磐田東は、4月に就任した赤堀佳敬監督(31)と春夏通じて甲子園初出場を狙う。今年のセンバツでは健大高崎(群馬)のコーチとして優勝に貢献した若き指揮官。自身にとって2季連続甲子園出場、さらには“春夏全国V”が懸かるなか、県内では父・真也氏(56)が天竜で監督を務めており、22日の組み合わせ抽選の結果次第では親子対決の可能性もある。

 

 センバツ優勝校からの就任で、磐田東への期待は高まっている。赤堀監督は4月21日の春季県大会2回戦で、静岡学園相手に10―0の5回コールドで初陣を飾った。チームを初の甲子園に導けば、自身にとって“春夏全国V”のチャンスが広がる。「昨年は初戦の磐田農戦で敗れている。一戦一勝で臨みたい」。夏初戦まで2週間あまり。指揮官は冷静に足元を見つめた。

 健大高崎の代名詞と言えば「機動破壊」。走塁や守備への高い意識を磐田東にも浸透させてきた。「当初は走者を進め、打つだけしか得点方法がなかった。幅は間違いなく広がった」と明かす。守備でも「シフトの考えすらもない状態」から鍛え上げた。健大高崎で打撃面を担当した指導者として、打力アップにも余念がない。

 就任後は「全国レベルを肌で感じてほしい」と浦和学院(埼玉)や県岐阜商など甲子園常連9校と練習試合を行った。「強豪のベンチの声がけ、一球一球に対する姿勢など学んだ」と3番打者の永井優大外野手(3年)。練習での取り組みから、選手の意識が変わってきた。

 31歳の新監督は「親父がいなかったら、今の僕はない」と断言した。伊豆中央に入学したため、高校では父から直接教わる機会はなかった。父と同じ中京大に進学したが、卒業後は盛岡大付(岩手)など県外の甲子園常連校で指導経験を積んできた。

 その理由の一つが、父の存在だった。「静岡だと『赤堀真也の息子』と、父の名前が先行する。自分の名前で勝負できるようになったら帰ってこようと思っていた」。覚悟を決めて戻ってきた静岡の地。組み合わせ次第だが、父が率いる天竜と激突する可能性もある。「向こうは僕のことをまだ子どもだと思っている。このぐらい成長したぞという戦いができれば」と笑顔を交えて対戦を心待ちにしていた。

 

 ◆赤堀 佳敬(あかほり・よしのり)1993年4月1日、三島市生まれ。31歳。小学3年から三島向山少年野球クラブで野球を始めた。三島南中から伊豆中央高を経て、中京大に進学。卒業後は磐田南に赴任してコーチ、17年から盛岡大付で副部長。19年から健大高崎でコーチを務め、スカウティングも担当した。

 〇…プロ注目の寺田光投手(3年)は最後の夏に向けて「最速150キロを出したい」と誓った。185センチ、102キロの大型右腕は自己最速から5キロアップさせるため、春の大会後から苦手意識があった走り込みを続けている。全国常連校との練習試合に2度登板。スカウト陣も評価する制球力を持つが「どこに投げても打たれるというプレッシャーがあった。その経験から、ますます制球力を磨かないとと思いました」と意識を高めていた。

 第106回全国高校野球選手権静岡大会の組み合わせ抽選会が22日、焼津市内で行われる。今年は108校が参加。「8」だったシード枠が今大会から「16」に拡大。3つの区分けがあり、春県大会4強、その他の8強、上記以外の16強に分けられている。30日の開会式で選手宣誓を担当する主将も抽選で選ばれる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フィリピン客席に現れたファンの記念撮影とは

バレーボールネーションズリーグ(VNL)はフィリピンで男子の予選ラウンド第3週が行われており、海外ファン同士の粋な国際交流が生まれた。サインボールをゲットしたタイのファンが、フィリピンファンにプレゼント。フィリピン連盟が紹介すると、海外ファンから「本当に謙虚で誠実!!!!」「世界平和だ」と称賛の声が上がっている。

