤審問題に対応策はあるのか

 7日に開幕した夏の甲子園は、連日の好天にも恵まれて順調に日程を消化。折り返しとなる13日は、花巻東(岩手)が出場49校の“大トリ”として登場する。

 これまでの試合をざっと振り返ってみると、今春から採用された新基準の「飛ばない」バットの影響もあってか、手に汗握る投手戦が目立っている。今大会の第1号本塁打が、大会6日目とかなり遅かったのがその象徴といえるだろう。

 一方で、得点の取り合いになる試合も決して少なくない。ただ、失策数の多さも目立っており、守備のほころびが傷口を広げるシーンも多々あった。


 そんな今大会において、悪目立ちしているのが審判による“疑惑の判定”である。

 内角に投じられた“ボール”に対し、打者がのけぞるようによけた球が“ストライク”とコールされるのはまだいい方。中には試合最終盤にアウト・セーフの微妙な判定が勝敗を決する場面もあり、物議を醸した。

 大正4年の第1回から、昭和、平成を経て、今は令和6年。高校野球ファンの観戦方法もラジオからテレビ、そしてネットへと変遷し、いつでもどこでもリアルタイムで視聴可能な時代を迎えている。

 さらにSNS時代の到来とともに、微妙な判定や疑惑の判定は、すぐさまネット上に公開される。今大会においてもそういった「決定的瞬間」が拡散されたのは1度や2度ではなかった。

 確かに酷暑の中、数万人の観客の前で、100%正しい判定を下し続けることは不可能だろう。それで飯を食っているプロ野球の審判ですら、“リクエスト制度”によって一度下したジャッジが覆ることは日常茶飯事。プロではない高校野球の審判ならある程度の誤審は想定の範囲内と考えるのが正しいのかもしれない。

 ただ、誤審によって試合の勝敗がひっくり返ることだけはあってはならない。それを高校野球の審判に求め続けるのはもはや限界ではないか。

 夏の大会は各地区の予選も含めて、約2か月間で3000試合以上が行われる。そのすべてでプロ野球のようなリクエスト制度を導入するのは非現実的だろう。専用カメラなど新たな設備投資が必要となるからだ。

 ただプロ野球の阪神タイガースが本拠地としている甲子園球場ならそれは可能。“負けたら終わり”という意味では、地方の予選と甲子園の本大会を区別すべきではないという意見も当然あるだろう。ただ公平になることを待っていては、何十年かかるか分からない。

 少なくとも甲子園で開催される試合では各チームに1度ずつでもリクエストの権利を与えるべきではないだろうか。生身の人間である審判にもミスはあって当然。そんな審判の立場を守るためにも高野連には早急に、前向きにリクエスト制度の導入を考えてもらいたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「全国高校野球選手権・2回戦、霞ケ浦5-4智弁和歌山」(13日、甲子園球場)

 智弁和歌山が延長戦の末に敗れ、2021年のV以降、春夏合わせてこれで3大会連続の初戦敗退となった。

 3点を追う八回に新基準バット導入後、初となる1試合2発&2者連発で試合を振り出しに戻した。しかしタイブレークに入った延長十一回、2点を勝ち越されるとその裏、反撃は1点にとどまった。

 智弁和歌山はこれで甲子園では3大会連続の初戦敗退。21年夏の甲子園を制して以降、なかなか勝てない状況が続いている。

 ベンチ前では選手達が涙にくれた。あと一歩届かず、悔しさにじむ敗戦となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆第106回全国高校野球選手権大会第7日目 ▽2回戦 石橋5―0聖和学園(13日・甲子園)

 甲子園100周年を迎える節目に、創立100年を迎える県立校・石橋(栃木)が聖地初勝利をつかみ取った。夏初出場校同士の対決を制した。

 両校無得点の4回に、聖和学園(宮城)のサイドスロー右腕・斎藤佑樹(3年)を攻略。1死満塁のカウント0―2から8番・伊沢颯盛内野手(りゅうせい、3年)が右前2点適時打を放ち先制。1死一、三塁となり9番・若月優人内野手(3年)が右前適時打、続く打者の一ゴロの間にも1点を追加し、一気に4―0とリード。7回には相手投手のけん制悪送球の間に1点を追加した。

