◆明治安田J1リーグ第14節 東京V0―0G大阪(15日・味の素スタジアム)

 東京Vは、Jリーグ開幕の日「5・15」に、同じオリジナル10のG大阪を相手にスコアレスドロー。Jリーグが開幕した93年ニコスS第9節~94年サントリーS第1節に並ぶ、クラブ史上2位タイの11戦無敗となった。クラブ記録は15戦無敗(95年サントリーS第15節~ニコスS第3節)。

 OBのラモス瑠偉氏も駆けつけた記念日の前半は、G大阪にボールを持たれたが、主導権を握った。アタッキングサード付近までボールを運ばれても、ボールを奪取。前半はG大阪のシュートを1本に抑える、狙い通りの展開。攻撃ではカウンターやCKからチャンスを作ったが両チーム無得点で折り返した。

 東京Vは後半もG大阪に決定機を作らせず耐えきり勝ち点1を手にした。ただ後半26分に途中出場のMFチアゴアウベスが負傷交代したことが今後、気がかりとなりそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆明治安田J1リーグ▽第14節 町田―C大阪(15日・Gスタ)

 町田は後半アディショナルタイム、オーストラリア代表FWデュークの決勝ゴールでC大阪に2―1と勝利した。2試合ぶりの勝利で首位・神戸に食らいつき、2位をキープした。

 前半はFWオセフンの高さを生かし、U―23日本代表FW藤尾が裏に抜け出すというパターンで何度もチャンスをつくった。さらに前半28分、自陣でスピードを生かして拾ったU―23日本代表FW平河が、約50メートルをドリブルで運んでシュート。GKに防がれたが、能力の高さを見せた。同32分にはC大阪のCKからの流れで、FW山田にネットを揺らされたが、VARの末にオフサイド判定。0―0のまま、ハーフタイムに突入した。

 後半も一進一退の展開が続く中、後半25分に町田が試合を動かした。カウンターで右サイドを抜け出した途中出場MFナサンホのクロスを、FWオセフンが押し込んで先制。しかし同37分。DFチャンミンギュがC大阪FWレオセアラを倒してPKを与え、これをレオセアラに決められて同点に。しかし後半アディショナルタイム、DF林の左サイドからのクロスをデュークがヘディングで決め、勝利をつかんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERA セ・リーグ ヤクルト2―0広島(15日・松山)

 ヤクルトのドラフト2位・松本健吾投手(25)=トヨタ自動車=が9回3安打でプロ初登板初勝完封利を挙げた。球団の新人では1952年の小山恒三(国鉄)以来、72年ぶり2人目の快挙となった。東海大菅生3年だった17年のえひめ国体で投げて以来のマウンドで、新たな思い出を刻んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤクルト・村上が15日の広島戦の八回、矢崎から右中間にソロを放って通算200本塁打を達成した。24歳3か月での200本塁打は清原和博(当時西武)の24歳10か月を抜くプロ野球最年少。200本塁打はプロ115人目。初本塁打は2018年9月16日の広島戦。

 

  ヤクルト・村上 「(史上最年少での通算200号に)あまりピンと来ていない。まだまだ通過点なので、頑張ります」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆明治安田J1リーグ▽第14節 町田2―1C大阪(15日・町田GIONスタジアム)

 C大阪はエースFWレオセアラがリーグトップタイの11得点目をあげたが、1―1の後半アディショナルタイム(AT)に失点し、3連敗。第9節・名古屋戦から6試合連続勝ちなしとなった。

 前半28分、町田FW平河悠がペナルティーエリア前までドリブルで進入。シュートを放ったが、GK金鎮鉉(キム・ジンヒョン)がスーパーセーブでゴールを守った。前半32分にはセットプレーからMF為田大貴のアシストで、今季初スタメン出場のFW山田寛人ゴールネットを揺らした。先制したかと思われたが、VARの結果、オフサイド判定となり、得点は取り消された。

