栃木・佐野で41度=関東と静岡、6地点が40度以上―30日も熱中症警戒

29日の40度以上の観測点



東・西日本は29日、九州南方の高気圧に覆われて晴れ、気温が大幅に上がった。気象庁によると、栃木県佐野市で41.0度となり、今年の全国最高気温を更新。2018年に埼玉県熊谷市、20年に浜松市中央区で観測した統計史上最高41.1度に次ぐ記録となった。
群馬県館林市と浜松市天竜区では40.2度、群馬県伊勢崎市では40.1度、茨城県古河市と熊谷市では40.0度を観測し、5県計6地点で40度以上となった。
関東内陸部や静岡県では厳しい暑さが連日続き、29日も日射が強かった上、風が山を越えた際に高温となるフェーン現象が起きた可能性もある。佐野市では20日から最高気温35度以上の猛暑日が続き、28日は38.0度を観測していた。
29日の主要都市の最高気温は、東京都心(千代田区)37.3度、名古屋37.4度、京都39.4度、大阪35.7度、福岡35.2度。30日も猛暑日の所が多いと予想され、気象庁などは熱中症に厳重な警戒を呼び掛けている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パリ五輪 第4日 ▽卓球(29日、パリ南アリーナ)

 男子シングルス1回戦で張本智和(智和企画)がマルタン・アレグロ(ベルギー)にストレート勝ちし、初戦を突破した。

 張本は第1ゲームを11―3で先取すると、第2ゲームも11―2。第3ゲームでも相手を圧倒すると、第4ゲームも11―5で奪った。

 試合後は、会場から送られた大歓声に笑顔で応えた。

 27日に行われた混合ダブルス1回戦では、早田ひな(日本生命)とのコンビで挑むも、北朝鮮のリ・ジョンシク、キム・グムヨン組に、1―4でまさかの敗戦を喫した。世界ランク2位で第2シードの『はりひな』ペアは、世界ツアーに全く参戦していなかった未知なる相手に完敗。

 21年東京五輪で金メダルを獲得した水谷隼、伊藤美誠組に続く日本勢連覇の夢は早くも終わったが、男子シングルスの初戦は快勝で意地を見せた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇パリオリンピック2024(大会3日目=日本時間29日)

日本がメダルランキングのトップに立っています。

大会3日目を終えたパリオリンピック。日本勢は柔道女子48キロ級・角田夏実選手の今大会第1号となる金メダル獲得に始まり、柔道男子66キロ級・阿部一二三選手が五輪2連覇、スケートボード女子ストリート・14歳の吉沢恋選手が初出場で金メダル、フェンシング男子エペ・加納虹輝選手が日本人初優勝の偉業達成と、これまで4つの金メダルを獲得しました。

大会のメダル獲得数で表される「メダルランキング」は、金メダルの個数が最も評価され、次に銀、銅と多い順に順位がつけられます。

日本は現在、「金4・銀2・銅1」で計7個のメダルを獲得しており、オーストラリアと金メダル獲得数で並びながらも、オーストラリアが「金4・銀2」の計6個であるため、獲得総数の差で首位に立ちました。

また、アメリカは「金3・銀6・銅3」で計12個のメダルを獲得しており、総数では最も多いものの、金メダル数で日本とオーストラリアに劣り、現在ランキング3位につけています。

▽メダルランキング(大会3日目終了時点)

1位 日本(金4・銀2・銅1)

2位 オーストラリア(金4・銀2)

3位 アメリカ(金3・銀6・銅3)

4位 フランス(金3・銀3・銅2)

5位 韓国(金3・銀2・銅1)

6位 中国(金3・銀1・銅2)

7位 イタリア(金1・銀2・銅3)

8位 カザフスタン(金1・銅2)

9位 ベルギー(金1・銅1)

10位タイ ドイツ、香港、ウズベキスタン(金1)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「パーソル パ・リーグTV」に投稿されたレイエスの「わちゅごなダンス」

新助っ人の“仕草”にファンが興奮している。日本ハムのフランミル・レイエス外野手は今季からチームに加入したが、屈強な肉体からパワーだけでなく愛くるしい振る舞いでも人気を博している。試合中にはファイターズガールのダンスを見ながら自身もノリノリで踊りだし、「レイたん可愛い」「キュートすぎる」などと注目されている。

