“追記”

 

 

 

 

 

 

西武は10日の日本ハム戦(ベルーナ)に1―6と逆転負けし今季5度目の5連敗。借金はワースト29となった。

7回に日本ハム・郡司の中犠飛で1―1の同点に追いつかれ、8回、3番手・本田圭佑投手(31)が一死一、二塁のピンチを背負い4番・マルティネスに痛恨の9号3ランを被弾し万事休す。9回にも4番手・田村が3安打1四球に守備でのミスが絡み2失点。このカード連敗を喫した。

先発した青山美夏人投手(23)は6回1/3、3安打1失点と試合を作ったが、2番手・ヤンが郡司に中犠飛を打たれ同点に。好投むなしくプロ初勝利を逃した。

青山は「丁寧にしっかりテンポよく投げることができ先頭を抑えられたことはよかったです。ツーアウトから四球を出してしまったところは反省です。先発した試合は3回とも途中降板となってしまったので、次回はしっかり投げ切ってチームの勝利に貢献したいです」とこの日の91球を振り返っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロバスケットボール男子B1リーグの千葉ジェッツとの契約を一方的に破棄を申し出た元ドイツ代表監督のゴードン・ハーバート氏に、同国1部の名門バイエルン・ミュンヘン行きが急浮上している。

千葉は10日、来季以降の新監督について声明を発表。昨夏のW杯でドイツ代表を率いて優勝したハーバート氏と新監督就任で契約合意してサインも済ませていたにもかかわらず、ハーバート氏サイドから契約破棄を希望する申し入れが突如あったと説明した。

異例の事態を受けて千葉は「クラブとしては、突然このような一方的な契約破棄の申し出をされたことは誠に遺憾であり、事実確認及び状況整理をした上でしっかりと話し合いを進めていく」との方針を示した。

突然の契約破棄通告に波紋が広がる中で、ハーバート氏の進路がドイツの名門になる可能性が出てきた。

欧州バスケットボール界に精通するガブリエル・パンテルジューブ氏が自身のSNSで「ゴードン・ハーバートはバイエルン・ミュンヘンと契約する可能性が高いと聞いた。パブロ・ラソがバスコニアに加入したため、ドイツチームは新しい監督を必要としている」とハーバート氏がBミュンヘン指揮官に電撃就任するとの最新状況を伝えた。

複数の欧州メディアもハーバート氏のBミュンヘン行きを報道。これが突然の心変わりの理由なのか、その動向に注目が集まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「阪神4-1ヤクルト」(10日、甲子園球場)

 阪神が今季2度目の4連勝。「6番・右翼」でプロ初スタメンの野口が同点打を含む2打点と活躍。先発の大竹は6回5安打1失点で6勝目を飾った。岡田監督の一問一答は以下。

 -初スタメンの野口が2打点の活躍

 「ちょっと重苦しいね。奥川に抑えられてて。最初のチャンスだしね。前の打席でね、三振してるので、それの教訓ていうかね、うまく右のほう打ちましたよね」

 -昇格後、1軍の投手に対応している

 「うーん、まあ、まだまだ経験ね、していかないといけないんですけど。期待に応えるようなね、そういうバッティングしてくれていると思いますね」

 -スタメンは迷いなく

 「いやいやもう、昨日からね。同じような年だし。奥川は。明日奥川だったら、野口いこういうことで」

 -佐藤輝にも楽しみな打球が増えてきた

 「あー、そうですけどね。まあ、これはもうそういうヒットの積み重ねで、いいんじゃないんですか? あんまり気にしないでね。そういう積み重ねがね、最終的にホームラン出ると思いますよ」

 -大竹は6回1失点。

 「いやあ、まだ余力を残していて、まだ行く気でいたんだけど、後ろのピッチャーも投げてないし、明日もまた空くので、そこは変えたんですけど。初回に1点取られたんですけど、そのあとはうまく緩急を使って、持ち味を出して投げていましたね」

 -僅差のゲームが続いた中で3点差。

 「いやあ久しぶりですよ。ゆっくり7,8,9回をベンチで見られたのがね」

 -中継ぎにホールドが付いて、クローザーにセーブが付いた。

 「そうですね、選手はそういうことをあまり気にしてないと思うけど、2人(ゲラと岩崎)も久しぶりやったんで。明日1日空くので、それから6連戦があるので、そこで踏ん張ってほしいですけどね」

 -久しぶりの4連勝。勢いをどう感じるか。

 「すごい勝ちが続いたし、今日みたいな勝ちを続けることが大事かもわからないですね、やっぱりね」

 -大混戦(首位は巨人、0.5ゲーム差で阪神とDeNA、4位広島も首位まで1ゲーム差)

 「こんなんまだまだ、まだ7月ですからね。まだまだ、先ですね」

 (囲み)

 -野口の起用がはまった。

 「はまったというか、ちゃんとしたら打てるよ」

 -前の打席で振った球を振らずに

「そうそうそうそう。そらみんな初めてのね、ええピッチャーやし、なかなか2軍では対戦できないようなピッチャーと当たってるわけやから。最初からどんどん打てとは言えなしし、キレのいいボールを空振りしたら今度はそれを振らないように、そうしていけばええんよ」

