島根県江津市など1市3町を担当する江津邑智消防組合は6日、記者会見を開き、組合トップの消防長が複数の職員に対してパワハラ行為を行っていたと発表した。裁判員裁判に関連して休んだり、新型コロナウイルスに感染したりした職員を叱責するなどしたという。会見には消防長も出席し、「言葉の使い方や言い方、タイミングに不適切な面があった」と述べた。

 組合によると、消防長は2022年12月、裁判員裁判のために休暇をとることを了承したにもかかわらず、その後に「新しい消防車が入る大事な時期に、なぜそんなものに出るんだ。自分の職責や立場を理解しているのか」と叱責した。また23年6月には、県外であった土砂災害訓練の懇親会に出席した職員2人が新型コロナに感染したことに怒り、謝罪の申し出を拒否して、叱ったり無視したりしたという。

 組合公平委員会は今年1月、職員の代表者からの申し立てを受けて調査を開始。申し立てを受けた8件のうち、裁判員のケースなど3件をパワハラと認定した。今後、実態把握や職場改善に向けて第三者委員会を立ち上げる。

 組合によると、実態把握中のため現時点で消防長の処分は未定で、当面は消防長として勤務を続けるという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新型コロナウイルス感染症による死者数が累計で10万人を超えたことが、厚生労働省が発表した人口動態統計で分かった。2023年の死者数(概数)は3万8080人で、20~22年の死者数(確定数)と合わせると、計10万5950人となった。

 

 新型コロナの流行が始まった20年の死者数は3466人だった。重症化しやすい変異株「デルタ株」が流行した21年には1万6766人に増加した。22年は、致死率が低下した「オミクロン株」が主流になったが、感染者数が急増したことに伴い、死者数も4万7638人に上った。

 男女別では、男性5万7222人、女性4万8728人だった。

 厚労省は新型コロナ死者数を毎日公表していたが、5類移行に伴って終了し、対象月の約5か月後にまとめる人口動態統計により、月単位で公表している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新型コロナウイルスへの感染が確認された上皇后美智子さま(89)について、宮内庁は6日、「平熱で、せきなどの症状も改善され、快方にむかっていらっしゃる。来週には通常の生活にお戻りいただけるのではないか」との見通しを示した。毎日検査を受けている上皇さまは、陰性が続いているという。

 側近によると、美智子さまは2日未明にせきとのどの違和感の症状があり、3日朝のPCR検査で陽性が確認された。その日の夕方、一時的に発熱したが、夜には平熱に戻ったという。

 上皇さまは美智子さまのことを大変心配し、側近を招いて様子を確認しているという。ご夫妻は別の空間で過ごしているが、インターホンを使って会話をすることもできる環境で、これまでもどちらかが風邪をひいたときは、同じように過ごしてきたという。

 週末をめどに美智子さまの陰性が確認されれば、ご夫妻で一緒に食事をし、散策したり、本を読んだりする規則正しい「普通の生活」に戻る予定という。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今月3日、新型コロナウイルスへの感染が確認された上皇后さまについて、症状は改善し、快方に向かわれていることが分かりました。上皇さまは、6日もPCR検査で陰性だったということです。

側近によりますと、上皇后さまは、今月2日未明から咳の症状があり、翌日喉に違和感があったことからPCR検査をしたところ、新型コロナウイルスへの感染が確認されました。

その日の夕方、一時熱が上がったものの、その後、異常はなく、平熱に戻られているということで、咳などの症状も改善されているということです。

早ければこの週末にもあらためてPCR検査をし、結果が良ければ、来週から上皇さまと一緒に規則正しい通常の生活に戻られるということです。

上皇さまは、上皇后さまの感染確認を受けて、毎日PCR検査をされていますが、6日も陰性だったということです。

「感染防止をはかった方が良い」という侍医の判断で、上皇ご夫妻は今は離れて過ごされていますが、お住まいにはインターホンがあり、全く話ができない状態ではないということです。

上皇ご夫妻は、先月28日から31日まで上皇さまが終戦直前、疎開生活を送った栃木県の日光を私的に訪問されていました。滞在中、上皇后さまの体調に変わりは無かったということです。

上皇さまは、訪問先それぞれの場所で、当時のことを思い起こして上皇后さまに話されていたということで、側近は「行かれて良かったという感想をお持ちだと思う。戦争の記憶をたどられる良い機会になったのではないか」と話しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2日までの1週間に福島県内82定点医療機関で確認された新型コロナウイルスの新規感染者数は198人で、定点医療機関当たりの感染者数は2.41人だった。前週(5月20日~26日)の2.45人より0.04人少なかった。県が5日発表した。

 保健所別の感染者数は【表】の通り。県全体の感染者数は前週の201人と比べて3人減少した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自動車・二輪車メーカー5社による量産に必要な認証「型式指定」の不正申請を巡り、国土交通省は6日午前、スズキの本社(浜松市)に対し、道路運送車両法に基づく立ち入り検査に入った。トヨタ自動車、ヤマハ発動機に続き、車メーカー大手へ異例の3日連続の立ち入りとなった。

 

スズキ本社に入る国土交通省の担当者(6月6日午前8時58分、浜松市中央区で)=松本貴裕撮影

 国交省の職員3人は6日午前9時前、スズキ本社を訪れ、立ち入り検査に着手した。スズキは2017年まで3年間生産していた軽自動車「アルト」(貨物仕様)のブレーキ試験で、停止距離の測定数値を改ざんし、試験成績書に虚偽記載をした。累計台数は約2万6000台。生産中の車種では、不正は確認されていない。

 

