“追記”
北海道・洞爺湖(洞爺湖町、壮瞥町)で5月に開かれた洞爺湖マラソンで、参加者向けの駐車場と会場を結ぶシャトルバスが乗車を希望する全員をスタート時刻までに運び切れず、51人が出走できなかったことが21日、分かった。大会事務局によると、車の誘導に当たった警備会社との打ち合わせが不十分で、一部の駐車場に集中したのが原因という。
大会は5キロ、10キロと日本陸連公認コースのフルマラソン(42.195キロ)の3種目で、道内外から計約4900人が参加した。
事務局は「スタートできなかった皆さまに深くおわびする」とコメントし、来年度に向けて改善に努めるとしている。
◆JERA セ・リーグ 阪神―DeNA(21日・甲子園)
DeNAの筒香嘉智外野手が「6番・左翼」で先発出場し、NPB通算1000試合出場を達成した。
5回終了時に、アナウンスされるとボードを掲げてあいさつした。初出場は2010年10月5日の巨人戦(横浜)でプロ野球史上531人目。
サッカー・J2の清水エスパルスは第20節を消化した時点で暫定首位にこそ立っているものの、消化試合が1試合少ない長崎との勝ち点差は3、さらに3位・横浜FCとの勝ち点差も3と、得失点差も加味すれば結果次第では1試合で“まくられる”状況となっている。
前半戦終盤からアウェーに苦しむ
今季の清水エスパルスはいまだホームで無敗を堅持している。
一方でアウェーに目を向けると、6勝4敗と勝ち越してこそいるものの、直近3試合は3連敗だ。
4連勝で臨んだ第16節の横浜FC戦で敗れると、そこからホームで勝って、アウェーで負けるという試合を繰り返している。
さらに、この間のアウェーでの敗戦はいずれも複数失点した上で完封負けと、今後のシーズン終盤に向けた“しびれる”展開を考えれば得失点差という意味でも非常に痛い。
エスパルスにいま何が起きているのか?
ただ、現時点でなぜアウェーで負けるのかという問いに対する明確な答えは見つかっておらず、指揮官も「それがわかったら対策している」と心情を吐露する。
また、キャプテンの北川に話を聞いても「ホームもアウェーも同じ気持ちで入れている」と言うし、副将の山原も「ホームとアウェーで戦い方の違いは自分にはない」と断言。
とすれば、やはり相手のモチベーションの高さに“やられた”と見るのが妥当かもしれない。
今季のエスパルスは第9節で首位に浮上すると、その後11節にわたってその座を守っている。
当然、他のチームからは“倒すべき存在”とみなされ、モチベーションも高くなる。集中して守り、カウンターに一気に力を注ぐ。失点を喫した場面を振り返ってみると、特に愛媛戦での1点目と3点目は敵ながらすばらしいキレと精度の高さを誇るプレーだった。
次節の秋田戦は再びアウェー開催。相手の戦術であるキック・アンド・ラッシュに対抗する戦い方が求めれる一方、グラウンドはエスパルスに不利なボールが転がりにくい、デコボコなピッチだろう。
それでも、これまで自分たちがやってきたことを振り返り、エスパルスの強みだった“超アグレッシブ”を忘れてしまっては、道は拓けない。
今週の練習では、ゴール前のアプローチの正確さやロングボールに対する守備面の連携に時間を割いた。次節負ければ今季初の連敗となる上、前述の通り首位陥落の危機。さらにアウェーでの連敗も4となってしまう。
J1昇格、そしてJ2制覇という目標の達成に向けてチームを連勝基調に戻すことが出来るのか…アウェーでの“苦しみ”から脱却すべくみちのくでの一戦に臨む。
秋葉監督「山あり谷ありは…」
-愛媛戦を振り返って
清水エスパルス・秋葉忠宏 監督:
先週は愛媛のいいところが出た。我々が悪かったのではなく、相手のいいタイミングでゴールを沈められた。3点目は特にファインゴールだった。そうなる前に我々もチャンスが何度もあった。そういう時に仕留められないと、こうした難しいゲームになるなと。
ただ、消極的になって亀のように守るつもりはない。より速く、より寄せて、より視野を広げて、より読みを効かせながら、球際に強くボールを奪いに行きたいと思う。
-アウェーで3連敗となった
清水エスパルス・秋葉忠宏 監督:
アウェーで成績が振るわない理由、正直それがわかっていたらこのようになっていない。何かまだ気づけていないところがあるかもしれない。
ただ、一方で神経質になりすぎるのはよくない。もう一度、自分たちが勝ちを積み上げてきたこと、やってきたことを見失わないことが重要。迷子になって自分たちの良かったことを消してしまうのではなくて、自分たちの強みを思い出して、どういう風にやってきたか全員がフォーカスして強度・練度を高めたい。
-ホーム・アウェイで何が違うのか
清水エスパルス・秋葉忠宏 監督:
我々よりは相手が違う。我々のホームにはサポーターを含めすばらしくよい環境はある。
一方、アウェーでは芝のコンディションの悪さや水をまかない整備のやり方、エスパルス戦になると観客が増えたり、様々相手に有利なことがある。
また、“エスパルスに一泡吹かせてやろう”という意気込みで戦えるし、“勝ち点1でもいい”というモチベーションもある。
2回り目は相手にとってチャレンジしやすい環境になっていると思う。そういったところにケアをしながら、“我々がどうするのか”、“よりホームに近い状態にできるのか”、そうしたことにフォーカスしたい。
-J1昇格という目標への思い
清水エスパルス・秋葉忠宏 監督:
アウェー3連敗は結果として出ている。順風満帆な人生もあるが、人は風邪をひくし、ケガをすることもある。そういった不幸な時期をどれだけ短く過ごせるのか、どうやって復活するのかといったことが重要になる。
