岩手県で1時間に約100mmの猛烈な雨 記録的短時間大雨情報

岩手県付近で局地的に雨が強まっています。

岩手県盛岡市南部付近では18時50分までの1時間に約100mmの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は記録的短時間大雨情報を発表しました。大雨による低地の浸水や土砂災害等に警戒してください。

気象庁が記録的短時間大雨情報を発表

▼岩手県で猛烈な雨
18時50分までの1時間に、
 盛岡市南部付近で約100mm(解析雨量)

記録的短時間大雨情報とは

その場所で数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を観測・解析をしたときに、気象庁が発表するものです。その基準は、1時間雨量歴代1位または2位の記録を参考に、概ね府県予報区ごとに決められています。

この情報が発表された地域の周辺では、災害の発生につながるような猛烈な雨が降っていることを意味しています。地元自治体の発表する避難に関する情報に留意し、早めの避難を心がけてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中東情勢が緊迫していることを受け、外務省はきょう、レバノン全土の危険情報を最も高い「レベル4」に引き上げました。

レバノンはイスラム教シーア派組織ヒズボラの拠点となっていて、7月30日にイスラエル軍の攻撃でヒズボラの幹部が殺害されて以降、攻撃の応酬が激しさを増しています。

また、イランではイスラム組織ハマスの最高指導者が殺害され、イラン当局がイスラエルへの報復を明言するなど、中東をめぐる緊張が高まっています。

こうした状況を受け、外務省はきょう、レバノン全土の危険レベルを最も高いレベル4の「退避勧告」とし、現地にいる日本人に安全を確保した上で商用便が運航されているうちに避難するよう呼びかけました。

外務省によりますと、レバノンには現在およそ60人の日本人が住んでいますが、その大半が大使館や国際機関の職員だということです。

ただ、現時点で退避を希望している人はほとんどいないということで、外務省は引き続き、日本人の安全確保に努めていくとしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロイター通信が5日、バングラデシュの陸軍筋や在インド大使館当局者の話として伝えたところによると、バングラデシュのハシナ首相が5日、辞任し、同国を離れた。地元メディアは、ハシナ氏が軍のヘリでインドへ向かったと伝えた。また、数千人のデモ隊がダッカの首相公邸に入ったと伝えている。陸軍参謀長が間もなく国民に向けて何らかの発表を行うとしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日6日も体温超えの猛暑とゲリラ雷雨に警戒 東京23区でも警報級大雨のおそれ

 

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明日6日(火)も、猛烈な暑さとゲリラ雷雨に警戒が必要です。最高気温は東海以西で体温超えの危険暑さ。気温上昇と湿った空気の影響で、午後はあちらこちらでゲリラ雷雨。東京23区でも警報級の大雨のおそれがあるため警戒が必要です。

今日5日(月) 猛暑のちゲリラ雷雨

 

 

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今日5日も、関東以西で最高気温35℃以上の猛暑日が続出。最高気温は、久留米(福岡)39.5℃と観測史上1位を更新。日田(大分)39.3℃、名古屋市と風屋(奈良)39.0℃と、5日連続で39℃以上となりました。また、900地点あまりあるアメダスのうち、猛暑日は223地点と、5日連続で200地点を超えました(17時まで)。

気温上昇や湿った空気の影響で、午後は沖縄~東北にかけて、あちらこちらで雨雲や雷雲が発達。1時間雨量は、春野(静岡県浜松市)80.0ミリ(15:11まで)と、猛烈な雨が降りました。東白川(福島県)65.5ミリ(14:41まで)、付知(岐阜県)64.0ミリ(16:20まで)と、滝のような雨が降り、8月1位の値を更新しました。

沖縄・石垣島地方では竜巻目撃情報も(13時半頃)。石垣島地方気象台からご提供頂いた写真では、海面に接水する竜巻の様子が確認できます(写真中央左)。沖縄~九州では所々で「竜巻注意情報」が発表されました。

17時半現在、「大雨警報」が富山県、福島県、群馬県、埼玉県の一部に発表されています。

今夜(5日)にかけて、東北~西日本では、局地的に1時間50ミリ以上の非常に激しい雨や落雷、竜巻などの突風に警戒が必要です。

東京地方でも、5日夜のはじめ頃にかけて、多摩地方の山沿いや山地を中心に土砂災害、河川の増水、低い土地の浸水に注意・警戒してください。

体温超え危険な暑さ続く

 

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明日6日も東海以西では、最高気温35℃以上の猛暑日続出。久留米(福岡)38℃、名古屋37℃など、体温超えの危険な暑さが続く見込みです。

東京都心は34℃と、猛暑日からは解放されますが、湿度が高く危険な暑さが続きます。

激しい運動は原則中止。「休息・冷却・水分補給」をこまめに行い、暑さを感じにくい高齢者や小さなお子さんにはこまめに声かけするなど、熱中症に厳重な警戒が必要です。

また、夜も気温の下がり方が鈍く、熱帯夜(夜間の気温が25℃以上)が続く見込みです。日中だけでなく、夜の熱中症にも注意が必要です。エアコンは朝までつけっぱなしにする、寝る前やトイレにいった際は必ず水を飲む、枕元に水を置いておくなど、対策をとりましょう。

明日6日(火) 東京23区でも警報級大雨のおそれ

 

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気温が上がる午後は、大気の状態が非常に不安定。あちらこちらで雨雲や雷雲が発達する見込みです。

発雷確率(雷が発生する確率)は、関東甲信~東北南部にかけて80%以上と高くなっています。

明日6日は東京23区も含め、警報級の大雨となる可能性があります。晴れ間が出ても油断禁物。特に午後は、局地的な非常に激しい雨や落雷、竜巻などの突風、降ひょうに注意して下さい。
また、6日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。

5日18時から6日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
東北地方    80ミリ
関東甲信地方  80ミリ

その後、6日18時から7日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
東北地方   80ミリ
関東甲信地方 80ミリの見込みです。

東北地方や東日本では、ここ数日の雨により地盤が緩んでいる所があります。少しの雨でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあるため警戒が必要です。

お盆も猛暑とゲリラ雷雨に注意

 

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お盆にかけても、猛暑とゲリラ雷雨に注意が必要です。

今週は太平洋高気圧が一時的に弱まりますが、お盆の頃からは再び太平洋高気圧が勢力を盛り返し、残暑も猛暑となりそうです。とくに、11日(日)頃からの5日間ほどは、気温がかなり高くなるとして、気象庁は今日5日(月)、全国に「高温に関する早期天候情報」を発表しました。これは10年に一度レベルの高温が予想される場合に発表されます。