スズキ本社に入る国土交通省の担当者(6月6日午前8時58分、浜松市中央区で)=松本貴裕撮影

 国交省はマツダ、ホンダにも近く立ち入り検査を行い、不正の詳しい事実関係を確認した上で、5社に対する道路運送車両法による行政処分を検討する。

 トヨタとマツダは6日、国交省から出荷停止の指示を受けた計5車種の生産を停止した。トヨタが「ヤリスクロス」「カローラフィールダー」「カローラアクシオ」の3車種。マツダは「マツダ2」「ロードスターRF」の2車種。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は5日までに、ウクライナ軍が米国製兵器を使用し、ロシア領内を攻撃したと報じた。ウクライナ最高会議(議会)国家安全保障委員会のチェルニエフ副委員長が4日、同紙に明らかにした。
バイデン米政権は先週、反撃目的での越境攻撃を容認した。ウクライナ軍が米国製兵器を使ってロシア領を攻撃したことがウクライナ当局者に確認されたのは初めて。
ウクライナ軍が使用したのは、米国が提供した高機動ロケット砲システム「HIMARS」。北東部ハリコフ州と接するロシア西部ベルゴロド州の国境から約32キロ地点を攻撃し、地対空ミサイルを破壊したという。
攻撃は今月に入り実行されたとみられる。米国防総省のシン副報道官は5日の記者会見で「確認できない」と述べ、回答を控えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先月、腹などを銃で撃たれ、自宅療養中だった東欧・スロバキアのフィツォ首相が自身のSNSで動画を公表し、「6月から7月にかけて仕事に復帰できるだろう」と述べました。

スロバキアのフィツォ首相は5日、自身のSNSで動画を公表し、「すべてが計画通りにいけば、6月から7月にかけて徐々に仕事に復帰できるだろう」と今月中に職務復帰する可能性があることを明らかにしました。

事件後、フィツォ首相が姿を見せるのは初めてです。

フィツォ首相は先月15日、中部ハンドロバでの政府の会議のあと地元住民に歩み寄ったところ、腹などを撃たれ、手術後、先月末から自宅療養に移っていました。

殺人未遂の疑いで逮捕された男の犯行の動機について、スロバキア政府はウクライナへの軍事支援の停止などに反対する政治的な動機だったと発表しています。

フィツォ首相は動画で「彼は邪悪な政治的憎悪の使者に過ぎなかったことは明らかだ」と述べるとともに、「私は彼を許し、自分が何をしたのか、なぜそれをしたのかを自分の頭の中で整理させる」と語りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ボロ家ハラスメント」いなば食品に労基署が入っていた

「一時でも入社を考えていた自分が情けなくなります」

 

 缶詰製造大手・いなば食品にこの春入社予定だった女性が嘆く。今週もいなばに嵐が吹き荒れる。

◆ ◆ ◆

“ボロ家ハラスメント”発覚で社長自らお詫び行脚

 小誌はこれまで数週にわたっていなば食品の抱える問題、疑惑を報じてきた。その嚆矢は新入社員に対する悪辣な仕打ちだった。

 

「社宅として案内されたのが雨漏りのするようなあばら家。会社のHPでは新築のマンション風のキレイな社員寮をアピールしていたのに、蓋を開ければこの有様。信用できない会社だと思い、入社を辞退しました」(同前)

 大量の入社辞退者を生んだこの“ボロ家ハラスメント”は、稲葉敦(あつ)央(ひろ)社長(70)の妻で、社内で女帝として恐れられる稲葉優子会長(55)の指示で行われた。

「社内は対応に追われています。ゴールデンウィーク中も社長自らお詫び行脚に出向き、辞退者のご家族に土下座をすることもあったそうです。社内では辞退者向けの説明会を開催することや補償についても検討されている」(現役社員)

労基署に痛いところを突かれ…

 この問題で連休後に大きな動きがあった。5月15日、静岡労働基準監督署がいなば食品静岡本社に調査に入り、是正勧告を出したというのだ。

「抜き打ち検査ではなかったので、綿密な準備を整えた社長が現地に出向き、弁護士同伴で対応した」(同前)

 労基署の調査が入った理由はなんだったのか。

「入社後の待遇や労働時間などの条件を示した労働条件通知書を新入社員に未交付だったことを追及された。総合職で採用案内を出しながら、内定段階で一般職に突然変更したことも問題視された。入社直前に労働条件を会社側が変更したことは完全に違法で、そこを指摘されました」(同前)

 会社関係者が続ける。

「人事担当者は労働条件通知書の必要性を認識していたが、社長が『必要ない』と突っぱねていた。労基署にこの点を問われ、社長は認めざるを得なかった。痛いところを突かれてしょげかえっていました。6月3日までに是正報告書の提出が求められており、細かい内容について社長と法務部が協議中です」

衛生管理に対する疑問の声に対し、環境整備を指示

 この対応で静岡本社を訪れていた敦央社長は、現場にある指示を出したという。

「生産ラインの徹底した清掃と草刈りなどが社員に命じられました。というのも、インフルエンサーが社内からのタレコミとしてネット上に公開した不衛生な工場内の写真がバズってしまい、会社の衛生管理に対する疑問の声が噴出したのを気にしているのです」(静岡工場の従業員)

 いなば食品は5月15日付でHPを更新。〈弊社の製造するペットフードの衛生管理及び品質管理について〉と題し、工場内でどのように製品が作られているかを写真付きで紹介し始めた。

「環境整備が終わった後、社長は工場内の写真を撮ってまわっていました」(同前)

いなば食品に労基署の調査について尋ねたが、回答は得られず

 かように敦央社長が神経質になるのも理由がある。

「実は、5月28日に今度は静岡市の保健所の担当者が工場を訪れる予定がある。行政も文春報道やネットの声を無視できないようです」(同前)

 いなば食品に労基署の調査について尋ねたが、回答はなかった。

 ついに当局のメスが入りはじめたいなば食品。ツナ渡りの日々が続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■MLB パイレーツードジャース(日本時間6日、ペンシルベニア州ピッツバーグ、PNCパーク)

