◆マイナビオールスターゲーム2024 全セ―全パ(24日・神宮)

 試合前に行われたホームランダービーで、栗原陵矢内野手(ソフトバンク)が死力を尽くした“熱投”を見せた。

 第1戦では近藤(ソフトバンク)の打撃投手を務め決勝進出に貢献した栗原が、この日は山川(ソフトバンク)の打撃投手を務めたると、細川(中日)、マルティネス(日本ハム)を破り再び決勝進出に貢献。決勝は栗原が両者に投げることになった。

 決勝では先攻の近藤が8本をマーク。疲労の色は隠せず、周東(ソフトバンク)の給水を受け、山川の打撃投手も務めた。しかし、山川の記録はまさかの8本。延長突入を理解すると、おもわず膝から崩れ落ちた。

 再び周東の給水を終え、各1分の延長戦へ。ようやく近藤の勝利で決着がついたが、酷暑の中、約10分間投げ続けた。

 栗原は「他球団の選手との決勝の延長とかやったらいいんですけど、自分のチームの2人が決勝で延長はもういいやろと思いました。終わった後、監督にも(賞金を)半分もらえって言われたんで、半分もらいます」と苦笑い。スタンドから栗原コールも起こったが「盛り上がりよりも自分の疲れの方がすごすぎて、早く終わってくれと思ってました」と振り返った。

 栗原は21年の球宴でも吉田正尚(オリックス)の打撃投手を務め優勝。2度目の優勝投手に「すごいっすね。2の2なので、今後僕に頼んでくる選手が多そうなので、ちょっと嫌です」と話していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソフトバンクのイベント試合「鷹祭 SUMMER BOOST」として行われる25日からのオリックス3連戦(みずほペイペイ)を盛り上げる「前夜祭」が24日、福岡市内で行われ、津森宥紀投手、柳町達外野手、野村勇内野手がシークレットゲストとして参加。集まった鷹党のテンションを大いにブチ上げた。

 盆踊りのやぐら横から、みこしに乗った津森が現れると、ファンはもう大騒ぎ。2022年の開幕セレモニーで藤本博史前監督が演じたのと同じパフォーマンスで、いきなり「サイコーで~す!」と“ブースト”させた。柳町もアクションカメラを片手にチームメートらを撮影しつつ「優勝しましょう!」とシャウトして盛り上げた。

 野村は「ノッてるか~い!」に「イェ~!」のコール&レスポンスでファンを温めると、盆踊り風の大太鼓にも挑戦。やぐらのド真ん中で新しい学校のリーダーズの「オトナブルー」をフルスイングで叩きまくると「太鼓叩くの楽しかったので、あしたからは応援団として頑張ります」と右翼席への“移籍”を志願するボケを披露した。これにはDJダイノジことお笑いコンビ・ダイノジの大谷ノブ彦も「さすが兵庫県民」と、お笑いネイティブぶりに感心していた。

 前夜祭にはDJダイノジ(大谷と大地洋輔)、MCのお笑いコンビ・とらんじっと「あらた」らも参加。「鷹祭―」は2006年から続く「鷹の祭典」がリニューアルして開催される恒例のイベント試合。25日からのオリックス3連戦のほか、8月2日からの日本ハム3連戦(みずほペイペイ)でも行われる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マイナビオールスターゲーム2024・第2戦、全セ-全パ」(24日、神宮球場)

 第2戦も乱打戦の様相を呈し、全パが六回に2桁得点に到達。第1戦は全セが2桁得点で勝利しており、2戦連続の2桁得点は1993年以来史上2度目の珍事となった。

 今シーズンは投高打低の様相を呈していたペナントレース。だがオールスターの舞台では壮絶な打撃戦が繰り広げられた。第2戦は楽天・辰己の先制アーチに始まり、広島・坂倉が史上3人目の球宴グランドスラムを放って逆転。五回には代打で登場したDeNA・オースティンが左翼席へ、そして4番を託されたヤクルト・村上が左翼席へ2戦連発の同点ソロをたたきこんだ。

 対するパ・リーグも佐藤がサイクル安打に王手をかけるなど、六回までに17安打を集中させた。七回にはロッテ・岡が右翼席へこの試合5本目となるアーチをたたき込んだ。第1戦ではセ・リーグ、パ・リーグで計6本のアーチが飛び出しており、2戦合計で2桁11発に到達した。全セを率いる岡田監督は第1戦後に「今年はボールが飛ばないとかなんか言ってたんですけど、今日はすごいホームランが出てビックリしましたね」と語っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

30年仏、34年米で五輪=冬季初の2大会同時決定―IOC

冬季五輪の開催地



【パリ時事】国際オリンピック委員会(IOC)は24日、パリで開いた総会で、冬季五輪・パラリンピックの開催地を2030年はフランスのアルプス地方、34年は米ユタ州ソルトレークシティーに決めた。IOC委員の投票で承認された。2大会同時決定は冬季五輪では初めて。
アルプス地方はフランス政府による財政保証を得られておらず、10月1日までに首相が保証書を提出し、来年3月1日までに議会で承認することが条件。投票でアルプス地方は賛成84、反対4、棄権7。ソルトレークシティーは賛成83、反対6、棄権6だった。
IOCは昨年、両大会とも候補地を一本化。札幌市は21年東京五輪を巡る汚職・談合事件の影響もあり、30年招致を断念。34年も候補に挙がらなかった。IOCは38年大会について、スイスと優先的に協議する。
フランスでの冬季五輪は1992年アルベールビル以来、4度目。アルプス地方の2地域圏で実施する。環境に配慮し、会場の93%は既存と仮設の施設を使う。ソルトレークシティーでの開催は2002年大会以来。前回の施設を活用し、会場を新設せずにコンパクトで低コストな大会を掲げる。地元住民からも高い支持を得た。



◇フランス・アルプス地方
フランス・アルプス地方フランス南東部に位置し、スイス、イタリアとの国境を隔てるアルプス山脈に接する地方。アルプス最高峰モンブランの麓など欧州屈指のリゾート地を有する。1924年第1回シャモニー大会など冬季五輪を3度開催した東部オーベルニュ・ローヌ・アルプと、南東部プロバンス・アルプ・コートダジュールの両地域圏で実施。
◇ソルトレークシティー
ソルトレークシティー米国西部ロッキー山脈の西側に位置するユタ州の州都。300万人を超える州人口のうち、8割以上が同都市とその周辺地域に住む。西北には巨大な塩湖グレートソルト湖が広がる。鉱業、農業、ハイテク産業が盛ん。米国を代表するスキーリゾート地で、02年冬季五輪を開催。州民の約6割を占めるモルモン教の総本山がある。


