◆パ・リーグ ソフトバンク―楽天(22日・京セラドーム大阪)

 ホークスの南海時代の本拠地・大阪で「白のキセキ」と銘打ったイベントが行われ、配布されたホームユニホームと応援フラッグで、スタンドが白に染まった。

 

 試合前の始球式にはOBの松中信彦氏と新垣渚氏が登場。投手・新垣と打者・松中による1球限定のガチンコ対決に場内が沸いた。

 右翼席の鷹党が松中の応援歌を奏でる中、赤い打撃手袋の松中氏が登場。マウンドの新垣氏が外角へ直球を投げたところ、平成の3冠王は鋭くスイング。打球は前進守備(?)の一塁・中村晃が反応できない(?)強烈な打球が一、二塁間を抜けて右前に達した。

 以下は両氏の一問一答。

 ―感想を

 新垣氏(以下「新」)「1球しかないんでね。僕はストライク投げるの必死でした。あと僕のデビュー戦がここ(03年3月31日の近鉄戦)だったので、本当に思い入れのある地。『白のキセキ』、和田毅の登板、3冠王・松中さん。いろいろ重なって。ごちそうさまです!(笑い)」

 ―投げたボールは

 新「いやもうストライク近辺に(投げられれば御の字)。あとは松中さんが、もののみごとに打ち返してくれて助かりました。いいですか(と囲み取材を打ち切ろうとするボケで笑わせる)。(球種?)もちろんストレートです。スライダーはストライク入らないです」

 松中氏(以下「松」)「スライダー禁止です。打てないです。いやもう本当に1球勝負。もう渚次第だったんで。頼むからこの辺(ストライクゾーン)に来てくれ。この辺(アウトハイ)きたら、逆に(現役時代に培った)感覚で見逃すんじゃないかと思ったんで。ボールに当たって良かったです」

 ―久々に応援歌も

 松「うれしいですね。なんか懐かしかったですね。『信彦!』って言っていただいたし、京セラDで本当に応援してくださってたんで。引退して初めて来たんで、僕も楽しみにしていました」

 ―一塁・中村晃も追うのをあきらめた鋭い(?)打球

 松「晃サマサマ(笑い)」

 ―2004年7月19日の元祖「白の奇跡」イベント時は現役だった

 松「(当時は)初めての経験。本当に(スタンドが)一色。ただ、いろんな意見があった。『(ボールが白と重なって)ちょっと見にくい』って言う人もいたり。でもあれだけの一体感っていうのは、初めてのこと。あれはあれですごくうれしかったですね」

 (続けて)

 「嫁(フリーアナ・林恵子さん)の誕生日だったんですが、バックスクリーン左に打ったんです。2本目は覚えてないけど、1本目だけ覚えてるんですよ。あれで何かホッとした部分があって。嫁から『打ってね』って言われて結構プレッシャーを感じてた(笑い)。(同年に)3冠王を取ったバリバリだったんで、何とか打とうと思ってたのが、1打席目で打てたんで」

 ―その試合で先発した和田が20年経っても現役

 松「若い時に走るっていうことを、彼が一番やってきた。これは野手にも通じるものがあって、やっぱり若い時にどれだけ練習をしてるか。その結果、1年でも長くできると思う。彼のすごさは、そこだと思います」

 新「もうその通りです。僕らからしたら『いらないアピールだな』と思ってましたけど(笑い)」

 松「渚、あんま走んないから(笑い)」

 新「だけどそれが当の本人にとっては当たり前。全然努力でも何でもなく。若い子にとって、いい見本になると思うんだよね。もう本当に生きた伝説じゃないですけど。若い子はどんどん見習って、参考にして頑張ってもらいたいなと思います」

 ―好評なら福岡で対決第2ラウンドも

 松「いや1球勝負は(投手が)かわいそうです。違う企画を、OB対決で何本打てるかとか。ピッチャーを高谷(バッテリーコーチ)にして。そういう企画をぜひソフトバンクホークスさん、お願いします」

 新「心臓見えてないでしょ? めっちゃ鼓動打ってます(笑い)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巨人の坂本勇人内野手は22日、中日11回戦(東京ドーム)の三回に二塁打を放ち、プロ野球史上2人目となる通算450二塁打を達成した。初二塁打は2008年4月1日の中日1回戦(東京ドーム)で二回に中田から。
プロ野球最多は立浪和義(中日)の487本。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇プロ野球セ・リーグ ヤクルトーDeNA(22日、神宮球場)

DeNAの筒香嘉智選手が先制となる3号ホームランを放ちました。

キャプテンの牧秀悟選手に代わり19日から4番を務める筒香選手は、0-0で迎えた4回、1アウト1塁の場面で小澤怜史投手の6球目のストレートをはじき返し、ライトスタンドへ特大2ランホームランを放ちました。筒香選手は拳をあげてガッツポーズ、4番になって3試合目でホームランを生み出しました。

筒香選手のホームランにファンは「お前が必要 筒香嘉智」「これぞ横浜の大砲」「筒香さん最強です」と喜びの声を上げています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3回戦で札幌と対戦

J3のAC長野パルセイロは5月22日、ルヴァンカップ1stラウンド3回戦でJ1北海道コンサドーレ札幌と対戦。前半18分にMF小西陽向のゴールが決まり先制している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【里崎智也×五十嵐亮太のライフハックベースボール!】第4回 「これだけは譲れない」それぞれのマイルールとは?

里崎智也×五十嵐亮太のライフハックベースボール! 日本を代表するレジェンドプレイヤーの2人が、野球からの学びをライフハックに翻訳、「生き抜く知恵」を惜しげもなく大公開。連載の第4回は、「マイルール」について語り合った!

 

 

 

■「ウソはつかない」「知ったかぶりはしない」

――前回の「運がいい人、悪い人の違いとは?」では、里崎さん、五十嵐さんの生き方、考え方の違いが浮き彫りとなりましたが、それぞれ「これだけは譲れない」というマイルールや、生きる上でのポリシーなどあれば教えてください。

五十嵐 僕の場合は、本当にシンプルなことだけど、「ウソをつかない」ということですね。特に最近は、テレビに出させてもらう機会が増えたので、なおさら「ウソはつかないように」ということを強く意識しています。結局、ウソってバレるものだから。

里崎 僕も「ウソはつかない」ということはすごく意識してます。人間だから間違うことはあるし、僕だって完璧な人間じゃない。ずっとAだと思っていたことが、実はBだったということがあるかもしれないから、僕が心がけているのは「知らないことを"知ってる"とは言わない」ということですね。

五十嵐 まさにサトさんの言うように、人間だから知らないこともあれば、間違うこともあるから、その点についてはなるべく少なくなるように努力すればいい。でも、「ウソをつく」というのは、自分の意思で絶対に防げることだから。

里崎 あるシーズンの中盤、夏場過ぎになって、あるプロ初登板のピッチャーが出てきたときにたまたま解説していたんだけど、「里崎さん、このピッチャーはどんなタイプですか?」と聞かれて。でも、僕は見たこともなかったし、詳しい情報も持っていなかったので、「今日初めて見るからわかりません」って素直に言いました(笑)。

五十嵐 それは勇気ある発言だなぁ(笑)。でも、そこがサトさんの強さだよね。僕なら「わかりません」とは言わずに、「初めて見るので、これから判断します」と言って、その目で見たこと、感じたことを言うと思います。サトさんの勇気って、たぶん見ている人からすれば、すごく気持ちがいいものだと思いますね。

里崎 僕の場合は「見ていない恥ずかしさ」よりも、「知ったかぶりして適当なことを言う恥ずかしさ」が勝っているというのが本当のところだけどね。その代わり、「これからきちんと勉強します」というスタンスはきちんと守るつもりです。それが、僕なりのマイルールだと言えます。

■「できないことはしない。できることだけやる」

――おふたりとも、実に楽しそうにいろいろな仕事をしていますけど、「頼まれた仕事はすべて引き受ける」といった「マイルール」があるのですか?