ドジャースの大谷翔平(29)が6日(日本時間)、敵地でのパイレーツ戦に「2番・DH」で先発出場し、3回の第2打席でパイレーツ先発P.スキーンズ(22)から5試合ぶりとなる15号本塁打を放った。これでリーグトップのブレーブス・M.オズナ(33)に2本差と迫った。

前日5日(同)のJ.ジョーンズ(22)に続き、この試合も注目のルーキー、2023年MLBドラフト全体1位のスキーンズと対戦。1回第1打席はオールストレートで3球三振に打ち取られた。

そして、3回の第2打席、甘く入ってきた外角高め100マイル(161キロ)のストレートを完璧に捉えて、フルスイングすると綺麗な放物線を描きスタンドへ。打球速度は170キロ、飛距離126.4m、角度は32度、5試合ぶりの15号ホームラン、PNCパークで初アーチとなり、メジャー27球場制覇となった。

ナ・リーグホームラン争いでメッツ・P.アロンゾ(29)、カージナルス・N.ゴーマン(23)に14号と並ばれたが大谷が一歩抜け出した。チーム63試合目で15号をマークした大谷はシーズン38.6本ペース。昨季は6月に調子を徐々に上げ、日本人メジャー最多となる月間15本塁打をマークしており、6月初アーチでキング返り咲きへの期待が高まる一発を放った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

米大リーグは5日(日本時間6日)、米テキサス州アーリントンで7月16日に行われるオールスター戦のファン投票を始めた。対象は野手のみで、ドジャースの大谷翔平がナ・リーグの指名打者(DH)部門で候補に入った。

 

オールスターのファン投票が始まり、ナ・リーグ指名打者部門で候補入りした大谷翔平(6月4日、米ペンシルベニア州ピッツバーグで)=帯津智昭撮影

 大谷はア・リーグのエンゼルスに所属した昨年はリーグ最多得票を獲得し、ファン投票で3年連続3度目の選出となった。ア・ナ両リーグで最多得票となれば日本人初となる。ファン投票で4年連続の選出となれば、2006~10年のイチロー(マリナーズ)の5年連続に次ぐ記録となる。

 このほか、カブスの鈴木誠也、カージナルスのラーズ・ヌートバーがナ・リーグの外野手部門の候補に名を連ねた。レッドソックスの吉田正尚はア・リーグのDH部門で候補入りした。

 ファン投票では先発野手を決める。今年は2段階で行われ、1次投票で各リーグの最多得票選手が先発に決定し、今月27日に発表となる。リーグ最多得票選手のポジションを除き、各ポジションの上位2人(外野手は最大で上位6人)が最終投票に進み、7月3日に発表となる。投手や控え野手は選手間投票などで選ばれ、各リーグの顔ぶれは同7日に出そろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自民党が提出した政治資金規正法改正案は6日の衆院本会議で可決され、衆院を通過した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パレスチナ自治区ガザ当局は6日、多数の避難民が身を寄せるガザ中部ヌセイラトの学校をイスラエル軍が空爆し、27人が死亡、数十人が負傷したと発表した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

欧州連合(EU)の気象機関「コペルニクス気候変動サービス」は5日、今年5月の世界の月間平均気温が過去最高だったと発表した。過去最高を更新したのは12か月連続で、地球温暖化が進んでいることを改めて示した。

 

5日、インド西部アーメダバードで通勤者に水をかけて涼ませる男性=AP

 発表によると、5月の平均気温は15・91度で、これまで最高だった2020年より0・19度、産業革命前より1・52度それぞれ高かった。昨年6月~今年5月の1年間の平均気温は、産業革命前より1・63度高かった。

 また、世界気象機関(WMO)は5日、24~28年の平均気温は産業革命前より1・1~1・9度高くなるとする報告書を発表した。24~28年のうち少なくとも1年は過去最高だった23年の気温を上回り、産業革命前と比べ1・5度以上となる可能性が高いと予測している。温暖化の影響は北極圏で特に強く表れ、日本周辺のオホーツク海やベーリング海でも海氷の減少が進むという。

 15年に採択された温暖化対策の国際的枠組みであるパリ協定は、世界平均気温を産業革命前と比べて上昇幅を「1・5度以内」に抑えるとの目標を掲げている。ただ、WMOは「一時的に超過することは1・5度の目標が失われたことを意味しない」との見解を示した。

 国連のアントニオ・グテレス事務総長は5日の演説で「気候変動の危機的状況だ。今こそ行動を起こし、結果を出すときだ」と述べ、各国に温室効果ガスの大規模な削減など温暖化対策の実施を求めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■MLB パイレーツ 10ー6 ドジャース(日本時間6日、ペンシルベニア州ピッツバーグ、PNCパーク)

ドジャースの大谷翔平(29)が6日(日本時間)、敵地でのパイレーツ戦に「2番・DH」で先発出場。5打数2安打1本塁打2打点、打率は.322。5試合ぶりの15号に今季24度目のマルチヒットをマークした。チームはパイレーツに10失点を喫して連敗となった。

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直近5試合で19打数4安打、打率.211と調子が上がらない大谷。この日、パイレーツ先発は2023年MLBドラフト全体1位のP.スキーンズ(22)。5月12日にメジャーデビューを果たし2勝負けなし、平均球速は159キロの大物ルーキーと初対戦となった。

スキーンズは1回、1番・M.ベッツ(31)の1球目から101マイル(163キロ)を連発。最後はスライダーで空振り三振。それをネクストバッターズサークルで見ていた大谷の第1打席、1球目、101マイル(163キロ)のストレートを振っていったが空振り、2球目も100マイル(161キロ)のストレートにも振り遅れた。2ストライクと追い込まれると3球目、101マイル(163キロ)に空振り三振。オールストレートで3球三振に打ち取られた。

