◆JERAセ・リーグ ヤクルト―巨人(6日・神宮)
西武、巨人、オリックスで活躍した清原和博氏が6日、神宮球場で巨人・阿部監督と談笑した。
清原氏はテレビ中継の生解説で神宮へ。巨人の試合前練習中に阿部監督の下を訪れ、約5分間の会話を交わした。2人は2001年~05年まで巨人で同僚。歴代5位の通算525本塁打の清原氏と、同18位の通算406本塁打を誇る阿部監督という、レジェンド打者のツーショットが実現した。
楽天の新人、古謝が6回2安打無失点と好投し2勝目。立ち上がりのピンチでは、力のある直球で押してしのいだ。黒川が1号2ランを含む2安打3打点の活躍。ソフトバンクは打線が今季最少3安打と元気なく、3連敗を喫した。
◇プロ野球セ・リーグ ヤクルトー巨人(6日、神宮球場)
激しい雷雨に見舞われている東京都心。神宮球場でも午後4時半過ぎから何度も稲光が。
観客は雨を避けるために屋根のある所に一斉に走って行きます。「がしゃーん」と雷が落ちたような大きな音が鳴り響きます。
雨が降り始めたときに土の部分にはカバーがかけられました。午後5時10分頃、ヤクルト球団は「このような天候状態のため、本日の試合は18時15分開始予定で準備を進めております」とアナウンス。雨が弱くなることを見こんで、試合開始を遅らせるということです。
しかし、午後5時55分過ぎ、再び雨脚が強くなり、雷の音が響き渡り始めます。場内アナウンスでは試合開始を1時間遅らせ、午後7時にすると発表しました。
(6日、第106回全国高校野球選手権西東京大会)
開会式が行われた神宮のグラウンド。青鳥特別支援の12人の選手たちは力強く行進した。昨年、特別支援学校で初めて都高野連に加盟し、3校の連合チームを組んで初出場した。今大会は単独チームとして臨む。特別支援学校として単独出場するのは全国初という。
真新しいプラカードを持ち、緊張した表情で行進した白子悠樹主将(3年)は、高校に入ってから野球を始めたばかり。最初は球を捕ることすらできず、キャッチボールが続かない。でも、あきらめなかった。昨夏、走塁コーチとしてグラウンドに立ち、「自分はできるんだっていう自信がついた」。
これまでは百人一首や水泳、空手など「個人競技」をやっていた。応援の声、グラウンドに立った景色、仲間の楽しそうな表情……。全部がうれしい。みんなと野球をやっているという実感がわくからだという。
みんなで同じユニホームを着てプレーできるこの夏は、なおさらだろう。「楽しみな気持ちと、不安もちょっと。僕たちのプレーで、あきらめかけていた子たちを勇気づけられればいいな」
それぞれの思いで挑む106回目の夏は、7日から熱戦が始まる。みんなが悔いのない夏を過ごせますように――。そんな願いをこめて。
◆パ・リーグ ソフトバンク0―4楽天(6日・みずほペイペイドーム福岡)
ソフトバンクが今季3度目でワーストタイ、ホームでは今季初の3連敗を喫した。
先発の大津亮介投手が6回7安打4失点で4敗目。3回まで完全投球だったが、4回1死、小深田に左翼線三塁打を浴びると、続く辰己に先制右前打を献上。5、6回と失点を重ねて「高めに浮いたボールを長打にされてしまった。1本打たれると、2本、3本と相手につながれてしまう。点も連続して取られたので、何とかしないといけないし、同じミスをしないようにしなければいけない」と反省の弁だ。
打線は4日の西武戦で完封負けし、5日の楽天戦も1得点のみ。この日も今季ワースト3安打で7度目の完封負けと、“梅雨本番”の湿りっぷりだ。3試合で1得点は今季最少。5月21、22日の前カード(みずほペイペイ、京セラD)で2試合計33得点した楽天から、同計1得点しか奪えていない。
ホーム3連敗は昨年7月の“暗黒12連敗”に付随した主催試合8連敗以来。ちょっとイヤな記憶がよみがえる負け方となった。
◆JERA セ・リーグ ヤクルト―巨人(6日・神宮)
ヤクルト対巨人戦(神宮)が、試合前の激しい雷雨のためプレーボール時間を18時から18時15分に順延すると発表された。
試合前の練習中に雷雨が激しくなり、フリー打撃練習なども途中で切り上げた。
東京都選挙管理委員会は6日、都知事選(7月7日投開票)の期日前投票の中間状況を発表した。6月21日~7月5日の15日間に投票を終えた有権者は165万4402人で、投票率は14・34%だった。前回2020年の同時期より約2割(27万5980人)増えた。
都知事選で期日前投票が導入された07年以降で、15日間集計の投票者数は過去最多。投票率も過去最高となった。
東京消防庁によりますと、きょう(6日)都内では、午後3時時点で2歳から93歳までの男女あわせて58人が熱中症の疑いで救急搬送されました。
このうち▼80代女性1人が重症、▼男女18人が中等症、▼男女39人が軽症でした。
東京消防庁は、のどが渇く前にこまめに水分を補給するほか、室内で適切に冷房や扇風機を利用するなどして対策を徹底するよう注意を呼びかけています。
複数の地銀で発生したインターネットバンキングのシステム障害で、千葉興業銀行も6日、復旧したと明らかにした。これで障害が起きた7行全てで解消した。
約45年前、当時の愛媛県川之江市(現・四国中央市)の道路拡幅工事で、市道に取り込まれた民有地の一部の手続きに不備があり、四国中央市の男性(74)に固定資産税が課せられ続けていることがわかった。今年6月、男性の自宅倉庫から当時の関係書類が見つかり、市は固定資産税の非課税範囲を示した地方税法に抵触している恐れもあるとみて、調査を始めた。(岩倉誠)
