◆日本生命セ・パ交流戦 ヤクルト―ロッテ(29日・神宮)

 「Yakult(ヤクルト)1000ナイター」として開催されたヤクルト―ロッテ戦で、キャンペーンアンバサダーを務める女優の内田有紀が始球式を行った。

 前日には「Yakult 1000」を飲んで準備万端で本番を迎えたという。「精いっぱい感謝を込めて投げさせていただきたいと思います」と気合十分で臨んだ。1995年4月7日の巨人―ヤクルト戦(東京D)以来、29年ぶりの大役だったが、豪快なフォームで投球を披露。スタンドから大きな拍手が送られ、何度も手を振って声援に応えながら、満面の笑顔を見せていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

30日の予告先発

 

 

◇交流戦

巨人・高橋礼―ソフトバンク・東浜(東京ドーム)

ヤクルト・高橋奎―ロッテ・西野(神宮)

DeNA・石田健―楽天・藤井(横浜)

中日・柳―西武・武内(バンテリンドームナゴヤ)

阪神・西勇―日本ハム・山崎(甲子園)

広島・九里―オリックス・斎藤(マツダスタジアム)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巨人は29日、公式ファンクラブ「CLUB GIANTS」とコナミ社「パワスピ・ポイントクラブ」の連動企画を開催すると発表した。

 パワスピ・ポイントクラブ内のコラボキャンペーンページからエントリーを完了するとパワスピ・ポイントクラブで使える「100ポイント」と、先着5000人にCLUB GIANTSで使える「90万ポイント」を山分けしてプレゼントされる。さらにキャンペーンの参加者が東京ドームで行われる対象試合で来場登録すると、直筆サイングッズや観戦チケットが当たる抽選に参加できる。キャンペーンの詳細は以下。

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 ・期間…6月5日午後3時~9月4日11時59分

 ・来場登録キャンペーン対象試合…7月12~14日DeNA戦、8月2~4日ヤクルト戦、8月6~8日広島戦

 ・ポイント反映スケジュール…9月中旬ごろ ※タイミングは前後する場合がある

 ・抽選賞品(応募締切は8月9日午後11時59分)

 〇観戦チケット

〈1〉9月19日 DeNA戦一塁側エキサイトシート観戦ペアチケット=1人

〈2〉9月19日、DeNA戦 一塁側指定席S観戦ペアチケット=5人

 〇グッズ

〈3〉丸佳浩モデルの直筆サイン入りグラブ=1人

〈4〉梶谷隆幸モデルの直筆サイン入りバット=1人

〈5〉岡本和真直筆サイン入り「2024年CLUB GIANTSデー配布Tシャツ」(オリジナルイラスト入り)=2人

〈6〉大勢直筆サイン入り「2024年CLUB GIANTSデー配布Tシャツ」(オリジナルイラスト入り)=2人

〈7〉選手直筆サイン色紙(支配下登録選手からランダム)=10人

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヤクルト-ロッテ」(29日、神宮球場)

 ロッテ・佐々木朗希投手が、試合前練習の合間に昨年のWBCで侍ジャパンのチームメートだったヤクルトの選手たちと談笑した。

 世界一に輝いたWBCで、佐々木は準決勝のメキシコ戦にも先発。その時にバッテリーを組んだ“元女房役”中村悠平捕手に挨拶した。

 また、村上とも談笑。村上は188センチで97キロ。佐々木朗は192センチ、92キロで、ふたりが並ぶとより体格の良さが際立った。

 佐々木朗は「上半身の疲労回復に少し遅れがみられるため」前日に登録抹消。吉井監督は「本当軽い放牧みたいな感じ」とし、復帰登板は6月7日からの広島戦の見込みとなっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本サッカー協会(JFA)は29日、来月のモーリスレベロトーナメントに臨むU-19同国代表メンバー26名を発表した。

 かつてはトゥーロン国際大会の名で親しまれていたモーリスレベロトーナメント。通算50回目を迎える今大会は現地時間3日に開幕を迎え、合計10チームが2つのグループに別れて総当たり戦を行う。各グループの1位同士が決勝戦、2位同士が3位決定戦を行い、以下も同じような形で順位決定戦が行われる。

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 グループBに入った日本は4日にU-21イタリア代表、8日にU-20インドネシア代表、10日にU-23ウクライナ代表、12日にU-23パナマ代表と対戦。なお、グループAにはフランス、韓国、コートジボワール、メキシコ、サウジアラビアが入っている。なお、試合の模様はJ SPORTSおよびJ SPORTSオンデマンドにて独占ライブ放送・配信される予定だ。

 今回発表されたメンバー26名は以下の通り。

▼GK
1 中村圭佑(東京ヴェルディ)
12 後藤亘(FC東京U-18)
23 荒木琉偉(ガンバ大阪ユース)

▼DF
20 桒原陸人(明治大)
4 塩川桜道(流通経済大)
25 尾崎凱琉(早稲田大)
5 市原吏音(大宮アルディージャ)
3 髙橋センダゴルタ仁胡(バルセロナ/スペイン)
16 梅木怜(FC今治)
22 林奏太朗(早稲田大)
2 本間ジャスティン(ヴィッセル神戸)
24 喜多壱也(京都サンガF.C.)
17 小杉啓太(ユールゴーデンIF/スウェーデン)

▼MF
15 行友翔哉(ファマリカン/ポルトガル)
10 大関友翔(福島ユナイテッドFC)
11 平賀大空(京都サンガF.C.)
8 保田堅心(大分トリニータ)
19 廣井蘭人(筑波大)
6 小倉幸成(法政大)
26 神田拓人(早稲田大)
13 石井久継(湘南ベルマーレ)
18 中島洋太朗(サンフレッチェ広島)
7 佐藤龍之介(FC東京)

