“追記”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巨4―5DDeNAが今季初のサヨナラ勝ち。4―4の延長10回1死から、宮崎(写真)が6号ソロを放って試合を決めた。先発の平良が5回1失点と粘り、7番手の京山が2年ぶりの勝利=27日、横浜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巨人の阿部慎之助監督(45)が、巨人の先発4番として通算200号を放った岡本和真内野手(27)を称賛した。

27日のDeNA戦(横浜)は延長10回にケラーが宮崎に本塁打を浴び、4―5で今季5度目となるサヨナラ負けを喫した。

試合後の阿部監督は「それがきょうの収穫かな」と3点差の8回にヘルナンデスの適時打、岡本和の13号2ランで同点に追いついた場面を振り返った。

続けてこの日、マルチ安打の活躍を見せた4番に、「いいきっかけにしてもらいたいし、和真が打てば点が入る。ひとりで背負うものは大きいですけど継続してやってほしいなと思いますね」とさらなる活躍を期待した。

指揮官はこの日の一発が巨人の先発4番として通算200号と聞くと、「素晴らしい数字。勝ちに貢献するホームランをもっと打ってほしいと思いますね」と4番の先輩として岡本をたたえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERA セ・リーグ 広島4x―3ヤクルト(27日・マツダスタジアム)

 ヤクルトは1点リードの9回2死一、二塁。坂倉の左翼前方へのライナー性の打球に左翼手・山崎が飛び込んだが捕れず、後ろにそらし2人が生還。逆転サヨナラ負けを許した。

 ギャンブルせず、同点OKの守備も想定できる場面だが、高津監督は「捕っていれば勝ち。思い切って突っ込んだ。しょうがない」と責めなかった。

 1点を追う7回。打線が松本直の同点二塁打、代打・山田の犠飛で一時勝ち越すなど粘りを見せたが同一カード3連敗。これでマツダスタジアムでは開幕から5戦全敗。昨季から同球場では計1勝16敗1引き分け、と鬼門となっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巨人に勝利し、喜ぶDeNAナイン。中央はサヨナラ本塁打を放った宮崎=27日、横浜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERA セ・リーグ 広島4x―3ヤクルト(27日・マツダスタジアム)

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 ヤクルトは先発の石川が6回3安打2失点と好投。7回に味方が同点とし、自身の代打・山田の犠飛で勝ち越し2勝目の権利を得た。

 しかし、9回2死二塁。守護神・田口が石原を追い込みながらも、粘られ四球。続く坂倉に、左翼へ2点逆転サヨナラ二塁打を許した。

 高津監督は、石川の投球に「雨の中、条件の悪い中、よくあそこまでいったと思います。ぜひ勝たせてあげたかったですけどね」とコメントした。

 今季2度目の同一カード3連敗。これでマツダスタジアムでは開幕から5戦全敗。昨季から同球場では計1勝16敗1引き分けと鬼門となっている。指揮官は今後へ「きょうの(一時逆転した7回の)ように粘ってね。向こう(広島)の粘りもすごかったですけど、ロー(スコアの)ゲーム展開にしないといけない。それで、1点勝ち越すか、勝ち越されるのかの勝負になる」と見据えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤクルト、果敢な守備が裏目に=プロ野球

ヤクルトは勝負を懸けた守備が結果的に裏目に出た。1点リードの九回2死一、二塁。サヨナラ打となった坂倉の左前への打球に対し、山崎がダイビングキャッチを試みたが、グラブは届かない。ボールを後ろにそらし、走者2人をかえしてしまった。高津監督は「捕っていれば勝ちだからね。思い切って突っ込んだんだと思う。しょうがない」と判断に理解を示した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆横浜DeNA5-4巨人(横浜スタジアム)

 DeNAの桑原が今季1号となる同点ソロを放った。0―1の三回1死無走者から、井上の135キロ高めの変化球を左中間席に運んだ。「打ったのはカットボール。正直、本塁打になるとは思わなかったが、スタンドまで届いてくれて良かった」と、気合十分に話した。

 九回はぼてぼての当たりを懸命に走って内野安打とし、今季2度目の3安打をマークした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パリ五輪・パラリンピックの大型グッズショップが27日、市内中心部のシャンゼリゼ通りにオープンした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■プロ野球 DeNA 5×-4 巨人(延長10回)(27日・横浜スタジアム)

