BL東京が初優勝=ラグビー・リーグワン

ラグビーのNTTリーグワンは26日、東京・国立競技場でプレーオフ決勝が行われ、リーグ戦2位のBL東京が同1位の埼玉を24―20で破り、リーグ創設3年目で初優勝を果たした。埼玉は2季ぶりの頂点を逃した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆ラグビー リーグワン・プレーオフ決勝 BL東京24―20埼玉(26日・国立競技場)

 レギュラーシーズン2位のBL東京(旧東芝)が、同1位の埼玉(旧パナソニック)を24―20で破り、リーグワン初制覇を飾った。前身のトップリーグ時代を含めて2009―10年季以来、14シーズンぶりの頂点となった。一方の埼玉は昨季決勝で東京ベイに敗れており、2季ぶりの王座奪回は果たせなかった。

 埼玉が先制した。BL東京が自陣で反則があり、埼玉はPGを選択。前半5分、SO松田力也が中央から約23メートルの距離を落ち着いて決めた。同20分にもBL東京は反則を犯し、埼玉はSO松田が約40メートルのPGを決めて、得点を重ねた。

 今度はBL東京が攻めた。敵陣5メートル内で相手の反則があり、BL東京はスクラムを選択。同27分、スクラムを起点に右に展開し、最後はパスを受けたWTBジョネ・ナイカブラがインゴールに飛び込んだ。SOリッチー・モウンガがゴールを決めて7―6で逆転した。そのまま流れを手放さず、同35分にはモウンガが約23メートルのPGを決めて追加点を挙げた。

 埼玉は同38分、WTBM・コロインベテが相手のJ・ナイカブラに対し、ハイタックルを犯し、イエローカードを与えられ、10分間の一時退場。一人少ない14人となった。10―6のBL東京のリードで前半を折り返した。

 後半から埼玉は“ラスボス”こと、今季限りで引退を表明しているFW堀江翔太がフッカー・坂手淳史主将に代わって登場し、会場は大歓声に包まれた。

 BL東京は後半の序盤に一人少ない14人で戦う埼玉に対し、敵陣に攻め込む。同5分、敵陣右22メートルのラインアウトを起点に攻め、パスを受けたWTBのJ・ナイカブラが右サイドを抜け出し、この日2つ目のトライ。モウンガがゴールに成功。いい流れをキープし、11点差に広げた。

 今度は埼玉の逆襲。同23分、フランカー、B・ガンターが敵陣ゴール前でボールを奪い、そのまま右手を伸ばし、トライ。SO松田がゴールを決めて、4点差に迫った。流れを引き戻した埼玉は同28分、敵陣でパスを回し、FB山沢拓也の中央から左へのキックパスが通り、最後は走り込んだSH小山大輝がインゴールに飛び込み、逆転トライ。SO松田のゴールが決まり、20―17とした。

 だが、BL東京はすぐさま反撃。同34分、敵陣でパスを右に展開し、右サイドから走り込んだ途中出場のBK森勇登のトライで再び逆転。モウンガのゴールで24―20とした。

 しかし埼玉は諦めなかった。終了間際に敵陣に攻め込むと、右に展開。最後は途中出場のBK長田智希がインゴールに飛び込んだ。しかしTMO(テレビマッチオフィシャル)の結果、トライにつながったプレーの前に、堀江が投げたパスがスローフォワードの反則となり、トライは認められなかった。そのままBL東京が4点差で競り勝った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第91回日本ダービーを制した横山典弘騎乗のダノンデサイル(右端)。左端は2着のジャスティンミラノ=26日、東京競馬場

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クラブが公式発表

J2鹿児島ユナイテッドFCは5月26日、大島康明監督を解任したことを発表した。後任の監督については、決定次第公表するとしている。

昨季J3リーグを2位でフィニッシュし、J2の舞台に上がってきた鹿児島。大島監督体制2年目で迎えた今シーズンだったが現在18位と低迷。第14節から3連敗を喫し、直近の5月25日の藤枝MYFC戦は1-1のドローで終えていた。

大島監督は「解任というクラブの決断を真摯に受け止めております」と、今回の解任について理解を示し、クラブ代表の徳重剛氏は「クラブとして心から感謝と敬意を表します」と、感謝の思いを伝えた。

大島監督のコメントは以下のとおり。

「昨年8月から監督をさせていただきJ2昇格という目標は果たせましたが、今シーズンはここまで試合内容に手応えを感じていたものの結果が伴わず、解任というクラブの決断を真摯に受け止めております。鹿児島ユナイテッドFCの熱いファン・サポーター、スポンサー、選手、コーチングスタッフ、クラブ関係者の皆様には大変感謝しております。7年半という長い間ありがとうございました。今後の飛躍、成功を心より願っております」

徳重剛のコメントは以下のとおり。

「日頃より鹿児島ユナイテッドFCにご支援やご声援を賜り心からの御礼を申し上げます。この度、監督を交代して残りのシーズンを戦うことにしましたのでお知らせします。

今シーズンも17試合が経過して降格圏内の18位という状況と、残り21試合をどのように戦っていくかについて協議を重ね総合的に判断した結果です。クラブが今シーズン目標としているJ2残留を何が何でも達成すべく、選手・スタッフ、そして、応援してくださるファン・サポーターやスポンサーの皆様、地域の皆様とが更に一丸となって戦って参りたいと存じます。

大島監督には、2017シーズンより約7年半に渡り、コーチや監督としてクラブを支えて頂きました。その間には、監督交代時に緊急的に引き継いで頂いたことや、2度もJ2に導くなど持てる力を発揮して頂き、クラブの成長にご尽力くださいました。クラブとして心から感謝と敬意を表します。大島監督の今後の活躍を祈念申し上げます」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鹿児島ユナイテッドFCは26日、大島康明監督を同日付で解任したことをクラブ公式サイトで発表した。後任の監督については、決定次第発表される。

 

 現在42歳の大島監督は、現役時代にヴィッセル神戸、徳島ヴォルティス、ギラヴァンツ北九州でプレーした。引退後は徳島のスクールコーチやジュニアユースコーチ、富山のトップチームコーチを経験。2017年に鹿児島のコーチに就任し、2021年からはヘッドコーチを務め、2021年5月から7月にかけても暫定監督を務めたことがある。

 2023年8月、大嶽直人前監督の後任として、トップチーム監督に昇格。そこから8勝4分3敗の好成績を収め、2023明治安田生命J3リーグを2位で終えた。5シーズンぶりのJ2リーグ参戦となった今季は、出だしこそ順調だったものの、その後に失速。ここまで3勝5分9敗で降格圏の18位に沈んでいる。