突然のプレゼントだったようだ。カナダのユニホームを着た女性。手にサインボールを持ち、笑顔で目の前の女性に手渡した。ハグを交わし、2人は記念撮影。手渡した女性は「タイからバレーボールを見るためにやって来たの」「フィリピンが大好きよ」とサムアップポーズを取った。

動画を公開したフィリピンバレーボール連盟公式Xは、文面で「フィリピンのスティーブン・マーのファンが記念品を手に入れられなかった時、タイのファンがお土産として気前よく彼女が持つサイン入りボールをプレゼントした。バレーボールは本当に人と人を結びつけるものだ」と感動的な交流を紹介した。海外ファンからは称賛の声が上がっている。

「本当に最も謙虚で誠実なファンの一人だ!!!! ありがとう、オラ!!!」
「ありがとう、オラ!!!」
「だから私はタイが大好きなんだ!」
「世界平和だ」
「世界が癒されている」
「なんてことなの。これはとっても素敵なことだわ!!!」
「最高のタイのファンだ」

カナダは20日に3-0でドイツに勝利。各国のファンが集まり、交流できるのも国際大会の魅力の一つだろう。バレーボールの盛り上がりにより、微笑ましい光景が生まれていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パリ五輪の組織委員会は21日、24日に予定していたセーヌ川での五輪開会式の予行演習を延期すると発表した。統計的に7月26日の本番に近い川の流れや水位の条件を求めていたが、最近の雨の影響などにより「結果にゆがみが生じる可能性が高い」として先送りする判断に至った。

 17日の予行演習では川沿いに集まる観客約30万人を想定した視界や距離を確認した。24日は本番により近い内容で実施する計画だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本野球機構(NPB)は21日、7月23日、24日に行われるプロ野球オールスターゲームのファン投票の第24回中間発表を行いました。

パ・リーグで最も票数を集めているのは、両リーグで唯一100万票を超えている日本ハム・万波中正選手です。

オールスターのファン投票では最終結果の各部門1位(外野手部門は上位3選手)が、選出されます。

万波選手を筆頭に票数を集める日本ハム勢は、全12枠のうち9枠を独占。昨年は外野手部門2位で選出された松本剛選手のみでしたが、一気に獲得枠を増やしています。

昨年4枠を獲得したソフトバンクは2枠に減少。うち1人はケガで長期離脱中の柳田悠岐選手となっています。

また、昨年4枠を獲得したオリックスは、現状1枠も手にできていません。

▽以下、各部門の上位選手(6月21日時点)

【先発投手】

1位 山崎福也(日本ハム) 604,798票

2位 佐々木朗希(ロッテ) 290,803票

3位 宮城大弥(オリックス) 231,588票

【中継投手】

1位 河野竜生(日本ハム) 652,172票

2位 松本裕樹(ソフトバンク) 274,408票

3位 マチャド(オリックス) 263,550票

【抑え投手】

1位 田中正義(日本ハム) 849,418票

2位 則本昂大(楽天) 367,168票

3位 オスナ(ソフトバンク) 262,920票

【捕手】

1位 田宮裕涼(日本ハム) 896,994票

2位 森友哉(オリックス) 365,943票

3位 甲斐拓也(ソフトバンク) 314,234票

【1塁手】

1位 マルティネス(日本ハム) 806,184票

2位 山川穂高(ソフトバンク) 379,470票

3位 ソト(ロッテ) 338,711票

【2塁手】

1位 上川畑大悟(日本ハム) 561,287票

2位 外崎修汰(西武) 408,726票

3位 牧原大成(ソフトバンク) 304,580票

【3塁手】

1位 郡司裕也(日本ハム) 850,083票

2位 宗佑磨(オリックス) 391,764票

3位 栗原陵矢(ソフトバンク) 331,845票

【遊撃手】

1位 水野達稀(日本ハム) 557,670票

2位 紅林弘太郎(オリックス) 463,583票

3位 源田壮亮(西武) 457,990票

【外野手】

1位 万波中正(日本ハム) 1,105,735票

2位 近藤健介(ソフトバンク) 723,173票

3位 柳田悠岐(ソフトバンク) 670,607票

4位 松本剛(日本ハム) 644,684票

5位 周東佑京(ソフトバンク) 460,013票

【DH】

1位 中村剛也(西武) 527,664票

2位 ポランコ(ロッテ) 335,355票

3位 レイエス(日本ハム) 300,279票

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NPB(日本野球機構)は21日、7月23日と24日に行われるプロ野球オールスターゲームのファン投票の第24回中間発表を行いました。