DeNAは今季初のサヨナラ勝利を飾り巨人戦の連敗をストップさせた。試合は1点を追う3回裏、1番・桑原将志(30)に第1号ソロ本塁打が飛び出し同点に。4回裏には6番・佐野恵太(29)が第3号2ラン本塁打を放ち3ー1。さらに5回裏、オースティン(32)の適時打で4ー1と突き放した。しかし8回表、4番手・ウィック(31)が岡本に第13号2ラン本塁打を浴びるなど3失点を喫し同点に。そのまま延長戦に入り10回裏、5番・宮﨑敏郎(35)が第6号ソロ本塁打を放ち自身4度目となるサヨナラ弾で試合を決めた。

 

25日(ハードオフ新潟)に行われた試合では1点を追う5回裏、宮﨑の適時打で同点に。しかし終盤7回に勝ち越しを許すとそのまま9回までに2点のリードを与えた。9回裏、オースティンに適時打が飛び出し1点差と追い上げるも反撃及ばず、敗戦となった。

この試合の先発・平良は開幕2戦目の3月30日、広島戦(横浜スタジアム)以来、3カ月ぶりの登板となった。

平良の立ち上がりは1回、巨人の先頭・丸佳浩(35)にピッチャーへの内野安打で出塁を許すと2番・吉川尚輝(29)の二ゴロの間に丸は二塁へ。得点圏に走者を背負うも3番・ヘルナンデス(29)を見逃し三振、4番・岡本和真(27)から空振り三振を奪い無失点に凌いだ。

打線はその裏、巨人の先発・井上温大(23)に対し先頭の桑原が左中間への二塁打で出塁。2番・度会隆輝(21)は左飛に倒れるも3番・オースティンの三ゴロの間に桑原は三塁へ進塁した。2死三塁と得点の好機で4番・牧秀悟(26)は右飛に打ち取られ初回に先制ならず。

直後の2回表、平良はこの回の先頭、5番・大城卓三(31)に4球目のスライダーを捉えられライトスタンドへの本塁打に。先制を許した。

1点を追う打線は2回裏、5番・宮﨑が右安打で出塁すると6番・佐野の二ゴロの間に宮﨑は二塁へ。続く7番・山本祐大(25)の打球をショートを守る門脇誠(23)が後逸。1死一、三塁とチャンスを迎えるも8番・大和(36)はサードへの併殺打に倒れこの回も好機を活かすことができなかった。

しかし3回裏、1死から1番・桑原に左中間へのソロ本塁打が飛び出し同点に追いついた。さらに4回裏、1死から5番・宮﨑が中安打で出塁。続く6番・佐野は井上の投じた2球目を振り抜きライトスタンドへ。2ラン本塁打が飛び出し勝ち越しに成功した。

5回裏には先頭の代打・京田陽太(30)が中安打で出塁。1番・桑原、2番・度会は共に一ゴロに倒れるも2死三塁から3番・オースティンにセンターへの適時二塁打が飛び出し追加点を挙げた。オースティンの16試合連続となる安打で4ー1とその差を広げた。

平良は5回86球を投げ抜き7安打4奪三振1失点の粘投を披露し、2番手・中川虎大(24)に繋いだ。中川虎は6回表、4番・岡本に左安打を放たれるも後続を打ち取り無失点に抑えた。

7回表は3番手・坂本裕哉(26)が登板し三者凡退に。しかし8回表、4番手・ウィックがマウンドに上がるも先頭の吉川に左二塁打を放たれ出塁を許すと3番・ヘルナンデスには中安打。さらに桑原のファンブルの間に1点を返された。無死一塁から迎えた4番・岡本の打球はレフトスタンドに飛び込む同点2ランに。試合は振り出しに戻った。ここでウィックはマウンドを降り、5番手・徳山壮磨(25)が登板。後続を抑え勝ち越し点を与えず。

9回表は6番手・森原康平(32)が登板し無失点に。その裏、巨人の5番手・高梨雄平(31)に対し、1死から1番・桑原がピッチャーへの内野安打で出塁、高梨の悪送球の間に二塁を陥れた。しかし後続が倒れ得点ならず、試合は延長戦へ。