 先発した「背番号6」で遊撃手登録の右腕・入江祥太(3年)が9回4安打2四死球で完封。途中で足をつるハプニングもあったが、11奪三振の熱投を見せた。

 石橋は初出場した23年のセンバツは初戦敗退。夏初出場で春夏通じて聖地初勝利となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「 紅麹べにこうじ 」成分入りサプリメントによる健康被害問題を巡り、小林製薬は13日、サプリの摂取との関連性を調査する死者について、厚生労働省への報告漏れが11人あったと発表した。





 11人のうち、5人はサプリを摂取していなかったことが確認されており、4人は医師への詳細調査を行う。残り2人は摂取の有無を精査している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パリ五輪の日本代表本隊は13日、成田空港にチャーター便が到着し、帰国した。

 選手たちに先立って尾縣貢団長、井上康生副団長が空港職員らが到着ロビーに登場。空港職員から激励の花束を贈られた。

 続いてレスリング女子76キロ級金の鏡優翔を先頭に到着ロビーに姿を現すと、男子の樋口黎、文田健一郎、日下尚、清岡幸大郎、高谷大地、女子は藤波朱理、桜井つぐみ、元木咲良、須崎優衣、尾崎野乃香、セーリング混合2人乗りディンギー銀の岡田奎樹、吉岡美帆といったメダリストが続々と登場した。

 帰国に際してファン約600人が選手たちを出迎えた。多くの温かいねぎらいの言葉が送られ、声援に対して選手たちはファンに向かって一礼。友人との再会をよろこぶものや、樋口は妻の優貴さん、娘の凪ちゃんと抱き合って笑顔を見せた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千葉県内は13日も厳しい暑さが続き、観測地点全15カ所のうち7カ所で、最高気温35度以上の猛暑日になった。市原市牛久37・0度、船橋市36・9度、館山市35・3度など。千葉県の午後4時までの集計によると、31人が熱中症の疑いで救急搬送され、このうち、野球場にいたという10代1人が重症。

 千葉県内の熱中症疑いの救急搬送者は、12日が24時間集計で57人に上り、このうち、寺にいたという70代1人が重症。県は、高齢者や子どもらの体調に、周囲の人たちが十分注意するよう改めて呼びかけている。

 気象庁と環境省は13日に続き、14日についても千葉県に「熱中症警戒アラート」を出した。気温が高く、暑さが続く見込み。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

JR東海は13日、台風7号の接近に伴って、台風の進路や勢力次第で、東海道新幹線が16~17日の一定期間で、計画運休や長時間の運転見合わせの可能性があると発表した。





 気象庁によると台風7号は、日本の南を発達しながら北上しており、16日から17日頃にかけて、強い勢力で東日本や北日本に接近するおそれがある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■最大16メートルの津波到達予想

南海トラフ地震臨時情報が出されましたが、大きな津波が想定される和歌山県では、『支援がないと避難できない人たち』の命をどう守るのか、備えを進める人たちから不安の声があがっています。

和歌山県白浜町は、南海トラフ地震で最大16メートルの津波が到達すると予想されている町です。

■津波想定を見直す「観光施設」

町内にある観光施設「白浜エネルギーランド」は、自然エネルギーの仕組みを学んだり、白良浜が一望できたりと人気のスポットですが、避難経路を意識しながらの営業が続いていました。