▼FW
14 塩貝健人(慶応義塾大)
9 神田奏真(川崎フロンターレ)
21 道脇豊(ロアッソ熊本)

 

 

 

 

 

 

 

 

西武の隅田が力投で3勝目をつかんだ。制球力とテンポの良さが光り、8回を4安打無失点。六回に蛭間が適時内野安打を放ち、九回をアブレイユが締めた。中日は連勝が3でストップ。打線が8回1失点の小笠原を援護できなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

米紙『ワシントン・ポスト』は26日(日本時間27日)、「ロッテの佐々木朗希投手は今季終了後、ポスティングシステムを利用してメジャーに移籍するだろう」と伝えた。この報道を受けて、米複数メディアも追随。「多くの球団が獲得を目指すことになる」との指摘が相次いだ。22歳の怪物右腕の動向に注目が集まっている。

 

■同僚ポランコ「行く準備はできている」

『ワシントン・ポスト』のチェルシー・ジェーンズ記者によれば、「各球団は今オフでのササキ獲得を計画中」だという。さらに同僚グレゴリー・ポランコ外野手の「彼(佐々木)は毎日MLBについて聞いてくる。行く準備ができているようだ」というコメントも紹介。佐々木自身やロッテは明言していないものの、「米球団フロントやスカウト、代理人はすでにポスティングに備えて準備を進めている」と記した。

もし移籍する場合、ドジャース入団が有力視されていたが、移籍情報を扱う『TRADE RUMORS』は「それは憶測に過ぎない」と断言。もし、佐々木が25歳未満で渡米する場合、ルールとして契約金にも制限がかかるため、金銭的にはどの球団も用意可能となる。そのため「多くのチームが獲得を検討するだろう」と伝えた。

その上で「ドジャースのほか、ヤンキース、メッツ、カージナルス、レンジャーズも今季のササキの登板に注目している」とした。

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■“25歳ルール”で契約金に制限かかる

MLBの規定により、チームが25歳未満の海外選手と契約する場合、使える金額は契約金や年俸などを合わせて年間500万ドル(約7億8000万円)程度に制限されており、マイナー契約からスタートすることになっている。23歳で海を渡った大谷翔平投手(ドジャース)も契約金230万ドル(約3億6000万円)でマイナー契約し、春季キャンプには招待選手として参加。その後、開幕前にメジャー契約を勝ち取った経緯がある。

富裕球団は札束攻勢をかけることができず、佐々木に提示される契約内容は、ほぼ横並びと想定される。多くの球団が佐々木に熱い視線を送る理由は、そのためだ。

佐々木は28日のプロ野球公示で出場選手登録を抹消された。しかし、令和の怪物を巡るメジャー各球団の視線は熱くなるばかりだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇プロ野球セ・パ交流戦 西武1-0中日(29日、バンテリンドーム)

西武が交流戦2戦目で勝利し、渡辺久信監督代行での初勝利をあげました。

5回まで中日先発の小笠原慎之介投手を相手に2安打に抑えられていた西武ですが6回、先頭の1番・源田壮亮選手がヒットで出塁すると、その後2アウト1塁3塁とし5番・蛭間拓哉選手がサードへタイムリー内野安打。西武が先制に成功します。

西武の先発は隅田知一郎投手。7回まで2安打無失点の好投を見せますが8回、2アウトから木下拓哉選手、岡林勇希選手に連続ヒットを浴び、ランナー1、3塁のピンチを招きます。代打・大島洋平選手に対してフルカウントまで持って行くと6球目をファウルゾーンに打たせ、この打球をサード・佐藤龍世選手がカメラマン席に飛び込みながらキャッチするスーパープレーでピンチを切り抜けました。

9回はアブレイユ投手が投げて無失点。隅田知一郎投手は8回99球、被安打4、無失点の好投で今季3勝目。チームは指揮官が渡辺久信監督代行にかわって初勝利をあげました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

● 中日 0 - 1 西武 ○
<2回戦・バンテリンドーム>

 西武は渡辺GMが監督代行に就任後、これが新体制2戦目で初勝利。投手陣が見事な完封リレーで虎の子の1点を守り抜いた。

 西武打線は中日先発・小笠原の前に5回まで無得点。それでも0-0のまま迎えた6回、3番・外崎の二塁内野安打などで二死一、三塁とし、5番・蛭間が三塁への適時内野安打を放ち均衡を破った。

 先発の隅田はストライク先行の投球でテンポ良くアウトを量産。3回は巧みな牽制球でアウトを奪うなど7回まで中日打線に二塁すら踏ませなかった。7回表は慣れない打撃で二ゴロを打った際に転倒するアクシデントにも見舞われたが、大事には至らず続投。8回は二死から連打を許し一、三塁のピンチを招いたが、代打・大島の三邪飛を三塁・佐藤がカメラマン席に突っ込みながら好捕。バックも左腕の力投を盛り立てた。

 打線は追加点を奪えなかったものの、隅田が8回99球、4安打無失点、6奪三振無四球の快投で虎の子の1点を死守。9回は抑えのアブレイユが10セーブ目(1勝4敗)で締め、隅田は4月6日以来の白星となる今季3勝目(4敗)を手にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「阪神-日本ハム」(29日、甲子園球場)

