“追記

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ オリックス1―5ソフトバンク(26日・京セラドーム大阪)

 ソフトバンクが1分けを挟んで今季6度目の4連勝。貯金を最多の26とし、7カード連続の勝ち越しを決めた。昨季まで3連覇しているオリックス戦のビジターは、開幕カード以来となる2カード目だが、いずれも勝ち越しとなった。

 打のヒーローは先制弾を含む3安打3打点の栗原陵矢内野手だ。初回1死一塁から決勝の6号を放つと、3回は2死から一塁への内野安打。5回は右でん部に死球をぶつけられ、7回は無死一塁から左中間への適時二塁打。9回の打席で三塁打が飛び出せば、プロ初のサイクル安打だったが、空振り三振に倒れた。

 ―初回先制弾

 「初回に点を取れたのは良かったと思います。(2ボールから)真っすぐを待っていた中で、ちょっと抜かれた時に、足がすごい頑張ってくれなあと」

 ―3番打者は必ず初回に打席が回る。その初回に前日までの18試合で15打数3安打0本塁打0打点

 「(初回に打ててないというイメージは)なかったですけど、あまりチャンスで打ててないなというのは感じてました」

 ―必ず初回に打席が回る打順での準備

 「あんまり多く球を見られる時間はないんで、自分がしっかり打てるところを待つという感じですね」

 ―最終打席に三塁打ならサイクル安打だった

 「あんま意識せんようにしたんですけど、近藤さんがめっちゃ(サイクルを狙えと)言ってたッス。ベンチで。近藤さんのせいです(笑い)。前の打席でスリーベースいけんかった(左中間へのスタンディングダブル)時点で無理っす。足遅すぎっす」

 ―5回の死球でドームに「あっ!」と悲鳴が響いた

 「(右尻のポケットに入れていた)走塁用のフライパンみたいな(保護素材が入った)手袋と、ベルトの上に当たったんで、持ってるなと思いました(笑い)」

 ―痛さの「あっ!」ではなかった

 「『もう、よけれん…』の『あっ!』です(笑い)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆明治安田生命J3リーグ 第16節 富山3-0岩手(26日、富山県総合運動公園陸上競技場)

 カターレ富山は、3-0で20位のいわてグルージャ盛岡に快勝。今季2度目の2連勝を果たし、順位は11位から昇格プレーオフ圏内の5位に急浮上した。序盤から押し気味に進め、前半38分にMF吉平翼(26)が今季4得点目となる先制ゴール。後半にはMF高橋馨希(23)とMF布施谷翔(23)が連続ゴールを挙げて突き放した。シュート数は岩手の0本に対し、富山は19本と圧倒。この勝利で、チームとして節目となるJ2、3リーグ通算200勝(237敗130分)も達成した。小田切道治監督は「布施谷はミスターアグレッシブなので、期待していたし、すごくいい働きだった。試合前、選手たちには『今日のベストを出すこと』『この数試合の内容を継続すること』を伝えた。(逆転勝利した)長野戦の勢いをそのままに出せました」と明るい表情を見せた。

 故障者続出の緊急事態を乗り越えた。DF今瀬淳也(31)、DF下堂竜聖(28)ら、センターバックの主力選手が次々と故障で戦線離脱。危機的な状況に対し、この日は今季初スタメンのDF鍋田純志(24)と、本来はサイドバックのDF大迫暁(26)が抜擢された。小田切監督は「大きなピンチも無く、ラインもしっかりと統率していた。2人とも普段からすごくまじめな性格で、センターバックの役割を理解していた。落ち着いて見ていました」と高評価。センターバックとして2人は初コンビだったというが、的確なポジショニングと体を張った守備を見せて無失点に抑えた。

 今季は決定力に欠ける試合も多かったが、2試合連続で3得点をマーク。この日も何度か決定機を外す場面もあったが、調子は徐々に上向いている。「もっとこだわるべきプレーはあった。チャンスの場面で、点を取れる場所に入れない時もあったし、勝負強さを付けなければいけない。現状に満足せずにチャレンジしていきたい」と小田切監督。気を引き締め直し、混戦状態のJ2昇格争いに挑む。(中田 康博)