10回表は7番手・京山将弥(25)が2死から5番・大城に四球を与えるも無失点に抑えた。その裏、巨人の6番手・ケラー(31)に対し1死から5番・宮﨑がレフトスタンドに飛び込むソロ本塁打を放ちサヨナラ。DeNAは今季初のサヨナラ勝利を飾った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERA セ・リーグ DeNA5x―4巨人=延長10回=(27日・横浜)

 巨人が延長戦でサヨナラ負けし3連勝を逃した。3点を追う8回に岡本和真内野手の4番通算200号というメモリアルな2ランで同点に追いついたが、最後は延長10回にケラーがDeNA宮崎に被弾した。

【巨人・阿部慎之助監督の試合後のコメント】

―3点差を8回に追いついた

「そうですね、それが今日の収穫かな」

―先発井上は4回3失点

「自分が操れないボールをずっと投げててもね。そこはやっぱり切り替えられないと。投球を知らないというか、試合中さっきも話をしたんですけど。操れないボールをずっと永遠に投げていてもね。そこを見切って違う球種でいったりとか、そこは勉強ですね」

―岡本和が同点ツーラン

「いいきっかけにしてもらいたいですね。やっぱり和真が打てばこうやって点が入るし、一人で背負うものは大きいですけど、継続してもらいたいですね」

―岡本和は巨人の4番で200本塁打

「素晴らしい数字ですし、勝ちに貢献するホームランをもっと打って欲しいなと思いますね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「DeNA5-4巨人」(27日、横浜スタジアム)

 巨人は十回にサヨナラ負け。勝率5割となり、4位に転落した。

 八回に岡本和の13号2ランなどで3点差を追いついたが、十回は1死からケラーが宮崎にサヨナラ被弾。打たれた瞬間、マウンドで頭を抱え、痛恨被弾を悔しがった。

 先発した井上は4回を5安打3失点で降板。桑原、佐野に一発を浴び、五回の攻撃で代打を送られた。

 阿部監督は3点を追いつく粘りに「そうだね、それが今日の収穫」としながら、先発の井上に言及。「自分で操れないボールをずっと投げているから、そこはやっぱり切り替えられないと。そういう投球を知らない」とし、「試合中に言ったんだけど自分で操れないボールをずっと永遠に投げていてもね。そこで違う球種でいったりっていう。勉強ですよ」と、レベルアップを求めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中日は27日の阪神戦(甲子園)に1―8で敗れ借金は「5」に膨らんだ。

またしても序盤のチャンスをものにできなかった。初回、カリステと田中の連打で無死一、二塁のチャンスをつかむも、板山、細川、石川昂のクリーンアップが凡退。前日(26日)も初回一死満塁の好機で無得点に終わっていただけに中日ベンチには嫌なムードが漂った。

中日先発・梅津は6回まで阪神打線を3安打無失点に抑えていたが、7回無死二塁の場面で森下の投ゴロを三塁へ送球するとこれが野選となり一、三塁とピンチ拡大。ここで4番・大山に左前適時打を許し先制点を献上。梅津はここで無念の降板となった。

リリーフ陣も打ち込まれて2カード連続の勝ち越しに失敗。立浪監督は「初回ですよね。初回のチャンスに点を取れなかったのが…」と渋い表情。この日、広島が勝ったため首位とのゲーム差は7に拡大。混セに踏みとどまるためにも打線の奮起が何より必要となっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

森友哉が3号先制2ラン…計12安打と打線がつながった

オリックスは京セラドームで行われたソフトバンク戦に3-1で勝利。同一カード3連敗を阻止した。

初回、福田周平外野手が安打で出塁すると、森友哉捕手が3号先制2ラン。なおも2死一、三塁の好機でレアンドロ・セデーニョ内野手が適時打を放ち、3点のリードを奪った。

先発・宮城大弥投手は50日ぶりの1軍マウンドに上がる。初回を3者凡退に打ち取ると、2回は味方の失策などで1死一、三塁のピンチを招いたが、後続を断って得点を許さない。以降は走者を背負いながらも、要所を締める投球で5回85球2安打1四球6奪三振無失点でマウンドを降りた。