山あり谷ありは当たり前で、チャンピオンになるための当然の苦しみ。これを全員で乗り越えるから価値がある。勝ち続ける癖をつけて、自分たちから崩れない。こういう時こそフットボーラーとしての価値を問われている。立ち居振る舞いやメンタリティーを整えて臨みたい。これを乗り越えるからこそ優勝の喜びがあると思っている。
-6月19日の練習後に、権田選手が選手全員に「お互いに要求し合うことが大事」と異例の話をしていた
清水エスパルス・秋葉忠宏 監督:
すばらしいこと。そうした選手がたくさん出てきてほしい。選手内からの指摘は効力や重みが違う。選手同士で声掛けがある非常にありがたいこと。これで結束力が上がると思う。
ワンファミリーとなって、たとえ嫌な面があることでも、お互いに要求し合い本当の家族といえるように。若い選手も
-秋田戦に向けての意気込み
清水エスパルス・秋葉忠宏 監督:
こういう時だからサポーターの力が必要。ワンファミリーである。こういった困難を乗り切るために一体感を持って勝ち続けていきたい。応援をよろしくお願いしたい。
北川主将「下を向く必要はない」
-愛媛戦も含め、アウェーでの敗戦が増えていることについて
清水エスパルス・北川航也 主将:
結果は見ての通り。前半早い時間帯に失点するとああいう難しいゲームになるし、それがアウェーで勝てていない1つの要因。
気を付けていた中での失点であり、ただ、その後チャンスがあったのに点が獲れなかった。決め切るか決めないかが結果を大きく変えた。直さなければならない点だし、そのあとの失点も改善しなければいけないところ。
自分はホームでもアウェーでも同じ流れで試合に入れている。相手は首位に挑む点で、気持ちの上で高まっている。ただ、我々もアウェーでも6勝しているので悪い結果ではない。直近のアウェー戦が悪い流れになっているだけで、下を向く必要はないと思っている。
チームの雰囲気は最年長、経験ある選手が引っ張ってくれていることでよくなっている。自分は自分のことで精一杯。チームのことをあまり見られなかった。チームが勝つために日頃のサッカーやそれ以外でも気を付けなければならないことが多い。そうしたことにベテランの選手が気を配ってくれることが心強い。
サッカーは得点をしなければ勝てないスポーツ、0点では引き分けになるだけ。得点を常に狙わなければならないし、このチームは攻撃的なチームであり自信を持って戦うべき。
前回の秋田とはロースコアだったので、難しい試合になるしアウェーでもある。ある程度の変化を含めて、自分たちのやりたいことをやり、相手の変化にも順応しないといけない。この1週間のトレーニングでしっかり準備したい。
山原副将は失点の仕方に課題意識
-ホームとアウェーの違いは
清水エスパルス・山原怜音 副将:
ホームとアウェーで戦い方の違いは自分にはない。チーム内での原因はわからない。自分も仲間も100%準備できて試合に臨んでいるし、これといった原因はわからないが、自分たちの思い以上に、相手がパワーもってやってきていると思う。
失点してしまうと難しくなるし、そうなった時の自分たちの得点数が少ないことはチームとして問題かもしれない。アウェーの負けはすべて複数失点で、0対1のケースはない。逆転を目指さなければいけないが2点目以降を獲られてしまうのが問題。
(第1節の)熊本戦は1失点で耐えられた。自分たちの持っている何倍かの力で挑んでくるチームとどう戦うか。そこが課題だと思う。
タンキ選手「出る機会があれば…」
-今季初の先発出場が期待されているが?
清水エスパルス・ドウグラス タンキ選手:
誰を使うかは秋葉監督しかわからない。チャンスが来て、出る機会があればベストを尽くして仲間と協力したい。
秋田について相手の諸事情を見ると、タイトなプレーをして空中戦で競り合いを仕掛けてくるだろう。その意味では自分のように体が大きくフィジカルの強い選手が有利になる。エスパルスのスタメンになる選手は全員戦う準備ができている。出た選手は必死に勝ち点3を獲りに行き、実際に獲れるものだと思っている。
先発か、途中出場か、いずれにしても出られる試合はうれしい限り。自分がエスパルスに獲ってもらった理由はJ1に上がることの実現で、頑張って自分のできることはしたいし、自分のできることは尽くしたいし、勝ち点3と優勝は欲しいものの1つ。
チームに来て苦労したことは特になく、エスパルスのスタッフや仲間が面倒を見てくれて不自由することはなかった。パフォーマンスも早い段階で上がった。これからも貢献したい。
静岡に来てよかった。ちょっとずつ遊びに行っている。ただ、まだ全部を回ったわけではない。娘もこの街を気に入っているので、またいろいろなところを探してみたい。
日本の夏の暑さについては、どんな季節でも選手は対応しなければいけない。日本では新潟の経験が自分にはあるし、かつて経験したドバイほど暑くないだろうから心配はしていない。
横浜FCは21日、リーガ・ポルトガル2(ポルトガル2部)のオリヴェイレンセからブラジル人FWジョアン・パウロを完全移籍で獲得したことを発表した。
新天地での背番号は「78」に決定。ジョアン・パウロの公式戦メンバー登録は、移籍登録期間の関係で7月14日(日)に行われる2024明治安田J2リーグ 第24節・水戸ホーリーホック戦以降に可能となることも併せて発表されている。
1996年11月28日生まれで現在27歳のジョアン・パウロはセンターフォワード(CF)やウイング(WG)を主戦場とするプレーヤー。名門サンパウロの下部組織出身で、バイーアやクリシューマ、セアラーなど母国のクラブを渡り歩き、その後はベトナムのホーチミン・シティを経て、昨年夏にオリヴェイレンセへ完全移籍で加入した。2023-24シーズンは公式戦36試合の出場で6ゴール3アシストという成績を残している。