 後半には8試合ぶりにスタメン出場となったU―23日本代表のDF西尾隆矢が、ゴール前で町田MF仙頭啓矢のシュートを胸でブロック。その場に倒れ込み、一度はピッチを出たが、のちにプレーに戻った。

 0―0の後半25分、町田FWオセフンに先制ゴールを許した。1点を追うC大阪は後半37分にFWレオセアラがペナルティーエリア内で倒されPKを獲得。確実にゴールを決め、同点に追いついたが、後半ATに勝ち越しを許し、3連敗を喫した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新潟、後半に3得点=Jリーグ・新潟―横浜M

新潟が逆転勝ちした。1点を追う後半6分に、相手のミスを突いて鈴木が同点ゴール。2分後には中央からきれいに崩して谷口が決勝点を決め、終盤には奥村が加点。横浜Mは選手交代で巻き返しを図ったものの、得点機を生かせなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆明治安田J1リーグ第14節 東京V0―0G大阪(15日・味の素スタジアム)

 東京Vは、Jリーグ開幕の日「5・15」に、同じオリジナル10のG大阪を相手にスコアレスドロー。Jリーグが開幕した93年ニコスS第9節~94年サントリーS第1節に並ぶ、クラブ史上2位タイの11戦無敗となった。クラブ記録は15戦無敗(95年サントリーS第15節~ニコスS第3節)。

 OBのラモス瑠偉氏も駆けつけた記念日の前半は、G大阪にボールを持たれたが、主導権を握った。アタッキングサード付近までボールを運ばれても、ボールを奪取。前半はG大阪のシュートを1本に抑える、狙い通りの展開。攻撃ではカウンターやCKからチャンスを作ったが両チーム無得点で折り返した。

 東京Vは後半もG大阪に決定機を作らせず耐えきり勝ち点1を手にした。ただ後半26分に途中出場のMFチアゴアウベスが負傷交代したことが今後、気がかりとなりそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ともに見せ場少なく=Jリーグ・東京V―G大阪

ともに見せ場が少なく引き分けた。東京Vは木村、山田楓らが中心になって攻撃を組み立てたものの、ゴール前の精度を欠いた。G大阪は安定した守備を披露して3試合連続で無失点。だが、攻撃面は迫力がなく、ゴールは奪えなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DeNAに勝ち、喜ぶ巨人ナイン=15日、セーレンスタジアム

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巨人の堀田が6回を2安打無失点と好投して無傷の3勝目。一回は2死から好機をつくり、坂本の左前打で先制。三回は吉川が適時打を放ち、七回は代打丸の2ランで加点した。DeNAは投打ともに精彩を欠き、3連敗。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤクルトは二回に武岡の右前打で先制し、八回に村上が通算200号となる9号ソロで加点した。新人の松本健は直球と落ちる球を組み合わせ、プロ初登板を無四球、3安打完封勝利で飾った。広島の森下は6回1失点で今季初黒星。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「巨人4-0DeNA」(15日、セーレン・ドリームスタジアム)

 DeNAは打線が振るわず今季4度目の3連敗。借金は今季最多タイの4となった。

 巨人の先発・堀田の前に散発2安打に抑えられ、得点圏に走者を進めることができず。代わった救援陣にも抑えられた。

 先発の石田健は粘り強い投球を見せたが、七回に代打・丸に右越え2ランを浴び降板。結局6回1/3を6安打4失点だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヤクルト2-0広島」(15日、坊っちゃんスタジアム)

 広島が今季8度目の完封負けを喫した。無得点試合は34戦目にして11度目となった。相手新人の松本健にプロ初登板初先発初完封勝利を献上する屈辱を味わった。

 打線は序盤の好機を逸したことが最後まで響いた。初回に1死から宇草が中前打を放ち、二盗を決めるも、4番・小園が見逃し三振で無得点。二回も1死から林が中堅フェンス上部に直撃する二塁打を放つも、会沢が三ゴロ併殺打に倒れて先制機を逸した。

