◆パ・リーグ オリックス4―1日本ハム(6日・ほっともっと神戸)

 日本ハムが3連敗で今季初の借金2。勝率で楽天に抜かれ、ついに4位に後退した。

 初回に先頭の水谷瞬外野手が左中間を破る三塁打を放ったが、後続が倒れて先制機を逃すと、1点ビハインドの5回には失策や野選など守備のミスが続いて3点を失うなど、歯車がかみ合わない試合運びで完敗した。

 試合後、新庄剛志監督は「初回の三塁打ね。ぽーんと打って1点すんなりと取れたら、流れもこっちに向いてきたと思いますけどね」と、主導権を握れなかったことを悔やんだ。

 5位オリックスとも0・5ゲーム差で、7日も連敗すると5位転落のピンチ。それでも指揮官は「上がっていくしかない。下は向きませんよ」とファイティングポーズを崩さない。7日はエース伊藤大海投手に連敗ストップと3位再浮上を託す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第106回全国高校野球選手権長野大会の開会式が6日、松本市のセキスイハイム松本スタジアムで開かれた。吹奏楽の生演奏と手拍子が鳴り響くグラウンドを、73チーム(84校)の選手が堂々と行進した。開幕試合は、コロナ禍を挟んで5年ぶりに、開会式との同日開催となったが、雨天のため途中で「継続試合」に決まった。(高億翔)

 開会式では豊科高校の吹奏楽部がグラウンドで大会行進曲などを生演奏した。楽天で活躍した元プロ野球選手、聖沢諒さん(38)の先導のもと、前回大会優勝の上田西が右翼側から入場行進を始めた。続く各チームの選手たちも元気よく手を振った。司会進行は松本美須々ケ丘3年のマネジャー、若林凜さんと鰐川彩乃さんが担当した。

 県高野連の久保村智会長は整列する選手たちを前に「今までの過程に誇りと自信をもって試合に臨んでください。最後の最後まであきらめずに戦い抜いて」と激励した。

 朝日新聞長野総局の小室浩幸総局長は「野球をやっていてよかったと、心から思える夏にしましょう」と呼びかけた。

 育成功労賞の表彰では、春夏の甲子園大会で10年にわたり本部委員を務めた小林善一さん(70)に、久保村会長が表彰状と盾を贈呈した。

 開会式の後で始まった飯山と下伊那農による開幕試合は継続試合となった。7日は、この試合を含め県内4球場で13試合が予定されている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロッテが4連勝。1―3の八回に藤岡の適時打で1点差に迫り、佐藤の2点二塁打で逆転した。佐藤は四回の適時二塁打を含め3打点。2番手の坂本に今季初勝利が付いた。西武はこのカード開幕から10連敗。隅田が粘れなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(6日、第106回全国高校野球選手権福岡大会3回戦 大牟田1―6福岡工大城東)

 大胆な内角攻めと、高い制球力。大牟田の境利月(りつ)投手(3年)は大会注目の好投手。チームを夏の甲子園初出場に導くつもりだった。

 昨夏も2年生エースとしてマウンドに立った。快進撃の原動力となり、優勝校の九州国際大付と準決勝で対戦。投げ合った同級生の相手エースが甲子園で戦う姿に、「次は絶対、自分があの舞台に」。ダッシュを繰り返して下半身を強化し、制球力に磨きをかけた。今春の県大会で準優勝するなどチーム力も向上し、優勝候補として臨んだ今大会。5回コールド勝ちした初戦は、無安打無失点と力をみせた。

 だが、この日は「持ち味のカーブやカットの変化球が曲がりすぎた」。5四死球で走者を背負うと、痛打された。2ストライクまで追い込んでも、相手は食らいついてきた。

 それでも、仲間の励ましを力に、8回158球を完投。「悔しいけど、最高の仲間とやりきれた」。試合後、言葉少なにそう語った後、つぶやいた。「調子は悪くなかったのに。野球って甘くないな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(6日、第106回全国高校野球選手権京都大会1回戦 亀岡11ー0朱雀・西乙訓・京都教大付・大江) 朱雀・西乙訓・京都教大付・大江の連合チームの夏が終わった。5回コールドゲームとなったものの、最後まで懸命のプレーを見せた。

 この日、ベンチに入ったのは、記録員も含め14人。3年生は、京都教大付の堀内基宏さんと、記録員を務めた朱雀のマネジャー・杉山琴実さんの2人だ。

 堀内さんは、右翼手として先発出場。二回途中に交代した後も、ベンチの最前列で声を出して仲間を鼓舞した。「公式戦に出たいという思いで3年間、続けてきた。悔いはないです」と話した。

 杉山さんは「引っ込み思案な自分を変えたい」と、マネジャーに手を挙げた。不安もあったが、日々の練習で選手がくれる「ありがとう」という言葉に支えられた。

 試合を終え、「広い球場、しかも開幕試合で緊張もあったと思う。それでも、いつもより声が出ていた。笑顔で諦めず、みんなで試合ができてよかった」と涙をぬぐった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「阪神2-1DeNA」(6日、甲子園球場)

 阪神が連敗を2で止めて、再び貯金1とした。6月以降に勝率5割から借金生活突入を阻止するのは4度目となった。岡田監督は球団では歴代単独トップとなる通算515勝目を挙げた。

 同点の六回、佐藤輝が代わったばかりの左腕・ディアスから右前適時打。初球のスライダーを捉えた一打に、岡田監督は「向こうは左一枚だったけど、5、6(番)のところで左くるかなと思ったけど、初球からミスショットしないで良かったと思いますよ」と振り返った。