初のJリーグ挑戦となるジョアン・パウロは、横浜FCのクラブ公式サイトを通じて次のように意気込みを示した。
「こんにちは、ジョアンパウロです。横浜FCというクラブでプレー出来ることをとても嬉しく思います。みなさんが私自身に喜びを与えてくれるのと同様に私も皆さんに多くの喜びをもたらせられるように頑張ります。よろしくお願いいたします」
1年でのJ1復帰を目指す横浜FCは、2024明治安田J2リーグでここまで20試合を消化し、12勝4分4敗・勝ち点「40」の成績で3位につけている。
滝谷美夢さんがインスタグラムを更新…台湾での始球式を振り返った
元ファイターズガールの滝谷美夢さんがインスタグラムを更新し、台湾でのひと時を振り返った。16日には台湾プロ野球(CPBL)の試合で始球式を務めており、純白のスカート姿でノーバウンド投球。ユニホームを着用した富邦ガーディアンズからは“粋な計らい”があったことも明かした。
16日の富邦-台鋼戦は「わくわく日本祭」として行われ、滝谷さんは富邦の青いユニホームを着用し、白いロングスカートで登場。ワインドアップでピンクのグラブを高々と上げて投じた1球は捕手のミットへノーバウンドでストライク投球となった。
インスタグラムを更新した滝谷さんは、ノーバウンドに喜ぶ写真とともに「ファーストピッチ、しっかりまっすぐ投げられて大喜びー!!!」と投稿。別の投稿では、「今日はスタメン発表のアナウンスやファーストピッチ、試合前の円陣にも参加させていただきました!」と報告した。ファイターズガール時代は人気メンバーだっただけに、「めっちゃ可愛いかったです」「美夢ちゃんが最高に可愛い過ぎて仕方ありません」とファンもコメントした。
また、球団の計らいで“運命的”な出会いも……。ファーストピッチでは富邦の陳真がキャッチャーをつとめた。「漢字は違うのですが、『陳真』選手の名前と同じ発音で、中国語には『成真』という言葉があり、私の名前の『美夢』と合わせて、『美夢成真』で「夢は叶う』という言葉になるんだそうです。今回私がファーストピッチをするということで富邦ガーディアンズの方がそんな素敵なお心遣いをしてくださいました。それを知ったとき本当に嬉しくて胸が熱くなりました」と綴った。
阪神の西勇が2000投球回=プロ野球
阪神の西勇輝投手は21日、DeNA9回戦(甲子園)で先発し、一回を投げ終えたところで通算2000投球回を達成した。プロ野球94人目。初登板はオリックス時代の2009年9月21日、楽天20回戦(Kスタ宮城)。
第106回全国高校野球選手権広島大会(7月6日、マツダスタジアムで開幕)の抽選会が21日、広島市内で行われた。
4季連続の甲子園を狙う広陵は大柿と大竹の勝者と対戦することが決定。抽選に参加した長江蔵之助マネージャー(3年)は「どこが相手でも自分たちの野球を貫くだけだと思います」と意気込んだ。
春季の広島大会は頂点に立つも、中国大会は準決勝で敗戦。同大会では主将の只石貫太捕手(3年)らがけがのため、出場できなかった。
プロ注目のエース・高尾響投手(3年)ら昨夏を経験している選手らも多くおり、優勝候補筆頭に挙げられている。長江マネージャーは「バッテリーを中心になんとしてでも日本一になろうと、気持ちを一つにしている」と夏のアツい戦いを見据えた。
◇プロ野球セ・リーグ 阪神-DeNA(21日、甲子園球場)
1軍再昇格後の交流戦6試合では打率.385(26打数10安打)、全試合で打点を挙げる活躍を見せたDeNAドラフト1位ルーキー度会隆輝選手。交流戦明けとなった最初の試合、阪神戦でも絶好調をキープしています。
ここまで阪神は最も苦手としていたチーム。試合前の打率は.042。24打数1安打に抑え込まれていました。
初回の第1打席。阪神先発の西勇輝投手に2ストライクと追い込まれるも、ボールを見極めフルカウント。最後は7球目外角のシュートを流し打ち。レフトへクリーンヒットを放ちます。
4回の第2打席でも、早々に2ストライクを奪われるも粘りの打席。最後が7球目、低めのスライダーをレフト前に運びマルチヒット。この試合2打数2安打としました。
この時点で、1軍復帰後の打率は.429(28打数12安打)となっています。
終盤に点を取り合い延長十二回で引き分けた。日本ハムは2―3の七回にレイエスの満塁本塁打などで一挙6点。楽天は八回にフランコの満塁弾などで同点とし、九回に勝ち越したが、日本ハムが九回2死から水谷の三塁打で追い付いた。
◆JERAセ・リーグ 中日1―0広島(21日・バンテリンドーム)
中日が投手戦を制して今季12度目の完封勝利を収め、リーグ戦再開を白星でスタートした。
先発・高橋宏斗投手は、7回4安打無失点、7奪三振で今季4勝目。6回まで三塁を踏ませない好投だったが、7回、先頭からの連打と犠打で1死二、三塁と初めてピンチを背負った。しかし代打・松山をこの日最速の153キロ直球で遊ゴロに打ち取り、前進守備の遊撃・村松の好送球で三塁走者が本塁タッチアウト。さらに2死二、三塁も菊池を空振り三振に仕留め、失点を防いだ。同点になれば相手に流れを渡す可能性もあっただけに、立浪監督は「村松が非常にいいプレーをしてくれた。あのワンプレーは大きかった」と称賛した。
打線は、カリステが3回先頭で6号の先制ソロを放ち、これが決勝弾となった。三塁まで何度も走者を進めながらもこの1点に終わっただけに、指揮官は「あと1点取れれば、もう少し展開は楽になったかもしれない」と本音を漏らしたが、「勝つことは大きい。明日もいい投手(大瀬良)だけど、点が取れるようにやっていきたい」と前を向いた。
パリ五輪に向けたバスケットボール女子の国際強化試合は21日、札幌市の北海きたえーるで行われ、世界ランキング9位の日本は、3位の強豪オーストラリアに95―87で競り勝ち、2連勝した。
