◇報知新聞社後援 第73回全日本大学野球選手権▽準決勝 青学大10―2天理大=8回コールド=(15日・神宮)

 初の4強進出を果たした天理大(阪神大学)は、昨年覇者の青学大(東都大学)にコールド負けを喫した。阪神大学リーグとしては、06年優勝の大体大以来、18年ぶりとなる決勝進出はならなかった。

 初回2死一塁、打ち取った当たりを天野航也遊撃手(4年=報徳学園)と下林源太三塁手(4年=天理)が交錯して一、二塁にピンチを広げると、相手の今秋ドラフト候補の佐々木泰(たい)三塁手(4年=県岐阜商)に3ランを被弾。直後の攻撃では無死二塁で2番の藤田大吾(3年=立正大淞南)がバント失敗に終わるなど、序盤からミスが目立った。

 「もう少し自分たちの野球が初回からできるかなと思ったんですけど、完全に雰囲気にのまれて守備のミスと打撃のミスが重なって、初回から自分たちの野球ができなかった。藤田は(バント)うまいです、ああいうミスをすることはあまりなかったんですけど…」と三幣寛志監督。佐々木には5打数4安打6打点を献上するなど、その後も青学大打線を止められなかった。下林主将は「(青学大は)すごい余裕を持ってプレーをしていて、当たり前のように点を取って、当たり前のようにストライク取ってきて…。自分たちは準決勝で歓声も沸いている中で、ふわふわしながら、慌ててプレーしてしまった」と肩を落とした。

 4番の石飛智洋右翼手(4年=出雲西)は「悔しいです。会場の空気にのまれた」と涙。初戦と2回戦で7打席連続安打と絶好調だったが、準々決勝と準決勝では計7打数1安打に終わり「最後の最後でチームを勝たせるようなバッティングはできなかった」と唇をかんだ。

 ただ、昨秋の神宮大会では初戦敗退したチームはこの春、“4度目の正直”で8強の壁を突破。初の4強入りを果たすなど、成長を見せた。今年から就任し、初めて全国の舞台で指揮を執った三幣監督は「(自分も)もっと勉強しないといけない。投手の1球1球の質や打者のワンスイング、全然うちの学生とはレベルが違いましたので、本当にいい経験をさせていただいた」と前向き。石飛も「こういう舞台でチームとして経験するのは初めてだったので、場慣れというか、いい勉強にはなったと思います。もっと練習して秋、神宮に戻ってきたいです」と、さらなるレベルアップを誓った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆陸上 日本学生個人選手権第2日(15日、神奈川・平塚市レモンガススタジアム平塚)

 男子100メートル決勝が行われ、東洋大の柳田大輝(3年)が10秒13(追い風1・4メートル)で優勝した。

 この日、柳田は午前10時5分から行われた予選では第3組で10秒23(追い風1・1メートル)の1着、全体2位で準決勝に進出。午後2時5分から行われた準決勝では第3組で追い風3・5メートルの参考記録(公認は追い風2・0メートル以内)ながら、自身初めて10秒の壁を突破する9秒97をマーク。「平塚の風にやられました。公認になってほしかった」と柳田は苦笑いしながらも「追い風参考ですが、初めて9秒台を出せました。スタートは良くなっています」と前向きに話していた。

 午後5時30分スタートのこの日、3本目のレースとなる決勝でも、身長183センチの体を生かしたダイナミックなフォームで快勝。それでも、柳田自身は「準決勝と同じ動きができませんでした」と満足することなく話した。

 柳田は10秒02の自己ベスト記録を持ち、パリ五輪参加標準記録(10秒00)まで0秒02まで迫っている。パリ五輪開幕(7月26日)の前日に21歳の誕生日を迎える大学3年生は、日本選手権(27~30日)で五輪出場権獲得を目指す。「3本走ったので、まずはしっかり疲労を取った後、練習を重ねます。日本選手権では自分の走りにフォーカスして、日本代表の切符を取りたい」と言葉に力を込めて話した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロッテ、連敗止める=プロ野球・ロッテ―中日

ロッテが16安打10得点の大勝で、連敗を5で止めた。三回に野選で先制し、五回に藤岡の2ラン、ソトと高部の適時打で一挙5点。六回にはソト、角中の連続適時打で3点を追加した。2番手の高野脩がプロ初勝利。中日は零封負けした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

● 楽天 3 - 4 広島 ○
<2回戦・楽天モバイル>

 楽天は2試合連続の1点差負けで6カードぶりの負け越し。交流戦初優勝の行方はあす16日の最終戦(対広島)に持ち越しとなった。

 先発の古謝は2回、二死一塁で8番・佐藤に四球を与えると、9番・二俣、1番・秋山に連続適時打を浴び2失点。6回も一死一、三塁から6番・坂倉、7番・堂林に連続適時打を許し、6回9安打4失点で2敗目(1勝)を喫した。