6回は鈴木博志投手が、7回はルイス・ペルドモ投手が無失点でつないだが、8回は古田島成龍投手が柳町達外野手の適時打で1点を失う。デビューからの連続無失点記録は、プロ野球タイでストップした。それでも、最終9回はアンドレス・マチャド投手が危なげない投球で抑えて試合終了。

3-1で勝利したオリックスは、先発・宮城が5回2安打無失点で約2か月ぶりに白星を挙げた。打線は、森が3安打2打点、紅林弘太郎内野手が3安打をマークしている。一方、敗れたソフトバンクは、先発・東浜巨投手が6回91球10安打1死球1奪三振3失点。打線は、終盤の好機を生かしきれなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DeNAの宮崎がサヨナラ弾=プロ野球・DeNA―巨人

DeNAが今季初のサヨナラ勝ち。4―4の延長十回1死から、宮崎が6号ソロを放って試合を決めた。先発の平良が5回1失点と粘り、7番手の京山が2年ぶりの勝利。巨人は八回に3点を返して追い付いたが、ケラーが痛打された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セ最下位に沈むヤクルトが〝ダブルショック〟に見舞われた。3日の広島戦(マツダ)で3―4と逆転サヨナラ負け。1点をリードしながらも9回二死から引っくり返され、ごう沈した。同一カード3連敗を喫し、これで悪夢の4連敗。借金は8に膨らんだ。

守護神・田口が誤算だった。3―2で迎えた9回からマウンドに上がったものの単打と四球で二死一、二塁とされ、坂倉に左翼へ逆転の適時二塁打を浴びてジ・エンド。ウオーターシャワーで大きく盛り上がるカープの面々を横目に田口、そしてスワローズの選手たちはうなだれながらベンチへ引き下がった。

この日は試合前に畠山和洋二軍打撃コーチ(41)が一身上の都合により、退団することを球団側が発表。ヤクルト一筋で20年間にわたって現役生活を全うした後、2020年から同職に就いていた。現場の重職でありながらシーズン途中での退団は極めて異例の事態だけに、球団周辺や球界内では「チームに与える影響は少なくない」との指摘や、畠山前コーチについても「何があったのか」「何か大きな問題があったのではないか」と心配する声も噴出している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇プロ野球セ・リーグ DeNA5xー4巨人(27日、横浜スタジアム)

DeNAは巨人にサヨナラ勝利して貯金を1。また順位も3位に浮上しました。

DeNAの先発は右肩の不調から約3か月ぶりの1軍マウンドになった平良拳太郎投手。

2回に大城卓三選手に第2号ソロホームランを打たれて先制を許すも、打線が3回に桑原将志選手、4回に佐野恵太選手のホームランで逆転。

平良投手は5回1失点で、勝利投手の権利を持って降板します。

しかし4ー1とリードして迎えた8回、4番手のウィック投手がヘルナンデス選手にタイムリーを打たれて1点を失うと、続く岡本和真選手には第13号2ランホームランを浴びて同点に。平良投手の勝ち投手の権利がなくなります。

それでも延長10回、宮崎敏郎選手が巨人の6番手・ケラー投手から第6号ソロホームラン。DeNAは今季初のサヨナラ勝ちで貯金を1とし、順位も3位に浮上しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DeNAが今季初のサヨナラ勝ち。4―4の延長十回1死から宮崎が左越えに本塁打を放って勝負を決めた。京山が2年ぶり勝利。巨人は八回に岡本和の2ランなどで追い付いたが、九回1死二塁の好機を生かせなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【28日の予告先発】巨人・戸郷翔征―広島・床田寛樹、楽天・古謝樹―西武・今井達也ほか

 

 

【JERA セ・リーグ】

 ◆巨人・戸郷翔征―広島・床田寛樹(18時・東京ドーム)

 ◆ヤクルト・吉村貢司郎―阪神・西勇輝(18時・神宮)

 ◆中日・高橋宏斗―DeNA・ジャクソン(18時・バンテリンドーム)

 【パ・リーグ】

 ◆日本ハム・山崎福也―ソフトバンク・スチュワートJr.(18時・エスコンフィールド)