日本は前半、林(富士通)や馬瓜エブリン(デンソー)を中心に攻め、50―43とリード。後半はファウルがかさんで苦しむ時間帯もあったが、山本(トヨタ自動車)や宮沢(富士通)らが要所で3点シュートを決め、逆転を許さず逃げ切った。
五輪最終メンバーは12人で、現在の16人から絞り込まれる。7月4、6日には東京でニュージーランドと強化試合を行う。
バスケットボール女子の国際強化試合は21日、北海道・北海きたえーるで行われ、国際連盟(FIBA)ランキング9位の日本は、同3位のオーストラリアを95―87で下した。パリ五輪代表候補で臨んだ日本は、今回の強化試合を2連勝で終えた。
日本は頻繁に選手を交代しながら戦い、前半は林(富士通)が3点シュートなどで活躍して50―43でリード。後半も3点シュートを軸に攻め、粘り強い守りで流れを渡さなかった。
レスリング男子グレコローマンスタイル67キロ級の曽我部京太郎(ALSOK)が21日、ハンガリーでのランキング大会と国際合宿を終え、成田空港に帰国した。
曽我部は初戦の2回戦で世界選手権覇者のルイスアルベルト・オルタサンチェス(キューバ)に敗れ、敗者復活戦から回った3位決定戦はイラン選手に惜敗。「パリ五輪で金メダルを取るにはもう1段階、2段階レベルアップをしないといけない」と受け止めた。
大会後も現地に残り、77キロ級でパリ五輪代表の日下尚(三恵海運)と国際合宿に参加した。オルタサンチェスら海外の強豪選手と連日汗を流し「パリ五輪に出るトップレベルの選手たちと肌を合わせ、ボコボコにやられながらもいろいろと吸収することができた。本当に充実した合宿になった」。ハンガリーでの2度の敗戦と合宿での経験を、今夏に生かすことを誓った。
北海道高野連が、夏の南北北海道大会出場校を決める地区予選の廃止を検討していることが21日、分かった。試合数の均等化を図るのが最大の目的で、早ければ来夏から他の都府県同様にトーナメントを一本化する。
全国49地方大会のうち北北海道、南北海道のみで行われてきた「予選」が廃止され、北海道の夏が大きく変わることになりそうだ。これまでは全道10地区で南北大会各16校の代表を決定していたが、道高野連は南北大会出場までの試合数に各地区でバラつきがあることを問題視。北は旭川の18に対し名寄の5、南は札幌の54に対し小樽の8(ともに今夏)と、出場チーム数の差は地区で年々大きくなり、今後さらなる格差拡大も見込まれることから、大規模な大会方式の変更が検討されてきた。
新方式は検討段階だが、エリアが広大なため、1~2または3回戦までは各10地区のチーム同士で行い、その後は地区関係なく試合を実施する方向で調整が進められている。初年度は、北は旭川、帯広、南は札幌、函館で3または4回戦~準々決勝を開催する予定で、準決勝、決勝の会場や組み合わせ抽選の方法は未定。今後、大会運営方法や宿舎の確保、移動手段などの課題について議論を重ね、夏以降に正式決定される見込みだ。
J1浦和は22日にホーム・埼玉スタジアムに鹿島を迎え撃つ。伝統のライバル対決。クラブによると、チケット総発券数は21日時点で約5万1000枚に上り、3月3日の東京V戦(5万863人)を超える今季ホーム最多動員の達成に注目が集まる。
同試合は「NIKE FOOTBALL×URAWA REDS 20th Anniversary Match」として開催。2004年にナイキ社が浦和のパートナー企業になってから20年周年を記念し、多くのコラボイベントが開催される。
来場者全員(ビジターチーム応援の来場者は除く)に「オリジナル シューピアス」をプレゼント。限定ファンショップや限定デザイン紙袋、フォトブース、ユニホーム展示ブースが登場する。
直近9戦負けなし(7勝2分け)で2位の鹿島に対し、浦和は同4戦勝ちなし(2分け2敗)で10位。ヘグモ監督は鹿島戦に向けて「非常に楽しみ。長年、ファン・サポーターの方々にとって特別な試合だということも理解している。鹿島は今季、決定率の高いチームになっている。ただ、我々が使えるスペースはあると思う。チャンスをつくれると思っている」と必勝を誓った。
日本代表が着用する新ユニフォームが、パリファッションウイークの『Y-3』スプリング/サマー2025コレクションのランウェイでサプライズ発表された。
『Y-3』は日本代表オフィシャルサプライヤーであるアディダスと、ファッションブランド『ヨウジヤマモト』のコラボレーションブランド。U-23日本代表MF藤田譲瑠チマと、なでしこジャパンMF長野風花がモデルとして新ユニフォームを身にまとって登場した。
確認されたデザインは2種類。濃い紺色をベースとして青色を配色したモデルと、白を基調にして赤色が配色されているモデルが発表。ともに炎のようなデザインが施されている。
『Y-3』ブランドとしてはレアル・マドリードでユニフォームが展開されているが、日本代表としては初の試みとなる。
ソフトバンクは先発全員安打で快勝、日本ハムと楽天は分ける
日本ハム9―9楽天(パ・リーグ=21日)―― 日本ハムは九回二死から水谷の三塁打で同点に追いつき、延長十二回で引き分け。楽天は一時5点差をひっくり返したが、抑えの則本が踏ん張れなかった。
◇
オリックス2―0西武(パ・リーグ=21日)――オリックスは一回、太田の適時二塁打で先制。八回に森のソロで加点した。エスピノーザが8回無失点でチームトップの6勝目。西武は3試合連続無得点で5連敗。
1回2死1、3塁、正木が適時打を放つ(21日)
◇
ソフトバンク9―4ロッテ(パ・リーグ=21日)――ソフトバンクが快勝。今宮のソロで先制し、広瀬隆太(慶大)もソロを放つなど、先発全員安打を達成して着実に加点した。ロッテは投手陣が踏ん張れなかった。