 前夜14残塁で完封負けを喫した打線は、この日も序盤は好機であと一本が出ない重苦しい展開。それでも4点を追う7回、6番・浅村の右越え二塁打、7番・渡邊佳の中前打で無死一、三塁とし、8番・太田が左中間突破の2点適時三塁打を放ち19イニングぶりの得点をマークした。なおも無死三塁と好機は続き、9番・小深田の左犠飛で3点目。久々の集中打で1点差に詰め寄った。

 しかし、8回以降は追加点を奪えず6月に入り初の連敗。交流戦優勝の可能性は楽天とソフトバンクの2球団に絞られており、このあと18時開始予定の阪神戦を控えるソフトバンクの結果次第で、16日の優勝条件が変わってくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広島が3連勝で勝ち越しを今季最多8とした。二回に二俣と秋山の連続適時打で2点を先取し、六回は坂倉と堂林の連続適時打で加点。玉村が6回0/3を3失点で今季初勝利を挙げた。楽天打線は3得点した七回以外はつながりを欠いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロ野球セ・パ交流戦 広島 4-3 楽天(15日、楽天モバイルパーク)

広島は楽天に連勝、4カード連続の勝ち越し。また交流戦の勝ち越しも決めました。

打線は2回、先頭の小園海斗選手がヒットで出塁。2アウトから四球で1、2塁とし、9番の二俣翔一選手と1番の秋山翔吾選手が連続タイムリーヒットを放ち、楽天先発の古謝樹投手から2点を先制します。6回には坂倉将吾選手と堂林翔太選手の連続タイムリーヒットが飛び出すなど、さらに2点を追加しました。

先発の玉村昇悟投手は、6回まで3度得点圏に進められながらも、要所を締め無失点投球。しかし、7回は連打でノーアウト1、3塁とし8番の太田光選手にタイムリースリーベースヒットを浴び、2失点。2番手のハーン投手も犠牲フライを許し、1点差へ詰められます。

それでも8回は島内颯太郎投手、9回は栗林良吏投手が1点リードを守り、交流戦首位の楽天に連勝。玉村投手が7回途中3失点で今季初白星を手にしました。

また広島は4カード連続の勝ち越しで、交流戦は10勝7敗へ。2017年以来の交流戦勝ち越しも決めています。

▽広島ここ数年の交流戦成績

2023年 9勝9敗

2022年 5勝13敗

2021年 3勝12敗3分

2020年 中止

2019年 5勝12敗1分

2018年 7勝11敗

2017年 12勝6敗

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆日本生命セ・パ交流戦 楽天3―4広島(15日・楽天モバイルパーク宮城)

 広島は、連日の接戦を制して交流戦首位の楽天に連勝した。交流戦10勝7敗となり、1試合を残して17年(12勝6敗)以来7年ぶりの勝ち越しに成功。貯金は今季最多更新の8に膨らんだ。

 最後は自慢の救援陣で1点差を逃げ切った。先発・玉村が、4点リードの7回先頭から3連打で2失点。無死三塁から登板した2番手・ハーンが左犠飛で走者一人の生還を許したものの、その後は相手に流れを渡さなかった。8回は島内、9回は栗林が締めくくった。玉村は今季4度目の先発で初勝利を手にした。

 打線は2回2死一、二塁から二俣が右前適時打を放ち、これが決勝点となった。21歳内野手は前夜の延長11回にも右前打で勝ち越しの起点を作り、連日の活躍となった。

 2点リードの6回には坂倉の適時打で1点を加え、なおも1死一、二塁から、堂林の中前適時打で追加点。堂林は、打撃不振で5月12日に登録抹消され、今月9日に1軍復帰。4月20日の巨人戦(マツダ)で2安打して以来、35打席ぶりの安打で61打席ぶりのタイムリー。中盤までに効果的に得点を重ねて逃げ切った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆日本生命セ・パ交流戦 楽天3―4広島(15日・楽天モバイルパーク宮城)

 広島の玉村昇悟投手が、交流戦防御率0・00の“快挙”を逃した。自責0のまま、あと1イニングで交流戦の規定投球回到達となった7回に、1死を取るまでに3失点した。1点リードでの降板となり、今季初勝利の権利は手にした。

 4―0で迎えた7回は先頭・浅村に二塁打を浴び、渡辺佳の中前打で無死一、三塁。太田に2点三塁打を浴びた。さらに2番手・ハーンが走者一人の本塁生還を許した。6回0/3で90球を投げ、8安打3失点という内容だった。

 交流戦の登板は、1日の敵地ソフトバンク戦で6回2失点、8日の本拠ロッテ戦で5回2失点で0勝2敗だったが、すべて失策絡みの失点で自責0が続いていた。

 チームでは、大瀬良が23イニング1失点(自責0)で球団史上初の交流戦防御率0・00をマーク。昨季まで5人しかいなかった。この日、玉村が7回無失点なら交流戦史上初となる同一球団で2人の防御率0・00達成だったが、その快挙は幻となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇プロ野球セ・パ交流戦 DeNA4-0西武(15日、ベルーナドーム)

