“追記”

 

 

 

 

 

 

 

オリックス、自力V消滅=プロ野球

オリックスは69試合目で自力優勝の可能性が消滅した。一回に2点を先行され、中盤以降も失点。打線は、相手の大関を攻略できなかった。首位ソフトバンクとの差は15.5ゲームまで広がった。
リーグ4連覇を目指す今季は、主力に離脱が相次ぐなど苦しい戦いが続く。中嶋監督は「(シーズンは)半分終わっていない」と語った。

 

 

 

 

 

 

 

◆東都大学野球1、2部入れ替え戦第2日▽東農大6―2駒大(26日・神宮)

 

 2部1位の東農大が1部6位の駒大に打ち勝ち、1勝1敗のタイに持ち込んだ。初回2死一、二塁から主将・和田泰征三塁手(4年=習志野)が右前安打を放つと、失策が絡み先制に成功。その後も効果的に得点を重ね、駒大に流れを渡さず逃げ切った。

 チームメートからの信頼を集める主将は普段は周りから「わでぃ~」と呼ばれる陽気な性格。だが、野球になるとその人柄は一変する。同学年の岩田優世投手(ゆうよ、4年=敦賀気比)が「優しくてキャプテンをやるタイプではないけど、野球になると切り替えてみんなに厳しいことを言ってくれる」と話す、常にチームのことを第一に考える主将だ。

 2安打1得点で惨敗を喫した初戦(25日)の試合後、和田はチームメートに「恐れることはない。せっかくのこういう機会なので思い切ってやろう」と語りかけた。「僕たちは下から上に上がるだけ。僕たちは楽しんで野球を始めたんだから楽しさを忘れずに全員でやろうと」。この主将の言葉に打線が奮起。4回には古川朋樹遊撃手(4年=神村学園)が公式戦初本塁打となる2ランを放つなど、16安打6点の猛攻で駒大に雪辱した。

 昨秋入れ替え戦に勝利し、2部昇格を果たしたばかりだが、第3戦に勝利すると、1993年秋以来、31年ぶりの1部昇格が決まる。「1部で試合をしなきゃ意味がない」とチーム一丸となって目指してきた目標達成へあと1勝だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「阪神-中日」(26日、甲子園球場)

 中日は十二回に1死満塁の絶好機を逃した。

 先頭・福永の平凡なゴロを三塁手・佐藤輝が失策。1死一塁から山本、加藤が安打でつなぎ、満塁とした。だが、カリステが痛恨の遊ゴロ併殺打。この時点で、勝ちがなくなった。

 投手陣は九回に松山が1死満塁を抑え、十回は橋本が2死一、三塁をしのいだ。粘りに粘って十二回にチャンスがきたが、あと一本が出なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロッテ―楽天。球団最多記録を更新する通算228セーブ目を挙げ、笑顔を見せるロッテの益田(中央)。右は中森、左はポランコ=26日、ゾゾマリン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロッテ―楽天。ロッテの益田が通算228セーブ目を挙げ、小林雅英と並んでいた球団の最多セーブ記録を更新した。プロ1年目の2012年に初セーブを挙げ、13年間で数字を積み上げた=26日、ゾゾマリン

 

 

 

 

 

 

 

 

無得点で分ける=Jリーグ・神戸―町田

互いに譲らず、0―0で引き分けた。序盤からボールを保持した神戸は宮代やジェアンパトリッキのドリブル突破から好機をつくったが、ゴール前での精度を欠いた。町田は守備陣が粘りを見せるも、カウンターが不発に終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

福岡、反撃かわす=Jリーグ・福岡―横浜M

福岡が逃げ切った。守勢だった前半にザヘディがCKに頭で合わせて先制。後半は前線からプレスをかけて好機を増やし、途中出場のウェリントンがヘディングで追加点を挙げた。横浜Mは前掛かりに攻めたが、反撃は1点にとどまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