 阪神は2024年度の公式戦の入場者数が100万人に到達したと発表した。

 この日の観客は4万2608人で、24試合の合計が100万2727人となった。

 過去最速は2004年の20試合。入場者数の実数発表後では19年の23試合が最速だったため、今年はわずかに及ばなかったが、この日も甲子園は満員となっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本ハムの新庄監督が、試合前のメンバー表交換の際にサプライズ演出を行った。古巣阪神のユニホームを着て登場。背番号は入団当初の「63」で、背中には「新庄監督」のネームが入った。阪神の大先輩の岡田監督と握手し、甲子園はどっと沸いた。

 かつて阪神のスター選手としてファンを魅了した聖地での試合は2年ぶり。サービス精神が旺盛な監督は、前日に「まあ見といてください。何かあるでしょうね」と話していた。(甲子園)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本生命 B.LEAGUE FINALS 2023-2024

広島に新しい「誇り」が誕生した。バスケットボールBリーグで初優勝した広島ドラゴンフライズ。28日に横浜で行われたファイナル第3戦で前年覇者の琉球ゴールデンキングスを下し、2勝1敗でプロ野球のカープ、Jリーグのサンフレッチェに続く「日本一」のタイトルを獲得した。国内3つのプロリーグで、同じ市に本拠を置くチームが優勝したのは初めて。東京や大阪、名古屋、横浜など大都市でもできない快挙を支えたのは「王国」広島の力だった。

ワイルドカードから「下剋上」の初優勝を果たし、今季限りで引退する朝山正悟は「この優勝で、カープやサンフレッチェに少し近づけたかな」と胸を張った。チャンピオンシップのMVPに輝いた山崎稜は「広島はカープとサンフレッチェの知名度が高くて、ただそれに負けたくないという思いがあった」と明かした。

アルバルクが優勝しても、同じ東京の巨人と比べることはない。すべて千葉県のチームといっても、ジェッツ優勝で柏レイソルや千葉ロッテマリーンズの優勝が話題になることもない。バスケットボールの会場で、野球やサッカーが語られる。「スポーツ王国」広島のドラゴンフライズならではだった。

もともと、広島はスポーツが盛んだ。1928年、陸上三段跳びで日本人初の五輪金メダリストとなったのは、広島出身の織田幹雄。野球やサッカーも戦前から全国的な強豪校が多く、戦後に原爆からの復興へ市民の支えとなったのがカープの存在だった。球団が市民の希望になり、市民の「たる募金」が資金難の球団を救った。

そんな「スポーツ王国」が2000年、各競技のトップリーグ所属チームによる「トップス広島」を結成した。「すべての広島の人々が、すべての広島のスポーツを応援する」がコンセプト。ハンドボールの日本リーグを各8回制した男子の安芸高田ワクナガ、女子のイズミメイプルレッズ、14-15年のVプレミアリーグで初優勝したJTサンダーズにカープ、サンフレッチェなど全国的なトップチームが名を連ねる。

日本初の画期的な異競技交流組織。05年に発足した日本トップリーグ連携機構は団体球技の国際的な競技力向上に貢献しているが、それよりも前から広島では「トップチーム」同士の連携を進めていた。

野球やサッカー、さらにハンドボールやバレーボールが全国的に活躍する中、バスケットボールだけは蚊帳の外だった。W1リーグに所属した広島銀行が03年に廃部となってからは、全国リーグに参加するチームもなし。「広島でもバスケットボールを盛んにしたい」とドラゴンフライズが発足したのは2013年。2016年創設のBリーグにも参加したが、トップス広島への参加は、B1昇格の2020年だった。

カープがサンフレッチェカラーの紫色のユニホームを着る、サンフレッチェが赤いユニホームで試合をする……こんな異競技交流で新たなファン獲得につなげるのも広島流の手法。3番目のプロクラブも「先輩」たちの力を借りた。カープとの「コラボゲーム」を実施し、新井監督や選手を始球式で招待した。今回のファイナルでは、サンフレッチェが「広島スポーツぶちあつ応援!」として今年完成したピースウイング広島でパブリックビューイングを開催した。

 


 

 

「スポーツ王国」ならではの営業努力と強化策

「スポーツ王国」はスポーツ好きの多さでも分かる。総務省の社会生活基本調査では、1年に1回以上スポーツを生観戦する人が16年の調査で32.9%。都道府県別2位の宮城が26.4%、全国平均が21.5%だから、突出して多い。新型コロナの影響で全体的に激減した21年の調査でも、広島だけは20%超え。広島市民、県民にとって、スポーツは身近な存在だ。

カープ、サンフレッチェなど人気プロチームとのコラボ、クラブの営業努力もあってドラゴンフライズのファンも増えた。今季の入場者は初めて平均4000人超え。ファイナルの横浜アリーナでは、圧倒的な人気を誇る琉球のゴールドに負けないほどチームカラーの朱色がスタンドを染めた。それが、チームの快進撃を支えた。

カープやサンフレッチェと同じように、ドラゴンフライズも決しビッグクラブではない。人気はあっても地方都市では入場料収入もスポンサー収入も限られる。22-23シーズンの総収入は約14億4000万円。24チーム中11位で、アルバルク東京(約27億円)千葉ジェッツ(約25憶1000万円)などと比べて潤沢とはいえない。

傑出した選手はいなくても、組織力で戦うのが広島らしさだ。全員がチームのために献身的に最後まで走り、強いメンタルで勝利を目指す。日本一を決めたファイナル第3戦、ドラゴンフライズはスイッチディフェンスを駆使して琉球をファイナル史上最少の50得点に抑えた。「チームスピリットの勝利。全員が勝つことを信じて戦っていた」とミリング監督は胸を張って話した。