西武は8度目の完封負けで3連敗。ランナーは出すものの、打線が続きませんでした。

先発は今季0勝6敗と勝ちのない高橋光成投手。初回は3者凡退に抑えましたが、2回に山本祐大選手に甘く入ったカットボールをレフトスタンドに運ばれて、1点の先制を許します。

3回は1アウトからヒット2本で1、3塁のピンチを招くと、度会隆輝選手にサードへゴロを打たせますが、3塁ランナーの森敬斗選手がホームでタッチをかいくぐりセーフとなって、2イニング連続で失点。

さらに5回にも度会選手にタイムリーを打たれ、DeNAにリードを広げられると、6回に2アウト1、3塁とピンチを招いたところで降板。2番手の佐藤隼輔投手がこのピンチを抑えましたが、高橋投手は5回2/3を3失点で、7敗目となりました。

打線は1点を先制された直後の2回裏の攻撃、四球とヒットでチャンスを作るも柘植世那選手がライトフライ。

2点を追いかける4回も2アウトからヒット2本でチャンスを作りましたが、再び柘植選手が凡退して得点を奪えず。

続く5回には1アウト1塁の場面で児玉亮涼選手がライトフライを打つも、ランエンドヒットで出ていた1塁ランナーの山野辺翔選手は帰塁できずダブルプレー。

これで今月11敗目(2勝)となった西武。今月は残りは9試合ありますが、明日のDeNA戦に負けると、今月の負け越しが決まります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「楽天3-4広島」(15日、楽天モバイルパーク)

 楽天は接戦を落とし交流戦初の連敗&カード負け越し。球団史上初の交流戦優勝は、明日16日の最終戦へ持ち越しとなった。

 ルーキーが踏ん張れなかった。先発の古謝は二回に連続適時打で先制を許す。その後好投を続けていたが、六回にも連続適時打を浴び、6回4失点でマウンドを降りた。

 打線は序盤にチャンスを逃す。二、三回と続けて得点圏に走者を置いたが、決め手を欠いた。4点を追う七回にチーム19イニングぶりの得点となる太田の2点適時三塁打、小深田の犠飛で1点差に詰め寄ったが、追いつくことはできなかった。

 このカード2勝以上で交流戦優勝だったが、セ・リーグ首位相手に痛恨の連敗。ナイターで行われるソフトバンクの結果次第で、16日の優勝条件が変わってくる。

 デーゲーム終了時点で楽天は12勝5敗で、ソフトバンクは11勝5敗となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇プロ野球セ・パ交流戦 西武-DeNA(15日、ベルーナドーム)

いまだ勝利のない西武・高橋光成投手は、今季9度目の先発登板も、味方の援護もむなしく、5回2/3を3失点で降板しました。

今季初勝利を目指す高橋投手は、初回を三者凡退で抑えます。しかし2回2アウトの場面、内角のカットボールを山本祐大選手に運ばれ、ソロホームランで先制点を許します。

続く3回には1アウト1、3塁のピンチで、度会隆輝選手に3塁線へゴロを打たれると、打球を処理した児玉亮涼選手がホームに送球。3塁ランナーの森敬斗選手がミットをかわし、左手で本塁に触れます。球審はセーフとジャッジ。渡辺久信GM兼監督代行はリクエストを要求するも判定は覆らず、2点目を許しました。

5回表には先頭打者の森選手に、148キロのストレートを3塁線へ運ばれます。ボールを取ったレフト・鈴木将平選手の送球がそれた隙に、森選手は2塁へ走塁。続く桑原将志選手をファーストゴロで仕留めますが、度会選手にボールをセンターへはね返され、3点目を失いました。

降板後、高橋投手は「先取点を与えてしまったことで、相手に主導権を握らせてしまったことに尽きます」とこの試合の投球を振り返りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

● 楽天 3 - 4 広島 ○
<2回戦・楽天モバイル>

 セ・リーグ首位の広島は、3連勝で今季最多を更新する貯金8。4カード連続の勝ち越しで今季の交流戦は10勝7敗となり、残り1試合を待たず2017年以来の交流戦勝ち越しを決めた。

 広島打線は2回、二死一塁から8番・佐藤が四球でつなぐと、続く9番・二俣が右前適時打を放ち先制。1番・秋山も中前適時打で続き2-0とリードを広げた。6回は3番・菊池、4番・小園の連打などで一死一、三塁とし、6番・坂倉、7番・堂林が連続適時打。この回は4安打を集中し4-0とリードを広げた。

 今季4度目の先発となった玉村は、序盤からピンチは招くものの要所で踏ん張り6回まで無失点。4点リードの7回は先頭から3連打を浴び降板したが、7回途中8安打3失点の内容で勝利投手の権利はキープした。