白浜エネルギーランドが浸水する事態となれば、さらに高台の白浜町役場まで避難するということです。

【白浜エネルギーランド堀彩夏さん】「今までも津波への想定はあったんですけど、今回『巨大地震注意』という大きなきっかけがあったので、また再度見直しています」

施設を訪れる人も備えをしながらの観光です。

【兵庫から来た人】「ちょっと迷ったけど、せっかく夏休みなのでどこか連れて行ってあげたくて、一応非常食とか飲み物とか持ってきてますね、多めに」

■330人が暮らす高齢者施設 津波に備え最上階に「備蓄庫」

真っ青な海を望む白浜町の高齢者施設「成華苑」。
12の施設でおよそ330人の高齢者が生活しています。

海抜はおよそ5メートル。
白浜町のハザードマップでは、南海トラフ地震が発生した場合、2~5メートルほどの津波が到達すると想定されています。

「南海トラフ地震臨時情報」を受け、施設では備えが進められていました。

【成華苑・愛須政仁事務長】「水、米、一緒に食べる練り梅、海苔の佃煮、こういう施設なので、障害のある方、普通のご飯を食べられない人もいるので、高カロリーのゼリー職員80名、入居者さん97名、3食を食べて1週間過ごせるように、1週間分の備蓄をここへすべて用意させて頂いている状況です」

この施設は6階建て。
津波を想定して最上階に備蓄庫を構えています。

■津波からの避難想定し訓練実施

備えは備蓄品だけではありません。
避難を想定した訓練も実施しています。

【成華苑・愛須政仁事務長】「誰でもセッティングできるように矢印に合わせて車いすをそのままロープで括りつけて、数人で引っ張るという訓練をしています」

こちらの施設の場合、南海トラフ地震で想定される津波では最低でも3階以上への避難が必要になり、このような垂直避難の訓練を年に3回ほど行っているということです。

■職員が手薄な夜間 避難にかかる時間は昼間の倍

しかし、ここまで準備をしていても、夜間は、各階に職員は1人ずつ。
車いす1つを上げるのに、職員3人が必要なため、避難に昼間の倍以上の時間がかかってしまいます。

また、地震や津波の状況を理解できない入居者がいることも避難を難しくさせています。

【成華苑・愛須政仁事務長】「利用者さんの場合は、パニックになったり不安になって一歩が出なかったり、動かないということがあるので、そのあたりを緊急性が迫っている中で、利用者さんにご理解いただきながら避難を遂行できるか、不安に思う」

いつ来るかわからない南海トラフ地震。
今回の「南海トラフ地震臨時情報」で、改めて命を守るための課題が突きつけられています。

■「巨大地震警戒」が出た際のシミュレーションを

政府は、このまま地震活動や地殻変動に変化が見られなければ、15日午後5時で「南海トラフ地震臨時情報」の呼び掛けを終了する予定です。

関西テレビの神崎報道デスクは、『巨大地震警戒』が出された際の、備えも想定する必要があると指摘します。

【関西テレビ 神崎博報道デスク】「南海トラフ地震臨時情報が出されたのは、今回が初めてで、臨時情報の中でも『巨大地震注意』だった」

「実はもう一つ上に『巨大地震警戒』がある。こちらは、さらに避難行動にフェーズを移さなければならないということがあるので、今回は注意で様々な気づきがあったと思うんですが、それをベースに今度は『巨大地震警戒が出たらどうすんねん』ということも考えとかないといけないと思います」

■宿泊施設などに求められる対応

今回の「巨大地震注意」は、観光施設や宿泊施設をはじめとした経済にも大きな影響が出ています。

経済学者で大阪大学大学院の安田洋祐教授は『宿泊施設などが避難経路等をあらかじめ利用者に告知することも大切』とする考えを示しています。

【大阪大学大学院 安田洋祐教授】「宿泊のキャンセルなども出たという報道も耳にしました」

「今後そういった観光施設や宿泊施設、例えば備蓄をこれぐらい行っているなど、いざという時の避難経路を利用者に対してあらかじめWEBサイト等で告知するといった取り組みを進めることで、ある程度安心して過ごせる。そういった取り組みも今後は期待できるかなと思います」