50年のセ・リーグ創設から資金難で長く「お荷物」だったカープが初めて日本一になったのは30年目の79年、93年のJリーグ発足から参加しながら2部落ちも経験したサンフレッチェ初の年間優勝は20年目の12年だった。ドラゴンフライズは13年の創設から、わずか10年で日本一になった。資金難に苦しみ、Bリーグも2部からのスタートだったが、B1昇格4年目での優勝は、B2経験クラブとして初の栄冠でもあった。

かつてサンフレッチェがカープを目標にしたように、ドラゴンフライズはカープとサンフレッチェを追いかけて広島で3チーム目のプロクラブになった。野球、サッカーに続くバスケットボールの日本一。「スポーツ王国」にまた1つ、新しい歴史が生まれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「中日0-1西武」(29日、バンテリンドーム)

 渡辺久信監督代行率いる西武が、采配2戦目で初勝利を挙げた。

 西武は六回、先頭の源田が中前打。続く岸の捕手前のバントは二塁封殺で走者を進められなかった。それでも次の外崎がエンドランのサインで二塁内野安打を放ち一、三塁に。2死後に蛭間が三塁へタイムリー内野安打を放った。

 この際、蛭間は一塁へ執念のヘッドスライディング。一塁送球と際どいタイミングで中日・立浪監督がリクエストしたが、判定は変わらずセーフだった。

 投げては先発の隅田が8回4安打無失点の快投。1-0の七回2死の攻撃で一塁への走塁時に転倒し、右足がつったような仕草を見せたが、その裏も続投。気迫の投球で三者凡退で切り抜けると、八回は2死一、三塁のピンチを招いたが、佐藤龍のカメラマン席に飛び込みながら三邪飛を捕球する好プレーで切り抜けた。

 今季西武は開幕から低迷し、26日のオリックス戦を最後に松井稼頭央監督が休養。翌27日付で渡辺GMが監督代行を兼任した。

 監督時代の2013年以来の采配となった28日の同戦は、0-3で零敗を喫していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆日本生命セ・パ交流戦 中日―西武(29日・バンテリンドーム)

 中日が6回に先取点を献上し、33イニングぶりに失点。4試合連続完封勝利とはならなかった。

 先発・小笠原は5回まで2安打無失点と好投。だが、両チーム無得点の6回2死一、三塁。蛭間が内角の高め直球を詰まりながらも三塁と遊撃の間に打ち返し、一塁にヘッドスライディング。すぐさま立浪監督がリクエストしたもののセーフ判定は変わらず、三塁へのタイムリー内野安打で得点を許した。

 チームは28日の西武戦(バンテリンドーム)で、今季2度目となる3戦連続完封勝利をマーク。球団では12年ぶり3度目で、4試合連続完封勝利となれば、球団では10年7月19日の横浜戦(ナゴヤドーム)以来、14年ぶりだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

派閥の裏金事件を受けた政治資金規正法の改正をめぐり自民党はきょう、法案の修正案を各党に提示しました。野党は「ゼロ回答」だと猛反発し、批判の矛先は公明党にも向いています。

2日続けて行われた、政治資金規正法の改正に向けた修正協議。

きのう、野党5会派は、▼企業・団体献金の禁止、▼政策活動費の廃止または全面公開、▼いわゆる「連座制」の強化を自民党に求めましたが、自民党がきょう提示した修正案は事実上のゼロ回答でした。

立憲民主党 笠浩史国対委員長代理
「野党揃って『これでは話にならない』と。きちっと、この3項目について何らかの提案を再度求める。3年後の見直し規定というのは先送りして、月日が経てば、時が経てば国民も忘れるんじゃないかと、本当に国民をなめているんじゃないかというふうに思います」

自民党は「所属議員に規正法違反などがあった場合、政党交付金の交付停止の制度を創設する」と国民民主党などが求めていた案を新たに附則に盛り込むなど、野党側にも一定の配慮は見せています。

しかし、▼企業・団体献金の禁止には触れず、▼政策活動費についても廃止や全面公開は行わず、「使用した年月」を追加で開示するとの案にとどめました。

注目されているのは、自民党と連立を組む公明党の対応です。

派閥の裏金問題が明るみに出た当時、「同じ穴のムジナとは見られたくない」と自民党を突き放す発言もしていた山口代表。ただ、政治資金規正法の改正をめぐり、自民党が“施行から3年後をめどに見直す規定を盛り込む”としたことなどから、公明党は自民党案に賛成する方針です。

こうした対応に、野党からは…

立憲民主党 泉健太代表
「なんだったんだ、今までの公明党の行動はと。また結局、同じ穴に、ムジナに戻っていくのか」

会期内に改正法を成立させるためには、来週前半の衆議院通過が必要だとして、公明党は連立関係を優先し、自民党案に賛成する方向で調整を進めていますが、党内からは「このまますんなりとはいかない」との声もあがっています。

あすに持ち越しとなった修正協議。与野党の駆け引きが続いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロイター通信によると、パレスチナ自治区ガザで救護活動を担う当局は28日、南部ラファ近郊マワシで避難民のテントがイスラエル軍による攻撃を受け、21人が死亡したと発表した。ロイター通信やAFP通信は目撃者の話として、ラファ中心部にイスラエル軍の装甲車が到達したと報道。現地からすでに約100万人が脱出したとされるなか、緊迫した状況が続いている。

 ロイターによると、ガザの当局側はマワシでの攻撃について、イスラエル軍の戦車が住民の避難区域にあるテント群を攻撃したと主張。一方、イスラエル軍はSNSへの投稿で、避難区域への攻撃はしていないと反論した。米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は当時の映像を検証した結果、攻撃が避難区域の外側で行われた可能性を指摘している。