 -ショートゴロも強いスイングだからこそ。

 「そうよ、あれ差し込まれたらショート正面ぐらいのゴロでゲッツーなってるかもわからんけど、やっぱり差し込まれてるけど振り切れてるから、ああいうね、弾む打球いうたらおかしいけど、やっぱり、ボールもスピンかかってるから弾むんやろね。差し込まれて、あんな弾まんよ。振り切ってるから弾むと思うよ」

 -島田の途中交代で守備ハマった

 「普通やんか。回ったら、出たら代走からいくいうのは普通のことやし」

 -まだ満点ではないけどつなぎは

 「できた方やろ。4点もとってんねやで、おまえ」

 -これで4試合連続逆転勝ち

 「まあ、1点は逆転っていうかな、って思うけどな。先に点取られたらみんな逆転勝ちになるけど、本当やったら、その1点でピッチャーがしのいで。初回1点取られてもピッチャーは打線の援護を待つわけやから。その1点で逆転いうのもどうかなと思うけどな、普通はな」

 -これまでその1点が重かった

 「いや、重かった。そら重かったよ、これまではなあ」

 -少し変わってきたか

 「まあそうやね。ヒットの割に点取れたもんね、今日は」

 -相手のミスも生かして

 「まあでも、それも野球やで。こっちもミスして点取られるんやからな」

 -野口はまたチャンスが

 「あるある、全然ある」

 -次の中日戦も

 「そんなんまだ決めてないわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ロッテ18-5楽天」(10日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテは今季最多の21安打18得点で爆勝。貯金を「9」とした。

 0-1初回から打者一巡で全員出塁の猛攻を仕かけた。先頭・高部の左翼線二塁打を皮切りに、一挙8安打8得点。1死も与えずに、楽天先発・松井を引きずり下ろした。

 8-1の四回にも、2安打1四球で満塁とすると、田村が左中間へ走者一掃の適時二塁打。その後も打線はつながり、またしても打者一巡の大攻勢で6得点を奪った。14-2の六回にも、四球と連打などで4得点を挙げた。

 先発・石川歩は、登板中の風速が16メートルに達する中、6回7安打2失点と好投。初回に先制点を与えたが、その後は安定の投球で楽天打線を抑えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ロッテ18-5楽天」(10日、ZOZOマリンスタジアム)

 楽天は投手陣が崩壊し、今季5度目の二桁失点で大敗。5位転落となった。

 初回で勝負が決してしまった。先発の松井が先頭から、打者一巡9人連続出塁を許すなど一つのアウトも取れず8失点でKO。右腕はベンチで涙を見せた。その後リリーフ陣も歯止めがかからず四回に6点、六回に4点と立て続けにビッグイニングを作られ、今季2番目に多い大量18失点となった。

 打線は七回に、ルーキー・中島のプロ初打点となる適時三塁打が出るなど二桁安打を放ったが、序盤の大量失点が重くのしかかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇プロ野球パ・リーグ 日本ハム6-1西武(10日、ベルーナドーム)

先発・青山美夏人投手が6回1/3をなげ1失点の好投を見せますが、リリーフ陣が日本ハム打線に捕まり敗戦。西武はこれで5連敗となりました。

西武は初回、源田壮亮選手がライトへの2塁打を放つと、 西川愛也選手がセンターへのタイムリーで幸先よく先制点を奪います。2回には、1アウトの場面で栗山巧選手が2018年以来の3塁打を放ちます。その後、金村尚真投手が暴投した際に栗山選手が本塁生還を狙いましたが、タッチアウトとなり、追加点とはなりませんでした。さらに4回にも満塁のチャンスを作りますが松原聖弥選手がセカンドゴロに倒れ、この回も無得点となかなか追加点が奪えません。

6回まで無失点で抑えていた西武の先発・青山美夏人投手。7回、先頭のレイエス選手にショートへの内野安打を打たれ出塁されると、代走の五十幡亮汰選手に盗塁を許します。続く田宮裕涼選手にはバントをされ、1アウト3塁とピンチを広げます。青山投手はここで降板し、リリーフのヤン投手に後を託しますが、代打に郡司裕也選手を迎えると犠牲フライを打たれ同点に追いつかれました。

8回には、本田圭佑投手がマウンドに上がるとマルティネス選手に9号3ランホームランを打たれ、3点差をつけられます。さらに9回、田村伊知郎投手は上川畑大悟選手、松本剛選手に連続でヒットを打たれると、 万波中正選手を四球とし、2アウト満塁のピンチを招いてしまいます。続く清宮幸太郎選手にライトへ2点タイムリーを打たれ、点差を「5」と広げられました。

幸先よく先制した西武でしたが、リリーフ陣が打線に捕まり敗戦となりました。西武はこれで5連敗となり、7月の成績を1勝6敗としています。

 

 

 

 

 

 

 

 

(10日、第106回全国高校野球選手権西東京大会2回戦 八王子北10―0八王子桑志・南多摩)

 

 八王子桑志・南多摩連合の日巻竜太(3年)は試合に負けた後、スタンドへのあいさつを終えると、しばらくその場で天を仰いだ。「悲しくてグラウンドを見られなかった」。1人だった日々が頭に浮かんできた。