気温が一年で最も高い時期ですが、それ以上に高くなるため、熱中症に厳重な警戒が必要です。また、南の海上は熱帯擾乱が発生しやすい状態が続き、本州付近には湿った空気が流れ込みやすいでしょう。気温が上がる午後は、ゲリラ雷雨にも注意が必要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パリ五輪 第11日 ▽体操男子(5日、ベルシー・アリーナ)

 種目別平行棒の決勝が行われ、団体&個人総合2冠で初出場の20歳・岡慎之助(徳洲会)が15・300点をマークし、銅メダルを獲得した。日本のメダル数としては夏冬合わせて通算600個目。同種目の日本勢は、2004年アテネ五輪・冨田洋之氏の銀メダル以来、20年ぶりとなった。1大会で3つのメダル獲得は体操界では21年東京五輪の橋本大輝(セントラルスポーツ)以来。鄒敬園(中国)が驚異の16・200点をマークし金メダル。谷川航(セントラルスポーツ)は14・133点で6位だった。

 岡の美しい平行棒だった。団体予選、決勝、個人決勝ともミスがなかった流れをそのままに、この日の種目別決勝にもつなげた。関門だったE難度の「マクーツ」も足先までぴんと伸び、しっかりと決めた。着地もぴたりと決め15・300点だった。

 

 鄒敬園が抜けているとはいえ、銀メダルは狙えた。ただ想定外だったのは、銀メダルを獲得したイリヤ・コトゥフン(ウクライナ)。予選では6位と、3位の岡より下位で通過した。しかし、予選で難度を表すDスコアが6・7点だったのを7・0点に上げた。岡はDスコアが6・5点のまま。その時点で0・5点の差がついていた。

 しかし、次世代を担う日本の宝・岡の勢いは止まらなかった。今春には腰に違和感を抱えてきたが、本番までに不安要素は払拭。五輪でついに本領発揮した。

 団体決勝では、自ら任された種目で大きなミスなく演技を完遂。3・267点差で迎えた最後の鉄棒は、中国に大きなミスが出て、一気にチャンスが巡ってきた。日本も失敗すれば、金が遠ざかる緊迫の中、岡は2番手で14・433点と確実につないだ。21年東京五輪2冠の橋本も「何で初代表はこんなに強いんだ。やべえなって思った」。初舞台も堂々の演技を見せた。 絶好調のまま迎えた個人総合決勝では、橋本と張(中国)、世界王者の一騎打ちが予想されたが、両者にミスが出る波乱の展開。そこでも岡は「緊張をかみしめながら楽しんで」と左右されなかった。床運動から着地を止め、好発進。笑顔が絶えない。まさに心から楽しんでいるようだった。出来栄えを示すEスコアは、つり輪を除く5種目で8点後半台。ニッポンの伝統、美しい体操で世界を驚かせた。

 名前の由来は「スーパースターになってほしい」とプロ野球・巨人の阿部慎之助監督から。自身が野球経験者で名付けた父・泰正さんは、個人総合を制した後、五輪で輝く息子に感涙。「(僕の中での)スーパースターは息子ですね」と誇った。自慢の息子は再び、五輪でメダルを手にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フェンシング・男子フルーレ団体で、日本は史上初の金メダルを獲得しました。
準決勝で東京オリンピック金メダルのフランスを撃破し、決勝進出を果たした日本の相手は、世界ランキング2位のイタリア。
背中を含めた「胴体」への攻撃がポイントとなるフルーレ。1試合3分間で、9試合を行い、先に45点を取るか合計ポイントが高い方が勝利します。

 

途中、23対25とイタリアが2点リードする場面もみられましたが、迎えた6試合目に登場した、20歳の若きエース・飯村一輝選手が、連続ポイントを奪うなど30対28で逆転。

高校生時代のクラスメートから呼ばれたという“パリの星”というあだ名通りのプレーを見せました。

一進一退で進む中、迎えた第8試合。リザーブメンバーである永野雄大選手が登場。永野選手はこれがパリ五輪初めての試合となりましたが、5連続ポイントを決めて一気に突き放します。

そして迎えた9試合目…。

実況「飯村が取った!飯村が取った! 45対36、日本金メダル!男子団体フルーレ史上初、日本金メダル獲得!」

再び登場した飯村選手が、45ポイント目を決めて、金メダルを勝ち取りました。

飯村一輝選手(20):
やっぱりこの頂点に立ってみないとわからない景色…、すごく苦しい展開もありましたが、僕たち個人戦の屈辱もあって、チーム一丸となって世界一を達成することができて本当によかったと思います。

永野雄大選手(25):
正直夢みたいで…まだ全然信じられないんですけど、いままでコツコツやってきたかいがあったかなっていうふうに思います。はい。

金メダルの立役者は“仕事人永野選手”

個人では世界ランキング上位者ばかりではない日本が、なぜ団体の優勝を勝ち取ることができたのか。2012年ロンドン五輪男子フルーレ団体銀メダリストの三宅諒さんは、その理由をこう話します。

ロンドン五輪銀メダリスト 三宅諒さん:個人戦は技術や実力に依存するとところがあるんですけども、団体戦というのは戦い方が全く違う。45点獲得に向けて点数を積み重ねていくというところで、割とすぐ終わってしまう個人戦よりも、長丁場で集中力や戦略性が重要になってきます。

――今回の“決め手”はどこだったのでしょうか?
第8試合の“仕事人永野選手”の起用、攻撃の内容がシンプルかつ正確で、得点を稼げる選手の起用で勝負を決めたと思います。
全選手見どころはあるのですが、今回はリザーブの永野選手が本当に頑張ったと思います。スコア表を見ても、第7試合まではどちらが勝つか分からない攻防をしているんです。そこで急に「永野くん行ってください」と急にまだパリ五輪に出たことのない永野選手が、急にここで出るる。しかも点差が1点勝っている、守っていいのか攻めていいのかも決めなくてはいけないところで、戦わなくてはいけないのはすごく難しいなと思っていて。

(ここで5点取ったことが)日本でフェンシングを知っている人が見たら、すごくびっくりしたんです。うまいこと競ってくれよ、最後の人に回してくれとみているんですけど、ふたをあけてみたら、事実上ここで勝ってしまったといっても過言ではないくらい、「永野くん…」というくらいやってくれた。

MC谷原章介:
相手チーム0ポイントですもんね。

ロンドン五輪銀メダリスト 三宅諒さん:
そうです。5-0ということは、ここでしか永野くんは(五輪に)出ていないので、1点も取られずに金メダルを取った唯一のフェンサーになると。

岸本理沙アナウンサー:
それを予想して出したんですか?