浦和が逃げ切る=Jリーグ・名古屋―浦和

浦和が逃げ切った。前半早々、ソルバッケンのクロスのこぼれ球に渡辺が詰めて先制。後半、相手に退場者が出た後は追加点を奪えなかったが、中央を固めて守り、無失点に抑えた。名古屋は単調な攻めに終わり、ミスも目立った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆明治安田J1リーグ▽第20節 C大阪1―0鳥栖(26日・ヨドコウ桜スタジアム)

 C大阪が完封で2戦ぶりの勝利を挙げ、ホームのスタジアムが揺れた。

 1―1で引き分けた22日磐田戦(ヤマハ)から、2戦連続同じスタメン。前半4分、こぼれ球に反応した今季J1得点ランキングトップのFWレオセアラがペナルティエリア中央からシュートを放ったが、ここはゴールの枠に当たり得点とはならなかった。

 前半8分、FWルーカスフェルナンデスが、右サイドから絶妙なクロスを上げる。これに対して、ヘディングでのクリアを試みた相手MF手塚康平がゴールネットを揺らし、オウンゴール。攻撃陣が相手のミスを誘発し、思わぬ形での先取点につなげた。

 その後は、FWレオセアラを中心に果敢に攻めたが、得点には至らず。前半45分には、相手DF原田亘にペナルティエリア中央から頭で合わせられたが、GKキム・ジンヒョンがセーブ。1―0で前半を折り返した。

 後半は前半同様、FWレオセアラを軸に攻撃的なサッカーを展開。しかし、枠内へのシュートをことごとくブロックされ、得点には至らなかった。

 一方、GKキム・ジンヒョンを中心に堅い守りを継続。最後まで鳥栖の反撃を許さず、虎の子の1点を守り抜いての白星をつかんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

● オリックス 1 - 5 ソフトバンク ○
<9回戦・京セラD大阪>

 オリックスは2連敗で再び借金5。首位・ソフトバンクとのゲーム差は15.5に広がり、今季69試合目で自力優勝の可能性が消滅した。

 先発の東は初回、3番・栗原に先制の2ラン被弾。2回以降は要所で粘り5回までゼロを並べたものの、1点ビハインドの6回は先頭から四球と安打を許し無死一、三塁のピンチを招き降板した。

 火消しを託された2番手・吉田は7番・正木に左前適時打を許したものの、なおも無死一、二塁のピンチを凌ぎ無失点。しかし、7回に3番手の髙島が2点を失い、6回途中3失点の東は4敗目(3勝)を喫した。

 打線は2点を先制された直後の1回裏、3番・太田が2号ソロを左翼席へ運ぶも2回以降はゼロ行進。8回にはベンチ前で再び円陣を組み、中嶋監督自らナインにゲキを飛ばすシーンも見られたが、攻撃陣は計4安打1得点と沈黙した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

虎の背番号8が「打」で存在感を発揮した。阪神・佐藤輝明内野手(25)が26日の中日戦(甲子園)で今季初の三塁打を放ち、チーム唯一の得点となる先制点をたたき出した。

4回二死一塁の場面で涌井の初球、カーブをすくい上げると打球は右翼への大飛球となった。佐藤輝の打力からすれば、スタンドに届くかと思われたものの打球はフェンスを直撃。適時三塁打となった。

「打った感触が良かったので、ホームランにならず悔しい気持ちもありますが、緊迫した試合展開の中で先に点を取ることができて良かった」

試合後に佐藤輝が振り返ったように甲子園の浜風に押し戻され、一軍復帰後初の本塁打とはならなかった。

ただ、守備では1―1の延長12回に〝痛いミス〟も犯した。この回先頭の福永の三ゴロをはじいてしまい、一塁に送球できず。一軍復帰後初の失策となった。その後、一死満塁にピンチが拡大するなど、6番手・漆原の足を引っ張ってしまう悪循環。何とか失点はまぬがれて引き分けとなったが、危うく佐藤輝が戦犯になるところだった。

チームは結局、延長12回の末に1―1のまま引き分け。とはいえ試合全体を振り返ってみれば佐藤輝にとって、この日は悲喜こもごもだったかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