民有地が取り込まれた市道。拡幅工事後も男性に固定資産税が課せられている(四国中央市金田町で)
問題が発覚したのは、市道東金川1号線(総延長991メートル)のうち、東金川橋付近から南へ延びる約160メートルの部分。
男性によると、男性の父親が1979年11月、山林の一部だった15・57平方メートルについて、当時の石津栄一・川之江市長と土地売買契約を交わした。道路の山側部分の工事は、のり面をコンクリート擁壁にすることになり、工事完了後に市が用地面積を測量して価格を算出し、売買契約を確定させる約束だったという。
工事は82年度に完了。しかし、市は土地所有権移転手続きを行わず、「今は予算がないので次年度で実施する」と用地測量や移転登記を延期していた。
男性は87年12月、父親の死去に伴い土地所有者となった。市建設課や税務課に「市道となった部分はもう民有地ではないから、工事前の面積で課税し続けるのはおかしい」と訴えた。
ところが、歴代の担当者は「今は測量調査の予算がない。来年度行う」「旧市時代の話で資料は残っておらず、工事が本当に行われたかどうかも疑問」と繰り返し、測量や課税額の修正に応じなかったという。
男性は2005年頃から固定資産税の支払いを拒否。県内20市町でつくる「愛媛地方税滞納整理機構」からの納税催告にも応じなかったため、08年10月には自家用車と電子オルガンを差し押さえられた。
今年4月には納税催告書が届き、19年度から5年間分として、延滞金を含めて計135万800円を請求すると記されていた。男性が支払いを拒むと、5月に普通預金口座の現金32円を差し押さえられた。
そんな中、男性が6月に自宅倉庫を整理していたところ、当時の工事図面や工事請負契約書などが見つかった。関係書類を見た市建設部の石田暁裕部長らは「男性の言い分は事実だった」と初めて認めた。
男性は「そもそも現地調査と公図との照合で簡単に判明すること。固定資産税額を修正したくないから、資料がないことを理由に動かなかったとしか思えない」と憤っている。
読売新聞の取材に対し、石田部長は「市道として取り込んだ民有地に課税するなど、本来あり得ない。男性には長年にわたり、大変なご迷惑と心労をおかけした」と謝罪。「早急に測量を実施し、固定資産税額の修正を検討する。同時に、過去の担当者や市職員OBから放置した経緯を聞き取り、再発防止に努める」としている。
◆JERAセ・リーグ 中日2―1広島(6日・バンテリンドーム)
広島は、中日に連敗で今季初の3カード連続負け越しを喫した。
先発・大瀬良は、3回1死満塁から福永の右犠飛で先取点を奪われた。5月31日の敵地ソフトバンク戦から続けてきた連続無失点は37回1/3イニングでストップ。球団歴代単独2位で、09年・大竹寛の同最長43イニングに及ばなかった。
続く4回には先頭・板山にソロを浴びた。今季83イニング目の初被弾だった。板山には、2018年5月12日の阪神戦のプロ1号に続いて6年ぶりのプロ2号も献上する形となった。7回2失点と好投はしたが、今季13戦目で初黒星(4勝)を喫した。
前夜の同カードで高橋宏に99球完封を食らった打線は、この日も元気がなかった。初回は1死一、二塁から4番・坂倉が二ゴロ併殺打に倒れ、5回2死二、三塁の好機も得点を奪えず。6回1死二塁、相手の暴投で二走・秋山が好走塁で本塁生還。この1得点だけに終わった。
7月これで1勝4敗と失速気味。ナイターで阪神戦(甲子園)があるDeNAが勝てば、2位とゲーム差0となる。
阪神・森下翔太外野手が6日、出場選手登録を抹消された。
森下は今季73試合に出場し打率2割3分2厘、6本塁打、30打点。3、4月は5本塁打を放ったが、5月はノーアーチ。6月19日には全体練習で岡田監督から直接指導も受けていた。
ここ3戦はスタメン落ちしており、7月は無安打。打撃不振で昨年6月以来の2軍降格が決まった。森下はこの日の広島戦(甲子園)の試合前練習に参加。「チャンスがあれば結果を残せるように」と力を込めた。
「ヤクルト-巨人」(6日、神宮球場)
元プロ野球選手で野球解説者の清原和博氏が、テレビ解説のために神宮球場を訪問。古巣の巨人ベンチ前を訪れ、かつて一緒にプレーした阿部監督、二岡ヘッドコーチらと談笑した。
清原氏は今春もPL学園の後輩、立浪監督率いる中日のキャンプ地を訪問。ただ、中日以外のベンチを訪れるのは珍しく、阿部監督や二岡ヘッドとの再会に自然と笑顔がはじけた。
清原氏は16年に覚醒剤取締法違反(所持)で逮捕されてからプロ野球界と距離ができたが、現在は解説者として復帰。21年7月10日の阪神-巨人(甲子園球場)で解説を務めた際にはグラウンド上には降りなかったが、中継ボックスから原監督、元木ヘッドコーチに手を振られて感激。清原氏も立ち上がって手を振り「鳥肌が立ちましたよ」と声を震わせたこともあった。
清原氏が巨人ベンチに姿を見せるのは、14年に白いスーツで沖縄キャンプを訪問して以来。電撃訪問に、場内は騒然となった。
「青山学院×立教学院創立150周年記念トークイベント」が6日、東京・千代田区の有楽町よみうりホールで行われ、今年1月の第100回箱根駅伝で2年ぶり7度目の優勝を果たした青学大の原晋監督(57)は、来年1月の第101回箱根駅伝に向けた展望を語った。
青学大が連覇を目指す第101回箱根駅伝について、原監督は具体的に言及した。「普通にやれば勝てる、と思います。でも、何が起こるか分からないのが箱根駅伝。今年の箱根駅伝でも青学大が勝つと思っていましたか? 来年の箱根駅伝も何が起こるか、分かりません。ライバルは東洋大、国学院大、そして、地力のある駒大でしょう」と話した。