ロンドン五輪銀メダリスト 三宅諒さん:というよりかは、基本的に永野選手を出さないという選択肢も当然あるんですね。そうすると、永野選手は“五輪選手じゃまだない”状態ですね、ですから永野選手が試合に出たことによって、銀メダル以上が永野選手に確定した。そしてここで、頑張ってくださいといわれたのがこの8試合目なので…僕だったらやりたくないです。ここで。

――攻めるか守るかの場面で、攻めることができた精神力の強さは、元々永野選手が持っていたものですか?
映像を見直すと、永野選手、ここの試合までベンチですっごく小さくなっているんですよ。それでバーンって5-0取りましたってなったら、今度はベンチの後ろで仁王立ちして「いいよいいよ」ってやっているから(笑)でも、それくらいのことはしたなと。

MC谷原章介:
2008年の北京五輪で太田雄貴さんが銀メダルを取ったところから日本のメダルが始まって、そんな中いきなり10数年で、(一大会)5個も取れるくらい強くなったのはなぜなんですか?

ロンドン五輪銀メダリスト 三宅諒さん:
まずは、外国人コーチの招請というのがかなり大きいと思います。2008年の北京五輪の太田選手にも、オレグというウクライナ人コーチが来て、今ではフランス人コーチ2名とウクライナ人コーチ1名と。何が変わるかというと、海外コーチを招請することによって、海外で合宿しやすくなるんです。今までは日本で練習しようという感じだったんですけど、今回だとフランス人コーチがいたので、事前合宿とかもフランスを理解しているコーチがフランスの練習場とか、マンションなどもアテンドできてしまうので、そういうところでストレスなく試合に向かえたのが、今回のメダルの秘訣だったと思います。

MC谷原章介:
対外試合、海外での試合の組み方なども、海外コーチの方が有利だったりするのですか?

ロンドン五輪銀メダリスト 三宅諒さん:そうですね、コーチがいいと、今まではいかせてもらっていたのが、呼べるようになってきていて。パリ五輪前は世界各国の選手が、日本に集まってくるという。本当に時代が変わったという印象です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パリ五輪を最後に現役引退を発表しているバレー女子日本代表の主将、古賀紗理那が5日、自身のインスタグラムを更新。感謝の言葉を投稿した。

 古賀は、3日に行われたケニア戦後、コート上に突っ伏して号泣。仲間に背中をさすられた。涙をぬぐって臨んだ試合後のインタビューでは「きょう勝って最後かもしれないし、最後じゃないかもしれない。みんなで気持ちを立て直して勝ててよかった」とトーナメント進出へ望みをつなげ、「今日はキャプテンとかそういうのは考えずに、バレーボールが大好きな古賀紗理那として戦いました」と話していた。

 4日、セット率で1次リーグ敗退が決定。22年まで東レアローズでプレーした親友の白井美沙紀さんは5日、インスタで「さりな本当にお疲れ様」と投稿。古賀がこれをリポストし「ありがとう♥」と短く感謝を伝えた。

 1次リーグ敗退が決まった後、SNS上では「今まで本当にお疲れ様 どんなに苦しい場面も笑顔で周りを引っ張ってくれてありがとう。いつまでも大好きです」「最高のキャプテンです!」「古賀紗理那さんのプレーがもう見られなくなると思うと涙が止まらない」「やだよ引退なんて信じられない まだ古賀ちゃんのバレー観ていたいよ」などと古賀への感謝のメッセージが集まっている。

 ◆古賀紗理那(こが・さりな)1996年5月21日、熊本県出身。母の影響で小学2年からバレーボールを始めた。大津中3年時は全日本中学校選手権で3位。信愛女学院高に進学し、高校2年時から日本代表に選出された。3年時はインターハイ準優勝。卒業後の2015年からNECに所属。23-24年シーズンは皇后杯とVリーグを制する2冠で2連覇に貢献し、MVPを獲得した。21年東京五輪代表。180センチ。最高到達点は305センチ。夫は男子日本代表の西田有志。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パリ五輪

パリ五輪は5日、男子400メートル敗者復活戦で珍事が起きた。それはエントリー7人のうち4人が棄権。わずか3人でレースを行ったこと。

敗者復活戦は今大会から導入されたシステム。従来は各組の予選着順とタイムで決めていた進出の可能性を広げるもの。しかし、男子400メートルの1組は日本の佐藤風雅など棄権が相次いだ。進出しても準決勝で勝負するのは難しい、マイルリレーなど今後の競技を見据える……などの理由から、コンディション調整を優先する判断があったとみられる。結局、エリアン・ラレヒナ(アルゼンチン)が45秒36で1着に入り、準決勝に進出した。

ネット上には「敗者復活の1組目3人って…」「こうなると思ってたよ」「人それぞれ考え方あるからとっても難しいよね…」「すかすかで不思議な感覚」「この敗者復活戦はスケジュールしんどくなる」など、さまざまな声が上がっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パリオリンピック2024 レスリング

大会11日目、日本時間5日にレスリング競技が開幕。日本からは総勢13人の選手たちが出場します。

■金メダル候補…須崎&藤波

女子では50キロ級に須崎優衣選手が出場。東京五輪で全試合で無失点かつ、テクニカルフォール勝ちを決め、金メダルを獲得しました。

2022年から社会人となって練習環境が変わり、「プロとしてレスリングをやっていることへの自覚がさらに強くなった」と話しました。今大会での連覇を狙います。

また53キロ級には公式戦133連勝中の藤波朱理選手が出場。長い手足を生かし、得意の高速タックルで相手をいなしながら攻撃をしかけるプレースタイルでパリ五輪の金メダルを狙います

■男子では2人の五輪メダリスト

男子フリースタイル57キロ級には、リオ五輪銀メダリストの樋口黎選手が出場。またグレコローマン60キロ級には東京五輪銀メダリストの文田健一郎選手が出場します。

男女合わせて五輪経験者は3人。前回の金「5」、銀「1」、銅「1」を超えるメダルラッシュなるか、注目です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆ 2023年より新設されたリーグ公式表彰

 セ・リーグ公式配信番組「JERAセ・リーグレジェンドLIVE」が5日に配信され、番組内で『6・7月度 JERAセ・リーグAWARD』の公開選考会を実施。中日の髙橋宏斗が月間大賞に輝いた。