「パーソル パ・リーグTV」が28日に「【わ】わちゅごな!どすどす!わちゅごな!どすどす!【まとめるほどではないまとめ】」と題して動画を投稿。色々な球団のプレーが特集されている……わけではなく、レイエスが激走してホームインする様子や、日本ハム選手が肩を組みながら歩くシーンなどがまとめられており、中でも注目の声が寄せられたのはレイエスのダンスだ。

日本ハムのオフィシャルチアチーム・ファイターズガールは、今季からきつねダンスだけでなく「わちゅごなダンス」を披露し、話題を呼んでいる。リズミカルな曲が場内に流れると、場内は盛り上がりを見せているが、ファンだけでなく選手もお気に入りのようで、レイエスもベンチで体をフリフリ。

動画内では他のシーンも取り上げられているが、「言葉で表せないくらい可愛いレイちゃん」「わちゅごな完璧覚えてた」「まじかわちぃ」「レイエスが可愛すぎる」などとの声が寄せられ、どのシーンよりもレイエスが注目を浴びていた。

レイエスは28日時点で54試合に出場し、打率.236、8本塁打、21打点、OPS.750をマーク。2本の満塁本塁打を放つなど要所の打撃が光り、好調なチームを支えている。愛くるしさとパワーで今後も存在感を発揮するか注目したい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

都市対抗野球大会第11日は29日、東京ドームで準決勝が行われ、JR東日本東北(仙台市)と三菱重工East(横浜市)が勝ち、ともに初の決勝に進んだ。

 JR東日本東北は四回に金沢が逆転2ランを放って終盤にも加点し、西濃運輸(大垣市)を8―4で破った。三菱重工Eastは五回に3点を先制。八回には中日などでプレーした武田の本塁打で2021年優勝の東京ガス(東京都)を4―1で下した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

重い歴史の扉が開かれた。総合馬術の団体で日本が銅メダルを獲得した。馬術でのメダルは1932年ロサンゼルス五輪で「バロン西」こと西竹一中尉が金メダル獲得して以来。実に92年ぶり、2度目の快挙となった。
馬場馬術、クロスカントリー、障害飛越の3種目で競う総合馬術。3人の成績による団体で日本は第2種目のクロスカントリーを大岩、戸本が減点なしで完走。3位につけ、メダルへ順調に進んでいた。
しかし、最終種目の競技前の馬体検査で1頭が通過できなかった。入れ替えを行ったため減点となり団体決勝は5位からのスタートに。それでも3人が大きなミスなくまとめて、メダル圏内へと順位を上げた。
馬術が初実施されたのは00年パリ五輪。始まりの地での歓喜だった。今でこそ男女の区別なく出場できるが、当初は軍人男性による限られた競技で、西中尉も軍人だった。
西中尉の金メダル以降は成績が残せなかった。国際レベルで戦うには島国という環境が壁になった。五輪の馬術は英国式で競技の中心は欧州。馬を伴う競技である以上、他の競技と比べて移動が簡単ではない。馬の輸送、その費用の問題、馬の検疫などがあり、国際競争力を養う舞台にたどり着くのが大変だった。十分な強化ができず、五輪では入賞が精いっぱいのまま時が流れていった。
そんな状況を変えたのが大岩だった。2001年から欧州を拠点に活動を始め、強い馬と巡り会う幸運もあり実績を残し始めた。周囲からは「ヨシ」と呼ばれ受け入れられ、ここから日本選手への見方が変わったという。
13年に東京五輪開催が決定。強化に本腰が入り、日本中央競馬会などの支援を得て多くの選手が海外を拠点に活動できるようになった。今大会で出場した4人は総合馬術が盛んな英国が活動拠点。周囲の支援、環境の変化が日本の馬術を強くした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

競馬専門チャンネル「グリーンチャンネル」が無料放送

パリ五輪は29日、総合馬術団体がベルサイユ宮殿で行われ、日本は115.80点で銅メダルを獲得した。日本勢の表彰台は金メダルだった1932年ロサンゼルス五輪以来、92年ぶりのメダル。愛称「初老ジャパン」のメンバーが快挙を達成した。