 大島監督は解任を受け、鹿児島のクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントした。

「昨年8月から監督をさせていただきJ2昇格という目標は果たせましたが、今シーズンはここまで試合内容に手応えを感じていたものの結果が伴わず、解任というクラブの決断を真摯に受け止めております。鹿児島ユナイテッドFCの熱いファン・サポーター、スポンサー、選手、コーチングスタッフ、クラブ関係者の皆様には大変感謝しております。7年半という長い間ありがとうございました。
今後の飛躍、成功を心より願っております」

 また、徳重剛クラブ代表は、監督交代を決断した理由を次のように説明した。

「今シーズンも17試合が経過して降格圏内の18位という状況と、残り21試合をどのように戦っていくかについて協議を重ね総合的に判断した結果です。クラブが今シーズン目標としているJ2残留を何が何でも達成すべく、選手・スタッフ、そして、応援してくださるファン・サポーターやスポンサーの皆様、地域の皆様とが更に一丸となって戦って参りたいと存じます」

「大島監督には、2017シーズンより約7年半に渡り、コーチや監督としてクラブを支えて頂きました。その間には、監督交代時に緊急的に引き継いで頂いたことや、2度もJ2に導くなど持てる力を発揮して頂き、クラブの成長にご尽力くださいました。クラブとして心から感謝と敬意を表します。大島監督の今後の活躍を祈念申し上げます」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ロッテ7-1ソフトバンク」(26日、ZOZOマリンスタジアム)

 ブルペンデーとなったロッテが8投手のリレーで最少失点に抑えて、4年ぶりの8連勝。首位・ソフトバンクに3タテを食らわせ、貯金も今季最多を更新する6へ増やした。

 投手陣が奮闘した。先発の岩下が初回を無失点で抑えると、2番手の左腕・中村稔は3回を2安打無失点。さらに沢田、坂本もそれぞれ1回を無失点でつないだ。

 しかし、5番手の沢村が3連続四球で無死満塁とし、降板。この絶体絶命の大ピンチにマウンドに上がった鈴木が投ゴロ併殺、遊ゴロに仕留めて無失点で切り抜けた。

 2-0の八回に登板した7番手の国吉が1点を失い、なおも2死満塁の大ピンチを招いたが、リリーフした益田が川村を見事に見逃しの三振に仕留めてリードを守った。

 打線は三回、無死から小川が中前打で出塁すると、荻野がバント安打でチャンスを拡大。犠打と四球で満塁とし、ソトが中前へ先制の2点適時打を放った。

 八回には2死満塁から岡の押し出し死球をきっかけに一挙5点を奪い、試合を決めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中日が快勝=プロ野球・中日―ヤクルト

中日が快勝。一回に内野ゴロとビシエドの適時打で2点を先制。三回は石川昂の適時二塁打などで2点、六回にも1点を加えた。7人の継投で2試合連続の零封とし、二回から2番手で登板した橋本が2勝目。ヤクルトは打線が沈黙した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

首位清水が勝つ=J2

明治安田J2リーグは26日、各地で第17節の残り6試合が行われ、首位の清水は水戸を2―1で下し、勝ち点を40に伸ばした。岡山は仙台に4―1で快勝し、同30で4位に浮上。
山口は大分とドロー。いわきは徳島と引き分けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ ロッテ7―1ソフトバンク(26日・ZOZOマリンスタジアム)

 ソフトバンクがロッテに競り負けて、今季初の同一カード3連敗を喫した。3連敗は今季2度目。6点差の黒星は4月16日の日本ハム戦(エスコン)の4点差(1―5)を超える今季最大点差となった。

 これで12球団最速の30勝を目前に3日連続の足踏み(29勝13敗2分け)。勝率も12日ぶりに7割を切って6割9分となった。

 やはり大勝の反動は大きかった。21、22日の楽天戦で21―0、12―0と快勝。2日で33得点と爆発した鷹打線だったが、千葉では1―3、0―2、1―7と3試合でわずか2得点。打線が完全に冷え切った。

 鷹党のため息を誘ったのは2点を追う7回だ。ロッテはブルペンデー。先頭から5番手・沢村に3四球をプレゼントされたが、代わった鈴木に、続く代打・中村晃が投ゴロ併殺打。続く三森も遊ゴロに倒れ、逆転のチャンスがついえた。

 8回は2死一塁から山川が右中間フェンス直撃の適時打(単打)を放ち、一塁から柳田が一気生還。だが、それが唯一の得点。山川が打点を挙げた試合は、ここまで19勝1分けの無敗だったが、21試合目の初黒星となった。

 なおも2死満塁と、一打逆転のチャンスをつくったが、川村は8番手・益田に見逃し三振に仕留められた。

 柳田が前回に3連敗した1日の楽天戦(みずほペイペイ)、3、4日の西武戦(ベルーナ)以来の3試合連続無安打。2四球を選んだが、Hマークはともらなかった。これで柳田が無安打の試合の連敗は「8」まで伸びた。

 また、周東が22日の楽天戦から4試合連続無安打。リードオフマンに元気がない。

 投手陣は、またソトにやられた。先発・スチュワートが3回1死満塁で先制の中前2点打を献上。8回にも松本裕が2点二塁打を浴びた。「ソト選手に打たれてしまったタイムリー以外は、粘り強く投げることができたと思います。四球が多く球数が多くなってしまったのは反省です」と5回4安打3与四球2失点、105球の投球を振り返った。

 25日もソトに5号ソロを含む2安打1打点2得点と、全得点に絡む活躍をされている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“追記”

 

 

 

 

 

 

 

 

日中韓サミットに出席するため韓国を訪れている岸田総理は、韓国の尹大統領と会談しました。

韓国の大統領府で午後4時半すぎから岸田総理と韓国の尹錫悦大統領の会談が始まりました。周辺では今も厳しい警備態勢が続いています。

対面で10回目となる両首脳の会談で、冒頭、尹大統領は「韓国への訪問者が過去最高水準になった」と強調したのに対し、岸田総理は「尹大統領との信頼関係をもとに、今後ともシャトル外交を継続していきたい」と述べました。

会談では、核・ミサイル開発を進める北朝鮮への対応やアメリカとの連携が話し合われ、両国の課題についても意見交換したものとみられます。

来年は韓国との国交正常化60年を迎える節目の年に当たり、「日韓両国の連携を一層緊密化していきたい」としています。

一方の、中国・李強首相との会談はこの後行われる予定ですが、直前まで調整が続けられていて、私たちメディアに時間が知らされたのは、きょうになってからでした。

福島第一原発の処理水の海洋放出など、多くの課題がある中国との関係でどこまで踏み込むかが注目されます。

岸田総理は、その後、3か国での晩餐会に臨み、あすは4年半ぶりに3か国での会談が行われます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