2回、ドジャースは先発のJ.パクストン(35)が先頭打者に四球を与えるとそこから4連打で3失点、パイレーツ打線の勢いを止めることができず打者一巡の猛攻を浴びてこの回6失点。1回2/3で降板となった。さらに2人目、Y.ラミレス(29)も暴投で1失点とドジャースは今季最多となる1イニング7失点。

3回、2死一塁で迎えた大谷の第2打席、1球目、100マイル(161キロ)のストレートの空振り、さらに4球目、99マイル(159キロ)にも振り遅れて空振り。そして、フルカウントからの6球目、外角高め100マイル(161キロ)を完璧に捉えて、センターへ5試合ぶりの15号ツーラン。ここまで5球空振りしていたストレートをわずかの時間でアジャストさせた。

3対7と4点差に詰め寄った5回、1死一塁での第3打席、カウント1-1から外角高め98マイル(158キロ)を捉えてライト前ヒット。8試合ぶりに引っ張った打球のヒットとなり、5試合ぶり、今季24度目のマルチヒットとなった。

4対8と4点差を追う7回、第4打席、パイレーツ3人目A.チャップマン(36)と対戦。1球目、100マイル(161キロ)のシンカーをファール。カウント0-2と追い込まれ3球目、162キロ(164キロ)のシンカーが内角高めに。大谷も「ヘイ!」と大きな声を出し、ギリギリで避けヒヤリとする場面も。そして、4球目、内角へ103マイル(166キロ)のシンカー。大谷もファールで逃れようとしたがバットに当たらず空振り三振。3球目の厳しいコースへの攻めで反応が遅れてしまった。

6対10と4点差の9回、2死、一、二塁で第5打席、パイレーツ5人目C.ホルダーマン(28)と対戦。カウント1-2からまたも内角へ厳しいボールで大谷は大きな声を出して避けた。5球目は外角に逃げていくシンカーが暴投。走者がそれぞれ進塁しチャンスが広がった。そして、6球目、内角高めのカットボールを振り抜きライトへ大きなフライ。飛距離96m、打球角度46度と高く上がってしまい、あとひと伸び足りず、ライトフライに倒れた。

大谷は5打数2安打1本塁打2打点、打率は.322。5試合ぶりの15号に今季24度目のマルチヒットをマークした。チームは投手陣がパイレーツ打線につかまり10失点で連敗となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■MLB パイレーツ 10ー6 ドジャース(日本時間6日、ペンシルベニア州ピッツバーグ、PNCパーク)

ドジャースの大谷翔平(29)が6日(日本時間)、敵地でのパイレーツ戦に「2番・DH」で先発出場。5打数2安打1本塁打2打点、打率は.322。2023年MLBドラフト全体1位の注目株、パイレーツ先発P.スキーンズ(22)と初対戦。100マイル(161キロ)のストレートを弾き返し、5試合ぶりの15号ホームラン。さらに今季24度目のマルチヒットをマークした。

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大谷は試合後に取材に対応し、「良くなるように毎日やっていますし、良い日もあればもちろん悪い日もあるので、それを毎日チェックしながらやっている感じかなと思います」と振りかえった。

2023年MLBドラフト全体1位のP.スキーンズ(22)の印象は「素晴らしいボールでしたし、最初の打席なんかもあんまり良いスイングだったとは言えなかったので。その後打てたのは良かったですけど、各打席、素晴らしいボールを投げていたと思います」と称賛。

「スピードよりもアングルだったりとか、リリースポイントだったりとか、って言う方が特徴的なのかなと思ったので、それを頭に入れてまず次の打席にいきました」と攻略したポイントを口にした。

前日5日(日本時間)に先発したJ.ジョーンズ(22)、この日の先発スキーンズと若い投手が出てきている事には「毎年毎年、良いピッチャー出てきますし、バッターももちろんそうですけど、良い選手がどんどん入れかわりで出てくるので、そのスピードって言うのは凄い早いなあというのは毎年感じますね」とコメント。

スキーンズはエンゼルスの本拠地であるエンゼルスタジアム近くの出身、大谷の初登板を見て、憧れていたという事には「ぜひ打席に立ってほしいなと思います。彼にも」と口にした。

憧れの大谷と対戦し、161キロのストレートをスタンドに持っていかれたスキーンズは「やられたと言う感じ。前の打席では打ちとったし、あの球も良かったと思う。素晴らしいプレーヤーですから、ああ言うことが起きるんですよ」と話し、「脱帽です。もちろん打たれたのは悔しいけど、ゲームの一部です」と晴れやかな表情で語った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■MLB レンジャーズータイガース(日本時間6日 米テキサス州グローブライフ・フィールド)

タイガースの前田健太(36)が敵地レンジャーズ戦で今季10度目の先発マウンドに上がったが、初回わずか2球でまさかの緊急降板となった。

 

1回、先頭打者のM.セミエンに対し、初球ストレート、2球目外角へのスライダーを投げた直後に前田が首を振り顔をしかめ、右わき腹付近を右手で押さえた。

ヒンチ監督がすぐにマウンドに向かい状況を確認。前田はいったんストレッチなどで感覚を確かめ、投球練習を2球行って続投をアピールしたが、監督がストップ。前田はボールを渡し、立ち上がりすぐにまさかの降板となった。

◆中4日で3勝目狙う登板も...