48歳の大岩義明、41歳の戸本一真、38歳の北島隆三、39歳の田中利幸で平均41.5歳。この快挙を日本で放送したのが、競馬専門チャンネル「グリーンチャンネル」だ。普段は中央競馬などのレース中継でお馴染みの有料チャンネルが、馬術を無料放送した。その中継で92年ぶりの歴史的瞬間が生まれた。

ネット上では競馬ファンから「馬券以外の興奮が得られるなんて!」「競馬もいいけど馬術もね!」「無料なのありがたい」「応援してる馬がG1出た時くらい観ててドキドキするんよ…」「グリーンチャンネルありがとう」「グリーンチャンネルで馬券を当てる以外の興奮が得られるなんて! 」「グリーンチャンネルは、馬事文化のために、本当に良い仕事しました」と感謝と絶賛が相次いだ。

また「我が家で見られるって初めて知った」「我が家でグリーンチャンネルが観られることを初めて知りました」と驚くファンも多く、馬術から「グリーンチャンネル」の認知が広まるきっかけともなっている。

なお、馬術中継終了後は日本全国のダート競馬展望番組「ダート競馬JAPAN #59」が放送される。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

柔道男子73キロ級の橋本壮市(パーク24)は準々決勝でフランス選手に敗れ、敗者復活戦に回った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不同意性交容疑で逮捕されたサッカー日本代表経験を持つ佐野海舟選手(23)が29日、釈放された。所属事務所が発表した。同選手は事務所を通して「この度は、私の行動によって被害者の方に多大なご迷惑をかけてしまったことを心よりおわび申し上げます。自分の行動の結果を真摯に受け止め、信頼回復に努めていこうと考えております」などとコメントした。

 佐野選手は東京都内のホテルで女性に性的暴行をしたとして14日に逮捕された。

 昨年11月に代表デビューし、今月3日にはJリーグ1部鹿島からドイツ1部リーグのマインツへの移籍が発表されていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「パリ五輪・柔道男子73キロ級・準々決勝」(29日、シャンドマルス・アリーナ)

 初出場の橋本壮市(32)=パーク24=はガバ(フランス)と対戦。延長戦の末、3度の指導を受けての反則負けで敗退となった。敗者復活戦へとまわる。

 母国・フランスのガバに大声援が送られる中、立ち上がりから襟を引いてプレッシャーをかけた橋本。相手の足技をかわし、スキを見て投げ技を打った。

 先に指導を受けたが、懸命にガバの攻撃をかわしながら寝技を狙うなど冷静さを失わなかった橋本。試合はゴールデンスコア方式の延長戦に突入した。だが先に2度目の指導を受けて後がなくなった。積極的に攻撃を仕掛けていったが、組み手を切ったと判断され、3度目の指導を受けて反則負けとなった。

 直後、天を仰いだ橋本。スタンドからは強烈なブーイングも浴びせられたが、3度目の指導が宣告されると、大歓声に変わった。無念の表情を浮かべ、畳を降りた。

 1回戦では電光石火の攻撃で技ありを奪い、主導権を譲らずに勝ち上がった橋本。17年世界選手権覇者にとって、柔道日本男子で史上最年長で臨む五輪だ。21年の東京五輪は大野将平に敗れて落選し、一度は引退も考えただけに、思いは強い。パリへ出発前の取材では「金メダルを取って、史上最年長の記録を達成したい」と意気込んでいた。

 ◆橋本壮市(はしもと・そういち)1991年8月24日生まれ、静岡県出身。東海大相模高から東海大に進学し、パーク24に所属。16、17年マスターズ大会連覇、17年は全日本選抜体重別選手権、GSパリ、エカテリンブルクと優勝し、世界選手権金メダル。得意技は「橋本スペシャル」と称する袖釣り込み腰。170センチ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パリ五輪

パリ五輪は29日、総合馬術団体がベルサイユ宮殿で行われ、日本は115.80点で銅メダルを獲得した。日本勢の表彰台は金メダルだった1932年ロサンゼルス五輪以来、92年ぶりのメダル。愛称「初老ジャパン」のメンバーが快挙を達成した。