◇冬季五輪開催地
(1)1924シャモニーフランス
(2)28サンモリッツスイス
(3)32レークプラシッド米国
(4)36ガルミッシュパルテンキルヘンドイツ
(5)48サンモリッツスイス
(6)52オスロノルウェー
(7)56コルティナダンペッツォイタリア
(8)60スコーバレー米国
(9)64インスブルックオーストリア
(10)68グルノーブルフランス
(11)72札幌日本
(12)76インスブルックオーストリア
(13)80レークプラシッド米国
(14)84サラエボユーゴ
(15)88カルガリーカナダ
(16)92アルベールビルフランス
(17)94リレハンメルノルウェー
(18)98長野日本
(19)2002ソルトレークシティー米国
(20)06トリノイタリア
(21)10バンクーバーカナダ
(22)14ソチロシア
(23)18平昌韓国
(24)22北京中国
(25)26ミラノ・コルティナダンペッツォイタリア
(26)30アルプス地方フランス
(27)34ソルトレークシティー米国
(ユーゴは旧ユーゴスラビア)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

札幌市が冬季五輪・パラリンピックの招致活動を停止する中、2030年大会はフランスのアルプス地方、34年大会は米ユタ州ソルトレークシティーでの開催が決まった。2年前まで30年の最有力候補とされながら、市民の理解を得られずに失敗。再び招致へ動きだすまでの壁は高い。
21年東京五輪を巡る汚職・談合事件が表面化し、札幌招致の機運がしぼんだ。国際オリンピック委員会(IOC)が開催地決定を先送りにした「猶予期間」も支持拡大への追い風にはならず、30年招致を断念。日本オリンピック委員会は「蜜月」だったIOCとの関係が崩れ、34年以降の招致に切り替えても蚊帳の外だった。
IOCは38年大会についても、27年まではスイスと優先的に協議する。スイスの開催計画は競技会場が広域に分散するなど「宿題」が残る。
近年は気候変動の影響で雪不足が進み、信頼できる候補地が減少。IOC将来開催地委員会で冬季担当のシュトス委員長は「日本は冬季競技において最も信頼できる国の一つ」と高く評し、札幌の招致活動再開を望む。
IOCは安定して開催できる都市の「持ち回り制」も検討している。札幌市は、五輪熱の冷え込んだ市民の賛同を得られる開催意義の再考が求められる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NHKは24日、8月29日(日本時間、以下同じ)に開幕するパリパラリンピックを前に「NHKパリ パラリンピック2024」のキービジュアルを発表した。

パリの名所、エッフェル塔を見下ろすバージョンと、車いすテニスの元世界王者で同局のアスリートナビゲーターを務める国枝慎吾さんを写したバージョンの2種類。いずれも、さまざまなパラアスリートと、同局のパリ五輪・パラリンピックの放送キャッチフレーズ「花ひらけ。夢ひらけ。」をあしらったデザインになっている。5月に発表されたパリオリンピックのキービジュアルには凱旋門と日本体操界のレジェンドで同局のアスリートナビゲーター、内村航平さんが起用された。

同局は開会式が行われる8月29日から9月9日にかけて、連覇の期待がかかるボッチャの杉村英孝選手や、金メダルを目指す車いすテニスの小田凱人(ときと)選手らの試合を放送する予定。日本とフランス・パリの時差は「-7時間」で、日本時間深夜から翌朝5時まで生放送するスケジュールだという。

また、東京都港区で9月1日、視覚障害のあるアスリートの解説による公開生放送(Eテレ、後5・0)を実施するとしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全セ10―16全パ(24日) 全パが乱打戦を制す

 

全パが28安打16得点で乱打戦を制した。3―4の四回に近藤の適時打など5安打で5点を奪い逆転。追い付かれた直後の六回に辰己、外崎の適時打で2点を勝ち越し、その後も岡、紅林の本塁打などで突き放した。近藤、佐藤がともに5安打の固め打ちだった。

 全セは二回に坂倉が満塁本塁打、五回には村上が2試合連発のソロを放ったが、及ばなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇プロ野球 マイナビオールスターゲーム2024 パ・リーグ16-10セ・リーグ(24日、神宮球場)

オールスターの第2戦は28安打16得点の猛攻を見せたパ・リーグが勝利しました。16得点はオールスターでの1試合最多、また両チーム合計44安打26得点も1試合の最多記録となりました。

パ・リーグは2回、辰己涼介選手(楽天)がライトへのソロホームランを放ち先制。しかし、その直後、セ・リーグが坂倉将吾選手(広島)の満塁ホームランで逆転に成功します。その後は両チーム点を取り合い8-5で迎えた5回裏、セ・リーグはオースティン選手(DeNA)と村上宗隆選手(ヤクルト)の二者連続ホームランで3点を奪い同点に追いつきます。

さらに両チームは得点を重ね、8回表に郡司裕也選手(日本ハム)がレフト前タイムリーを放ち15点目を挙げ、後楽園球場で行われた1984年第1戦のパ・リーグが挙げた14点を上回り、オールスターの1チーム歴代最多得点記録を更新しました。さらに両チーム合わせての得点数と安打数も史上最多となりました。

MVPには5安打2打点のロッテ・佐藤都志也選手が選ばれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千葉県は24日、7月15~21日の各定点医療機関での新型コロナウイルス感染者報告数を発表した。

 全16保健所で感染の報告があり、合計感染者数は3018人。1医療機関あたり平均14・87人で、前週の12・76人から増加した。

 

 年代別では10代が最も多く、次いで40代、50代と続いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

土用の丑(うし)の日となった24日、ウナギ店が立ち並ぶ成田市の成田山新勝寺参道は、栄養価の高いうな重を食べて暑い夏を乗り切ろうと大勢の客でにぎわった。創業114年の老舗「川豊」は午前10時の開店から満席となり、持ち帰りの弁当を求める客の列もできた。ひっきりなしに入る注文に応えるため、熱気に包まれる焼き場では熟練技術を持つ職人がかば焼きを次々と仕上げた。