 中心部に装甲車が入ったとされるラファ市内では、戦闘の広がりが懸念されている。AFPは29日、「動く者は誰でもイスラエル軍のドローン(無人機)に撃たれるので、人々は家の中にとどまっている」とする住民の証言を伝えた。

■米国の「一線」越えたのか、広報官の認識は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

旧民主党は、他党を批判するために放った言葉が自身に戻って突き刺さる「ブーメラン」が「お家芸」と言われた。7月7日投開票の東京都知事選「七夕決戦」への出馬を表明した蓮舫参院議員は、旧民主党の「伝統」を引き継いでしまった。

 

 蓮舫氏は5月27日の出馬会見で、小池百合子都知事のカイロ大学卒業「学歴詐称疑惑」報道について、こう言った。

「選挙に出るのであれば当然、プロフィールも含めて、ご本人が説明しなければいけない。ご本人がきちんと説明することに尽きる。3選するとなると、ジャーナリストも都民も私も、その経歴には注目しています」

 疑惑に対する説明を求めたのである。

 だがそっくりそのまま、説明責任を追及されているのは、蓮舫氏自身だ。なにしろ国籍法に違反して、台湾籍と日本国籍の「二重国籍」だったのだ。2016年9月に台湾籍の離脱手続きを行い、翌10月に日本国籍の選択宣言を目黒区役所に届け出たことを示す戸籍謄本の一部などを開示したが、あくまで一部にすぎない。

 国籍法では日本国籍を選択する場合、22歳までに選択宣言をする必要がある。蓮舫氏は17歳の時に台湾籍を放棄したと語っていたが、それがウソであることが発覚。その後に日本国籍のみを選ぶ届け出を提出したという。

 蓮舫氏は2004年の選挙公報では、二重国籍だったにもかかわらず「台湾籍から帰化」と書いていた。2016年の選挙でも、公式サイトには「日本国籍」とある。いずれも公職選挙法違反(経歴詐称)だったのだ。

 学歴詐称よりも国籍詐称のほうがはるかに深刻であることを、蓮舫氏はわかっていないようである。なぜなら、内閣総理大臣は国会議員の中から選ばれる。蓮舫氏も国会議員であれば、首相になるチャンスがある。その人物が二重国籍保持者など、ありえないことだ。

 蓮舫氏は小池氏に説明を求める前に、改めて自身の二重国籍問題に完全決着をつける必要がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

毎年多くのアニメ作品が放送されるなかで、きわどい要素に振り切った作品など、地上波で放送されたことに驚くようなアニメも存在しています。そうしたな作品は地上波で放送するために、どのような工夫が施されたのでしょうか。

 お色気要素がきわどいアニメとして多くの人に知られている作品といえば、同題の成人向けアドベンチャーゲームを原作とする『ヨスガノソラ』でしょう。両親の死をキッカケに、地方の町に引っ越してきた主人公の「春日野悠」(かすがの はるか/CV:下野紘)が、双子の妹「穹」(そら/CV:田口宏子)をはじめとしたヒロインたちと交流していきます。

 あるヒロインとのエピソードを描いたのち、物語の分岐点に戻り、別のヒロインとのエピソードを描く、という構成で、そのヒロインのなかには実の妹である穹も含まれています。その穹のエピソードは当然ながら禁断の愛を描いており、血縁関係があるにもかかわらず最後は肉体的にも結ばれるなど、文字で書くだけでも過激な内容の作品です。さすがに男女の行為を描いたシーンを地上波ではそのまま流せないため、音声の修正のほか、映像も見えてはいけない部分が黒塗りや光などで隠されています。

 2010年の放送当時はまだ、隠していればなんとかなる寛容な時代だったのでしょうか。2024年のゴールデンウィーク期間には本作がYouTubeで配信されたものの、数日で配信中止のお詫びが出され、「そりゃそうだ」「なんで行けると思った」といった視聴者の声もありました。

 過激な描写が含まれる作品としては、2021年放送の『回復術士のやり直し』も広く知られるでしょう。勇者のパーティーでさんざん利用され、虐げられてきた「癒」の勇者「ケヤル」(CV:保住有哉 )が、回復魔法の正体に気が付き、その力で世界を巻き戻し、自らを虐げてきた仲間に復讐を果たしていく物語でした。

 やり直した世界でケヤルは新たに「ケヤルガ」を名乗り、第1王女かつ「術」の勇者である「フレア」(CV:渋谷彩乃 )を始め、衝撃的な復讐を行っていきます。ケヤルガと女性の行為もたびたび描かれ、地上波で特にきわどいシーンでは、川のせせらぎや揺らめく炎といった風景を流し、声だけが聞こえる演出などで直接的な表現を自粛していました。

 また規制多めの通常版のほか、規制が少し緩和された「やり直しver」、規制がない「完全回復ver」と、各媒体の規制に合わせて音声や内容を変更したバージョンが作られています。それでも放送当時には「放送の限界にでも挑戦する気なんですか」「こんなん地上波で放送していいのか」など、疑問を持ちながらも楽しむ視聴者の声があがっていました。

 2020年放送の『異種族レビュアーズ』は、ほかの作品と同じように制作サイドが表現を工夫したにもかかわらず、放送を中止する局も出ています。同作は、人間の冒険者である「スタンク」(CV:間島淳司)を筆頭に、異世界の風俗店を渡り歩いて採点していく「レビュアーズ」を描いた作品です。