 『JERAセ・リーグAWARD』は2023年より新設されたリーグ公式表彰で、JERAセ・リーグ公式戦全375試合(日本生命セ・パ交流戦を除く)において、公式記録員が当該試合で“勝利に最も貢献した選手”を1名選出。この回数を月単位でチーム別に集計し、ノミネート回数が最も多かった選手が各球団の代表として公開選考会に進む。

 公開選考会では、各選手の活躍ぶりを振り返ったうえで、出演したレジェンドが月間大賞にふさわしいと思う選手1名に投票。6・7月度の公開選考会でも白熱した議論が繰り広げられ、その結果6名の投票で5票を獲得した髙橋宏斗が、1票の矢野雅哉を押さえ月間大賞に選ばれた。

 髙橋は7月に登板した4試合で32イニングを投げて自責点0。160キロ近い速球に、キレのいいスプリットやスライダーを駆使して打者を完璧に封じ、まさに“無双状態”が続いている。

 番組でMCを務めた川上憲伸氏も「どんどん調子が上がってきてるんですよ」と話し、「ストレートの球速は(以前と)変わらないんですけど、球威だったりストレートで抑える場面が増えてきてるのでかなり充実している。セ・リーグではナンバー1じゃないかなというピッチャーですよね」と異次元の投球を続ける右腕を高評価。

 番組に出演した宮本慎也氏は「もう圧巻の成績じゃないですか。凄い心情的には(矢野)も挙げたかったんですけど、山本由伸がメジャーに行った今、日本ナンバー1のピッチャーだと思います。成績ももう文句なしですよ」とこちらも“無双状態”の背番号19を大絶賛した。



◆ 6・7月度 JERAセ・リーグAWARD

<中日>
髙橋宏斗
[6・7月成績] 6登板 5勝1敗 防御率0.40 ※交流戦は除く 

・ノミネートプレー
[6/21] 先発として7回無失点の好投で4勝目
[7/5] 先発として99球4安打で完封勝利
[7/12] 8回3安打11奪三振無失点の快投
[7/19] 8回を投げて4安打12奪三振無失点の好投
[7/30] 先発で7回3安打無失点で勝利投手


▼ 6・7月度・各球団の代表選手

<阪神>
森下翔太

<広島>
矢野雅哉

<DeNA>
東克樹

<巨人>
岡本和真

<ヤクルト>
J.オスナ

<中日>
髙橋宏斗

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月21日、東京で開催されたイベントで「パリにはちょっと今回、行けないですけど、日本でいろいろな仕事をして、日本で応援したい」と語ったのは、女子レスリングで五輪3連覇を果たした吉田沙保里(41)だ。“霊長類最強女子”の姿は、パリにはないのだ。

 

 NHKは体操の内村航平(35)、日本テレビは競泳の萩野公介(29)、フジテレビは卓球の石川佳純(31)など、テレビ各局が五輪メダリストを「中継キャスター」に起用し、パリに送り込んでいる。にもかかわらず、実績も知名度も抜群で、前回の東京五輪では日テレのキャスターに起用された吉田が日本に留まっているのだ。テレビ局関係者が語る。

「吉田さんは気さくで人当たりが良く、テレビ慣れしているのでスタッフからも信頼されているのですが、やはり五輪3連覇のレジェンドでタレントとしても“最強”だとどうしてもギャラ(出演料)が高くなる。そうした理由からオファーを見送ったところもあったようです。

 パリ五輪はどの局も円安の影響も大きく制作費削減を強いられていたので、現役を引退したばかりの“若手”の起用が多かった印象です」

 すでにバラエティ番組や情報番組でタレントとしても活躍している吉田だからこそ、五輪レポートでの起用が躊躇されるところもあるのだという。前出のテレビ局関係者が続ける。

「アスリートとして国民栄誉賞を受賞し、芸能界の人脈も豊富な吉田さんは、若手の現役選手にとっては凄すぎる存在。そんな吉田さんにインタビューされるとなると、現役選手は萎縮してしまったり、どうしても吉田さんのほうが注目されてしまったりすることもあります。制作費の事情で、現地のキャスターやスタッフの人数が絞られる中で、局側も吉田さんの起用については遠慮したところはあるのでしょう」

 普段は大物アスリートや芸能人との煌びやかな交流の様子を続々とインスタグラムに投稿している吉田。だが、7月26日にNHKが生放送した『パリオリンピック2024 開幕直前スペシャル』にゲスト出演したことを報告して以降は、自身が出演するCM、黙々とカーペットを貼る動画、ギターの弾き語り動画や愛犬の画像などを公開している。

「(24時間限定の)ストーリーズで阿部一二三選手に向けて〈一二三くん!金メダルまであと1つ!〉〈詩ちゃんの分まで頑張って〉と応援する画像を載せていましたが、あとは控えめです。

 日本から応援しつつも、今まさに主役の選手や後輩アスリートより目立ってしまわないように配慮しているのかもしれませんね」(同前)

※週刊ポスト2024年8月16・23日号

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パリ五輪

パリ五輪のバドミントン混合ダブルスで、日本の渡辺勇大、東野有紗組(BIPROGY)が銅メダルを獲得した。2021年東京五輪に続く2大会連続のメダル獲得。2人は日本オリンピック委員会(JOC)の企画で、選手村で驚いたことを明かしている。

JOC公式Xの「ワタガシペアへ質問!」のコーナー。パリ五輪ならでは凄いと思ったことを問われた東野は「私たち選手村が初めてて、いろんなものが無料で提供されている」とコメント。中でも「フランスパン、バケットが凄く温かい状態で、焼きたてで食べられる」と美味しい逸品を挙げた。

「めっちゃくちゃ美味しい」と感動した様子。だが「毎回行くんですけど、1時間待ちとかなので、結局1回くらいしか食べに行けてないです」と人気ぶりに驚いた。隣で頷いていた渡辺は「フランスパン本当においしいです。皆さんもぜひ!」と語っていた。

ファンからは「選手村の焼き立てフランスパンがおいしいけど1時間待ち(´・ω・`)というかわいい情報」「食べてぇ~」などとコメントが書き込まれていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“追記”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自民党は憲法改正実現本部のもとに設置したワーキングチームで、緊急事態が起きた際に国会の機能を維持するための条項について、衆参両院の議員の意見をとりまとめました。