 午前から猛暑日となった同市。参道では、多くの客がかば焼きの香ばしい匂いを漂わせる各店に足を運び、風情ある参道になじむ国登録有形文化財の川豊本店では、入店の整理券を求める客が押し寄せた。

 同店の焼き場では、頭にタオルを巻いた職人らが額に汗を流して大忙し。この日は普段の倍となる職人15人を含む従業員計約100人態勢で客を迎えた。通常の休日の倍、平日の3、4倍の数のうな重を提供できるウナギを用意した。

 同店では新鮮なウナギを店内でさばき、白焼きしてから身をふっくらさせるために蒸した後、創業から継ぎ足す薄甘口のタレを絡めて再び焼く。小貫暁子副店長(51)は「さっぱりしつつ深みのあるかば焼きになった。ビタミンなど栄養が豊富なウナギを食べて夏バテ防止の体力をつけてほしい」と呼びかけた。

 仕事仲間と訪れた同市の会社員、高野晃一さん(24)は「暑い夏を乗り切るために初めてウナギ店に来た。おいしくてスタミナがつきそうだ」と喜んだ。

 ウナギの稚魚の不漁や円安の影響で6月頃から仕入れ値が急激に上がっているという。伊藤小澄社長(53)は「値上げも検討したが、多くの人に食べてもらいたいので今夏は何とか据え置きたい」とした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“追記”

 

 

 

 

 

 

 

 

パの佐藤(ロッテ)が球宴初出場でMVPを受賞。場内インタビューでは「自分でいいのかなと思うくらいびっくり」と戸惑った。
二回の左前打を皮切りに、左越え二塁打、右中間三塁打と快音が止まらず、サイクル安打達成まで残すは本塁打のみに。中距離打者との自覚はあるが、フルスイングで快挙に挑んだ。最終打席はあと一伸び足りず、二塁打に。それでも5安打2打点。両チーム計44安打の打撃戦で、主役の座は譲らなかった。
東洋大出身の5年目。大学時代の思い出が詰まった神宮の観衆を沸かせ、「汗水流した球場で賞を取れたことをうれしく思う」。26歳が華々しい勲章を手にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全パが前夜のお返しとばかりに、絶え間なく快音を響かせた。第2戦も両チーム計44安打の乱打戦。16―10の勝利に導く殊勲の働きをしたのが、「オールスター仕様」の打撃と胸を張る楽天の辰己だった。
まずは二回。先頭で打席に入ると、浮いた4球目をたたき、右翼席に先制ソロをたたき込んだ。「普段はしないけど、大きな当たりを狙っていた」。これが打ち合いの口火となった。8―8の六回無死満塁の絶好機では積極的に初球を引っ張り、勝ち越しの右前打を放った。
今季はここまで86試合に出て、打率2割9分6厘と安定感がある。35打点は昨季残した自己最多の43を楽々と上回りそうなペース。5月下旬ごろから主に3番を任されるようになり、打線には欠かせない存在だ。
全パは1試合最多を更新する28安打をマーク。選び抜かれた選手らが並ぶ打線の中で、プロ6年目で初出場を果たした辰己も4打数3安打2打点に3得点、2四球。「暴れ回りたい」と話していた27歳が輝きを放った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

梅林は2軍の31試合で打率.325、3本塁打、OPS.861の好成績

日本ハムは24日、育成選手の鍵谷陽平投手、宮内春輝投手、梅林優貴捕手とそれぞれ支配下選手契約を締結したと発表した。

鍵谷は中大を経て2012年ドラフトで日本ハムに入団。中継ぎ投手として活躍し、2017年には自己最多の60試合に登板して防御率2.53、17ホールドを挙げた。その後2019年6月に巨人へトレード移籍。移籍後もブルペンを支える活躍を見せたが、2023年に戦力外通告を受けた。同年オフに日本ハムと育成契約を結び、今季は2軍で13試合に登板、防御率1.10を記録していた。

宮内は2022年ドラフト6位指名で入団。プロ1年目は15試合に登板し、1勝0敗、防御率6.48だった。同年の秋季キャンプで守備練習で転倒すると、膝前十字じん帯断裂の大怪我を負い、育成契約を結んでいた。今季は2軍で1試合に登板している。

2019年ドラフト6位で日本ハム入りした梅林は2022年に1軍デビュー。同年は22試合に出場し、打率.104、0本塁打、3打点、OPS.247だった。2023年オフに戦力外通告を受け、今季は育成契約でスタート。2軍では31試合で打率.325、3本塁打、OPS.861の好成績を残していた。

日本ハムは前半戦を43勝39敗、勝率.524の3位で折り返し。新庄剛志監督が就任した2022年以降は2年連続で最下位に沈んでいるが、今季は若手選手の台頭もあって躍進している。3選手の支配下復帰で、70人の支配下登録枠はすべて埋まり、後半戦の活躍に期待がかかる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マイナビオールスターゲーム2024・第2戦、全セ10-16全パ」(24日、神宮球場)

 DeNAの度会が、二回にヤクルト・サンタナとの掛け合いを見せた“寸劇”のその後を明かした。

 2点を追いかける二回、1死満塁で度会が打席に入ると、左翼へ大きな飛球を打った。犠飛には十分な打球だったが、三走・サンタナはスタートを切らず。左足裏痛で抹消中のため自重したと思われるが、度会は一塁から指をさして「えー」の反応。これにはサンタナも笑顔で頭を下げた。

 度会は試合後、あのシーンを笑顔で振り返った。「サンタナさんと話して、『ごめん』って言ってくれて、『大丈夫ですよ』と」と話すと、「『今度美味しいディナーご馳走するよ』って言ってもらったんで、『よろしくお願いします』。っていうお話をしました。焼肉をお願いしました」とその後の“和解”を明かした。

 充実の初球宴で、ヤクルトの主砲との親交も深まり、「サンタナさん、とても優しい方だったので、また次は敵になっちゃうのがちょっと…」と難しげ。「仲間2日間なったことによって、次は敵になってしまうのが悲しいですけど、また一緒に戦えるように、楽しく戦えるように自分も頑張りたいと思います」と話した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆東海大相模6-4横浜

 高校野球の第106回全国選手権神奈川大会の決勝は東海大相模と横浜の好カードとなり、横浜スタジアムには2万8千人の観客が詰めかけた。試合途中に初めて左右両翼のウイング席が開放された。