セ・リーグのファン投票では、最終結果の各部門1位(外野手部門は上位3選手)が、オールスターゲームに選出されます。

各部門の1位に変動が見られなくなってきましたが、遊撃手部門では、2位の中日・村松開人選手が暫定首位のヤクルト・長岡秀樹選手を猛追しています。

長岡選手は、5日に村松選手を抜いて遊撃手部門で首位に躍り出ると、そのまま首位をキープしています。20日の時点で長岡選手は48万1548票、村松選手は41万6815票と約6万5000票の差が開いていました。

しかし前日比で見ると、村松選手が約4万3000票を伸ばしているのに対し、長岡秀樹選手は約1万8000票を増やすにとどまっており、その差は4万票を切り、縮まっています。

投票締め切りは2日後の6月23日。結果に変動はあるのでしょうか。

そのほか、セ・リーグトップの得票数は村上宗隆選手で変わりはなく、前日から約2万票を増やし、81万9800票を集めています。

▽以下、各部門の上位選手(6月21日時点)

【先発投手】

1位才木浩人(阪神) 373,871票

2位東克樹(DeNA) 191,019票

3位吉村貢司郎(ヤクルト) 153,185票

【中継投手】

1位 岩崎優(阪神) 427,700票

2位 西舘勇陽(巨人) 295,252票

3位 森原康平(DeNA) 220,168票

【抑え投手】

1位 マルティネス (中日) 739,930票

2位 栗林良吏(広島) 290,923票

3位 ゲラ(阪神) 222,445票

【捕手】

1位 山本祐大(DeNA) 480,668票

2位 中村悠平(ヤクルト) 360,968票

3位 坂本誠志郎(阪神) 259,017票

【1塁手】

1位 岡本和真(巨人) 678,687票

2位 中田翔(中日) 372,298票

3位 オスナ(ヤクルト) 319,114票

【2塁手】

1位 牧秀悟(DeNA) 507,813票

2位 中野拓夢(阪神) 437,172票

3位 田中幹也(中日) 339,175票

【3塁手】

1位 村上宗隆(ヤクルト) 819,800票

2位 坂本勇人(巨人) 308,312票

3位 宮崎敏郎(DeNA) 268,316票

【遊撃手】

1位 長岡秀樹(ヤクルト) 499,753票

2位 村松開人(中日) 459,926票

3位 小園海斗(広島) 342,598票

【外野手】

1位 近本光司(阪神) 772,159票

2位 細川成也(中日) 723,275票

3位 筒香嘉智(DeNA) 548,166票

4位 サンタナ(ヤクルト) 499,369票

5位 森下翔太(阪神) 429,636票

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パリ五輪代表選考会となる、第108回日本陸上競技選手権大会が6月27日に新潟・デンカビッグスワンスタジアムで開幕します。

パリ五輪出場権獲得、日本一奪還など、出場選手らの様々な思いが交錯する今大会。

そんな大会で、もう一つの熱い戦いが行われることをご存じでしょうか。それが、「ゆるキャラ50mレース」です。

4年ぶりの新潟開催となった今大会。「ゆるキャラ50mレース」には、新潟県を代表するご当地ゆるキャラたちが多数参戦します。

◇出場する“ゆるキャラ”