五十嵐 僕の場合は「人生は一度しかないんだから、なるべくならば楽しいことをしよう」という思いが強いです。でも、「自分の好きなこと、やりたいことだけで生きていけるはずがない」ということは理解しているし、「何かを得るためには多少の我慢も必要だ」という考えもわかります。それでも、「その人と一緒に仕事をしていて居心地がいいかどうか?」という点にはこだわっていて、すごく大切にしています。もし、「ちょっと心地よくないな」と思うことがあれば、その人との仕事は引き受けない。幸いにして、今までそういう経験はないけど。

里崎 僕の場合はすごくシンプルで、「基本的には何でも引き受けよう」というスタンスだけど、「自分ができないことはやらない」「誰のためにもならないことは引き受けない」ということは意識してますね。現役を引退した直後に「ホノルルマラソンに出ませんか?」ってオファーを受けたけど、「誰のためにもならないのでやりません」と断りました。ハワイにも行けるし、ギャラもよかったけど。

五十嵐 「誰のためにもならない」って、どういうこと?

里崎 引退直後だったけど、そもそも完走できる自信がなかったし、そのためにあえて練習するつもりもなかった。ということは、絶対に途中棄権か、タイムアウトで強制終了という結末になる。依頼主としては、「それでは困る」となるよね。しかも本番までの期間も短かったので、練習もできないし、練習するつもりがなかったから、「お互いが不幸になるだけだからお受けしません」って断りました。

五十嵐 わざわざ「お互いが不幸になるだけだから」なんて言わずに、「完走する自信がないので」って言っても、十分に意図は伝わるのに(笑)。

里崎 いや、そこはちゃんと説明しないと(笑)。そこまで説明したから、先方もきちんと納得してくれたしね。

■「自分さえよければいい」はアリか、ナシか?

五十嵐 でも、せっかくオファーをもらったのに、それを断るのはちょっと心苦しくないですか? フルマラソンは別としても、多少無理そうなことでも、「ここはオレが頑張ればいいか」とか思ったりしません?

里崎 だから、そこで大切になるのは「絶対にできないことはやらない」ってことだと思うよ。ポイントは「絶対にできないこと」。僕の場合で言えば、たとえば「ジェットコースターに乗ること」とか(笑)。確実に気分が悪くなっちゃうので。

五十嵐 その話を聞いて思い出したけど、ラミちゃん(アレックス・ラミレス)の番組に出たときに、成り行きでいきなり「バンジージャンプに挑戦してください」と言われてやったことがあるんですが......あれは初めての体験だったから、本当に恐かった(笑)。

里崎 でも、亮太は飛べたんでしょ? 僕の場合は絶対にできないから「無理です、できません」って間違いなく断るけどね。

五十嵐 確かに、僕自身は「怖いな、無理だな」と思っていても、「できないことを乗り越えていく」っていうのが好きなタイプだから、ついつい「じゃ、とりあえずやってみよう」となったのは事実ですね。周りのスタッフを待機させるのも悪いし、そういう意味では"漢気を見せる"というか、少し見栄を張ることも悪いことじゃないかもしれない。

里崎 僕はまったく見栄を張ることがないから。とにかく判断基準は「できるか、できないか」ということだけ。できないことならば平気で断るし、できることならば、どんなことでも基本的には受け入れます。何年か前の『シューイチ』(日本テレビ系)の新春特番で「サウナ道」っていう企画があって、正月から裸を見せることも平気でやったからね(笑)。隣はEXILEのメンバーだったから腹筋バキバキだけど、そんなことも気にせずに裸になったから。

五十嵐 それはすごい。僕にはできないな。さすがに恥ずかしい(笑)。

里崎 この連載でも何度か言ってるけど、僕はそもそも第三者とか、他人の目を気にしないから。大げさにいえば、「自分さえよければいい」というタイプなんですよ(笑)。

五十嵐 でも、「自分さえよければいい」という考えだと、どうしても自分勝手になるし、周りに迷惑をかけたり、相手を傷つけたりすることも多くなるでしょ。

里崎 もちろん、プライベートで他人を傷つけるのはよくないけど、評論家という立場としては、たとえ選手を傷つけることになったとしても「言うべきことは言う」というのも、マイルールと言えるかもしれないね。

五十嵐 僕は「なるべくならばマイナスのことよりはプラスのことを言いたい」というタイプですね。たとえ選手がミスをしたとしても、その原因を解説した後には「この失敗を生かして、次は頑張ってほしい」というタイプ。

里崎 野球で言えば、どんなプレーにも「打った、打たれた」「勝った、負けた」があるわけだから、僕の場合はダメなほうを主語にすることが多いです。「ここはダメ、こうしたほうが良かった」って。もちろん改善策の代案も出しますが。すべて褒めるだけなら誰でもできますし、僕の魅力を出すこともできません。世の中の人は、褒めることをだけを望んでいないと思いますし。

――議論もますます白熱してきましたが、ちょうど時間となりました。この続きは、また次回ということで、引き続きよろしくお願いします!

里崎・五十嵐 了解です。また次回、よろしくお願いします!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【巨人】球宴常連の坂本勇人に〝逆風〟 三塁転向でヤクルト・村上宗隆に約3万票差

 

 

 

日本野球機構(NPB)は22日、7月に開催される「マイナビオールスターゲーム2024」ファン投票の2度目となる中間発表を行った。

前日21日の第1回から先発投手部門で才木(阪神)、山崎(日本ハム)、中継ぎ部門での岩崎(阪神)、河野(日本ハム)ら得票数1位の選手に順位の変動はなかった。そうした中で大きく水をあけられる形となっているのが巨人・坂本勇人内野手(35)だ。

坂本と言えば球界を代表する遊撃手として長らく名をはせ、守備の名手をたたえる「ゴールデン・グラブ賞」を5度受賞し「ベストナイン」にも7度輝いた。さらに、守備の負担が大きい遊撃手でありながら2020年に右打者としては史上最年少となる「31歳10か月」で2000安打も達成。攻守にわたる活躍はWBCなどの国際大会でも発揮され、当然のことながらオールスターにも12度出場した常連だ。

しかし、今年は情勢が異なるようだ。肉体的な負担を考慮され、原政権下の昨季終盤からついに三塁へコンバート。今季から指揮を執る阿部監督のもとでは本格的に「三塁手」として起用され、21日まで41試合に出場して打率2割4分7厘、3本塁打、13打点、2失策の成績だ。前日の中間発表で2位の「9220票」から「1万7597票」まで倍近く票数を伸ばしたものの、そこに立ちはだかっているのがヤクルト・村上宗隆内野手(24)だ。

前日の段階で坂本に約1万5000票差となる「2万4154票」を集めてトップに立っていたが、この日はさらに票を伸ばして「4万5243票」。その差は3万票近くまで広がっている。今季の村上は出場した41試合で打率2割5分7厘、リーグ1位となる10本塁打を記録し、20打点に4失策となっている。