 1点リードの8回以降は島内、栗林の勝ちパターンが無失点リレー。玉村はうれしい今季初勝利(2敗)、栗林はリーグトップのマルティネス(中日)に1差に迫る19セーブ目(0勝1敗)をマークした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「楽天3-4広島」(15日、楽天モバイルパーク)

 広島が3連勝で4カード連続の勝ち越し。2017年以来7年ぶりの交流戦勝ち越しを決めた。貯金は今季最多の8と勢いが止まらない。

 二回2死一、二塁から「9番・左翼」で出場した二俣が右前適時打を放ち、先制に成功。続く秋山も中前適時打を放ち、この回2点を奪った。

 六回は1死一、三塁から坂倉が5月25日・DeNA戦以来のタイムリーとなる中前適時打をマーク。続く堂林も35打席ぶりとなる安打を中前に放ち、4点リードとした。

 先発の玉村は六回まで走者を背負いながらも、無失点。4点リードの七回無死一、三塁から、太田に2点適時三塁打を浴び、6回0/3を投げ、8安打3失点で降板。後を継いだハーンが犠飛を浴び、1点差に詰め寄られるも、何とかしのいだ。玉村は今季初勝利&自身交流戦初勝利となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DeNAが6連勝で勝率5割に戻した。東は7安打を浴びても要所を締め、今季初完投を昨年6月以来の完封で果たして無傷の5勝目。二回に山本の1号ソロ本塁打で先制した打線はその後も小刻みに加点した。西武の高橋は開幕7連敗。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「西武0-4DeNA」(15日、ベルーナドーム)

 西武が今季8度目の零敗で、5カード連続の負け越し。7安打は放ったが、二回は2死一、三塁、三回は2死三塁、四回は2死一、三塁と好機であと一打が出なかった。

 先発の高橋は5回2/3を投げ8安打3失点(自責点2)だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ロッテ10-0中日」(15日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテは今季最多タイの16安打10得点で快勝。連敗を5でストップし、吉井理人監督の就任後100勝目を挙げた。

 0-0の三回、無死一三塁から、藤岡が放った投ゴロの間に三走・友杉が生還し、先制した。

 1-0の五回には、2死一塁から藤岡が今季3号2ラン。さらに続くポランコから連打と相手失策、四球などで打者一巡の猛攻を仕かけた。この回、一挙5安打5得点を挙げた。

 投手陣はブルペンデーとなり、横山が先発。2回無失点と好スタートをきると、2番手の高野脩も2回2/3を3安打無失点にまとめ、プロ初勝利を挙げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希が6月13日、右腕のコンディション不良で1軍選手登録を抹消された。佐々木の登録抹消は、上半身疲労を考慮された5月28日に続いて2度目。6月8日に中14日で広島カープ戦に登板して、勝利投手となっていた。

佐々木の登録抹消には、米メディアも強い関心を示した。『FanSided』のマーク・パウエル記者は、「日本の“怪物”、ササキのMLBでの将来が危ぶまれている。数年後にMLBに進出すると言われている右腕が挫折を味わった」と伝えた。

「腕に違和感があり、登録を抹消された。健康の維持に苦労している。ササキは健康であれば世界で最も才能のある右腕のひとりで、2023年WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の優勝メンバー。できるだけ早くMLBに移籍したいと考えている」
パウエル記者は、「11月で23歳になるササキは、25歳の誕生日を迎える前にポスティングされると見られており、ヨシノブ・ヤマモトのような大型契約の対象にはならず、MLB球団にとっては魅力的だ。ヤマモトよりも総合的に有望と言われている投手が、破格の金額で契約できるからだ。17年に23歳でロサンゼルス・エンジェルスと契約したショウヘイ・オオタニと同じケースだ」と、記している。

さらに、「まだ若いササキは、怪我の多いシーズンを終えてからMLBに無理やり移籍するよりも、自身の健康とこれからのシーズンに集中することが大切だ。防御率1.96をマークしてるが、登板機会が少ないため、今季のNPBの主要な賞の候補から外れる可能性もある」として、万全のコンディションと成績を期待した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【セパ公示】(15日)オリックスが茶野篤政を登録し来田涼斗を抹消 ヤクルトが奥川恭伸を抹消

 

 

◆セ・リーグ

 【出場選手登録】

 ▽中日 祖父江大輔投手

 【同抹消】

 ▽ヤクルト 奥川恭伸投手

 ◆パ・リーグ

 【出場選手登録】

 ▽オリックス 茶野篤政外野手

 ▽ソフトバンク 沢柳亮太郎投手

 ▽西武 佐藤隼輔投手

 ▽西武 羽田慎之介投手

 ▽日本ハム レイエス外野手

 【同抹消】

 ▽オリックス 来田涼斗外野手

 ▽西武 増田達至投手

 ▽西武 平井克典投手

 ▽西武 青山美夏人投手

 ▽日本ハム 田中瑛斗投手

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロッテ・佐々木朗希投手(22)のメジャー挑戦について米メディアから懐疑的な声が噴出してきた。