 左翼ウイング上段で観戦した高校1年の佐村友輪さん(16)=横浜市緑区=は「圧巻の光景。どちらが崩れるかぎりぎりの対決。その中で楽しんでいるのがすごい」と同年代の選手たちをたたえた。

 息子と訪れた会社経営者の小野寺悠輪さん(38)=東京都大田区=は、法政二高で白球を追いかけた元球児だ。「(横浜高OBの)松坂に憧れて高校で野球部に入った。名門の横浜に頑張ってほしい」と気持ちを寄せ、「自分たちの時はここでプレーできなかった。これだけの人を集める高校野球はやっぱりすごい」と決勝戦の熱狂に息をのんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

■マイナビオールスターゲーム2024 全セー全パ(24日・神宮)

オールスター第2戦、村上宗隆(24、ヤクルト)が自身の本拠地、神宮球場で2戦連発の本塁打を放ち会場を沸かせた。この試合、4番・サードで起用された村上は2回裏の第1打席、全パの2番手・藤井聖(27、楽天)に対し、無死走者無しから3球目を打つも遊直。続く第2打席は3番手・大津亮介(25、ソフトバンク)に対し二ゴロに倒れた。そして第3席、4番手・マチャド(31、オリックス)に対し2死走者無しから初球、振り抜いた打球はレフトスタンドへ。辰己涼介(27、楽天)の先制弾、坂倉将吾(26、広島)の満塁弾、直前に飛び出したオースティン(32、DeNA)の2ラン本塁打にも引けを取らない1発となった。

前日の第1戦(エスコンフィールドHOKKAIDO)では2回表、丸佳浩(35、巨人)、牧秀悟(26、DeNA)に続いて左中間スタンドに2ラン本塁打を放ち、球宴1イニング最多となる9得点を挙げた。また村上にとって4度目の球宴で待望の初本塁打となった。

村上はここまで両リーグトップの17本塁打をマーク。そのうち神宮では8本を記録している。村上は自身の一打について「オースティン選手のホームランの流れに乗って打たせてもらいました」と振り返った。球界を代表する強打者の1発に球場全体が盛り上がりを見せた。

 

 

 

 

 

 

 

 

パリ五輪は26日夜の開会式に先立ち、24日にラグビー7人制男子とサッカー男子の1次リーグから競技が始まった。

 ラグビー会場のパリ郊外サンドニのフランス競技場では、地元フランスが米国と対戦し、スタンドから大きな声援が送られた。

 日本勢はラグビー7人制男子が日本時間午前1時からニュージーランドと、サッカー男子は同午前2時からパラグアイと対戦する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パ・リーグ首位を独走する鷹戦士が球宴でも大暴れだ――。「マイナビオールスターゲーム2024」第2戦が24日、神宮球場で行われ、球宴史上最多となる両軍合計44安打が乱れ飛んだ連夜の乱打戦は全パが前セを16―10で下し1勝1敗とした。その中でソフトバンクの近藤健介外野手(30)が球宴最多タイの1試合5安打を記録するなど躍動した。

全パは1番・周東、3番・近藤、4番・山川、5番・栗原、そして先発・有原の実に5人のソフトバンク勢がスタメンに名を連ねて球宴を〝ジャック〟。その打線は周東、近藤がともに猛打賞の活躍で持ち味を発揮した。

初回、まず周東が中前打で出塁すると、すぐさま相手先発吉村(ヤクルト)のモーションを盗んで二盗に成功。近藤の二塁打で三塁まで進んだ。2回に辰己(楽天)のソロ本塁打で先制した全パは、なおも二死一塁から周東が右中間フェンス直撃の適時二塁打を放ち2点目。試合前に「ホームランを狙います」と宣言していた周東は二塁ベース上で頭を抱え、あと数十センチ足りなかった飛距離を悔やんだ。

ベンチに帰ると小久保監督から声を掛けられ「やっぱりお前にホームランは無理だなと言われました」と笑顔でタイムリーを振り返った。

3―4で迎えた4回は源田(西武)、周東、万波(日本ハム)の3連打で無死満塁の好機をつくると、ここで3番・近藤が期待に応える中前2点適時打を放ち、5―4と逆転。さらに栗原の犠飛などでこの回一挙5点を奪い試合の主導権を奪い返した。

近藤は「昨日、オースティン選手(DeNA)に話を聞きたいと言って今日打撃練習の時に少し話ができた。それを参考に打つことができました」と猛打の裏に積極外交があったことを説明。「タイミングの取り方、バットの軌道、インパクトの意識、あと打撃練習で最初軽く打ってたんで、その意味だったり。そういうのをいろいろ聞きながら自分に取り入れていこうかなと思ってます」と研究熱心な姿勢を見せた。

近藤は6回の第4打席は高橋宏(中日)から中前打、8回の第6打席でも大西(ヤクルト)から右前適時打を放ち、これで6打数5安打の固め打ち。〝歴史的〟な乱れ打ちで敢闘選手賞を受けて賞金100万円をゲットした。

恒例のホームランダービーでは決勝で同僚の山川を打ち負かして初出場初優勝を飾り、こちらでも賞金100万円と副賞として自動車を手にしていた。シーズン同様、近藤のバットの勢いはとどまるところを知らない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マイナビオールスターゲーム2024・第2戦、全セ10-16全パ」(24日、神宮球場)

 全セを率いた阪神・岡田彰布監督は、壮絶な乱打戦に「えーっ、めちゃくちゃやん」とコメント。「(ボールが)飛ぶよな。なんか飛んでるからな。ピッチャーはたまらん」と語った。

 以下、岡田監督との一問一答。

 -すごい試合。

 「えーっ、めちゃくちゃやん」

 -たくさんの打撃の記録が塗り替えられた。投高打低の時代に、これだけホームランが。

 「飛ぶんちゃうか、オールスター用のボールやろ。ちょっと小さいと、何か、ボールちょっと小さいような気もした。あれ、(オールスターのロゴの)名前入っているやん。なんか、(ボールが)飛ぶよな」

 -実際に手にとってみた。

 「いや、ボール持ってみたけどな。なんか飛んでいるからな」

 -お客さんは喜ぶ。

 「そらそうやけどお前、ピッチャーはたまらんわ(笑)」

 -オースティンは

 「分からん、分からん」

 -試合後のミーティングで選手たちに話したそうですが。

 「いやいや、もうみんなよう頑張ったからな、すごいの。セ・リーグの力を見せてくれたいう。なんかやられっぱなしのイメージがあったけどなあ。全然そんな感じじゃない、2試合やったからなあ」

 -桐敷はいい経験をした。

 「あんまり球数を増やすなと思うとったんや。真っすぐばっかりで(相手打者は)ファウルばっかり。変化球を放れと思っとんだんやけど」

 -表彰の争いも大変だから使うほうも大変だったのでは?