憲法改正実現本部 古屋圭司 本部長
「自民党の中においても衆議院と参議院で意見が隔たりがありましたので、ここのところについて、ほぼ100%意見をとりまとめられました」

5日の会合では大規模災害の発生など緊急事態の対応をめぐり、参院の緊急集会は憲法で定める「唯一の緊急事態条項」であり、その権限は「原則として『国会の権能の全て』」に及ぶことを確認しました。

また、「緊急事態」の対象は大規模な災害のほか、テロや感染症のまん延なども含むとしています。

このほか、憲法に自衛隊を明記するかについては、「今後、早急に取り組んでいかなければならない論点」だとしています。

自民党は7日に岸田総理も出席する「憲法改正実現本部」を開催し、この案を正式に決定する見通しで、憲法改正実現本部の古屋本部長は今後、憲法改正に向け、「憲法審査会の幹事で各党と調整していく」と話しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パリ五輪 第11日 ▽体操男子(5日、ベルシー・アリーナ)

 団体&個人総合を制した初出場の岡慎之助(徳洲会)が種目別鉄棒決勝で金メダルを獲得した。1972年ミュンヘン五輪の加藤沢男以来、52年ぶりに日本男子3冠の偉業をなし遂げた。この日は種目別平行棒でも銅を獲得。体操で五輪1大会4個のメダルは、1984年ロサンゼルス五輪の具志堅幸司以来40年ぶりの快挙だった。

 岡は鉄棒金については「奇跡ですね」と声を弾ませた。4個のメダルを獲得した今大会について問われると「サイコー! しか言ってないんですけど。本当に自分の中では団体の金メダルが一番うれしいです」と笑顔を見せた。

 鉄棒で岡の難度を表すDスコアは予定では8人中、ヨルギウ(キプロス)と並んで最も低い5・9点。しかし、大半の選手が落下や着地の大過失が出る中、最後までミスなく演技したのは岡だけだった。技の美しさを表すEスコアは8・633点と、ただ1人だけ8点台をマークした。合計では2位のアンヘル・バラバス(コロンビア)と同点の14・533点だが、同点の時はEスコアが上の選手が上位となる。日本が誇る技の美しさで獲得した金メダルだった。

 団体決勝では、自ら任された種目で大きなミスなく演技を完遂。3・267点差で迎えた最後の鉄棒は、中国に大きなミスが出て、一気にチャンスが巡ってきた。日本も失敗すれば、金が遠ざかる緊迫の中、岡は2番手で14・433点と確実につないだ。21年東京五輪2冠の橋本も「何で初代表はこんなに強いんだ。やべえなって思った」。初舞台も堂々の演技を見せた。 絶好調のまま迎えた個人総合決勝では、橋本と張(中国)、世界王者の一騎打ちが予想されたが、両者にミスが出る波乱の展開。そこでも岡は「緊張をかみしめながら楽しんで」と左右されなかった。床運動から着地を止め、好発進。笑顔が絶えない。まさに心から楽しんでいるようだった。出来栄えを示すEスコアは、つり輪を除く5種目で8点後半台。ニッポンの伝統、美しい体操で世界を驚かせた。

 名前の由来は「スーパースターになってほしい」とプロ野球・巨人の阿部慎之助監督から。自身が野球経験者で名付けた父・泰正さんは、個人総合を制した後、五輪で輝く息子に感涙。「(僕の中での)スーパースターは息子ですね」と誇っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パリ五輪 第11日 ▽バレーボール男子準々決勝 日本2―3イタリア(5日、パリ南アリーナ) 

 決勝トーナメント初戦となる準々決勝が行われ、日本はイタリアにフルセットで敗れ、2大会連続で8強で敗退となった。目標に掲げてきた1972年ミュンヘン大会以来、52年ぶりの金メダルの夢は破れた。試合後、主将の石川祐希は「僕が最後に一本決められずにこういう結果に。非常に責任を感じている」と振り返った。また、イタリア選手と抱き合った高橋藍は、涙を見せた。

 

 フルセットの死闘となった。先発は、高橋藍、石川祐希、西田有志、高橋健太郎、関田誠大、山内晶大。第1セットは西田がスパイクを決め、サービスエースを奪い、観客をあおるパフォーマンスも見せ、会場を盛り上げた。主将・石川の気迫のこもったプレーなどで25―20で先取。

 第2セットは6―6から西田が技ありの一打で盛り上げ、21―23から石川、西田が連続で決めて23―23と追いついた。リベロ・山本智大の体を張ったレシーブに応えるように石川がレフトから強烈なスパイクを決め、最後も石川がレフトからスパイクを決めて逆転で連取した。

 第3セットは、西田が左足を負傷し、治療を受ける場面もあったが、笑顔でコートに戻りプレーを続けた。20―20と追いつかれるも、石川のバックアタックで21―20。21―21からは藍がレフトからスパイクを決めた。続いて石川もレフトから強烈な一打。24点目も石川が奪った。だが、イタリアも負けじと24―24のジュースに。イタリアが意地を見せ、25―27と落とした。

 第4セットは石川、西田、藍が得点を重ねるも19―20とイタリアが先に20点に到達。そこから日本も藍のスパイクなどで追い上げ21―20に。だが、イタリアが3連億得点で21―23に。日本もそこから石川がスパイクを決めるなど24―24で2S連続ジュースに。だが、イタリアがそこから2連続得点で26―24でセットカウントは2―2に。

 運命の最終セット。日本は先発を組み替え、高橋健太郎に代わり、小野寺太志が入った。石川祐希、西田有志、関田誠大、山内晶大、小野寺が先発。石川の強烈なスパイクから試合が始まった。1―1からは会場内に「ニッポンコール」が響き渡った。互いに4強入りをかけて譲らない展開が続き、3―4から日本が藍や西田のスパイクで3連続得点。6―4としてイタリアがタイムアウトを要求した。その後も互いに熱戦を繰り広げ、8―8とした。

 石川のライトからのスパイクが決まり、先に日本が10点に到達。イタリアも反撃を見せ、11―10とした。その後も死闘が繰り広げられ、西田がスパイクを2本決め、13―13。だが、そこから藍がスパイクをミスして13―14に。

 だが、石川がレフトからスパイクで14―14の3S連続のジュースに。再び石川の強烈なスパイクで日本がマッチポイント。15―15と追いつかれ、そこからイタリアに連続得点を許し、15―17で終戦した。

 日本は第3セットで24―21とマッチポイント奪いながら、まさかの大逆転負け。4位だった1976年モントリオール大会以来、48年ぶりの五輪4強入りという快挙達成はならなかった。 