最近10回の箱根駅伝で7回も優勝した青学大に対し、立大は昨年1月の第99回箱根駅伝で大会史上最長ブランクの55年ぶりの復活出場を果たした。その立役者だった上野裕一郎前監督(38)は昨年10月の箱根駅伝予選会前に解任された。立教学院院長を兼ねる立大の西原廉太総長(61)は「監督もいない中、今年の箱根駅伝に2年連続で出場してくれました」と選手、スタッフに感謝した。後任として今年4月に駒大OBの高林祐介監督(36)が就任。6月の全日本大学駅伝関東推薦校選考会では5位で通過し、初出場を決めた。西原総長は「最高の監督を招へいできました」と話した。
原監督も立大の将来性を高く評価し、同時に警戒する。「立大は怖い存在ですよ。今後、3年以内に箱根駅伝でシード権(10位以内)を取るでしょう。優勝争いもするかもしれません」と語った。
青山学院と立教学院はともに1874年に創立され、今年が150周年。その記念イベントとして、青学大の原監督、立大の西原総長、立大出身のフリーアナウンサー徳光和夫さん(83)と上重聡さん(44)、青学大出身の俳優の高橋克典(59)、「駅伝に詳しすぎるアイドル」と呼ばれる西村菜那子(26)が熱い駅伝トークを繰り広げた。
会場に約800人が詰めかけ、ライブ配信で約1200人が視聴した。50年以上も前から箱根駅伝の3区と8区を沿道で応援している徳光さんは「80歳を超えると、来年も箱根駅伝を見られるといいな、と思っております」と真面目な表情で話し、会場を沸かせた。
◆青学大 1918年に陸上競技部が創部。箱根駅伝は43年に初出場。2004年に原晋監督が就任し、本格的な強化に着手。09年大会で33年ぶりに箱根出場を果たし、15年から4連覇。20、22、24年も制して優勝7回。出雲駅伝優勝4回。全日本大学駅伝優勝2回。16年度は学生駅伝3冠。練習拠点は神奈川・相模原市。タスキの色はフレッシュグリーン。主なOBは「3代目・山の神」と呼ばれた神野大地(現M&Aベストパートナーズ選手兼任監督)ら。
◆立大 1920年に陸上競技部が創部。箱根駅伝には1934年に初出場し、1957年に最高の3位になった。1968年を最後に箱根路から遠ざかっていたが、2023年に大会史上最長ブランクとなる55年ぶりの復活出場を果たした。出雲駅伝は出場なし。全日本大学には今年、初出場する。タスキの色は江戸紫。主な陸上競技部OBは1936年ベルリン五輪男子800メートル代表の青地球磨男氏、2016年リオ五輪、21年東京五輪、22年パリ五輪女子競歩代表の岡田久美子ら。
7日の予告先発投手=プロ野球パ・リーグ
▽西武・ボー―ロッテ・中森(ベルーナドーム)
▽オリックス・エスピノーザ―日本ハム・伊藤(京セラドーム大阪)
▽ソフトバンク・モイネロ―楽天・藤井(みずほペイペイドーム福岡)
7日の予告先発投手=プロ野球セ・リーグ
▽ヤクルト・サイスニード―巨人・菅野(神宮)
▽中日・松葉―広島・玉村(バンテリンドームナゴヤ)
▽阪神・西勇―DeNA・ケイ(甲子園)
楽天が零封勝ち。四回に辰己の右前打で先制し、五回には黒川が1号2ラン。六回も黒川の適時打でリードを広げた。古謝は序盤のピンチを切り抜け、6回2安打で2勝目。ソフトバンクは3連敗。大津が中盤につかまり、打線も沈黙した。
「中日2-1広島」(6日、バンテリンドーム)
女性アイドルグループ「僕が見たかった青空」のメンバーで、愛知県出身の杉浦英恋が始球式を務めた。応援にかけつけた同じく同県出身の今井優希と、早崎すずき、八木仁愛の3人が見守る中でマウンドへ。MCから「準備、よろしいですか?投球をお願いします」と声がかかったが、ここで杉浦が自分のグラブにボールがないことに気づいた。
スタンドからは「ボールないんかい?」の声も。打席のドアラは口に手を当てて大笑いしながら、あわててマウンドにボールを運んだ。
気を取り直して杉浦が投球したボールは、左腕から山なりでワンバウンドして捕手のミットへ。両手を上げてマウンドでジャンプし喜びを表現した。
投球後、「僕が見たかった青空」の公式X(旧ツイッター)は「ミニライブとセレモニアルピッチ ありがとうございました!愛知県出身 杉浦英恋が僕青を代表して投げることができました!ボールがないハプニングもありましたが、素敵な経験になりました。僕青も引き続きドラゴンズを応援します!」と投稿。フォロワーからは「ハプニングも良い思い出だ笑」「ナイスピッチング」「左投げの超スローボール ヤクルトの安田を思い出しましたね 泣いちゃった(笑)」などとコメントが寄せられた。
楽天4―0ソフトバンク(パ・リーグ=6日)――楽天の黒川が今季1号2ランを放った。1点リードの五回一死二塁で、相手先発・大津が投じた浮いた初球のまっすぐを振り抜くと打球は右中間テラス席へ。自身通算3本目のアーチでダイヤモンドを一周し、笑顔がはじけた。
智弁和歌山高からドラフト2位で入団し、打撃面での活躍が期待される5年目。この日の先発マウンドでは、黒川と同学年のルーキーでドラフト1位左腕の古謝樹(桐蔭横浜大)が粘投していた。「同級生が頑張っているので、その中で打つことができてよかった」と黒川。貴重な追加点となる援護弾だった。
仲三河が3ランも…一走ガルシアが二走を追い越してアウトに
西武3軍と独立リーグ「BC群馬」の交流戦で珍事が起きた。走者を2人置いて、西武・仲三河優太外野手が左中間へ本塁打。にもかかわらず得点は2点のみ。SNSは「どういうこと?」「わけわからん」と混乱している。