 「いやいや、だからお前、なあ。坂倉もうちょっと早う代えるつもりだったけど。ホームランがあったからなあ。おーん。だから、もう一打席打たそうと思って。俺らもわからへんからなあ」

 -やっぱり選手には賞をとらせたい。

 「いやいや、そらそうや。お前。やっぱり賞をもらったらうれしいやろ」

 -2日間はあっという間。

 「いや、それはあっという間よ、うん。まあ移動とかな、もう大変やったしな。まあ期間がな、こんな期間やからな。短くて。あー。(報道陣が)近寄ってきたら余計暑いわ(笑)」

 -代走の栗林選手は新井監督から。

 「え、そうや。いやいや、お前あんなにタッチアップせえへんから、お前びっくりしたわ。よっぽどやっぱあかん、悪いんやろな」

 -他球団の選手と接する機会もなかなかこういう時じゃないとないと思いますけど、どういった2日間に。

 「いやいや、そらあみんな力あるよ。やっぱりな。全然そらあ違うよ」

 -全セで新しい発見があった他球団の選手もいた。

 「そこまでは。それはもうみんな見てるからな、新しい発見なんかないけどな。やっぱりな。力あるなと思って確認はできたよな、やっぱりな。ここに選ばれてるやつやからな、それはな。それは全然違うもんな」

 -今日はお祭りだが後半戦の何かいいヒントも。

 「いやあそんなん。そこまではないけど。そんなんやっぱり、攻め方もやっぱり真っすぐばっかりになるしのう。こっちのピッチャーも、お前普段あんな真っすぐ投げるピッチャーまっすぐ投げるからあんな打たれるよな。それはオールスターやからな、しゃあないけどな。やっぱ試したい部分もあるんやろうな。自分のストレートがどのぐらい通用するかとかな」

 -各チームが点をとるのに苦労しているが、この2試合はすごく点が入った。

 「いやいや、でも、そんな配球せえへんやんか、そうやんか。なんかボールもちょっと違うような感じがするしなあ。6本、6本やろ、ホームラン?そんな出えへんやん。そんな出る試合ないやろ。公式戦で1試合に6本もホームランなんか」

 -分かっているとは思うが中日の高橋投手も簡単に。

 「簡単にな、やっぱ打たれるんよ、絶対な。そういうことやろ、結局は。なんぼまっすぐ155キロいても、そういうことやん。だから、いろんな配球とかなってくるやろ、抑えるには」

 -山崎福、床田とピッチャーにもヒットが出た。

 「ふふっ。まあ。二刀流したやつがボロボロなってもうた。そやろ?(笑)。こっちも床田ボロボロなってもうた」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■マイナビオールスターゲーム2024 全セ 10ー16 全パ(24日・神宮)

オールスター第2戦のMVPに6打数5安打2打点の活躍を見せたロッテ・佐藤都志也(26)が選ばれた。ロッテでは89年の村田兆治氏以来、35年ぶりの受賞となった。

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初球宴でのMVP受賞に佐藤は「自分でいいのかなと思うぐらいビックリしているんですけど、それにふさわしいようにこれからもっともっと精進していきたいと思ってます」と力強く話した。

佐藤はこの試合、7番・捕手でスタメン起用。2回表、全セの先発・吉村貢司郎(26、ヤクルト)に対し第1打席は左安打を記録。続く3回表、第2打席は2番手・戸郷翔征(24、巨人)からレフトへの適時二塁打を放った。さらに4回表の第3打席には3番手・床田寛樹(29、広島)からライトへ適時三塁打。ここでサイクル安打に王手をかけた佐藤。しかし6回表は5番手・髙橋宏斗(21、中日)の前に空振り三振。8回表は7番手・大西広樹(26、ヤクルト)に対し鋭い当たりも右二塁打。9回表の最終打席では8番手・マルティネス(27、中日)に対し左二塁打と本塁打とはならず、ベース上で悔しい表情を見せた。

サイクル安打目前も「自分のバッティンを心がけようと思って」「ホームランこそでなかったが良いバッティングができたなと思います」と自身の打撃を振り返った佐藤。サイクル安打まであと1歩届かずも全6打席で会場を大いに盛り上げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆マイナビオールスターゲーム2024 全セ10―16全パ(24日・神宮)

 西武・今井達也投手が8回、全パの7番手で登板。8回、9回に1点ずつを失ったが、最後は長岡を156キロの速球で空振りの三振に仕留めて試合を締めくくった。「楽しかったですし、試合の最後を三振で締めくくれたことはよかったですね。あっという間の2日間でした」と振り返った。

 最後はジャンプして軸足の膝を地面につける同僚の外国人左腕・ヤンのパフォーマンスを披露。「マチャド投手やメルセデス投手、ポランコ選手など外国の選手たちとコミュニケーションを取っている中で『パ・リーグが勝っていたら、9回にやろうと思うんだけどどう?』と聞いたんです。そうしたら『ぜひ、やってくれ!』というリアクションをくれたのでパフォーマンスしました。球宴なので、何かファンの方もパ・リーグの選手たちも一緒に楽しんでもらえたらと考えた中で思い浮かびました。ヤンのおかげですね」と同僚に感謝していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆マイナビオールスターゲーム2024 全パ16―10全セ(24日・神宮)

 

 ロッテの佐藤都志也捕手がMVPに選出され、賞金300万円を手にした。

 「7番・捕手」でスタメン出場した佐藤は、2回の第1打席に左前打を放つと、3回に左越え二塁打、4回には右中間三塁打を放ち早々にサイクル安打に王手をかけた。

 6回の第4打席は高橋宏(中日)の前に空振り三振に倒れたが、8回の第5打席は右翼に二塁打、9回も左中間二塁打を放ち5安打をマークした。

 4打席目以降は本塁打が出ればサイクルという状況での打席。佐藤は「ホームランバッターではないので、打てるかなと思いながらいったんですけど、自分のバッティングを心がけようと思って、(本塁打は)出なかったですけど、いいバッティングができたなと思っています」と振り返った。