 八王子桑志の部員は今春、1、2年生の4人が入部してくるまでは日巻だけだった。入部当初、5人の同級生がいたが、バイトなどを理由に辞め、1年の夏から1人だった。

 放課後、グラウンドに出ても誰もいない。友達からは「1人ならやめろよ」「まだ野球しているの」と言われ、心が折れかけたこともあった。

 でも、やめようとは思わなかった。顧問の内田光治教諭が、キャッチボールやノックなどの練習に付き合ってくれたからだ。

 印象に残っているのは、ある雨の日のこと。授業後で疲れているはずなのに、一緒に校舎の階段ダッシュをしてくれた。「この先生のために勝ちたい」。1人のことを言い訳になんてできなかった。

 10日の八王子北戦。公式戦に初めて先発出場することができた。四回に中前安打を放ち、ベンチにいた内田教諭に向け、ガッツポーズをした。「先生のためにも絶対に打ちたかった」

 試合は六回コールド負け。これだけ先生と練習してきたのに、最後の夏はあっという間だった。「もっと先生と野球がしたかったし、恩返しがしたかった。もう先生と野球ができないなんて」。実感が湧かないまま、球場を後にした。=スリーボンド八王子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「西武1-6日本ハム」(10日、ベルーナドーム)

 日本ハムが逆転勝ちで2連勝をマークした。1点を追う七回に、代走の五十幡が盗塁、送りバントで三塁に進み、犠牲フライで生還し同点に。1-1の八回にはマルティネスが強烈な勝ち越し弾を放った。1死一、二塁の好機。ここで4番が左翼席に9号3ランをたたき込み、これが決勝点となった。

 試合後、新庄監督は「五十幡くんに代えてなかったらヒヤっとした。今日はヒヤっと。よく走ってくれた。(警戒された中での盗塁は)俺だったら嫌。サイン無視する。勝利をもってきてくれる1億円の足」と、前夜に続いて足で同点劇を演出した韋駄天を称賛。前夜の試合後、自身のインスタグラムで「僕が五十幡多君の足を持ってたら1億円の保険かけるな!」と、つづっていた。

 また前夜の清宮に続いて、この日は直近不振だったマルティネスの一発が決勝点に。「日替わりでヒーローが出ればいい流れがきてる。昨日の試合で流れが出てきた」と、うなずいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

J1サンフレッチェ広島は10日、ハワイアンズスタジアムいわきで天皇杯全日本選手権3回戦のJ2いわき戦に臨み、4―0で快勝した。8月21日に予定されている4回戦に駒を進めた。

 広島は前半24分、加藤陸次樹が脳振とうの疑いで交代。大橋祐紀や東俊希らのシュートでゴールに迫ったが、無得点で折り返した。

 後半は一転してゴールラッシュとなった。17分、右CKから佐々木翔が頭で合わせて均衡を破ると、21分にはショートカウンターから大橋が押し込み追加点。その2分後には、再び佐々木がCKから頭で合わせて突き放した。後半追加タイムにはマルコス・ジュニオールがゴールネットを揺らした。

 2得点と活躍した佐々木は「CKの本数が多かったので、決めることができて良かった。しっかりと勝つことができた」と振り返った。(時間は速報値)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本ラグビー協会は10日、東京都内で理事会を開き、副会長に清宮克幸氏ら4人を選任した。清宮氏を含む3人が再任で、木下康司氏が新任。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(10日、第106回全国高校野球岩手大会1回戦、盛岡四3-6花巻農)

 

 三回途中に約1時間、雨で試合が中断した。それでも、盛岡四の小畑類主将(3年)は気持ちを切らさなかった。

 「二回でバントが捕邪飛になり、自分のミスで流れを止めてしまった。絶対にミスを取り返す」。2―1で迎えた五回表1死一、三塁。そう気合を入れて打席に立った。

 初球を積極的に振りにいき、左犠飛に。追加点となった。「本当は速い打球で内野の間を抜きたかった。狙い通りにはならなかったが、なんとか走者を返せた。できは50点くらい」

 盛岡四は学年ごとにリーダーがいる。小畑主将は1年生から務めた。2022年秋にあった1年生の交流岩手県大会では、2―38(5回コールド)の大敗を喫した。「その負けが、良い時も辛い時も頭にあって自分たちを満足させず、引き締めてくれた」

 この日も気持ちを入れて臨んだが、終盤に逆転され、敗れた。試合後、「高校野球が終わってしまったんだなと。もっとやりたかった……」と悔しさをにじませた。

 それでも野球が好きな気持ちは変わらない。「まだ選手で試合に出たい気持ちがある。大人になってからもできたらいい」。野球にはこれからも関わっていくつもりだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(10日、第106回全国高校野球選手権奈良大会2回戦 橿原学院6―5法隆寺国際)

 

 6点を追う法隆寺国際は九回表、スタンドからの大応援を背に打者一巡の猛攻で、一挙5点を返す反撃を見せた。

 前川朔哉(さくや)主将(3年)は九回が始まる直前、ベンチ前の円陣で言った。「打たなきゃいけない場面だけど、チームプレーだから球をよく見極めて振ってくれ」

 その言葉が通じたのか、打席に入ったチームメートは四死球で次々と出塁した。満塁になると、代打の宮川慧祐(3年)も四球を選び、押し出しで初得点。その後、厚田爽太(3年)の左越え二塁打などが続き、1点差に迫った。