台風1号は今後発達 28日ごろは前線による大雨 その後も天気ぐずつく 2週間天気

 

メイン画像

 

今日26日午前9時にフィリピンで発生した台風1号は、今後発達し、暴風域を伴って、南大東島近海を進む予想です。沖縄の海では、次第に台風からのうねりが届くでしょう。28日から29日は、本州付近に停滞する前線の活動が活発になり、九州から関東では警報級の大雨になる可能性があります。6月に入ると、オホーツク海高気圧が出現し、天気はぐずつくでしょう。

台風1号 今後は暴風域を伴って南大東島近海に進む予想

 

 

画像A

 

当初から台風に発達すると予想されてきた熱帯低気圧、今日26日午前9時にフィリピンで台風になりました。今年最初の台風で、台風1号です。

なお、台風とは、熱帯の海上で発生する低気圧のうち、北西太平洋または南シナ海に存在し、低気圧域内の最大風速がおよそ17メートル以上のものです。

台風1号は、今後、フィリピンの東を発達しながら北上し、風速25メートル以上の暴風域を伴って、南大東島近海を進む予想です。沖縄の海では、次第に台風からのうねりが届くでしょう。

28日~29日は大雨に警戒 前線の活動活発に

 

画像B

 

27日は、寒冷前線の通過で、広く雨が降るでしょう。

台風の影響ではありませんが、27日ごろを中心に、日本の東や日本の南では南風が強まり、北海道から九州の太平洋側では、波が高まる見込みです。高波にご注意ください。

28日から29日は、本州付近に前線が停滞する見込みです。日本のはるか東に中心を持つ高気圧の縁を回って暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発になるでしょう。九州から東北を中心に雨が降り、雷雨になることもある見込みです。本格的な雨になるどころか、九州から関東では、警報級の大雨になる可能性もあります。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒、注意してください。雷雲の周辺では、竜巻などの突風が発生することもあります。発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、直ちに建物の中など、安全な場所に移動してください。

ぐずついた天気 昼間でもヒンヤリする日も オホーツク海高気圧が出現

 

画像C

 

6月に入ると、オホーツク海に高気圧が出現するようになるでしょう。北海道や東北の太平洋側、関東を中心に冷たく湿った空気が流れ込む見込みです。雲が広がりやすく、雨が降ることもあるでしょう。ぐずついた天気になり、極端な暑さはなさそうです。昼間でもヒンヤリする日もあるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京都内の一部の公立小学校で、運動会の「紅組」「白組」という分け方を廃止する動きがある。23区内の小学校に4年生の子どもを通わせる保護者が語る。
「子どもが『運動会、つまらないから出たくない』と言い出しまして……。聞いてみると、紅組と白組と分けるのをやめることになって、勝ち負けがなくなるのだそう。 うちの子は1年生から3年生まで3年間すべて勝ちチームに入っていました。紅組か白組かはクラス内でもランダムに割り振られるだけなので、勝ちチームに入り続けたのはまったくの偶然なのですが(笑)、『6年間ぜんぶ勝ちたい』と言っていた子どもにとっては、急に運動会がつまらないものになってしまったそうです」
 この保護者が学校に「子どもが運動会に出たくないと言っていて…」と相談してみると、「勝ち負けをつけないという方針で、そういうことになりました」「かけっこ(徒競走)も、一緒に走る人との勝負ではなく、去年の自分に勝つというテーマです」という説明があったという。

 

 

コロナ禍の影響も

 やはり紅組・白組を分けないようにする方針になったという小学校に子どもを通わせる別の保護者は、こう語った。
「応援合戦は“フレー!フレー! 〜組!”といった掛け声だったのが、今年から“フレー! フレー! 自分”と言うようになるそうです。 競技種目も、勝負ごとになるようなものは減らし、ダンスなど発表系のものが中心になると聞きました。自分のチームが負けると学校にクレームを入れるモンスターペアレントでもいるのでしょうか」
 そのそも、運動会という名称を「体育学習発表会」「体育発表会」としている小中学校もある。都内の教員が語る。
「新型コロナの流行もあって、全学年の運動会ができなくなったときに学年別に時間帯を決めて保護者に見てもらうスタイルにするために『体育学習発表会』という名称にする学校が増えました。要するに“体育の授業参観”といった位置づけです。接触がある騎馬戦などはなくなり、ソーシャルディスタンスが取れるダンスが増えたのもその時期です」

「競争」自体は悪いものではない

 コロナが明けてもその流れが続き、「戦う」「競争する」といったスタイルが減った要因になったようだ。
 勝ち負けのない運動会について、教育評論家の石川幸夫氏は、「“競争”というものへの過剰反応を感じます」と指摘する。

「“他人を蹴落とす”のようなネガティブなイメージをセットで持っている人もいるのでしょうが、競争それ自体は、決して悪いものではありません。

 競争は、子どものモチベーションを高めることにも繋がります。また、負けをきっかけに『じゃあ次はどうすればいいだろう?』と考えたり、自分の感情をコントロールする術を身につけることもできるでしょう。指導のやり方次第で、子どもたちにとって競争はいくらでも有意義な学びの場となります。競争というもの自体を頭ごなしに否定してしまうのは、もったいないのではないでしょうか」

 運動会から競争性を廃する動きは、文部科学省が推し進めているものなのだろうか。同省に問い合わせたところ、以下のような回答だった。

「学習指導要領において、運動会は特別活動、その中でも“健康安全・体育的行事”に位置づけられており、心身の健全な発達や健康の保持増進、安全な行動や規律ある集団行動の体得、運動に親しむ態度の育成、責任感や連帯感の涵(かん)養、体力の向上といった狙いがあります。

 そういった趣旨を踏まえた上で、実際の運動会の内容などは各学校の中で検討されています。文部科学省のほうで運動会から競争性を廃するような提言をしているわけではありません」(文部科学省の担当者)

 子どもたちが心の底から楽しめ、成長にもつながるのが一番の形だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西武は26日の試合後に松井監督の休養を発表した

西武は26日、松井稼頭央監督が休養し、監督代行として渡辺久信ゼネラルマネジャー(GM)が兼務することで合意したと発表した。渡辺GM兼監督代行は、交流戦開幕となる28日の中日戦(バンテリンドーム)から指揮を執る。突然の発表にファンも「まだ5月じゃないか」「監督だけの責任では絶対に無い」と衝撃を受けている。