珍事が起こったのは5日の試合の初回だった。1死から古川が二塁打を放ち、ガルシアが四球を選んで1死一、二塁とした。仲三河の打球は左中間席に飛び込んだが、ここで打球を確認していた二走・古川に一塁から猛ダッシュしたガルシアが交錯して転倒した。結果的にガルシアは前走を追い越したとしてアウトに。仲三河の一発は2打点として記録された。球場も大混乱だった。
テキスト速報で試合を追っていたファンはさらに混乱。X(旧ツイッター)には、「スコア2-1なんだけど仲三河3ラン表示されてるんだがどっちが正しいんや」「仲三河が3ラン(打点2)とかいう意味わからんことやってる」と話題になった。
なお、交錯してアウトになったガルシアは6日の社会人SUBARU戦でソロ本塁打。汚名返上の一発を放っていた。
● ソフトバンク 0 - 4 楽天 ○
<11回戦・みずほPayPay>
ソフトバンクは本拠地で今季初の3連敗。7月4試合目で早くも2度目の完封負けとなった。
打線は楽天のドラフト1位左腕・古謝の前に、初回、2回といずれも得点圏に走者を置くも無得点。中盤以降は持ち直したドラ1左腕の前に6回まで無得点に封じられた。
序盤不安定だった古謝とは対照的に、ソフトバンク先発の大津は3回パーフェクトの好発進。しかし4回、一死から2番・小深田に一塁線突破の三塁打を許すと、続く辰己に右前適時打を浴び先制された。
5回は8番・黒川に右越え2ランを浴びると、6回も黒川に左前適時打を浴び4失点目。序盤とは一転、中盤以降は楽天打線に捕まり6回7安打4失点で4敗目(6勝)を喫した。
打線は7回以降も得点を奪えず、散発3安打の完封負け。これで本拠地・みずほPayPayでは3試合連続1得点以下となり、4日は西武のドラ1左腕・武内、前日5日は楽天のエース左腕・早川、そしてこの日は古謝と、左腕3投手に白星を献上する結果となった。
(6日、第106回全国高校野球選手権広島大会1回戦 賀茂4―3福山工)
賀茂の1年生の好守が光った。
一回の守備は、1球目を本塁打にされるスタートとなったが、この直後、右前への飛球を二塁手の伯方(はかた)悠真選手(1年)が好捕した。背走しながら手を伸ばし、「何が何でも捕ると決めていた。相手に流れを渡さない強い気持ちだった」。
六回2死満塁では中前へのゴロを捕り、二塁にベースタッチしてピンチを救った。延長戦となった接戦に勝つ原動力となった伯方選手は「大好きな先輩たちと1日でも長く野球ができるように、もっと頑張りたい」。
「オリックス4-1日本ハム」(6日、ほっともっとフィールド神戸)
オリックスが日本ハムに勝利し、自力優勝の可能性が復活した。
大卒3年目の大里が「2番・二塁」でプロ初スタメン。プロ初安打&初適時打と躍動した。
初回1死の第1打席では福島の147キロ直球を中前打とし「(プロ初安打は)気持ち良かったです!!気持ちも楽になりました」と頰を緩ませた。
三回は四球で出塁。2点リードの五回1死一、三塁では福島のフォークに反応し、右翼線への適時二塁打とした。「低めの球をうまく拾うことができました。追加点を取ることができて良かったです」と安どした。
先発のカスティーヨは6回2安打1失点と好投し、今季3勝目を挙げた。カード別では今年最多の4試合目となる日本ハム戦登板。初回は先頭の水谷に左中間へ三塁打を許したが、石井を遊ゴロ、松本剛を右飛、郡司を二ゴロと後続を断ち切ってみせた。
二回から五回までは無安打投球と圧巻のピッチングを披露。4点リードの六回に1死三塁から水谷の三ゴロの間に1失点したが、先発投手としての役割を果たした。
次戦で日本ハムに連勝すれば、順位が入れ替わることとなる。
現地で2戦してパリ五輪初戦に挑む
女子日本代表(FIBAランク9位)にとってオリンピック前国内最後の強化試合となる「三井不動産カップ2024 (東京大会)」(2日目)が7月5日、東京・有明アリーナで行われ、ニュージーランド(同26位)に92-50で勝利。これで中国での2戦も含めて五輪前6連勝と好調を維持して現地入りすることになった。
7月4日の試合では1Qに39-15というビッグクォーターを作ると、その後も3Pシュートが絶好調。125-57[3P成功率45.5%25/55)]と大勝した日本。初戦同様に馬瓜ステファニー、髙田真希、山本麻衣、林咲希、宮崎早織というスターターで本日の試合に臨んだ。まず宮崎のコースト・トゥ・コーストで初得点。スピードを見せつけると、町田瑠唯の投入からディフェンスが引き締まり、ターンオーバーを誘発させていく。その町田からのパスを受けて宮澤夕貴が左ウイングから3Pシュートを射抜くと、本橋菜子、東藤なな子らもスリーで追加点を奪い、24-13というスタートを切った。
初戦で大敗を喫しているニュージーランドは、高さを生かすべく早めにインサイドに入れていくが、インサイドでは2枚が付く日本のディフェンスに苦しんで得点が伸びない。それでも、193cmローレン・ウィッティカーはインサイド、3Pシュートから得点を重ねていく。その活躍もあって2Q開始3分で28-23と5点差まで迫られた。それでも、町田、本橋のパスから髙田が3Pシュート、山本のドライブなどで追加点を奪い、47-29とリードを保ってハーフタイムを迎えた。2Pシュートに関しては61.9% (13/21)といい数字をマークしたものの、3Pシュートは28.6%(6/21)と確率が低かったこともあって、恩塚HCは試合後に「ダウンサイドでシュートが来なかった」と振り返った。