 そして前川に打順が回ってきた。「何としても打ち返して、次につなごう」。そう気持ちがはやっていた時、自分が仲間に伝えた言葉がふと頭をよぎった。西岡嘉定監督を見ると「冷静に球を見ろ」というサイン。緊張を押し殺しながら、しっかりボールを見極めて四球で出塁。2死一、二塁とチャンスを広げた。

 だが、次の打者が遊飛に打ち取られ、法隆寺国際の夏が終わった。

 3年生にとって、夏の大会での初戦敗退は初めて。泣き崩れる部員たちに、西岡監督は語りかけた。「最後まで誰も諦めなかった。負けて悔いがないことはあり得ないけど、全員よくやった」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出発セレモニーで笑顔を見せるパリ五輪に出場するバレーボール女子日本代表の古賀主将ら=10日午後、羽田空港

 

 

 

 

 

 

 

 

オリックスが逆転サヨナラ勝ち。5連勝で勝率5割に復帰した。1点を追う九回無死満塁から宗の押し出し死球で追い付き、頓宮の犠飛で試合を決めた。宮城は7回2失点、3番手吉田が2勝目。ソフトバンクは松本裕がリードを守れなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロッテは10日、同日の楽天戦(ZOZOマリンスタジアム、18時00分試合開始)の試合成立もって、2024年シーズン主催試合の観客動員数が球団史上最速で100万人を突破したと発表した。

 38試合目での100万人突破は2005年からの観客動員数の実数発表以降2023年の41試合を抜いて球団史上最速での突破。※観客動員数の実数発表は2005年から

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロッテは10日、マリーンズ算数ドリル令和6年度夏号を発行し、千葉市内の公立小学校108校に無償で配布したと発表した。同日には社会貢献活動プロジェクト「MARINES LINKS」の活動の一環として、田中晴也投手が千葉市立磯辺第三小を訪問し、児童594人の前で贈呈式を行った。

マリーンズ算数ドリルは「NPO法人ちば算数・数学を楽しむ会」の協力のもと、ロッテや野球に関連した問題で構成されている自習用教材であり、2011年に配布を開始してから今回で39回目の配布となる。令和6年度夏号は7月までの学習内容の復習教材として制作されている。

3日の日本ハム戦でプロ初勝利も挙げた田中晴は、「今年の沖縄キャンプ期間中に小学校訪問をおこなって、今日は久々の小学校訪問になりましたけど、元気いっぱいの小学生の子供たちと過ごすのは貴重な時間ですし、今日もたくさんパワーをもらいました! これからの夏休みにマリーンズ算数ドリルを使って、頑張って勉強してもらえたらなと思います。最後、代表挨拶の女の子に『リーグ優勝をしてください』とお願いされたので、チームの勝利に貢献する投球ができるように僕もこれから頑張っていきたいと思います!」とコメントした。

 

 

 

 

 

 

 

 

ロッテは10日、マリーンズ算数ドリル令和6年度夏号を発行し、千葉市内の公立小学校108校に無償で配布したと発表した。同日には社会貢献活動プロジェクト「MARINES LINKS」の活動の一環として、田中晴也投手が千葉市立磯辺第三小を訪問し、児童594人の前で贈呈式を行った。

マリーンズ算数ドリルは「NPO法人ちば算数・数学を楽しむ会」の協力のもと、ロッテや野球に関連した問題で構成されている自習用教材であり、2011年に配布を開始してから今回で39回目の配布となる。令和6年度夏号は7月までの学習内容の復習教材として制作されている。

3日の日本ハム戦でプロ初勝利も挙げた田中晴は、「今年の沖縄キャンプ期間中に小学校訪問をおこなって、今日は久々の小学校訪問になりましたけど、元気いっぱいの小学生の子供たちと過ごすのは貴重な時間ですし、今日もたくさんパワーをもらいました! これからの夏休みにマリーンズ算数ドリルを使って、頑張って勉強してもらえたらなと思います。最後、代表挨拶の女の子に『リーグ優勝をしてください』とお願いされたので、チームの勝利に貢献する投球ができるように僕もこれから頑張っていきたいと思います!」とコメントした。

 

 

 

 

 

 

 

 

スターバックスコーヒージャパンは、一部のコーヒー豆商品の価格を本来の価格より高く過請求していたと発表し、謝罪した。システム設定の不備によるものだというが、その返金方法が物議を醸している。  「過剰請求があったのは、コーヒー豆164種類。バーコードスキャンではなく、店員がグラム数を入力して会計した場合に、システムに不備が発生し1商品あたり1~65円多い金額を請求していたといいます。不備があったのは2014年9月12日~24年1月31日までのおよそ10年間。総数は5896件にのぼり、合計で12万4033円多く徴収されていたそうですが、2月1日時点で不備は解消されたとのことです」(社会部記者)   これを受け同社は、過剰請求分の返金も発表。スターバックスカードで購入した客に対しては7月8日にカードに差額分を入金したというが、それ以外の決済方法で支払った客にはレシートの記載内容を伝えるか、購入した店舗、購入商品、購入時期を伝えてデータと照合・確認して返金するとしている。ただ、何せ過剰請求は10年前からで、レシートを持っている人は少ないと考えられ、またレシートがなければ過剰請求だったどうか客側が判断できないことから、《本当に返金する気があるの?》といった厳しい意見もネット上に寄せられているのだ。  「飲食チェーンの過剰請求の場合、顧客の情報を持っているわけではないので、レシートを確認するか、店舗側に残っているデータと照合するかしか方法はないでしょう。加えてある程度の証拠を客側に求めなければ、不正請求されることも考えられる。いずれにせよ、今回の対応が妥当だったのかもしれません」(フリージャーナリスト)   スターバックスカード以外で支払った人は2148件いるというが、果たしてどれだけの人が返金対応を受けられるのだろうか。  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆ 巨人・岸田、広島・上本の打点は幻に…