 ◆楽天・古謝樹―西武・今井達也(18時・山形市)

 ◆ロッテ・小島和哉―オリックス・エスピノーザ(18時・ZOZOマリン)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「DeNA5-4巨人」(27日、横浜スタジアム)

 巨人は十回にサヨナラ負け。勝率5割となり、4位に転落した。

 十回は1死からケラーが宮崎にサヨナラ被弾。打たれた瞬間、マウンドで頭を抱え、痛恨被弾を悔しがった。

 打線は強烈な一発で幸先のいいスタートを切っていた。二回。大城卓が、相手先発・平良のスライダーを完璧に捉え右翼スタンドにたたき込む2号ソロ。3戦連続一塁でスタメン出場した昨季の正捕手が先制点をもたらした。ただ打線は結果的には平良を打ちあぐねてしまった。右腕が降板する五回まで7安打を放ちながら拙攻もあり、得点は大城卓の一発による1点のみだった。

 チームとしてはピンチを迎えていた。スランプに陥った坂本の出場選手登録抹消を26日に抹消したため、チームの大黒柱が不在という状況になった。攻撃力を上げるため本来は捕手の大城卓を、この夜まで3戦連続で一塁手として起用して急場をしのぐ、ベンチの思惑もあった。

 打線は1-4の八回に奮起した。無死二塁からヘルナンデスが、ウィックから鮮やかに中前適時打を放って1点を奪い、勢いがついた。なおも無死一塁。ここで主砲・岡本和が、左翼スタンドに豪快な13号2ランをたたき込んで試合を振り出しに戻した。

 先発した井上は4回を5安打3失点で降板した。立ち上がりから売り物のストレートが走らず苦しみ、毎回走者を出した。1点リードの三回には桑原に左中間スタンドにソロを浴びて同点とされた。四回には佐野に右越えの2ランを打たれて勝ち越しを許した。五回の攻撃で代打を送られ左腕はマウンドから降りた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇プロ野球セ・リーグ DeNA5x―4巨人(27日、横浜スタジアム)

巨人はサヨナラ負けで貯金が0になりました。

2回に大城卓三選手の第2号ソロホームランで幸先よく先制した巨人。しかし先発の井上温大投手が3回に桑原将志選手、4回に佐野恵太選手にホームランを打たれて、逆転を許します。

井上投手は5回の打席で代打を送られて、4回3失点で降板となりました。

追いつきたい打線は6回まで毎回ランナーを出すものの、DeNAの先発・平良拳太郎投手の前に凡打の山。

それでも8回、DeNAの4番手・ウィック投手からヘルナンデス選手がタイムリーを打って1点を返すと、続く岡本和真選手が第13号2ランホームランを放ち、同点に追いつきます。

9回は5番手の高梨雄平投手が内野安打と自らの悪送球で1アウト2塁のピンチを招きますが、ショート・門脇誠選手の好守もあり無失点。試合は延長に突入します。

しかし10回、6番手のケラー投手が宮崎敏郎選手に第6号ソロホームランを打たれて、サヨナラ負け。

試合前時点で阪神と並んで2位だった巨人。しかし阪神がこの日の中日戦に勝利し、巨人は0.5ゲーム差の4位DeNAに負けたため、2位タイから4位に転落しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「阪神8-1中日」(27日、甲子園球場)

 阪神が快勝した。近本をスタメンから外した打線が9日・西武戦以来13試合ぶりとなる2桁12安打8得点。引き分けを含めた連敗を「2」で止め、岡田監督がNPB史上20人目となる監督通算700勝を挙げた。岡田監督の一問一答は以下。

(テレビインタビュー)

-終盤に一気に打線がつながった

「ほんとに久しぶりなんでね。前の中日戦くらいかな」

-先制打は4番の大山

「初回にね、久しぶりのチャンスで、1点でもとっとけば、だいぶ楽な展開になったと思うんだけど。あそこは打たないとね。4番だしね」

-前川、佐藤輝と3者連続で続いた

「いやいやだから、左変えてくると思ったんだけど。前川にバントさせてもしょうがないしね。だから、ね、左ピッチャーでもね、打てるっていうのを、そういうのをみせてくれたんじゃないですか」