日本馬術連盟によると、愛称は「初老ジャパン」。「昭和ジャパン」「ペガサスジャパン」なども候補だったという。48歳の大岩義明、41歳の戸本一真、38歳の北島隆三、39歳の田中利幸で平均41.5歳だ。根岸淳監督は47歳、サポートスタッフの土屋毅明が54歳など同年代のスタッフで戦っている。

馬場馬術、クロスカントリー、障害飛越の総合得点で減点方式。日本はこれまでリザーブだった田中、戸本、大岩が大きなミスのない試技で順位を上げ、115.80点の3位に食い込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パリ五輪 第4日 ▽柔道(29日、シャンドマルス・アリーナ)

 男子73キロ級準々決勝で、橋本壮市(パーク24)は23歳のジョアンバンジャマン・ガバ(フランス)に延長戦の末、反則負けを喫した。敗者復活戦へ回る。

 日本男子史上最年長となる32歳で初めて迎えた五輪。橋本はその緊張感を感じさせることなく、初戦の2回戦でマルク・フリストフ(ブルガリア)に優勢勝ち。

 準々決勝でも序盤から攻めたが、組み手争いで苦しみ、延長の末、指導3で反則負けとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パリオリンピック組織委員会は現地7月29日、予定されていたトライアスロン競技の「スイム」練習をキャンセルしたと発表した。会場のセーヌ川の水質が基準に達していないことが理由で30日、31日に開催される競技本番の開催にも黄信号が灯っている。

マラソンスイミングとトライアスロンの会場となっているセーヌ川。その汚さから長く遊泳禁止となっていたが、パリ市当局は14億ユーロ(約2300億円)をかけて浄化対策を実施し、パリ市長のアンヌ・イダルゴ氏がセーヌ川で泳ぐというパフォーマンスをしたものの、明らかに濁った色の川に世界中から疑問の声が投げかけられている状況だ。

AP通信や英紙『ザ・サン』によると、国際トライアスロン連盟や現地当局、パリ五輪組織委員会の関係者らは、セーヌ川の水質は開会式が行われた26日とその翌日の大雨の影響で大幅に悪化し、選手らが泳げる状況ではないとし、28日の練習を中止。それに続き29日の練習も中止された形だ。

同紙によると例年同期比でセーヌ川の水位は3倍ほどに増えており、大腸菌のレベルが「危険なほど高まっている」とする一方で、関係者は変わらず、競技が予定通り開催されることに自信をもっていると報じた。

世界トライアスロン大会規則によると、「水100ミリリットルあたりの大腸菌コロニー形成単位(CFU)が1000を超えた場合、医療委員会がゴーサインを出さない限り、トライアスロンの水泳は中止しなければならない」とされている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

馬術は29日、総合馬術の最終種目、障害飛越が行われ、団体で日本が3位に入り、銅メダルを獲得した。馬術では1932年ロサンゼルス五輪で西竹一が金メダルを獲得して以来、92年ぶりの快挙。
個人予選も兼ねた団体決勝に日本は大岩義明(nittoh)、戸本一真(日本中央競馬会)、田中利幸(乗馬ククレイン)で臨んだ。第2種目を終えて3位につけていたが、最終種目前の馬体検査で1頭が通過できず、減点。5位からスタートし、巻き返した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

女子400メートル個人メドレーの成田がまずまずのスタートを切った。17歳にとって初めての五輪。最初のレースで落ち着いた泳ぎを披露した。全体5位で通過した予選の内容に成長の跡が見て取れる。
「自分のレースをすると、頭に入れていた」。周囲に気を取られないように考えたこともあり、ゆったりと入った前半は「ちょっと(タイムが)かかり過ぎちゃった」という2分16秒台。ただ、持ち味は後半。するすると差を詰めた。「周りが前に出て気持ち的にもきつかったが、ちょっとだけ余力を残せた」ことが何よりの収穫だ。
自ら引き合いに出したのは、昨年の世界選手権(福岡)。この時は前半から飛ばし気味に入った反動で尻すぼみとなった。夜の決勝で思い描いたレースができず、大差をつけられて最下位の8位に終わった。
自己ベストの4分35秒40に近いタイムで次につなげたことも、手応えに結び付いている。「決勝で周りの選手といいレースをして、なおかつ自分のレースをしたい」。あとは勝負の舞台を待つのみだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇パリオリンピック2024 馬術 総合馬術団体 (大会4日目=日本時間29日、ベルサイユ宮殿)