 ここ5試合の打率・375と好調の佐藤輝について「いやいや。結果も出てるし、ホームランじゃなしに軽打の積み重ねが、ホームランになるんじゃないですか」と称賛した。

 通算515勝で、坂本からウイニングボールも受け取った。「まあ、数字が出ると毎日が長く感じるのであまり気にしないようにしてたけど。今日はボールもらいましたね。みんな覚えてて。当然、家に持って帰りますけどね」と笑みを浮かべた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■プロ野球 阪神 2-1 DeNA(6日・甲子園)

DeNAは阪神に逆転負けを喫した。試合は4回表、3番・オースティン(32)の第9号ソロ本塁打で先制。しかし5回裏に同点に追いつかれ1ー1に。6回裏には先発・森唯人(32)が打ち込まれ走者を背負うと2番手・ディアス(25)が5番・佐藤輝明(25)に勝ち越し打を浴びた。打線は走者を出すも得点に結びつかず。

 

前日の試合では3回表、牧秀悟(26)の適時打で先制。しかし7回裏に同点に追いつかれると試合は延長戦へ。迎えた10回表、1死三塁のチャンスを作ると佐野恵太(29)が適時打を放ち勝ち越しに成功。1点リードを守り抜きカード初戦に勝利した。この試合、森唯は今季2度目の先発マウンドに上がる。前回登板となった6月7日のソフトバンク戦(横浜スタジアム)で、古巣相手に先発するも3回途中5失点を喫し悔しい結果となった。

打線は1回、阪神の先発・伊藤将司(28)に対し先頭の梶原昂希(24)が中安打で出塁しその後盗塁を成功させるも二塁けん制に戻り切れずタッチアウトに。1死走者無しとなり2番・度会隆輝(21)は二ゴロ、3番・オースティンは空振り三振に倒れ3人で攻撃を終えた。

その裏、森唯の立ち上がりは先頭の近本光司(29)を中飛、2番・中野拓夢(28)を二ゴロと好守で2死を奪うと3番・前川右京(21)を捕邪飛に打ち取り三者凡退に抑えた。

試合は中盤に入り4回表、1死走者無しから3番・オースティンが伊藤将の投じた7球目をセンター方向へ。ソロ本塁打が飛び出し先制点を挙げた。

1点リードで迎えた5回裏、この回の先頭、6番・島田海吏(28)に投安打で出塁を許すと盗塁を決められ、無死二塁に。さらに7番・坂本誠志郎(30)の三ゴロの間に三塁へ進めてしまうと続く8番・小幡竜平(23)にライトへの適時打を放たれ同点に追いつかれた。

同点で迎えた6回裏、2番・中野、4番・大山悠輔(29)に左安打を放たれるなど2死一、三塁とピンチを迎えると森唯は降板。2番手・ディアスがマウンドに上がった。迎えた5番・佐藤輝に初球をライト前に運ばれ勝ち越しを許した。

1点を追いかける展開となった打線は8回表、阪神の2番手・ゲラ(28)の前に2死走者無しから代打・井上絢登(24)が左二塁打で出塁するも無得点に。そのまま9回表は3番手・岩崎優(33)に対し好機を作るも抑えられ試合終了。DeNAは阪神とのカードを1勝1敗とし明日の3戦目を迎える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2番手のヤンが佐藤都に逆転二塁打を許して敗戦

■ロッテ 4ー3 西武(6日・ベルーナドーム)

西武がロッテに泥沼の10連敗を喫した。6日に行われた西武-ロッテ戦は3-4で西武が逆転負けを喫した。これで今季の対ロッテ戦は10試合連続で敗戦。1チームを相手に10個の借金を背負うことになり、12球団最速で50敗。借金は「26」となった。

希望の光が一瞬で消えた。先発した隅田知一郎投手が7回までは1失点に封じる投球で、勝機はあった。ただ、突然と崩れてしまった。3-1の8回もマウンドに立つと、1死から3連打を浴びて1点差に詰め寄られた。1死一、三塁から2番手のヤンにスイッチしたが、佐藤都に右翼線へ2点適時二塁打を浴び、逆転を許した。

降板した隅田はガックリと肩を落とし「チームに申し訳ないです。今日の試合をしっかりと見直して次に繋げたいです」と球団を通じてコメント。渡辺久信監督代行は頭をかくしかなかった。これで24勝50敗1分けとなり、依然パ・リーグ最下位に低迷している。

5日には育成選手の齊藤大将投手を放出して、ソフトバンクからトレードで野村大樹内野手を獲得。明るい話題が欲しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大飛球にジャンプ→グラブに一度当てて、落ちてきた所を素手でキャッチ

アストロズの25歳ルーキーが衝撃美技を見せた。フェンス際の飛球にジャンプしてグラブに一度当て、落ちて来たボールを右手でキャッチした。スーパープレーに「今季最高のキャッチの有力候補だ」とファンも驚いている。

5日(日本時間6日)の敵地ツインズ戦、8回無死一塁でウィリ・カストロが右翼に大飛球を放った。「8番・右翼」で出場していたジョーイ・ロパーフィード外野手がフェンス際で左腕を伸ばしてジャンプ。グラブに当てると、落ちてきたところを転びながら右手でキャッチした。審判の判定はセーフだったが、アストロズがチャレンジ。リプレー検証の結果、アウトに覆った。

ロパーフィールドは2021年ドラフト7巡目でアストロズに入団。今年4月30日(同5月1日)のガーディアンズ戦でメジャーデビューした。ここまで25試合で打率.268(71打数19安打)、1本塁打11打点、OPS.691をマークしている。