 ○…岩手の神野卓哉監督は「中3日の試合で、スタメンを入れ替えずに挑んだが、コンディションがうまく調整できず、前半から押し込まれた。後半から何人か入れ替えたが、終始、富山のプレスに対して何も出来なかった」と振り返った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ロッテ4-1楽天」(26日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテの益田直也投手がプロ通算228セーブを挙げ、球団新記録を打ち立てた。小林雅英の記録を超え、お立ち台で「僕の記録よりチームの勝ちが大事だと思うので、今日勝てて本当に良かった」と振り返った。

 3点リードの九回にマウンドへ。浅村、鈴木大、渡辺を三者凡退でピシャリと抑えた。投手コーチを務めていた小林氏からは「いろんなことを教えてもらった」とし、「教えてもらったことが数字に出ているんじゃないかな。一緒に練習してもらってきた時間というのは、この数字につながっている」と話した。

 吉井監督は「本当に体の強い良いピッチャーだと思います」と話した。

 

 

 

 

 

 

 

 

6月15、16日の2日間にわたり、鹿児島県のサンアリーナせんだいほかにて「令和6年度全九州高等学校体育大会 第77回 全九州高等学校バスケットボール競技大会」(九州大会)が開催された。最終的に男子は福岡大附大濠(福岡)、女子は精華女(福岡)が優勝。夏に地元インターハイを控える福岡県勢が今年も強さを発揮したとはいえ、他県のチームも福岡県勢を大いに苦しめた大会となった。

福岡第一が逆転勝ちで決勝に進出も

福岡大附大濠が冷静に強さを発揮

男子は1回戦から熱戦が相次いだ。前年九州王者の福岡第一は、初戦で延岡学園(宮崎)と対戦。前半は相手の激しいディフェンスにミスが出る苦しい状況だったが、後半からギアを上げ、3Qで31‐4と突き放してそのまま逃げ切った。続く2回戦も、開催地の応援を背に奮闘する鹿児島工を振り切りベスト4に進出。そのほか、大濠、九州学院(熊本)、柳ヶ浦(大分)という昨年からの主力が多く残る3チームが準決勝に進出し、4強は3月の全九州春季選手権大会と同じ顔ぶれになった。


 

試合終盤までディフェンスの運動量が落ちない福岡第一の宮本兄弟

準決勝では、柳ヶ浦と福岡第一、大濠と九州学院が対戦。このうち創部初の決勝進出を目指す柳ヶ浦は、福岡第一相手に前半から互角の展開を演じた。昨年は全国不出場の悔しさを味わった柳ヶ浦だが、今年はキャプテンを務める#43ボディアン・ブーバカーブノワ、エースシューター#18山下凛生、ガードの#5塩谷泉ら、各ポジションに経験豊富な選手がそろう「勝負の年」(中村誠コーチ)。1年生に即戦力の#34ファデラ・ママドゥ(207cm)が加わって#43ブノワとタイムシェアできるようになったことも大きく、37‐33と福岡第一相手にリードして試合を折り返した。


 

 

柳ヶ浦の得点源の一人・山下は福岡県出身

だが、福岡第一も苦しい時間帯をディフェンスで我慢しながら、大きくは離されずに食らい付く。インサイドでは#34シー・ムサが体を張り、代わる代わる出てくる#43ブノワと#34ママドゥに対抗。試合終盤には疲労の色も濃かったが、井手口孝コーチの「ムサ、リバウンド1本頑張れ!」との励ましや、#39藤田悠暉らのリバウンドでのフォローで何とか持ちこたえる。そして、試合の後半にこそ強さを発揮する宮本聡&耀兄弟が、無尽蔵の体力で激しいディフェンスを仕掛け、柳ヶ浦のミスを誘った。結局、後半のスコアだけ見れば38‐22と福岡第一が優位に立ち、71‐59で逆転勝利を収めた。


 

 