馬術の日本代表チームが快挙達成。1932年ロサンゼルス大会の障害飛越個人で金メダルを獲得した西竹一氏以来となる、銅メダル獲得。団体としては、史上初のメダルとなります。

3選手の馬場馬術、クロスカントリー、障害飛越の3種目による総合点で争う団体。減点方式のため、得点数の少なさで順位の優劣が決まります。

日本はこの日、障害飛越前に馬の体調不良により、直前で馬を変更しなければならなくなるアクシデント。ペナルティーとして20点の加点がつき、3位から5位と順位を落とし、スタートすることになりました。

日本は田中利幸選手、戸本一真選手、大岩義明選手が大きなペナルティーもなく素晴らしい演技で順位を上げ、合計115.80で3位となりました。

【結果】

金 イギリス 91.30

銀 フランス 103.60

銅 日本 115.80

 

 

 

 

 

 

 

 

 

27日未明から早朝にかけ、NHK総合とEテレで放送されたパリ五輪開会式の中継をリアルタイムで視聴した人は、国内で推計約1808万9000人に上ることが分かった。29日、ビデオリサーチ社が発表した。全国32地区でデータを収集し、1分以上視聴した4歳以上の人数を推計した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パリオリンピックで、日本代表が開幕ダッシュ!列島がメダルラッシュに沸いている。大会3日目までに獲得したメダルは、金4個、銀2個、銅1個の合わせて7個。金メダルの数はオーストラリアとならび堂々のトップとなっている。

激闘を見守る各地からは「感動をありがとう」「大好き!大好き!!」歓喜の声が上がっている。また、試合を見た子どもは「オリンピックを目指したいと思いました」とにこやかに答えた。

日本初の金は柔道女子48キロ級 角田夏実選手

柔道女子48キロ級決勝。日本列島に初めての歓喜の瞬間が訪れたのは、28日深夜午前1時ごろのことだった。

試合終盤、オリンピック初出場の31歳、角田夏実選手が得意の巴投げで技ありを奪うと…。

地元千葉県八街市のパブリックビューイング会場は大興奮に包まれた。

角田選手は最後まで攻撃の手を緩めず、優勢勝ちした。

今大会初のメダルは「金」で日本選手団に弾みをつけた。表彰台で角田選手は涙があふれ、試合後のインタビューでは「勝手に涙が出てくる。なんか頑張ってきて良かったなと思いました」と語った。

永山竜樹「待て」後も攻撃され…疑惑の判定も意地のメダル

一方、男子柔道のトップバッター60キロ級の永山竜樹選手を見守った地元、北海道・美唄市(びばいし)では…。

あ然とする子供たちの姿があった。

準々決勝の終盤、審判は「待て」を告げた後も、相手選手が締め技を続け、永山選手は失神してしまった。抗議をするも判定は覆らず敗退となった。

しかし、気持ちを切り替え、敗者復活戦で勝ち上がり、3位決定戦に勝利。意地の銅メダルを獲得した。

北海道・美唄市のパブリックビューイングで観戦していた人は「感動させてもらいましたにも泣きました。本当にありがとうと言いたいです」と熱っぽく語った。

阿部兄妹「妹の分まで」 詩の号泣にもらい泣きする人も

続く大会3日目には東京オリンピックで兄妹同日優勝を果たした柔道の阿部一二三(26)、詩(24)の両選手が登場。

ところが、妹・詩選手に信じられない展開が。

2回戦で1本負けとなり…。

東京品川区のパブリックビューイング会場は、まさかの光景に静まり返った。試合会場に響く詩選手の泣き声。その姿に涙する人もいた。

妹の無念の思いを受けた兄・一二三選手は、スタンドで見守る妹の前で最後まで攻め続けオリンピック連覇を果たした。

観戦していた子どもは「スゴイの一言ですね。スゴイ!」と感動しきりだった。

18歳ニューヒーロー 競泳400 m個人メドレー決勝

競泳では18歳のニューヒーローが誕生した。400 m個人メドレー決勝に瀬戸大也選手とともに出場した松下知之選手(18)。スタート前には笑顔を見せる余裕も見られた。