虎の指揮官が厳格な姿勢を示した。阪神・岡田彰布監督(66)が26日の中日戦(甲子園)終了後に、前川右京外野手に(21)に罰金を課したことを明かした。

問題視されたのは1―1で迎えた9回だ。先頭の森下が死球で出塁。続く大山は中飛に倒れ、一死一塁で前川に第4打席が回ってきた。

制球に苦しむ松山に対し、カウントは3ボール1ストライク。次の5球目、151キロの速球を前川は右中間への二塁打とし、二、三塁にチャンスを拡大した。

次の佐藤輝が申告敬遠で満塁となり、代打・渡辺は空振り三振。小幡は中飛に倒れ、サヨナラ機を逸した。

前川としてはナイスバッティングのはず。だが、この場面で岡田監督はベンチから「待て」のサインを出していた。

試合後の指揮官は前川について質問を受けると「罰金やん。待てやん」とコメント。前川には四球を選び、佐藤輝で勝負というシチュエーションをイメージしてほしかった模様だ。

百戦錬磨の岡田監督のことだ。一死一塁から前川が四球で一、二塁なら佐藤輝は歩かされることはなかった。そうすれば結果は変わっていたかもしれない――という論理なのか。

前川には気の毒だが、「待て」のサインを見逃せばチームのルール違反であることに何ら変わりはない。もしも前川の打球が右中間を抜けて、代走・植田がサヨナラのホームを踏んでいれば、結果的に罰金はなかったかもしれないが…。

チームは1―1のまま延長12回を終え、ドローとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇プロ野球パ・リーグ ソフトバンク5-1オリックス(26日、京セラD大阪)

首位・ソフトバンク先発の大関友久投手が8回1失点の好投で無傷の5勝目を挙げました。

初回、オリックスの3番太田椋選手に2号ホームランを打たれますが、その後は立ち直り4回までランナーを1人も許さない安定抜群のピッチングを披露。その後も好投を続けると、8回に四球とヒットで得点圏にランナーを背負いますが、追加点は許しませんでした。

大関投手は8回118球を投げ、4安打1失点。プロ5年目でオリックスから初白星を挙げるとともに、開幕5連勝としました。

チームは今季6度目の4連勝で貯金は最多の「26」に。2位ロッテとのゲーム差は11ゲームとなっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

阪神・豊田寛外野手(27)が26日の中日戦(甲子園)で力量感あふれるプレーを披露し、虎党を大いに盛り上げた。

1―1の延長10回二死無走者から中野に二塁打が飛び出し、サヨナラのチャンス。ここで豊田が植田の代打で打席に立った。

5番手の左腕・橋本に3球で追い込まれるもファウルで粘り応戦。カウント2ー2からの7球目、スライダーを二遊間へ打ち返した。

詰まり気味だった打球は二塁・田中のグラブに収まり、ジャンピングスローで一塁へ送球されたが、豊田は体ごと倒れ込むようなヘッドスライディングで一塁を陥れた。

「もう、とにかくつなごうと思って」

この場面でチャンスを一、三塁に拡大。4番までつないだものの、大山は三ゴロに倒れ無得点に終わった。

サヨナラのヒーローにはなれなかった。終わってみれば、チームは延長12回の末にドロー。ただ、引き分けに終わった激闘の中で豊田が見せた〝がむしゃらな姿勢〟は甲子園のファンを大いに沸かせたことだけは確かだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

プロボクシングの大橋ジムは26日、「フェニックスバトル 120」(8月27日、東京・後楽園ホール)の追加カードを発表した。日本ウエルター級(66・6キロ以下)王座決定戦10回戦を行うことが新たに決定。日本同級1位の石脇麻生(石田)と日本同級3位のセムジュ・デビッド(ウガンダ、中日)が戦う。

 日本ウエルター級は25日付で王者の豊嶋亮太(帝拳)が王座を返上していた。石脇はプロデビューから8年目で初のタイトル奪取を目指す。デビッドは21年に行われた東京五輪男子ボクシングミドル級(75キロ以下)のウガンダ代表。