しかし、今日の試合前に「(シュートが)入らなかったとしても、オフェンスリバウンドに入ること。高い位置でプレッシャーをかけること共有していた」と恩塚HC。アップテンポなオフェンスを見せ、ディフェンスでは高い位置からプレッシャーをかけてターンオーバーを引き出す。またオフェンスでは町田、山本、宮崎、本橋、吉田亜沙美らが常に2人コートにいることによってバリエーション豊富なパスを配給。連動してフロントラインが動いて次々とペイントアタック。そしてアウトサイドのディフェンスが手薄になったところで、3Pシュートを放つなど、スリーが今ひとつという中でもいい形を作って攻めることで、じりじりと点差を広げていく。3Qは23-9として32点のリードを作ると、“走り勝つシューター軍団”らしく最後まで運動量を落とすことなくプレーして勝利した。
試合後のフラッシュインタビューでは、本日5得点と振るわなかったキャプテンの林が「今日はスリーが決まらず。すみませんでした!」と切り出す。「まだまだ課題が残っている。今日のスリーだと勝つことができないと思うので全員でレベルアップして金メダルを取って帰ってきます」と宣言して会場を盛り上げた。
林の3Pシュートの数字は1/11ともちろんいい数字とは言えない。それでも恩塚亨HCは「謝ってはいたけど、リバウンド、ディフェンスなどできることで貢献してくれていた」とフォローしている。
オリンピック前の国際強化試合としては、中国での2戦2勝に続いて国内4試合すべてに勝利。これ以上ないいい結果と言えるが、大事なのは本番のオリンピックで、いかにいいパフォーマンスを発揮するかだ。このあと、女子日本代表はフランス入りし、現地7月19日に開催国で前回銅メダルのフランス(同7位)と、同21日にEURO2023覇者のベルギー(同4位)と対戦する。
その試合に向けて恩塚HCは「戦術的にも個人的にも何が一番力を発揮できるかを試したいし、課題についても改修していきたい。試したいことがいくつかあるので、相手の反応を見てみたい。オリンピックで選手たちが力を出し切るための機会と見ている」と試せることをやって本番に臨むと語っている。
日本の五輪初戦は、現地7月29日21時〜(日本時間30日4時〜)、東京2020大会決勝で対戦したアメリカと対戦する。
恩塚HCはフラッシュインタビューで「私たちは金メダルを取ると心に決めて、これまで全てをかけて努力してきました。選手たちも 朝から晩まで自分の意思で自分を高めようと、パリで最高のパフォーマンスを出そうと日々頑張ってくれてきています。今日の試合、いいところもあれば、課題もあったものの、『今、この瞬間何ができるか』ということをしっかり見出してやってくれています。どんなことがあっても、私たちのバスケットやりきってくれると思っています。世界を驚かすことができると思っています」と力強く語っている。再び世界を驚かすチャンスで、どんなプレーを見せるか。“走り勝つシューター軍団”の戦いに注目したい。
日本 92(24-13/23-16/23-9/22-12)50ニュージーランド
<オリンピックグループフェイズ試合予定/開催地:リール>
7月29日(月)21時〜[日本時間30日(火)4時〜]:日本対アメリカ
8月1日(木)11時〜[日本時間1日(木)18時〜]:日本対ドイツ
8月4日(日)11時〜[日本時間4日(日)18時〜]:日本対ベルギー
■第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)
5人制バスケットボール女子日本代表チーム
【スタッフ】
チームリーダー 小栗 弘 (公益財団法人日本バスケットボール協会)
ヘッドコーチ 恩塚 亨(公益財団法人日本バスケットボール協会)
アシスタントコーチ 鈴木 良和(株式会社ERUTLUC)
アシスタントコーチ 今野 駿(三井住友銀行)
スポーツパフォーマンスコーチ 臼井 智洋(公益財団法人日本バスケットボール協会)
アスレティックトレーナー 荻野 まゆみ(公益財団法人日本バスケットボール協会)
アスレティックトレーナー 宮口 佳子(S-Life はりきゅう院)
マネージャー 成田 明香(デンソー アイリス)
マネージャー 小松 佳緒里(ENEOSサンフラワーズ)
テクニカルスタッフ 梅津 ひなの(公益財団法人日本バスケットボール協会)
【内定選手】※12名
吉田 亜沙美(PG / 165cm / 公益財団法人日本バスケットボール協会)
髙田 真希(C / 185cm / デンソー アイリス)
町田 瑠唯(PG / 162cm / 富士通レッドウェーブ)
宮澤 夕貴(PF / 183cm / 富士通レッドウェーブ)
本橋 菜子(PG / 164cm / 東京羽田ヴィッキーズ)
林 咲希(SF / 173cm / 富士通レッドウェーブ)
馬瓜 エブリン(PF / 180cm / デンソー アイリス)
宮崎 早織(PG / 167cm / ENEOSサンフラワーズ)
赤穂 ひまわり(PF / 184cm / デンソー アイリス)
馬瓜 ステファニー(PF / 182cm / CASADEMONT ZARAGOZA)
山本 麻衣(PG / 163cm / トヨタ自動車 アンテロープス)
東藤 なな子(SF / 175cm / トヨタ紡織サンシャインラビッツ)
※平均:173.6cm
※ポジション(P)=PG-ポイントガード、SG-シューティングガード、SF-スモールフォワード、PF-パワーフォワード、C-センター
(6日、第106回全国高校野球選手権京都大会の開会式)