高確率のジャンプシュートで九州学院を引っ張るキャプテン・津村壮亮

逆側の準決勝では、九州学院が「大人と子どものような、別格の強さだと思いますので、どこまでやれるかチャレンジしたい」(田中洋平コーチ)と大濠に挑んだものの、69‐103で完敗。こうして決勝は、今年も福岡同士の対決となった。その決勝戦では、立ち上がりこそスタメン起用となった宮本兄弟を起点に福岡第一が流れを奪ったが、大濠は#8渡邉伶音がインサイドやドライブで得点を量産し、1Qで22‐12とリード。その後、福岡第一に追い上げられる場面もあったが、3Qで再び立て直した福岡大附大濠が69‐54で勝利。九州大会を制し、インターハイの第1シードを手に入れた。

春先の交歓大会等と比較して、各々が落ち着いたプレーを見せていた福岡大附大濠。特別指定や代表活動でしばらくチームから離れていた#8渡邉も徐々にチームの動きに順応し始め、ケガでブランクのあった#14髙田将吾も復調しつつある。片峯聡太コーチは「これまで良くないときには個がバラバラの点になってしまうことが多かったんですが、徐々にその連なりができてきたと思います。ただ、まだまだ最低限ですし、たたみ掛けるような強さがまだないので、そこは苦難を乗り越えながら磨いていきたい」と話していた。


 

 

 

2年生になりフィジカルもアップした大濠・榎田は片峯コーチからの信頼も厚い

準決勝・決勝と小林が奮闘したが

逃げ切った精華女が栄冠獲得

女子で準決勝に勝ち上がってきたのは、福岡勢の精華女と東海大付福岡、長崎2位ながら慶誠や延岡学園を下した島原中央、3月の全九州春季選手権で3位だった小林の4チーム。

島原中央は長崎県2位でインターハイには出場しないが九州ベスト4の躍進を見せた

準決勝も白熱した展開になり、特に東海大付福岡と小林の試合は、最後まで勝負の分からない展開になった。互いに譲らぬ中で、最終的に流れを手にしたのは小林。前から当たる激しいディフェンスに加え、168cmのサイズでPGを務める#8古田千夏を起点に、#7桝田緋莉の3Pシュートや#4工藤吏紗のドライブなど、“5アウト”のオフェンスで東海大付福岡を翻弄し、80‐77で競り勝った。

準決勝で東海大付福岡に勝利し歓喜を爆発させる小林

惜しくも敗れた東海大付福岡は、1年時から経験を積んできた大黒柱の伊東友莉香が予選の直前に前十字じん帯断裂で戦線を離脱し、チーム作りを大きく見直さなければならなくなった。今大会はさらに2年生の#9東口紅愛もケガで出場時間が限られ、「得点源の2人が抜けている中で、ここ1本を決め切る力が必要だと痛感させられました」と宮﨑優介コーチ。ただ、「良い形で打てている場面はあったので、そこを決め切る強さをインターハイまでに身に付けていきたい」と収穫もあり、インターハイに向けて「福岡代表として、男女ほかの出場校に負けじと、うちも地元を沸かせられるように頑張りたいです」と意気込んでいた。


 

 

東海大付福岡はケガ人もいる中で2年生を中心に貴重な経験を積んだ

女子決勝戦は、精華女と小林の対決。1Q、精華女は司令塔の#5中釜光来が負傷退場するアクシデントに見舞われたが、エースの#4清藤優衣や、新人戦からのスタメン起用でブレイクしつつある#8宮崎陽向の活躍でリード。1Qを23‐9とすると、2Qもディフェンスから速攻に走って一時は20点以上のリードを奪った。

だが、小林も諦めない。18点ビハインドで入った後半、疲労はありつつも決死のディフェンスを仕掛け、#4工藤や#9橋元きららのシュートで怒とうの反撃。点差をみるみる縮め、4Q残り2分半には67‐67と試合を振り出しに戻した。そこから手に汗握る展開が続き、精華女は#4清藤の得点で抜け出そうとするが、小林も#7桝田が3Pシュートを決めて終了間際に同点に。ただ、残り5秒で「集中していてあまり覚えていないのですが(笑)、『行くしかない!』という気持ちでした」という#4清藤がシュートをねじ込み、最後は76‐72でタイムアップ。4Qだけで33点決めた小林の追い上げを振り切り、精華女が優勝を果たした。