 広島-巨人の14回戦は、降雨ノーゲームとなった。

 試合開始前から雨が降り続いていたマツダスタジアム。広島は九里、巨人は井上が先発し、2回表に巨人が6番・岸田の適時二塁打で先制した。広島は1点を追う3回裏、3番・上本の右犠飛で同点。試合を振り出しに戻した。

 1-1で迎えた4回表、巨人の攻撃中に試合が中断。結局そのまま再開されず、19時28分に降雨ノーゲームが宣告された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

渡邊は左ふくらはぎ肉離れから「順調に回復」 五輪出場へ

日本バスケットボール協会(JBA)は10日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で5人制バスケ男子日本代表チームの記者会見を行った。三屋裕子会長、東野智弥技術委員長、トム・ホーバス監督、そして8日に発表された代表メンバー12人が登壇。米プロバスケットボール(NBA)レイカーズの八村塁やNBAで日本人最長の6季プレーした渡邊雄太らが意気込みを語った。

史上初のベスト8を目指す。八村と渡邊の“NBAコンビ”が揃って代表入り。主将の富樫勇樹、比江島慎、馬場雄大、渡邉飛勇は21年の東京五輪に続いて2大会連続2回目の出場となった。

東京では3人制の代表だった富永啓生も五輪経験者だ。昨夏のワールドカップ(W杯)に出場した河村勇輝、ジョシュ・ホーキンソン、吉井裕鷹は初の五輪。W杯では代表入りを逃したテーブス海、ジェイコブス晶も初の舞台に臨む。

東京五輪以来、3年ぶりの代表復帰となった八村は「またオリンピックに出られることがすごく楽しみ。日本代表としてやれることを誇りに思う」と高ぶる思いを口にした。「河村君たち若い人たちとできることも楽しみ。年下の選手が増えた。上の年代として引っ張っていけたら」と自覚も強調している。

6月26日に帰国し、28日からチームに合流したが、韓国との強化試合はコンディショニング調整を優先し欠場。それでも期待は大きく「米国、NBAでやってきた経験をチームメート、日本のみなさんに見せたい。プレーで引っ張っていきたい」と意気込んでいる。

渡邊は6月はじめに左ふくらはぎの肉離れをしたことを告白していた。五輪へ向けて急ピッチで治療、調整に取り組んでいる。怪我の状態に関しては「順調に回復している。五輪は問題なく出られるかと思う」と強調。「12人に選ばれたことを大変光栄に思っている。経験があるものとして、コート内外でリーダーシップを発揮していきたい」と話した。

八村、渡邊ともに3戦全敗に終わった東京五輪の悔しさを知る。八村は「全部20点差で負けたり、やり切った感がなかった。終わった後、メンバーともう1回オリンピックに行こうという話をしていた。東京五輪の思いも含めてパリでは戦いたい」とリベンジを誓い、渡邊も「東京の時も自信はあったが3連敗で終わってしまった。W杯も含めてたくさんの経験をさせてもらったので、それは今回も必ず生きてくると思う」とコメント。「歴代最強と呼ばれるのは嬉しいことだが、歴代最強かは結果が決めること。終わった時に歴代最強と言えるように」と話した。

世界ランク26位の日本代表は5、7日に東京・有明アリーナで同50位の韓国と戦い、国内最後の国際強化試合を1勝1敗で終えた。最終候補に残った16人が帯同。合流から日が浅い八村、怪我でリハビリ中の渡邊、2試合連続登録外となった金近廉の3人を除く13人が出場し、最後のアピールを繰り広げた。翌8日に代表メンバー12人が発表。川真田紘也、井上宗一郎、金近、佐々木隆成の4人が落選となった。

今後はヨーロッパ遠征で19日に同3位のドイツと、21日に同4位のセルビアと国際強化試合を実施予定。27日に開幕する五輪本戦は、昨夏のワールドカップを制したドイツ、開催国で同9位のフランス、同12位のブラジルと同じグループBに入った。日本は開幕日にドイツと対戦。グループフェーズは同組内で総当たり戦を行い、各グループの1、2位と、3位のうち上位2チームが準々決勝に進出する。

 

 

 

 

 

 

 

 

MLBのナ・リーグ西地区で首位を走るドジャースが〝投壊危機〟に直面している。

チームそのものは9日(日本時間10日)まで92試合を終えて55勝37敗の貯金18で、2位のパドレスに7・5ゲーム差をつけている。チーム防御率3・69も同地区1位で首位の座も安泰に映るが、この日もフィリーズ戦に先発したミラーが4回までに2被弾を含む10安打9失点と大炎上。今月のチームは3勝5敗と黒星が先行しているだけでなく、敗れた試合はすべて9失点以上で10失点以上も3度と大量失点が続いている。