 その後1点を先制されると、完全に相手ペースに持ち込まれた。緩急を使った多彩な変化球の前にジリジリとイニングを重ねることしかできなかった。

 先発の森下は6回8安打1失点。二回に武岡の右前適時打で先制を許した。五回以外は安打を許す投球となったものの、要所を締める投球を披露。今季初黒星を喫したものの、悲観する内容ではなかった。

 これでチームは勝率5割に逆戻り。移動日を挟み、17日から本拠地で巨人との3連戦を迎える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イスラエルが学校を標的に空爆、子供9人含む40人死亡…「ハマスが計画を練るための一室がある」

 【エルサレム=倉茂由美子】米CNNによると、パレスチナ自治区ガザ中部のヌセイラットで14日未明、イスラエル軍の空爆があり、40人が死亡した。軍は、イスラム主義組織ハマスが攻撃の計画を練るための一室がある学校を標的にしたと主張し、「15人ほどの工作員を殺害した」と表明した。

 報道によると、空爆は2回あり、死者には子供9人や最南部ラファから最近逃れてきた避難者が含まれる。軍は14日夜、ガザ北部ジャバリヤ難民キャンプの中心部で新たに軍事作戦を始めた。

 ラファ東部でも戦闘が続いている。軍は14日、ハマスの訓練施設を標的に戦闘員と交戦し、大量の武器を発見したと発表した。過去1週間で殺害した「テロリスト」は約100人に上るという。赤十字国際委員会は14日、攻撃激化に備え、約60床の野戦病院をラファに新設すると発表した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

茨城県は15日、出張時に正規の鉄道料金を支払わず不正乗車したとして、日立市にある出先機関で勤務する50代の男性職員を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にしたと発表した。不正金額は総額8540円。職員は「不正乗車損害金」134万7600円をJR東日本に支払ったという。

 県によると、職員は昨年11月28日、自宅最寄りのJR水戸駅から乗車し、県北部の高萩市へ出張するため高萩駅で降車。通勤定期券の区間外となる運賃420円を支払う必要があったが、事前に準備していた別の区間の切符(190円)を使用し、改札で記録が残らない無人駅から乗車したように装っていた。

 県の調査によると、職員は昨年9~11月に10回ほど同様の不正乗車をしたうえ、グリーン料金を支払わずにグリーン車を利用したことが複数回あったことも発覚した。支払った不正乗車損害金は、JR東日本の規定に基づき、4~11月分の水戸―高萩駅間の往復運賃を3倍にした金額にグリーン車不正利用に関する金額が加算されたという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)で通算7度の年間優勝を誇るミハエル・シューマッハ氏の所有する時計8本が、スイス・ジュネーブで開催された競売大手クリスティーズのオークションに掛けられ、合計400万スイスフラン(約6億9000万円)で落札された。≪写真は、競売大手クリスティーズから競売に出された、ミハエル・シューマッハ氏所有のFPジュルヌの腕時計ヴァガボンダージュなど≫
2013年に仏アルプスでのスキー中に頭部に重傷を負い、以後は公の場に姿を見せていないシューマッハ氏は、熱心な腕時計のコレクターだった。
腕時計のうち2本は、当時フェラーリのチーム代表だったジャン・トッド氏から、チームでの偉業をたたえて個人的に贈られたもので、FPジュルヌのヴァガボンダージュにはシューマッハ氏の総合優勝7回を祝するダイヤルがついている。こちらは164万6700ドル(約2億5700万円)で落札された。
最高値が付いたのは、パテックフィリップのピンクゴールドのビンテージ品で、271万1500ドル(約4億2400万円)で落札された。
クリスティーズの腕時計担当者は「ミハエル・シューマッハ氏の見事な財産について、われわれを信頼してくれたシューマッハ氏の家族と委託者に心より感謝する。世界中、特に米国から多くの参加があった」と話した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト2-0広島(15日、松山)