・新潟アルビレックスBB アルードくん

・サトウ食品株式会社 イメージキャラクター サトウくん

・三幸製菓株式会社雪の宿公式キャラクター ホワミル

・新潟県 トッキッキ

・越後柏崎のPRキャラクター えちゴン

・日本元祖スキー漢 レルヒさん

・笹だんご怪獣 ササダンゴン

・日本陸連公式マスコットキャラクター アスリオン

去年、大阪で開催された大会でレースを制したのは、セレッソ大阪所属のロビー。向かい風0.7mの条件で10秒49というタイムでした。

注目のレースは大会最終日、6月30日の午後1時50分号砲です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パリ市中心部を流れるセーヌ川で24日に予定されていたパリ五輪の開会式リハーサルを延期すると、21日に市当局が明らかにした。AFP通信が報じた。
雨の影響で川の流れが速いことが理由。7月26日の開会式本番と同じ約90そうの船を使い、運航テストなどを行う予定だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

◇プロ野球パ・リーグ オリックス2-0西武(21日、京セラドーム)

オリックスは、この西武3連戦(21日~23日)と次のソフトバンク3連戦(25日~27日)で“オリ姫デー”と題し、イベントを展開。女性ファン向けにさまざまな催しを行っています。

その“オリ姫デー”初戦となった21日の西武戦。先発のマウンドに上がったのは、エスピノーザ投手。ここまでチーム最多の勝利数と奪三振数を記録し、京セラドームのマウンドでは防御率0.35の好投を見せています。

この試合でも力投を見せ、自身今季最長の8回116球を投げ、被安打4、奪三振8、与四球1、無失点の好投。2点のリードを守り切り、勝利に大きく貢献しました。

エスピノーザ投手は6勝目を上げ、お立ち台に登場。この日は初球から感覚がよかったと試合を振り返ると「今まで以上にきょうのピッチングは良かった。カラダはちょっと疲れていますけど、チームが勝てたのが何よりです」とコメント。

そして、球場に集まったオリ姫たちへ「愛してる」と日本語で笑顔のコメント。球場に集まったファンからは大歓声が上がりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 在ロシア日本大使館は21日、日本外務省の中込正志欧州局長がロシア外務省を訪れ、日本などを担当するリュドミラ・ボロビヨワ・アジア第3局長と会談したと発表した。ウクライナ侵攻後に停止した北方墓参や北方四島周辺での日本漁船の安全操業の早期再開を申し入れたとしている。

 

 2022年2月のウクライナ侵攻後、外務省の局長級がロシアを訪問するのは初めて。ロシア外務省は、日本側から働きかけがあったとしている。

 日本大使館の発表によると、中込氏は「ウクライナ侵略は明確な国際法違反である」として、侵略の即時停止を要求。19日にロシアのプーチン大統領が訪問したばかりの北朝鮮との軍事協力の強化についても、日本側の懸念を伝えた。

 日本大使館によると、中込氏は、大使館員との意見交換のためモスクワを訪れていたという。

 これに対し、ロシア外務省は「岸田政権の敵対的な政策により両国の関係は前例がない水準まで悪化した」と日本を批判。北朝鮮との関係発展への批判は受け入れられないとし、ユーラシア大陸に新たな安全保障体制をつくるプーチン氏の考えを伝えたという。

 日本政府はロシアのウクライナ侵攻後、米欧と協調して対ロシア制裁を導入。これに対し、ロシアは日本を「非友好国」に指定した。双方が外交官を国外追放するなど関係が悪化し、北方墓参など日ロ協力の枠組みも停止している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウクライナのEU加盟交渉、25日に開始へ 閣僚理事会が承認

 欧州連合(EU)加盟国の閣僚理事会は21日、ロシアの全面侵攻にさらされるウクライナと隣国モルドバのEU加盟交渉について、今後の手続きの枠組みを承認した。25日のEU加盟国の閣僚らによる政府間会議で、正式に加盟交渉を開始する見込み。ただ、交渉自体は少なくとも数年かかるとみられる。