加えてこの日、エースのタイラー・グラスノー投手(30)が腰の張りのため、負傷者リスト(IL)入りすることが決定。ロバーツ監督は軽症を強調しているが、地元紙の「ロサンゼルス・タイムズ」は「先発投手陣に問題がさらに追加される」と報じた。開幕からローテを守り、リーグ6位の109イニングを投げて8勝5敗、防御率3・47の右腕の離脱はダメージだ。

すでにビューラーが6月下旬にでん部を痛め、山本も右肩の違和感で同月末から戦列を離れている。グラスノーのIL入りで計算が立つ先発の頭数が減る一方となっている。

米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」では「球団は7月までにより投手陣の層を厚くする必要があったが、12人の投手が負傷者リストに載ることになった」と指摘した。

ドジャースはベッツを故障で欠きながら大谷らを擁する強力打線を誇り、459得点、125本塁打はいずれもリーグトップ。しばらくは打ち勝つしかないかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「DeNA3-0中日」(10日、横浜スタジアム)

 DeNAは2連勝。貯金4とした。

 二回に1死一、三塁から山本の適時打で先制。三回に、オースティンが2試合連続アーチとなる今季11号ソロを放ち1点を追加。四回、佐野、山本、京田の3連打で1点を加え、突き放した。

 先発の東は、完封で開幕から無傷の8連勝を飾った。九回は2死一、三塁のピンチを迎えたが、粘りの投球で無失点。横浜スタジアムでの連勝を球団新記録となる「11」に伸ばした。同球場での記録は斎藤雅樹(巨人)の持つ11連勝。タイ記録となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERAセ・リーグ 阪神4―1ヤクルト(10日・甲子園)

 阪神が首位の巨人と0・5ゲーム差の2位に浮上した。4月に2分けを挟み7連勝して以来、今季2度目の4連勝。4戦連続で逆転勝ちに成功した。

 中盤は相手のミスが得点に絡んだ。4回1死一塁で佐藤輝が二ゴロ。北村拓のファンブルもあって大山が二塁進塁に成功すると、プロ初スタメンの野口が中前へ、プロ初の適時打となる同点打を放った。5回も相手のミスを生かして勝ち越し。先頭の小幡の左中間への安打を中堅・増田が処理をもたつき、二塁打に。大竹の犠打で1死三塁として、奥川の暴投で決勝点をもらった。6日のDeNA戦は相手の4失策で逆転。7日の同戦、9日のヤクルト戦も9回に敵失絡みの逆転サヨナラ勝ちを飾ったが、相手のミスにつけこむ試合が続いている。

 野口は6回1死一、三塁でも遊ゴロで走者をかえし、2打席連続の打点。1安打2打点と期待に応えた。先発の大竹は初回に村上の適時打で先取点を許したが、以降は無失点。緩急自在の投球は健在で、2回以降は二塁を踏ませなかった。6回5安打1失点で6勝目。ヤクルト戦は今季3戦3勝とした。このカードは昨季も4度の登板で3勝0敗で、ソフトバンク時代を含めると、8試合で無傷の7勝。対広島の10戦8勝が目立っているが、ツバメも大得意だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パリ五輪に臨むバスケットボール日本代表は10日、都内で記者会見を開き、渡辺雄太(29)がケガの現状を明かした。

渡辺は左ふくらはぎの負傷のため、韓国代表との国際強化試合を欠場。五輪本番に間に合うか不安が残る中、現状について問われると「今日MRIを撮ってきて、順調に回復している。五輪には問題なく出られる」と回復をアピールした。

前回大会はグループリーグ3連敗と苦杯をなめた。「あの時得られた経験だったり、W杯含めたくさんの経験をさせていただいた。それは今回の五輪で必ず生きてくる。チーム内外でしっかりとリーダーシップを発揮していけたら」。2度目の大舞台で、3年前から進化した姿を見せるつもりだ。

今回選出された12人には八村塁(26=レイカーズ)ら実力者がそろい「歴代最強」との呼び声も高い。「周りが歴代最強と言ってくれるが、実際最強かどうかは結果が決める。この12人ではまだ何も結果を残していない。終わったらそういうふうに呼べるチームを作りたい」と決意をにじませた。

東京五輪での悔しさをバネに、目標であるベスト8進出を目指す。

 

 

 

 

 

 

 

 

仙台育英(宮城)のエースとして1989年夏の甲子園で準優勝を成し遂げ、ダイエー(現ソフトバンク)の外野手でも活躍した早鞆(はやとも・山口)の大越基監督(53)が今夏限りで退任することが10日、分かった。

 大越監督はスポーツ報知の取材に「15年やってきて、この夏で一区切りにしたいと思った。3年生にとっては集大成の夏。自分の最後とは思っていない。彼らのために1試合でも多くできるよう、後押ししたい」と話した。

 大越監督は92年ドラフト1位でダイエー入り。96年に投手から外野手に転向した。引退後の07年に早鞆の保健体育教員に着任し、09年秋から監督。12年にはセンバツ出場に導き、指揮官として聖地に帰還した。

 夏の山口大会は13日に開幕。早鞆は17日の2回戦で、下関商と萩商工の勝者と初戦を争う。ラストサマーのタクトに、注目が集まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(10日、第106回全国高校野球選手権新潟大会2回戦 開志学園2―0新潟)

 

