石川県の能登半島地震で、自衛隊による災害派遣が23日で175日となり、地震への対処では2011年の東日本大震災を超えて過去最長になる。石川県珠洲市で陸上自衛隊が入浴支援を続けている。

 防衛省によると、災害派遣は1月1日に始まり、同2日には陸自中部方面総監をトップとする陸海空3自衛隊の統合任務部隊(JTF)を編成。航空機や艦艇で部隊を投入し、1日最大1万4千人規模で人命救助や給水などの生活支援に当たり、延べ100万人超を派遣した。

 これまで最長だった東日本大震災の災害派遣は11年3月11日から同年8月31日にかけ、延べ1千万人超を投入した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ドジャース2-3エンゼルス」(21日、ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷翔平選手が審判員から注意を受けるシーンがあった。

 三回の第2打席、内角高めのツーシームを見極めて四球を選んだ大谷。その直後、マウンドのサンドバルが激しく左手を振って激痛に表情をゆがめた。マウンドにトレーナー、選手たちが集まり、大谷も一塁ベース上からサンドバルを心配そうに見つめた。

 いったんベンチに下がったサンドバル。ここで「呼ばれたので」とオホッピーが大谷を呼んだ。言葉を交わす中、「彼は大丈夫かな?」と大谷が左腕を気遣っていたことを元女房役が試合後に明かした。

 直後、審判員が割って入り2人に離れるよう注意。古巣との対戦で起こったまさかのアクシデント。試合後、大谷は「僕の打席の時は力んでいる印象があったので、少し残念な結果になってしまったので。まずあんまりひどくないケガであることを願ってますし、早く戻ってくることを願っている」と心配そうな表情で語った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆米大リーグ ドジャース2―3エンゼルス(21日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が21日(日本時間22日)、本拠地・エンゼルス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、22号先制2ランを放つなど、2打数2安打2打点、2四球と全打席で出塁し、22本塁打と打率3割2分2厘がリーグトップになり「2冠」となった。ドジャースは延長10回で逆転負けし、21年から続いていたエンゼルス戦の連勝が「10」で止まった。

 古巣エンゼルスとの初対戦だった大谷は、仲も良かった先発左腕・サンドバルと対戦した1、2打席目は2打席連続四球。サンドバルは大谷の2打席目の直後に左前腕を痛めて緊急降板するアクシデントに見舞われ、大谷は心配そうに見つめていた。それでも大谷は両軍無得点で迎えた5回2死一塁の3打席目。ソフトバンクでプレーした経験もある3番手左腕・ムーアの91・1マイル(約146・6キロ)直球を捉えると、打球速度113・1マイル(約182・0キロ)、飛距離455フィート(約139メートル)でセンターバックスクリーン右に22号先制2ランを運んだ。2試合連続22号でリーグ2位のオズナ(ブレーブス)に2本差をつけた。

 大谷のアーチはエンゼルスとの初対戦ではなった一発。安打は30球団制覇となり、本塁打もカージナルスとフィリーズを残すのみの28球団目となった。ドジャースは先発右腕・ナックが5回無失点の好投を見せた、2点リードの6回に2番手左腕・ヤーブローが3死球と乱調で2失点。同点に追いつかれて試合は振り出しに戻った。大谷は同点の8回1死走者なしでも投手強襲の二塁への内野安打。2打席連続安打で4打席連続出塁とした。

 ドジャースは、ともにロサンゼルスに本拠地を置くエンゼルスとの「フリーウェーシリーズ」で10連勝中だったが、延長10回にフィリップスがウォードに左前適時打を浴びて競り負けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本ハムは22日、水野達稀内野手(23)が21日に札幌市内の病院で検査を受け「右足関節外側じん帯損傷」と診断されたことを発表した。ゲーム復帰までは4~6週間の見通し。

 正遊撃手としてここまで60試合に出場していた水野は、21日の楽天戦(エスコンフィールド)の7回の走塁時に右足首を負傷。新庄監督も「水野くん、心配ですね。僕も経験あるんですけど、急に(三塁ランナーコーチに)ストップかけられると、ああいう止まり方しかできないので。急に止まるとああなりますよね」と心配していた。

 3年目の今季は堅実な守備に加え、得点圏打率3割8厘と打撃でも勝負強さを発揮。7月23日に本拠地で開催される球宴のファン投票では、中間発表ながら遊撃手部門で1位にランクインしていた。

 代わって福田光輝内野手(26)が今季初めて1軍に合流し、出場選手登録された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロ野球は交流戦が6月18日に終了、21日より再びレギュラーシーズンが始まったが、例年、交流戦では大きく順位を上げたり、逆に一気につまずいたりするチームがある。今年、散々な結果に終わったのが西武だ。

序盤から調子は上がらず、交流戦開始直前に松井稼頭央監督が休養して渡辺久信GMが監督代行を務めたが、セ・リーグとの対戦は4勝14敗に終わり、借金はさらに10も増加。現在19勝44敗(交流戦終了時点。以下同)で、勝率は.302しかない。

「今年の西武は攻撃陣があまりに酷い。チーム内の規定打席到達者で最も打率が高いのは、源田壮亮の.229。チーム打率は.202で、この数字は他球団より4分から5分も低く、これでは試合になりません。得点力の低さは目を覆うばかりで、交流戦では18試合で25点しか取れませんでした。まだシーズンは4割ほどしか消化していないのに、すでに首位からは20ゲーム以上離されており、5位とも10ゲーム以上の差があります」(週刊誌スポーツ担当記者)