 日本は昨年7月のネーションズリーグ(NL)3位決定戦では3―2でイタリアを破った。22年世界選手権覇者の強豪を倒しての主要国際大会では46年ぶりの表彰台となる銅メダルを獲得。チームは勢いづいた。昨秋のパリ五輪予選では16年ぶりとなる自力での出場権を獲得。五輪前のNLでは初の銀メダルをつかみ、弾みをつけた。パリ大会は前回東京の8強を超える、52年ぶりの五輪の頂点を目指すと決意してきた。 

 1次リーグ(L)では、1勝2敗と苦しんだ。最終戦の米国戦で先に2セットを落とした後、第3セットを25―18で死守したことで、C組3位で2大会連続8強が決まった。そのセットでは、大黒柱の石川祐希主将(ペルージャ)がパスの安定感に欠いたため、ベンチに下げられた。主将は「まずは最低限。ここからは負けたら終わり。しっかりと勝ちきる準備をして臨みたい」と決勝トーナメントに向け、気合を入れ直していた。 

 強豪のフランスやポーランド代表を導いたフィリップ・ブラン監督が2017年に日本代表のコーチに就任した。21年東京五輪で29年ぶりの8強入りを果たし、五輪後に監督を引き受け、日本代表では2人目の外国人の監督が誕生した。若手有望の高橋藍(らん)や甲斐優斗(専大)らをイタリアやフランスの海外挑戦を勧めるなど、さまざまなアプローチで強化を図ってきた。チーム内の会話は全て英語。最初は話せなかった選手もこの3年で勉強し、ブラン監督の指導を理解し、体現できるようになった。 日本にきて8年。ブラン監督は母国・フランス開催の五輪を「集大成」に据えてきた。五輪後は韓国のクラブチームで指揮を執ることは決まっている。

 指揮官は21年に石川を主将に指名した。石川とはイタリアでプレーしている時も逐一連絡を取り合い、信頼してきた。「どうすればスタッフが選手に考えを伝えられるか。どういうコミュケーションを取れば選手とよりよい状況をつくれるか相談する。チーム内の方向性を決める上で、どうすればよりチームに浸透できるか聞いている」と強い絆を築いてきた。

 52年ぶりの頂点には届かなかったが、ひとつ日本のバレーボールの歴史は変わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日6日(火)の天気予報 広範囲でゲリラ雷雨注意 沖縄に熱帯低気圧が接近

■ 天気のポイント ■

・晴れてもゲリラ雷雨に注意
・東海~西日本は危険な暑さが続く
・沖縄は強まる雨風に注意

明日6日(火)も東北~九州では強い日差しが照り付けて厳しい暑さが続きます。

午後は内陸部を中心にゲリラ雷雨の可能性あり。熱帯低気圧が接近する沖縄では強まる雨に注意が必要です。

晴れてもゲリラ雷雨に注意

 

明日6日(火)のゲリラ雷雨リスク

明日6日(火)も東北~九州では強い日差しが照り付けて厳しい暑さが続きます。大気の状態が不安定で午後は内陸部を中心にゲリラ雷雨の可能性があります。晴れていても天気の急変に注意が必要です。

荒天の間は外出を控えて屋内で安全を確保するようにしてください。

東海~西日本は危険な暑さが続く

東海や西日本を中心に35℃以上の猛暑日になる予想です。健康を脅かしかねない危険な暑さが続くので熱中症対策が欠かせません。昼間の外出は極力短時間にして、涼しい屋内で過ごすようにしてください。

日傘や帽子で直射日光を遮るだけでも厳しい暑さが和らぎます。

沖縄は強まる雨風に注意

本州の南の海上に発生した熱帯低気圧が西に進みながら沖縄に接近します。先島諸島を中心に雨が強まり、強風で横殴りの雨になるおそれがあります。

竜巻を含む突風の発生にも注意が必要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広島は6日、79回目の原爆の日を迎える。広島市中区の平和記念公園では、午前8時から平和記念式典が開かれ、被爆者や遺族、岸田文雄首相らが参列し、犠牲者に祈りをささげる。式典には109カ国と欧州連合(EU)代表部が参列する見通し。
松井一実市長は平和宣言で、ロシアによるウクライナ侵攻が長期化し、中東情勢が緊迫化する中で、「国家間の疑心暗鬼が深まり、国際問題を解決するには、武力に頼らざるを得ないという考え方が強まっている」と危機感を表明。被爆者の体験記や、東西冷戦を終結に導いた故ゴルバチョフ元ソ連大統領の言葉を引用し、為政者に対話と核抑止論からの政策転換を促す。
また、若者をはじめとする市民社会の交流の重要性を説き、「平和文化を共有できる世界」を創ることを呼び掛ける。日本政府には、核兵器禁止条約への署名・批准を求めるほか、高齢化が進む被爆者の支援充実を要請する。
前日の5日夜には原爆ドーム前で、鎮魂と慰霊のための「かがり灯」が行われた。多くの人が川面に浮かび上がった炎を静かに見守った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5日、日経平均株価が大暴落しました。株価が下落した背景には、大きく分けて2つの要因があるといいます。考えられる日本経済への影響も含めて、日本テレビ経済部・金融担当キャップの渡邊翔記者が解説します。

■株価下落…2つの要因

鈴江奈々キャスター

「5日は(日経平均株価が)“大暴落”ということで、この先の影響も気になるところですが、どうなんでしょうか?」

経済部・金融担当キャップ 渡邊翔記者

「今年に入ってからの日経平均株価の動きを確認します。7月11日に史上最高値の4万2224円2銭をつけました。その後、少し落ちましたが、7月31日には3万9101円82銭まで回復していました。しかし、その後に株価が一気に下がってきて、5日は3万1458円42銭で取引を終えました。下げ幅が、5日は過去最大になり、今月2日の先週金曜日、前の営業日と比べると、4451円28銭の下げ幅となっています」

鈴江奈々キャスター

「先週から株価は急落して、その下げ幅というのがこれだけ大きくなっているんですが、なぜこんなに一気に下がったのでしょうか?」

渡邊記者

「大きく分けて2つの理由があります。1つは円高の進行です。先週、日銀が利上げを行いました。一方、アメリカでは逆に金利を下げる利下げが始まりそうだとなって、円高が一気に進んでいます。5日の円相場は一時、1ドル=141円台になりました。円高は輸出企業にとってはマイナスの影響があるので、結果として株価を下げる要因にもなっているということです」

「もう1つ、それよりも大きな要因があります。アメリカで先週発表された経済に関する指標が市場の予想よりも悪かったので、アメリカの景気が後退するのではないかという懸念が一気に広がったことです。アメリカの株価が大きく下がると、その流れを受けて日本の株価も急落したということです。7月には4万2000円台まで上昇して史上最高値を更新したばかりでしたが、8月に入ってからの株価の下げ幅は1日、2日、5日のわずか3営業日で実に7643円となりました。市場関係者に聞くと、『5日の株価はさすがに下げすぎだ』と。株価が一気に下がることで投資家が『自分も株を売らないといけない』とパニックになってしまって、どんどん株が売られる状態になったというふうに分析しています」

■株取引…やっていない人にも影響が?