 「私立の強豪を抑えてみせる」。新潟の背番号20、栗賀亜門(1年)はこんな決意で先発のマウンドに臨んだ。相手は第4シードの開志学園。自分の力を試したかった。

 6日の1回戦の後、「1年生だが、攻めの投球ができる」と考えた菅勝監督から大役を任された。期待に応え、初回は三者凡退に抑える。二回は安打を許したものの、要所を締めた。三回はアウトをすべて三振で奪った。

 だが、雨脚が強まった四回、自らの暴投で先制を許す。六回には味方や自身の失策などで無安打で追加点を奪われた。

 中断を挟んだ七回表、エース龍田京太郎(3年)にマウンドを譲った。龍田は無失点に抑えたものの、打線にエンジンはかからなかった。

 菅監督は「しっかり役目を果たしてくれた」とたたえた。だが、栗賀自身は「僕の失点でやられてしまった。3年生に申し訳ない」と悔しさをにじませる。「もっといい投手になりたい。僕が甲子園に行って、先輩たちを招待します」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERA セ・リーグ 広島―巨人=降雨ノーゲーム=(10日・マツダスタジアム)

 巨人・岸田行倫捕手が10日、降雨ノーゲームとなった広島戦で、走攻守で好プレーを連発した。

 まずは打撃。2回無死二塁で、九里の変化球を右中間にはじき返す二塁打でランナーを返した。「何とか右方向に最低でもゴロでという気持ちで入りました。自分の中で状況を整理して立てた打席だったので、ああいう打席を増やしていけたら」と手応えを得た。

 次は走塁。同じ2回の1死二塁の場面。二塁走者の岸田は、若林の三塁へのゴロを捕球した小園が一塁へ投げたのを確認すると、すかさずスタートを切り、三塁を陥れる好走塁をみせた。

 守備では1点リードの3回2死二、三塁、上本が右翼へのフライを放つと、丸がバックホーム。一塁側にそれて三塁走者の生還を許したが、捕球した岸田はすぐさま三塁へ送球。三塁を狙った二塁走者の野間を挟殺プレーでアウトにし、勝ち越しは防いだ。

 4回途中で降雨ノーゲームとなり、記録には残らなかったが、しっかりインパクトを残した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「高校野球神奈川大会・2回戦、厚木7-3サレジオ学院」(10日、バッティングパレス相石スタジアムひらつか)

 1回戦サヨナラ勝利の厚木が、逆転勝利で2回戦も突破した。

 主将を務める玉木康生捕手(3年)が2本の長打に、勝ち越し犠飛を含む3打点と躍動。「真っすぐに対して練習してきた。真っすぐが良い投手でしたけど、バットが振れていました」。今春の神奈川大会では地区予選で敗退。好機での凡退や守備のミスがあり「春は迷惑をかけてしまって申し訳ない気持ちだった。夏は何としてもチームを引っ張っていきたいと思っていたので、少し楽になりました」と胸をなで下ろした。

 3年生は6人のみ。「後輩は数が多いので、大変な部分はありました」と苦労も多かったが、「どの高校さんよりも仲の良さとか信頼度は高いと思います」と団結してきた。秘けつは「毎日、一緒に変えること」だ。約束したわけではなく、自然と毎日6人で駅までの帰路につくようになった。「コンビニで何か買ったり、ご飯に行ったり…。野球の話もしますし、『テストやばいわ~』とか学校生活のこととかも話します」。

 印象深かった帰り道を問われると、「恋愛の話とか…」と照れ笑い。ささいだが、何にも変えがたい6人の時間が絆を生んでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(10日、第106回全国高校野球選手権神奈川大会2回戦 平塚江南12―0山北)

 両手を同時に高々と上げ、一気に腕を振り下ろす。独特のフォームで、平塚江南の投手、浜田平梧(2年)は四回まで、山北に一度の出塁も許さない好投を見せた。五回に登板した投手、植田克稀(3年)と2人で、完封リレーを達成した。

 右腕を上げるのが遅れる癖があり、改善しようと意識するうちに、両腕が上がってしまったという。「チームメートからいじられる」ものの、コントロールが良くなったため気に入っている。

 「完全試合は全く意識していませんでした」。四回を投げ終え、ベンチで指摘されるまで気付かなかったという。

 五回表の攻撃で代打を送られた。参考記録とはいえ、パーフェクトまであと1回に迫っていたのに、不満はなかったのか。「全くありません。代打が良いバッターなので、彼に託しました」。

 この日の自己採点は、75点と辛口。「ストレートが走っていなかったし、スライダーのキレも悪かった」。一方、良かった点はコントロール。個性的なフォームで手に入れた制球力が、この日も生きた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陸上中長距離のホクレン・ディスタンスチャレンジ網走大会が10日、北海道・網走市営陸上競技場で行われ、男子1万メートルA組で創価大のスティーブン・ムチーニ(2年)が27分44秒92で1位となった。青学大出身の吉田祐也(GMOインターネットグループ)が27分45秒85で日本人トップの2位。千葉大大学院出身の今江勇人(GMOインターネットグループ)が27分47秒38で3位だった。

 日本人学生トップの4位だった中大の溜池一太(3年)は27分52秒38で走破。中野翔太(現ホンダ)が2022年にマークした28分0秒86の中大記録を更新し、中大勢で初めて27分台をマークした。中大は今年1月の第100回箱根駅伝では13位に終わったが、予選会(10月)から巻き返しを図る今季は各大会で好結果を残している。起伏の激しいコースで争われ「夏の仮想・箱根駅伝」と呼ばれる全国男鹿駅伝・大学大会(6月29日、7区間66・2キロ)では、第100回箱根駅伝優勝の青学大に競り勝ち、優勝した。青学大の青学大の原晋監督(57)も「今季の中大は強いです」と警戒している。