プロ初登板となったヤクルト先発・松本健吾投手が広島打線を9回ヒットわずか3本、10奪三振、無失点に抑えプロ初勝利を初完封で手にしました。

ドラフト2位で入団した松本投手は初回にヒットでランナーを背負いますが、3番・菊池涼介選手をスライダーで空振り三振。続く4番・小園海斗選手をストレートで見逃し三振に抑え得点を与えません。

2回にはヒットとエラーで1アウト1、3塁のピンチを招きますが8番・會澤翼選手をサードゴロにしとめここも得点を許しません。

すると打線はその裏、サンタナ選手と青木宣親選手の連続ヒットでチャンスを作ると、1アウト後に武岡龍世選手がライト前タイムリーを放ち松本投手に先制点をプレゼントします。

援護をもらった松本投手は140キロ台後半のストレートと鋭く落ちるスプリットを武器に4回以降はヒットを許さずリードを守ります。

すると8回裏には4番・村上宗隆選手が最年少200号となる9号ソロを放ち1点を追加します。

そして無失点のまま9回のマウンドにも上がると三者凡退に抑えた松本投手。最後のバッターをピッチャーゴロに抑えるとガッツポーズを見せ、満面の笑みでチームメートとハイタッチしました。この試合で松本投手は9回118球を投げ被安打3、10奪三振、四死球0でプロ初登板初先発で完封勝利を収めました。

新人の初登板で初勝利は球団では2013年の小川泰弘投手以来。完封勝利となると1952年の小山恒三さん以来72年ぶりの記録となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERA セ・リーグ 巨人4―0DeNA(15日・福井)

 巨人が坂本勇人のタイムリーと丸佳浩の追撃2ランで連勝を飾った。8日の中日戦で今季2勝目をあげた堀田賢慎投手が、今季最長となる6回まで投げ、2安打無失点の好投で3勝目を挙げた。

 1回に先取点。2死から吉川尚輝内野手が二ゴロ失策で出塁。岡本和真内野手が四球を選び一、二塁となったところで、坂本勇人内野手が左前に適時打を放ち、二塁から吉川が生還し、1点を挙げた。

 追加点は3回。先頭の萩尾匡也外野手が左翼線二塁打で出塁。オコエ瑠偉外野手が初球に送りバントを決め1死三塁とし、吉川尚輝内野手の右前タイムリーで2点目を奪った。

 堀田は1回は1死から、2回は2死から安打、3回は1死から死球を与えたが、いずれも後続を打ち取り無失点。4回は3番からのクリーンアップを3者凡退。5回は先頭の佐野恵太外野手を四球で歩かせたが、山本祐大捕手を一ゴロ併殺打に打ち取るなど3人で片付けた。勝ち投手の権利を得ると6回を内野ゴロ3つで3者凡退に抑え、無失点のまま降板。  

 7回からは2番手でドラフト1位右腕・西舘勇陽投手が登板し、クリーンアップを3者凡退に抑えた。

 追加点がほしい巨人は7回、先頭の岸田行倫捕手が右前打、門脇誠内野手がきっちりバントで送り、1死二塁として代打で丸佳浩外野手が登場。丸はここまで2失点で粘投を続けてきたDeNAの先発・石田健大投手から右翼席にとび込む2号2ランを放ち、リードを4点に広げて逃げ切った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“追記”

 

 

 

 

 

 

オリックス 1 - 1 ロッテ
<7回戦・那覇>

 オリックスは10安打を記録するも1得点止まり。今季2度目の引き分けで、首位・ソフトバンクとのゲーム差は9.5に広がった。

 3安打のロッテを上回る10安打をマークするも、走塁ミスや好機での一本が出ずゼロ行進。1点を追う8回は一死三塁としたが、2番・西野、3番・中川はいずれも二ゴロに倒れホームを踏めなかった。

 完封負け目前の9回、二死三塁で7番・西川は二ゴロに倒れたかと思われたが、この打球をロッテの二塁・藤岡がファンブル。これが適時失策となり土壇場で追いついたものの、9回と11回は得点圏に走者を置くもサヨナラの一打は出なかった。