西武は26日の本拠地・ベルーナドームでのオリックス戦に5-2で逆転勝利し、2連勝を飾ったが、試合後に松井監督休養を発表した。突然の発表にファンも動揺を隠せなかった。

SNS上には「あの西武の戦力じゃ誰が監督だって勝てないよ」「休養前最後に連勝できて本当に良かった」「成績以上にメンタルが心配だった。ゆっくり休んで欲しい」「松井稼頭央はマジで何も悪くない」「ただただ不憫や」「こんな状態でも選手のことを一切悪く言わなかったのは素晴らしかったです」「まだ5月なのに」「松井監督には再登板してほしいですね」など、松井監督を気遣う声が相次いだ。

松井監督は就任初年度の2023年は65勝77敗1分けで、借金12の5位に終わった。巻き返しを図った今季も開幕からつまづき、3・4月で8勝18敗といきなり借金10を背負った。5月も7連敗を喫するなど7勝12敗と黒星が先行した。26日時点で15勝30敗。首位ソフトバンクと15.5ゲーム差で最下位に沈んでいる。5月18日には自力優勝の可能性が消滅していた。

渡辺GMは2008年から2013年まで監督を務め、2008年にリーグ優勝し日本一も達成するなど、6年間でAクラス5度と手腕を発揮した。西武は同年以来、日本一から遠ざかっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆ラグビー リーグワン・プレーオフ決勝 BL東京24―20埼玉(26日・国立競技場)

 レギュラーシーズン2位のBL東京(旧東芝)が、同1位の埼玉(旧パナソニック)を24―20で破り、リーグワン初制覇を飾った。前身のトップリーグ時代を含めて2009―10年季以来、14シーズンぶりの頂点となった。一方の埼玉は昨季決勝で東京ベイに敗れており、2季ぶりの王座奪回は果たせなかった。

 埼玉が先制した。BL東京が自陣で反則があり、埼玉はPGを選択。前半5分、SO松田力也が中央から約23メートルの距離を落ち着いて決めた。同20分にもBL東京は反則を犯し、埼玉はSO松田が約40メートルのPGを決めて、得点を重ねた。

 今度はBL東京が攻めた。敵陣5メートル内で相手の反則があり、BL東京はスクラムを選択。同27分、スクラムを起点に右に展開し、最後はパスを受けたWTBジョネ・ナイカブラがインゴールに飛び込んだ。SOリッチー・モウンガがゴールを決めて7―6で逆転した。そのまま流れを手放さず、同35分にはモウンガが約23メートルのPGを決めて追加点を挙げた。

 埼玉は同38分、WTBM・コロインベテが相手のJ・ナイカブラに対し、ハイタックルを犯し、イエローカードを与えられ、10分間の一時退場。一人少ない14人となった。10―6のBL東京のリードで前半を折り返した。

 後半から埼玉は“ラスボス”こと、今季限りで引退を表明しているFW堀江翔太がフッカー・坂手淳史主将に代わって登場し、会場は大歓声に包まれた。

 BL東京は後半の序盤に一人少ない14人で戦う埼玉に対し、敵陣に攻め込む。同5分、敵陣右22メートルのラインアウトを起点に攻め、パスを受けたWTBのJ・ナイカブラが右サイドを抜け出し、この日2つ目のトライ。モウンガがゴールに成功。いい流れをキープし、11点差に広げた。

 今度は埼玉の逆襲。同23分、フランカー、B・ガンターが敵陣ゴール前でボールを奪い、そのまま右手を伸ばし、トライ。SO松田がゴールを決めて、4点差に迫った。流れを引き戻した埼玉は同28分、敵陣でパスを回し、FB山沢拓也の中央から左へのキックパスが通り、最後は走り込んだSH小山大輝がインゴールに飛び込み、逆転トライ。SO松田のゴールが決まり、20―17とした。

 だが、BL東京はすぐさま反撃。同34分、敵陣でパスを右に展開し、右サイドから走り込んだ途中出場のBK森勇登のトライで再び逆転。モウンガのゴールで24―20とした。

 しかし埼玉は諦めなかった。終了間際に敵陣に攻め込むと、右に展開。最後は途中出場のBK長田智希がインゴールに飛び込んだ。しかしTMO(テレビマッチオフィシャル)の結果、トライにつながったプレーの前に、堀江が投げたパスがスローフォワードの反則となり、トライは認められなかった。そのままBL東京が4点差で競り勝った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岸、連敗止めて160勝目=プロ野球・楽天

楽天は岸の粘投がチームの連敗ストップを呼び込んだ。一回は2死から1点を許したが、なお一、二塁で万波を三ゴロに仕留めて最少失点で切り抜けた。二回以降も毎回走者を背負いながら要所は締めて6回2失点。自身1カ月ぶりの白星を挙げ、「初回があんな感じになってどうなるかと思ったけど、何とかしのげた」と一息ついた。
これで通算160勝目。12月に40歳になるベテラン右腕は「みんなが思っているほど自分は意識していない。でもみんなの力あっての数字。もっともっと積み重ねていけたら」と意欲を見せた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広島が3連勝=プロ野球・DeNA―広島

広島が3連勝。一回、野間の右前適時打などで2点を先取。四回は秋山の犠飛、八回は石原の二塁打で1点を追加した。アドゥワが6回2失点と粘って5勝目。栗林が通算100セーブ目。DeNAは打線が再三の好機を生かせず3連敗。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラグビーのNTTリーグワン1部プレーオフは26日、東京・国立競技場で決勝が行われ、BL東京(レギュラーシーズン2位)が埼玉(同1位)に24―20で競り勝ち、初優勝した。東芝として5度制覇した前身のトップリーグ時代を含めて2009~10年シーズン以来の頂点。

 BL東京は0―6の前半27分にWTBナイカブラがトライを挙げるなど10―6で折り返した。後半に再びリードを許したが、17―20の後半34分に途中出場のWTB森が逆転のトライを決めた。レギュラーシーズンで16戦全勝だった埼玉は昨季に続いて決勝で敗れ、2季ぶりの優勝を逃した。

 

 

 

 

 

 

 

“追記”

 

 

 

 

 

 