 肝心なところをスタンプで隠すなど大きく映像を規制した地上波放送版のほか、少し過激になった規制緩和版を一部配信サイトで放送し、視聴者が限られる衛星放送やセルソフトでは規制を省くとして、音声や映像の内容を媒体ごとに変えて放送していました。

 しかし『異種族レビュアーズ』は、TOKYO MXとサンテレビで「編成上の都合」により途中から放送は中止されています。詳しい事情は不明ですが、BPO(放送倫理・番組向上機構)に視聴者からの「倫理上の問題がある」「子供に悪影響を与える」といった訴えがあったことも影響したのかもしれません。

 訴えに対してBPOは表現の自由を認めながら、各家庭や制作サイドにあらためて考えるように問題を提起していました。そういった賛否はありましたが、作品自体は人気があり、視聴したファンからは「2期まだですか?」と期待する声もあがっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

29日に開かれた大相撲名古屋場所(7月14日初日)の番付編成会議で新十両昇進が決まった生田目が、東京・両国国技館で記者会見し、「ゴールではなくスタート。気を引き締めて頑張りたい」と決意を述べた。
夏場所の千秋楽では、初めて観戦に訪れたタイ出身の母パチャヤさんの前で十両の風賢央を破り、昇進を引き寄せた。中学の頃から児童養護施設で過ごした経験があり、「小さい頃はやんちゃだった。離れて暮らしてお母さんの大切さに気付いたので、恩返ししたい」と強い思いを口にする。
師匠の二子山親方(元大関雅山)は「自分と同じ突き押しで、向上心が高い。次は幕内を目指して頑張ってほしい」とさらなる飛躍を望んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆日本生命セ・パ交流戦 阪神2―8日本ハム(29日・甲子園)

 阪神が日本ハムに投打に圧倒され、交流戦3年ぶりの黒星スタートとなった。

 先発の大竹は6回8安打4失点(自責点3)。2回に木浪の失策も絡んで2点を先制されると、5回には万波に2ランを献上。4回に自ら左前適時打を放つなど執念を見せたが、粘り切れず今季3敗目を喫した。

 7回は背中の張りから1軍復帰した島本がマウンドへ。しかし、1死二、三塁のピンチを招いて、水谷に中前2点適時打を浴びた。投手陣全体で被安打15。8失点は11日・DeNA戦(横浜)で11失点を喫して以来、実に14試合ぶり。盤石を誇っていた自慢の投手陣が打ち砕かれた。

 低調な攻撃陣は、この日も迫力に欠けた。4回に投手の大竹が反撃の一打を放ち、5回に渡辺が中犠飛。だが、それ以降は日本ハム投手陣の前に力負けが続いた。5カード連続で初戦黒星。セ・リーグ首位の広島に1ゲーム差に離された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆日本生命セ・パ交流戦 広島14―0オリックス(29日・マツダスタジアム)

 広島は、今季最多14得点でオリックスを下した。今季初5連勝で首位をキープ。交流戦の開幕2連勝は13、17年以来7年ぶり3度目。オリックス相手の連勝も17年以来で同年以来の同カード勝ち越しを決めた。

 初回はバント2つの小技を絡める攻撃で1死二、三塁で4番・小園の遊ゴロの間に先制。3回は先頭の9番・森下の右前打を起点に、1死一塁から矢野がプロ初の三塁打で1点を追加。暴投で矢野が本塁生還し、さらに末包が2死一塁でチーム単独最多の4号2ラン。その後もたたみかけるように猛攻を繰り広げた。

 交流戦の14得点は、交流戦初年度の05年5月15日の敵地オリックス戦で16得点を奪って以来、19年ぶりの大量得点。19安打は15年6月13日に21安打した敵地ソフトバンク戦以来だった。

 先発の森下は、2回まで3安打1四球という立ち上がりだったが、打線の大量援護でリズムを取り戻し、3回以降は降板する7回まで無安打投球。7回108球を投げ、3安打1四球4奪三振で無失点。直近2戦2敗と白星に恵まれていなかったが、5月4日の本拠DeNA戦以来の4勝目。防御率1・36はチームメートでリーグトップ1・27の床田に迫る好成績となった。

 2位と健闘した昨季は4月と7月に首位に浮上した2度とも翌戦に敗れて“一日天下”だった。ここから一気に首位快走を目指す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本ハムが快勝。二回に2点を先取すると、2―1の五回には万波が2ラン。七、八回にも2点ずつを加えて突き放した。5回6安打2失点と粘った伊藤が無傷の4勝目を挙げた。阪神は好機であと一本が出ず、投手陣も粘れなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広島が今季初の5連勝。一回に小園の内野ゴロで1点を先取し、三回は矢野の三塁打や末包の2ランなどで4点。六回は5長短打を集めて5点を奪うなど、今季最多の14得点。森下は7回無失点で4勝目。オリックスは投打とも精彩を欠いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アウェーで大敗したACL決勝から中3日。「悔しいからといって、そこで止まったら、もうそれ以上はない。みんなで進んでいくしかない」とは喜田。アジア王座を逃したショックが残る中、リーグ戦7試合ぶりの勝利。出直しの一戦を4ゴールの快勝で飾った。
先制点は最近、好連係を見せる渡辺皓とヤンマテウスのコンビから生まれた。前半11分。ゴール前の縦パスに渡辺皓が走り、その折り返しを天野がシュート。相手の手に当たり、PKをアンデルソンロペスが決めた。
白星なしが続いた6試合のうち、引き分けた全4戦で追い付かれ、1戦は逆転負け。リードをどう守るかが課題だった。前半のうちに永戸が加点し、後半にはアンデルソンロペスが駄目押し。柏に速攻で迫られる場面はあったが、守備陣が冷静に対処。危なげない試合運びを見せた。
中東からの移動とオフを挟み、調整は1日だけでも、先発は3人入れ替えただけ。リーグ戦へ懸ける思いが人選に伝わった。「悔しさをバネに残りのシーズンを戦っていく」。キューウェル監督の言葉通り、巻き返しに全力を挙げる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇プロ野球セ・パ交流戦 広島14ー0オリックス(29日、マツダスタジアム)