MLB公式サイトの若手有望株格付けコーナー「MLBパイプライン」が公式X(旧ツイッター)に「アストロズ有望株外野手がサーカスキャッチ。いったいどうやって捕った?」として動画を投稿すると、「MLBの全員が見るべき…びっくり」とコメントが寄せられた。今後の飛躍が楽しみな25歳だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇プロ野球パ・リーグ ロッテ 4 - 3 西武(6日、ベルーナドーム)

西武は試合終盤までリードを守るも、8回に逆転を許し、6日のロッテ戦に敗れました。西武は今季ロッテと10試合を行い、ここまで全敗となりました。

先発のマウンドに上がったのは、ここまで3連勝中の隅田知一郎投手。この日も3回まで打者を3人で抑える好投を見せます。

援護したい西武打線は3回。1アウト1、3塁のチャンスで岸潤一郎選手がタイムリーヒットを放ち先制。さらに栗山巧選手が犠牲フライを決め、2点を手にしました。

しかし4回、ロッテ・佐藤都志也選手のタイムリーで1点差に迫られます。

西武が1点のリードを守り、迎えた7回。2アウトから西武・栗山選手が四球を選び出塁すると、代走に送られた高松渡選手が盗塁でチャンスを広げます。

2アウト3塁で打席に向かった山村崇嘉選手がライト方向へ打球を放つと、これにロッテ・藤岡裕大選手がジャンピングキャッチを試みます。しかしボールはグローブをかすめ、落球。この間に高松選手がホームに生還、追加点を手にしました。

2点リードとした西武でしたが、8回。ロッテ・藤岡選手にタイムリーを許し再び1点差に迫られると、隅田投手が1アウト1、3塁のピンチを招きます。

ここで2番手・ヤン投手がマウンドに上がるも、ロッテ・佐藤選手のタイムリー2ベースを浴び、勝ち越しを許しました。

西武は以降得点できず、敗戦。今季ロッテ戦10戦全敗となりました。さらに今季50敗に到達し、借金は26となっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「西武3-4ロッテ」(6日、ベルーナドーム)

 ロッテは、逆転勝ちで西武に開幕10連勝。球団記録を更新した。

 0-2の三回、1死二塁から佐藤が右中間へフェンス直撃の適時二塁打。その後は、相手先発・隅田に苦戦したが、1-3の八回だった。1死から連打で一、二塁とすると、藤岡が右前適時打を放った。1死一、三塁と逆転の絶好機を呼んだ。

 西武は投手が交代し、2番手にヤンが登板。続く佐藤は、フルカウントから154キロの直球を右翼線へ運んだ。走者の岡、藤岡は一気に生還し、逆転の2点適時二塁打となった。

 先発・種市は三回に2点先制を許したが、その後は粘りの投球。得点圏に走者を背負っても、無失点とし「最少失点で6回まで投げ切れたことは最低限ゲームをつくれたのかなと思いますが、まだまだ数字と投球内容を見たときに満足できるものではないので、そこは次回登板に向けてしっかり改善していきたい」と振り返った。

 

 

 

 

 

 

 

 

「西武3-4ロッテ」(6日、ベルーナドーム)

 西武が逆転負けで2連敗となり、両リーグ最速で50敗目を喫した。シーズン95敗ペース。

 今季ロッテ戦は開幕から屈辱の10連敗となった。

 3-1の八回、好投を続けていた先発・隅田が1死一、二塁のピンチを招き、藤岡に右前適時打を打たれ1点差。なおも1死一、三塁で2番手・ヤンに交代したが、佐藤の右翼線2点二塁打で3-4と逆転された。隅田は7回1/3を8安打4失点で6敗目。

 打線は三回に岸の右前適時打と栗山の右犠飛で2点を先制。七回には山村の右前適時打で3点目を奪った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(6日、第106回全国高校野球選手権長野大会 開会式の入場行進)

 「20年以上前ですよね。思い出がよみがえってきた」。右翼側から堂々と入場し、先導役を務めた元楽天の聖沢諒さん(38)は振り返った。セキスイハイム松本スタジアムでは、2年生のころの長野大会が印象的だという。当時は松代のメンバーだった。「松本で2回勝って、3戦目で負けました」

 開幕試合前の始球式でもマウンドに立ち、万感のストライクを投じた。スタンドの観客に手を振り、頭を下げた。

 今の高校生に伝えたいことがある。「どこの大学でもいいから、上のステージで野球を続けて欲しい」。自身は大学で野球を続けるつもりはなかったが、当時の監督に勧められ、国学院大へ進んだ。

 「プロになれるなんて思っていなかった。けど、野球観が広がった。やめないで良かったと思えたし、長野の選手でも通用すると思えたから」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

阪神が逆転勝ち。1点を追う五回に小幡の適時打で追い付き、六回は佐藤輝の適時打で勝ち越した。先発の伊藤将は7回1失点で4勝目。DeNAは森が六回途中まで2失点と粘ったが、打線がオースティンのソロによる1点止まり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

横浜FMは中2日で敵地戦を迎えた

3連敗中の横浜F・マリノスは7月6日、J1リーグ第22節でガンバ大阪と対戦し、0-4で敗れた。2008年以来、16年ぶりの4連敗。未消化分のサガン鳥栖戦(0-1)から中2日で迎えた一戦は立ち上がりに失点し、前半アディショナルタイムにも痛恨の追加点を奪われた。敵地には「今こそ団結し、この荒波を乗り越えよう」の横断幕が掲げられたが、連敗を止められなかった。

立ち上がりからホームのG大阪ペース。前半4分、DF中谷進之介に高い位置で奪われ、FWファン・アラーノへ。1度はシュートがブロックするも、ファーサイドへ芸術的な一撃を沈められた。