-七回だけではなく、八回にも得点。森下もタイムリーが出た

「まあ。ね(笑)初回もね、ボール球ばっかり振ってね。まあ、みんなにつられてね、そういうヒットが出たような感じだけど。それでもね、やっぱり1本出るとね、やっぱだいぶ違うと思うんで」

-三~六番に打点がついた

「こんなん久しぶりでしょ。4人に(打点が)付くということは、4点以上取らなあかんからね。本当に久しぶりと思いますよ」

-近本がスタメンを外れた。島田が3度出塁した。

「いやだから、初回も追い込まれた後にフォアボールを選んだりね。だから、そういう意味では(近本は)昨日もあまり内容良くなかったからね、今日1日休ませようかなと思って。島田がいい仕事をしましたね。後の盗塁はアウトになったけど、思い切っていった結果のアウトだから、こんなのは仕方ないことであって、1、2番に走ったりというのが出てくると、つながりというのが出てくると思いますよ」

-村上は甲子園初完封を逃す形にはなった。

「ああ、ねえ、今日は球数も多かったけど、今日はもう完封と言っていたけど、1点取られたんでね、代えたんですけど、最後は雨の影響もあったかもわからないですね」

-自己最多11奪三振。

「7回くらいかな?今日はだいぶ三振取ってるなと、安藤コーチと言ってたんだけど、自己最高ですか。ああそう。いい時のボールというか、今日無四球でしょ。コントロールもだいぶ戻ってきたなあていう話をね、ずっとしてましたけどね」

-節目の通算700勝

「ああ、いや、それも全然忘れてましたけどね」

-この点は

「いやいや、これはもう積み重ねなんで。長いことやってたらね、増えていくとおもいますけどね」

-明日から神宮でヤクルト戦

「いやいや、久しぶりにいい流れだったんでね、これからね、ちょうど(シーズン)半分くらいでしょ、今日で。だから今日の形を続けていくことですね」

【ペン囲み】

-2日前に言っていた復調気配が

「ああ、まあ1日遅れたけどな」

-中野も久しぶりに

「いや、みんな久しぶりやろ、そんなん」

-これも今日だけのものにせず明日以降も

「いやいや、そら明日からよ、大事なんわな」

-きっかけになりそうな予感

「いやいや、それは明日試合ないと分からんよ。そんなん、これで絶対打てるいう保証なんかないやん。またピッチャーも代わるしな、それは」

-近本は昨日の状態を見て

「いやずっと悪かったからや。まあいい機会やったからな、うーん」

-明日はスタメンに戻す

「いやそんなん分からへんよそんなん。ええ、これで外したら島田怒りよるやろ、そんなん当たり前やろ、だってこれはお前、そんなん、みんなプロなんやからさ、試合出てなんぼなわけやで。そこをおびやかそうと思ってみんな練習してるわけやからさ。そんな簡単にな」

-前川は昨日悔いが残るところもあったかもしれないが

「どういうこと? 悔しいって?」

-監督も「罰金や」とおっしゃっていたが

「あんなんで罰金取ってたら、今年なんぼ罰金とらなあかんか分からん。なにを言うてんの、こっちが言うてないだけやないか、サインミスとか」

-打つ前に前川に何か話していた

「いやいや、バントはない言うただけ。バントしたらまた森下飛び出すやろ」

-佐藤輝は走塁ミスがあったがバットで取り返した。

「まあ、バットでって、それ普通じゃないの?そんなのは。今までが悪いからそないしてたまにヒット出てお前、それを続けていかなあかんいうことやんか、結局は、はっきり言うて、おーん。そんなん今日1日で終わったら一緒やからな、おーん。なあ、今日の感じでどういう感じで明日ゲームに挑むか、それが一番よ。もう今日勝ったことは終わってるんやから、こんなの」

-村上に久々に勝ち星がついた。気持ち的にも変わってきそう。

「いやいや、そら勝ち星つくのが言うてる通り先発は勝ち星やからなぁ、おーん。だからなあ、防御率を見てもあの防御率で3つも負け越しいうのはおかしいことやから、やっぱり打線の援護とかの兼ね合いでいうだけやから。やっぱり勝ち星がつくいうことが一番先発は大きいことやからね」