 大阪マラソン(2月25日)で日本歴代7位の2時間6分18秒で優勝した国学院大の平林清澄(4年)は27分58秒19で5位。27分55秒15の自己ベストには約3秒及ばなかったが、平林らしい活力あふれる好走を見せた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(10日、第106回全国高校野球選手権香川大会1回戦、石田・飯山4―14藤井)

 

 「絶対にランナーをかえしたかった」。4点差を追う五回表、石田・飯山は2死満塁の好機を迎えた。打席に立った鏡原裕斗選手(3年)は積極的にバットを振ると決めていた。

 甘く入った3球目の外角高めを右方向に運んだ。適時打となり、一挙に3点を返した。

 創部70年以上の飯山で1年から夏の大会に出場してきた。だが、今年の夏の大会は部員6人となり、初めて石田と連合チームを組んだ。

 合同練習は1度しかできなかった代わりに、練習試合を重ねることで連携を深めた。

 試合はその後、藤井の猛攻を受けて突き放され、6回コールド負け。

 それでも「今までで一番楽しかった」と笑顔を見せ、「石田は貴重な存在。ありがたかった」とチームメートへの感謝を語った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DeNAの東が今季2度目の完封で無傷の8勝目を挙げた。無四球の制球力が光り、7安打で8奪三振。打線は四回までに山本の適時打、オースティンのソロなどで小刻みに3点先行。中日松木平はプロ初登板で7回3失点と力投した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ ロッテ―楽天(10日・ZOZO)

 ロッテの高部瑛斗外野手が「1番・中堅」で先発出場し、躍動した。初回の第1打席に先頭打者二塁打を放ち、チームの初回先頭から8者連続得点&9者連続出塁で8得点を奪った猛攻の口火を切った。

 この日は高部の父・孝司さんが知人ら約50人で応援に駆け付けた。一塁側スタンドには、お揃いの背番号38の高部ユニホーム姿がズラリ。首に巻いたタオルは、高部本人が差し入れた。“最強応援団”の後押しを受け、1点ビハインドの初回に先頭打者で二塁打を放ってチャンスメイク。続く2番・小川のセーフティーバントが相手捕手の悪送球も誘い、高部は一気に同点のホームを踏んだ。孝司さんは「泣きそうになった」と感無量の様子だった。

 高部は、右肩手術の影響で今年5月18日に2年ぶりに1軍復帰。この日の試合前時点で37試合に出場し、127打数42安打、打率3割3分1厘と好調をキープ。この日は初回の二塁打に加え、5回の第4打席にもセンター前にクリーンヒットを放ち、マルチ安打をマークした。

 チームは4回にも、打者一巡の猛攻で一挙6得点のビッグイニングを作った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽天がまたもや大量失点だ。10日のロッテ戦(ZOZOマリン)に先発した3年目右腕・松井友飛投手(24)が初回に一死も取れず、打者一巡の猛攻を浴び8安打8失点でKOされた。

初回の攻撃で併殺崩れの間に1点を先制したが、一瞬にしてリードは消え去った。3番の藤原に四球を与えた以外の打者8人に安打を許し、防戦一方のまま降板。2番手で急きょマウンドに上がった桜井が無死一塁の場面から三者凡退で抑えたが、スコアボードにいきなり「8」が刻まれた。

悪夢はこれで終わらなかった。4回にもポランコ、角中の連打と四球で無死満塁のピンチを招き、田村が走者一掃の3点適時二塁打で1―11。さらに一死二塁から3番手の津留崎に交代したが、犠飛とソトの2点タイムリーを許し、この回も計6失点でビハインドは13点まで広がった。

ベンチでタクトを振るう今江敏晃監督(40)も口を真一文字に結ぶばかり。チームは5月21日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)でも、先発したポンセが3回12失点と大炎上し、0―21で歴史的大敗を喫した。もちろん今季ワーストの記録だが、あの悪夢をほうふつとさせる事態となってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇プロ野球セ・リーグ DeNA 3- 0 中日(10日、横浜スタジアム)

DeNAとの同一カード2戦目に挑んだ中日は、完封負けとなりました。

先発のマウンドに上がったのは、育成出身プロ4年目の松木平優太投手。8日に支配下登録を手にした松木平投手にとって、この日が1軍での初登板となりました。

松木平投手は初回を7球で三者凡退とする上々の立ち上がり。しかし2回からDeNA打線につかまります。連続安打で先制点を許すと、3回にはオースティン選手にソロ本塁打を放たれます。さらに4回にも連続安打を浴び、失点。松木平投手は4回までに3失点しました。

しかし以降は追加点を許さない松木平投手。7回100球を投げ、被安打8、奪三振5、与四球1の力投を見せ、3失点でマウンドを降りました。

援護したい中日打線は、得点圏にランナーを進めますが、DeNAの先発・東克樹投手の前に得点を手にすることができません。そのまま得点できず、完封負けを喫しました。

中日は前日にもDeNAにサヨナラ負けを喫しており、これで2連敗。カード負け越しとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