近い将来必ず起こるとされる南海トラフ地震。
警戒のギアを一段上げて今できる備えが求められています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イスラム主義組織ハマスの軍事部門カッサム隊は12日、パレスチナ自治区ガザでイスラエル人の男性人質を殺害し、女性人質2人に重傷を負わせたと明らかにした。ハマスが人質の殺害を発表するのは初めて。これまでに死亡した人質については、イスラエル軍による攻撃が原因だとしてきた。

 カッサム隊の声明によると、ガザで二つの事件が起き、男性は監視役に射殺された。重傷を負った女性2人には救命措置を施しているという。事件の詳細を後日公表するとしている。

 イスラエル軍の報道官は「現段階でハマスの主張を裏付ける情報はない。声明の信ぴょう性について調査し、入手した情報を提供する」としている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お盆休みまっただ中です。暑さに警戒が続く中で、普段とは違うお盆休みを過ごす人もいます。さらに、週末には台風7号にも警戒が必要です。



13日、埼玉県川越市は、すれちがうのも大変なほどの人でごった返していました。

記者

「すごい人がいますね。歩道を歩くのもギリギリです。路地も人でいっぱいです」

13日から「お盆休み」に突入。観光客であふれかえる“小江戸”埼玉県川越市。

埼玉県内では“体温超え”37℃以上となったところもあるなど、猛暑に引き続き厳重な“警戒”が求められる中、お盆休みと重なる1週間、別の警戒をする人もいました。

神奈川から来た人

「海は避けました。いつも海とかは毎年行くけど、なんとなく地震もあるし」

南海トラフの「巨大地震注意」が13日現在も発表されているため、楽しみにしていた海水浴を断念。急きょ、予定を変更して“海なし県”の埼玉に遊びに来たといいます。

さらに、念には念を入れ…

神奈川から来た人

「いろいろ車に詰め込んできました、防災グッズ的な」

家族全員分の簡易トイレや食料などをマイカーに「備蓄」。

いつ来るかわからない大地震に備える意味でも、クーラーボックスを車に積んでいるという人もいました。

神奈川から来た人

「南海トラフって聞くと、いつも以上に気はつかっているかもしれない」

“東京の空の玄関口”でも…

記者

「羽田空港第2ターミナルです。お盆休みでたくさんの人がいます」

例年と変わらぬ“大移動”。しかし、ここでもお盆休みの行動に変化が起きていました。

山口に帰省する人

「普段なら持って行かない飲み物をスーツケースに何本か入れて、1リットルのお茶を4~5本。九州の方で地震があったので」

八丈島に帰省する人

「小腹がすいた用とは別に1食、2食足りるくらいには持ってきています。いつ災害起きるかわからないので」

地震への備えで食料やおむつなどの日用品を多めに準備してきたという人たちがいました。

ほかにも、和歌山旅行に行く人は予定が“白紙状態”になったといいます。

和歌山に旅行に行く人

「海水浴行きたいけど、南海トラフ(の巨大地震注意)の影響で行きたい海水浴場しまった。おとといくらいに閉まっているのを知ったので変えられないかなって」

──波乱なお盆休み?

和歌山に旅行に行く人

「先行き不安です」

関西有数の海水浴場にも地震の影響が及んでいます。

記者

「今日は日差しがとても強く、海水浴日和なのですが、3連休の中日にもかかわらず、白良浜は遊泳禁止で閑散としています」

誰もいないビーチ。和歌山県白浜町では8日の地震を受け、連休初日の10日から白良浜など4つの海水浴場への立ち入りを完全に禁止。隣接の駐車場も閉鎖したのです。

海水浴場の近くでは、記念撮影だけをして帰る観光客の姿もありました。

広島から来た人

「“心構え”だけはしてきたが、まさか本当に遊泳禁止とは思っていなくて」

地震への“心構え”が求められる異例のお盆休み。さらに、もうひとつ“心構え”が必要そうなのが、日本付近で相次いで発生した台風です。

鳥取に帰省する人

「ちょうど17日の土曜日に飛行機で(東京に)帰ってくるので、 羽田空港に降りられるか心配」

12日に岩手に上陸し、大きな被害を与えた「台風5号」は熱帯低気圧となりましたが、お盆休み後半に注意が必要なのが、13日に新たに発生した「台風7号」です。海水温が高いため、発達しながら北上し、14日水曜日に小笠原諸島に最接近した後、15日木曜日には伊豆諸島へ。