 試合が行われる8月27日は東洋太平洋スーパーバンタム級(55・3キロ以下)王者・中嶋一輝(大橋)と同級7位の和氣慎吾(FLARE山上)のタイトルマッチ12回戦、日本スーパーフェザー級(58・9キロ以下)王者・奈良井翼(RK蒲田)と同級2位・福井貫太(石田)のタイトルマッチ10回戦を行うことなどがすでに発表されている。

 戦績は24歳の石脇が13勝(9KO)7敗1分け、31歳のデビッドが5勝(3KO)1敗。

 試合はLeminoで無料生配信される。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フェンシングのアジア選手権は26日、クウェートで団体が行われ、パリ五輪に出場する女子フルーレの日本(東、上野、宮脇、菊池)は決勝で中国に39―34で勝って優勝した。

 五輪で2連覇が懸かる男子エペの日本(加納、見延、山田、古俣)は決勝でカザフスタンに34―40で敗れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テニスのウィンブルドン選手権の予選は26日、英国のローハンプトンで行われ、男子シングルス2回戦で島袋将(有沢製作所)がオランダ選手に7―6、4―6、7―6で勝ち、3回戦に進んだ。内山靖崇(積水化学)はベルギー選手に6―7、4―6で敗れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西武は26日の日本ハム戦(県営大宮)に延長12回の末、2―2の同点引き分け。今季68試合目で初のドローゲームとなった。

最後は延長12回二死一、二塁でトレード移籍後、「1番・右翼」でスタメン出場した松原聖弥外野手(29)にサヨナラのチャンスで6度目の打席が回ってきた。

日本ハム8番手・山本のシンカーをとらえ前進守備の外野を超えたかに思ったが、日本ハムの左翼手・五十幡がこれを背走で追って、最後は落下点にグラブを突き出しスライディングキャッチ。このミラクルな「ザ・キャッチ」が決まり西武はサヨナラのチャンスがついえた。

試合後、渡辺久信監督代行(58)は「あそこまでいったら勝ちたかった。武内は調子は良くなかったが、よくゲームを作ってくれた。(松原は)1打席目もよかったし最後も惜しかった。今後も期待している。(10回の走塁死については)あそこは判断的に難しかった。あれはしょうがない」とポイントとなった場面を振り返っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「阪神1-1中日」(26日、甲子園球場)

 延長十二回までもつれた試合は、結果的にドロー決着となった。阪神としては、九回に1死満塁、延長十回に2死一、三塁とサヨナラの好機をつくっただけに、勝てなかった試合とも捉えられるが、デイリースポーツ評論家で元阪神エースの井川慶氏は「前向きに捉えていい引き分けだと思います」と振り返った。

 「もちろんチャンスで勝てなかった悔しさはあるでしょうけど、まず阪神の武器である投手力というものが、しっかりと発揮されて粘れたことが大きいですね。打線も、中軸にヒットが出てきているので」

 確かにチャンスでの一打が出ない展開となったが、そこで負けずに粘れたのは投手陣の踏ん張りがあったからこそだ。

 「長いシーズン、打線には必ず波があるものなので。あまり良くない時に、投手陣まで崩れて負けてしまうと、流れとしてしんどくなりますが、この日のように投手陣がカバーして引き分けられたところに価値がありますね。延長十二回も漆原投手がよく粘って抑えましたから」

 今の阪神打線については「1番から近本選手、中野選手という並びは、やはり投手からすれば嫌ですよね」と話す。だからこそ「繰り返しになりますが、打線は波があるもの。ここから近本選手と中野選手の状態が上がってくれば、大丈夫だと思います」と、今後の戦いに期待を寄せた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ 西武2―2日本ハム(26日・大宮公園)

 力は出し尽くした。8回2死二塁。自身最多の109球を投げた西武のドラフト1位ルーキー・武内は静かにマウンドを降りた。

 4勝目を挙げた5月30日の中日戦(バンテリンD)以来となる約1か月ぶりとなる1軍マウンド。初回、先頭の万波から3連打を浴びるなど2点を先制されたが、以降は7回まで無失点。変化球を低めに集めてテンポよく相手打線を打ち取り1四球。バックの攻守にも助けられた。「先制点を与えてしまったことは反省点になりますが、2回から修正してしっかりと投げることができたので、その投球が初回からできるようにこれから改善していきます」と振り返った。