京都市右京区のわかさスタジアム京都で午前10時から開会式が始まった。開会宣言の後、昨年優勝の立命館宇治を先頭に、77校73チームの選手たちが、京都府警音楽隊の演奏にあわせて、元気よく行進した。龍谷大平安の生徒たちがプラカードを掲げて選手たちを先導した。
×
朝日新聞社ヘリコプター「あかつき」から、始球式に使うボールが投下された。外野に整列した選手たちが内野に向かって一斉に進むと、観衆から手拍子と拍手がおくられた。その後、立命館宇治の中川翔主将(3年)が優勝旗を返還した。
大会会長の福家崇明・府高野連会長が「苦楽を共にしたチームメートを信じて、最後の最後まで全力プレー、全力の応援を期待しています」とエールを送った。
大会副会長の小林杉男・朝日新聞京都総局長は「いよいよ集大成の大会。好ゲームを期待しています。がんばってください」と激励した。(八百板一平)
■選手宣誓「野球ができるのは当たり前じゃない」
北嵯峨の田崎信己(のぶき)主将が選手宣誓を務めた。「大好きな野球を全力で楽しもう」と語り、さらに力強く、こう宣誓した。
「野球ができるのは当たり前じゃない」
宣誓文は自らの経験をもとに1人で考えた。北嵯峨への進学と同時に、生まれ育った宮津市を離れ、兄の誠志郎さん(27)と京都市で2人暮らし。
信己さんが洗濯、誠志郎さんが料理担当だ。なるべく野菜を入れるなどバランスのよい献立を考えてくれる。中でも鶏肉のトマト煮がお気に入り。週末は練習試合に足を運んでくれる。
そんな兄や離れた地から励ましてくれる両親への感謝の気持ちと、最後の夏に懸ける思いを宣誓に込めたという。
宣誓後、「名前を呼ばれる瞬間は緊張したけど、100点の宣誓ができた」とほっとした表情を見せた。
スタンドで見守った誠志郎さんは「僕にとって信己は誇り。生きがいをもたらせてくれる存在」と話した。(木子慎太郎)
■明るく、のびやかなアナウンス
開会式の司会を務めたのは、南陽の山本有紗さん(3年)と、福知山の大西花怜(かれん)さん(2年)。普段はそれぞれの高校の放送局や放送部で活動している。この日は、山本さんが選手の入場行進を、大西さんが式典の進行を担当した。
前日のリハーサルを含め、準備を重ねて臨んだ2人は明るく、のびやかな声でアナウンスした。
山本さんは、観客席からの拍手に負けないよう、ゆっくり、はっきり、丁寧な発声を心がけたという。「いい緊張感で、いつも通りにできた。携われてよかった」
「めちゃめちゃ緊張した」という大西さんは「選手と同じ気持ち、気合を込めました。やり切りました」と笑顔を見せた。(八百板一平)
■始球式「精いっぱいの力が出せた」
開幕試合の始球式は、京都教育大付属桃山小の奥田ありささん(6年)が務めた。文化やスポーツの体験を通して京都の魅力を発信する「ジュニア京都文化観光大使」を務めている。
球技は苦手。でも、始球式の話を聞いたとき、迷わず「やりたい」と思った。2週間前から家族と練習を重ね、投球フォームや重心移動を覚えた。この日のために大谷翔平選手から贈られたグローブを学校から借りた。
観光大使の仲間や家族が見守る中、マウンドへ上がった。山なりの投球はワンバウンドで捕手のミットへ。投げ終わった後、「今できる精いっぱいの力が出せた」と笑顔で話した。
(6日、第106回全国高校野球選手権宮崎大会1回戦、都城農4―1延岡星雲)
八回裏、都城農の走者が送りバントで二塁に進むと、延岡星雲のマウンドに選手が集まった。「楽しんでいきましょう」。かけられた言葉に、甲佐匠之介投手(3年)も笑みがこぼれた。続く2人を打ち取り、味方の反撃を待ったが、追いつくことはできなかった。
この日、相手打線が一巡したころ、継投で登板する計画だった。それが初回、いきなり走者2人を背負って「緊急登板」。「エースナンバーを背負うからには抑えてやる」と、この回を2失点でしのぎ、粘りの投球を続けたが、「完全に抑えきることができなかった」と悔やんだ。
昨夏は最速132キロだった。下半身を中心に鍛え抜くことで今年5月には140キロに伸びたが、直後に風邪をこじらせて調子は万全ではなかった。それでも、終盤でも130キロ台の球速を維持し、三根滉平監督は「点は取られたけど、崩れずに投げ抜いたのは彼の成長」とたたえた。
「3年間、気を抜くことなくやりきれた。自分を磨いて、まっすぐだけで三振がとれる投手をめざしたい」。卒業後も野球は続けるつもりだ。
(第106回全国高校野球選手権愛知大会1回戦、愛知総合工科10―9愛知商)
練習は厳しく、試合は楽しく――。愛知商の主将、酒井龍馬選手(3年)は野球を楽しむ姿勢を部員に見せた。
同点で迎えた八回裏2死三塁。相手の4番打者が打席に立つ。捕手の酒井選手はマスクを外すと笑顔をたたえていた。エースの林田政宗選手(3年)は要求通りにインコース低めの直球を投げてくれたが、左前にはじき返された。「自信のある球を打たれたから文句はない」と酒井選手。
九回2死無塁、打席に向かう酒井選手はやはり笑顔。だが三振に終わり、試合後は汗と涙が混ざり合って落ちた。「後輩には同じ涙を流してほしくない」
第106回全国高校野球選手権滋賀大会が6日、開幕した。大津市のマイネットスタジアム皇子山で開会式があり、続いて1回戦2試合があった。開幕戦は、立命館守山が彦根工を10―0の五回コールドで下した。7日は皇子山と彦根市のHPLベースボールパークで1回戦計4試合が予定されている。