-0-0の中でいい投球「今日はもうだから言うやん。去年のいい時の姿に戻ってるよ、はっきり言うて、おーん。だから今日の0-0は全然心配してなかったよ、おーん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERA セ・リーグ DeNA5x―4巨人=延長10回=(27日・横浜)

 

 巨人がサヨナラ負けで3連勝を逃した。3点を追う8回に岡本和真内野手の13号2ランで同点に追いついたが、延長10回にケラー投手がDeNA・宮崎敏郎内野手に6号サヨナラ本塁打を許し力尽きた。

 先制したのは巨人だった。2回に先頭の大城卓三捕手が右越え2号ソロ。「(打ったのは)スライダーです。入ってきた甘い球をコンパクトに振り抜けました。先制点が取れて良かったです」。3試合連続「5番・一塁」スタメンという阿部慎之助監督の期待に応えた一発で、まずは1点のリードを奪った。

 しかし、井上が3回1死、桑原に同点ソロを被弾。4回には1死一塁から、高めに浮いた変化球を佐野にとらえられ勝ち越し2ランを浴びた。「先制してくれたのに、守り切れず非常に悔しいです。今日の事をしっかり反省して次に繋げていきたいです」。井上は5回の攻撃で代打を送られた。ストレートに力はあったが、要所での失投が響き4回5安打3失点で悔しい降板となった。

 5回からは2番手・赤星が登板したが、2死二塁からオースティンに適時二塁打を浴び、リードを3点に広げられた。

 敗戦ムードが濃厚な8回、ジャイアンツ打線がようやくつながった。1ー4で迎えた8回、先頭の吉川尚輝内野手が左翼線二塁打。続くヘルナンデス外野手が鮮やかな中前安打を放った。これをセンターの桑原がファンブルする間に、吉川が三塁をまわったホームイン。さらに岡本和真内野手が、左翼席上段へ豪快な13号2ラン。「素直に嬉しいです。チャンスだったので食らいついていこうと思っていました。同点に追いつくことが出来て良かったです」4番で通算200号というメモリアルなアーチで、試合を振り出しに戻した。

 しかし、巨人は9回の好機にあと1本が出ず、最後は延長10回にケラーがサヨナラ本塁打を浴び悔しいサヨナラ負けを喫した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERAセ・リーグ 阪神8―1中日(27日・甲子園)

 阪神・岡田彰布監督が、今季初めて近本を今季初めてスタメンから外した理由を説明した。代役で1番に入った島田が2安打3出塁と期待に応え、中軸の打者たちも躍動して12安打8得点の大勝。指揮官としてはプロ野球史上20人目の通算700勝に到達した。

 以下、監督の一問一答。

(テレビインタビュー)

―終盤に一気に打線がつながった。

「ほんとに久しぶりなんでね。前の中日戦くらいかな」

―先制打は4番の大山。

「初回にね、久しぶりのチャンスで、1点でも取っとけば、だいぶ楽な展開になったと思うんだけど。あそこは打たないとね。4番だしね」

―前川、佐藤輝と3者連続で続いた。

「いやいやだから、左にかえてくると思ったんだけど。前川にバントさせてもしょうがないしね。だから、ね、左ピッチャーでもね、打てるっていうのを、そういうのを見せてくれたんじゃないですか」

―7回だけではなく、8回にも得点。森下もタイムリーが出た。

「まあ。ね(笑)。初回もね、ボール球ばっかり振ってね。まあ、みんなにつられてね、そういうヒットが出たような感じだけど。それでもね、やっぱり1本出るとね、やっぱだいぶ違うと思うんで」

―3~6番に打点がついた。

「こんなん久しぶりでしょ。4人に(打点が)つくということは、4点以上取らなあかんからね。本当に久しぶりと思いますよ」

―近本がスタメンを外れた。島田が3度出塁した。

「いやだから、初回も追い込まれた後にフォアボールを選んだりね。だから、そういう意味では(近本は)昨日もあまり内容良くなかったからね、今日1日休ませようかなと思って。島田がいい仕事をしましたね。後の盗塁はアウトになったけど、思い切っていった結果のアウトだから、こんなのは仕方ないことであって、1、2番に走ったりというのが出てくると、つながりというのが出てくると思いますよ」