反撃に出たい横浜FMは同12分に右クロスをFW宮市亮がダイレクトで合わせるも無情にも左ポストに嫌われた。同42分にもFWアンデルソン・ロペスからMF植中朝日とつなぎ、再び宮市へ。だが、このシュートはクロスバーを叩きゴールならず。アディショナルタイムにはFW宇佐美貴史の鮮やかなクロスをMFダワンに合わせられて追加点を許した。

後半に入ってから何度もチャンスを作られながらしのいでいたが、途中出場のFW山下諒也に右サイドを打開され、ドリブルで運ばれるとDFエドゥアルドがペナルティーエリア内ハンドしてしまい、PKを献上。これを宇佐美に決められた。さらに後半43分には途中出場のFWイッサム・ジェバリにダメを押された。

これで横浜FMは16年ぶりとなる4連敗。一方のG大阪は前節にFC町田ゼルビアに敗れたが、宇佐美の1ゴール1アシストもあり3戦ぶりに勝利を収めた。今季最多の4ゴールで3位をキープした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近年のJ1で覇権争いを演じてきた横浜F・マリノスが苦しんでいる。

7月6日に開催されたJ1第22節でガンバ大阪と敵地で対戦。開始4分に先制を許すと、45+3分、70分、88分に失点。自慢のアタッキングフットボールは不発に終わり、0-4の完敗を喫した。


一昨年は優勝、昨季は2位のトリコロールは、今季は中位に甘んじ、G大阪戦の黒星でまさかの4連敗。負のスパイラルから抜け出せなかった。

次節以降は14日に鹿島アントラーズ戦、20日にFC町田ゼルビア戦と上位陣との対戦が続く。流れを変えられる戦いを見せられるか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

C大阪が終盤に追い付いた。数的優位を生かして、後半は果敢にゴールに迫り、縦パスからレオセアラが決めて同点。東京Vは前半に山田楓が一発退場。後半開始早々に山見がPKを決めて先制したが、逃げ切りに失敗した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇プロ野球セ・リーグ 阪神2―1DeNA(6日、甲子園球場)

DeNAは逆転負けで、リーグ最速の40勝到達ならず。また連勝も2で止まりました。

今季2度目の先発となった森唯斗投手は初回、センター梶原昂希選手とセカンド牧秀悟選手の好守備もあり無失点に抑えると、3回まで阪神打線を無失点に抑えます。

すると4回、1アウトからオースティン選手が高く浮いたカーブを捉えて、バックスクリーン右へ第9号ソロホームラン。1点を先制します。

しかし5回、森投手はヒットと盗塁などで1アウト3塁のピンチを招くと、小幡竜平選手に甘く入ったストレートを打たれて、1―1の同点に追いつかれます。

続く6回、ヒット2本で2アウト1、3塁のピンチを招いたところで森投手は降板。2番手のディアス投手は佐藤輝明選手にタイムリーを打たれて失点。

続く島田海吏選手には強烈な打球を打たれるも、サード宮崎敏郎選手の好守備で最少失点で切り抜けますが、阪神に勝ち越しを許し、森投手は5回2/3を2失点の投球内容でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オリックスが快勝した。二回に宗の適時二塁打で先制し、五回は大里の適時二塁打、犠飛などで3得点。4投手の継投でリードを守った。カスティーヨが6回1失点で3勝目。3安打に終わった日本ハムは守りのミスも響き4位に後退。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オリックス4-1日本ハム」(6日、ほっともっとフィールド神戸)

 日本ハムが3連敗で今季ワーストの借金2となり、楽天に抜かれ4位に転落。5位オリックスにも0.5差と肉薄された。

 試合後、新庄監督は4位転落の質問に食い気味で即答。「そんなこと言っても仕方ないじゃないですか。上がっていくしかない。下は向きませんよ」と言い切った。

 初回、先頭の水谷が左中間三塁打で出塁。無死三塁の絶好機を作ったが後続が凡退した。「初回の三塁打で何とか1点取れたらうちに流れがきたと思いますけどね」。その後、五回まで無安打と振るわず主導権を奪われた。

 オリックスは2番で初スタメンの大里が2安打1打点。「相手も必死。大里くん?必死さに負けました」。開幕から奮闘してきた新庄日本ハムの底力が試される。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「阪神2-1DeNA」(6日、甲子園球場)

 DeNAが逆転負けで、連勝が2で止まった。

 一回、先頭の梶原が中前打で出塁。次打者・度会の初球で二盗を決めたが、けん制死。判定はセーフだったが、阪神側のリクエストでリプレー検証の結果、アウトとなり、絶好のチャンスをつぶした。

 それでも、四回にオースティンの中越えソロで先制。流れを呼び込んだかに見えたが、阪神・伊藤将の前に打線は続かず、追加点を奪えなかった。

 先発の森唯は今季6月7日のソフトバンク戦以来の1軍マウンドで5回2/3を5安打2失点。投手戦を繰り広げたが、五回につかまり、1死三塁から小幡に同点右前打を浴びた。六回、中野と大山の安打で1死三塁とされたところで降板。2番手で送り込まれた左腕・ディアスが佐藤輝に右前に運ばれ、勝ち越しを許した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆明治安田J1リーグ▽第22節 浦和2―3湘南(6日・浦和駒場スタジアム)

 浦和はホームで湘南に2―3で逆転負けを喫し、今季2度目の3連勝を逃した。

 雷雨のため予定より30分遅れてキックオフ。前半15分、主将MF伊藤敦樹の左クロスからMF武田英寿が放った左足シュートは相手GKに阻まれ、クロスバーをたたいた。同32分に自陣右サイドでボールを奪われ、元浦和のMF山田直輝のパスからMF田中聡に左足シュートを決められ、先制を許した。