韓国を訪問した岸田文雄首相は26日午後(日本時間同)、ソウルで中国の李強首相と約1時間会談した。岸田氏は東京電力福島第1原発の処理水放出を受けた中国による日本産水産物の輸入禁止について、即時撤廃を要求。中国軍による台湾周辺での軍事演習を踏まえ、「動向を注視している。台湾海峡の平和と安定は極めて重要だ」と伝えた。
両首脳は、昨年11月に岸田氏と習近平国家主席が確認した「戦略的互恵関係」の包括的推進と「建設的かつ安定的な関係」の構築に基づき、両国が抱える懸案の解決を図ることで合意した。
中国が批判する福島第1原発の処理水海洋放出に関しては、事務レベルでの協議を加速することで一致した。
会談の冒頭、岸田氏は「日中関係を安定させることは地域や国際社会にとって有益だ」と指摘。李氏は「行き違いをマネージし、建設的、安定的な関係の構築に努力するよう希望する」と語った。
両氏は昨年9月、インドネシア・ジャカルタで立ち話を行ったが、本格的な会談は初めて。
岸田氏は沖縄県・尖閣諸島の情勢や日本周辺での中国の軍事活動に「深刻な懸念」を表明。東シナ海の日本の排他的経済水域(EEZ)に中国が設置した海上ブイの撤去を要求した。
核・ミサイル開発を続ける北朝鮮への対応で、岸田氏は中国が「重要な役割」を果たすよう促した。
中国で拘束された日本人の早期解放や、短期ビザ免除の再開も求めた。両氏は「正当な企業活動が保障されるビジネス環境」の確保で一致した。岸田氏は、両国閣僚による「ハイレベル経済対話」などを通じ、協力拡大を進めることを提案した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自民党の木原誠二幹事長代理は26日のフジテレビの番組で、6月から始まる所得税と住民税の定額減税に関し、「物価の状況が改善せず乗り越えていけない(という状況や)、デフレに戻る可能性があれば、来年も考えなければいけない」と述べた。定額減税は原則1年だが、経済状況次第で継続する可能性を示唆したものだ。木原氏は岸田首相の側近として知られる。

 

 政府は減税額について給与明細に明記するよう義務づける方針だ。木原氏は「下心ではない。所得が増えたと実感してもらい、経済を回していく効果を狙った」と語り、理解を求めた。

 

 

 

 

 

 

 

静岡県知事選は26日午後8時に投票が締め切られた。共同通信の出口調査によると、ともに新人の元浜松市長鈴木康友氏と元副知事大村慎一氏が横一線となっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「大相撲夏場所・千秋楽」(26日、両国国技館)

 新小結大の里が阿炎を破って12勝3敗で初優勝を果たした。初土俵から所要7場所目の初V。今年春場所の尊富士の10場所を上回る史上最速で、幕下付け出しでも1972年夏場所の輪島の15場所目を上回る史上最速優勝となった。

 大の里は立ち合いから積極的に前に出ると、阿炎を一気に押し出した。取組直後こそ冷静だったものの、こみあげる思いがあったのか大の里の目から次第に涙があふれた。

 客席で見守っていた父、知幸さんも勝った瞬間から大号泣。自身も相撲経験者で「嬉しい。小さい時から一緒に相撲してきて、賜杯を抱いてくれることを夢見てきた。『信は力なり』ですよ、本当に。信じてましたから。すごいやつです」と目を細めた。

 父は184センチで大の里も192センチ181キロと恵まれた体格。中学から相撲留学したが、「エリート、エリートって言われますけど彼は雑草ですよ。石川県にも名門中高はあるけどそこに行かずに小学校卒業して、糸魚川まで行って花を咲かせましたね。腐らずにやってきたおかげです」とうなずいた。

 支度部屋でも父は号泣。母・朋子さん、妹・葵さんも観戦に訪れ、一緒に万歳した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最多の5万6486人集める=ラグビー・リーグワン

ラグビーのリーグワンは26日、同日に東京・国立競技場で行われたプレーオフ決勝の埼玉―BL東京で5万6486人を集め、リーグ創設3季目で最多の入場者数を記録したと発表した。リーグ全体でもプレーオフを含めた1試合平均で6627人となり、過去最多となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テニスの全仏オープンは26日、パリのローランギャロスで開幕し、女子シングルス1回戦で大坂なおみ(フリー)はルチア・ブロンツェッティ(イタリア)に6―1、4―6、7―5で勝ち、2回戦に進んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

◇テニス全仏オープン 女子シングルス1回戦(日本時間26日、フランス・パリ)

テニスの全仏オープン女子シングルス1回戦で元世界ランク1位の大坂なおみ選手(現134位)がイタリアのルチア・ブロンゼッティ選手(67位)を2-1(6-1、4-6、7-5)で下し、初戦突破しました。

大坂選手は2022年以来2年ぶりの全仏オープン。初対戦の相手でしたが、第1セット第3ゲームキープに成功すると、そこから5ゲーム連取で最初のセットを奪います。第2セットは互いにキープ合戦が続く展開から、第10ゲームをブレークを許し、1-1のタイへ。

迎えた勝負の最終セットは出だしから4ゲーム連続奪取しますが、その後5ゲーム連続で奪われる苦しい展開。それでも落とせば負けとなる第10ゲームをキープに成功すると、そのまま2ゲームを連取し、勝利をつかみました。

大坂選手は昨年7月に第1子を出産。1月には復帰後初の四大大会となった全豪オープンでは1回戦で敗退しました。それでもその後はコンスタントに大会で勝利をあげ、2年ぶりの全仏オープンで勝利をあげました。

 

 

 

 

 

 

 

 

西武は26日のオリックス戦後、松井稼頭央監督の休養と渡辺久信GMの監督代行兼務を発表した。背番号は72。球場内で会見した同GMの主な一問一答は以下の通り。

 「先ほど松井監督と話し合いの場を持ちまして、松井監督は休養するということになりました。あさって(28日)の交流戦開幕戦から私が監督代行として指揮を執ることになりました。よろしくお願いします。これは松井監督だけの責任ではないですし、私もチーム全体的に見る立場として非常に申し訳ない、そして責任も感じているところであります。ファンの皆様にもこういうチーム状況の中、本当に毎日熱い声援をいただき、感謝しております。ここからしっかり上を目指して戦っていきます。非常に厳しいシーズン、タフな戦いにはなると思いますが、チーム一丸となって必ずファンのみなさんの期待に応えられ宇よう、私もプロ野球人生をかけて挑んでいきたい」

 ―話し合いを持つきっかけはどちらから

「現在ある成績、結果というところからです」

 ―松井監督から申し出か

「球団と松井監督との間で話し合いを持ちました」

 ―双方同時に

「そうです」

 ―今日の試合後に決まった

「そうです。正式に決まったのは今日の試合後です。数日、話し合っていました」

 ―具体的には

「ここ数日です」

 ―松井監督からはどういう言葉

「今現在の順位成績にはすごく責任を感じているという話をいただいた。ただ、これは我々も含めて反省しているというところもある」

 ―交流戦を間近にしたタイミングで

「残り98試合、このタイミングで代わるというところでなかなかチームが軌道に乗っていかないというところがあったので、ここは一つ監督を私に変えてチームを軌道に乗せるということだと思います」