鈴江キャスター

「パニック安なのではないかという分析がありますが、下げ幅が1987年のブラックマンデーの時を超えたということですが、その当時と今、日本社会、そして世界を含めて違いますけれども、どんな影響があって、今回も同じようなことが起きるのか、このあたりが気になるのですが」

渡邊記者

「実はブラックマンデーの時、私はまだ生まれていなかったものですから、当時を知る人に取材すると、日本では、当時は数字の下落幅ほどの実際の影響はなかったと。というのも、当時はバブル経済でしたから、半年ほどで落ちた分は回復したと。一方で日本では、当時は今の新NISAのように株式投資を一般の人が広くするという文化がまだありませんでしたから、必ずしも当時と比較できるものではないというふうに思います」

鈴江キャスター

「今の話にもありましたけれども、株取引をやっている人への影響は想像がつきますが、やっていない人にも今回、影響は考えられるんでしょうか?」

渡邊記者

「市場関係者に取材すると、やはり株価が大きく下がっていくと、景気が悪くなるのではないかという見方が広がります。それが経済にとって今後のリスクになるのではないかということでした」

鈴江キャスター

「なるほど」

渡邊記者

「ここで株価が下げ止まるのか、5日時点ではまだ見通せませんが、日本経済全体でみると、今好調な賃上げを背景にデフレから完全に脱却できるのかの正念場にいますので、株安の影響が経済全体にどう影響するかというのが1つのポイントになってきます」

■下げ止まりのタイミングは

鈴江キャスター

「その今後ですが、株価の下落はいつまで続くと考えられるんでしょうか?」

渡邊記者

「市場関係者に5日に聞くと、誰に聞いても『今日のところは、どこまで下がるか分からない』と。市場がまずは落ち着くまで待つしかないというふうに話しています。ただ、下げがあまりにも早すぎて大きすぎると。あとアメリカの影響というのが相当大きいので、『日本経済の実態からみると、株価下げすぎじゃないか』という指摘もありました。ある市場関係者は、『近いうちには下げ止まって、ひとまず株価が反発する局面を迎えるとは思うけれども、今週の前半くらいはまだ乱高下で落ち着かない状況が続くだろう』というふうに話していました」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パリ五輪に出場したバスケットボール男子日本代表が5日、羽田空港に帰国した。

 1次リーグ3連敗で敗退したが、開催国の強豪・フランス戦では延長戦にもつれる激闘を演じるなど世界に存在感を示した。チームを率いたトム・ホーバス監督は次の4年間も続投する意志があるかを問われ「やりたい気持ちはすごくある。この選手たちがすごく好き。でも答えはそんなに簡単じゃない。準備してきた五輪を終えて、選手もスタッフも気持ちが下がる。終わったばかりで大きな判断はしたくない。ちょっとゆっくりしたい。そこからいろいろ考えて」と話した。

 今大会戦いぶりについては「(ベスト8の)目標を達成できなくて本当に残念ですけど、日本のバスケットボールを世界に見せた。選手のエナジー、バスケはよかった。全部出した」と総括。その上で「五輪は世界のベストメンバー、ベストチームで簡単じゃない。ドイツ戦も第4Qまでわからず、フランス戦も最後まで分からなかった。ブラジル戦も第4Qまで2点差。負けたのは悔しけど選手たちは頑張った。すごく誇りに思う」と振り返った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パリオリンピックの柔道男子66キロ級で2連覇した阿部一二三が4日放送の『Mr.サンデー』に現地フランスのスタジオから中継で出演。その時のMC宮根誠司との掛け合いが問題視されている。

宮根誠司の質問に冷静回答

 番組内では、宮根誠司が阿部に対し、「一二三選手、話が早いですけど、4連覇して野村(忠宏)さん超えなんでしょ?」と半ば強引とも取れる質問が飛んだ。それに対して阿部は「野村さんの3連覇にリーチをかけられたので、まずは次のロサンゼルスで3連覇して野村さんに並びたいなと思います」と冷静に答えたのだ。

 スタジオにいた野村忠宏氏からは「これからロスまでの4年間は年齢も重ねるし。ケガも増えるだろうし。減量も苦しくなるだろうし。ライバルも誕生するし。いろんな変化がある。3連覇への道っていうのは今まで以上に過酷な道になる」とフォローとも取れるコメントも。

 その様子にネットからは、質問する姿勢を問う声が上がっている。

《もっとアスリートにリスペクトを感じるインタビューをして欲しい》

《宮根、軽々しく言うなよ》

《今は考えられるわけも、考えたくもないだろうに…そっとしてあげなさい》

 選手へのインタビュー時、アナウンサーやタレントの姿勢に疑問の声が上がるのは今回だけではない。

松岡修造も炎上
「パリ五輪では、松岡修造氏が8月1日に行われたバスケットボール女子、日本対ドイツ戦のハーフタイム中に、日本代表主将の林咲希選手にインタビューをしてしまったことがSNSで炎上しています。“熱さ“が売りの松岡氏ですが、今回ばかりはさすがに反感を買ってしまいましたね」(テレビ局関係者)

 オリンピックに命をかけている選手への声掛けやマナーは、視聴者の目も厳しい。

「今回の五輪は、NHKの中川安奈アナの服装が物議を醸したことから始まり、オリンピック開始直後から、数々のインタビューアーのマナーや言動について問題視されています。

 インタビューでは報道する側として、選手が感じている瞬間的な気持ちを聞きたい、伝えたい、という気持ちはわからなくはない。しかし、最低限の気遣いは持っておきたいものですね…」(スポーツ紙記者)

 開催期間も残りあと1週間となったパリ五輪を気持ち良く締めくくれるか。気遣いとマナーある対応を求めたいところだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パリ五輪