 


 

 

 

 

試合終盤に値千金のシュートを決めて喜びをかみ締める精華女・清藤

苦しい大接戦を勝ち切った精華女。大上晴司コーチは「今まで困ったときに頼ってきた中釜のアクシデント(負傷退場)もあり、しかもプレスされたことで戸惑いがありました」と反省の弁を述べたが、「去年から経験を積んできた選手も多いので、県予選に続いて良くない試合を勝ち切れたことは評価できると思います」と話していた。ここでの収穫を持ち帰り、日本一を目標に地元開催でのインターハイに臨む構えだ。

一方、悔しさもありつつ今大会で大きな手応えを得た小林。橘裕コーチは「小林高校のスタイルとして自分たちに矢印を向けることを大事にしています。相手どうこうではなく、自分たちがどう在りたいのかを、バスケットのプレーとして表現できたと思います」と話していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「西武2-2日本ハム」(26日、大宮公園野球場)

 日本ハムは延長十二回末、執念の引き分けに持ち込んだ。

 勝ちのなくなった延長十二回。2死一、二塁から西武・松原が左翼へ大飛球を放った。サヨナラかと思ったが、途中から守備に入っていた五十幡が背走に背走を重ね、最後はダイビングキャッチ。サヨナラ負けを防ぐ超ビッグプレー。ベンチの新庄監督もバンザイをして五十幡のプレーをたたえた。

 先制点は鮮やかに奪った。初回、1番に入った万波が右翼フェンス直撃の二塁打で出塁。浅間のバント内野安打で一、三塁とし、水谷が右前先制適時打。さらに1死から田宮の犠飛で2点を奪った。水谷は「打ったのはストレート。福島に先制点と勝利を!」とコメントした。

 だが、西武先発のドラフト1位・武内(国学院大)の前に二回以降は得点が奪えない。七回2死一、二塁で万波が三振。八回は1死から水谷が猛打賞となる左翼線二塁打で出塁したが、4、5番が凡退した。二、六回の併殺も痛かった。

 先発の福島は6回をわずか1安打ながら2失点。2点リードの二回に無死から2者連続四球で一、二塁のピンチを招くと、外崎の三ゴロを郡司が弾く適時失策で1点を献上。さらに鈴木の二ゴロの間にもう1点を失った。

 「得点を取ってもらったのに、直後に流れを悪くしてしまい申し訳ないです。自分で出したランナーなので、なんとか抑えたかったですが、続けてフォアボールを出したことが反省です。(降雨で)中断後は切り替えて、テンポよく投げられたと思います」とコメントした。

 リリーフ陣も踏ん張り、最後まで勝ち越し点を許さなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

延長十二回を戦い、1点ずつで引き分けた。阪神が四回に佐藤輝の適時三塁打で先制。中日は六回に細川が9号ソロを放って追い付いた。以降は両チームとも好機をつくったが、投手陣が踏ん張り試合は動かなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在開催中の「FIBA U-18 女子アジアカップ2024」グループ予選で2連勝と勢いに乗っている日本代表は、6月26日、最終戦で同じく2連勝中の中国代表と対戦する。その中国代表には220センチの長身センター、チャン・ツーユーがおり、出場するのであれば日本代表がどう挑むのか、注目が集まっている。

8チームが2グループに分かれ、総当たり形式で決勝トーナメントへ進む順位を争う今大会。日本代表はニュージーランドに84-47、インドネシアに80-29と圧勝。対する中国代表も両チームに大差をつけており、グループ1位の座をかけて最終戦に臨む。

そんな中国代表は今大会から登録身長220センチの17歳、チャン・ツーユーを起用。インサイドでボールを受けるとディフェンスはもはや止める術がなく、FIBA国際大会デビュー戦のインドネシア戦はわずか13分の出場で19得点(FG9/9)7リバウンド3ブロック、ニュージーランド戦は約23分の出場で36得点(FG16/20)13リバウンド4ブロックをマークし、その名を世界に轟かせた。