―村上は甲子園初完封を逃す形にはなった。

「ああ、ねえ、今日は球数も多かったけど、今日はもう完封と言っていたけど、1点取られたんでね、代えたんですけど、最後は雨の影響もあったかもわからないですね」

―自己最多11奪三振。

「7回くらいかな?今日はだいぶ三振取ってるなと、安藤コーチと言ってたんだけど、自己最高ですか。ああそう。いい時のボールというか、今日無四球でしょ。コントロールもだいぶ戻ってきたなあっていう話をね、ずっとしてましたけどね」

―節目の通算700勝。

「ああ、いや、それも全然忘れてましたけどね」

―この点は。

「いやいや、これはもう積み重ねなんで。長いことやってたらね、増えていくとおもいますけどね」

―明日から神宮でヤクルト戦。

「いやいや、久しぶりにいい流れだったんでね、これからね、ちょうど(シーズン)半分くらいでしょ、今日で。だから今日の形を続けていくことですね」

(ペン囲み)

―2日前に言っていた復調気配が。

「ああ、まあ1日遅れたけどな」

―中野も久しぶりに

「いや、みんな久しぶりやろ、そんなん」

―これも今日だけのものにせず明日以降も。

「いやいや、そら明日からよ、大事なんわな」

―きっかけになりそうな予感。

「いやいや、それは明日試合ないと分からんよ。そんなん、これで絶対打てるいう保証なんかないやん。またピッチャーも変わるしな、それは」

―近本は昨日の状態を見て。

「いやずっと悪かったからや。まあいい機会やったからな、うーん」

―明日はスタメンに戻す?

「いやそんなん分からへんよそんなん。ええ、これで外したら島田怒りよるやろ、そんなん当たり前やろ、だってこれはお前、そんなん、みんなプロなんやからさ、試合出てなんぼなわけやで。そこをおびやかそうと思ってみんな練習してるわけやからさ。そんな簡単にな」

―前川は昨日悔いが残るところもあったかもしれないが。

「どういうこと?悔しいって?」

―監督も「罰金や」とおっしゃっていたが。

「あんなんで罰金取ってたら、今年なんぼ罰金とらなあかんか分からん。なにを言うてんの、こっちが言うてないだけやないか、サインミスとか」

―打つ前に前川に何か話していた。

「いやいや、バントはない言うただけ。バントしたらまた森下飛び出すやろ」

―佐藤輝は走塁ミスがあったがバットで取り返した。

「まあ、バットでって、それ普通じゃないの?そんなのは。今までが悪いからそないしてたまにヒット出てお前、それを続けていかなあかんいうことやんか、結局は、はっきり言うて、おーん。そんなん今日1日で終わったら一緒やからな、おーん。なあ、今日の感じで、どういう感じで明日ゲームに挑むか、それが一番よ。もう今日勝ったことは終わってるんやから、こんなの」

―村上に久々に勝ち星がついた。気持ち的にも変わってきそう。

「いやいや、そら勝ち星つくのが言うてる通り先発は勝ち星やからなぁ、おーん。だからなあ、防御率を見てもあの防御率で3つも負け越しいうのはおかしいことやから、やっぱり打線の援護とかの兼ね合いでいうだけやから。やっぱり勝ち星がつくいうことが一番先発は大きいことやからね」

ー0―0の中でいい投球。

「今日はもうだから言うやん。去年のいい時の姿に戻ってるよ、はっきり言うて、おーん。だから今日の0―0は全然心配してなかったよ、おーん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広島が逆転サヨナラ勝ちで3連勝。2―3の九回2死一、二塁から坂倉の2点二塁打で試合を決めた。4番手の矢崎が今季初勝利。ヤクルトは七回に松本直の適時二塁打と、代打山田の犠飛でリードしたが、抑えの田口が打たれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広島が逆転サヨナラ勝ち=プロ野球・広島―ヤクルト

広島が今季初のサヨナラ勝ちで3連勝。1点を追う九回2死一、二塁から、坂倉が左翼へ2点二塁打を放って決着をつけた。4番手の矢崎が今季初勝利。ヤクルトは石川が6回2失点と試合をつくったが、5番手田口が抑えに失敗した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