150 mのターンでは7位に失速も、最後のクロールで猛烈な追い上げを見せる。

残り50 mで2位争いに浮上すると、初出場の18歳が、競泳陣第1号となる金メダルを獲得した。

競泳男子400 m個人メドレー 金メダル 松下知之選手(18):
ただ僕は夢中になって泳ぎました。

ーー楽しめましたか。
最高の思い出になりました。

フェンシング男子で日本初の快挙

フェンシング男子エペ個人では加納虹輝選手(26)が日本初となる快挙を達成した。地元フランスの選手との対戦となったエペ決勝。エペは頭から足の裏までの全身が有効面で、先についた方にポイントが入るシンプルなルールが特徴だ。

加納選手はスピードを生かした攻撃でポイントを重ね、相手選手を圧倒した。

そして迎えたマッチポイントでは、加納選手が15-9で勝ち、金メダルを獲得。

個人種目で日本人初の金メダルを獲得し、日本フェンシング界の歴史に新たな1ページが刻まれた。

吉沢・赤間 10代の日本勢がトップ争い「金メダルに恋した14歳」

そして、深夜の日本で多くの人が見守ったのがスケートボード女子ストリート。若き10代の日本選手たちが躍動した。

あと2回の演技を残し、暫定トップに立っていたのは15歳の赤間凜音選手。暫定2位には世界ランキング1位、14歳の吉沢恋選手と日本勢の金メダル争いとなり、ここぞの場面で吉沢選手が見せた。

96.49と、ここまでで最も高い点数を叩き出し、赤間選手を抜き暫定トップに立つ。

赤間選手も逆転を狙い、最後の演技に臨むも、決めることができず悔し涙を流した。

逆転で優勝を決めた吉沢選手の最後の演技では、フジテレビ倉田アナウンサーも「金メダルにした14歳」と粋な実況。

表彰台では日本代表が金・銀独占のワンツーフィニッシュとなり、笑顔がはじけた。

金メダルを手にした吉沢選手は「率直に重いなっていう。どのメダルよりも一番重いなって思います」とその喜びを噛みしめていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大会組織委員会などは29日、セーヌ川の水質が、健康面に影響がないとされる基準値を超えていたため、トライアスロンのスイムの公式練習を前日に続いて中止すると発表した。降雨の影響としている。30日に男子の種目が実施されるが、主催者側は「開始までには基準値内に水質が戻ると確信している」とのコメントを出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第106回全国高校野球選手権の地方大会は29日、7大会で決勝が行われ、東東京では今春の選抜大会に出場した関東一が帝京に8―5で勝ち、5年ぶり9度目の全国選手権出場を決めた。和歌山では智弁和歌山が近大新宮を4―2で下し、2年ぶり27度目の出場となった。
静岡の掛川西は26年ぶり6度目、三重の菰野は16年ぶり3度目の夏の甲子園出場。徳島は鳴門渦潮が延長十回の末に逆転サヨナラ勝ちし、7年ぶり8度目の出場となった。
長崎は創成館、岡山は岡山学芸館が代表切符を得た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パリ五輪 第4日 ▽総合馬術(29日、ベルサイユ宮殿)

 最終種目の障害馬術が29日に行われ、補欠から繰り上がって出場した田中利幸(乗馬クラブクレイン)、戸本一真(日本中央競馬会)、5大会連続出場の48歳・大岩義明(nittoh)で臨んだ日本が銅メダルを獲得した。

 補欠から繰り上がって出場した田中利幸(乗馬クラブクレイン)が4秒オーバーして1・6点の減点はあったが、障害物を全て飛び越えて、納得のパフォーマンスを見せた。続く戸本、ベテランの大岩も落ち着いた走りで流れに乗った。

 日本チームにアクシデントがあった。27日の馬場馬術、28日のクロスカントリーを終えた時点で、団体でのメダル獲得圏の暫定3位につけた。だが、2種目を終えた28日夜に北島隆三(乗馬クラブクレイン)の馬のコンディションが良くなく、この日検査を受けた。1回目は反則となったが、2回目で通った。それでも棄権を選択。日本チームに20点減点のペナルティーが科され、順位を2つ下げて暫定5位から出た。