佐々木は13日に右上肢のコンディション不良のため、一軍登録を外れた。出場選手登録抹消は今季2度目で、1度目の抹消は5月24日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)に先発した後に「上半身の疲労回復遅れ」で戦列を離れていた。

今季2度目の戦線離脱には米国も過敏に反応。米メディア「アスロンスポーツ」は14日(日本時間15日)に「サンディエゴのターゲット・佐々木朗希は健康上のハードルを抱え、MLBでの将来は不透明」という見出しの記事を報じた。「こうした度重なる健康上の問題は彼(佐々木)がプレーしたいと強く望んでいるアメリカへの移籍を遅らせる可能性がある」とする同メディアは「佐々木朗希は健康上の問題が続いており、サンディエゴ・パドレスがこの日本人投手に興味を示しているのか疑問が投げかけられている」と〝不要論〟があることを伝えた。

前日の13日(日本時間14日)には米スポーツメディア「ファンサイデッド」(電子版)が「若すぎる佐々木にとって、怪我の多いシーズンを終えたばかりの状態で無理に米国に渡るのではなく、自身の健康と今後のシーズンに集中することが大事だ」と、今オフのメジャー移籍は〝時期尚早〟とする記事を掲載。これまではドジャースの大谷翔平投手、山本由伸投手に続く日本最強右腕として米メディアは〝令和の怪物〟のポテンシャルを絶賛する一方だったが、佐々木の評価もどうやら変わりつつあるようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大の楽天ファン「一生、ずっと応援していきます!」

■楽天 ー 広島(15日・楽天モバイルパーク)

乃木坂46の久保史緒里さんが15日、楽天モバイルパークで行われた楽天-広島戦で始球式を務めた。ノーバウンド投球を見せ、球場は大歓声。投球後は「凄く緊張したのですが、今までで一番楽しんで投げることができました!」と心境を明かした。

宮城県出身で楽天ファンの久保さんは、これが5度目の始球式。昨年は3月の侍ジャパンの壮行試合と、楽天戦で投球した。この日は「myfavE DAY Supported by 楽天カード」の特別ユニホームに黒いスカート。ピンクのグラブを持って登場した。

セットポジションから投げ込んだ1球はノーバウンドでキャッチャーのミットに収まった。笑顔の久保さんは、周囲に頭を下げてグラウンドを後にした。

投球を終えた久保さんは「昨年はワンバウンドしてしまいとても悔しくて、今年は絶対にノーバウンドで届けられるように練習してきました。達成できてよかったです! 楽天イーグルスにとって、とても大事な試合で始球式を務めさせていただき本当にありがとうございます。一生、ずっと、楽天イーグルスを応援していきます!」とコメントした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本ハムの新庄剛志監督が14日、自身のインスタグラムのストーリーズを更新。11日の中日との初戦で、メンバー表交換の際に立浪監督がハイタッチに応じてくれたことについて「立浪監督とのハイタッチ少し緊張しましたが、メチャクチャ優しい目でしてくれました 有難うございます」と感謝を伝えた。

 新庄監督は続けて、阪神での現役時代、2歳年上で中日の正遊撃手を務めていた立浪氏のプレーに心を動かされ、即座に行動に移した出来事を明かした。

 「タイガースに外野手として入団し ある日立浪さんのショートでのプレーを見た瞬間 カッコいい 凄い」と衝撃を受けたとし、「僕はそう思ったらすぐに行動を起こさないと気が済まないので 次の日に2軍の監督にショートをさせて下さいとお願いし そのお陰で外野手だった僕が1軍のデビュー戦 内野手として出場する事が出来ました」とつづった。

 新庄監督は最後に「これも立浪監督のお陰です 感謝します」と、メンバー表交換時の写真を投稿して、30年以上も前の思い出を振り返っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽天―広島戦

15日のプロ野球・楽天―広島戦(楽天モバイルパーク)の始球式に、乃木坂46の久保史緒里さんが登場。見事なノーバウント投球を披露した。

特別ユニホームに黒のスカート姿でマウンドに上がった22歳の久保さん。アナウンスで紹介されると、360度にペコリとお辞儀をして投球。華奢な右腕から放たれたボールはノーバウンドで捕手のミットに収まり、球場はどよめきに包まれた。深々と一礼。ポニーテールを揺らして小走りでグラウンドを後にした。

投球にはX上のファンも注目。「可愛すぎないか??全てが」「お見事な投球です」「練習の成果出たね」「フォームも綺麗」「ちゃんといいボール投げてるのすごい」「左バッターの外に逃げるシンカー」「プレートからノーバン投球は普通にすげぇ」などと驚きの声が上がっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4打数2安打で打率.309、初回は遊ゴロも「強い打球だった」

■ドジャース 4ー3 ロイヤルズ(日本時間15日・ロサンゼルス)