勝負は時の運。何年かに1度は、1シーズンを通じて負け続けるチームが出てくるが、今年の西武は「100敗」という“禁断の数字”も見える勢いだ。

「長い球史の中で、シーズン100敗を記録したのは1961年の近鉄だけ。同年の近鉄は103敗でしたが、今年の西武は現在100敗ペースです。近年では2017年にヤクルトが96敗、2008年から2010年にかけて横浜が3年連続で90敗以上しましたが、100敗には届かなかった。楽天の初年度(2005年)でも97敗でしたから、100敗は相当に不名誉な記録です。もっとも、残り80試合で25勝すれば100敗は免れる計算ですから、流石に届かないとは思いますが……」(野球ライター)

ただ、状況は予断を許さない。パ・リーグとの戦いは、大苦戦した交流戦以上に厳しいことが予想される。

「実は西武は現在、楽天とオリックスには勝ち越しています。しかし、楽天は交流戦で大躍進し、チーム状態は良好。5月にもたついたオリックスも、交流戦で7連勝するなど、徐々にディフェンディング・チャンピオンの本領を発揮してきました。快調に首位を走るホークスは投打ともに盤石ですし、ロッテはこれまで全敗と大の苦手。新庄監督がラストイヤーの日本ハムも今年は調子が良く、勝ち星を稼げそうなチームが見当たりません。西武の選手にしてみれば、今から優勝はおろかAクラス入りも絶望的で、個人成績で頑張っても今年のチーム成績では年俸は大して上がらない。オフには監督やコーチがごっそり変わるのは確実で、今さら“上”にアピールしても意味はない。西武は巨人や阪神とは違い、負けまくっても厳しい声がなかなか飛ばない。選手のモチベーションは低く、優勝やAクラス入りを狙うチームとは勝負にならないでしょう。西武は毎年のように主力が移籍しながら“自前”で戦ってきましたが、流出を防ぐ努力を怠ったツケが、ついにこういった形で現れたということでしょう」(前出・記者)

西武ファンは「100敗を免れるまで残り◯勝」というボードを持って球場に駆けつけるべきかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆バスケットボール男子 ▽強化試合(22日、札幌市・北海きたえーる)

 

 パリ五輪に向けた強化試合で、世界ランク26位の日本は、同5位のオーストラリアに89―90で敗れた。

 前半は、米ネブラスカ大を卒業した富永啓生が躍動。五輪出場権を獲得した昨夏のW杯以来の代表戦で、超絶スリーポイント(3P)を連発。14点を最多得点で、日本をけん引した。前半は47―38の日本リードで折り返した。

 第3クオーター(Q)は、61―58まで差を詰められ、最終第4Qは残り7分を切ったところで逆転を許した。その後は両チーム得点の取り合いで、リードチェンジを繰り返す接戦に。残り2分を切り、日本は6点差をつけられたが、馬場雄大(今季長崎でプレー)のシュートなどで、残り53秒で一気に2点差。残り27・1秒には富永のフリースローで同点になるも、残り14・3秒にオーストラリアに3Pを決められ、勝ち越された。富樫がブザービーターで締め、1点差だった。

 日本は富永が最多18得点、富樫勇樹(千葉J)が16得点と続いた。リバウンドでは相手に10本以上上回られた。

 パリ五輪代表12人を決める選考もいよいよ最終局面。前回の合宿参加20人から16人まで絞り、このオーストラリア戦を迎えた。

 レイカーズの八村塁、今季グリズリーズでプレーした渡辺雄太の“NBA組”は、6月下旬以降の合流を予定している。

 今回の強化試合は両チームともNBA選手は不在。またオーストラリアはすでに発表されているパリ五輪代表候補選手はおらず、若手中心だった。

  ▽22日の日本メンバー

【PG】富樫勇樹(千葉J)、テーブス海(A東京)、河村勇輝(横浜BC)

【SG】比江島慎(宇都宮)、富永啓生(ネブラスカ大卒)

【SF】馬場雄大(今季長崎)、吉井裕鷹(A東京→三遠)、金近廉(千葉J)

【PF】張本天傑(名古屋D)

【PF・C】ジョシュ・ホーキンソン(SR渋谷)、

【C】渡辺飛勇(今季琉球)、山ノ内勇登(ネバダ大)

※候補16人のうち、ジェイコブス晶(ハワイ大)、川真田紘也(今季滋賀)、佐々木隆成(三遠)、井上宗一郎(越谷)が登録外となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陸上男子100メートルで2021年東京五輪代表の多田修平(住友電工)が22日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、今夏のパリ五輪を断念することを明かした。

 「本日大阪選手権で試合感を確かめるために出場しましたが、やはり脹脛(ふくらはぎ)がまだ完治しておらず、日本選手権を欠場することになりました。オリンピックを諦める形になりましたが、また来年の東京世界陸上を目指して頑張ります」とした。

 多田は今季屋外初戦となった4月の織田記念(広島)で右ふくらはぎを肉離れした。そこから実戦を離れていたが、この日、大阪陸上選手権でレース復帰。予選4組で10秒60(追い風0・9メートル)の1着だったが、同日午後の準決勝は棄権した。五輪代表選考に関わる日本選手権(27日開幕、新潟)には間に合わなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「米女子ゴルフ・全米女子プロ選手権・第2日」(21日、サハリーCC=パー72)