パ・リーグ3連覇中のオリックスが今季最多の14失点で4連敗を喫しました。

オリックスの先発は、この日に1軍登録された田嶋大樹投手。初回に連続ヒットを打たれるなど1死2、3塁のピンチを招くと、内野ゴロの間に先制点を許します。

さらに3回、この回、先頭のの森下暢仁投手にライトへヒットを打たれると、一死後に2番・矢野雅哉選手にタイムリースリーベースを許し1点を追加されます。その後、暴投で1点を失うと、2死1塁の場面で末包昇大選手にツーランホームランを打たれリードを5点に広げられます。4回にも失点した田嶋投手は、84球を投げ、被安打8、6失点でマウンドを降りました。

さらに6回、二番手の井口和朋投手が打者9人の猛攻を受け5点を失うと、7回には3番手の山田修義投手も3失点。カープ打線に19安打14失点を許したオリックスが4連敗。借金は今季最多の「8」になりました。

なお、オリックスが14失点したのは2018年6月18日の西武戦以来、約6年ぶりとなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆日本生命セ・パ交流戦 阪神2―8日本ハム(29日・甲子園)

 日本ハムが阪神に8―2で大勝し、貯金を今季最多タイの「8」とした。就任1年目の交流戦で屈辱の3連敗を喫した新庄剛志監督は敵地・甲子園で初勝利。投打がガッチリかみ合った。

 試合が動いたのは2回。1死から松本剛、田宮裕涼の連打で二、三塁とすると、7番・石井一成の遊ゴロが木浪の野選と悪送球を誘って2点を先制した。1点リードの5回2死一塁では今季初めて2番に入った万波中正が6号2ラン。相手先発・大竹の低めチェンジアップを左翼席に運んだ。

 7回は1死二、三塁から1番の水谷瞬がダメ押しの2点中前打。プロ6年目で初となる1試合3安打で起用に応えた。8回も水野達稀、五十幡亮汰の連続適時打で2点を追加。終わってみれば15安打8得点の猛攻となった。

 投げては先発の伊藤大海が「いい緊張感で投げられた」とプロ入り後初の甲子園での登板で5回2失点と粘投。救援陣も無失点で踏ん張り、伊藤に4試合ぶりの勝ち星となる4勝目がついた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明治安田J1第9節最終日(29日・日産スタジアム=1試合)アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で準優勝した横浜Mは、アンデルソンロペスの3ゴールなどで柏に4―0で大勝した。J1では7試合ぶりの白星で、勝ち点20とした。11位の柏は同22のまま。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「阪神2-8日本ハム」(29日、甲子園球場)

 日本ハムが快勝。3年目の新庄監督にとっては、甲子園での監督初勝利となった。

 新庄劇場の幕開けは試合前のメンバー交換。阪神のユニホームで登場し、入団時の背番号63、「新庄監督」のネーム入りで登場し、ファンの度肝を抜いた。

 試合では新庄チルドレンが躍動した。二回に野選に敵失が絡んで2点を先制すると、1点リードで迎えた五回は万波が6号2ラン。七回には1番で起用した水谷が3安打目となる2点適時打。八回には水野、五十幡の適時打でリードを広げた。

 先発・伊藤は5回2失点で4勝目。六回からは継投に入り、阪神の反撃をかわした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆日本生命セ・パ交流戦 中日―西武(29日・バンテリンドーム)

 

 中日は、西武の先発・隅田を攻略できず、今季7度目の完封負け。勝率5割復帰はならず、借金は再び2となった。

 打線は、7回まで散発2安打と沈黙した。1点を追う8回に2死一、三塁としたが、代打・大島が三邪飛に倒れて無得点。9回は守護神・アブレイユから1死一、二塁とサヨナラのチャンスをつくったものの、4番・細川が投併殺打で好機を生かせなかった。

 先発・小笠原は援護を待ちながら5回まで2安打と好投を続けたものの、6回2死一、三塁で蛭間に三塁へのタイムリー内野安打を許して先制点を与えた。チームは33イニングぶりの失点で、連続完封勝利は3試合でストップ。左腕は今季4敗目、本拠地では5連敗となった。

 交流戦初カードの西武戦は、これで1勝1敗。立浪監督は「相手投手を攻略できなかった。最後、いい形までつくったけど、あと一本というところだった。切り替えてやってくしかない。しっかり対策を練っていきたい」と、3カード連続でのカード勝ち越しを目指す。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆日本生命セ・パ交流戦 広島14―0オリックス(29日・マツダスタジアム)

 オリックスが今季最多、就任4年目の中嶋聡監督にとってもワーストとなる借金8を背負った。中11日で先発した田嶋が4回6失点でKO。「先発投手として役割を果たせなかったことが悔しいです」と言葉が続かなかった。リリーフで奮闘を続けてきた井口も2番手で5失点。今季ワーストの19安打14失点と投壊した。チームは3カード連続で負け越し、4連敗も最長タイ。楽天にはゲーム差なしの4位に並ばれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽天が快勝した。五回に太田のソロで先制すると、六回は浅村の犠飛と渡辺佳の左前適時打で2得点。七回は小郷の適時三塁打で差を広げた。内が5回3安打無失点で2勝目。DeNAは五回までに3併殺の拙攻だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆日本生命セ・パ交流戦 広島14―0オリックス(29日・マツダスタジアム)