 第4打席はフルスイングで空振り三振。「当たってくれ、という思いでフルスイングかけてたんですけど、前に飛んでくれなかったので、自分の打撃をしようと切り替えて打席に入りました」と明かした。

 ロッテの選手では1989年村田兆治以来のMVP。「ロッテの名前が消えるんじゃないかってくらいさかのぼるところで、何とか入れたのはすごいよかったと思います」と話していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マイナビオールスターゲーム2024・第2戦、全セ10-16全パ」(24日、神宮球場)

 敢闘選手賞を受賞した楽天・辰己の表情が晴れることはなかった。「楽しめましたけど。オースティンのケガが心配。申し訳ない」と思いを吐露した。

 九回1死、自らが放った一塁への痛烈なゴロがイレギュラー。大きくバウンドが代わり、一塁を守っていたDeNA・オースティンの顔面を直撃した。助っ人は流血して途中交代しただけに、声のトーンも低かった。

 この日は6番・中堅で先発出場し、二回の第1打席で右越えの先制ソロを放つなど3安打2打点、5出塁と躍動。試合後には「シーズンに向けて頑張りたい」と前を向いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新リーグ開幕は9月6日=ハンドボール

日本ハンドボールリーグ(JHL)は24日、新リーグ「リーグH」の2024~25年シーズンの日程を発表した。14チームが参加する男子は9月6日、11チームが争う女子は同7日に開幕する。レギュラーシーズンは来年5月25日まで行われる予定。
プレーオフは来年6月13~15日に東京・国立代々木競技場で行われ、男子はレギュラーシーズンの上位6チーム、女子は上位5チームがトーナメント方式で争う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イングランド・プレミアリーグのブライトンが24日に国立でJ1鹿島との親善試合に臨んだが、衝撃的な客入りが話題を呼んでいる。

今年2月に腰を負傷してから約5か月ぶりの実戦復帰となった日本代表MF三笘薫の凱旋試合となったが、スタジアムは空席が目立つまさかの事態となった。

5月末に同じ国立で行われた日本代表MF久保建英所属のRソシエダード凱旋試合でも空席が目立ったが、今回はゴール裏は埋まったエリアも多いものの、国立は収容人数が6万人超と大きいだけに空席が目立ってしまった。

あまりの空席の多さににネットからも悲鳴が上がっており「国立ガラガラすぎて笑える」「国立全然入ってないやんけ」「チケット高い」などと指摘する声が上がっている。

ブライトンは28日に同じ国立でJ1東京Vとの親善試合が予定されているが、この日の二の舞を回避できるのだろうか…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆マイナビオールスターゲーム2024 全セ―全パ(24日・神宮)

 2年連続6度目の出場を果たした西武・源田壮亮内野手が9番・遊撃で先発。4回の第2打席で中前安打を放ち、5回1死一塁の守りでは遊ゴロをさばき、チームでも二遊間を組む外崎修汰と併殺を完成した。「チーム『パ・リーグ』は本当にいい雰囲気で2日間、野球を楽しみました。きょうはヒットを打てましたし、トノ(外崎)との二遊間で併殺も取れましたし、トノにはタイムリーヒットも出たのでよかったです」と笑顔をみせていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マイナビオールスターゲーム2024」第2戦(神宮)が24日に行われ16―10という歴史的な乱打戦のすえ、全パが勝利した。

全パがマークした1試合28安打は球宴最多記録。1試合で両軍がマークした合計44安打も同様だ。投高打低のトレンドが指摘されるシーズンにおいて異様ともいえるゲームが神宮の杜で展開された。

全セを率いた阪神・岡田彰布監督も「えっへっへ。メチャクチャやん。飛んどるやろ。アレ、オールスター用のボールちゃう? たぶん」と指摘。「なんかちょっと小っちゃいな。なんか飛ぶよな」とレギュラーシーズンとは別のボールを使用していたのではないかとド直球で見解を示し、報道陣を狼狽させた。

「観客は喜ぶ? そらそうやけどオマエ、ピッチャーはたまらんわ」と夢の一戦の後も岡田節は全開。「そんなに配球もせんけどな。そんなに出えへんやろ」とニヤニヤ顔でボールの〝異変〟を指摘し続けていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マイナビオールスターゲーム2024・第2戦、全セ10-16全パ」(24日、神宮球場)

 広島の新井貴浩監督は球宴を振り返り「勉強になった。私はコーチをやったことがないから、試合の中での動きなど大変さがよくわかった」と語った。

 それでも新井監督の人柄は球宴で全開。第1戦ではまるで選手かのように記念撮影していたが、第2戦後には敢闘選手賞のボードを手に持ってひな壇でニヤリ。球宴史上3人目のグランドスラムを放った坂倉については「いい本塁打でしたね」とたたえた。

 阪神時代に師弟関係だった岡田監督とは「優しい方、そして野球が大好きな方ですね」とコメント。投手の代走については「オールスターは持ちつ、持たれつ、助け合い。つぎ出たら栗林を代走いってくださいと。岡田監督をサポートするためにきてるので、よかったです」と説明していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最低賃金、過去最大50円増=物価高で時給1054円―新たに8道県が大台乗せ