絶大な人気と実力を兼ね備えながら2022年は仙腸関節炎、23年は右太もも裏の肉離れで2年連続で球宴出場を辞退した坂本。ファン投票の結果は7月2日に発表されるが、コンバートされた三塁で燕の大砲が巨大な壁として立ちはだかっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スペイン、ノルウェー、アイルランド3カ国の首脳が22日、いずれも28日付でパレスチナを国家として承認すると表明した。イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザへの攻撃を続けるなか、イスラエルとパレスチナがともに国家として平和に共存する「2国家解決」への支持を改めて示した。

 3カ国には、パレスチナを新たに正式な外交相手と認めることで、ガザへの攻撃をやめないイスラエルに政治的圧力をかける狙いがある。他国に対しても、この動きに続いて国家承認に踏み切るよう求めた。パレスチナはすでに約140カ国から国家として承認されている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

37歳年下のファンと、4年半にわたる“ゲス不倫”が明るみになった声優の古谷徹(70)。5月22日に電子版「週刊文春」と「文春オンライン」で報じられ、自らのXを通じて謝罪文を発表した。

 

記事によれば、古谷が’19年の元日に女性にショートメールを送ったことから関係を持つように。しかし古谷は女性に暴力を振っただけでなく、妊娠・中絶までさせていたことも判明した。

古谷は発表した謝罪文のなかで報道を全面的に認めており、《私の残りの人生をかけて誠心誠意償っていく所存です。どんな制裁も受ける覚悟でおります。誠に申し訳ございませんでした》と反省の弁を綴っている。

衝撃が広がるなか、にわかにXで再燃しているのは古谷の“濃密ファンサービス”だ。

10代から数々の人気キャラクターを演じてきた古谷だが、その人気を不動のものとしたのは『名探偵コナン』シリーズの安室透役だ。劇場版では’16年4月公開の『純黒の悪夢』で初登場し、’18年4月公開の『ゼロの執行人』で圧倒的な存在感を放った。映画をきっかけに安室透のファンになった女性を、「安室の女」と呼ぶ言葉も生まれたほどだった。

’18年4月に配信された「ORICON NEWS」のインタビューでは、これまでの役を振り返って「モテたかったです!」と明言していた古谷。その上で、「むしろそれだけのために声優という仕事を50年もやってきたようなもんです(笑)。だからこうして女性に人気の安室透を演じることはまさに念願!」と喜んでいた。

実際に女性からも、高い人気を誇っていたようだ。古谷が過去にXへ投稿していたファンミーティングの集合写真では、参加者のほとんどを女性が占めていた。さらに古谷の不倫相手の女性も、「文春オンライン」の記事中で“映画をきっかけにファンになった”と明かしていた。

こうした背景もあり、今回の不倫報道をきっかけに古谷がファンにしていたスキンシップも物議を醸すことに……。

「古谷さんはXでもファンにリプライを送るなど、サービス精神が旺盛な方です。いっぽうファンミーティングなどのイベントでは、ファンを喜ばそうとするあまり過度なスキンシップを取ることもありました。古谷さんも自らのアカウントに写真をアップしていますが、’19年6月にファンに向けた“ゴルフレッスン”が開催されました。古谷さんはクラブを握る若い女性の背後に立ち、腰に手を添えて密着。その他にもXでは複数のファンが古谷さんとハグしたことを報告しており、添い寝や指を絡めた“カップル手つなぎ”までしてもらった人もいるようです」(アニメファン)

最近では、髪型や服装も安室透に寄せていた古谷。キャラクターを利用するような“過度なファンサービス”に、Xでは改めて苦言を呈する声が上がっている。

《古谷さんのファンサえぐ》
《キャラの私物化もここまでくると流石にキモイ》
《古谷さんファンサがいいというより若い女性にもてようとしてる感じが出過ぎてて苦手だったから、全然意外さがない……》
《古谷さん、過剰な濃密ファンサだけかと思ってたら結構エグいことしてたのね…》

 

 

 

 

 

 

 

 

楽天が22日のソフトバンク戦(京セラ)でまたもや投手陣が崩壊し、2試合連続の2桁失点を喫した。

破壊力抜群の鷹打線につかまり、初回だけで山川の先制3ランなどでさっそくの5失点。先発した右腕の荘司が1回もたずに降板すると、2番手の松井も2回に山川の2打席連続アーチなどで4失点。序盤の2回だけでスコアボードに「5」「4」と衝撃的な数字が刻まれた。

松井は3回こそ周東、今宮、柳田の上位打線を三者凡退で抑えたが、相手はまだまだ眠っていなかった。4回一死から近藤に二塁打で出塁を許すと、続く栗原に右前へ適時打を浴び、10点目のホームを踏まれた。

前夜の同戦(みずほペイペイ)は「0―21」と歴史的な惨敗で、2試合連続の2桁失点は4年ぶり。2020年7月21日、22日のオリックス戦(楽天生命)で喫した「3―10」「7―11」以来の大炎上となってしまった。

めったにない光景にSNS上では「もし楽天ファンで連日こんなの見せられたらはらわた煮えくり返るわ」「地獄以上の苦しみ」「現地の楽天ファンに楽天ポイント贈呈した方がいい」「お気をしっかりとお持ちください」などと同情の声が飛び交っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バスケ議連総会で河村が決意を語る

5月22日、三屋裕子日本バスケットボール協会会長、Bリーグ島田慎二チェアマン、Wリーグ原田結花会長、河村勇輝(横浜BC)、日本車いすバスケットボール連盟の竹内美奈子副会長、北田千尋(LINEヤフー)らが参加し、バスケットボール議員連盟第7回総会が行われた。河村はパリ五輪での目標であるベスト8について「必ずこの目標を達成したいと思います」と力強く語った。


 

 

日本バスケットボール協会三屋裕子会長

総会は野上浩太郎バスケ議連連盟幹事長の開会挨拶からスタート。まず三屋会長が男女日本代表チームのパリ五輪出場、車いすバスケ女子日本代表のパリパラリンピック出場権獲得を報告。FIBAワールドカップ2023に際してのサポートに対して感謝を伝えたうえで、バスケットボールがたくさんの方に応援していただけるスポーツになってきたと説明すると、「Bリーグ、Wリーグ、車いすバスケも頑張っており、さらに成長していきたい」と語った。続いて日本バスケットボール協会の渡邊信治事務総長が パリ五輪の概要を説明。さらに島田チェアマン、原田会長がリーグの活動、現状について説明した。

 


 

 

続いて河村が登壇。「日頃よりたくさんのご支援、サポート、本当にありがとうございます。おかげさまで、昨年の夏のワールドカップでは自力でパリオリンピック出場という大きな目標を達成することができました。本当にありがとうございます。そして今年の夏、また大きな舞台、パリオリンピックです。チームとしてはベスト8という大きな目標を掲げており、すごく難しく大変な目標ではあるのは分かっていますが、必ずこの目標を達成したいと思います」と強い決意を言葉にした。また「チームの結果だけではなくて、このパリオリンピックではまたバスケットのみならず、たくさんの方に注目していただける大会になると思うので、バスケットボールの魅力をたくさんの方にお伝えして、より日本のバスケットボールが盛り上がり、発展できるように僕自身も精一杯頑張っていきたいと思います。今後ともご支援、ご声援、どうぞよろしくお願いします」と日本のバスケ界の発展のためにも頑張っていきたいと語った。