 ―コーチを代行に据えるのではなくGMが自らという理由は

「球団関係者と協議し、私に決まりました」

 ―GMの意思としては

「私的にもGMという立場、チームをマネジメントしなくてはいけない立場として今の成績として非常に責任を感じていましたし、球団からもこの状況を打破していくにはGMしかいないと言われたので。はっきり言うと11年前辞めたときに現場には戻らないつもりでいましたが、今回こういう状況になって自分がやるしかないかなと思っております」

 ―GMしかいないと言われたのは社長なのか、オーナー、本部長なのか

「みんなの総意だと思っています」

 ―チームをどのように浮上させていくか

「これはまた首脳陣、コーチ陣とこれからまたいろいろ話をして、ただまだ98試合ということで、全然巻き返せる試合数は残っております。現に過去にも8月時点で借金15、最下位という年もありました。その中でも何とかAクラスまでいけた、そういう過去もありますし、これはそこまでいくには並大抵な思いではいけないと思います。非常に本当タフで厳しい戦いがこれから始まるとは思うんですけど、やっぱり我々プロ野球の中に身を置いていますから、ファンが応援してくれる限り全力で戦う。それは当然だと思います。このあと6月に入りますけど、本当のヤマは9月に来ると思いますので、そこまでに何とか借金を返していきたいと思います」

 ―優勝よりもまずはAクラス入りを目標にしていくか

「優勝を第1目標にしていくのは当然なんですけど、現実的にはまずはAクラスということを考えています」

 ―ファンへ向けて

「先ほども言いましたけど、本当にチームが厳しい状況の中でも、毎日毎日球場に足を運んでもらって応援してくれるファンというのはすごくありがたいですし、感謝しています。やっぱり選手に力を与えてくれると思っています。開幕して2カ月間、本当にファンがつらい思いをしているのは私自身も肌で感じていました。やっぱりこの素晴らしい西武ファンのためにも、われわれはプロとして期待に応えないといけない義務があると思います。選手は本当に一生懸命戦っています。先ほど選手、スタッフを前にして話をしましたが、選手の目の色はすごくいい目をしていますし、みんな松井監督休養ということで混乱はしていると思いますし、ショックを受けている選手もいるとは思うのですが、プロとして今後しっかり戦っていこうという話は全員にしました」

 ―チームの試合をどのように見ていた

「やっぱりよく言われるピッチャーがそろっているチーム、ピッチャーがいいチームというのは大きな連敗をしない、そういう風に野球界では言われてますが、やはり点を取らないと、なかなかうまくかみ合えない、ピッチャーがいてもなかなか勝てない、連敗をするというというところを実感してますで。やっぱりその攻撃陣、何とかして1点、2点をもぎとっていく、相手チームにとったら『すごく西武っていやらしいチーム』と、そういう風に思わせられるようなチームというのをまたつくっていきたいと思います」

 ―松井監督から引き継いでいくものと新しくする部分は

「松井監督は私自身が楽天から引っ張ってきましたし、ずっとファーム監督からしっかり選手に寄り添ってやってくれていましたし、松井監督を慕っている選手もたくさんおります。そういう中で勝負となると勝負の厳しさというのも当然入ってきますので、そこはしっかり選手とコミュニケーションを取りながら、やはりゲームになったら絶対やっつけてやるというか、そのくらいの気持ちを全面に見せてやっていきたいなと。私自身も負けるのは嫌い性格なので、試合になったら気持ちが入っていくタイプなので選手もそれについてきてほしいなと思います」

 ―1番最初にGMが監督代行を務めると決まっ時の心境は

「この仕事をはじめて11年目になります。現場を外れてから、外から野球をみてまた、特に会社にはいろんなところで、海外を含めていろんな国の野球そして、日本のアマチュアもふくめていろんな野球を見させて勉強させてもらってましたので、その球団に感謝の気持ちもありますし、やっぱりその恩を報いるには今しかないかなとそういうふうに考えました」

 ―松井監督が勝てずにいたが、そのようにみていた

「これは実際外で見ているのと実際ベンチの中、現場に入って指揮をするというのは全然違うと思います。外で見ているといろんな部分が見えてくるところもありますが、いざ現場に入ってみると、いろんなシュチュエーションに応じて、なかなかこう思い切りが出てこなかったりするところなんですけど。私も6年間監督をやらせてもらって、そういうのをわかってるつもりですし、勝負となって、ここ一番となったらやっぱり思い切り、それが必要だと思います」

 ―コーチの変更は

「今いるメンバー全員と力を合わせてやります」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロ野球は26日、交流戦前の日程を終えた。セ・リーグは阪神が首位に立ち、巨人が3位で追う。パ・リーグはソフトバンクが1位。28日からはセ・パ交流戦が行われる。

 

8回2死満塁、見逃し三振に倒れたソフトバンク・川村友斗(26日)=木佐貫冬星撮影

 ロッテ7-1ソフトバンク(パ・リーグ=26日)――ロッテが連勝を8に伸ばした。ソトが三回の先制2点打などで4打点を挙げ、投手陣は8人の継投で1点に抑えた。ソフトバンクは攻守に精彩を欠き3連敗。

 楽天3-2日本ハム(パ・リーグ=26日)――楽天が連敗を6で止めた。一回に浅村の犠飛で追い付き、三回に小深田の適時三塁打で勝ち越し。岸は通算160勝。日本ハムはプロ初登板の柳川が崩れた。

 西武5-2オリックス(パ・リーグ=26日)――西武が終盤の逆転で4カードぶりの勝ち越し。八回に外崎、蛭間の適時打、岸の3ランで5点を挙げた。継投で臨んだオリックスは7人目のマチャドが誤算だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本ハムはプロ初先発の柳川が3回3失点

ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ-ソフトバンクは、7-1でロッテが大勝。強力ソフトバンク打線を8投手の継投で1失点に抑えた。6番手の鈴木昭汰投手が7回無死満塁を無失点、8番手の益田直也投手が8回2死満塁を無失点で切り抜けるなどリリーフ陣が奮闘した。

ネフタリ・ソト内野手の2点適時打で先制した打線は、8回に高部瑛斗外野手の適時内野安打、ソトの2点適時二塁打などで5点を奪い突き放した。敗れたソフトバンクは今季初の同一カード3連敗。打線は再三好機をつくるも本塁が遠く1点に終わった。