西武や巨人などで活躍した元プロ野球選手の清原和博氏(56)が、関西テレビで中継された阪神―DeNA戦(21日、甲子園)の解説を務めた。
試合後は囲み取材に応じ、この日、一軍に復帰した大山悠輔内野手(29)について、「久々に一軍、4番に戻ってきてもっと力みを感じられるかなと思ったんですけど。すごく自然体で構えられていたので、すごくいい状態で入っているのかなと感じましたね」と分析。
また、大山は5打数2安打で昇格後即マルチ安打を記録。2回、相手先発・ジャクソンの154キロ直球を右前にはじき返すと、4回にも一死一塁から153キロの直球を捉えて中前に運んだ。
西武時代は〝不動の4番〟として6度の日本一に導いた清原氏は、「(4番の)存在感は大事。そういう意味でも、序盤誰もヒットを打てていない時に出たのはすごく良かったと思います」とたたえた。
一方で、6回二死走者なしで一ゴロに倒れた第3打席については、「あそこは自分だったら大きいのを狙いますね」と言い切り、4番打者の役割を果たす打撃に期待を込めていた。
試合は両軍無得点で迎えた9回二死一、二塁から小幡の適時打が飛び出し、阪神が1―0でサヨナラ勝利を収めた。
「日本ハム9-9楽天」(21日、エスコンフィールド)
壮絶な打撃戦の末、両軍勝利をつかめず、12回引き分けとなった。
日本ハムは七回にレイエスが満塁弾を放ち5点リードしたが、八回にザバラがフランコに満塁弾を被弾。さらに河野が阿部に同点ソロを浴びた。流れは楽天に行き、九回は宮西が辰己に適時三塁打を打たれ、リードを許した。
九回の攻撃では2死と追い込まれ、清宮が投ゴロ。敗戦も覚悟する状況だったが、楽天の守護神・則本が一塁手の頭上を越えるまさかの悪送球。2死二塁の好機が転がり込み、水谷が同点三塁打を放った。
試合後、新庄監督は「清宮君のピッチャーゴロで…。こっちのベンチもそうですけど、向こうのベンチも口が開いたでしょうね」と振り返りながら、相手守護神までフォロー。「則本君も難しいんですよね。多分、則本君、思いっきり清宮君に放った後、ああいうスローイング。ちょっと置きにいくじゃないけど、手首返らずに浮いてしまう」と分析した。
続けて、「そこからの水谷君のヒット。野球は何が起こるか分からない。最後の最後まで」と笑いつつ、「1年間やっている中でいろんなことがある。何て言ったらいいんだろうな。なんじゃ、今日の試合は(笑)」と本音が漏れた。
「巨人2-4ヤクルト」(21日、東京ドーム)
巨人が痛恨の敗戦でリーグ戦再開初戦を落とし、4月6日以来76日ぶりにBクラスに転落した。引き分けを挟んだ連勝は2でストップ。先発した戸郷が6回6安打3失点で、4敗目(6勝)。
試合前の時点で3位だった巨人は、4位・DeNAと0ゲーム差。勝率で・5081の巨人が、・5079のDeNAを上回っていた。この日、敗れた巨人は31勝31敗、5分けで勝率は・500。阪神にサヨナラ負けを喫したDeNAも32勝32敗、1分けで勝率・500で並んだ。
ただ、セ・パ両リーグともゲーム差で並んだ場合、勝率の高いチームが上位チームとなる。だが、同率チームが発生した場合、セ・リーグでは勝利数が多いチームを上位とする。また、パ・リーグでは当該球団間の対戦勝率が優先される違いがある。
セ・リーグの順位決定方法は…
(1)勝率
(2)勝利数
(3)当該球団間の対戦勝率
(4)リーグ内対戦成績の勝率
(5)前年順位
2位以下の順位もこの方法で決定する。
パ・リーグは…
(1)勝率
(2)当該球団間の対戦勝率
(3)リーグ内対戦成績の勝率
(4)前年順位
西武は21日のオリックス戦(京セラドーム大阪)に0―2と3試合連続零封負け。今季4度目の5連敗を喫し、借金は最大26に膨らんだ。
打線は相手先発・エスピノーザの前に8回散発4安打。9回、マチャドから2四死球で二死一、二塁の好機を作るも、最後は長谷川が空振り三振に倒れた。これで32イニング連続無得点は、64年の31イニングを抜いて球団ワースト記録を更新した。
先発・今井達也投手(26)は8回を4安打2失点と試合は作ったものの、初回に2本の長打で先制を許し、8回二死から森友哉に右越えへ痛恨の一発を浴びるという点の取られ方がマズかった。
球団の親会社である西武ホールディングスではこの日、定時株主総会が行われ奥村剛球団社長(56)が株主にチームの成績不振を詫びるとともに「シーズン中でもございますので、まずはこの布陣(渡辺監督代行体制)でしっかりと上位を目指して、もう一度勝利に執念を持ってチームは戦っていく所存でございます」と反転攻勢を語ったばかりだった。
◆JERAセ・リーグ 阪神1×―0DeNA(21日・甲子園)
阪神・西勇輝投手がNPB通算2000投球回を達成した。DeNA戦の初回を無失点に抑え、史上94人目の節目に達した。ベンチ前で記念ボードが送られ、チームメートからも拍手でたたえられた。この日は粘りの投球で7回6安打無失点。自身に勝ち星こそ付かなかったが、サヨナラ勝ちを呼び込む好投だった。以下は試合後の一問一答。
―節目の試合にいい勝ち方
「ヒーロー行けると思ったけど、行かれへんかった(笑い)」
―改めて、2000イニングは
「通過点の中でいろんなキャッチャーに受けてもらって成長できたし、いろんなコーチからのアドバイスがあって。(オリックス時代の投手コーチ)星野(伸之)さんに『2000イニングいったら一流』と若い頃からずっと言われてたので。『いつか抜かせ』と若い頃言われて、そんな数字届くかと。まだ10勝くらいのときやったし、先が遠すぎてどんな数字なんやろうと来ましたけど。順調にケガなくこれて、この数字なのかなと思いますけど」
―粘ってサヨナラ