前回は6月1日のレッドソックス戦に先発し、5回途中5失点で今季2敗目。中4日での登板だった。

前田が緊急降板後、2番手・J.ウエンツ(26)が急きょ登板へ。セミエン、2番・シーガーを打ち取ると、2死から3者連続四球を与え満塁のピンチを招いたが、ラングフォードをフルカウントから空振り三振に抑え、何とか無失点で切り抜けた。

だが2回に先制のタイムリーを許し、3回には先頭・J.スミス(26)に4号を浴びるなど3失点で3回途中で降板となった。

前田は今季、5月2日のカージナルス戦で移籍後初勝利を挙げたが、その後、ウイルス性疾患のため負傷者リスト(IL)入り。3Aのリハビリ登板を経て、5月25日の復帰マウンドでは5回無失点で今季2勝目。ここまで2勝2敗で防御率6.25だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7~8月の3度の審査を経て16人を決定…荒波翔監督「最高の経験を」

DeNAは6日、12月26日〜29日にベルーナドームなどで開催される「NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP 2024 ~第20回記念大会~」に出場する、「横浜DeNAベイスターズジュニア」のセレクション参加選手の募集を開始した。申し込み期間は今月30日までで、3回の実技セレクションを経て16人のメンバーを決定する。

対象となるのは野球経験者の小学6年生男女と、球団ベースボールスクールのアドバンスクラスに所属する5年生。7月22日~24日に横浜市内で、球速やキャッチボール、ボール回し、スイングスピードなどで審査する第1回実技セレクションを実施する。7月29日~31日に第2回、8月2日に第3回のセレクションを行い、肩肘検診を経て本大会出場選手を決定する。

DeNAジュニアは過去優勝2回。昨年は野球日本代表「侍ジャパン」井端弘和監督の長男、巧選手(現巨人U15ジュニアユース)らを擁して7年ぶりに頂点に立った。昨年に続いてチームを率い、連覇を目指す球団OBの荒波翔監督は、「挑戦するみなさんは失敗を恐れず、これまでの練習の成果を思う存分発揮してください。私たちと最高の経験をしましょう」とコメントしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先発出場したDF徳元悠平が試合を振り返った

FC東京は6月5日にホームの味の素スタジアムでルヴァンカップのプレーオフラウンド第1戦を行い、サンフレッチェ広島に1-2で敗れた。この試合に先発出場したDF徳元悠平は左サイドバック(SB)でフル出場し、惜しいボレーシュートを放ち、ロングスローでなど見せ場を作ったが、勝利に導くことはできなかった。

日本代表にDF長友佑都、U-23日本代表にDFバングーナガンデ佳史扶が招集されたことで巡ってきた出場のチャンス。「なかなか出番がないなかで、ルヴァン(での出番)を信じてやってきました」という徳元は、90分を通して徳元は良いパフォーマンスを随所に見せ、存在感を放った。

しかし、敗れたことで「もっと自分のところで何かできましたし、起点になれたところだったり、出口になれたところもあったので、もう一回映像を見てやれるシーンを増やしていきたい。3日あれば大丈夫だと思いますし、代表選手がいないからと言われないように、もう1回気を引き締めてやりたいなと思います」と、第2戦に向けて切り替えた。

この試合、悔やむべきは先制点を献上したこと以上に、2点目をその直後に招いたことだろう。それでも「もうロッカールームで修正しました。しっかり重たい空気で『どうするんだよ』ってテルくん(仲川輝人)が言ってくれましたし、そこに関しては修正できているので、次の試合でしっかりやるだけ。下を向いている選手もいないですし、広島で勝って突破ができれば、この負けを帳消しにできると思うので、まずはしっかり休みたい。みんな『やるぞ』っていう気持ちの方が強いので、良い準備をしたい」と、力を込めた。

今シーズン、FC東京は長友やバングーナガンデといったサイドバックが得点に絡めている。後半21分には、徳元にもチームを同点に持っていくチャンスがあったが、左足で放ったボレーシュートは相手DFにブロックされてしまう。

「決めたかったです。ずっと『来い!』と思ってあの位置に立っていまさしたし、そこを決められるか、決められないかだと思うので」と、徳元は唇を噛み、「もう1回、トイレ掃除からしっかりやりたいです」と宣言した。そして、戸惑う報道陣に対して「毎試合前に、やっているんです。もっと隅まで見て、掃除します。しっかり運を引き寄せたい」と説明した。

ルヴァンカップがなくなれば、リーグ戦で出場機会を得られない選手たちにとってはアピールする機会もなくなってしまう。あと一歩届かなかったゴールと第2戦での逆転勝利のために、徳元はピッチ内外でできることはすべてやる決意だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆東京六大学野球春季フレッシュトーナメント 第4日1、2位決定戦 ▽慶大10ー0立大(6日・神宮)

 慶大が5回までに10点を奪い立大にコールド勝ち。10―0で圧勝し、新人戦優勝を決めた。慶大は昨秋の新人戦に続き2季連続15度目の優勝となった。

 スタンドで観戦した本間颯太朗主将(4年=慶応)は、「甲子園で優勝した(慶応高出身の)良い戦力が1、2年生にそろっている。チーム内で切磋琢磨してチーム力を高めて、秋のリーグ戦優勝、明治神宮大会優勝につながれば」と後輩の活躍に刺激をもらっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オリックスが〝CMキャラクター〟のロッテ・佐々木朗希投手(22)に悔しい思いをしている。現在、佐々木は持ち帰り弁当「ほっともっと」のキャラクターとしてテレビCMや各店舗のポスターに登場。同社やロッテの公式ユーチューブでメイキングや食レポ動画も公開され「旨塩豚カルビ弁当」などをアピールしている。

しかし、バツが悪いのがオリックスだ。これまで〝準本拠地〟としてきた神戸総合運動公園野球場は、2011年に「ほっともっと」がネーミングライツの命名権を取得し「ほっともっとフィールド神戸」となった。オリックスが引き続き神戸市から管理運営を業務委託され、今季も8試合が行われている。本来ならオリックスの選手が起用されて不思議はなく、ファンの間でも「違和感がある」との声がチラホラ聞かれていた。

おひざ元の〝顔〟がライバル球団のエースにとって代わられ、球団関係者は悔しさをにじませた。「こればかりは仕方ない。ウチの選手の力が足りなかったということ。本来なら宮城なんかがいいのかもしれないですけど、もっともっと頑張らないといけない。経済効果を考えてのことでしょうから…」と肩を落とす。