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開会式は午前9時50分に始まった。大会委員長の大久保雅生・県高校野球連盟理事長が開会を宣言すると、ファンファーレが響いた。滋賀短期大学付属高校吹奏楽部の部員6人がグラウンドに立ち、トランペットやトロンボーンを演奏した。「練習してきた演奏を聴いてもらえてよかった」と部員の杉村雪華さん(3年)。
ファンファーレを合図に、6校連合チームを含む53校48チームが入場行進。昨年優勝の近江が先頭でグラウンドに入り、準優勝の滋賀学園が続いた。
選手たちは観客の手拍子を受けながら、胸を張ってグラウンドを一周。その後、飛来したヘリコプターが始球式用のボールを投下すると、ひときわ大きな拍手がわいた。
開会式の司会は大津商業高校放送部の西村望未さん(3年)と小崎愛菜さん(3年)が務め、近江の大石尚汰主将(3年)が大会優勝旗を返還した。
大会会長の馬場光仁・県高野連会長は「滋賀県の高校野球ファンの熱い視線が注がれている。勝敗にかかわらず練習の成果を発揮して、悔いのない熱戦でその期待に応えて下さい」とあいさつした。(仲程雄平)
■八幡商の安田主将が選手宣誓
「私たちは野球が大好きです。野球によって大切な仲間に出会い、仲間がいたことで厳しい練習も、落ち込んだときも、励まし合い乗り越えることができました」
八幡商の安田仁之介主将(3年)は選手宣誓で「仲間」への思いを込めた。「全ての高校がライバルであり、同じ夢を追ってきた仲間」と考え、球場にいる全部員が同じ思いで大会に臨めるような文章にしたという。
宣誓の内容は、野球を教えてくれた父の幸平さんと共に考え、監督らにアドバイスをもらい完成させた。2年前に滋賀大会の宣誓を務めた先輩にも聞いてもらって本番に臨んだ。宣誓することを喜んでくれた父や家族からは「高校球児代表としてしっかり、堂々とやってこい」と送り出された。
大役を終え、「緊張せず堂々としゃべれた。春のリベンジをして甲子園をめざしたい」。仲間と、最後の夏が始まる。
第106回全国高校野球選手権秋田大会(朝日新聞社、県高校野球連盟主催)は6日、秋田市のさきがけ八橋球場で開会式が行われ、選手たちはそれぞれの思いを胸に入場行進した。甲子園を目指す戦いは7日から始まり、決勝は19日に予定されている。
出場は昨夏より2チーム少ない38チーム(43校)。午前10時、ファンファーレが鳴り響いた。チームではマネジャーの佐藤乃衣(のい)さん(秋田西)、佐々木沙彩(さあや)さん(秋田南)の司会で紹介されながら、各チームの入場が進んだ。先頭は2連覇がかかる明桜だ。全チームが整列したあと、黒井良汰主将(3年)から深紅の優勝旗が返還された。
あいさつには県高校野球連盟の水谷佳延会長が立ち、「高校野球連盟旗のFが意味するフレンドシップ、ファイト、フェアプレーの三つの精神を実践してもらうことを期待します」と、選手を励ました。六郷の高橋寿史(じゅし)主将(3年)が選手宣誓を夏空に響かせ、熱戦の序章を引き締めた。
今夏は、こまちスタジアムが改修されるため、22年ぶりにさきがけ八橋球場が主会場となる。選手の体調管理も考慮し、開会式後に試合を組まなかった。7日は、4球場で1回戦6試合が予定されている。
「西武-ロッテ」(6日、ベルーナドーム)
途中出場の西武・滝沢が2-1の七回、守備でチームをもり立てた。この回、ロッテ先頭・ポランコの三塁後方のファウルゾーンへ高く上がった飛球を追って、フェンスぎりぎりでスライディングしながら後ろ向きで好捕。左翼と遊撃の3人のちょうど真ん中に落ちかけた打球を、グラブの先でキャッチしてみせた。
これにはマウンドの先発・隅田も頭上で両手を叩いて感謝。1点を争う展開で大きなプレーとなった。
滝沢はこの日、四回の攻撃中に負傷して退いた児玉の代走として途中出場。そのまま三塁守備に就いていた。
Jリーグは7月6日、J2第23節の9試合を各地で開催した。
7連勝中の横浜FCは秋田と対戦。スコアレスで迎えた72分に櫻川ソロモンがネットを揺らし、これが決勝点に。1-0で勝利し、連勝を「8」に伸ばした。
ここまでわずか1敗で首位に立つ長崎は熊本に2-0で快勝。16分に加藤大、22分にマルコス・ギリェルメが得点。今節も負けず、首位の座をキープした。
清水はルーカス・ブラガ、高木践のゴールで千葉に2-0で勝利。藤枝は水戸を3-1でくだし、山口は鹿児島に1-0で競り勝った。
J2第23節の結果と予定は以下のとおり。
▼7月6日開催分
いわき 0-1 大分
横浜FC 1-0 秋田
甲府 1-3 徳島
藤枝 3-1 水戸
清水 2-0 千葉
山形 1-0 栃木
岡山 2-0 仙台
山口 1-0 鹿児島
長崎 2-0 熊本
▼7月7日開催分
愛媛 19:00 群馬
(第106回全国高校野球選手権愛知大会1回戦、国府4―1幸田)
「自分たちの分まで勝ち進んでくれ」「任せてくれ」。試合終了直後、3点差で敗れた幸田のエース柴田竜弥選手(3年)が、国府のエース栗下湊士選手(同)に声をかけた。2人は、力強く握手を交わした。
岡崎市の少年野球クラブで2人はともに汗を流した。小学生の頃は三塁手だった柴田選手にとって、元チームメートとの投げ合いは初めて。14奪三振で1失点の栗下選手に対し、柴田選手は6奪三振で4失点。「本当にすごく楽しかった。自分の成長を見せられてよかった」。敗れても柴田選手は笑顔だった。
両校監督も「同級生」。国府の野球部で3年間をともに過ごした。幸田の田中悠也監督は、「遠慮なく思い切り戦えたが、同級生同士で本当は絶対に負けたくなかった」と明かした。
Jリーグは7月6日、J1第22節の8試合を各地で開催した。