「結果、最後得点取って勝ったというのもあるんで。いい流れで中継ぎにバトンタッチして、漆原がしっかり抑えてくれて、いい流れで来れたから。最終的に勝つという素晴らしい流れでした」
―星野伸之さんにはどんな報告を
「やっといけました、と言います。OBの方々、コーチの方々の成績を抜かしたいと思ってやって来ましたし。若い頃いろんな指導してもらって、指導されたことが結果ふたを開けてみたらその通りやったことが多々あるので、信じてきて良かった。ブレずに来てよかった。感謝しかないです。高校から来て、いろんな考え方を聞かないといけなくて、そういうのが嫌だなと思ったこともありましたけど、それが結果良かったんだろうなと。ケガもなかったし。投げ込み走り込み、考え方もそうですし、いろんなことありましたけど、結果良かったと思います。古いのが良かったんだろうし。今の新しい子たちがどれくらい投げるか分からないですけど、僕は結果的に良かった。大変でしたけど。後輩とメシ食っててそういう話になったときも、『僕は』という話しかできないけど、それがあってるか分からないし、フタをあけてみてどれを信じて信じないか自分で見極めないといけないよ、とアドバイスして」
―後輩から西勇投手に続く人も
「何年後になるんやろうね。100イニングで20年。40、50になってる時じゃないですかね。今の時代、良かったピッチャーはみんなアメリカに行くんで、そういう時代なんで難しいと思うんですけど、日本にとどまって投げるピッチャーはイニングをしっかり考えていければいいんじゃないかな」
阪神は21日の21日のDeNA戦(甲子園)に1―0でサヨナラ勝ち。9回一死一、二塁から小幡の適時左前打が飛び出し、試合を決めた。激しい投手戦が繰り広げられたなかで、岡田彰布監督(66)は見事な〝火消し〟を見せた虎1年目右腕を絶賛した。
7回まで先発・西勇が無失点投球。0―0で迎えた8回には2番手・桐敷がマウンドへ上がったが、一死から1番・桑原に右前打、2番・度会に四球を許し一、二塁となった。ここで、岡田監督は漆原大晟投手(27)にスイッチ。3番・オースティンをカウント1―1から136キロのカットボールで三併殺打に斬って取り、ピンチをしのいだ。漆原は「しっかり1人1人、欲張らずというのを意識しながら投げました。いい結果で終われてよかったです」と笑顔で汗をぬぐった。
新潟医療福祉大時代の後輩でもある桐敷からは「『ありがとうございます』とは言われましたけど」と笑って明かし、「誰のピンチとか関係ないので。ゼロに抑えてサヨナラ勝ちができたので、そこが良かったと思います」と言葉に力を込めた。
今季オリックスから現役ドラフトで加入し、厳しい場面を任されながらも防御率1・31と安定した成績を残す右腕。指揮官も、「ランナー背負っても落ち着いて投げてるし。コントロールもいいからね、貴重よ」とたたえていた。
「阪神1-0DeNA」(21日、甲子園球場)
阪神球団が素早い対応だ。九回から登板し、1回1安打無失点。3者連続三振を奪ってサヨナラ勝ちを導き、今季初勝利を挙げた石井大智投手がお立ち台で「僕はチーム一のマッスルだと思ってるので。僕が『勝ち』と言ったら、『マッスル』と言ってもらってもいいですか?」とスタンドのファンに協力を呼びかけた。
メガホンを打ち鳴らして賛同の意を示したファンに向け、右腕は「明日も『勝ち』」と叫ぶと、4万2620人で埋まったスタンドからは「マッスル!」と大きな声が響き、石井も満足そうな顔を浮かべていた。
これを受けて球団は即座に動いた。球団広報は「勝ちマッスル」グッズの企画、製作に向けた検討を開始したと試合後に明かした。Xでも「勝ちマッスル」がトレンド入りするなど、大いに沸いている。
ヒップホップユニット・Creepy Nutsが、大谷翔平選手(29)や山本由伸投手(25)らが所属するロサンゼルス・ドジャースの本拠地・ドジャースタジアムでパフォーマンスをすることが21日に発表されました。
アメリカでは初パフォーマンスとなるCreepy Nutsは、7月20日(現地時間)にドジャースタジアム センターフィールドで開催されるイベント『AFEELA PREGAME PERFORMANCE』にて、ライブパフォーマンスを行うといいます。
Creepy Nutsがパフォーマンスを行うのは、ドジャースと吉田正尚選手(30)らが所属するボストン・レッドソックスが対戦する試合の前だということです。
Creepy Nutsは、日本三連覇のラッパー・R-指定さん(32)と、DJで世界一に輝いた経歴をもつDJ松永さん(33)によるヒップホップユニット。2017年にメジャーデビューし、2020年にリリースされた『かつて天才だった俺たちへ』や、2021年の『のびしろ』などが話題に。今年1月にリリースした『Bling-Bang-Bang-Born』は、3か月でストリーミング累計再生数3億回を超え、国内外のチャートを席巻(レーベル会社発表)。日本のみならず海外フェスへの出演や、2025年2月には東京ドーム公演の開催が決定しています。
日本ハム 9 - 9 楽天
<8回戦・セスコンF>
楽天はリーグ再開初戦を勝利で飾れなかったものの、最大5点ビハインドを追いつき今季2度目の引き分け。交流戦王者の意地を見せた。
楽天打線は初回、1番・小郷が右前打と盗塁で無死二塁の好機を演出。続く村林の二ゴロで一死三塁とし、3番・辰己の中前適時打で先制した。2回は6番・浅村の6号ソロと小郷の中犠飛で2点を追加。交流戦優勝の勢いそのままに、2回までに幸先よく3点を先取した。
先発の早川は3回に2点を返されるも、4回以降は3イニング連続3者凡退をマークし6回91球、4安打2失点の好投で降板。今季5勝目の権利を持って救援陣にあとを託した。