 勝ちはつかなかったものの、8試合負けなしでクオリティースタート(6回以上自責点3)は7度と抜群の安定感を誇る左腕。次こそは5勝目をつかみ取るつもりだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西武は26日の日本ハム戦(県営大宮)に延長12回の末、2―2の同点引き分け。今季68試合目で初のドローゲームとなった。

5月30日の中日戦(ベルーナ)以来、約1か月ぶりの先発となった武内夏暉投手(22)はプロ8戦目で初回に初失点。万波、浅間、水谷に長短3連打を許し先制点を献上。田宮に左犠飛を許し2点の先制を許した。

しかし、それ以降は危なげないピッチングで7回2/3を7安打2失点(1自責点)と勝ち負けこそつかなかったものの6度目のハイクオリティー・スタート(HQS=7回以上を2自責点以内)をマークし防御率は1・26となった。

武内は「先制点を与えてしまったことは反省点になります。2回から修正してしっかりと投げることができたので、その投球が初回からできるようにこれから改善していきます」とこの日出てきた課題に言及していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広島、惜しいドロー=Jリーグ

広島は惜しくも引き分けた。1点を追う前半27分に追い付き、後半は縦への速い攻撃を何度も仕掛けたものの、新潟の守備を崩し切れなかった。古巣を相手に同点ゴールをアシストするなど、チャンスをつくり出した新井は「内容的には勝ち切れた試合」と悔やんだ。
首位の町田など上位勢が引き分け、浮上のチャンスで勝ち点3を逃した。スキッベ監督は「全員がいいパフォーマンスを見せた」と評価しつつ、「結果に完全には満足していない」と表情を曇らせた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三竿、川崎のゴール実らず=Jリーグ・京都

京都は三竿、川崎のゴールも勝ち点3にはつながらなかった。三竿は前半36分にペナルティーアークからのFKを直接決め、大分時代の2021年以来となるJ1での得点。「練習から感覚が良かったので、自信を持っていけた」と振り返った。
後半2分には川崎が、相手の甘くなったクリアに反応して左足でゴール。試合終了間際に追い付かれ、決勝点とはならなかった。「悔しいところはあるが、すぐ次は順位の近い湘南戦」と言い、降格圏同士となる次戦に気持ちを切り替えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

札幌、泥沼の6連敗=Jリーグ

最下位の札幌が、泥沼から抜け出せない。パスは回るものの、推進力や相手ゴール近くでの迫力が不足。今季初の6連敗となり、長谷川は「何とか勝ち点を拾わないと。悔しく、苦しい時間が続くが、ここを頑張れば未来につながる」と声を振り絞った。
序盤戦でも5連敗を喫し、後半戦初戦のこの日も上向く気配がない。けが人が相次いでいる状況とはいえ、J1で総得点は最少、総失点は最多。ペトロビッチ監督は「私に責任がある」とした上で、「一つの勝利が浮上のきっかけになる」と前向きに話した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

両チームともに決定打が出ず、延長十二回で引き分けた。日本ハムが一回に水谷の適時打と田宮の犠飛で2点を先取。西武は二回に失策などで追い付いた。それ以降は両チームの投手陣が踏ん張り、得点を許さなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎、圧倒もドロー=Jリーグ

川崎は勝ち点3を取り損ねた。縦に速い攻めとリズムのいいパス回しで多くの時間を敵陣で過ごしたが、前半は無得点。先制した後も突き放せず、追い付かれた。「決め切れないとこういう試合になる」とベテラン小林。湘南の3倍となる18本のシュートを放ちながら、痛恨の引き分けとなった。
好材料は決定的なパスを出せる大島が約1年ぶりに復帰したこと。終盤、大歓声に迎えられてピッチに入った背番号10は「勝ってもっと大きな歓声が聞きたかった」と悔しそうだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソフトバンクがオリックスに快勝、7カード連続勝ち越し…ロッテのポランコ2打席連続2ラン