 ウクライナとモルドバは2022年2月のウクライナ侵攻直後にEU加盟を申請。EUの行政を担う欧州委員会は昨年11月、両国の加盟交渉を開始するよう勧告していた。ウクライナの加盟交渉については、ロシアに融和的なハンガリーのオルバン首相が反対姿勢を見せていたが、昨年12月のEU首脳会議でハンガリーが採決を棄権し、交渉開始が決まった。

 ハンガリーは7月1日から半年、加盟国の閣僚らでつくるEU理事会の議長国になる。ロイター通信は、欧州委にはハンガリーが議長国となる前に交渉開始に持ち込む狙いがあったと伝えている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京都知事選挙、候補者56人乱立に有権者「何らかの対策を」…「まじめに思えない候補者多い」

 東京都知事選(7月7日投開票)の期日前投票が21日に始まった。有権者はそれぞれの都政への思いを託し、投票箱に票を投じていた。一方、過去最多となる56人もの候補者が乱立したことへの戸惑いや憤りの声が上がった。

 

記載台の前には候補者56人の名前がびっしり書かれた紙が貼られている(21日、小平市で)

 小平市健康センターに設置された期日前投票所では、投票用紙に候補者名を書く記載台の前に、立候補者56人の名前がびっしりと書かれたA3判の大きな紙が貼られていた。紙をじっと見ていた同市の飲食店経営の男性(37)は「立候補者が多いので、投票する候補者の名前と重複がないか慎重に確認した」と話した。

 練馬区役所1階に設置された期日前投票所には午前中から有権者が次々と訪れ、1票を投じていた。同区の主婦(64)は「一人暮らしの高齢者や専業主婦、若者に恩恵があるかを重視した。1票だけど、それぞれが正しい人を選べば東京は良くなると信じて投票した」と話していた。

 八王子市役所で妻とともに投票を済ませた市内の男性(72)は候補者数の多さに、「まじめに思えない候補者も多く、有権者をバカにしているとしか思えない。何らかの対策を考えるべきだ」とあきれた様子で語った。

投票所317か所に

 都選挙管理委員会によると、今回の知事選で都内に設置される期日前投票所は317か所で、2020年の前回選から13か所増となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆競泳◇静岡県高校総体(21日・県富士水泳場)

 男女の400メートルメドレーリレー決勝が行われ、男子は浜松商が3分52秒00で連覇を飾った。0秒33差の2位となった飛龍の第一泳者・奥大輝(3年)が背泳ぎで56秒51をマークし従来の56秒72を更新して県高校記録に公認された。女子は磐田農が4分20秒81で3連覇。

  浜松商の第三泳者・太箸隼翔(2年)が、飛龍を抜いてトップに立った。「昨年は先輩に勝たせてもらったので、今年は僕が勝たせたかった」。4選手の中で初優勝を経験している唯一の選手が立役者となった。専門は自由形の斎藤健太(2年)が第二泳者(平泳ぎ)でリードを縮めた。「3日前に言われた。自分のところで行かないと、と思ったので決勝は後半にペースを上げた」と、逆転Vをアシストした。

 ★飛龍・奥大輝(県高校記録樹立も浜商に敗れ2位)「自己ベストが出てうれしいけど、負けたことは悔しい。全国総体優勝を狙うには抜かないといけない記録だった」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京ドーム沸かせた外野手トリオ、松井秀喜・高橋由伸・清水隆行…「いい時代にジャイアンツで野球ができた」

 読売巨人軍で一時代を築いた外野手トリオ、清水隆行(50)、松井秀喜(50)、高橋由伸(49)の3氏が、当時の思いや長嶋茂雄終身名誉監督への敬意などを語り合った。巨人在籍時の打率で上位10傑に入る3人が、同時期に活躍した希少な時代を振り返る。(敬称略)

98年高橋由伸入団…「これは間違いなく本物だ」

 

 