しかし、1点リードの7回を託された宋家豪が大誤算。先頭打者への死球からピンチを招くと、8番・水野に同点の適時二塁打を許した。さらに、2番・清宮には逆転となる右翼線適時二塁打を許すと、二死満塁後、途中出場のレイエスに右越えの満塁被弾。悪夢の1イニング6失点となった。
攻撃陣は5点を追う8回、先頭・村林、続く辰己の連打などで二死満塁とし、7番・フランコが“満塁ホームラン返し”となる3号満弾を左中間席へ運び1点差。さらに続く代打・阿部も左越えの2号ソロで続き8-8の同点に追いついた。
9回は辰己の中越え適時三塁打で9-8と勝ち越すも、その裏、守護神・則本が二死から自らの送球エラーでピンチを招き、交流戦MVPの3番・水谷に同点となる中越え適時三塁打を浴びた。延長戦は互いに得点を奪えず、白熱のシーソーゲームは9-9のドロー。楽天は勝ち切れなかったものの、随所に“交流戦王者”の意地を見せた。
終盤に点を取り合い延長十二回で引き分けた。日本ハムは2―3の七回にレイエスの満塁本塁打などで一挙6点。楽天は八回にフランコの満塁弾などで同点とし、九回に勝ち越したが、日本ハムが九回2死から水谷の三塁打で追い付いた。
「阪神1-0DeNA」(21日、甲子園球場)
西武、巨人、オリックスで活躍した清原和博氏が21日、カンテレの野球中継で阪神OBの掛布雅之氏と解説を務め、96打席連続ノーアーチと自己ワースト記録を更新した阪神・佐藤輝内野手に自身の体験談を踏まえたエールを送った。
「6番・三塁」でスタメン出場した佐藤輝は、二回1死一塁でバットを折られて遊ゴロ。五回先頭では変化球を拾って二塁・牧のグラブをはじく中前打。七回1死では落ちる球に空振り三振。九回1死一塁では死球でサヨナラのお膳立てを整えたが、直前の直球には差し込まれる形で2球空振りしていた。
清原氏は「僕も経験ありますけど、なかなか一回止まり出すと(ホームランが)出る気がしないんですよ。どうしてもちょっと力みが出たりだとか、普段手を出さないボールに手を出したり…。ヒットは出ても、ホームランが出ないというのは、バッターとして気持ちが悪いんですよ」と自らの野球人生と重ねながら語った。
その上で「まだまだ佐藤選手は若いですから。ストレートにはめっぽう強いバッターになってほしいですね」と長距離砲の後輩にエールを送っていた。
◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト4-2巨人(21日、東京ドーム)
9回に追い上げるもヤクルトに敗れ、連勝ストップとなった巨人。阿部慎之助監督が、チームに奮起を促しました。
この日は初回に先制を許すなど6回3失点だった先発の戸郷翔征投手でしたが、「あんまりいいようには見えなかったが、なんとか最小失点で頑張ってくれた」と評価した阿部監督。
それでも「やっぱり先に点をあげてしまうと、なかなか厳しくなる。そういうプレッシャーの中で投げなきゃいけないっていうのは大変ですけど、なんとか先取点あげないように」とコメントしました。
一方、打線はヤクルト先発・吉村貢司郎投手からランナーこそ出すものの、得点は奪えず。前回の対戦から合わせて14回1/3を無失点に抑えられており、「前回の対戦でもちょっと手こずった。次当たる時はしっかり対策していかないといけないなと思いましたね」と課題を口にしました。
リーグ戦再開後の初戦で連勝ストップとなった巨人。「全員がヒーローになるチャンスがあるんで、そう思って日々新たに、毎日頑張ってくれと。60試合ぐらいになると、ああまた野球かと慣れてきちゃう。慣れたら勝てないよっと(試合前に選手に)言った。明日も日々新たにやりたいと思います」と気持ちを切り替え、チームに奮起を促しました。
「阪神1-0DeNA」(21日、甲子園球場)
阪神が2試合連続のサヨナラ勝ちで3連勝。首位・広島に1.5ゲーム差に迫った。
同点の九回は石井が先頭の牧に中前打を許しながらも、その後を3者連続三振に仕留め、サヨナラ勝ちで今季初勝利を挙げた。
石井はお立ち台の最後でファンに向けたメッセージを求められた際、「梅野さんだったら『明日も勝つバイ』、岩崎さんだったら『ゼロに抑えられて良かったです』と言うと思うんです」と語り出した。
決めぜりふの持ち合わせがなく、一般的な締めで終わると思われたが、ここで右腕は「僕は自分のことをチーム一のマッチョだと思っているので、僕が勝ちと言ったら『マッスル』と言ってもらっていいですか?」と衝撃の提案。スタンドは大いに盛り上がり、石井が「明日もー『勝ち』」と発生すると、スタンドのファンは一斉に「マッスル!」と続け、新たな決めゼリフ誕生に沸いていた。
ソフトバンクの倉野信次投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(投手)が、みずほペイペイで取材に応じ、育成選手の支配下登録について「確実に誰かがなります」と、7月末の支配下登録期限までに少なくとも1人以上を昇格させることを明言した。
その筆頭候補とみられるのが前田純投手。沖縄・中部商、日本文理大を経て2022年育成ドラフト10位で加入した24歳だ。188センチ、84キロの背番号「167」を背負う大型左腕。2年目の今季、2軍で10試合5勝1敗、防御率0・96とエース級の働きを見せる有望株だ。
では前田純は支配下契約となるのか。倉野コーチは「それは言えないです」と言葉を濁した。だが、育成選手53人を抱えるチーム事情からも「2軍で成績を残している(選手が昇格する)というのは、他の育成選手にとっても大事なことだと思う」と結果を残した選手にチャンスを与えることと、他の選手のモチベーション向上につなげるためにも、育成選手の昇格が欠かせないと説明した。