 後半開始からFW前田直輝、同15分にMFグスタフソンとFWチアゴサンタナを投入。1分後の同16分、グスタフソン、安居海渡、渡辺凌磨とパスをつなぎ、最後はチアゴサンタナが相手GKの股を抜く左足シュートを決め、同点に追い付いた。

 さらに、後半29分には渡辺が圧巻のドリブル突破から縦パス。これに反応したチアゴサンタナが絶妙なトラップから左足シュートをゴール左へ突き刺し、今季9点目で逆転に成功した。

 だが、悪夢は終盤に待っていた。同45分に18歳MF石井久継に同点ゴールを献上。さらに、同アディショナルタイム2分には田中のパスを受けたFWルキアンに逆転ゴールを奪われた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「阪神2-1DeNA」(6日、甲子園球場)

 阪神が連敗を2で止めて、再び貯金1とした。6月以降に勝率5割から借金生活突入を阻止するのは4度目となった。岡田監督は球団では歴代単独トップとなる通算515勝目を挙げた。

 先発・伊藤将は初回先頭・梶原に中前打を浴び、度会の初球に二盗も許した。直後の二塁へけん制でいったんはセーフの判定となったが、小幡のアピールもあって岡田監督のリクエストを要求すると判定が覆った。

 左腕はこのプレーでリズムを取り戻し、序盤の3回は無失点。しかし、四回1死からオースティンに高めのカーブを中堅右に運ばれる先制ソロを被弾した。

 それでも打線が意地を見せる。五回に先頭の島田が投手強襲の内野安打を放って二盗にも成功。坂本の三ゴロで三塁へ進んだ。

 ここで小幡が前進守備を敷いた一、二塁間を破る同点の右前適時打を放った。

 同点の六回は1死から中野が11試合連続安打となる左前打を放ち、2死後は大山が内角直球に詰まりながらも左前へ運んで一、三塁とした。

 ここで佐藤輝が先発・森唯に代わって登板した左腕・ディアスに対して、初球のスライダーを捉えて勝ち越しの右前適時打を放った。

 援護を受けた伊藤将は六、七回はともに先頭打者に安打を許したが、ともに併殺でピンチを切り抜けた。七回に代打を送られて、83球で降板。7回5安打1失点で4勝目を挙げた。

 チームが今季勝利を挙げた試合のうち、先制を許した試合での逆転勝ちは、5月19日・ヤクルト戦以来15試合ぶりだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERAセ・リーグ 阪神2―1DeNA(6日・甲子園)

 阪神・岡田彰布監督が球団の監督として歴代最多となる通算515勝目を挙げた。藤本定義氏を抜き、単独1位。6月以降、勝率5割で迎えた試合は4連勝とし、またも借金生活突入を阻止した。

 先発の伊藤将が4回にオースティンに中越えソロを浴びて先取点を許したが、5回1死三塁で小幡が右前へ同点打。さらに6回2死一塁から大山の左前打で一、三塁とした。先発の森唯を降板させ、佐藤輝が2番手・ディアスの初球を捉えた。スライダーを右前に運ぶ勝ち越し打。岡田監督が藤本氏に並んだ3日の広島戦(マツダ)に続き、またも決勝打をプレゼントした。

 先制を許した試合は14連敗中だったが、5月19日のヤクルト戦(甲子園)以来となる逆転勝利を飾った。伊藤将が7回1失点で自身4試合ぶりの4勝目。8回はゲラ、9回は岩崎がリードを守った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

浦和は2-3で湘南に敗戦

浦和レッズは7月6日に行われたJ1リーグ第22節で湘南ベルマーレをホームに迎え撃ち、途中出場のFWチアゴ・サンタナが2ゴールを決めるも終盤に逆転されて2-3で敗れた。

さいたま市内の浦和駒場スタジアムで18時30分にキックオフが予定されていたが、16時過ぎから強い雨雲と雷がスタジアム付近を断続的に通過。17時30分過ぎの時点での強い雨がピッチを叩き、雷鳴も聞こえる状況の中でキックオフを30分遅らせることが発表された。

その影響からスリッピーな芝生で始まった試合は序盤に湘南が攻め込む回数を増やしたが、前半15分過ぎからは浦和がペースを握った。MF武田英寿、FWエカニット・パンヤ、MF伊藤敦樹のミドルシュートが湘南ゴールを襲ったが、GKソン・ボムグンのファインセーブやわずかに枠外に飛ぶシュートが続きゴールとはならなかった。

逆に湘南は前半32分、左サイドの高い位置でボールを奪うとMF山田直輝のスルーパスにMF田中聡が反応して左足シュートを決め、1点リードを奪って前半を終えた。

浦和はハーフタイム明けから負傷から復帰のFW前田直輝を投入。さらに後半14分にはMFサミュエル・グスタフソンとFWチアゴ・サンタナを投入した。すると直後の後半16分、グスタフソン、MF安居海渡、MF渡邊凌磨とパスがつながり最後は渡邊のパスを受けたサンタナが地を這う左足シュートを決め同点に追い付いた。

さらに浦和は後半29分、渡邊が敵陣中央をドリブルで持ち上がりサンタナへラストパス。これを受けたサンタナがソン・ボムグンとの1対1で冷静に蹴り込んで2-1と浦和が逆転に成功した。