登録では220センチだが、実際はさらに高いともいわれているチャン・ツーユー。この圧倒的な活躍にSNS上では、
「彼女は別次元。女子バスケ史上No.1も狙える」
「無理ゲーなのよw」
「理不尽すぎる...」
「これはネクストヤオ・ミン」
「でかすぎ!」
と世界中から大きな反響があった。

日本代表は平均身長が172.1センチで1番身長の高い山田英真 (山梨学院大学1年)が180センチとチャン・ツーユーとは40センチ以上の差。2008年以来2度目の優勝に向けて日本代表がどう挑むのか、注目が集まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

K-1グランプリで活躍したオランダ人格闘家のピーター・アーツ(53)が26日、配信されたYouTubeチャンネル「街録ch~あなたの人生、教えて下さい~」に出演。K-1の運営側からファイトマネーの未払いの状態が続いていることを明かした。

 アーツは、1994、95、98年とK-1ワールドグランプリに優勝。アンディ・フグ、アーネスト・ホースト、マイク・ベルナルドらと名勝負を繰り広げ、ヘビー級の黄金期を築いた。

 しかし、2010年ごろには、当時の運営していたFEGが経営難となり、K-1が興行的に衰退。FEGは破綻した。アーツは「K-1は私にまだ多くのお金を借りています。言ってもいいです」といまだにギャラが未払いであることを訴えた。

 現在は別の会社が運営しているK-1だが、アーツは活躍していた時代とは様変わり。アーツは「哀しかったです」「よく分かりませんが、だいぶ変わりました。K-1という名前だけは同じですが」「戻ってくる人もいますが、前とは違いますね」と寂しそうに語った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ 西武2―2日本ハム=延長12回=(26日・大宮公園)

 延長十二回、4時間を超える死闘を制することは出来なかったが、サヨナラ負けは回避した。延長十二回2死一、二塁と一打サヨナラ負けのピンチ。西武・松原の打球は左中間に飛んだ。前進守備の左翼手、五十幡が打球に背を向けて追いかけて、最後は転ぶようにして捕球。プロらしいすばらしい守備で、大宮の試合を締めた。

 新庄監督は開口一番、「よう捕ったね。ザ・背面キャッチやね」と絶賛。続けて「あの打球の高さだと後ろに走っていって、顔を上にして打球が来るのを待たないといけない。球が見えたらグラブを出すしかない。あれはもう超一流のスーパープレーです」と華麗な守備でファンを魅了した指揮官らしく、詳細に解説した。

 18日(日本時間19日)に93歳で死去したメジャーのレジェンド、ウィリー・メイズさんがジャイアンツ時代、1954年のインディアンス(現ガーディアンズ)とのワールドシリーズ第1戦で、V・ワーツの大飛球を背走しながら捕球した伝説の“ザ・キャッチ”を思い起こさせる美技。日本ハムファンの大歓声を浴びて試合直後は興奮していた五十幡も、球場を離れる際は「精いっぱいのプレーでした。打った瞬間、ボールに向かった。何とか捕るだけというか、何とか捕ろうと思って。捕れて良かったです。まずは打球に追いついてから。追いついたら何とか球際というのは練習している。球際がうまくいってよかったです」と冷静さを取り戻していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ 西武2―2日本ハム=延長12回=(26日・大宮公園)

 移籍後初のお立ち台は見えていた。延長12回2死一、二塁のサヨナラ機。西武・松原聖弥が左翼後方へ大きな飛球を放つと、三塁側ベンチの西武ナインが一斉に飛び出した。サヨナラ勝ちを確信した次の瞬間、日本ハムの左翼手・五十幡が後ろ向きで好捕。誰もが声を失った。