 107位から出た畑岡奈紗は3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの74でスコアを二つ落とし、通算7オーバーの86位で予選落ち。今夏のパリ五輪出場権獲得の可能性がなくなった。

 6オーバーで迎えた終盤の16番パー3で第1打を池に入れダブルボギー。最終18番パー5でバーディーを奪ったが、予選通過には2打及ばなかった。

 ホールアウト後の中継局インタビューでは「ショットはチャンスにつけられたり方向はよかったところもある。パッティングがもう少し決まっていれば」と一日を振り返った。予選落ちについては「正直、こういう結果になるのは想像していなかったので本当に残念。来週からまた頑張らないといけないなと思う」と話した。

 女子のパリ五輪代表は今大会終了後の世界ランキングに基づく五輪ランクで決まる。日本の出場枠は「2」になる可能性が高く、前週まで世界ランク6位の笹生優花は当確。2番手を同20位の古江彩佳、同21位の畑岡、同22位の山下美夢有らが争っていた。

 この日、日本勢では渋野日向子が通算4アンダーで3位。山下が3アンダーの6位、古江と勝みなみが1オーバーの23位で決勝ラウンドへ進んだ。岩井明愛、西郷真央、竹田麗央、笹生も予選を通過した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第106回全国高校野球選手権長野大会(朝日新聞社、長野県高校野球連盟主催)の組み合わせ抽選会が22日、塩尻市内であり、参加73チームの対戦相手が決まった。

 

 連覇をめざす上田西は松本国際と対戦。今春の県大会を制した東京都市大塩尻は須坂と対戦する。

 大会は松本市のセキスイハイム松本スタジアムなどで行われる。7月6日に開幕し、順調に進めば決勝は7月27日に行われる予定だ。

■長野大会の展望

 (前年優勝校 上田西 前年参加チーム数72)

 昨秋の県大会を制した上田西と、今春優勝の東京都市大塩尻が一歩抜け出ている。昨秋の県大会3位で北信越大会に出場の松商学園、強打の佐久長聖などの伝統校も侮れない。力のある公立校が勢力図を変えられるかも注目だ。

 連覇を狙う上田西は最速140キロ台に迫る5人の投手を擁する。甲子園でマスクをかぶった岩下俊輔が攻守の要だ。東京都市大塩尻は3投手が安定し、機動力もある。松商学園は丸山慧也と羽生田流夷、佐久長聖は北沢隼斗や近沢大豪らパンチ力のある打線が脅威になる。

 公立勢では、諏訪清陵のエース岩井柊弥が最速140キロ台中盤の本格派だ。小諸商も長打力で初優勝を目指す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第106回全国高校野球選手権岡山大会(朝日新聞社、岡山県高校野球連盟主催)の組み合わせ抽選会が22日、岡山市内であり、参加56チームの対戦相手が決まった。

 

 昨夏の甲子園大会で8強に入ったおかやま山陽は、初戦で明誠学院と対戦。今春の選抜大会に出場した創志学園は、倉敷工と笠岡工の勝者と初戦で顔を合わせる。

 大会は倉敷市のマスカットスタジアムなどで行われる。7月11日に開会式があり、試合は13日から始まる。順調に大会が進めば、決勝は29日にある。

■岡山大会の展望

 (前年優勝校 おかやま山陽 前年参加チーム数57)

 昨秋と今春で県大会4強がすべて入れ替わる混戦。春を制した倉敷商、昨秋王者の創志学園、昨夏全国8強のおかやま山陽などを軸にした争いになりそうだ。

 倉敷商は1年夏から登板する和田虎之介と増田勝利に加え、大型右腕の大坪樹(たつき)が台頭。今春の中国大会準決勝では、春秋通じて4連覇を狙う広陵(広島)を破った。

 創志学園は選抜を経験した山口瑛太と中野光琉(ひかる)、おかやま山陽も昨夏の甲子園で好投した三宅一誠と三浦尊神(のぞみ)の二枚看板が健在だ。

 続くのは村上凌久(りく)、牧野卓人と投打の軸が強力な玉野光南、左の好投手3人を擁する岡山理大付。古豪復活を期す関西、ノーシードから巻き返しを図る岡山学芸館も侮れない。

 

 

 

 

 

 

 

 

セ・リーグ公示(22日)=プロ野球

【出場選手登録】▽ヤクルト・金久保優斗投手

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■バスケットボール男子 日本生命カップ2024 日本代表 89-90 オーストラリア代表(22日、北海道札幌市)

パリ五輪前の強化試合でバスケットボール男子日本代表(世界ランク26位)は、オーストラリア代表(同5位)に89-90で敗れた。日本は明日23日にもオーストラリア代表と対戦する。

 

日本は、 比江島慎(33)、馬場雄大(28)、 ジョシュ・ホーキンソン (28)、吉井裕鷹(26)、河村勇輝(23)の5人が先発した。

東京五輪銅メダルのオーストラリア相手に日本は第1Q、ゴール前中央から比江島が3ポイントを決め7-3とリードする。中盤に入ると、代わって入った富樫勇樹(30)が流れを呼び込む。ゴール前に切れ込み、パスを回して吉井の3ポイントを成功させると、自らも3ポイントを連続で成功させるなど16-9とリードを広げる。終盤に入った富永啓生(23)も連続で3ポイントを決め27-15と大きくリードして第1Qを終えた。