このあと、野上バスケ議連連盟幹事長からFIBAワールドカップ後、盛り上がりを感じているか?と質問されると「ワールドカップ以降、より盛り上がりを感じています。観客の皆さんに試合会場に足を運んでいただいていますし、結果だけではなく色々な影響をお届けできているんだなとすごく感じています」と答えた。
その後、日本車いすバスケットボール連盟の竹内美奈子副会長からパリパラリンピックの概要紹介、車いすバスケ女子日本代表の岩野博ヘッドコーチ、北田千尋キャプテンが意気込みを語り、閉会となった。

■河村勇輝[囲み取材Q&A]
――ベスト8という目標、トム・ホーバスHCの「SHOCK THE WORLD〜世界よ 驚け〜」について

「必ずそうしたいなと思います。ベスト8という大きな目標を達成することができれば、必ずそのSHOCK THE WORLD、世界を驚かすということになります。ベスト8になるためには、フランス、ドイツ、もう1チームのどこかに必ず勝たないといけないっていう状況にありますが、どのような結果になっても、日本のバスケットボールのこう、レベルの高さであったり、バスケの素晴らしさを世界の皆さんにお届けできればいいなと思っています」

――ワールドカップでも対戦したドイツやデニス・シュルーダーにリベンジしたいとおっしゃっていましたが、どんなところにフォーカスをして過ごしてきましたか?

「ドイツはワールドカップ優勝していますが、僕たちは予選で戦い、負けた経験というのは、かなりパリオリンピックでの試合に生きるんじゃないかなと思っています。その中でもシュルーダー選手は一番中心となる選手なので、同じポジションとしてマークしたいです。正直なところ、1人で簡単に止められる選手ではないことはわかっています。それでもチームで守るという意識がある中で、1対1になった時によりストレスをかけて、 相手のリズムを崩すようなディフェンスはしていきたいです。そのために1年間、シーズンでプレーしながら、パリオリンピックに向けて体作りも準備してきたつもりなので、それを思う存分発揮して、チームの勝利に貢献できるように頑張りたいなと思います」

――体作りという面で新たに始めたことはありましたか?

「体重の部分はもちろん徐々に上がってきています。単純に体重が上がれば、フィジカルが上がるということではないですけど、一つの指標にはなると思っていますし、徐々に体重は増加しています。それだけでなく昨シーズンは、ハムストリングの肉離れもあって、再発するとこれからのバスケットボールキャリアにおいてすごく大変なことになると思っていたので、ハムストリングの強化もしました。オリンピックになると競技レベルが上がり、フィジカルの度合いも上がってくると思うので、それに耐えられる体を作っていきたいと思っていました」

※この原稿は月刊バスケットボールWEB()に掲載されたものです

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERA セ・リーグ 巨人―中日(22日・東京ドーム)

 巨人・坂本勇人内野手が22日の中日戦、3回の第2打席で二塁打を放ち、通算二塁打が450本となり、元阪急の福本豊氏を抜く歴代単独2位となった。

 坂本は3回、中前打の丸佳浩外野手を置いた無死一塁で打席に入り、中日の先発・小笠原慎之介投手から左翼線を破る当たりを放ち、楽々と二塁へ。塁上で増田大内野手から記念のプレートを渡されると、大歓声にこたえてプレートを高く掲げた。

 この回、坂本の二塁打で二、三塁とした巨人は岡本和真内野手の左犠飛で、2点目を挙げた。

 坂本は18日の広島戦の5回、右翼線を破る二塁打を放ち通算二塁打数は448となり、歴代3位の山内一弘氏に並ぶと、19日の広島戦の1回には左中間へ先制二塁打を放ち、通算二塁打を449本、元阪急の福本豊氏に並ぶ歴代2位タイとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇プロ野球 パ・リーグ ロッテ2ー1西武(22日、ベルーナドーム)

西武がロッテに敗れ今季2度目の7連敗を喫しました。

今季、ここまでロッテと7試合行い、まだ一度も勝っていない西武の先発は隅田知一郎投手。初回はヒットこそ許しましたが無失点に抑えます。

ところが2回、先頭のポランコ選手にライトへツーベースヒットを打たれると、その後、1アウト3塁となります。ここで佐藤都志也選手をレフトフライに打ち取りますが、これが犠牲フライになり先制点を許します。

さらに6回、2アウト1、3塁のピンチを迎えると、中村奨吾選手にライトへタイムリーヒットを打たれ追加点を奪われます。

それでも、直後の6回裏、1アウト2、3塁のチャンスを作ると、平沼翔太選手がライトへタイムリーヒットを放ち、1点を返します。

さらに外崎修汰選手が四球を選び、満塁とチャンスを広げましたが、中村剛也選手が空振り三振。蛭間拓哉選手がセンターフライに倒れました。

西武は投手陣が4投手で2失点に抑えましたが、打線がロッテの先発・種市篤暉投手の前に9回4安打1得点に抑えられ敗れました。なお、今季、ロッテとは8試合行い全敗しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

“追記”

 

 

 

 

 

 

 

 

住宅ローンの固定金利などに反映される長期金利が上昇しています。きょう、債券市場では長期金利の代表的な指標である10年ものの国債の利回りが、1%をつけました。

記者
「長期金利の上昇が止まりません。大台の1%をつけました」

上昇が続く、長期金利。1%をつけ、日銀の黒田前総裁が大規模緩和を始めた翌月の2013年5月以来、11年ぶりの高い水準となりました。

長期金利はこの1年で2倍以上に。今週に入り、3日連続で上昇しています。

なぜ今、上昇しているのか。

背景にあるのは、日銀がいまの金融政策を正常化するのではとの観測です。

引き金となったのは先月、植田総裁の一言で円安が一気に進んだことでした。

日本銀行 植田和男総裁
「( Q.(円安の)基調的な物価上昇率への影響は無視できる範囲か?)はい」

円安が物価上昇に与える影響は無視できるという発言は、市場に日銀が“円安を容認している”と受け取られ、一時、1ドル=160円を突破。政府・日銀は円安を阻止するため、円買いの市場介入に踏み切ったものとみられています。

ただ、その後も歴史的な円安は続き、今月7日に植田総裁は総理と会談。

日本銀行 植田和男総裁
「為替についても議論しました」

10日の経済財政諮問会議では日銀に対し、「円安圧力を緩和するよう」求める声が民間議員から挙がりました。

こうしたことなどを背景に、市場では日銀が来月の会合で金融政策の正常化を進める一環として、国債の買い入れ額の減額や追加の利上げなどの観測が強まっています。このため、日本の国債が売られ、長期金利が上昇しているのです。