湘南は直後の後半30分に途中出場のFW福田翔生が完全に抜け出す決定機を得たが、ワンタッチシュートはクロスバーの上に飛んで絶好機を逸してしまった。

それでも後半45分に湘南は中盤のこぼれ球を拾ったFW石井久継が持ち込んで右足の強烈シュート。これがGK西川周作の手を弾いてゴールに吸い込まれ土壇場の同点ゴールとなり、さらにアディショナルタイムには押し込んだ状態から田中のパスを受けたFWルキアンが蹴り込んで一気の逆転劇で3-2の勝利を収めた。

浦和はこれで今季2回目のリーグ3連勝を寸でのところで逃し、降格圏19位の湘南は敵地で貴重な勝ち点3をもぎ取った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

J1リーグ第22節開催、東京V対C大阪は1-1引き分け

J1リーグ第22節・東京ヴェルディ対セレッソ大阪の一戦が7月6日、味の素スタジアムで行われ、1-1の引き分けに終わった。

雷の発生に伴い、40分遅れ(18時40分)でのキックオフとなった一戦は、序盤から一進一退の攻防が展開。ボールを保持して攻め込むC大阪に対し、東京Vが1本の縦パスからカウンターを発動する構図がはっきりと表れた。ボール支配率ではC大阪が上回るも前半31分、東京Vに決定機が到来。ゴール前でこぼれ球を拾ったFW山見大登がエリア手前から右足シュートを放つも惜しくもゴール右ポストを叩いた。

そうしたなかで前半39分、東京Vに痛恨のアクシデントが発生。中盤でボールを持ったC大阪FWカピシャーバに対し、FW山田楓喜が背後からスライディングタックルを敢行。当初は警告提示だったが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の進言による、オンフィールド・レビュー実施の結果、足裏が相手のふくらはぎ付近に直撃する危険タックルと判断され、山田にはレッドカードが提示され退場を命じられた。

前半で数的不利となった東京Vだったが後半開始直後の4分、ペナルティーエリア内でMF綱島悠斗がファウルを受けPKを獲得。これを山見が決めて1-0と先制した。一方、ビハインドとなったC大阪はFW渡邉りょう、MF柴山昌也、MF平野佑一、MF為田大貴を相次いで投入し、状況打開を図った。

すると後半30分、MF田中駿汰からのパスをペナルティーエリア内左で受けたFWレオ・セアラが右足で同点ゴールを奪取。試合を振り出しに戻すと、より勢いを増したなかで東京Vゴールに迫ったが、スコアを動かせず1-1のまま終了。この結果、C大阪は8試合無敗に。前節の横浜F・マリノス戦を2-1でモノにした東京Vは、今季リーグ戦10度目のドローゲームとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

第106回全国高校野球選手権大会が各地で開催されています。試合後、各球場をあとにしたチームのミーティングから、監督や選手らの言葉を紹介します。今回は愛知大会に出場した松平です。

 

 (6日、第106回全国高校野球選手権愛知大会1回戦、小牧南13―3松平=6回コールド)

■松平・島田泰嘉監督

 やりたかったことはできたよ。ボール球を見逃したり、やりたかったことをやって、しっかり点を取った。その結果、向こうは焦った。やってきたことは、間違いじゃなかったんだよ。これが今の、うちのチーム力だ。一人ひとりの能力じゃない。チーム力を発揮できた、良いゲームだったと思う。

 3年生。打てた、打てなかった、そういうのはあると思う。プレーの中で、あぁもっとこうしておけばよかった、そんなのは絶対にあると思う。だけど、やろうとしていた試合はできた。

 もっとボコボコにされるような実力差だ。だけど、ここまで食らいついたんだよ。個々のスキルじゃない。たった2人だけど、3年生が練習の中で率先して動く、そういうことをしっかりやってきたから、ここまで食らいつけたんだよ。この結果は、お前たち3年生の頑張りが持ってきたものだ。だから、自信を持っていい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(6日、第106回全国高校野球選手権鹿児島大会1回戦 鶴丸5―4尚志館)昨秋の県大会で4強に進出したときの鶴丸らしさが戻ってきた。三塁打1本、二塁打5本を打たれたが、失点してもいずれも1に抑えた。五回表の攻撃では2死からの3連打で4得点。「自分たちの持ち味は集中力ですから」と捕手を務める寺内幸大主将(3年)は分析する。

 鶴丸は21世紀枠で今春の選抜出場が有望視された。福田健吾監督(55)は気を引き締めるよう促したが、選外のショックは大きかった。

 練習試合で負け続け、春の県大会ではシードでありながら初戦で鹿児島玉龍にコールド負け。直後に選手だけでミーティングを開き、「挑戦者としてやっていこう」と気持ちを新たにした。徐々に練習試合で勝てるようになり、NHK旗では神村学園に5―9と善戦し、復調の兆しを見せた。

 強豪尚志館を相手に苦しみながらつかんだ夏の勝利。落選ショックを完全に払拭(ふっしょく)した。攻守で中心となる中村仁選手(3年)は「これで夏の頂点に向けたスタートに立てた」と話した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第106回全国高校野球選手権大会が各地で開催されています。試合後、各球場をあとにしたチームのミーティングから、監督や選手らの言葉を紹介します。今回は愛知大会に出場した小牧工科です。

 

 (6日、第106回全国高校野球選手権愛知大会1回戦、明和9―1小牧工科=7回コールド)

 小牧工科・杉山友啓監督 応援されるってさ、難しいんだ。すごく難しくて、「なんだあいつ」って思われたら、応援されない。でも見てくださいよ。多くの先生が、多くの保護者の方が、多くのOBが、友達が、みんなが応援してくれた。それは、君たちがこれまで積み上げてきた証だったんじゃないかと思います。

 勝って恩返しできれば一番良いんだけど。よく覚えておきなさい、みんな。絶対に負けるんだ。絶対に。負けないのは1校しかないんだから。みんな負けて学ぶんだ。3年生は、高校野球は引退だ。だから高校野球で勝ち負けを競うことはもうないんだけど、学ばなきゃダメだ。