2勝4敗の宮城と4勝2敗の佐々木。ともに現在は二軍で調整中とはいえ、全国的に見ればMLB挑戦で注目される佐々木が人気と知名度で上回る。そもそもオリックスでは糸井嘉男、吉田正尚(レッドソックス)、山本由伸(ドジャース)でさえ大手のCM出演はない。なんとか佐々木から奪い返してほしいが…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チャップマンの剛速球が手元付近へ

■パイレーツ 10ー6 ドジャース(日本時間6日・ピッツバーグ)

剛腕のボールが、ドジャース・大谷翔平投手を襲った。敵地でのパイレーツ戦で、7回の第4打席ではアロルディス・チャップマンと対戦。3球目の102.2マイル(約164.5キロ)が手元付近に投じられると、大谷はビックリ。地元メディアはすぐさま“警告”した。

7回の1死走者なしで対戦。2球で追い込まれると、3球目の102.2マイルは、手元付近を襲い、大谷も声をあげた。直撃はしなかったものの、ヒヤリとするシーンに、地元メディア「ドジャース・ネーション」は1分後に「Hey, ショウヘイに当てるな!!」とX(旧ツイッター)で投稿。人類最速左腕に苦言を呈した。

このシーンにはファンからも「チャップマン怖い……大谷に怪我なくて良かった」「デットボールスレスレだった」「ええーこわいって、やめてって」ど心配する声があがっていた。

大谷は4日(同5日)の試合でもチャップマンと対戦し、中前打を放っていた。この日の“第2ラウンド”では、次の103マイル(約165.8キロ)の直球に完全に振り遅れ、三振に倒れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2024福岡大会

バレーボールネーションズリーグ(VNL)2024福岡大会(西日本総合展示場)は5日、世界ランク4位の男子日本代表が同12位ドイツ代表と対戦。3-2(25-22、22-25、25-27、25-23、15-8)とフルセットの激闘を制して2連勝とした。パリ五輪の前哨戦。五輪代表争いも佳境を迎えるが、試合後の会見で指揮官は7日の同1位ポーランド戦で「この2戦であまりプレー時間のなかった選手にチャンスを」と選手起用について触れた。

福岡大会は初戦のイラン戦に3-0で勝利。ドイツ戦は序盤から競り合いとなり、第3セットを終えて1-2の劣勢に。それでも粘ってタイに戻し、最終第5セットは石川祐希がサービスエースを決めるなど躍動。西田有志とともにチーム最多の21得点と、逆転勝利に導いた。

リベロはイラン戦に小川智大、ドイツ戦に山本智大を起用。ブラン監督はイラン戦後の会見で「(パリ五輪に)1人しか連れていけない」と説明していた。通常の国際大会はベンチ入り14人だが、五輪は2人少ない12人になる。「シーズンが始まった時に2人と話した。この大会は選考の場。2人に同じプレー機会を与えていきたい」とも語っている。

世界ランク1位のポーランド戦は、その他の選手にとっても重要なアピールの場になりそうだ。ドイツ戦後の会見で、指揮官は宮浦健人、深津旭弘、甲斐優斗の3選手の名前を挙げ「この2戦であまりプレー時間のなかった選手、彼らにチャンスを与えられると思う」と語った。さらに「元々決めていた」と大塚達宣の登録も明言。下腿に痛みを抱えるという不動のセッター・関田が登録を外れ、大宅真樹が入るとも話した。

日本は現在世界ランク4位。昨年10月にパリ五輪の出場権を獲得しており、金メダルだった1972年ミュンヘン五輪以来52年ぶりのメダル獲得を狙う。選ばれし12人を決める今後の試合にも目が離せない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【タイガース1-9レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド

日本時間6月6日、3連勝で貯金1となったタイガースは敵地グローブライフ・フィールドでのレンジャーズ3連戦の最終戦を迎え、1対9で完敗。3連戦のスイープを逃し、勝率5割に逆戻りとなった。レンジャーズ先発のホセ・ウレーニャは5回までパーフェクトに抑えるなど、7回途中1安打1失点の快投で2勝目(5敗)をマーク。タイガースはわずか2球で降板した前田健太をリリーフした2番手のジョーイ・ウェンツが2回2/3を投げて4安打3失点で今季初黒星(0勝)を喫した。

タイガースは先発の前田にアクシデントが発生し、わずか2球で降板。2番手のウェンツは2回裏にコリー・シーガーのタイムリーで先制を許すと、3回裏にはジョシュ・スミスに4号ソロを浴び、さらに3番手のメイソン・イングラートがジョナ・ハイムに6号2ランを被弾して0対4とリードを広げられた。6回表にジャスティン=ヘンリー・マロイがチーム初安打かつ自身のメジャー初本塁打となる1号ソロを放ち、ようやく1点を返したが、6回裏にエラー絡みで2失点。8回裏にも2本のタイムリーなどで3点を追加され、最後は試合を諦めて野手のザック・マキンストリーをマウンドに送った。

故障者リストから復帰して3度目の登板となった前田は、1回裏先頭のマーカス・セミエンに2球を投げたところでアクシデント発生。身体の右側を押さえ、A・J・ヒンチ監督やトレーナーと話したあと、そのまま降板となった。その後、タイガースは前田の降板理由について「右側腹部の違和感」と発表。今後、精密検査を受け、故障者リスト入りの必要の有無などを判断することになりそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇柔道・パーク24パリ五輪代表内定壮行会(5日、都内パーク24本社)

パーク24に所属する柔道パリオリンピック日本代表・女子52キロ級・阿部詩選手(23)、女子78キロ超級・素根輝選手(23)、男子66キロ級・阿部一二三選手(26)、男子73キロ級・橋本壮市選手(32)、男子100キロ級・ウルフ アロン選手(28)の壮行会が東京・西五反田の本社で開催されました。