 馬術競技の五輪での日本勢の表彰台は、1932年ロサンゼルス大会・馬術障害飛越金メダルの西竹一以来、92年ぶりの快挙。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北陸・東北 30日火曜「警報級大雨」か 山形・秋田など土砂災害の危険度高まる恐れ

 

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30日火曜は、北陸や東北で「警報級の大雨」のおそれがあります。先週から「記録的な大雨」になった山形県や秋田県など、すでに地盤の緩んでいる所もありますので、大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要です。

北陸・東北 「警報級の大雨」の恐れ

 

 

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30日火曜は、前線が北陸~東北付近にかかるでしょう。この前線に向かって、大雨のもとになる「暖かく湿った空気」が、次々と流れ込む予想です。

このため、北陸や東北の日本海側を中心に、大気の状態が不安定になり、雨が強まるでしょう。

北陸や東北では、30日火曜は、雷を伴って激しい雨が降り、大雨となる所がありそうです。雨が強まる時間帯は、北陸では夕方まで、東北では昼頃~夕方の見込みで、「警報級の大雨」の恐れもあります。

【24時間予想降水量】29日月曜18時~30日火曜18時(多い所)
新潟県 120ミリ
富山県 120ミリ
石川県 100ミリ
福井県 100ミリ
東北日本海側 80ミリ
東北太平洋側 60ミリ

特に、東北地方では、山形県や秋田県など、これまでの大雨により、地盤の緩んでいる所があります。少しの雨でも、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要です。また、落雷や突風、ひょうにも、ご注意ください。

土砂災害の前触れは

 

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大雨によって土砂災害が発生する時には、前触れとなる現象があります。いざという時のために、ぜひ覚えておいてください。

1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。

そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本・アメリカ・オーストラリア・インドの4か国によるクアッド外相会合が29日、東京都内で開かれ、海洋進出を強める中国を念頭に海洋での国際秩序を強化するため協力を進めていくことが確認されました。

上川外相

「国際秩序が挑戦にさらされる中にありまして、自由・民主主義といった価値を共有する日米豪印の4か国が協力をしていくということがますます重要となっております」

クアッド外務大臣会合では、中国が海洋進出を強める東シナ海や南シナ海の状況に深刻な懸念が示され、海洋での国際秩序を強化するための協力をさらに進めることで一致しました。

また、4か国でインド太平洋地域の国々への支援を進めるとして、インフラ面やサイバー分野、人道支援や災害救援についても協力することが確認されました。

アメリカのブリンケン国務長官は「海洋安全保障を強化することで、より安全で開かれたインド太平洋を目指す」と述べ、4か国が協力していくことの意義を強調しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

横浜市によると、ウナギ弁当などで食中毒を発症したのは計130人で、うち90代女性が死亡した。死亡との因果関係は不明としている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今なお、波紋は広がり続けている。

 

 7月27日、パリ五輪柔道男子60kg級準々決勝のできごとだ。永山竜樹とフランシスコ・ガルリゴス(スペイン)が対戦。

 問題となったのは、絞めめ技に入るガルリゴスに対し永山が耐えている中、審判が「待て」をかけた後のことだ。力を抜いた永山に対し、ガルリゴスは絞め技を数秒間継続したことで一瞬、意識を失った。2人がばらけたあと、畳に仰向けになった永山は失神したとみなされ一本負けを宣告された。

 

 

 試合後、永山は約5分間畳の上で抗議し、鈴木桂治監督らも抗議。だが審判団は、「落ちたよね」と言うばかりで、「待て」の後も絞めを継続したことに関することに関して満足な答えはなかったという。

 前提として、「待て」がかかれば試合は中断する。当然、選手はそれを前提に試合をしている。にもかかわらず、絞めを継続していたことは映像を観返しても明らかだ。

「待てが聞こえなかった」というガルリゴスの釈明が正しければ…

 ガルリゴス自身は地元紙で「待て」が聞こえなかったと話している。たしかにその可能性がゼロとは言えない。実際、試合のときに審判や周囲の声が聞こえないことがあると選手から聞いたことはある。また、動作が止まらないので繰り返して主審が「待て」と指示する場面も目にしたこともある。