予報円の西側を進んだ場合、16日から17日にかけ暴風域を伴いながら関東地方や静岡県へと近づき、その後、東北に再び台風が接近する可能性が出てきたのです。

関東や東北の沿岸部などでは警報級の暴風のおそれがあるため、お盆休みは台風への早めの備えも必要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネットの、とくにSNSでの誹謗中傷はたびたび社会問題として注目を集め、対策や対処法について議論になるが、いまだ有効な方策は見えないままだ。そんな状態で始まり、閉幕したパリ五輪は、組織委員会や選手団、選手やスポンサーなどが今まで以上に多く投稿したSNSを楽しむ五輪でもあった。その一方で、無名の個人アカウントから発信される誹謗中傷の多さにもげんなりさせられる五輪でもあった。ライターの宮添優氏が、五輪代表本人ではなく周囲の関係者が次々と誹謗中傷トラブルに巻き込まれている現実についてレポートする。

×

 

 * * *
 過去の五輪と比べてパリ五輪では、SNS上で飛び交った出場選手への誹謗中傷が大きな問題となった。それに対し、日本選手団が大会途中に声明を出すなど、社会問題に発展している。これらの問題は日本だけでなく、世界中が頭を痛めているのだが、五輪という”戦い”の空気に触発されたのか、ネットに不適切投稿を行うユーザーは勝手にヒートアップし、その刃の矛先は、選手以外にも及んでいるようだ。

 陸上競技選手で、パリ五輪の代表選考から惜しくも漏れたAさん(20代)は、ライバル選手の活躍をテレビを通じて応援していた。ライバル選手は惜しくも決勝に進むことができず予選敗退。だが、しのぎを削ったライバル選手の健闘が賞賛に値するものであることは、Aさん自身が一番知っている。帰国したら食事に誘おう、4年後の出場を目指して切磋琢磨しよう…。そんなことを考えていた。

 しかし翌日、自身のSNSのコメント欄で、知らないユーザー達が「口論」になっていることに気がついた。前日に負けたライバル選手の「アンチ」と思われるユーザーが、Aさんの投稿のコメント欄に「弱いライバル選手よりA選手が代表だったらよかった」と書き込み、ライバル選手のファンと思われるユーザーが反論したことがきっかけのようだった。

「私が出ていればメダルが取れていた、ライバル選手は辞退すべきだった等と書いてありました。そんなこと書かれても嬉しくないし、ライバルではあっても、憎み合う関係でもありません。周囲の全く関係のない人に変なこと言われて、いろんな人まで巻き込んで争うなんて見たくない」(Aさん)

 Aさんはすぐコメント欄を閉鎖し、所属チームのコーチや監督に相談。ほとぼりが冷めるまではSNSに触らず、距離を置くことにした。

 とばっちりとしか言いようがない誹謗中傷から始まった炎上を、自身のアカウントで繰り広げられてしまったのは迷惑でしかない。第三者から見たら、滅多にないことだろうから気の毒にと思うしかない。だが、似たようなとばっちりが五輪期間中は激増していた。本人とまったく関係のないところで起きていた誹謗中傷に、いつの間にか自身が巻き込まれてしまうことが珍しくなかったのだ。そして、選手だけでなく、その関係者にも誹謗中傷の影響は及んでいた。

攻撃的なコメントが急に相次いだ

 球技でパリ五輪に出場した日本人選手をバックアップしていた、メディカルトレーナーの男性・Bさん(40代)は、競技終了後に選手のSNSアカウントへ向けて「お礼」を投稿したが、思わぬ騒動に巻き込まれたと肩を落とす。