今後も長期金利の上昇が続けば、住宅ローンの固定金利が引き上がる可能性があります。

来月の会合で、日銀が動くのか。市場は固唾をのんで見守っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自民、立憲民主両党などがそれぞれ提出した政治資金規正法改正案は22日、衆院政治改革特別委員会で各党による趣旨説明が行われ、審議入りした。岸田文雄首相(自民総裁)は特別委に先立つ参院予算委員会の集中審議で「今国会で法改正を必ず実現したい」と述べ、6月23日に会期末を迎える今国会中の成立を目指す考えを強調した。
規正法改正は自民派閥の裏金事件を踏まえたもので、終盤国会の最大の焦点となる。自民案は政治資金パーティーや政党が議員に支給する政策活動費の扱いを巡って公明党を含む他党の主張との隔たりが大きく、成立は見通せていない。自民は特別委と並行して公明や野党と修正協議を行い、協力を取り付けたい考えだ。
公明との協議が不調に終わった自民は改正案を単独で提出。立民は国民民主党、衆院会派「有志の会」と共同で提出し、2党1会派で折り合えなかった部分を単独で出した。日本維新の会も22日、独自案を提出した。
自民案と立民・国民案は議員の責任を厳格化する「連座制」導入をともに明記したが、仕組みが異なる。自民案はパー券購入者の公開基準を1回20万円超から10万円超に引き下げ、政策活動費の支出額を大まかな項目別に公表する規定を盛り込んだ。立・国案は政策活動費禁止を打ち出し、立民案はパーティー禁止などを盛った。維新は企業・団体によるパー券購入や献金の禁止を掲げ、政策活動費に代わる「特定支出」制度を新設して10年後に使途を公表する案を提唱した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「阪神2-1広島」(22日、マツダスタジアム)

 首位攻防の3連戦となる2戦目、阪神は好調の広島打線を抑えて首位を守った。九回、岩崎が1点差に迫られたが、何とか逃げ切った。

 先発した大竹は四回までパーフェクト投球を見せた。初回から緩急を使った球で安打を許さずテンポ良くスコアボードにゼロを刻んでいった。五回、先頭の小園に右前へ安打されると末包にも中前へ球を運ばれ連打で無死一、三塁とピンチを迎えた。しかし落ち着いた投球で併殺とフライで無失点に抑えた。七回にも菊池、小園と連打され無死一、二塁としたが末包を一飛、坂倉を遊飛、最後は中村健を三邪飛とピンチをしのぎ7回無失点とした。

 打線は初回に近本が7球目を右方向に運び二塁打に。続く中野と森下は打ち取られたが大山が左翼線へ三塁手の頭上を越える適時打を放った。これで通算500打点を達成。8年目での球団生え抜き最速タイで、岡田監督の通算910試合を上回る891試合目での到達となった。三回にも先頭・近本が四球で出塁すると中野が内野安打で無死一、二塁の好機を演出。続く森下の中飛で走者を二、三塁に進めると大山の右翼への犠飛で2得点とした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「巨人2-4中日」(22日、東京ドーム)

 巨人が痛恨の逆転負けで今季ワーストの4連敗を喫した。これで5戦白星なしの事態となった。

 無傷の3勝と抜群の安定感を見せてきた先発・堀田が5回を無失点に抑えたが六回に突然、崩れた。2四球などで2死一、二塁のピンチを招くと細川に左前適時打を浴びて1失点。なおも一、二塁からカリステに右越えの適時二塁打を打たれて2失点し逆転を許す。ここで右腕はマウンドから引きずり降ろされた。七回は大江と馬場のリリーフ陣が打ち込まれて1失点を喫した。

 ドローに終わった前夜わずか1得点だっただけに、阿部監督は再び打線にメスを入れた。坂本を2番、岸田を今季初めて5番に入れるなど組み替えた。初回は丸の先頭打者本塁打となる右越え3号ソロで先制。1-0の三回には無死一塁から坂本が左線に通算450本目の二塁打を放って好機を広げ、岡本和の左犠飛で2点目を奪った。ただ結果的には相手先発・小笠原に6回を2得点に抑え込まれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ソフトバンク12-0楽天」(22日、京セラドーム大阪)

 楽天が0-21の翌日に、2試合連続の2桁12失点で2戦連続の零敗を喫した。

 先発・荘司が1/3回を4安打5失点KOと背信。初回にソフトバンク・山川に11号左越え3ランを浴びるなど、1死しか奪えず降板した。2番手以降も失点を重ねた。打線もソフトバンクの先発・和田を打ちあぐね、本塁打が遠かった。

 2日間で33失点で無得点と、歴史的な連敗となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ 日本ハム5×―4オリックス(22日・エスコンフィールド)

 オリックスが今季初のサヨナラ負けを喫し、首位・ソフトバンクと「デッドライン超え」の12・5ゲーム差に広がった。4点を追う8回無死満塁で1番・福田がプロ初のグランドスラム。「外野手を越えろ、と思っていたのでビックリしました」と自身3年ぶりのアーチで同点に追いついたが、4番手・井口がイニングまたぎとなった延長10回に力尽きた。2連敗で、借金は再び今季ワーストの6。昨季までのパ王者が苦しんでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆大相撲夏場所11日目(22日、東京・両国国技館)

 新小結・大の里(二所ノ関)は、大関・豊昇龍(立浪)に下手投げに屈し、3敗に後退。豊昇龍は7勝目を挙げた。

 大関・琴桜(佐渡ケ嶽)は、西前頭5枚目・明生(立浪)を上手投げで下して勝ち越し、3敗を守った。

 この日から再出場の関脇・若元春(荒汐)は、東前頭2枚目・平戸海(境川)に寄り倒され、3勝5敗3休となった。

 関脇・阿炎(錣山)は、東前頭5枚目・阿武咲(阿武松)を押し出し、7勝目とした。

 9日目から再出場の東前頭3枚目・高安(田子ノ浦)は、東前頭筆頭・熱海富士(伊勢ケ浜)を寄り切り、5勝1敗5休。

 2敗同士の東前頭10枚目・湘南乃海(高田川)と西前頭16枚目・宝富士(伊勢ケ浜)の一番は、湘南乃海が小手投げで勝ち、単独トップに立った。

 2敗で首位は湘南乃海ただ一人。3敗は琴桜、大の里、大栄翔、御嶽海、欧勝馬、宝富士の6人となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERA セ・リーグ ヤクルト1―2DeNA(22日・神宮)

 DeNAは筒香が決勝打となる2ランを放ち、今季3号目をマーク。先発したジャクソンは6回6安打1失点と試合を作り、2勝目を挙げた。チームは連勝で2カード連続の勝ち越しを決め、借金は1に減った。

 打った瞬間確信した。両軍無得点の4回1死一塁。相手先発・小沢の投じた141キロの直球を完璧に捉えた。右中間スタンドへ打球が達したのを確信すると主砲は拳を握りダイヤモンドを一周。右太もも裏の肉離れで離脱した牧に代わり19日の中日戦(横浜)から5年ぶりに4番に座った。4番での本塁打は2019年9月14日のヤクルト戦(横浜)以来となり「状態があまり良くない中で勝ちに貢献できてよかった。僕が4番どうこうより、チームが昨日も今日も勝ったことが一番です」と振り返った。

 戸柱と初のバッテリーを組んだジャクソンは、力強い直球と多彩な変化球のコンビネーションを活かすため、初回に打者3人に全て直球勝負を仕掛けるなど大胆に攻めた。4回には二ゴロの間に1点を失ったが最少失点で抑え、三浦大輔監督は「かなりストライク先行でゾーンの中で勝負できていた。真っすぐでしっかりとファウルで押し込めて、カウント取れてるということが良かった」とねぎらいの言葉をかけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤクルトはあと一本が出ず、接戦を落とした。1点を追う七回は先頭の長岡が二塁打を放ち、犠打で1死三塁に。代打を立て続けに出したが、川端は見逃し三振、山田は一邪飛に終わった。
4連敗で首位阪神との差は6ゲームに。主将の山田は「まだチャンスはある。諦めずにやるだけ」と話し、グラウンドを後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「日本ハム5-4オリックス」(22日、エスコンフィールド)