楽天モバイルパークで行われた楽天-日本ハムは、3-2で楽天が勝利した。楽天先発の岸孝之投手が6回7安打2失点と試合をつくると、7回以降は3投手の継投で逃げ切った。日本ハムはプロ初先発の柳川大晟投手が3回3失点。打線は楽天を上回る7安打を放つも得点に結びつけることができなかった。

ベルーナドームで行われた西武-オリックスは、5-2で西武が勝ち2連勝を飾った。先発のボー・タカハシ投手がテンポの良い投球で7回1失点。打線は8回、岸潤一郎外野手の3号3ランなどで5点を奪い逆転に成功した。オリックス打線は森友哉捕手が今季初本塁打含む2安打1打点の活躍をみせたが、西武投手陣の前に得点を重ねることができず悔しい連敗となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サッカー日本代表の板倉滉選手(ボルシアMG)が26日、能登半島地震の支援イベントを金沢市で開き、被害の大きかった石川県輪島市の輪島中サッカー部員や、小学生の子どもらと交流した。高校時代に同県七尾市の大会に毎年参加していた縁もあり「震災があり、絶対に石川でやりたい思いがあった」と熱っぽく語った。

 この日は会場の金沢ゴーゴーカレースタジアムで試合を実施し、広いピッチでのプレーを満喫した。親戚の家で被災し、倒壊した建物から抜け出したという船板楓主将(14)は「楽しかったけど緊張した。あらためて部活を頑張ろうと思った」と笑みを浮かべた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西武は26日、松井稼頭央監督(48)がこの日のオリックス戦(ベルーナ)を最後に休養に入ることを発表。同試合後に行った「最後の試合後インタビュー」がファンの間で大きな話題を呼んでいる。

ファンにとってはまさかの知らせとなった。チームはこの日、7安打5得点の快勝で連勝。一方、試合後のインタビューで松井監督の表情は浮かず「見事な集中打で、ナイスゲームでした」と冒頭でナインを称賛しながらも、その後の質疑応答では時折言葉に詰まる場面も見られた。

それでも休養入りまで予測したファンの数は多くなく、指揮官が「多くのファンの方に足を運んでいただいて、これだけの声援を頂いた中で勝てたのはよかったと思います。交流戦も始まりますし、いい流れでスタート決めたいと思います。一戦一戦やっていきます」と翌週に向けた意気込みを語っていた。

それだけに、X(旧ツイッター)上では「今日が最後だったんだ。残念過ぎる…」、「これ辛いわ…。辛い。諦めずに勝ちをもぎ取る試合が2試合続いて、気分良く夕方を過ごしていたところに届いたとても残念なお知らせ。今夜俺はどうしたらいい……」「こんな形で監督生活を終えるなんて残念過ぎる」などと驚きと悲しみの声が噴出。渡辺GMが兼任することになった「監督代行」のワードもトレンド入りする事態となっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆明治安田J1リーグ ▽第16節 FC東京0―1G大阪(26日・味スタ)

 FC東京は、後半40分に途中出場のG大阪MF山田康太にゴールを決められ敗れた。6日の札幌戦(2〇1)以来4試合ぶりの勝利とはならなかった。

 前節までリーグ最多得点(FC東京、26点)と最少失点(G大阪、11点)の「ほこたて」対決。前半はG大阪の守備を相手に突破口をつかめなかった。前半9分には、FW安斎颯馬からのパスを受けたオリベイラがドリブルでエリア内に切り込み、ゴール前へ走りこんできたFW俵積田晃太にパス。俵積田がシュートしたが、GK一森純にセーブされた。

 前半41分には最大のピンチがあったが、GK野沢大志ブランドンが好セーブをみせた。G大阪MF山下諒也のカウンターを受け、1対1でセーブ。守護神の活躍により、前半をスコアレスドローで折り返した。

 後半序盤は左サイドから攻撃の糸口を見いだした。後半8分と12分には俵積田がドリブルで中に切り込み、それぞれ左足と右足シュート。どちらもゴールにはならなかったが、反撃を予感させた。後半33分には松木とFWジャジャシルバを投入し、攻めの姿勢をみせた。

 しかし後半40分に左サイドから失点。後半アディショナルタイム(AT)7分にはDFエンリケ・トレビザンがゴールを決めたと思われたが、VARでオフサイドと判定され得点は取り消し。3月30日の川崎戦(3●0)以来の無得点試合となり、最強の“ほこたて対決”はG大阪の“たて”に軍配が上がった。

 試合後の会見でピーター・クラモフスキー監督は「自分たちのベストな内容はできなかった。ただ勝ち点3または1を取れそうなチャンスは作れていた」と振り返った。後半ATにVARで取り消されたゴールについては「ゴールだとは思っていました」とするも、「ただそれが自分たちに判定が来なかったこともフットボール。大事なことはゲームのそういった時間帯でチャンスを作ることができたこと」と切り替えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北国銀行が10連覇=男子の豊田合成は4季連続―ハンド日本リーグ

ハンドボールの日本リーグは26日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで男女のプレーオフ決勝が行われ、女子は北国銀行が10季連続11度目、男子は豊田合成が4季連続4度目の優勝を果たした。
レギュラーシーズン1位の北国銀行は同3位のオムロンを28―18で退けた。男子で同1位の豊田合成は同2位のトヨタ車体との接戦を28―27で制した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラグビーのNTTリーグワン。初優勝し、喜ぶBL東京の選手ら=26日、東京・国立競技場

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆レスリング 明治杯全日本選抜選手権 最終日(26日、東京体育館)

 男女4階級の決勝前にパリ五輪代表13人が並び、セレモニーが行われた。日本レスリング協会の富山英明会長は「金メダル6個」の目標を改めて宣言。29歳で男子フリースタイル74キロ級の高谷大地(自衛隊)が選手を代表して「このメンバーでパリで躍進していきたい。我々に一番大事なことは覚悟だけ。それを胸にパリの舞台で戦っていきたい」と、決意表明を行った。

 今大会は女子が五輪連覇が懸かる50キロ級の須崎優衣(キッツ)、公式戦133連勝中の藤波朱理(日体大)ら6人が出場。男子は4月の五輪アジア予選で新たに3人が切符を獲得し、フリースタイルに12年ロンドン五輪銀メダルの樋口黎(ミキハウス)ら4人、グレコローマンスタイルに東京五輪銀メダルの文田健一郎(ミキハウス)ら4人が出場。21年東京五輪の金メダル5個を上回る成績を目指す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本生命 B.LEAGUE FINALS 2023-2024