  清水 「3人一緒に会うのは、自分がOB戦で肉離れして以来だね」

  由伸 「2018年2月、宮崎でのホークス戦ですね」

  松井 「そうそう、清水さん、フライを捕るときに『やっちゃった、やっちゃった』って。まだ試合の序盤だったのに。あはははは」

  清水 「ジャンプした時に太もも裏が『ばちっ』と」

  松井 「だめだよ、ジャンプなんかしたら(笑)」

  <レフト清水、センター松井、ライト高橋の布陣は1998年から始まった。前年の外野陣は、松井のほか、打率3割に達した清水、22本塁打の広沢克実という豪華な布陣だったが、98年、六大学野球で通算最多本塁打記録を更新した高橋が入団した>

 

  清水 「すげえ選手が入ってきたと思った。技術もそうだし、雰囲気が違う。最初に松井を見た時も思ったけど」

  松井 「清水さんが言ったように、同じ選手で感じるものがある。『本物かどうか、あやしいな』『これは評判倒れ』『完全にニセモノだな』、いろいろ感じるけど、『これは間違いなく本物だ』と。本物と分かると、清水さんが割食っちゃう。みんな(ポジション争いで)レフトに行っちゃうから(笑)」

  清水 「しょうがないよ。本当にすごいこの2人だから。もう受け入れていたよ」

  由伸 「僕自身は『これは違う世界に入ってしまった』と思いましたよ。熱を出して春のキャンプは二軍スタートだったんですが、二軍でも飛ばす人は飛ばす。その後、一軍に行ったら、もっと飛ばす。松井さんもそうだし、清原(和博)さん、広沢さんもいて、フリー打撃では当時のひむか(現ひなたひむかスタジアム)で、打球がぼこぼこ場外に出ていく。ある程度ヒットを打たないと自分は試合に出られないだろうなと思いました。守備はそれなりにできると思っていたけど、外野手は守るだけでは出られないから」

 <4番松井、7番高橋で開幕し、2戦目から2番清水が定着。松井は開幕戦の第4打席から32打席連続無安打と大きくつまずいた>

  松井 「ちょうどね、横浜スタジアムで打率が0割4分5厘になったの。横浜の市外局番は045でしょ。『あれ、市外局番と一緒になった』と言ったのを覚えているよ(笑)。キャンプで左膝をけがしていたんだよね」

  清水 「(1割8分6厘など)身長を下回ってもまずい、という時に市外局番だからね。それでも、松井は同じリズムでずっと過ごしていた。同じような姿勢で練習に取り組み、ゲームに入って、試合が終わると、ロッカーでゆっくりスパイクを磨き、スイングをして帰っていく。内心は分からないけど、ルーチンは全然、崩れていなかったね」

  松井 「打てないことはよくあるから。開幕直後だと、若干は焦るけどね(笑)」

  由伸 「そうだったんだ。1年目は自分のことで精いっぱいで記憶にないなあ」

  松井 「4番でスタートしたけど、打てなくて膝も悪くて、途中で4番はキヨさん(清原)に代わったんだ。5月ぐらいからだんだん調子が良くなったけど」

 

  <結局、松井は自身初の打撃タイトルとなる本塁打、打点の2冠に輝き、高橋はセ・リーグで長嶋茂雄以来の新人打率3割をマーク。攻撃型2番に定着した清水も2年連続の3割を記録し、98年は外野手黄金時代の幕開けとなった>

松井秀喜に追いつくには…「何かを変えなくちゃ」

  松井 「数字としては決して良くなかった。34本塁打、100打点でしょう。自分としてはねえ……」

  清水 「その後も松井は(不振に)はまっている感じがない。四球も一つ二つ選ぶしね」

  由伸 「そう、ずっと同じ感じなの。打ったとか、打たないとかじゃない。実際の数字は分からないけど、ずっとそういうイメージで見ていた」

  松井 「3人タイプはそれぞれ違ったけど、由伸は(逆方向となる)レフトへすごくうまく打つ。我々はそうでもなかったね」

  由伸 「僕だって入団した時は引っ張りのバッターでしたからね。でも、松井さんと違ってボールの見極めが良くなくて、何でも振っていくタイプだから、それを直したくてだんだん広角(打法)になっていった。大学時代と同じじゃだめだなと。打撃フォームも変わりましたよ。この世界で生きるため、自分のレベルを上げるためです。松井さんに数字的に追いつこうと思ったら、何かを変えなくちゃならなかったので」