 オリックスがサヨナラ負けで2連敗。同点の延長十回無死三塁で5番手でマウンドに上がった富山が、日本ハム・田宮に左犠飛を打たれた。

 打線は終盤に粘りを見せた。0-4八回無死満塁、福田が堀の直球を完璧に捉え右越えに同点満塁本塁打を放った。

 直前、堀の2球目が福田のヘルメットをかすめたように見えたが、判定はボール。福田がアピールし中嶋監督がリクエストしたが、リプレー検証の結果、判定は覆らなかった。その後、カウント2-1からの打球が右翼フェンスを越えた。福田の本塁打は2021年7月3日・西武戦以来の通算5本目で、満塁弾はプロ初。

 オリックス先発のカスティーヨは、6回1/3を投げ8安打4失点。

 この日勝った首位・ソフトバンクとのゲーム差はデッドライン超えの「12.5」差。2022年優勝時は楽天との「11.5」差をひっくり返してリーグ2連覇を達成したが、当時より状況は悪化した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本ハムがサヨナラ勝ち。4―4の延長十回に先頭の野村が中越えに三塁打し、続く田宮の左犠飛で勝負を決めた。7番手の河野が今季初勝利。オリックスは4点を追う八回に福田の満塁本塁打で追い付いたが、及ばなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オウンゴールで神戸が追い付かれる展開からPK戦までもつれる

カターレ富山は5月22日にルヴァンカップの1stラウンド3回戦でヴィッセル神戸と対戦。延長戦まで120分の戦いを終えPK戦の末に勝利し、昨季のJ1王者を相手に番狂わせを演じた。

J3の富山はここまでモンテディオ山形、清水エスパルスとJ2勢を連続で撃破して3回戦に進出してきた。そのゲームで、昨季のJ1王者の神戸は前半19分にMF飯野七聖のラストパスを中央でMF井出遥也が決めて先制に成功した。

しかし後半25分、富山が右サイドからクロスを入れると中央で神戸DF広瀬陸斗の頭に当たったボールがそのままゴールへ吸い込まれ、オウンゴールで1-1の同点となった。その後、延長戦でも両チームに決勝点は生まれずに決着はPK戦に持ち越された。富山は同2回戦の清水戦に続くPK戦となった。

そして先攻の神戸は1人目のFW宮代大聖がクロスバーに当てて失敗。その後は両チームが次々に成功させていき、富山は5人目のDF川上優樹が冷静にゴール左へ蹴り込みPK戦のスコア5-4で勝利した。

これにより富山は16強相当となるプレーオフラウンドに進出し、北海道コンサドーレ札幌とホーム&アウェーで対戦することが決まった。J3勢から唯一の勝ち残りとなり、大きな番狂わせを起こすことに成功した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERA セ・リーグ ヤクルト1―2DeNA(22日・神宮)

 DeNAは筒香が決勝打となる2ランを放ち、今季3号目をマーク。先発したジャクソンは6回6安打1失点と試合を作り、2勝目を挙げた。チームは連勝で2カード連続の勝ち越しを決め、借金は1に減った。

 打った瞬間確信した。両軍無得点の4回1死一塁。相手先発・小沢の投じた141キロの直球を完璧に捉えた。右中間スタンドへ打球が達したのを確信すると主砲は拳を握りダイヤモンドを一周。右太もも裏の肉離れで離脱した牧に代わり19日の中日戦(横浜)から5年ぶりに4番に座った。4番での本塁打は2019年9月14日のヤクルト戦(横浜)以来となり「状態があまり良くない中で勝ちに貢献できてよかった。僕が4番どうこうより、チームが昨日も今日も勝ったことが一番です」と振り返った。

 戸柱と初のバッテリーを組んだジャクソンは、力強い直球と多彩な変化球のコンビネーションを活かすため、初回に打者3人に全て直球勝負を仕掛けるなど大胆に攻めた。4回には二ゴロの間に1点を失ったが最少失点で抑え、三浦大輔監督は「かなりストライク先行でゾーンの中で勝負できていた。真っすぐでしっかりとファウルで押し込めて、カウント取れてるということが良かった」とねぎらいの言葉をかけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「日本ハム5-4オリックス」(22日、エスコンフィールド)

 オリックスがサヨナラ負けで2連敗。同点の延長十回無死三塁で5番手でマウンドに上がった富山が、日本ハム・田宮に左犠飛を打たれた。

 打線は終盤に粘りを見せた。0-4八回無死満塁、福田が堀の直球を完璧に捉え右越えに同点満塁本塁打を放った。

 直前、堀の2球目が福田のヘルメットをかすめたように見えたが、判定はボール。福田がアピールし中嶋監督がリクエストしたが、リプレー検証の結果、判定は覆らなかった。その後、カウント2-1からの打球が右翼フェンスを越えた。福田の本塁打は2021年7月3日・西武戦以来の通算5本目で、満塁弾はプロ初。

 オリックス先発のカスティーヨは、6回1/3を投げ8安打4失点。

 この日勝った首位・ソフトバンクとのゲーム差はデッドライン超えの「12.5」差。2022年優勝時は楽天との「11.5」差をひっくり返してリーグ2連覇を達成したが、当時より状況は悪化した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「日本ハム5-4オリックス」(22日、エスコンフィールド)

 日本ハムがサヨナラ勝ちで2連勝。今季&新庄政権最多タイの貯金7に戻した。

 4-4の延長十回、途中出場でこの回先頭の野村が中越え三塁打。続く田宮が代わったオリックス・富山から決勝の左犠飛を放った。

 4度目先発の育成出身・福島は190センチの長身から投げ下ろす直球とフォークを武器に5回2/3を2安打無失点に抑える好投だった。球団史上初の育成出身の勝利投手は目前だったが、4-0の八回に4番手の堀がオリックス・福田に同点満塁本塁打を被弾した。

 打線は三回2死から郡司の左前打、マルティネスの左中間適時二塁打で先制。四回には福島の女房役・田宮が左越えに1号ソロを放ち加点した。七回には万波、松本剛の連続適時打で2点を加えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ 日本ハム5×―4オリックス(22日・エスコンフィールド)

 オリックスが今季初のサヨナラ負けを喫し、首位・ソフトバンクと「デッドライン超え」の12・5ゲーム差に広がった。4点を追う8回無死満塁で1番・福田がプロ初のグランドスラム。「外野手を越えろ、と思っていたのでビックリしました」と自身3年ぶりのアーチで同点に追いついたが、4番手・井口がイニングまたぎとなった延長10回に力尽きた。2連敗で、借金は再び今季ワーストの6。昨季までのパ王者が苦しんでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

● 西武 1 - 2 ロッテ ○
<8回戦・ベルーナドーム>

 ロッテは2引き分けを挟み今季最長の5連勝。西武戦は今季初対戦から8連勝となり、貯金は今季最多タイの「3」となった。

 先発の種市は立ち上がりからテンポ良くアウトを量産。2点リードの6回は失策絡みで1点を返され、なおも一死満塁の大ピンチだったが、4番・中村を153キロの直球で空振り三振に仕留め吠えた。続く蛭間は中飛に仕留めリードを死守。この試合唯一のピンチでしっかり踏ん張った。