第2Qでは、河村のノールックパスをゴール下で受けた渡邉飛勇(25)がダンク、テーブス海(25)もシュートを決めるなど、第2Qから入った選手たちが活躍し35-21とリードを広げる。さらに速いボール回しから富永がこの日3本目の3ポイントやフリースローも成功させ、47-38と9点の差をつけて前半を折り返した。

第3Q、日本は疲れからかシュートが決まらず序盤はわずか4点しか奪えない。逆にオーストラリアの高さを生かした攻撃に連続得点を許し、51-47と4点差に詰め寄られる。苦しい場面で富永とホーキンソンのコンビネーションで得点を奪う。さらに富樫のフローターシュートも決まり、58-47と再び相手を引き離す。しかし、オーストラリアの213cm、S.フローリング(24)にゴール下を支配され連続得点を許すなど61-58と僅差のリードで最終第4Qに突入した。

第4Q、日本は3ポイントが決まらず嫌な時間が続く。そして残り7分で相手に3ポイントを決められ66-68と逆転されてしまう。そこから両チームが点を取り合う一進一退の攻防が続く。75-76の場面で比江島のシュートが決まらず相手ボールになると、3ポイントを決められリードを許す。残り2分を切った所で吉井が3ポイントを決め80-82と2点差に詰め寄る日本。残り1分を切り馬場がフリースローを決め84-86と2点差に詰め寄ると、残り27秒で富永がフリースローを決め86-86の同点に追いつく。それでも相手のフリースローなどで再び突き放され、富樫が3ポイントのブザービーターを決めたが、89-90と僅か1点差で敗れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

日本生命カップ2024

男子バスケットボールの世界ランク26位・日本代表は22日、北海道・北海きたえーるで国際強化試合に臨み、同5位のオーストラリア代表に89-90で敗れた。パリ五輪のメンバー選考にも関わる大事な一戦。主将の富樫勇樹、富永啓生らが奮闘し、満員の観客を沸かせた。23日も豪州と対戦する。観衆は6235人。

第1クォーター(Q)、日本はジョシュ・ホーキンソンの得点で幕開け。主将・富樫が3ポイントシュート(3P)を連発した。速攻から途中出場した富永のディープスリーで会場騒然。27-15で入った第2Qは豪州ペース。日本も連係した守備で対抗したが、前半を47-38で終えた。後半も日本は得点できない苦しい時間が続いたが、河村勇輝がフローターを決めて打開した。

ホーキンソン、渡邉飛勇、A代表デビューの山之内勇登らインサイド陣も奮闘したが、豪州の流れを止めきれず。61-58と3点差で最終第4Qに突入した。残り7分で66-68と逆転を許す展開。ホーキンソンの体を張ったレイアップで同点に追いついたが、3Pなどで突き放された。残り1分で4点ビハインド。29秒で2点差に迫り、富永がドライブで倒され、フリースロー2本で追いついた。

しかし、残り15秒で3Pを決められて86-89。直後に富樫が3Pを打ち返したが、リングに嫌われた。残り3秒でフリースローを決められて万事休す。富樫が意地のディープスリーでブザービーターを決めたが、1点差に留まった。平均身長199.6センチの豪州に対し、日本は192.8センチ。奮闘したが、世界の壁に苦戦する結果となった。

トム・ホーバス監督は試合後の場内インタビューで心境を問われ、「当たり前。勝ちたかった」と吐露。「負けて悔しいんですけど、こういう試合は勉強できる。チームがあまりつくれていないけど、これからですよ。私は全然ヘッドダウンしていないです。大丈夫です」と前を向いた。富樫は「代表活動最初の試合でチームに重さもあって、なかなかいいリズムでプレーできなかった。これからパリに向けて残り1か月、チームで必死に戦って準備したい。皆さんの期待に応えられるように明日も頑張ります」と力を込めた。

昨夏のワールドカップ(W杯)で歴史的な3勝を挙げ、48年ぶりに自力で五輪出場権を獲得。しかし、豪州には1次ラウンドで89-109の完敗だった。今回の相手はNBA組不在の若手中心とはいえ、五輪切符を持つ世界ランク5位の強豪。パリ五輪で史上初のベスト8進出を目指すホーバスジャパンにとってメンバー選考の場にもなる連戦だ。

五輪の出場選手枠は12人。北海道遠征前に4人がカットされ、16人が残った。28日にはレイカーズの八村塁、NBAで日本人最長の6季プレーした渡邊雄太の“NBA組”も合流予定だ。五輪の男子バスケは7月27日に開幕し、日本は開催国のフランス、W杯を制したドイツと同じB組。同組残り1枠には、7月2日からラトビアで開催される最終予選を制したチームが入る。

女子代表も21日まで同地で豪州に2連勝していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「バスケットボール男子・国際強化試合、日本89-90オーストラリア」(22日、北海きたえーる)

 世界ランク26位の日本は、同5位のオーストラリアと対戦した。両国ともNBA選手は不在で、相手は若手中心メンバー。日本は89-90で敗れた。

 第1クオーター(Q)は、主将の富樫勇樹(千葉J)が流れを引き寄せた。パスから吉井裕鷹の3点シュートを演出すると、今度は自らリングを射抜いた。残り1分15秒からは富永啓生が爆発。ドライブから大きくステップバックすると、フェイダウェイで長距離砲をさく裂させた。速攻の場面でもレイアップではなく、3点シュートを選択。リングに荒々しく当てて決め切り、6235人の観客が集まった会場を沸かせた。