パリ五輪は5日、男子バレーボールの準々決勝が行われた。世界ランキング6位の日本が、同2位のイタリアと対戦。2-3(25-20、25-23、25-27、24-26、15-17)で逆転負けを喫し、1976年のモントリオール五輪以来、48年ぶりの準決勝進出はならなかった。状態の上がらなかった主将・石川祐希らが活躍し、第3セットではマッチポイントも握ったが、壮絶な逆転負けとなった。

ベンチに昨年3月に胃がんで亡くなった元日本代表・藤井直伸さんの遺影が立てかけられ、ともに戦った日本。第1セットは石川がスパイクを決めるなどリードを奪い、途中5連続ポイントも。最後は相手のミスにより、25-20で取った。第2セットは一進一退の展開となったが、最後は日本が4連続得点。またも石川が強烈なスパイクで吠え、25-23で2セットを連取した。

第3セットも日本が優勢だったがイタリアが終盤に追いつく。21-21から高橋藍、石川のスパイクで連続得点。さらに山本のスーパーレシーブから石川が得点してマッチポイント。しかしここからイタリアに粘られ、25-27の逆転で1セットを落とした。

第4セット、リードを許すが高橋藍のサーブでリズムを作って追いすがる日本。必死の守備から攻撃につなげ、19-19と追いついた。20-20から高橋藍のエースで一時逆転。しかしブロックの強いイタリアも譲らず、最後は24-26で取られて2-2のタイとなった。

死闘は最終セットに突入。相手のサーブ時には大きなニッポンコールも鳴り響く中、西田がサーブから躍動。石川も奮闘するなど総力戦になった。13-14から石川が執念の連続得点。15-14と逆転したが、イタリアも負けじと再逆転。最後は押し込まれて日本が敗れ、死闘に決着がついた。イタリアに五輪で勝利すれば1984年ロス大会以来、実に40年ぶりの快挙だったが、ほんのわずかな差で届かなかった。

主将の石川は試合後に涙。「勝つチャンスを持っていながら僕が最後一本決めれずこういう結果になった。責任を感じています」とコメントした。「メダルを取ると言い続けてこの結果なので、強く受け止めなければならない。集大成がこういう結果に終わってしまったので、主将として力不足だったと思う。一人のエースとしても力不足だと感じている」と責任を背負った。

歴代最高との呼び声も高かった。石川は「最高のチームだったと思うし、結果が伴わなかったが、皆ベストプレーを出してくれた。僕が最後の1点とって結果を出せなかった。皆に申し訳ない気持ちと、ここまでついて来てくれてありがとうという感謝の気持ちでいっぱいです」と話した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パリ五輪 第11日 ▽卓球(5日、パリ南アリーナ)

 男子団体の1回戦で世界ランキング4位の日本は同15位のオーストラリアに3-0で快勝し、準々決勝に進出した。日本男子は戸上隼輔(井村屋グループ)、篠塚大登(愛知工大)組のダブルスが1勝を挙げると、続くシングルスに、エースで世界9位の張本智和(智和企画)を投入。19歳の相手に第3ゲームこそ競ったが、ストレートで仕留めると、日本に順当に2勝目をもたらした。

 この日は、日本女子もポーランドに快勝。妹の張本美和(木下グループ)が五輪デビューを果たし、兄より先に、団体戦で記念すべき1勝を挙げていた。続く兄の1勝で、この日は兄妹とも勝利で日本の快勝に貢献した。日本男子最後はシングルスで篠塚が出場し勝利で締めくくった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パリ五輪 第11日 ▽陸上(5日、フランス競技場)

 男子200メートル予選6組で、日本歴代8位(20秒23)の自己ベスト記録を持つ鵜沢飛羽(筑波大)は20秒33で3着となり、各組の上位3着が進める準決勝進出を決めた。21歳の学生スプリンターが決勝の大舞台を目指す。

 鵜沢飛羽「決勝しか狙っていない。自分の走りができれば勝負できると思っていました。思った以上にタイムは悪いですが、全体的にタイムが悪いので、こういう雰囲気の中で勝負強さが試された。(100メートル金メダルのノア・ライルズらも見える位置にいたが)意外に突っ込めましたね。(準決勝では)強い選手しかいないので、自分の走りが貫けるか、が重要になってくるので、気持ちと体を整えて、決勝進出と末続慎吾さんが持つ日本記録(20秒03)を超せるように頑張っていきたい。(末続さんは2003年パリ世界陸上で銅メダルを獲得しており)パリは縁起のいいところだと思うので、自分もパリで何かあると期待しています」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パリ五輪大会組織委員会のエスタンゲ会長が4日の陸上男子100メートル決勝で、選手紹介から選手に位置につくように合図を出すまでに通常より時間がかかったのは、この間にトラックへの侵入未遂があったためだと明らかにした。5日、地元メディアが報じた。

 選手達はレーン上でしばらく待たされたが大きな混乱はなく、レースはノア・ライルズ(米国)が9秒79で制した。エスタンゲ会長は「警備員がよく対応してくれた」と説明した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バレーボール男子決勝トーナメント準々決勝で、世界ランク6位の日本は同2位のイタリアにフルセットの末、惜敗した。試合後、「サーブミス」が物議を醸している。

日本は第1、2セットを連取したが、第3、4、5セットを立て続けに奪われ、1976年モントリオール五輪以来、48年ぶりの4強入りにはあと一歩届かなかった。

試合後、X(旧ツイッター)のトレンド上位はバレーボールが席巻。「ブラン監督」「あと1点」らとともに目立ったのが「サーブミス」だ。特に第5セット、マッチポイントで小野寺太志がサーブをミスした場面が議論を呼んだ。

ネット上では「すまんか最後のあれを攻めたは無理あるやろ…。まぁあれが攻めたサーブだとしてもサーブミスで流れ完全に壊したのは事実」「あそこで勝負行くのおかしい」「入れるだけでいいのに」などと、要所でミスとなってしまったことを批判する声が上がった。

これに対し「サーブミスがトレンドだなんて…」「ミス叩く奴は素人」「頼むから小野寺責めるのやめてくれ」「たまの試合しか見んやつが大事な場面のサーブミスを責めんな。チームスポーツでたった一人の責任なんて存在しないし、勝つつもりのプレーを責める資格なんかずっと見てるファンにもコート上の選手にもない」「入れるだけサーブ打ってくるチームなんて世界の8強にはいないのよ」など、擁護する声も殺到した。

熱戦を繰り広げたバレー男子。日本中を盛り上げたのは間違いない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