 ソフトバンク5―1オリックス(パ・リーグ=26日)――ソフトバンクが7カード連続の勝ち越しを決めた。一回、栗原の2ランで先制。大関が8回1失点で5勝目を挙げた。オリックスは太田のソロの1点のみだった。

 ロッテ4―1楽天(パ・リーグ=26日)――ロッテは一回、ポランコの2ランで先制。三回にもポランコの2打席連続2ランで加点した。先発中森は今季初勝利。楽天は打線がつながらず、犠飛の1点止まり。

 西武2―2日本ハム(パ・リーグ=26日)――両チームとも決定打を欠き、引き分けた。日本ハムは一回に水谷の適時打と田宮の犠飛で2点を先取したが、二回に失策などで追いつかれ、追加点も奪えなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ロッテ4-1楽天」(26日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテの中森俊介投手が、5回2/3を89球、5安打1失点とし、今季初勝利&先発初勝利を挙げた。お立ち台で「今季は自ら先発したいと言って先発している。それなりの責任をプレーで見せないといけないと思っているので、これからもっともっと勝てるように頑張ります」と話した。

 四回まで無失点。4-0の五回には1死一、三塁から小郷に左犠飛で1点を献上したが、最少失点で切り抜けた。六回は2死を奪ったところで交代となり悔しさも残ったが、「今日は真っすぐがあまり良くなかったと思うんですけど、その代わりに変化球がある程度良い所に決まってくれた。最低限の仕事はできたかな」と振り返った。

 吉井監督は「今日は調子が悪そうだった。でも、本当にしっかり丁寧にいろんな球を挙げてうまく交わしていた。本当は100球近く投げてほしいんですけど、今はあれくらい。次は7回投げられるように頑張ってもらいます」と話した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

C大阪、辛くも=Jリーグ

C大阪は前半8分、右サイドを深く進入したルーカスフェルナンデスの鋭いクロスが相手の頭に当たり、オウンゴールを誘って先制。その後は守備陣が体を張った。6戦負けなしとなり、主将マークを巻いた西尾は「(シーズンの)折り返しで大事な一戦だった。しっかり勝ち点3を取れたのはよかった」と胸をなで下ろした。
ただ内容には不満が残る。先制以降は攻撃が停滞し、カウンターも不発に終わった。小菊監督は「なかなかチャンスを決め切れないのが課題。全員で向き合っていきたい」と気を引き締めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

浦和、6戦ぶり白星=Jリーグ

浦和が6試合ぶりに白星を挙げた。前半7分、相手のクリアミスを起点に抜け出したソルバッケンがクロスを上げ、こぼれ球を渡辺が押し込んだ。最近は前半のゴールがなかっただけに、最初の好機を生かしたこの1点が大きかった。ヘグモ監督は「立ち上がりから試合を支配できた」。
後半に相手が1人退場した後は何度も好機を迎えたものの、追加点は挙げられず。渡辺は「無失点で終われたのはいいが、もっと攻撃的に2点、3点と取れるようにやりたい」と誓った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

町田は前節の福岡戦でも0-0のスコアレスドロー

首位FC町田ゼルビアは6月26日、J1リーグ第20節で4位ヴィッセル神戸と対戦し、0-0で引き分けた。緊迫の上位対決は互いに決め手を欠き、勝ち点を分け合う結果となった。試合後、町田の主将DF昌子源はハーフタイムに黒田剛監督とともにゲキを飛ばしたことを明かした。

試合は両チームともなかなか決定機を作り出すことが出来ないまま締まった展開でスタート。だが、町田はチャンスを作り出せず、神戸の攻撃を受けるようなシーンが多く見られた。0-0で前半を折り返すと、ハーフタイムには指揮官と主将から厳しい声が飛んだようだ。

「前年度王者で、神戸さんのホームでファーストステージ負けていて『こんなんじゃ駄目だろう』と言いました」

後半からは町田のペースになる時間帯もあったものの、最後までゴールを割ることはできず。結果的には無失点で終え、勝ち点1を積んだことはポジティブにも見えた。だが、鹿島アントラーズやガンバ大阪などタイトルを獲得するようなクラブでプレーしてきた昌子は、この試合をモノにしてこそ優勝を手繰り寄せられると熱弁した。