 7回以降は再びテンポ良くアウトを重ね、9回102球、4安打1失点(自責点0)の力投。トミー・ジョン(TJ)手術を受ける前の2020年7月25日の西武戦(メットライフドーム)以来の完投勝利で今季3勝目(3敗)を手にした。

 攻撃陣は2回、7番・佐藤の左犠飛で先制。6回は3番・髙部が四球出塁と盗塁でチャンスメイクし、6番・中村奨の右前適時打で2点目を加えた。髙部は3打数3安打をマークし全4打席出塁。中堅守備でも種市の好投をアシストする好捕を披露した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

J2長崎が浦和破る=ルヴァン杯サッカー

Jリーグのルヴァンカップは22日、各地で3回戦が行われ、J2長崎がJ1浦和を1―0で破り、ホームアンドアウェー方式で準々決勝進出を争うプレーオフに進んだ。J1勢同士の対戦は、柏が前年優勝の福岡に競り勝った。町田は鹿島を、広島は東京Vを下した。
J1名古屋とC大阪は順当に勝ち上がった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

J2のV・ファーレン長崎は5月22日、ルヴァンカップの1stラウンド3回戦でJ1の浦和レッズとホームで対戦。1-0で勝利した。

0-0で迎えた70分にモヨマルコム強志が一発レッドカードで退場した長崎は、数的不利となったものの、78分にフアンマ・デルガドのヘディング弾で均衡を破る。この1点を最後まで守りきった。


長崎が成し遂げたジャイアントキリングに注目が集まり、SNS上では「めっちゃいいチームだ」「凄すぎだろ」「ようやってくれた!」「長崎つええええ」「レッズどうした?」「何やってんだよレッズ!」といった声が上がった。

1stラウンド2回戦のジュビロ磐田戦(1-0)に続き、J1勢を連破した長崎が、プレーオフラウンドに進出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

西武は22日のロッテ戦(ベルーナ)に1―2とあと一歩及ばず今季2度目の7連敗。同カードは勝ち星なしの8連敗となり借金は16まで膨らんだ。

先発した隅田知一郎投手(24)は6回2/3を4安打4四球2失点で4敗目(2勝)を喫した。

2回にポランコの右越え二塁打から一死三塁のピンチを背負い、佐藤の左犠飛で先制点を失った。その後も5回以外は毎回走者を背負う投球が続き、6回二死一、三塁の場面で中村奨の適時右前打で2点目を失った。

その裏に味方打線は平沼の適時打で1点を返し、なお一死満塁で通算満塁本塁打22本のNPB記録を持つ4番・中村剛也内野手(40)を打席に迎えたが、種市のストレートに空振り三振。西武打線はロッテ先発・種市の前に4安打1得点しか奪えず、完投勝利を許した。

7回二死から岡にこの日2つ目の四球を与えたところで降板を告げられた隅田は、珍しくボールをグラウンドに投げつけ悔しさをあらわにした。

隅田は「7回、3アウトを取る前にマウンドを降りることになってしまいました。最後まで投げることができなかったのはすごく悔しいです。しっかりと信頼を得られるように頑張っていきたいです」とその時の感情を語っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

【23日の予告先発】ヤクルト・高橋奎二―DeNA・石田健大、広島・ハッチ―阪神・西勇輝ほか

 

 

【JERA セ・リーグ】

 ◆ヤクルト・高橋奎二―DeNA・石田健大(18時・神宮)

 ◆広島・ハッチ―阪神・西勇輝(18時・マツダスタジアム)

 

 【パ・リーグ】

 ◆日本ハム・上原健太―オリックス・高島泰都(18時・エスコンF)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソフトバンク―楽天。ヒーローインタビューを終え、笑顔のソフトバンクの和田(右)と山川=22日、京セラドーム

 

 

 

 

 

 

 

中日が逆転勝ち。0―2の六回に細川の適時打とカリステの2点二塁打で3点を奪ってひっくり返し、七回にも1点追加。小笠原は6回を2失点で約1カ月半ぶりの2勝目。巨人は今季初の4連敗。堀田が六回に連続四球で自滅した。

 

 

 

 

 

 

 

 

Jリーグ・YBCルヴァン・カップ1次ラウンド3回戦(22日・トランスコスモススタジアム長崎ほか=10試合)J2長崎がJ1浦和を1―0で破り、8強入りを懸けたプレーオフに進んだ。

 柏は前回覇者の福岡に2―1で競り勝った。町田は鹿島に2―0で快勝。広島は東京Vに3―2で勝った。名古屋は横浜FCを3―1で下し、C大阪は琉球を1―0で退けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

○ ソフトバンク 12 - 0 楽天 ●
<9回戦・京セラD大阪>

 楽天は2試合連続の大敗で4連敗。借金は今季ワーストを更新する「7」に膨れた。

 先発の荘司は初回、一死から2番・今宮、3番・柳田に連打を許しピンチを招くと、続く山川に左翼5階席に飛び込む11号3ランを浴び先制された。その後も2四球と二塁打を許し、再び満塁のピンチを招いたところで今江監督はたまらず2番手・松井へスイッチ。しかし、松井も8番・海野に中前2点適時打を許し初回から5失点となった。

 2回は続投した松井が、山川に2打席連続アーチとなる12号2ランを浴びるなど4失点。4回にも1点を失い、早くも2試合連続の2ケタ失点となった。8回には5番手の津留﨑が2失点。この日もソフトバンク打線の勢いを止められなかった。

 打線はソフトバンク先発・和田の前に、7回まで散発の3安打。試合を通して二塁ベースを踏めず、計4安打で2試合連続の完封負けとなった。

 21日の同カードでは、先発のポンセが2回に大量7点を失うなど、4回途中11安打12失点と炎上。試合は0-21で敗れ、楽天の20失点以上での敗戦試合は、球団創設1年目の開幕2戦目、2005年3月27日のロッテ戦で0―26で敗れて以来の屈辱だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

DeNAは4投手によるリレーで、0―0の四回に筒香の2点本塁打で挙げたリードを守り抜いた。先発ジャクソンは6回1失点と粘って2勝目。ヤクルトは4連敗。七回1死三塁の同点機を逃したのが痛く、小沢は開幕5連敗。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

阪神の大竹が制球良く、緩急自在の投球で7回を4安打無得点に抑え4勝目を挙げた。大山が一回の先制左前打と三回の右犠飛で2打点。広島は森下が7回2失点と試合をつくったが、打線が九回の1点に終わり連勝が4で止まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

◇プロ野球セ・リーグ DeNA2-1ヤクルト(22日、神宮球場)

前日完封勝利したDeNAがヤクルトに勝利し2連勝を飾りました。

両チーム得点圏に走者を置きながらも決定打が生まれず迎えた、4回。1アウトから佐野恵太選手がセンターへヒットを放つと、キャプテンの牧秀悟選手に代わり4番に入っている筒香嘉智選手がライトへ2ランホームランで先制点を奪います。

そのウラ、先頭打者の村上宗隆選手が振り抜いた鋭い打球がライト方向へ飛ぶと、スライディングキャッチを試みた筒香選手でしたが、捕球できず打球は後方に転がります。村上選手は3塁まで到達すると、続くサンタナ選手のセカンドゴロで村上選手がホームにかえり1点を奪われました。

7回には先頭打者の長岡秀樹選手にライトへ2ベースヒットを打たれ、バントで1アウト3塁とされますが、この回からマウンドに上がっている山崎康晃投手が代打・川端慎吾選手を三振、山田哲人選手を1塁ファウルフライに仕留め無失点で切り抜けました。