バスケットボール男子B1リーグの年間優勝を決めるBリーグファイナル(2戦先勝方式)の第2戦が26日、横浜アリーナで開催され、広島ドラゴンフライズが琉球ゴールデンキングスに72-63で勝利し、1勝1敗のタイに戻した。今季限りで引退を発表している42歳のレジェンド朝山正悟は、「なかなかゆっくりさせてくれない優しい仲間」と笑顔。第3戦が「日本バスケ界の勝利」となることを願った。

ベンチから常にチームを励まし続けた。朝山は2試合続けて出場することはなかったが、何度も立ち上がって味方を鼓舞。流れが悪い時には「冷静に」と落ち着かせ、好プレーが出た時には両手を大きく広げ、満面の笑みでハイタッチした。「今日は最高のゲームができたんじゃないかと思います」。試合後の取材では、逆転で勝利を掴んだ後輩たちを誇らしげに称えた。

42歳の大ベテラン。Bリーグ以前のNBL時代から広島でプレーして9年目。B1昇格などに貢献してきたレジェンドだ。17-18年シーズン中にはBリーグ初となる選手兼任監督を務めたこともある。昨季も選手とアシスタントコーチを兼任。開幕前には今季限りでの引退を発表した。この日の勝利で引退は最終日まで伸び、「なかなかゆっくりさせてくれない優しいチームメート」と報道陣を笑わせた。

B1昇格4年目にして初のファイナル進出。クラブ史上初、B2から昇格した球団としても初のB1制覇まであと1勝まで来た。苦しい時期も知る朝山は「これまでクラブに関わってくれた沢山の人たちの思いがようやく繋がってきている」と感無量。「個人的には最後の最後までバスケットができる喜びをしっかり噛みしめながら、最終日を迎えたい」と笑顔で頷いた。

この日は初日の1万2969人を上回る1万3203人の観客が耳をつんざくような声援で両軍を後押しした。泣いても笑っても28日の第3戦が最後。「昨日は琉球さんが勝って、今日は自分たちが勝った。最後は日本のバスケット界の勝利となるような最高のゲームができたら」。自身の集大成となる一戦だが、Bリーグ創設前から長年バスケ界を牽引してきた男は、何よりも競技全体が盛り上がることを願った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前知事の辞職に伴う静岡県知事選は26日に投開票され、立憲民主、国民民主両党が推薦した前浜松市長の鈴木康友氏(66)(無所属)が、自民党推薦の元副知事・大村慎一氏(60)(同)ら5人を破り初当選した。4月の衆院3補欠選挙で不戦敗を含めて全敗した岸田首相(自民党総裁)の政権運営に打撃となり、自民内では「早期解散はさらに困難になった」との見方が広がった。

 

 選挙は、職業差別と受け取れる発言が批判された川勝平太・前知事の任期途中での辞職を受けて行われ、同県知事選として最多となる6人の新人が立候補。鈴木氏と大村氏はともに「オール静岡」を掲げたが、与野党対決の構図となり、両氏が激しい争いを演じた。

 鈴木氏は浜松市出身。旧民主党で衆院議員を2期務めた後、2007年の同市長選で初当選した。知事選では、同市長を4期務めた知名度を生かして「幸福度日本一の静岡を目指す」などと訴えた。

 立民や国民、連合静岡などのほか、地盤とする同市に本社を置く自動車大手「スズキ」の鈴木修相談役らが支援した。県西部だけでなく、東部も含めて満遍なく支持を集めた。

 

 立民は泉代表や野田佳彦・元首相が、国民は玉木代表がそれぞれ鈴木氏の応援に訪れ、自民との対決姿勢を強めた。一方、大村氏を推薦した自民は、党派閥の政治資金規正法違反事件などの影響で、党幹部や閣僚らの県内入りを控えた。

 選挙戦ではリニア中央新幹線の整備への対応や川勝前知事の県政運営への評価、人口減少対策などが主な争点となった。リニア整備では、川勝前知事が認めてこなかった静岡工区(8・9キロ・メートル)の着工の是非などに各候補が言及。鈴木氏は、リニア開通で東海道新幹線の県内停車本数が増えて経済に波及効果をもたらすとして、環境保全などの課題の解決を前提に推進する立場を示した。今後、着工に向けた議論が進む見通しで、停滞していたリニア計画が動き出す可能性がある。

 投票率は52・47%で、前回(52・93%)を0・46ポイント下回った。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆明治安田J1リーグ▽第16節 浦和1―2町田(26日・埼玉スタジアム)

 町田が敵地で浦和と対戦し、2―1で勝利した。

 前半から低い位置からボールをつなぐ浦和に対してFWオセフン、藤尾を中心に前線からハイプレスをかけて対応し、前半は0―0で折り返す。

 すると後半7分に試合は動いた。中盤でのボールカットからゴール前にパスが送られると、裏へ抜け出したU―23日本代表MF平河がワントラップから左足でシュート。一度は浦和のGK西川に阻まれたがこぼれ球を右足で押し込んで今季2点目となる先制点を決めた。

 直後の同9分に浦和MF伊藤に同点ゴールを決められたが、同アディショナルタイム7分にMF下田がPKを決めて勝ち越し。黒田剛監督の54歳の誕生日で劇的な勝利を飾った。

 これで町田はリーグ戦3連勝&6戦無敗(5勝1分け)で2位鹿島に勝ち点差3で首位を堅守した。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆米大リーグ タイガース―ブルージェイズ(26日・米ミシガン州デトロイト=コメリカパーク)

 ブルージェイズの菊池雄星投手が26日(日本時間27日)、敵地のタイガース戦に先発。2回に4連打含む5安打集中で4点、3回にもトーケルソンに4号ソロを浴びて今季ワーストの5点を失った。

 タイガースは菊池対策にカーペンター、キースなど好調な左打者を外して全員右打ちの打者を並べた。菊池は1回こそ2安打されながら無失点に抑えたが、2回につかまった。

 先頭のトーケルソンに左翼線二塁打されるとペレスに左前安打で無死一、三塁。続くバエスに左中間を割る二塁打を許し2失点。ロジャーズの右中間の当たりを中堅バーショがグラブにあてながら落球(記録は二塁打)し二、三塁。1死後イバネスに左前に運ばれ2者が生還し計4点を失った。3回には当たってきたトーケルソンに4号ソロを浴び4月27日ドジャース戦に4点を上回るワーストの5失点となった。

 今季の菊池は防御率2・64と安定しているが、打線との相性が悪く2勝4敗。4敗のうち2敗はクオリティースタート(6回以上自責点3以内)。また1失点以下で勝てなかった試合が4度あるなど不運続き。この日も打線は3回に無死満塁のチャンスをつかみながらボーゲルバックの痛烈な打球が二塁正面をついて併殺、無得点に終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