「聞こえなかった」というガルリゴスの釈明が正しいなら、今度はまず審判に問題があることになる。「待て」を告げても絞め技を続けていれば、ただちにやめさせなければならない。でも審判はただ見守るように立っているだけでアクションは起こさなかった。自ら選手に働きかけて止めなかったことに問題の1つがある。

 もう1つは審判団の説明だ。鈴木監督が問題にしたのは「待て」の後も継続されたこと。鈴木監督は「柔道精神に則っていない」として抗議したというが、そもそも一方がルールを守らなかったことだ。絞め技の危険性を知ればなおさらだ。でも、それに対する回答はなく、ただ1つ認めたのは「待て」が間違いだったということだったという。論点がずれている、あるいはずらされているのではないか。

 いずれにせよ、「誤審」とも言える、不可解な判定がなされたことは間違いない。

篠原信一も渾身の切り返しを相手のポイントにされたことが…

 振り返れば、柔道ではしばしば誤審騒動が起きている。

 記憶に新しいのが、2000年シドニー五輪での100kg超級決勝だ。篠原信一とダビド・ドゥイエ(フランス)が対戦した。

 試合が始まり1分半が経過したところでことは起こった。ドゥイエの内股に瞬時に対応した篠原は内股すかしで切り返し、ドゥイエが背中から畳に落ち、篠原は側面から落ちる形となった。

 1本勝ちを確信した篠原はガッツポーズまで出した。だが試合は続行した。しかも、当時のルールにあったポイントの「有効」がドゥイエに入っていた。篠原の切り返しが、なぜかドゥイエのポイントとなったのだ。

 最終的に篠原は敗れ、試合後に山下泰裕監督と斉藤仁コーチが抗議したが認められず、篠原は銀メダルに終わった。

 後に国際柔道連盟はドゥイエの有効とした判定を誤審と認めたが、メダルはそのまま、篠原が金メダルを逃した結果は動かなかった。

 この誤審は柔道界でも大きな話題となり、ビデオ判定の導入が進むきっかけになった。その後もさまざま改革が行われたが、それでも誤審騒動が消えなかった。

 2015年の国際大会「グランドスラム東京」では、のちの東京五輪で金メダルを獲得しパリ五輪代表でもある男子81kg級の永瀬貴規が準決勝で韓国の選手と対戦。「足をとった」として反則負けを喫した。

 それに対して日本代表の井上康生監督(当時)が下半身に触れていないとして抗議し、大会後にビデオを確認した結果、永瀬の無実が証明された。国際柔道連盟は永瀬に謝罪したが、やはり試合の結果が覆ることはなかった。関係者からはビデオを確認するジュリー(審判員)のレベルの低さを指摘する声もあった。

どれだけシステムを充実させても、運用する人間次第では…

 つい昨年の世界選手権でも誤審は起こっている。

 男子100kg超級決勝でテディ・リネール(フランス)とイナル・タソエフ(ロシア。中立の立場で参加)が対戦。ゴールデンスコアに入りタソエフがリネールの払腰をめくったもののポイントにならず、その後リネールが技ありを奪い優勝を果たした。

 後に審判委員会は、タソエフにポイントを与えてしかるべきだったとして謝罪している。

 これらに共通するのは審判の判断能力の問題であり、ビデオ判定導入後も、ビデオをチェックする立場の人間の能力にも疑問があることだ。どれだけシステムを充実させても、運用する人間次第では意味のないしろものにもなる。そして大会後に誤りを認めて謝罪はしても、ほとんどの場合は結果は覆らない。

 永山の騒動によって、あらためて審判の力量や判定ミスが起きたときどう対応するのか、という課題が浮き彫りになった。明確に判定を行うにはどうすればよいのか、あらためて考えさせる契機ともなった。

 唯一の救いは、永山が怒りや葛藤を飲み込んで、勝ち上がって勝ち上がって銅メダルを獲得したことだ。「自分の隙が生んだ負けです」ときっぱりと言い切る永山の姿には、柔道家としての矜持が漂っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