 第1Qを27-15、第2Qを47-38とリードして折り返した。ただ後半からはオーストラリアの高さを生かした攻撃に苦戦し、終始劣勢。第3Q終了時点で61-58まで差を詰められ、最終Q3分過ぎに逆転された。

 吉井の3点シュート、富永のフリースローで食らいつき、残り15秒まで86-86と同点の大接戦。富樫がブザービートで3点シュートを沈めたが、わずか1点届かなかった。チーム最多18得点の富永は「パリに向けて初戦。勝つことができなくて悔しい。切り替えて明日は勝てるようにしたい」と23日の第2戦を見据え、富樫は「もう一度パリ五輪に向けて日本一丸で戦っていけたら」と話した。ホーバス監督は「勝ちたかった。負けて悔しい」としつつ、「こういう試合は勉強できる。これからですよ。全然ヘッドダウンしてない。大丈夫です」と前を向いた。

 昨夏のワールドカップ(沖縄)で、48年ぶりに自力で五輪出場を決めた日本。パリ五輪ではベスト8進出を目指す。トム・ホーバス監督は「3点シュート」、「リバウンド」の向上を課題に挙げており、その要素を含めてメンバー12人の選考を行っている。

 五輪まで残り約1カ月。予選リーグではW杯王者のドイツ、開催国のフランスなど対戦する。国内最後の実戦は、7月5、7日に行う韓国との強化試合2連戦(ともに東京・有明アリーナ)となっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本サッカー協会は22日、日本代表の新ユニホームを発表した。著名デザイナー山本耀司さんの「ヨウジヤマモト」とアディダスの融合ブランド「Y―3」を初採用。「炎」をコンセプトに「日本代表の揺るぎない力強さ、日本という国が持つ神秘的な力を象徴している」とうたっている。

 ホーム用はダークネイビーを基調に青い炎、アウェー用は白地に赤い炎が描かれる。女子代表「なでしこジャパン」の親善試合(7月13日・金沢)でお披露目となり、パリ五輪で男女が同デザインのものを使用。フル代表は9月に始まるワールドカップ(W杯)アジア最終予選から着用する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERAセ・リーグ 阪神―DeNA(22日・甲子園)

 阪神―DeNAで「トラフェス」が開催され、ラッパー・呂布カルマがシート紹介を行った。

 呂布カルマは西宮市生まれ。1歳までは甲子園球場の目の前で育ち、幼少期を大阪で過ごした経験を持つ。満員の甲子園でパフォーマンスも披露し「こんな体験はなかなかない。ぜいたくな思いをさせてもらった」と感謝していた。

 阪神の勝利時には六甲おろしを歌唱する予定となっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「阪神-DeNA」(22日、甲子園球場)

 トラフェスと題されたイベントに呂布カルマが登場した。試合前にはミニライブやスタメン呼び込みで球場を盛り上げた。

 「気持ち良かったですね。球場に来ること自体が初めてだったので。こんな初体験なかなかないですね。贅沢な思いをさせてもらいました」

 西宮で生まれ、1歳まで甲子園の近くで過ごした。その後は大阪に引っ越したため、記憶はないと言うが「故郷に錦感がすごいあったので、うれしかった」と喜んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

台湾出身の人気女優、リン・チーリンさんが登場

■日本ハム ー 楽天(22日・エスコンフィールド)

台湾出身の人気女優、林志玲(リン・チーリン)さんが22日、エスコンフィールドで行われた日本ハム-楽天戦でファーストピッチに登場。“美しすぎる”投球でファンを魅了した。

背番号「070」のユニホーム、超細身のジーンズで登場。ポニーテールを揺らしながら、人生初のファーストピッチに挑戦。ゴロで捕手に到達する一投となったが、ファンから大きな声援が送られ、「皆さんの応援が力になりました。最高でした」と49歳とは思えないフレッシュな笑顔を振りまいた。

開催中の企画「ファイターズかわいいシリーズ」の一環で実現。リン・チーリンさんは世界を舞台に活躍するアジアのトップ女優で、日本では2010年に放送された連続ドラマ「月の恋人 ~Moon Lovers~」に出演し、木村拓哉さんと共演し話題となった。2019年にはEXILEのAKIRAさんと結婚したことでも注目された。

始球式に向けて「今回は5年ぶりに日本の皆さんにお会いできることを本当に楽しみにしています。特別な場所でファーストピッチに参加できることをとても嬉しく思います。北海道ボールパークFビレッジとエスコンフィールドHOKKAIDOは、スポーツ、体験、学習、飲食など多彩なコンテンツが一体となった、家族連れに最適な場所だと聞いています。野球を応援すること、北海道が大好きなので、今回大役を務めさせていただくことは本当に光栄に思います」とコメントしている。

モデル・女優の活動に留まらず「リン・チーリン財団」を設立し、困難な状況にある子ども達に対し、教育・医療・スポーツなど多岐にわたり支援するなど、慈善事業も人生の使命として活動。野球をする環境が整わない子ども達に野球用具やユニフォーム・合宿時の食事の提供など、長きにわたり支援に取り組み、選手の育成に尽力している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2028年ロサンゼルス五輪・パラリンピックの大会組織委員会は21日、最近の五輪で前半に競泳、後半に陸上を実施してきた日程を改め、前半に陸上、後半に競泳を行うと発表した。