前田純はフレッシュオールスター(7月20日、姫路)に初選出されており「角度のある真っすぐを生かした投球を見てもらいたい」と意気込みを語っている。6月1日に佐藤直樹外野手が支配下登録されており、支配下選手は66人。残り4枠を、小久保ホークスは、いかに有効利用するか。
「オリックス2-0西武」(21日、京セラドーム大阪)
交流戦が終了し、リーグ戦再開初戦。オリックスは西武に勝利した。この日は毎年恒例イベント「オリ姫デー」の開催日。オリ姫たちに、勝利を届けることができた。
「京セラ男」のエスピノーザが、8回4安打無失点とさすがの快投。今季6勝目を挙げた。唯一のピンチは1点リードの五回。1死一、三塁とピンチを招き、打席の源田がスクイズを敢行。しかし、エスピノーザの球威が勝り、ファウルとしてみせた。その後三ゴロで、三本間での挟殺プレーで三走をアウトとする。次打者の奥村を見逃し三振に仕留め、ピンチを脱出してみせた。
京セラドームでエスピノーザは無双している。5試合に登板して、4勝0敗、防御率は驚異の0.27。失点は「1」で犠飛で許したもので、一本もタイムリー、本塁打を打たれていない。
打線は、わずか10球で先制に成功した。試合前時点で打率・636と絶好調の茶野が流れを作り、3番の打順が定着してきた太田が走者を返す。若い戦力が躍動した。
初回、先頭の茶野がカウント1-2から今井が投じたスライダーにうまく対応し、右翼線を深々と破る三塁打でチャンスメーク。その後1死三塁となり、太田が打席へと向かった。
今井が2球目に投じた158キロ直球を太田は強振。一塁・中村剛の横を抜く鋭い当たりを放ち、三走・茶野は楽々と本塁に生還。「先制点を取るチャンスだったので、なんとかタイムリーになってくれて良かったです」と決勝打となった一打に、納得顔を見せていた。
2022年2月に新型コロナのワクチンを接種した後、2年以上、全身の倦怠感などに苦しんでいる女性が、国や製薬会社を相手取り、損害賠償を求めて提訴しました。
訴えを起こしたのは、岡山県に住む50代の女性です。訴状などによりますと、女性は2022年2月に3回目のワクチン接種を行い、その後、発熱や全身の倦怠感のほか、腕や足に水ぶくれを伴う、あせものような症状が起き、2年余りたった今も収まっていません。
女性は、ワクチンと症状には明らかな因果関係があり、接種を推進した国やワクチンを開発したファイザー社には責任があるとして、損害賠償など1300万円余りを求めています。
女性を診断した医師によりますと、女性の皮膚からワクチン由来と見られる「スパイクタンパク質」が長期にわたって検出され、これが体調不良や皮膚炎を引き起こしているとして、裁判ではワクチンの有害性も立証していく方針だということです。
ワクチン関連の国家賠償請求訴訟は他にも起こされていますが、ワクチンの有害性を裁判で具体的に指摘するのは初のケースとなります。
新型コロナウイルスの感染状況について、厚生労働省は21日、全国約5000か所の定点医療機関から10~16日の1週間に報告された感染者数が、1医療機関あたり4・16人だったと発表した。前週(3・99人)の1・04倍で、6週連続で増加した。前年同期(5・6人)よりは低かった。
地域別では、沖縄県が18・11人で、前週(19・58人)より下がったものの、最多だった。
新型コロナワクチン接種後、2年あまり全身の倦怠感や皮膚炎に苦しむ女性が、国やファイザー社を相手取り損害賠償を求める訴えを起こしました。
裁判を起こしたのは、岡山県内に住む50代の女性です。
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訴状などによりますと女性はおととし2月、3回目のワクチン接種を行った後、発熱や全身倦怠感、さらに水ぶくれを伴うあせもの様な症状が腕や足に起き、2年余りおさまっていません。
こうした上でワクチンと症状には明らかな因果関係があり、接種を推進した国などには責任があるとして、損害賠償など1300万円余りを求めています。
今回は女性を診断した皮膚科の専門医で、高知大学の佐野栄紀特任教授も訴訟に協力。女性の皮膚患部からワクチン由来と見られる「スパイクタンパク」を長期にわたって検出し、これが体調不良や皮膚炎を引き起こしているとして、裁判ではワクチンの有害性も立証していく方針です。
ワクチン関連の国家賠償請求訴訟は他にも起こされていますが、その有害性を裁判で具体的に指摘する初のケースとなります。
また、原告の女性は母親と二人暮らしで、「本来自分が面倒を見る立場なのに申し訳ない」とも話しています。
政府は21日午前の閣議で、2024年版「高齢社会白書」を決定した。65歳以上の高齢者のうち、親しい友人・仲間が「たくさんいる」と答えた人の割合は7・8%と、18年度に実施した前回調査の24・7%から16・9ポイント減少した。人と話をする頻度が「毎日」と答えた人の割合は、前回調査の90・2%から17・7ポイント減り、72・5%だった。
独り暮らしの高齢者が増える中、新型コロナウイルス禍で人付き合いが制限されたことが影響したとみられ、「望まない孤独・孤立に陥らないようにするための対策の推進が必要だ」と指摘した。
調査は内閣府が昨年10~11月に実施し、2677人から回答を得た。
かゆみや痛みとともに発疹が帯状に広がる感染症「帯状疱疹(ほうしん)」のワクチンについて、厚生労働省は、接種費用を公費で補う「定期接種」にする方針を決めた。
専門家会議で今後、接種の対象年齢や使用するワクチンなどについて議論し、正式に決定することにしている。
※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦
※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