ドジャースの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、本拠地・ロイヤルズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、8試合ぶりのマルチ安打をマークした。4打数2安打で打率.309。チームは逆転勝利を飾り、デーブ・ロバーツ監督は「ショウヘイにはいい兆候が出ていた。最初の打席でも、ゴロの強い打球だった」と復調ぶりに目を細めた。

初回1死は遊ゴロに倒れたが、遊撃・ウィットJr.への痛烈な当たりだった。4回1死では、左腕ラガンスの低めスライダーを右前へ打ち返し、同点の6回先頭では外角低めへのカットボールにバットを伸ばして中前へ。ボール球を確実に見逃し、いずれも厳しい球だったが、技ありで捉えた打球だった。

試合前、指揮官は「ボール球を追うことが減ってきている。いい兆候がたくさん出てきている」と語っていた。6月は48打数11安打の打率.229、3本塁打となっているが、これからの巻き返しが十分に期待できそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“追記”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本プロレスリング連盟設立第2弾大会「ALL TOGETHER」が15日、北海道・北海きたえーるで開催され、アンドレザ・ジャイアントパンダが大きなインパクトを残した。

アンドレザは2017年10月にアマチュアプロレス団体「新根室プロレス」でデビューした。地元で開催されたATで、まさかの初参戦が実現。北海道・登別市を拠点とするプロレス団体「EMMA」の代表・斗猛矢とタッグを結成し、新日本プロレスの矢野通、本間朋晃組と対戦した。

300センチ500キロという驚異の巨体を誇るアンドレザがリングインと同時に巨大化すると、会場からは大きなどよめきが起きた。ゴングが鳴ると圧倒的な体格差を生かして試合を優位に進めたが、相手は百戦錬磨の新日本勢。笹を持った本間に引き付けられている間に、背後から矢野の急所攻撃を浴びる。さらには本間のこけしロケットでダウンまで喫してしまった。

カウント9で立ち上がったアンドレザは、2人にヘッドバットを見舞い、まとめてボディープレスで潰して反撃に出る。ところがヘッドバットが誤爆してしまい、そのまま斗猛矢が矢野に丸め込まれ、3カウントを奪われた。

試合後のリング上では敵味方関係なくヘッドバットを連発して退場。バックステージでは新根室プロレスのオッサンタイガーが「悔しいですね、すごく。新日本のリングということで、憧れてたリングにジャイアントパンダと上がれたということで大変光栄に思っております。(能登半島)復興支援のイベントということで、被災地の方に少しでも元気を与えられていたのならよかったのかなと思います」と感慨深げな表情で試合を振り返った。

一方で対戦した矢野は「ダメだって、あれはダメだろ。デカすぎるって、怖いって。なんで俺だけあんなにやらされるんだよ。ところどころ何か入ってたと思うよ。固かった固かった固かった痛かった! 怖かった!」とトラウマを植え付けられていた…。

 

 

 

 

 

 

 

「ロッテ10-0中日」(15日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテは、先発予定だった佐々木が離脱し急きょブルペンデーとなったが、リリーフ陣5投手の無失点リレーで完封勝利。吉井理人監督が通算100勝目を挙げ「ブルペンデーが100勝目というのは自分らしい」と話した。

 先発した横山は2回無失点と好スタート。2番手には三回から高野脩が登板し、2回2/3を3安打無失点でプロ初勝利を挙げた。五回2死一、二塁からは広畑がマウンドへ。ピンチを無失点で切り抜けると、七回までテンポ良く腕を振り、スコアボードに0を並べた。その後登板した国吉、東妻は三者凡退の好投で試合を締めた。

 指揮官は、これまでの100勝を振り返り「試合が終わって、少しずつここまでの積み重ねの実感が湧いてきました。すべてはワシではなく選手、スタッフ、チームに関係する皆さまの頑張りの積み重ねによって達成することができたと思っています。本当にありがとうございます。これからもワシが頑張っている皆さまの邪魔をすることがないようにしてファンの皆さまのためにマリーンズの白星を積み重ねていきたいと思います」とコメントした。

 

 

 

 

 

 

 

 

バスケットボール男子日本代表でネブラスカ大を卒業した富永啓生(23)が15日、都内の東洋英和女学院で中高生約50名を指導した。これは大手スポーツメーカー・アンダーアーマーのイベント。

この日、同メーカーが展開する「カリーブランド」との契約を発表した富永は、学生と約1時間半交流。質問コーナーで学生から、試合で緊張しない方法を問われると「音楽を聴いたり、試合前にいつもやっていることをするのが、一番緊張がほぐれるから大事だと思う」と笑顔で回答した。

富永自身も、2018年の愛知・桜丘高3年時にアンダーアーマーのイベントで、米プロバスケットボールNBA、ウォリアーズのステフィン・カリーと初対面を果たした。その後は対談や、カリーから直接指導を受けることもあった。