 

 当初の計画から変更し、米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)で使われているスタジアムにプールを仮設して競泳会場にする。同スタジアムは開閉会式の会場でもあり、米メディアによると、施設の準備に時間が必要になるという。

 追加競技として実施されるソフトボールは、収容人数の多い会場がないとして、ロサンゼルスから東に約2000キロ離れたオクラホマ州オクラホマシティーで開催することも決めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

23日の予告先発投手=プロ野球パ・リーグ

▽日本ハム・加藤貴―楽天・藤井(エスコンフィールド)
▽オリックス・カスティーヨ―西武・高橋(京セラドーム大阪)
▽ソフトバンク・モイネロ―ロッテ・メルセデス(みずほペイペイドーム福岡)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ ソフトバンク3―1ロッテ(22日・みずほペイペイドーム福岡)

 ソフトバンクが周東の一発で2連勝。6カード連続の勝ち越しで、貯金を今季最多の24とした。

 1―1の8回2死、周東が種市の内角直球を右翼テラス席に運んだ。決勝の2号ソロに、ベンチでは8回まで1失点投球だった先発・大津が両拳を突き上げた。

 その大津は、初回先頭の岡に右中間二塁打を浴び、続く上田が一ゴロで1死三塁。ポランコは空振り三振に仕留めたが、ソトに四球を与えると、佐藤に右前適時打を浴びた。だが失点はこの「スミ1」のみで5勝目を挙げた。

 この日は気迫の投球を演じた。12日のヤクルト戦(みずほペイペイ)でルーキーの鈴木に変化球を痛打され、勝ち越し2点打を献上するなど5回7失点。試合後、小久保監督が「打てるもんなら打ってみい、という気持ちがあったかどうか」と苦言を呈する内容だった。しかし、この日は3回2死、ソトに1ストライクから「打てるもんなら打ってみい」とばかりに、5球連続でインハイの直球を投げ、最後は尻餅をつかせる空振り三振に封じた。

 8回には、上田、ポランコ、ソトと3者連続空振り三振で自己最多の9三振を奪った。

 打線は7回、1死二、三塁から柳町が同点の左犠飛を放った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆イースタン・リーグ 巨人―ヤクルト(22日・ジャイアンツ球場)

 巨人の中川皓太投手が左膝痛から復帰後2度目の実戦登板に臨んだ。

 イースタン・ヤクルト戦で同点の8回に4番手で登板。先頭の浜田は外角直球で三ゴロ、宮本は124キロのスライダーで二ゴロに打ち取り、簡単に2死を奪った。太田には甘く入った直球を中前へと運ばれて走者を背負ったが、最後は橋本を宝刀・スライダーで空振り三振に仕留めて1回1安打無失点、1奪三振で最速は144キロだった。

 中川は今季1軍で8試合に登板して0勝2敗、防御率9・00で4月14日に左膝痛のため出場選手登録を抹消。故障班に合流してリハビリに入ると、今月19日のセガサミーとのプロ・アマ交流戦(ジャイアンツ球場)で2か月ぶりに実戦復帰。1回無安打無失点で最速146キロをマークし、「いいところ、悪いところがありましたけど、緊張感のある中でできた。体の不安も全然なかったし、あとは1軍にいって抑えられる状態をつくるだけ」と語っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パリ五輪に向けたバスケットボール男子の国際強化試合は22日、札幌市の北海きたえーるで行われ、世界ランキング26位の日本は5位の強豪で若手主体のオーストラリアに89―90で逆転負けした。

 日本は前半、全米大学体育協会(NCAA)1部ネブラスカ大を卒業した富永を中心に攻め、47―38とリードした。しかし、第3クオーターに攻撃が停滞。第4クオーターはオーストラリアの高い精度のシュートに苦しみ、ひっくり返された。

 23日にも同会場で対戦する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本生命カップ2024

男子バスケットボールの世界ランク26位・日本代表は22日、北海道・北海きたえーるで国際強化試合に臨み、同5位のオーストラリア代表に89-90で敗れた。パリ五輪のメンバー選考にも関わる大事な一戦。主将の富樫勇樹、富永啓生らが奮闘したが、力及ばず。富樫はNBA組の不在を言い訳にはしなかった。23日も豪州と対戦する。観衆は6235人。

前半は速攻から途中出場した富永のディープスリーなど、第1クォーター(Q)を27-15でリード。第2Qは連係した守備で対抗したが、47-38に詰め寄られた。61-58で最終第4Qに突入したが、残り7分で66-68と逆転を許す展開。ホーキンソンの体を張ったレイアップで同点に追いついたが、残り29秒で2点差だった。

富永がドライブで倒され、フリースロー2本で再び同点とした。しかし、残り15秒で3Pを決められて86-89。直後に富樫が3Pを打ち返したが、リングに嫌われた。残り3秒でフリースローを決められて万事休す。富樫が意地のディープスリーでブザービーターを決めたが、1点差に留まった。平均身長199.6センチの豪州に対し、日本は192.8センチ。奮闘したが、世界の壁に苦戦する結果となった。