1点を守り切ったDeNAがヤクルトにこのカード勝ち越しとしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■プロ野球 ヤクルト 1-2 DeNA(22日・神宮)

DeNAはヤクルトに1点差の競ったゲームを制し、2連勝を飾った。試合は4回表に1死一塁から4番・筒香嘉智(32)の第3号2ラン本塁打で2点を先制。その後、1点差に迫られるも反撃を許さず逃げ切った。

 

前日の試合では佐野恵太(29)宮﨑敏郎(35)にソロ本塁打が飛び出すなど7ー0と大量リードで完封勝利を飾った。先発・ジャクソン(28)はこれまで1勝3敗。この試合が今季7度目の登板となった。この試合、ジャクソンは6回1失点と快投を披露し2勝目をマークした。

1回、ヤクルトの先発・小澤怜史(26)に対し、先頭の蝦名達夫(26)は四球を選び出塁するも2番・オースティン(32)は二飛。3番・佐野は遊ゴロの併殺打の倒れ無得点に。

その裏、ジャクソンの立ち上がりは先頭の丸山和郁(24)、2番・武岡龍世(22)を二者連続の三振に。続く3番・オスナ(31)を遊飛に打ち取り走者を許さず。三者凡退で初回を終えた。

試合は0ー0で迎えた2回裏、この回の先頭・村上宗隆(24)に右安打を放たれ出塁を許すと続く5番・サンタナ(31)にライトフェンス直撃の二塁打を浴び、無死二、三塁とピンチを背負った。しかし6番・長岡秀樹(22)を三飛。7番・濱田太貴(23)を空振り三振に抑え2死を奪うと8番・中村悠平(33)を敬遠し満塁に。9番・小澤を空振り三振に仕留めると無失点で凌いだ。

試合は中盤に入り4回、1死から3番・佐野が中安打で出塁すると迎えた4番・筒香がカウント2ー2から小澤の投じた6球目のストレートを捉えると右中間スタンドへ。第3号2ラン本塁打が飛び出し2点を先制した。

しかし直後の4回裏、無死走者無しから4番・村上に右三塁打が飛び出すと続く5番・サンタナの二ゴロの間に1点を返された。

ジャクソンは6回84球を投げ抜き6安打1失点と試合を作った。終盤に入った7回からは2番手・山﨑康晃(31)が登板。山﨑は先頭の6番・長岡に右二塁打を放たれると7番・濱田に送りバントを決められ1死三塁に。しかし迎えた代打・川端慎吾(36)を見逃し三振、さらに続く代打・山田哲人(31)を一邪飛に打ち取り得点を許さず。

8回は伊勢大夢(26)が走者を背負いながらも無失点に。1点差のまま迎えた9回は森原康平(32)がヤクルト打線を抑え試合終了。1点差で逃げ切りカード2連勝となった。

 

 

 

 

 

 

 

ロッテが2分けを挟んで今季初の5連勝。二回に佐藤の犠飛で1点を先取し、六回に中村奨の適時打で加点した。種市はテンポ良く投げて4安打1失点に抑え、2020年以来の完投勝利で3勝目。西武は今季2度目の7連敗。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇プロ野球パ・リーグ ソフトバンク12-0楽天(22日、京セラドーム)

前日は23安打21失点と球団ワースト2位の記録で大敗した楽天が、連日の2ケタ失点でソフトバンクに敗れました。

この日は初回、楽天の先発・荘司康誠投手が4番山川穂高選手から先制3ランホームラン浴びると、その後1アウト満塁のピンチを招きます。荘司投手は1アウトを奪っただけの降板。代わった2番手・松井友飛投手も、8番海野隆司選手のタイムリー安打で、さらに2失点。初回で試合の大勢を決められる5点のリードを奪われます。

さらに2回には、山川選手に2打席連続となる2ランホームランを被弾。その後2アウト満塁から9番三森大貴選手に2点タイムリー安打も浴び合計9失点。序盤で大量リードを許しました。

楽天はこの日12失点での敗戦、これで2試合で33失点。ソフトバンク2連戦前のチーム防御率は3.49でしたが、この2試合での大量失点によって4.13。12球団唯一の防御率4点台となっています。一方の打線も無得点で、2試合連続の完封負けです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

○ ソフトバンク 12 - 0 楽天 ●
<9回戦・京セラD大阪>

 ソフトバンクは21-0で圧勝した前夜の楽天戦(みずほPayPay)に続き、この日も12-0で大勝。今季2度目の6連勝で、貯金は今季最多を更新する「19」となった。

 ソフトバンク打線は初回、4番・山川が11号3ランを左翼5階席に叩き込むと、その後もチャンスを作り8番・海野の中前2点適時打で5-0。楽天先発・荘司を1/3回でノックアウトした。2回は再び山川が2打席連発となる12号2ランを左翼席へ運び7点目。その後も9番・三森が右前2点適時打を放ち、この回も一挙4点のビッグイニングとした。

 3回は3者凡退に終わったものの、4回は一死から5番・近藤が中越え二塁打で出塁したあと、6番・栗原が右前適時打を放ち10点目。ソフトバンクの2試合連続2ケタ得点は今季初めてとなった。8回は近藤の2点適時二塁打でダメ押しとなる2点を追加。この日も12安打12得点と効率よく得点を重ねた。

 打線の援護を受けた和田は、7回3安打無失点の快投で今季2勝目。8回は津森、9回は長谷川がゼロを刻み、完封リレーで大勝を締めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ 日本ハム―オリックス(22日・エスコンフィールド)

 オリックス・福田周平外野手がプロ初のグランドスラムを放ち、試合を振り出しに戻した。4点を追う8回無死満塁で、4番手・堀から起死回生の1号。内角直球を右越えへ運んだ、21年7月3日の西武戦(メットライフ)以来、自身3年ぶりのアーチを記録した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソフトバンクが零封勝ちで6連勝。一回に山川の3ランなどで5点を先取し、二回は山川の2打席連発となる2ランなどで4点。四、八回にも加点し、2試合続けて2桁得点をマークした。和田は7回3安打無失点で2勝目。楽天は4連敗。

 

 

 

 

 

 

ロッテが今季初の5連勝。種市は力強い直球を精度良く投げ込み、4安打1失点で4年ぶりに完投し3勝目を挙げた。打線は二回に佐藤の犠飛で先制し、六回に中村奨の適時打で加点。西武は今季2度目の7連敗でロッテには8戦全敗。

 

 

 

 

 

 

 

 

「西武1-2ロッテ」(22日、ベルーナドーム)

 ロッテは西武戦今季8戦全勝。引き分けを挟み今季初の5連勝とし、貯金は今季最多タイの「3」とした。

 0-0の二回、先頭・ポランコが右翼線二塁打を放つと、1死三塁から佐藤が左犠飛を放ち先制。1-0の六回には、1死から高部が四球で出塁すると、続くソトへの3球目で二盗を決め、今季初盗塁。2死二塁ではポランコへの3球目が暴投となり、高部が進塁した。ポランコも四球を選び、2死一、三塁と好機を拡大すると、続く中村奨は右前適時打を放ち、追加点を奪った。

 2-1の八回には、先頭・高部が右中間三塁打を放ったが、得点には結び着かなかった。

 先発・種市は、初回からテンポ良く腕を振った。六回には味方失策と3安打が絡み失点したものの、その後は修正した。

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