「(今回は)教える側の立場でやれてすごく楽しかった。自分も(カリーから指導を)聞いていた側だったので、生徒たちの気持ちがわかる部分もあった。少しでもアドバイスになればいいなと思っていた」と充実した表情を浮かべた。

現在はパリ五輪を前に、日本代表合宿に参加中。22、23日にはオーストラリアとの強化試合(北海道・北海きたえーる)が控える。「(イベントで)若い子たちからエネルギーとパワーをもらった。自分も代表活動に戻って、頑張っていきたい気持ちになった」と学生から刺激を受けていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆日本生命セ・パ交流戦 楽天3ー4広島(15日・楽天モバイル)

 楽天は先発したドラフト1位ルーキー・古謝樹投手が、6回9安打4失点と粘投。7回に3連打などで3点を返し猛追したが、届かなかった。

 今江敏晃監督は「4点ビハインドの中、何とか粘りは見せたんですけど、序盤に0―4っていうのは重たくなりました。古謝はしっかり役目を果たしてくれたと思います」。古謝は「指にかかっていないボールだと、入れにいった球が痛打されている場面が多かった。指にかかったとき空振りが取れている場面もあったので、それは今の課題として、次につながるようにしっかりやりたい」と振り返った。

 デーゲームだった試合終了時点で交流戦Vのマジックは「2」で足踏み。仮に2位ソフトバンクがナイターで勝つと、最終戦を残し12勝5敗で並ぶ。いずれにしても、優勝の行方は最終戦の結果次第となるが、最終戦でも勝敗が完全に並んだ場合、直接の対戦成績が最初の条件となるが同一リーグのため対戦なし。その場合はTQBでの決着となる。

 TQBはNPB公式サイトで(得点/攻撃イニング)-(失点/守備イニング)と表現されているが、簡単に言えば1イニングの平均得点から1イニングの平均失点を引いた数字。この数字が大きい方の勝利となる。ちなみに楽天は15日の試合終了時点で「0・128」。ソフトバンクは14日終了時点で「0・116」とわずかに楽天がリードしているが、最終戦の勝敗はもちろん得失点が優勝を左右する可能性が出てきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ロッテ10-0中日」(15日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテのプロ2年目・高野脩汰投手が、0-0の三回から2番手で登板し、2回2/3を3安打無失点。プロ初勝利を挙げた。「調子はずっと悪くなかったので、この調子のままいけば絶対通用するなというのはあった。三回に(マウンドに)上がったときも自分のボールを投げられていたので、自信を持って強気でいけた」と振り返り、「社会人卒で、即戦力で見られていると思うので、遅いとは思うんですけど、2年目の前半で初勝利を挙げられて良かった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 三回は2死からカリステに左翼線二塁打を浴びたが無失点。三回には、クリーンアップを三者連続三振に斬った。四回には、2死から連打を浴び一、二塁とし降板となったが、続いて登板した広畑が無失点に抑え、初勝利を手にした。

 この日は、母校・出雲商の大先輩である、元広島・大野豊氏がテレビ解説者としてZOZOマリンスタジアムを訪れていた。高野は「試合前に話させてもらって、『頑張れよ』って言ってもらった。大野さんの前で良いところを見せられてよかったです」と笑顔だった。

 プロ初勝利は、吉井監督の100勝目を飾る1勝となり「ちょっとおこがましい感じもあります」としながら「(吉井監督は)ピッチャーのことを考えて采配してくれている。信頼を勝ち取れるようにやっていきたい」と力を込めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岸田総理はG7サミットでのウクライナ支援を巡る議論の中で、「ロシアによる核の威嚇、ましてや使用はあってはならない」と述べたことを明らかにしました。

そして、「G7としてこの認識が共有できた」と受け止めているとし、「ロシアによる無責任な核による威嚇等についても最も強い言葉で非難するということで各国が一致した」と強調しました。

G7サミットを終えてイタリア・プーリア州で先ほど、記者団の質問に答えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北大西洋条約機構(NATO)は14日、ブリュッセルで国防相理事会を開き、ウクライナ軍への訓練や武器輸送に関する調整役を担うことで合意した。ロシアとの対立激化を懸念して避けてきた軍事支援への直接関与に踏み出す。

 

 NATOがこのタイミングで関与強化に踏み切ったのは、ウクライナ支援に否定的なトランプ米前大統領が11月の大統領選で返り咲くシナリオを見据え、継続的な軍事支援を担保する仕組み作りを急いでいることが背景にある。

 NATOによると、ドイツ西部ウィースバーデンの米軍施設にNATO要員700人を新たに配置する。加盟各国が実施するウクライナ軍への訓練を一元的に監督するほか、各国が供与する武器や支援物資の調達や輸送を管理する。