 「前進守備だったので抜けてくれという気持ちで走っていたのですが…」と悔しがった松原。25日に巨人から移籍し、ベルーナドームで会見。この日、1軍に登録されるとさっそく1番・右翼で先発。6打数無安打に終わったが、第1打席でいい当たりの二直を放つなど期待を抱かせる内容だった。渡辺GM兼監督代行は「1打席目もいい当たりでしたし、結果的にはヒットは出なかったんですけど、最後も惜しかったですし。戦力になってくれると思います」とうなずいた。

 「チャンスで2回、回ってきたんですけど、浮き足だっているというか、自分のスイングができていなかった。次、切り替えて頑張ります」と言葉を強めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バレーボールのパリ五輪男子1次リーグの組み合わせ抽選が26日(日本時間27日)にポーランド・ウッチで行われ、世界ランキング2位の日本は米国、アルゼンチン、ドイツと同じC組となった。

米国は世界ランク5位で五輪は84年ロス、88年ソウル、2008年北京で金メダルの強豪。日本は23日のネーションズリーグ(NL)予選ラウンドフィリピン大会で、3―0のストレートで破っている。アルゼンチンは世界8位で、21年東京五輪では銅メダルを獲得。5月21日のNL同ブラジル大会では日本が3―1で逆転勝利。ドイツは世界11位で、5日のNL予選ラウンド福岡大会では日本が3―2で勝利している。

NLの予選ラウンドとはいえ、日本は直近試合で3チームともに破っている。1972年ミュンヘン五輪以来のメダル獲得へ向けて、追い風となるか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

J1浦和のMF岩尾憲(36)がJ2徳島に移籍することが26日、決定的となった。獲得オファーに対して本人は前向きで、交渉は大詰め。2年半ぶりの古巣復帰となる。

 岩尾は徳島に加入2年目の17年から主将を務め、20年にJ1昇格に貢献。22年に浦和へ期限付き移籍、昨年は完全移籍して2年連続で副主将に就任し、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)制覇に導いた。今季は負傷の影響もあり、出場12試合にとどまっている。J2で11位の徳島は上位浮上のキーマンとして、抜群のパスワークとゲームメイク力を誇るベテランボランチに白羽の矢を立てた。

 浦和では今夏、主将のDF酒井宏樹がオークランドFC(ニュージーランド)、副主将のDFアレクサンダー・ショルツがアルワクラ(カタール)に移籍する見通し。岩尾が移籍となれば、近年チームの主軸を担ってきた3選手が立て続けに流出する異例の事態となる。

 

 ◆岩尾 憲(いわお・けん) 1988年4月18日、群馬・館林市出身。36歳。2011年に日体大から湘南でプロ入り。J2水戸への期限付き移籍を経て、16年に当時J2の徳島へ完全移籍。20年のJ1昇格、J2優勝に導いた。22年に浦和へ期限付き移籍、23年に完全移籍。同年のACL優勝に貢献。J1通算118試合5得点。右利き。175センチ、65キロ。

 

 

 

 

 

 

 

 

G大阪がドイツ2部ニュルンベルクでプレーした元日本代表FW林大地(27)に獲得オファーを出したことが26日、分かった。林は今季、ベルギー1部シントトロイデンから期限付き移籍したニュルンベルクで14試合2得点と、負傷もあって結果を残すことはできなかった。ただ、2年間プレーしたシントトロイデンではリーグ戦56試合に出場して14得点。得点感覚や攻守のハードワークなど、力は健在とみたG大阪が獲得に乗り出し、交渉は順調に進んでいるもようだ。

 林はG大阪のジュニアユース出身。履正社高―大阪体育大を経て20年にJ1鳥栖へ加入し、21年夏にシントトロイデンへ移籍した。G大阪加入が決まれば、中学時代以来の古巣復帰となる。また今季、G大阪からシントトロイデンに期限付き移籍したU―23日本代表MF山本理仁(22)は、来季完全移籍への移行に向けて交渉が進んでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千葉県は26日、県内の201定点医療機関から1週間(6月17~23日)に報告された新型コロナウイルスの感染者数が1医療機関あたり7・25人で、前週に比べ15%(0・99人)増えたと発表した。増加は7週間連続。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