最低賃金の推移



中央最低賃金審議会(厚生労働相の諮問機関)の小委員会は24日、2024年度の最低賃金引き上げ額の「目安」を50円とすることで合意した。最低賃金の全国平均は、現在の時給1004円から1054円に5.0%引き上げられる。歴史的な物価高や、今年の春闘で大幅賃上げが実現したことを踏まえて引き上げ幅、引き上げ率ともに過去最大。新たに北海道や静岡県など8道県で最低賃金が1000円台に達し、大台超えは16都道府県に増える。
目安額は経済情勢に応じ、各都道府県をA~Cの3ランクに分けて提示されるが、今回は3ランクすべてで同じ50円だった。前年度は東京や大阪など6都府県のA地域の引き上げ幅が、宮城や兵庫など28道府県のB地域、青森や沖縄など13県のC地域を上回っていた。
ただ、前年度は人口減少に直面する地方を中心に働き手を隣県に奪われたくないとの危機感が広がり、24県の審議会が中央審議会の示した目安額を上回る引き上げを決めた。今年度の改定協議でも、労働者側の委員は最低賃金の低い地方から都市部に人口が流出していると指摘。特にB、C地域の大幅な引き上げを求めた。
こうした事情が地方の賃金水準を底上げすることにつながったとみられるが、現在最も高い東京(1113円)と最も低い岩手(893円)の差は、目安通りに決まれば220円のまま縮まらない。
引き上げ率は、連合が集計した今春闘の平均賃上げ率5.1%に迫る高水準。労働者側の委員が前年度を超える引き上げを求めたのに対し、経営者側は中小零細企業の支払い能力を考慮して大幅引き上げに慎重だったが、最終的に受け入れた。
目安通りなら、最低賃金は全都道府県で900円を超える。連合の幹部は小委員会の終了後、「1000円を超えないと暮らしが成り立たない。今年の50円増は大きな一歩だ」と述べた。
それでも、内閣府によると主要先進国に比べて日本の最低賃金の水準は見劣りする。また、高齢者は最低賃金に近い給与水準で働く割合が高く、物価高の影響を受けやすい。
最低賃金は雇い主が従業員に支払う最低限の時給で、毎年改定される。中央最低賃金審議会が示す目安額を参考に、各都道府県の審議会が8月ごろに実際の引き上げ額を決め、10月以降に適用される。



◇最低賃金引き上げ額の目安
ランク・金額都道府県
【A・50円】埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、大阪
【B・50円】北海道、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、新潟、富山、石川、福井、山
梨、長野、岐阜、静岡、三重、滋賀、京都、兵庫、奈良、和歌山、島根
岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、福岡
【C・50円】青森、岩手、秋田、山形、鳥取、高知、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎
鹿児島、沖縄

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロ野球の「マイナビオールスターゲーム2024」の第2戦が24日、神宮球場で行われ、全パが、ともにゲーム最多記録となる28安打、16得点をマークし、両チームで計6本塁打が飛び交った打撃戦を制した。最優秀選手には5安打2打点の佐藤(ロッテ)が選ばれた。試合前のホームランダービーは近藤(ソフトバンク)が初優勝。両リーグは26日に再開する。

◇…表彰選手…◇

 ▽最優秀選手賞(賞金300万円) 佐藤(ロッテ)

 ▽敢闘選手賞(賞金100万円) 近藤(ソフトバンク)、坂倉(広島)、辰己(楽天)

 ▽マイナビ賞(賞金100万円) 坂倉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初出場で勇姿を見せた。ロッテ・佐藤都志也捕手(26)が24日の「マイナビオールスター2024」第2戦(神宮)に全パの「7番・捕手」で先発出場し、6打数5安打2打点と大暴れ。球宴史上3人目となるサイクル安打は逃したものの、個人1試合最多安打タイの5安打(もう一名はソフトバンク・近藤健介)をマーク。第2戦のMVP賞(最優秀選手賞)を受賞し、賞金300万円を手にした。全パは16―10と快勝。通算成績は全パの91勝81敗11分けとなった。

第1打席は2回、無死走者なしから左前打で出塁すると、3回に訪れた第2打席は二死一、三塁から初球を一振り。左前適時二塁打となった。さらに第3打席目は4回。二死一塁の場面でカウント0―1から今度は右翼側へ打球を引っ張り、適時三塁打とした。この時点で本塁打を放てばサイクル達成だったが、6回の第4打席は空振り三振、8回の第5打席は右前二塁打、9回の第6打席は左前二塁打。長打を放ちながらも偉業達成とはならず、悔しい表情を浮かべていた。

佐藤は「いやほんとうにびっくりしてます」とMVP受賞に思いを吐露した上で「ホームランバッターじゃないので打てるかなと思ってたんですけど、自分の打撃を心がけたので本当に良い打撃ができたなと思ってます」と率直な思いを語った。

また、「まだまだキャリアとしては全然なんで、これを機にもっと注目されていきたいなっていうふうに思うので、なんとかレギュラーシーズン頑張りたいと思います」と兜の緒を締め直した。

ロッテでは村田兆治氏以来、約35年ぶりのMVP受賞となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

● 全セ 10 - 16 全パ ○
<球宴第2戦・神宮>

「マイナビオールスターゲーム2024」の第2戦が24日に行われ、両軍合わせ44安打26得点の打撃戦を全パが制した。MVPには4本の長打を含む5安打2打点をマークしたロッテの佐藤都志也捕手(26)が選ばれた。

 全パ打線は2回、6番・辰己(楽天)の球宴初アーチなどで2点を先取。直後に逆転されたものの、3-4で迎えた4回は3番・近藤(ソフトバンク)の中前適時打、7番・佐藤の適時三塁などで5点を加え8-5と再びリードを奪った。

 5回に8-8の同点に追いつかれたものの、6回は辰己の適時打で再び勝ち越し点を奪い、8番・外崎(西武)の右前適時打で10点目。7回以降も途中出場・岡(ロッテ)の2試合連発となる右越えソロ、同じく途中出場・紅林(オリックス)の中越えソロなどで6点を加えた。

 近藤は8回にもダメ押しとなる右前適時打を放ち、6打数5安打2打点の大暴れ。佐藤もサイクル安打達成とはならなかったものの、三塁打1本、二塁打3本を含む6打数5安打2打点と打ちまくりMVPに選出された。

 全セ打線も9番・坂倉(広島)が、球宴では57年ぶり史上3人目の満塁ホームランを放つなど、3本塁打含む16安打10得点を記録。11-6で勝利した第1戦に続く2ケタ得点を記録したが投手陣が28被安打16失点と打ち込まれた。

 両チーム2ケタ得点、計44安打、26得点は球宴史上最多記録となり、全パの1試合28安打、2戦合計44安打も球宴最多記録。近藤と佐藤がマークした1試合5安打は球宴タイ記録となった。

 佐藤は1989年第1戦の村田兆治以来、ロッテ選手では35年ぶりとなるMVPに輝き賞金300万円をゲット。敢闘選手賞(賞金100万円)には近藤、辰己、坂倉の3選手が選ばれ、坂倉は『マイナビドリーム賞』と合わせ賞金200万円をゲットした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