「残念ながらメダル獲得には至りませんでしたが、ここまで選手を応援してくれた人たち、地元の人たちに向けて、SNSにお礼というか、メッセージを書いたんです。多くの人から激励のメッセージをいただきまして、私も頑張ってよかったといろんな思いが去来して涙しました。早く選手をねぎらってあげたい、早く次の目標に向かう選手をサポートしたいと。前向きな気分でね」(Bさん)

 ところが、書き込まれた数十件の激励コメントの中に、たった一つだけBさんや選手を攻撃する内容のものが投稿され、空気は一変する。

「私やコーチングスタッフのせいで負けた、やめろ、引退しろ、というような書き込みでしたね。最初は無視していたんですが、そこに別の人が“私もそう思う”的な返信をして、そこから荒れだしたんです。ありがとうじゃないだろう謝罪しろとか、反省して練習しろとか、攻撃的なコメントが急に相次ぎました」(Bさん)

 まさに眺めている目の前で、選手をねぎらおうというSNS上の空気が一変したとBさんは振り返る。そして、自分の身に起きた理不尽な炎上に納得がいかないのは当然だが、パリ大会期間中、惜しくもメダルを逃したり、思うような成果を残せなかった選手たちが「ごめんなさい」と口にすることも、苦々しく感じていると打ち明ける。

「結果が出せなかった選手たちが、ごめんなさい、すいませんと謝っている姿に、胸が張り裂けそうな思いでした。選手たちのほとんどは、テレビカメラの前だということを意識して話しているのではなく、コーチやチームスタッフ、家族や友達など、競技生活を支えてくれた人たちに対して、期待に応えられなかった申し訳なさを言っていると思うんです。でも、テレビを見た人たちからは、自分たちファンに、日本人に対して謝っている、と間違って理解されている気がします。だから、うまくいかない選手に謝れ、という人が出てくる」(Bさん)

 アスリートや関係者への誹謗中傷は、日本人選手関係だけでなく世界中で起きている。メダルをとれなかったこと、人種や性別、見た目についてなどに関する悪質な投稿が次々と発信され、五輪の組織委員会や各国の選手団だけでなく、政治家たちも苦言を呈するような事態だ。日本選手団は大会期間中に発表した声明で、法的措置も検討していると明かしているが、被害に遭っているまさにいま、効き目がある対策は打てないままだ。結果、多くのアスリートがSNS投稿を控えるなどして、誹謗中傷被害にあわないよう、情報発信すらやめてしまう動きも見せている。

 当たり前の話として、誹謗中傷はその言葉を発する人が悪い。言われ、投稿され、名指しされた側が何かを制限されるなんて、本来はあってはならないことだ。だが現実には、一部の卑劣な人々の言動が、他の多くの人たちの表現活動が抑え込まれている。そして、我々の知る権利まですでに脅かしているのだが、そんな危険な状態に陥っていることを、多くの人が気づけていないのが現状であろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自民党の石破茂元幹事長ら超党派の国会議員団は13日、訪問先の台北で頼清徳(ライチントー)総統と会談した。台湾総統府によると、石破氏は「今日のウクライナは明日の東アジアかもしれない」とした上で、「民主主義陣営が共に抑止力を発揮してこそ、地域の平和と安定を維持できる」と語った。

 頼氏も「中国の台頭がインド太平洋地域の平和に脅威を生みだしている」と指摘。「台湾は民主主義陣営と肩を並べて抑止力を発揮し、中国に誤った決定をさせないようにする」などと語り、安全保障や経済面で日本との関係を強化していく考えを示したという。

 頼氏と会談したのは、超党派の国会議員でつくる「日本の安全保障を考える議員の会」で、石破氏のほか、教育無償化を実現する会の前原誠司代表や自民党の中谷元・元防衛相らも参加した。12日には蕭美琴(シアオメイチン)副総統とも会談した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