「傍から見たらちょっと負けてもおかしくない試合をやっぱり勝っていかないと。いいんですよ、オウンゴールでもぽろっとしたゴールでもカッコ悪くても。でもそれでもシュート打って泥臭く戦って、勝ちを自分たちに持ってこないと。相手の2枚のセンターバックが強いから、勝てない、競らないじゃなくて、競る。僕らだってやらせないためにゴール前で身体張っているから。そういうのをまずやらないと。それがプロの監督が求めることやし、町田が勝ってきた1つの理由。誰もさぼらない。だから僕は前半は絶対違う。それで、ちょっとハーフタイムには言わせてもらいました」

今日の試合を振り返り、昌子は「僕らが首位にいることが不思議な試合」と表現した。試合後も声を荒げるシーンがあったという。ここで勝ち点3を手に入れられるかどうか。次節は3位のG大阪と敵地で対戦する。首位はキープしたものの、2試合連続でスコアレスドローと思うように勝ち点を積み上げられていない。町田にとって現況を打破できるか、大きな正念場を迎えることになりそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4連覇を狙うオリックスの自力Vの可能性が消滅した。26日のソフトバンク戦(京セラ)は1―5と連敗。先発の東が初回に栗原に2ランを浴びるなど、6回途中を3失点で降板し、打線は相手先発の大関の前に初回の太田の一発だけに終わった。4敗目を喫した東は「状態は悪くなかったがホームランを打たれたところを反省しないといけません」と肩を落とした。

再び借金5となり、首位ソフトバンクとは15・5ゲーム差。中嶋監督は散発4安打に終わった攻撃面に「必死さというか粘りと言うか、あるようには見えないですよね。チームで何とかするということを徹底しているはずなんですけど、それが見えないということはやっぱり何かが違うんだろうと思いますけど…」と険しい表情を見せ、現時点で自力Vが消滅したことについては「半分終わってないですよ」と意に介さなかった。

故障者の連鎖が止まらず、この日はリリーフの井口が腰痛で出場登録を抹消。山崎、小木田、宇田川、平野佳らを欠く苦しい戦いが続くが、そんな中、左大胸筋の筋損傷で離脱していた左腕エースの宮城が27日のソフトバンク戦で5月8日以来の復帰登板を果たす。「しっかり準備して万全な状態で迎えたい」(宮城)。離脱前まで6試合で2勝4敗ながら防御率1・70と内容は悪くない。流れを変えることができるか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「西武2-2日本ハム」(26日、大宮公園野球場)

 日本ハムは延長十二回の末、執念の引き分けに持ち込んだ。

 勝ちのなくなった延長十二回の守備。2死一、二塁から西武・松原が左翼へ大飛球を放った。サヨナラかと思ったが、途中から守備に入っていた五十幡が背走に背走を重ね、最後はダイビングキャッチ。超ビッグプレーでサヨナラ負けの危機を救った。

 新庄監督も「よう捕ったね、最後。背面キャッチ」と大興奮。「あの打球の高さだと、後ろに走ってて、顔を上にして打球を待たなきゃいけない。そうして(打球が)見えたらグラブを出す、取り方しかできない」と、かつての名外野手らしく五十幡のプレーを解説。「あれは超一流のスーパープレーです」と大絶賛した。

 五十幡は九回に指名打者・レイエスの代走として途中出場。延長十二回にそのDHを解除して、左翼守備に就いた。新庄監督の策が的中した形だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西武 2 - 2 日本ハム
<9回戦・県営大宮>

 日本ハムは今季5度目の引き分け。延長12回裏にサヨナラ負けの大ピンチを迎えたが、最後は五十幡亮汰外野手(25)のビッグプレーで引き分けに持ち込んだ。

 日本ハム打線は初回、1番・万波が右中間フェンス直撃の二塁打でチャンスメイクすると、今季初出場の2番・淺間は絶妙なバントを安打を決め無死一、三塁。3番・水谷も左前適時打で続き、先頭からの3連打で先制点を奪った。さらに、5番・田宮の左犠飛で2点目。復帰登板となった西武先発・武内の立ち上がりを捕らえた。