 広島は、今季最多14得点でオリックスを下した。今季初5連勝で首位をキープ。交流戦の開幕2連勝は13、17年以来7年ぶり3度目。オリックス相手の連勝も17年以来で同年以来の同カード勝ち越しを決めた。

 初回はバント2つの小技を絡める攻撃で1死二、三塁で4番・小園の遊ゴロの間に先制。3回は先頭の9番・森下の右前打を起点に、1死一塁から矢野がプロ初の三塁打で1点を追加。暴投で矢野が本塁生還し、さらに末包が2死一塁でチーム単独最多の4号2ラン。その後もたたみかけるように猛攻を繰り広げた。

 交流戦の14得点は、交流戦初年度の05年5月15日の敵地オリックス戦で16得点を奪って以来、19年ぶりの大量得点。19安打は15年6月13日に21安打した敵地ソフトバンク戦以来だった。

 先発の森下は、2回まで3安打1四球という立ち上がりだったが、打線の大量援護でリズムを取り戻し、3回以降は降板する7回まで無安打投球。7回108球を投げ、3安打1四球4奪三振で無失点。直近2戦2敗と白星に恵まれていなかったが、5月4日の本拠DeNA戦以来の4勝目。防御率1・36はチームメートでリーグトップ1・27の床田に迫る好成績となった。

 2位と健闘した昨季は4月と7月に首位に浮上した2度とも翌戦に敗れて“一日天下”だった。ここから一気に首位快走を目指す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆日本生命セ・パ交流戦 ヤクルト―ロッテ(29日・神宮)

 ロッテのグレゴリー・ポランコ外野手が1点ビハインドの9回1死一、三塁のチャンスに代打で登場し、右前に同点適時打を放った。

 9回1死から8番・小川のたたきつけた打球が三塁・村上の頭を越え、技ありの左安にすると、愛斗が右前打で続いて一、三塁。昨季本塁打王のポランコが代打で登場して値千金の右前打。小川が生還し、同点のホームを踏んだ。

 チームの2005年以来となる10連勝をかけた大一番は振り出しに。3―3の9回の守備は、守護神・益田が無失点で切り抜け、試合は延長戦に突入した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇親善試合 Rソシエダード―東京V(29日・国立)

 Rソシエダードと東京Vの親善試合で、一触即発のシーンが起こった。後半13分、Rソシエダードの元スペイン代表MFブライス・メンデスに、中盤で東京V・DF山田裕翔が背後から激しくチェック。足付近に受けた接触にメンデスが怒りを示し、山田裕を突き飛ばすようなシーンが起こった。

 前半から中盤のキープレーヤーとしてRソシエダードの攻撃をコントロールしていたメンデスに、親善試合とはいえ公式戦さながらの対応をみせた山田裕。このプレーに、ABEMAで解説を務めた元日本代表DF槙野智章氏、現役日本代表DF菅原由勢は「あのぐらいはいかないと」と擁護していた。この試合で先発出場したRソシエダードMF久保建英は、後半3分に途中交代した。

 

 

 

 

 

 

 

 

楽天が零封勝ちした。五回に太田の1号ソロで1点を先制。六回は渡辺佳の左前適時打などで2点を奪い、七回にも1点を加えた。先発の内は直球に力があり、5回無失点で2勝目。継投も決まった。DeNAは打線が沈黙した。

 

 

 

 

 

 

 

西武の隅田が力投で3勝目をつかんだ。制球力とテンポの良さが光り、8回を4安打無失点。六回に蛭間が適時内野安打を放ち、九回をアブレイユが締めた。中日は連勝が3でストップ。打線が8回1失点の小笠原を援護できなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「DeNA0-4楽天」(29日、横浜スタジアム)

 DeNAは打線が精彩を欠き、今季5度目の完封負け。3併殺打の拙攻が響いた。

 先発のジャクソンは5回2/3を3安打3失点で降板。四回まで無失点に抑える好投を見せたが、五回2死から太田に痛恨の先制ソロを被弾。打線の援護にも恵まれなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

国際ボクシング協会(IBA)は29日、パリ五輪の金メダリストに賞金10万ドル(約1570万円)を贈ると発表した。賞金のうち半分を選手、もう半分を国内連盟とコーチが受け取ると説明し、賞金総額は310万ドル(約4億8千万円)以上になるとしている。

 IBAは組織運営などを問題視され、国際オリンピック委員会(IOC)から統括競技団体の承認を取り消されている。パリ五輪はIBAの管轄下で行わない。

 世界陸連(WA)はパリ五輪の金メダリストに賞金5万ドルを贈ると発表しており、これに続く動きとなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月29日に開催された国際親善試合で、久保建英を擁するレアル・ソシエダと東京ヴェルディが国立競技場で対戦。前者が45分にウルコ・ゴンサレス、90+1分にアルセン・ザハリャンが奪ったゴールで、2-0の勝利を収めた。

母国凱旋で“主役”の久保は右ウイングで先発。切れ味鋭い突破や、的確な状況判断で再三チャンスを演出し、力強く攻撃を牽引した。


ただ、後半開始直後の48分にミケル・ゴティと代わって、ピッチを後に。思わぬ早期交代に場内は騒然。記者席すぐ横の観客からは「え?嘘でしょ」「なんで?なんで?」といった声が聞こえてきた。

ブラスバンドが生演奏で盛り上げる一方で、4万150人が詰めかけた国立は一時、喪失感に包まれた。

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