厚生労働省は24日、保有する新型コロナウイルス治療用の中和抗体薬について、計約160万人分を廃棄する案を専門家委員会に示し、了承された。一般流通は行われず、国が希望する医療機関に配分してきたが、通常の医療体制に移行したことに伴い、5月末で配分を終了したためだ。今後、別の専門家部会にも諮り、最終決定する。

 

 

 廃棄されるのは、「ロナプリーブ」が約124万人分、「ゼビュディ」が約27万人分、「エバシェルド」が約11万人分。2021年7月以降に承認され、厚労省が必要量を確保してきた。しかし、新型コロナの変異に伴って治療効果が下がり、異なるタイプの抗ウイルス薬が優先的に使われるようになった。

 抗ウイルス薬は不測の事態に備えて、厚労省が約435万人分の保管を続けるが、使用期限を迎えたものは順次廃棄する方針だ。

 

 

 

 

 

 

 

新型コロナ患者数は10週連続で増加中 “自分は熱中症”と検査拒否…認めたくないのは経済的な理由も【Nスタ解説】

 

 

 

新型コロナウイルスの患者数が、全国で増加しています。厚生労働省が全国およそ5000の医療機関から報告されている患者数は、7月14日までの1週間で5万5072人。1医療機関あたりでは『11.18人』と、10週連続の増加となりました。

コロナ検査、なぜ拒否? 検査費や薬代の経済的な負担が理由か

 

 

 

 

上村彩子キャスター:
取材をしたインターパーク倉持呼吸器内科の倉持仁院長は「7月に入って以降、週を追うごとにコロナ陽性の患者が増加している」と話します。

一方で「コロナウイルスの感染が疑われる患者の中には“自分は熱中症”と主張し、検査を拒否したケースもある」ということです。どうしてこのようなことが起きているのでしょうか?

 

 

 

まず、新型コロナウイルス感染と“認めたくない”理由で大きなものとしては、5類に移行したことで、経済的な理由もあるそうです。それぞれ3割負担でPCR検査は約6000円、抗原検査は約2000円となっています(Nスタ調べ)。

さらに、陽性と診断されて処方される経口薬は5日分・3割負担の場合、ゾコーバは約1万5600円。パキロビッドパックは約2万9700円、ラゲブリオは約2万8200円で、3割負担でも3万円近くの金額がかかってきます(Nスタ調べ)。

また、感染した場合に厚生労働省が外出自粛を推奨している日数は、発症日を0日目として5日間です。5日経っても症状がある場合は、症状が軽快してから24時間程度は外出自粛が推奨されています。

陽性と診断されると、学校や会社を休まなければならない。自分の予定も変えなければいけない。そんな心理的な負担もあるそうです。

 

 

 

倉持先生は「診察した患者の約半数が検査を敬遠している傾向。経済的な負担も大きく、薬を断る患者も多い」と話しています。

井上貴博キャスター:
確かに、今はまだ新型コロナウイルスの治療薬は高いので難しいところはありますが、変異を繰り返しているので、感染力は強いけれども重症化しにくくなっているという事実もあるんですよね。

 

 

 

オンライン直売所「食べチョク」代表 秋元里奈さん:
周りでも結構、コロナにかかっている人が最近増えたなという実感はありますが、みんな軽症なので、そんなに大きくなっていないなと思います。

ただ、やはりコロナの渦中のときの「高齢の方に会うときは気をつけましょう」みたいな意識は、少し薄れているなとは感じます。私はちょうど週末に99歳のおばあちゃんに会いに行くので、改めて気をつけないとなと感じます。

ホラン千秋キャスター:
コロナウイルスだけではなく、さまざまな感染症があるので、その一つ一つがリスクになる世代の方々もいらっしゃるわけですものね。

オンライン直売所「食べチョク」代表 秋元里奈さん:
あのときは結構みんな意識していたと思いますが、人によってはかなり緩くなっているかなと思います。

もちろん若い人同士だったらいいのかもしれませんが、高齢の方や重症化リスクの高い方と会うときは、昔を少し思い出しながら気をつけていきたいなと思います。

猛暑でも窓を開けて換気を! 数センチでもOK

上村キャスター:
では改めて、新型コロナウイルスの感染対策を見ていきましょう。

 

 

 

厚生労働省が推奨するのは▼医療機関や高齢者施設などを訪問するときのマスク着用、▼手洗いや手指消毒、▼換気ですが、今の季節は外が暑いので、なかなか窓を開けづらいかもしれません。

しかし、倉持先生は「症状がある人がいなければそこまで気にしなくて大丈夫だが、やはり換気はしてほしい」と話していました。できれば窓を全開にするのが好ましいですが、数センチでも大丈夫ということです。数センチでも開けっ放しにすると、だいぶ換気ができます。

 

 

 

そして具合が悪くなると、今は新型コロナウイルスか、熱中症か、夏かぜか悩む方が多いと思います。発熱、けん怠感、頭痛、ふらふらして歩けないなど、初期症状は似ていますが、やはりそれぞれ特徴があります。

▼新型コロナウイルスでは咳や息切れなど、呼吸器に症状が出るのが特徴です。のどの痛み、味覚・嗅覚障害などもあらわれます。

▼熱中症は口の中が乾燥する、尿の減少、意識障害などが特徴です。

▼夏風邪は皮膚や口の中に発疹が出る、のどが腫れて白くなるなどの特徴があります。

 

 

 

倉持先生は「新型コロナウイルスが今も流行していることを知ってほしい。一人一人が無理をせず、体調が悪いときは医療機関へ行きましょう」と呼びかけています。

井上キャスター:
一部ではコロナ治療薬も公費で負担できないかという議論もあるようですが、5類に移行したので、そこは道理が通らないということもあります。

リスクが高い方やご高齢の方は、やはりワクチンで自分の身を守るということを、一つ徹底するのも重要なのかもしれません。

オンライン直売所「食べチョク」代表 秋元里奈さん:
やはり病院に行くと、コロナやインフルエンザも最近はあります。「全部検査を受けますか」と言われると、それはそれで少し迷ってしまうので、病院に行って症状を伝えて、お医者さんに判断を委ねるというのも一つかなと感じます。

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<プロフィール>
秋元里奈さん
オンライン直売所「食べチョク」代表 33歳
神奈川の農家に生まれる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