沖縄でアメリカ軍普天間基地所属のヘリコプターが墜落した事故から13日で20年です。現場の大学では、基地の閉鎖を求める集会が開かれました。

この事故は2004年8月13日、宜野湾市の沖縄国際大学に、普天間基地所属の大型ヘリCH53Dが墜落、炎上したもので、乗組員3人が重軽傷を負いましたが、学生らは夏休み中だったため、大惨事は免れました。

墜落現場で13日、教職員や学生らが集会を開き、普天間基地の閉鎖と撤去を求めて声を上げました。

沖縄国際大学 安里肇・学長

「大学や地域社会の平穏・安寧を脅かす普天間基地の存続、ましてや固定化を認めることは絶対にできません」

沖縄国際大学4年・謝花美生さん

「沖縄のため自分の家族を守るため、私たちは行動を起こす責任があるのでは」

日米の返還合意から28年がたった今も、普天間基地の返還は実現せず、沖縄では危険と隣り合わせの生活が続いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jリーグ出場停止選手(13日)

【J1】(第27節)
▽札幌・菅大輝▽浦和・西川周作▽柏・島村拓弥▽町田・ドレシェビッチ▽横浜M・喜田拓也▽神戸・扇原貴宏
【J2】(第27節)
▽仙台・真瀬拓海、松井蓮之▽千葉・佐々木翔悟▽鹿児島・藤村慶太

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「巨人-阪神」(13日、東京ドーム)

 現役時代は広島、巨人で活躍、2014年まで巨人で投手コーチを務めたOB川口和久氏(65)が始球式に登場した。

 現役時代と同じ背番号25のユニホームでマウンドに立つと、捕手を務めた小林にワンバウンド投球。「ストライクを投げたかったですけど、ワンバウンドで…。それでも誠司が、ちゃんと捕ってくれてうれしかったです」と笑みを浮かべた。

 試合前には阿部監督とも談笑。古巣巨人について「本当にいいチームを作っている」とした上で、「これからが大変です。8、9月にしっかりと貯金をつくって、ラストスパートというのが一番大事。これからはベテランが仕事をする番だと思います」と長野ら、ベテランにエールを送った。

 この日の伝統の一戦は鳥取県が提供する「とっとり星空舞ナイター」として開催された。同氏は21年に故郷の鳥取県に移住し米作りに従事。同県のブランド米である「星空舞」を作っている。1年目が800キロ、2年目が2500キロを収穫。今年は6反、1800坪に稲を植え、秋には3000キロ超の収穫を見込んでいるという。

 連日、酷暑の中で行われる農作業に「水も太陽の熱で温かくなってしまうので、水の入れ替えをしっかりとしてあげるんです。ちょっと成育が早い。これだけ暑いので、どんどん稲が伸びてくるくるんです」と苦労を語りながらも、「今年もいい米ができると思います。星空米は粒立ちがいい。甘みも当然あるんですけど、冷めてからもおいしいんです。だから、おにぎりにしてもおいしくて、みんなに喜ばれています」とPRしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月9日に開幕=東都大学野球

東都大学野球連盟は13日、秋季1部リーグ戦の日程を発表した。第1週は9月9、10日に神宮球場で行われ、4季連続優勝が懸かる青学大は国学院大、2部から昇格した東農大は亜大、中大は日大とそれぞれ対戦する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ オリックス0―3楽天(13日・京セラドーム大阪)

 オリックス・曽谷龍平投手がまた無援護に泣いた。7月2日の楽天戦(弘前)以来となる6勝目を目指した2年目左腕は「調子自体は悪くなかったし、何とか最少失点で粘ることができたところはよかった」と6回を1失点の力投。だが、肝心の打線が早川に沈黙し、自身5連敗で8敗目を喫した。5連敗中の援護点は、たったの1点。「先制点を取られてしまったことが、すごく悔しいです」と、けなげに責任を背負った。

 この日から楽天、日本ハムとCS圏内を争う2チームとの6連戦。あまりにも痛い星を落とし、14日の勝敗次第で自力CS進出の可能性が消滅する。

 

 

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