社員やパーク24柔道教室に通う子供たちが集まり、5選手への質問やエールを送り、壮行会の終盤には花束と寄せ書きが贈られました。

パリ大会で2度目のオリンピック兄妹同日金メダルを狙う、阿部一二三選手は「必ず2連覇、兄妹での同日優勝を達成して、金メダルを持って帰る」と強い決意を示すと、妹・詩選手も「全力で一戦一戦戦い抜く。パリの舞台で一番輝きたい」と力強く話しました。

5選手の中で最年長、唯一オリンピック初出場の橋本選手は「オリンピックは柔道人生の集大成として臨む。感謝の気持ちを忘れず戦いたい」と思いを語りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バスケットボール男子の全米大学体育協会(NCAA)1部、ネブラスカ大を卒業した富永啓生が6日、オンラインで取材に応じ、今夏は米プロNBAへの挑戦よりもパリ五輪でのプレーを優先する意向を示した。「今の考えでは、パリで活躍してNBAのチームからオファーをいただけたらいいなと思っている」と語った。

 23歳の富永は7月中旬から予定されているNBAの若手の登竜門、サマーリーグには参加せず、日本代表強化合宿に集中するという。五輪へ向け「日本のバスケットの歴史をつくっていきたい」と意気込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

柏レイソルは6月5日、ルヴァンカップ・プレーオフラウンド第1戦で名古屋グランパスと対戦し、1-1でドロー。この試合で高嶺朋樹が決めた強烈な同点弾に反響が集まっている。

先制されて迎えた72分、島村拓弥が右サイドから中央に横パスを供給。これを受けた高嶺が、ペナルティエリア右手前から左足を振り抜く。完璧なコースに飛んだ力強いシュートがゴール左隅に突き刺さった。

Jリーグが公式Xで「左足一閃!同点ゴラッソ」と題して得点シーンを公開。これにはファンからも称賛の声が上がった。


「皆待ってた、高嶺の復活弾!!」
「スーパーだ」
「美しい」
「素晴らしいシュート!」
「スゴいゴラッソ」
「何度見ても気持ちがいい」
「復帰早々スーパーミドル!!」
「痺れるシュート」
「すごい弾道」
「仕事の疲れが吹っ飛ぶ」

3月16日のJ1第4節・名古屋戦で負傷し、右膝内側側副靱帯損傷と診断された高嶺は、6月2日の第17節・福岡戦で復帰。怪我を乗り越えピッチに戻ってきたばかりのレフティが、さっそく圧巻のゴールを叩き込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オンラインで会見

男子バスケットボール日本代表の富永啓生が6日、オンラインで2023-204シーズン帰国報告会見を行った。昨夏のワールドカップ(W杯)では日本代表のパリ五輪出場権獲得に貢献。今年5月には、3季を過ごしたNCAA(全米大学体育協会)1部のネブラスカ大を卒業した。米プロバスケットボール(NBA)入りを目指す23歳が、今夏のNBAドラフト、パリ五輪への意欲などについて語った。

バスケの本場・米国で5年間戦ってきた若武者が充実した表情を見せた。地元・愛知のバスケットボールアスレティッククラブ ディーナゲッツ愛知から配信された会見。5日の夜に帰国したばかりという富永は「言葉もわからない中でアメリカに飛んで生活できたことは、これからの人生にとって成長させてくれた5年間だった。とても良い経験になった」と振り返った。

2019年3月に愛知・桜丘高を卒業後、NJCAA(全米短期大学体育協会)のレンジャー・カレッジに進学。2021-22シーズンからネブラスカ大へ編入した。21年東京五輪は3人制日本代表で出場。2022-2023シーズンに頭角を現すと、3ポイントシュート(3P)能力の高さから、米メディアにもNBAウォリアーズのスーパースター、ステフィン・カリーに例えられ「日本のカリー」と評されるまでになった。

米大学最終年となった今季は34試合中32試合に出場。全試合で先発し、キャリア最高の1試合平均15.1得点をマークした。エースとして同大の10年ぶり8度目のNCAAトーナメント(通称:マーチ・マッドネス)進出に貢献。1回戦で敗退となったものの、同トーナメントのオールスターゲームにも出場し、3ポイントコンテストでは見事に優勝を果たした。

「ネブラスカでの最終年、自分の一番の目標としていたマーチ・マッドネスに出場できてよかった。チームとしても個人としても良いパフォーマンスができた。中心選手としてチームをマーチ・マッドネスに導けたことは良かった。託される存在になれたことは嬉しかった」と胸を張った。

シーズン前に行われた昨夏のW杯では、日本代表の歴史的な3勝に大きく貢献した。特に48年ぶりに自力での五輪出場権獲得を決めたカーボベルデ戦では、3Pを8本中6本成功させるなど22得点の大爆発。今月3日に発表された日本代表の第2次強化合宿参加メンバーにも名を連ねており、パリ五輪出場が期待されている。目標とする日本史上初のベスト8進出に向け、富永は活躍を誓う。

「日本のバスケットの歴史を作っていきたい。自分たちの100%、120%のバスケットを出し切りたい。五輪は特別なもの。それに対する気持ちは強い。一生忘れることのないイベントになると思うので、悔いのないようにやっていきたい」

個人として第一優先の目標は変わらず「NBA選手になること」と断言。NBA10球団近くからワークアウトの声がかかり、スケジュールも加味して3チームのワークアウトに参加した。「自分のストロングポイントは出せた。見せたいプレーは見せられた。手応えは結構あった」。今月26、27日(日本時間27、28日)に行われるNBAドラフトでの指名は難しいと見ているが、パリ五輪でアピールを狙う。

「今は日本代表に専念することを考えている。来季の所属先は決まっていないので、パリ五輪で活躍して、チームからオファーをいただけたらというのが今の自分の考え」。7月12日(同13日)から米ラスベガスでNBAサマーリーグが開催されるが、日本代表合宿を優先する予定だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「バレーボール男子・ネーションズリーグ、日本3-2ドイツ」(5日、西日本総合展示場)