  清水 「僕はね、1番の仁志(敏久)さんが出塁すると大ピンチ。この2人がいるのに、なんでチャンスをつくらないんだと風当たりが強くなる。(バントも含めて)大学時代にやってこなかった練習をすごくやった。こんなに長く現役をやれると思っていなかったのに、すごい2人がいたからこそできたんだと思う」

  <松井は2000年から移籍する02年まで、4番を誰にも譲らなかった。それまでは1996年に退団した落合博満や、97年に入団した清原が務めるケースも多かった>

「4番はスーパーマンじゃなきゃ」…2000年以降譲らず

 

  松井 「4番は自分の中でのイメージは落合さん。落合さんは『4番はいろんな意味でスーパーマンじゃなきゃだめだ』とよく言っていた。何でもできなくちゃだめだ、ということなんでしょう。自分もそういう存在にならなくちゃいけない、という気持ちだった。落合さんがもし引退したら自分がと思っていたし、キヨさんが入ってきたので、また奪うというか、4番に置いてもらえるようにならなくちゃいけないと思っていた」

  由伸 「僕らの時代、4番が代わるというのは一大事みたいな雰囲気がありましたよ」

  松井 「キヨさんもけがをしたりで4番がころころ代わる時期もあった。4番がどうこう言われるチームにならないよう、自分が打たなくちゃいけない、2000年からそういう気持ちだった。4番は誰なのかと、もうそんな話にならないでしょ。この人(由伸)は奪うとか、そういう性格じゃないからね(笑)」

  由伸 「いやあ、僕は別に。実は小さい頃から4番はあまり経験がない。3番が多いんですよ。プロでもチームが苦しいとき、打順を入れ替える際の4番とかね、ピンチのときの様子見の4番かな。(松井が抜けた03年は4番で開幕したが)松井ショックを消したかったんでしょうね(笑)」

  清水 「4番はやはり、松井のイメージしかないなあ。年間通して絶対にいる存在。プレーボールがかかれば、必ず最後までいた」

  松井 「由伸は自分の前で打っていたイメージが強い。目の前でガンガン打つから刺激になった。あと、打順で並ぶと左のワンポイントが来るでしょ。由伸が先に打席へ行くとそれを観察できたね」

  <松井が在籍した02年まで、5年間で2度の日本一を成し遂げた>

清水隆行「レフトを守るためどうするか、それがエネルギーに」

  松井 「投手には上原(浩治)がいたり、同年代でいい選手がそろっていた。ジャイアンツはフリーエージェント(FA)のイメージが強いかもしれないけど、逆指名はあったにしても僕たちはドラフトで入った選手が基本だった」

  清水 「仁志さんも、二岡(智宏)もいて、(阿部)慎之助も入ってきてね」

  由伸 「チームだけど、一人ひとりが個として成り立つ選手が多かった。僕はいい時代にジャイアンツで野球をしたなと思います」

  清水 「僕が入団した頃、松井がすごく素振りをしているのを見て、自分も振るようになった。プロ野球選手はこんなに素振りするんだって。当時、若い選手はみんなやっていたよね」

  松井 「試合前と試合後、確かにそうですね」

  清水 「最後の一つ(レフト)を守るためにどうするか、それが自分のエネルギーになった。同じ時代にやれたのは本当に良かったと思っている」

  松井 「今の時代はレベルアップの仕方はいろいろあるので、自分自身をちゃんと観察・評価して、正しいと思う道を正しく進む。それをやり続けてほしいね」

  清水 「僕の時代より、投手の球速は10キロぐらい速くなっているし、球種も多い。大変だろうけど、結局は自分で日々考えながらやっていくしかないよ」

  由伸 「誰かが守ってくれるわけじゃない。自分で壁を越えていかなくちゃいけない世界だからね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