トップ3がいずれも勝利した。
首位の町田は名古屋と対戦。下田北斗の1点を守り抜き、1-0で勝ち切った。2位の鹿島は師岡柊生、藤井智也の得点で、札幌に2-0で快勝。3位のG大阪は横浜に4-0の完勝を収める。ファン・アラーノ、ダワン、宇佐美貴史、イッサム・ジェバリがネットを揺らした。
磐田対川崎は2-2のドロー。柏はFC東京に3-2で逆転勝ち、鳥栖は新潟に4-3で点の取り合いを制した。
J1第22節の結果と予定は以下のとおり。
▼7月5日開催分
広島 1-3 神戸
▼7月6日開催分
鹿島 2-0 札幌
東京V 1-1 C大阪
町田 1-0 名古屋
浦和 2-3 湘南
新潟 3-4 鳥栖
磐田 2-2 川崎
柏 3-2 FC東京
G大阪 4-0 横浜
▼7月7日開催分
福岡 19:00 京都
明日7日(日)の天気予報 関東・東海は危険な暑さに 北日本は強雨に注意
■ 天気のポイント ■
・太平洋側を中心に晴天の七夕に
・名古屋で37℃予想など危険な暑さ
・北日本や北陸は雨 強く降る所も
七夕の明日7月7日(日)は東日本や西日本は晴れて夏空が広がります。暖気の流れ込みや日射の影響で気温がかなり高くなり、東京は36℃、名古屋は37℃の猛暑日予想です。内陸部では40℃に迫る危険な暑さになるため熱中症に厳重に警戒を。北日本や北陸は強まる雨に注意してください。
太平洋側を中心に晴天の七夕に
東北南部〜沖縄にかけての各地は晴れる所が多く、梅雨明けしたあとのような夏空が広がります。大気の不安定な状況は解消し、雨の降るところは少ない予想です。
夜は太平洋側を中心に七夕の星空が見られるところが多そうです。
名古屋で37℃予想など危険な暑さ
強い日差しに加え、上空には真夏でもそれほどないレベルの強い暖気が流れ込むため、危険な暑さになる予想です。東京都心や名古屋市などでも35℃以上の猛暑日になり、内陸部では最高気温が40℃に迫る可能性があります。
広範囲に熱中症警戒アラートが発表されています。熱中症の危険性が非常に高くなりますので、こまめな水分補給だけでなく、エアコンの効いた部屋で過ごすなど、声を掛け合って熱中症予防を意識的に行ってください。
北日本や北陸は雨 強く降る所も
日本海から東北付近に梅雨前線がのび、北海道には低気圧が近づくため、北日本は雨の降りやすい一日となりそうです。
前線に向かって湿った空気が流れ込むため雨雲が発達し、局地的に強く降る可能性があります。特に東北北部の日本海側などで雨が強まりやすい見通しで、注意が必要です。
日差しが届かないため、気温は昼間もあまり上がりません。
いよいよあす投開票を迎える東京都知事選挙。選挙戦最終日となったきょう、候補者たちは都内各地で有権者への最後の訴えを行っています。
現職 小池百合子氏(東京・銀座 午後2時前)
「都民の命を守り、暮らしを守り、そしてあらゆる災害からこの東京を守っていく、都民の皆さんを守っていく。これが私、3期目、特に改めて訴えたいところでございます。首都防衛、皆様方と進めていきたい。これこそ、これこそ、東京都知事として最大の責務だと私は思います」
前参院議員 蓮舫氏(東京・国分寺市 正午すぎ)
「私は分断や排除ではなくて、子どもと現役世代と、そしてシニアが循環する東京都、これからの4年間でまずはつくっていきたいと考えています。勝って私は都知事のための都政ではなくて、皆さんのための都政を行う都知事になります。お約束をします。よろしくお願いします」
前安芸高田市長 石丸伸二氏(東京・渋谷 午前11時すぎ)
「石丸伸二は経済人として、経済を知る専門家として初めての東京都知事となり、このまちをもっともっと成長させていきたいと思います」
元航空幕僚長 田母神俊雄氏(東京・新宿 午後1時すぎ)
「この政治を国民のための政治、東京都民のための政治に取り戻す必要があります。頑張っていきます。必ず、必ず、東京を安全で豊かな暮らしができるまちに必ずします」
東京都知事選挙にはこのほか、52人が立候補しています。今回の都知事選の立候補者数は、あわせて56人と過去最多となりました。
東京都の選挙管理委員会によりますと、期日前投票を終えた人は、きのうまでに165万4402人で、前回の都知事選の同じ時点と比べると1.2倍、およそ28万人増えました。これは有権者の14.34%にあたるということです。
東京都知事選挙はあす投票日を迎え、即日、開票されます。
東京都知事選挙 立候補者(届け出順)
野間口翔氏、沢繁実氏、大和行男氏、木宮光喜氏、小池百合子氏
内海聡氏、石丸伸二氏、小野寺紘毅氏、新藤伸夫氏、竹本秀之氏
桜井誠氏、ドクター・中松氏、安野貴博氏、清水国明氏、AIメイヤー氏
桑原真理子氏、後藤輝樹氏、河合悠祐氏、福本繁幸氏、黒川敦彦氏
桑島康文氏、田母神俊雄氏、蓮舫氏、内藤久遠氏、内野愛里氏
石丸幸人氏、尾関亜弓氏、小松賢氏、加賀田卓志氏、福永活也氏
犬伏宏明氏、武内隆氏、遠藤信一氏、上楽宗之氏、二宮大造氏
中江友哉氏、舟橋夢人氏、山田信一氏、加藤英明氏、草尾敦氏
津村大作氏、久保田学氏、前田太一氏、南俊輔氏、福原志瑠美氏
木村嘉孝氏、三輪陽一氏、松尾芳治氏、穂刈仁氏、小林弘氏
加藤健一郎氏、ひまそらあかね氏、向後真徳氏、牛窪信雄氏、古田真氏
相川絹二郎氏
※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦
※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