 日本はフルセットの末にドイツを下し、通算成績を5勝1敗とした。

 次戦(7日)は世界ランキング1位で、前回大会王者のポーランドと対戦する。1972年ミュンヘン五輪以来のメダル獲得を目指すパリ五輪へ向けて重要になる1戦だが、フィリップ・ブラン監督はこれまでのイラン戦、ドイツ戦で出場機会の少なかった選手を起用する方針を明かした。勝利をもぎ取りにいくのではなく、8日のスロベニア戦、そしてパリ五輪本番を見据え、多くの選手に経験を積ませる試合になりそうだ。

 セッターの深津旭弘(東京GB)、オポジットの宮浦健人(ジェイテクト)、アウトサイドヒッターの甲斐優斗(専修大)ら3人の名前を挙げ、「この2戦(イラン、ドイツ戦)でプレー時間がなかった選手に良いチャンスが与えられると思う」と明言。下腿(かたい)を負傷した関田誠大(ジェイテクト)に変わって大宅真樹(サントリー)が入り、アウトサイドヒッターの大塚達宣(パナソニック)も登録されることも明かした。

 ブラン監督は「(8日)スロベニア戦は重要。その重要な試合に向けて、良いリズムになるようにプレー機会を与えられるようにしたい」と話した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今夏の第106回全国高校野球選手権千葉大会の運営委員会が5日開かれ、大会概要が決まった。7月6日に開会式のみ行い、10日に開幕で、決勝は27日の予定。暑さ対策で準決勝まで第1試合の開始が午前9時に早まる。開会式や準決勝、決勝は全席前売り券のみになる。

 

 

 今大会は160校148チーム(うち5チームが連合)が参加し、トーナメント方式で戦う。

 試合はZOZOマリンスタジアム(千葉市美浜区)など県内11球場で行う。昨年に続き継続試合を導入し、決勝を含めて延長十回からはタイブレークを採用して、決勝以外はコールドがある。夏の千葉大会でも初めて低反発バットを導入する。

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 7月は試験期間に入る高校が多く、選手のコンディションなども考慮して、6日に開会式を行い、試合は実施しない。試合は10日から。

 開会式の入退場の演奏をするのは習志野と拓大紅陵の吹奏楽部で、式後に野球応援やポップスなどのパフォーマンス披露も予定される。

 今夏の全国選手権大会から出場選手や観客の暑さ対策として一部日程で2部制となるが、千葉大会での導入はない。代わりに、気温の高い時間帯の試合を減らすために、テレビ中継のない球場では一日2試合にし、1回戦から準決勝までの開始時間を午前9時に早める。

 三回と七回の終了後に選手の給水時間を設け、五回終了後のグラウンド整備時間も休憩にあてる。

 入場料は球場の窓口で一般千円、高校生300円(学生証の提示が必要)、中学生以下無料。前売り券の販売もある。

 開会式は前売りで全席指定券、準決勝と決勝は前売りの自由席券の販売のみ。その他の試合でも来場者が多い際は球場での販売をしない可能性もある。いずれもファミリーマートのマルチコピー機から700円(手数料込み)で購入できるほか、ネット販売もある。

 チケット販売についての詳細は県高野連のホームページ(https://chbf.or.jp/)で公表している。試合の経過や結果はバーチャル高校野球で配信される。

 優勝校は8月7日から阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開かれる全国選手権大会に出場する。

     ◇

 7月6日開会式、10日開幕の第106回全国高校野球選手権千葉大会を主催する県高校野球連盟と朝日新聞社は、始球式をする少年野球のバッテリーを募集する。対象は県内の野球チーム所属の小学5、6年生。チームを通して、投手と捕手の1組で申し込む。

 県総合スポーツセンター野球場(千葉市)の13、14、20、21日と、ZOZOマリンスタジアム(同)の15、23、25、27日の第1試合前に行う。雨天中止などで日程変更の可能性もある。

 はがきにチーム名、投手と捕手の氏名、学校名、学年、希望する球場と日にち、当日の引率者氏名(保護者でもチームの指導者でも可)、郵便番号、住所、電話番号を明記。宛先は「〒260・0014 千葉市中央区本千葉町1の1の6階 朝日新聞千葉総局」へ。6月18日必着。当選者には26日までに電話で通知する。

 問い合わせは、県高野連事務局(043・207・8889)へ。

■日程

6月13日   組み合わせ抽選会

7月6日   開会式

 10~18日 1~4回戦

 20、21日 5回戦

 23日   準々決勝

 25日   準決勝

 27日   決勝

8月7日   全国選手権大会開幕

■会場

 県内11球場。決勝と準決勝はZOZOマリンスタジアム

 県総合スポーツセンター野球場、青葉の森球場、第一カッター球場、船橋球場、浦安市運動公園野球場、柏の葉球場、成田大谷津球場、長生の森球場、ゼットエーボールパーク、袖ケ浦球場、ZOZOマリンスタジアム

■出場チーム数

160校148チーム

うち、以下の5チームが連合

◆生浜・天羽・市原・君津青葉

◆清水・沼南・沼南高柳・流山おおたかの森

◆四街道北・成田西陵・八街

◆旭農業・銚子

◆大網・大原・九十九里・茂原樟陽

■シード校

Aシード 専大松戸、中央学院、千葉経大付、千葉英和

Bシード 市柏、千葉黎明、長生、志学館

Cシード 千葉明徳、千葉商大付、東海大浦安、東京学館浦安、四街道、千葉学芸、市原中央、拓大紅陵

■その他

◆継続試合を導入する

◆低反発の新基準バットを導入する

◆開会式や準決勝、決勝は全席前売り券の販売のみになる

 

 

 

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