富樫は「何度も豪州代表とはプレーしていてフィジカルが素晴らしい。五輪で一緒にいいプレーをしたいけど、負けるのはよくないのでチームとして勝って明日を終えたい。これからパリに向けて残り1か月チームで必死に戦って準備したい」と切り替えた。

五輪の出場選手枠は12人。28日にはレイカーズの八村塁、NBAで日本人最長の6季プレーした渡邊雄太の“NBA組”も合流予定だ。富樫は「合流してくれたら嬉しいし、合流してどういうチームになるか」と期待しつつ、「ただ、NBAの2人を頼りにしていては前回五輪と同じ結果になってしまうので、それ以外の選手がどうステップアップするか」と度外視し、奮起を誓った。

五輪の男子バスケは7月27日に開幕し、日本は開催国のフランス、W杯を制したドイツと同じB組。同組残り1枠には、7月2日からラトビアで開催される最終予選を制したチームが入る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ソフトバンク3-1ロッテ」(22日、みずほペイペイドーム)

 首位独走のソフトバンクが快勝。2連勝で貯金24とした。

 終盤に底力を発揮した。1点を追う七回に柳町の犠飛で同点。八回には、周東が決勝の2号ソロを放った。さらに栗原の適時二塁打で加点した。

 先発大津は8回1失点の好投で5勝目。九回はオスナが抑え、19セーブ目を挙げた。前日の時点で2位・日本ハムに9.5差と独走のチームが、この日も強さを発揮した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

審判のコール待つ日本&オランダに「みんな笑っている。なんて試合」の声

バレーボールのネーションズリーグは21日、フィリピン・マニラで男子予選ラウンド第3週を行い、世界ランク4位の日本は同13位オランダに3-0(25-18、25-19、25-20)のストレート勝ちを収めた。この試合中に、判定待ちの両国が見せた正反対のリアクション。「スポーツマンシップね」と海外ファンがコメントを寄せている。

審判のコールを、固唾をのんで待つ両チームの選手。手を前でヒラヒラさせながら待ったオランダは、判定が下されると手を突き上げ大喜び。反対に日本はガックリした姿をみせたものの、西田有志を中心に切り替えを図っている。

動画を公開したフィリピンバレーボール連盟公式Xは「両チームの幸せそうな笑顔」と記して投稿。動画内のキャプションで「日本とオランダが審判の判定を待っている間」「彼らのリアクション」と説明した。海外ファンから笑撃を受けた様子の声相次いでいる。

「彼らはとてもクールだ」
「これだからユウジ・ニシダは尊いんだ コート上のみんな(審判でさえも)楽しそうだった」
「かわいい人たち!!!! スポーツマンシップね」
「監督たちでさえも笑顔だった。良い時間ね」
「とっても健全だ」
「貴重な瞬間。みんながチャレンジの後に笑っている。なんて試合だ(笑)」

日本は22日にフランス、23日に米国と対戦する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ ソフトバンク3―1ロッテ(22日・みずほペイペイドーム福岡)

 ソフトバンクが周東の一発で2連勝。6カード連続の勝ち越しで、貯金を今季最多の24とした。

 1―1の8回2死、周東が種市の内角直球を右翼テラス席に運んだ。決勝の2号ソロに、ベンチでは8回まで1失点投球だった先発・大津が両拳を突き上げた。

 その大津は、初回先頭の岡に右中間二塁打を浴び、続く上田が一ゴロで1死三塁。ポランコは空振り三振に仕留めたが、ソトに四球を与えると、佐藤に右前適時打を浴びた。だが失点はこの「スミ1」のみで5勝目を挙げた。

 この日は気迫の投球を演じた。12日のヤクルト戦(みずほペイペイ)でルーキーの鈴木に変化球を痛打され、勝ち越し2点打を献上するなど5回7失点。試合後、小久保監督が「打てるもんなら打ってみい、という気持ちがあったかどうか」と苦言を呈する内容だった。しかし、この日は3回2死、ソトに1ストライクから「打てるもんなら打ってみい」とばかりに、5球連続でインハイの直球を投げ、最後は尻餅をつかせる空振り三振に封じた。

 8回には、上田、ポランコ、ソトと3者連続空振り三振で自己最多の9三振を奪った。

 打線は7回、1死二、三塁から柳町が同点の左犠飛を放った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本協会が主催するカーリング教室が22日、千葉・アクアリンクちばで行われ、SC軽井沢クラブの選手が小学生~大人の参加者約90人にトップレベルの技術を伝授した。

この日は男子の山口剛史、女子の西室淳子、上野美優、上野結生が講師を務めた。中・上級者の指導役を担った山口は「千葉県の方が軽井沢に来ると一緒に交流することはあったが、ほとんどの方が(交流は)なかったので、違う地域でこうやってカーリングを通していろんな人と触れ合えたのはすごくよかった」と声を弾ませた。

女子は2023年~24年シーズンの日本選手権で初優勝。スキップとして活躍した上野美は「(教室を)やっている最中に『頑張ってください』『応援しています』という声をいただけた。応援してくださる方がいるんだなというのを身近に感じられたのはすごくよかった」と感謝を口にし「みなさんカーリング愛にあふれているので、楽しさだとか面白さ、それこそ知識への興味だったり、そういうところで私も刺激を受けた。競技中になると、それこそ苦しい部分だったりとか勝ち負けが出てくるけど、やっぱりカーリングってそもそも楽しいんだよなとこの時間で感じることができた」と充実の表情を見せた。