 これらの調整役はこれまで、米軍が主導する国際支援会議が担い、米軍兵約500人が実質的に担当してきた。今後、NATOが徐々に引き継ぐとみられる。

 理事会では、支援疲れの懸念を 払拭ふっしょく するため、各国の分担金を決めて年間400億ユーロ(約6兆7000億円)以上の供与をウクライナに確約する計画も協議された。NATOは7月9~11日にワシントンで行われる首脳会議での合意を目指している。

 理事会では、有事に前線配置される「NATO即応部隊」が50万人態勢になったことも報告された。2022年以前は4万人規模だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日16日(日) 北日本の日本海側で雨 関東から近畿は天気急変に注意

■ 天気のポイント ■

・北日本は日本海側を中心に雨
・関東から近畿は晴れても天気急変に注意
・九州や中国、四国は晴れて気温上昇

明日16日(日)は低気圧や気圧の谷の接近に伴い、北日本の日本海側や北陸で雨が降りやすくなります。関東から近畿は日差しが届いても油断ができず、内陸部を中心に天気の急変に注意が必要です。西日本、東日本で気温の上がる所が多くなります。

北日本は日本海側を中心に雨

 

北日本は低気圧や気圧の谷の接近で天気が崩れます。北海道の日本海側は朝から雨の降る所が多く、午後は東北日本海側や北陸でも雨が降り出します。夕方から夜にかけては雨の範囲が太平洋側まで拡大する予想です。

日本海側の気温は今日15日(土)ほどは上がりません。

関東から近畿は晴れても天気急変に注意

明日16日(日) ゲリラ雷雨リスク

関東や東海で今夜降り出す雨は、明日朝までには止んで、昼間は日差しが戻ります。ただ、晴れてきても油断ができません。関東甲信から近畿の内陸部では午後になると天気が急変するため、雷雨に注意が必要です。近畿では大阪市など都市部でも雨の可能性があります。

昼間の気温は30℃前後まで上がり、日差しがある間は暑く感じられそうです。

九州や中国、四国は晴れて気温上昇

九州や中国、四国は朝から晴れて、強い日差しが照りつけます。各地で気温が上がり、最高気温は30℃以上の真夏日の所が多い予想です。

梅雨前線は再び沖縄付近まで南下するため、沖縄本島を中心に雨の強まる可能性があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■バレーボールネーションズリーグ2024 女子予選ラウンド第3週 日本 3-0 セルビア(15日、福岡・北九州市) 

パリ五輪出場権を獲得した女子日本代表(世界ランク7位)はセルビア(同9位)と対戦、セットカウント3‐0(25‐22、25‐18、25‐15)のストレート勝ち。通算成績を8勝3敗とした。

 

スタメンは主将・古賀紗理那(28)、セッター・岩崎こよみ(35)、山田二千華 (24)、林琴奈(24)、石川真佑(24)、荒木彩花(22)、リベロは福留慧美(26)が起用された。

第1セットは互いに点を取り合い、日本の1点リードで迎えた16‐15の場面で、古賀のバックアタックが決まる。さらに相手のミス、石川のブロックアウトに、林の好レシーブからスパイクが決まり4連続得点をマークし20-16とリードを広げる。セルビアに粘られ1点差に迫られたが、石川のバックアタックに山田のスパイクが連続で決まり、25-22で日本が先取した。

第2セット序盤は、石川のスパイクにサービスエースが連続で決まり6-2とリード。さらに林もスパイクとサービスエースで続き3連続ポイントで10-4と6点差をつける。中盤に入ると日本にミスが出て、4連続失点などで19-16とセルビアに詰め寄られる。それでもその直後に石川がスパイクを連続で決め、流れを取り戻した日本が25-18で2セットを連取した。

第3セットは3-3から古賀のスパイクに石川のバックアタック、山田のフェイントに再び古賀がスパイクを決め4連続得点で7-3とリードする。さらに平均身長で約10cm高い相手に古賀がブロックでシャットアウト、そしてこの日絶好調の石川の強打、セッター・岩崎の技ありツーアタックで4連続ポイントで11-6と大きくリード。その後も石川のサービスエースやバックアタックなどでセルビアを突き放した日本は、第3セットも25-15で奪い3-0のストレートでセルビアを下した。チーム最多得点はカナダ戦で途中交代となり悔しい思いをした石川が17得点と奮起した。

試合後、眞鍋政義監督(60)は「今日はセットの前半から集中力を高かったですね。カナダ戦の課題もしっかり潰せたそんなゲームだったようにも思います」と振り返り、パリ五輪出場について「2年半、このパリのオリンピックの出場権を獲得するためにやってきましたから、スタッフ、選手に感謝です。そして、ファンの皆さんにも感謝です」と大勢の観客を前に感謝を述べた。


日本は次戦16日、予選ラウンド最終戦で東京五輪金のアメリカ(世界ランク5位)に挑む。日本時間20日からはタイに場所を移して、負ければ終わりのファイナルラウンドの準々決勝を戦う。※世界ランキングは試合前時点

【日本の得点(上位)】
石川 17点
古賀 14点
林  9点
山田 8点

 

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