 3年生、順風満帆ではなかったな。苦しくて仕方なかった。俺もそう。このチームをどうやって送り出してやろうかって、悩んだ代だった。

 でも最後は、みんなの前向きな姿勢がすごく伝わった。君たちのプレーを、心に焼き付けた。

 まだ終わりじゃない。これからも小牧工科は、野球部は続くから。今日の負けから、また強くなろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オリックス-日本ハム」(6日、ほっともっとフィールド神戸)

 日本ハムが3連敗で今季ワーストの借金2となり、楽天に抜かれ4位に転落。5位オリックスにも0.5差と肉薄された。

 初回、先頭の水谷が左中間三塁打で出塁。無死三塁の絶好機を作ったが後続が凡退した。その後、五回まで無安打と振るわず。0-4で迎えた六回1死から五十幡がこの日チーム二本目の安打となる三塁打で出塁。水谷の三ゴロの間に1点をかえした。

 先発の福島は二回2死から杉本への四球、盗塁の後、宗の右線適時二塁打で先制点を献上した。五回途中4安打4失点、自責点は1だった。「先に点を与えてしまったことが悔やまれます。あのようなピンチを抑えないと先発投手として役割を果たせないと思います」とコメントした。

 五回は無駄な失点を重ねた。1死一塁から郡司が三ゴロを後逸する失策。併殺となるはずが1死二、三塁となり、一ゴロ野選、大里の適時二塁打で2点。さらに1死二、三塁から、紅林の左直を松本剛が好捕。その際に三走・福田はタッチアップしたが、二走・大里は三塁手前まで走っていた。ボールはバックホームされ福田はセーフ。その後二塁に転送され、大里はアウト。結果は併殺打が、直接二塁に送球していれば福田の生還は認められなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヤクルト-巨人」(6日、神宮球場)

 元プロ野球選手で野球解説者の清原和博氏が、テレビ解説のために神宮球場を訪問。古巣の巨人ベンチ前を訪れ、かつて一緒にプレーした阿部監督、二岡ヘッドコーチらと談笑した。

 雷雨のため、1時間開始が遅れてプレーボール。BSフジの中継で清原氏は阿部監督との再会に「自分も緊張して覚えてない。監督ですから」と語り、二岡ヘッドや川相コーチとの会話の内容も「それは秘密です。笑顔で迎えてくれて本当に感謝しています」と語った。旧友と久々の交流に、「ジャイアンツ時代、一緒に戦ったメンバー。笑顔で嬉しかった」と実感を込めた。

 清原氏は自身のXでも、阿部監督と二岡ヘッドコーチの3ショットを公開。「この度阿部監督より試合前の練習にお誘い頂き、緊張しましたが優しく迎えて下さり、今は安堵と感謝の気持ちでいっぱいです」と思いをつづった。

 清原氏は16年に覚醒剤取締法違反(所持)で逮捕されてからプロ野球界と距離ができたが、現在は解説者として復帰。清原氏が巨人ベンチに姿を見せるのは、14年に白いスーツで沖縄キャンプを訪問して以来。電撃訪問に、場内は騒然となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆バスケットボール男子 ▽パリ五輪世界最終予選・準決勝 ギリシャ96―68スロベニア(6日・ギリシャ)

 パリ五輪出場権の残り4枠を懸けて4会場で最終予選が行われ、ギリシャ会場の準決勝で、NBAのスター選手、ルカ・ドンチッチ(マーベリックス)擁するスロベニアが、NBAで2度MVPのヤニス・アテトクンボ(バックス)率いるギリシャに96―68で敗れ、五輪出場を逃した。

 スロベニアは前回の東京五輪で4位だった。

 ドンチッチは、6月17日までNBAファイナルを戦い、約1週間後には代表活動に合流。オフなく最終予選に参戦したが、無念の結末となった。この日は34分14秒出場で、21得点、7リバウンド、5アシスト点だった。スロベニアは一度もリードを奪えず終戦した。

 一方、ギリシャのアテトクンボは13得点、4リバウンドだった。

 決勝は7日で、ギリシャはドミニカ共和国とクロアチアの勝者と対戦。勝てば五輪出場が決まり、1次リーグA組に入り、カナダ、オーストラリア、スペイン会場の勝者と同組となる。

 一方、ラトビア会場では、五輪で日本と同じ1次リーグB組に入る最後の1チームを決めている。7日の決勝で勝ったチームが五輪出場権を得る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

元プロ野球選手で解説者としても活躍する岩隈久志氏が6日、インスタグラムを更新。三女が1歳になったことを報告し、「健康に育ってくれて、毎日家族に幸せをくれて、感謝の気持ちでいっぱいです」とつづった。

 岩隈氏はハートがたくさん付いたバースデーケーキの前で、ベビードレスを着た三女の写真を公開。「これからも元気いっぱいに健やかに成長できるように見守りたいと思います」とした。

 昨年7月、妻のまどかさんが第4子の三女を出産。長女とは20歳差で話題となった。昨年12月には岩隈氏がまどかさんとの2ショットを投稿し、結婚21年も報告した。

 フォロワーからは三女の姿に「あっという間の一年」「愛いっぱい育てられて」「大きくなりましたね」「すくすく一歳迎えられて嬉しく思います」などの声が届いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オリックス、大里昂生の適時二塁打などで日ハム下す…西武は逆転されロッテに今季10戦全敗