23日には岩手・盛岡で教室が開催される。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第106回全国高校野球選手権京都大会(朝日新聞社、京都府高校野球連盟主催)の抽選会が22日、京都市内であり、参加73チームの組み合わせが決まった。

 

 昨夏の大会を制した立命館宇治は初戦で南陽と対戦。今春の選抜大会に出場し、春の府大会で優勝した京都国際は初戦で京都成章と顔を合わせる。

 大会は京都市のわかさスタジアム京都などで行われる。7月6日に開幕し、順調に進めば、決勝は7月28日の予定。

■京都大会の展望

 (前年優勝校 立命館宇治 前年参加チーム数73)

 春の近畿大会で初優勝し、春夏連続出場を狙う京都国際に、選抜出場の京都外大西、春の府大会3位の京都両洋などが挑む構図。

 京都国際はエースの左腕中崎琉生(るい)に加え、2年生左腕の西村一毅(いっき)が急成長。打線は、主将の藤本陽毅(はるき)らを中心にそつがない。

 京都外大西は大黒柱の田中遥音(はると)ら、タイプの違う投手がそろう。京都両洋はつなぐ打撃が持ち味。春の府大会で手応えを得て、チームに勢いがある。

 春4強で、府内最多の夏34回の出場を誇る龍谷大平安、昨夏の京都大会を制した立命館宇治、公立勢の鳥羽、西城陽も上位進出を狙う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロ野球パ・リーグは22日、各地で3試合が行われました。

首位のソフトバンクは先制を許すも、試合後半に反撃。7回に柳町達選手の犠牲フライで同点、8回には周東佑京選手のホームランで勝ち越しての逆転勝利。ソフトバンクは交流戦明け連勝スタート。一方の敗れたロッテの得点は初回の1点のみ。追加点を奪えきれず、連敗となりました。

2位日本ハムは今季1軍初昇格で即スタメン起用となった8番セカンド福田光輝選手の2安打2打点の活躍もあり、逆転勝利。投げては伊藤大海投手が6回2失点で、リーグトップに並ぶ6勝目を飾っています。

5連敗中だった6位西武は、33イニングぶりの得点で先制。さらに3回には、岸潤一郎選手の3ランホームランで追加点。投げては隅田知一郎投手が7回1失点の力投で5勝目を挙げました。

首位を独走するソフトバンクと2位日本ハムは9.5差と変わらず。2位日本ハムから5位オリックスまでは4.5差となっています。6位西武は連敗を5でストップし、20勝に到達しています。

【22日のパ・リーグ結果】

◆ソフトバンク 3-1 ロッテ

勝利投手【ソフトバンク】大津亮介(5勝3敗)

敗戦投手【ロッテ】種市篤暉(4勝4敗)

セーブ【ソフトバンク】オスナ(2敗19S)

本塁打【ソフトバンク】周東佑京2号

◆日本ハム5-2楽天

勝利投手【日本ハム】伊藤大海(6勝1敗)

敗戦投手【楽天】ポンセ(3勝5敗)

セーブ【日本ハム】田中正義(2勝2敗11S)

◆西武 4-2 オリックス

勝利投手【西武】隅田知一郎(5勝5敗)

敗戦投手【オリックス】齋藤 響介(1勝1敗)

セーブ【西武】アブレイユ(1勝4敗12S)

本塁打【西武】岸潤一郎5号【オリックス】西川龍馬3号

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本ハム連敗止める=プロ野球・日本ハム―楽天

日本ハムが2分けを挟んだ連敗を3で止めた。2点を追う二回に福田光の左前打などで同点とし、五回にレイエスの二塁打で勝ち越し。六回にも福田光の二塁打などで2点を加えた。伊藤が6回2失点で6勝目。楽天は打線がつながりを欠いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本ハムが連敗を3で止めた。2―2の五回にレイエスの適時二塁打で勝ち越し、六回に福田光の適時二塁打などで2点加えた。伊藤が6回2失点でリーグトップに並ぶ6勝目。楽天は打線が二回以降は無得点とつながりを欠いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西武が連敗を5で止めた。一回に栗山の犠飛で先制し、三回に岸の3点本塁打で加点した。隅田は7回で7安打を浴びても1失点と粘り強く、5勝目を挙げた。オリックスは斎藤が制球難で4回4失点と崩れてプロ初黒星を喫した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広島が逃げ切った。四回に末包の2点本塁打で均衡を破り、九回に矢野の適時打で加点した。大瀬良は7回を3安打無失点とし、開幕から4連勝。栗林は20セーブ目を挙げた。中日は九回に相手ミスから1点を返すのがやっとだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ オリックス2―4西武(22日・京セラドーム大阪)

 オリックスは西武に競り負け、首位・ソフトバンクと今季最大タイの14ゲーム差に広がった。今季5度目の先発となった高卒2年目右腕・斎藤が4回4失点でプロ初黒星。打線も相手の8安打を上回る9安打を放ちながら、2点どまりだった。中嶋聡監督は「(追い)越せなかったんですから。越さなきゃいけないことなので」と厳しい表情。7回1死一塁では代打・セデーニョが中堅へ特大の飛球を放ったが、中嶋聡監督は「惜しかったとかそういうのじゃなく、結果を求めていきますんで。また考えてやっていきます」とシビアな競争を示唆した。

 

 

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