米男子ゴルフのトラベラーズ選手権は21日、コネティカット州クロムウェルのTPCリバーハイランズ(パー70)で第2ラウンドが行われ、13位から出た松山英樹は4バーディー、3ボギーの69で、通算5アンダーの21位に後退した。首位とは8打差。
T・キム(韓国)が65で回って通算13アンダーに伸ばし、2位に2打差の単独首位を守った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

盗塁トップのデラクルスが100三振一番乗り シーズン最多三振223を抜きそうな勢い

◆米大リーグ レッズ―レッドソックス(21日、米オハイオ州シンシナティ=グレートアメリカンボールパーク)

 レッズのエリー・デラクルス内野手が21日(日本時間22日)、本拠のレッドソックス戦に「2番・遊撃」で先発出場し、5回までに3打席連続三振を喫し、今季メジャー最速で三振数が100に達した。

 メジャートップの37盗塁を決めているデラクルスは12本塁打を放っているものの打撃が粗く三振が多い。メジャーのシーズン最多三振記録は2009年、ダイヤモンドバックスのマーク・レイノルズの223個。現在のデラクルスのペースは216個だけに、更新する可能性も出てきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今季からウエスタン・リーグに参入したくふうハヤテの早川太貴投手(24)らが21日、浜松市役所を表敬訪問。中野祐介市長(54)に、28日から浜松球場で行われる中日2軍との3連戦をアピールした。ハヤテが浜松で公式戦を行うのは初めてで中野市長は「全勝してください」とエール。早川は「最後まで諦めず、声を出して頑張るチームの姿を見てほしい」と話した。今季3勝のエースは、兵庫で開催されるフレッシュオールスター(7月20日)のメンバーにも選ばれており「光栄です。得意のストレートで強気に攻める」と意気込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏の甲子園出場を懸けた第106回全国高校野球選手権沖縄大会が22日、開幕する。午前9時から、沖縄セルラースタジアム那覇で開会式を行い、3球場で1回戦6試合を実施する。

 今大会には連合4チームなどを含む66校の60チームが出場する。決勝戦は7月21日、沖縄セルラースタジアム那覇で予定されている。

 優勝校は全国選手権大会(8月7日開幕、兵庫県・阪神甲子園球場)の出場権を得る。

 試合会場は沖縄セルラースタジアム那覇のほか、コザしんきんスタジアム、Agreスタジアム北谷、ユニオンですからスタジアム宜野湾の計4球場。

▽1回戦

【セルスタ】10時半
辺土名・北部農林―首里東
八重山農林―小禄

【北谷】12時15分
八重山商工―豊見城
宮古―北谷

【宜野湾】12時15分
久米島―陽明
八重山―宮古総実・宮古工

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第106回全国高校野球選手権大会(8月7日開幕・甲子園)の出場49校を決める地方大会が22日、全国のトップを切って南北の北海道と沖縄で開幕した。順調に日程を消化すれば、7月19日に秋田で最初の代表校が決まり、29日に全代表校が出そろう。

 沖縄セルラースタジアム那覇で行われた沖縄大会の開会式では、梅雨明けの青空の下、参加66校の60チームが意気揚々と入場行進に臨んだ。小禄の合唱部が歌う大会歌「栄冠は君に輝く」とともに、大会旗の掲揚が行われた。

 22日には3球場で6試合が行われる。決勝は7月21日、沖縄セルラースタジアム那覇で開催される。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇バレーボールネーションズリーグ2024女子大会決勝ラウンド(20-23日、タイ・バンコク)

21日に準々決勝2試合が行われたネーションズリーグ決勝ラウンド。イタリア(世界ランク2位)がアメリカ(世界ランク5位)に3-0(25-21、25-21、25-23)で勝利。ポーランド(世界ランク4位)がトルコ(世界ランク3位)に3-2(20-25、25-22、25-20、19-25、15-11)で勝利。

この結果、ベスト4が決定。準決勝では日本vsブラジル、イタリアvsポーランドの試合が行われます。準決勝の2試合は22日に開催。決勝と3位決定戦は23日に行われます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