 オリックス4―1日本ハム(パ・リーグ=6日)――オリックスは二回、宗の適時二塁打で先制、五回に大里の適時二塁打などで3点を加えた。カスティーヨが6回1失点で3勝目。日本ハムは打線が振るわず3連敗。

 ロッテ4―3西武(パ・リーグ=6日)――ロッテが逆転で連勝を4に伸ばした。八回に佐藤の2点二塁打などで3点を奪った。西武は隅田が終盤に崩れ、継投も裏目となり、ロッテに今季10戦全敗。

 楽天4―0ソフトバンク(パ・リーグ=6日)――楽天が零封勝ち。四回に辰己が先制打を放ち、その後は黒川の2ランなどで加点した。新人の古謝樹(桐蔭横浜大)は6回2安打で2勝目。ソフトバンクは3連敗。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERA セ・リーグ ヤクルト1―4巨人(6日・神宮)

 巨人のグリフィン投手が8回1失点の快投で今季3勝目を挙げた。激しい雷雨で試合開始が1時間遅れる難しい環境の中、集中力を切らさず4試合連続HQS(ハイクオリティースタート:7回以上かつ自責2点以下)。抜群の安定感を披露した。

 悪天候により1時間の遅延。しかも最初は15分の遅延発表→30分→結局は1時間と、目まぐるしく状況が変わり、特に先発投手にとっては、マウンドの状態も含め精神的にもかなり過酷な状況だったが「待っている1時間は集中力を切らさないように、試合が始まってしまえば、いつもの試合と同じだからね」と強い精神力で乗り切った。

 4回には、途中出場した若林楽人外野手が、レフトから本塁へ見事なストライク返球を見せて失点を防ぐなど、味方の好守にも助けられ8回を4安打1失点の快投。これでHQSは4試合連続となった。圧巻の安定感で、リリーフ陣の負担も減らしている。昨夜(5日)に投げた中川、バルドナードら勝利の方程式も連投を避けることができ、杉内投手チーフコーチも「大きいね。最高です」と感謝。開幕からフル回転を続ける投手陣にとって、何とも頼もしい存在だ。

 「声援が、僕だけじゃなくて選手みんなの気持ちを高ぶらせて、後押ししてくれた」とヒーローインタビューでは、雷雨の中、1時間の遅延を待って最後まで応援してくれたファンに感謝していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巨人は6日のヤクルト戦(神宮)に4―1で快勝した。岡本和とヘルナンデスの2本の2ランと、先発グリフィンの好投がかみ合い、チームは3連勝。単独2位に浮上した。

雷雨のため開始が1時間遅れたが、チームは快勝。阿部慎之助監督(45)は初回の岡本和の先制14号2ランについて、「チームにとっても本人にとっても大きい一発だったと思う」と振り返り「みんないい集中力持ってやってくれた結果だと思います」とうなずいた。

試合前にはこの日、テレビ解説を務めた球団OBの清原和博氏(56)と談笑。「元気そうでね。久しぶりに会ったので、うれしかったです」と再会を喜んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「阪神2-1DeNA」(6日、甲子園球場)

 DeNAが逆転負けを喫し、接戦を落とした。

 伊藤将の前に打線が振るわず、オースティンの先制弾の1点のみ。三浦監督は「うまく変化球も両コーナーに丁寧に投げられて、オースティンが浮いたところを打ってくれましたけど、うまく攻められたかなと思います」と唇をかんだ。

 初回には1番・梶原の中前打と二盗で一気に畳みかけたかったが、まさかのけん制死。当初はセーフも阪神・岡田監督のリクエストで判定が覆り、指揮官は「流れが一気にパタッと止まってしまった。スキを見せない走塁をしないといけないところ」と悔しそうな表情で振り返った。

 ただ、1点の重みを感じる試合かと問われると「もちろん結果がホームランだけでしたからね。攻め方としては悪くなかったと思います。また明日です」と三浦監督。梶原、牧、宮崎と随所で好守が光ったことも挙げ「みんなも1球の重みを感じながら接戦の中、連日よく戦ってくれています」と気持ちを切り替え、前を向いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERA セ・リーグ ヤクルト1―4巨人(6日・神宮)

 巨人OBの清原和博氏が阿部巨人のここまでの戦いぶりを称賛した。この日、BSのテレビ解説で球場を訪れた清原氏は、試合前にベンチ付近で阿部慎之助監督と談笑。巨人が快勝で3連勝を飾った試合後は「すごくどっしりとした戦いっぷりをされていると思います」と話した。

 また、試合中の解説では4番・岡本にも言及。「なかなか表情に出さないタイプだと思うんですけども、そういうの(4番の重み)はひしひしと感じてやっていると思います」と主砲として打線を引っ張る姿を評価した。

【清原和博氏の試合後のコメント】

 ―岡本のバッティングをどう見たか。

「いや、完ぺきだったんでしょうかね」

 

―彼も4番として戦っている。

「やっぱり先制2ランは…難しい変化球だったと思うんですけどね、うまく膝をためて左中間にもっていきましたね」

 

―解説で、総理大臣や横綱と一緒で巨人の4番の重みを話してましたけど、改めて岡本の苦しみ、頑張りをどう見ているか。

「なかなか表情に出さないタイプだと思うんですけども、そういうのはひしひしと感じてやっていると思います」

 

―試合前、阿部監督とも話しをしていた。

「阿部監督にね、呼んで頂いて、そういうグラウンドレベルに下りるチャンスを頂いてね、感謝しています」

 

―阿部監督の姿をどう見ているか。

「いやすごく堂々としていてね。もっともっと…何て言うかな。すごくどっしりとした戦いっぷりをされていると思います」

 

―久々に巨人の試合にいらっしゃった

「いや、うれしかったですね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