 先発の福島は2回、先頭から連続四球を与えピンチを招くと、三塁・郡司の適時失策などで2失点。ノーヒットで2-2の同点に追いつかれた。3回以降は再びゼロを刻んだものの、同点の7回から救援陣にバトンタッチ。今季2勝目はお預けとなった。

 初回に幸先よく2点を先取した攻撃陣だったが、2回以降はつながりを欠きゼロ行進。延長12回は一死一、二塁の好機を迎えたが、淺間と水谷が連続三振に倒れた。

 白星の可能性がなくなった12回裏は8番手の山本拓が二死一、二塁のピンチを招き、巨人からトレードで移籍してきた松原に左翼後方への大飛球を許した。外野陣は前進守備だったため頭上を越えるサヨナラ打かと思われたが、途中から守備に入っていた左翼・五十幡が背走の末に最後はダイビングキャッチ。韋駄天のサヨナラ負けを防ぐ超ビッグプレーで引き分けに持ち込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広島5―1ヤクルト(セ・リーグ=26日)――広島は一回、上本の適時打と小園の犠飛で2点を先行。四回には坂倉のソロで加点した。先発九里が7回1失点と好投。ヤクルトは打線がつながりを欠いて3連敗。

 阪神1―1中日(セ・リーグ=26日)――阪神は四回、佐藤輝の適時三塁打で1点を先制。中日は六回、細川のソロで追いついた。その後は両軍とも救援陣が踏ん張り、延長でも決着がつかず、引き分けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2―2で引き分け=プロ野球・西武―日本ハム

延長十二回、2―2で引き分けた。日本ハムが一回に水谷の適時打と田宮の犠飛で先制。西武は二回に敵失に乗じて2点を返した。西武の武内が八回途中2失点、日本ハムの福島が6回2失点と両先発が力投し、互いに救援陣も踏ん張った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ オリックス1―5ソフトバンク(26日・京セラドーム大阪)

 ソフトバンクが1分けを挟んで今季6度目の4連勝。貯金を最多の26とし、7カード連続の勝ち越しを決めた。昨季まで3連覇しているオリックス戦のビジターは、開幕カード以来となる2カード目だが、いずれも勝ち越しとなった。

 打のヒーローは先制弾を含む3安打3打点の栗原陵矢内野手だ。初回1死一塁から決勝の6号を放つと、3回は2死から一塁への内野安打。5回は右でん部に死球をぶつけられ、7回は無死一塁から左中間への適時二塁打。9回の打席で三塁打が飛び出せば、プロ初のサイクル安打だったが、空振り三振に倒れた。

 ―初回先制弾

 「初回に点を取れたのは良かったと思います。(2ボールから)真っすぐを待っていた中で、ちょっと抜かれた時に、足がすごい頑張ってくれなあと」

 ―3番打者は必ず初回に打席が回る。その初回に前日までの18試合で15打数3安打0本塁打0打点

 「(初回に打ててないというイメージは)なかったですけど、あまりチャンスで打ててないなというのは感じてました」

 ―必ず初回に打席が回る打順での準備

 「あんまり多く球を見られる時間はないんで、自分がしっかり打てるところを待つという感じですね」

 ―最終打席に三塁打ならサイクル安打だった

 「あんま意識せんようにしたんですけど、近藤さんがめっちゃ(サイクルを狙えと)言ってたッス。ベンチで。近藤さんのせいです(笑い)。前の打席でスリーベースいけんかった(左中間へのスタンディングダブル)時点で無理っす。足遅すぎっす」

 ―5回の死球でドームに「あっ!」と悲鳴が響いた

 「(右尻のポケットに入れていた)走塁用のフライパンみたいな(保護素材が入った)手袋と、ベルトの上に当たったんで、持ってるなと思いました(笑い)」

 ―痛さの「あっ!」ではなかった

 「『もう、よけれん…』の『あっ!』です(笑い)」

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