 先発のカスティーヨは古巣相手に8回1失点と好投し、登板間隔が空いた新守護神のマチャドは来日初のイニングまたぎで2回パーフェクトの快投。延長12回を最少失点リレーで凌いだものの、攻撃陣が投手陣の踏ん張りに応えることができなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オリックスが追い付き、延長十二回で引き分けた。0―1の九回2死三塁から失策で同点。十一回のサヨナラ機は逃した。ロッテは四回にポランコの6号ソロで先制。小刻みな継投で逃げ切りを図った九回に藤岡の拙守が痛かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オリックスは九回2死から相手守備のミスで追い付いた。延長ではピンチを背負ったが、十一回は新人の高島がしのぎ、十二回は阿部が好リリーフ。4時間を超える一戦を何とか引き分けに持ち込んだ。
4試合続けて打線が1得点と苦しい状況は続く。10安打を放ったが、走塁ミスで流れを失う場面もあった。中嶋監督は「どの場面でどうやって打つかが課題」と話した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆明治安田J1リーグ▽第14節 浦和3―0京都(15日19時30分・埼玉スタジアム、高崎航地主審)

 京都がアウェーで浦和に0―3で大敗し、4連敗で最下位に転落した。

×

 前半42分、浦和MF安居海渡に強烈なミドルシュートを決められ、先制点を献上。後半10分にMF渡辺凌磨、32分にFWチアゴサンタナにダメ押しの3点目を浴びた。

 攻撃陣は後半1分にMF福岡慎平のシュートが左ポストに直撃。同26分には京都MF宮吉拓実のシュートがクロスバーを直撃するチャンスはあったが、無得点に終わった。

 チョウ貴裁(キジェ)監督は「前半からレッズさんの特長を出させないように、自分たちの特長を出せるように勇敢に相手に向かっていったつもりだけど、最後のところで自分たちの勇気がなくて、シュートを足を振って外すというよりやりきれなくて終わってしまう場面があったことで、彼らの決定力に火をつけてしまった」と振り返った。

 さらに「今日の試合も悪くはなかったけど、結末がつかないと自分たちの起承転結の起・承・転の全てを否定してしまいそうな気持ちになるが、そことここは分離して考えないといけない。選手がゲームに勝つために、最後のところの責任感を両ゴール前で持てるようにならないと、悪くはなかったのにねという試合が永遠に続くだけ。監督として言うべきことはしっかり選手に要求していきたい」と話した。

 ドロ沼の4連敗となったが、試合後はアウェーに駆け付けたサポーターから拍手と「京都コール」で鼓舞された。

 U―23日本代表MF川崎颯太は「プロである以上は結果を出さなきゃいけない。今日の内容と結果で自分たち自身、本当に情けなく感じるし、悔しい気持ちです。次にすぐ試合があるので、気持ちの切り替えだったり、最大の準備をして勝たせられたらと思う」と前を向いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

明治安田J1第14節(15日・ノエビアスタジアム神戸ほか=10試合)Jリーグ開幕記念日に熱戦が繰り広げられ、神戸は宮代のゴールで福岡に1―0で競り勝ち、勝ち点29として首位を守った。町田はデュークの勝ち越し点でC大阪を2―1で下し、得失点差で2位。3位の鹿島は3―1で広島に快勝した。

 名古屋はユンカーの3得点でFC東京に3―1で勝ち、柏は細谷が今季初ゴールを決めて湘南に2―1で逆転勝ち。浦和は3―0で京都を退けた。鳥栖は5―2で川崎を圧倒し、新潟は横浜Mを3―1で破った。

 札幌は磐田に競り勝って2勝目を挙げ、最下位を脱した。東京VはG大阪と引き分けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ オリックス―ロッテ(15日・那覇)

 ロッテの先発・種市篤暉投手が、8回無四球無失点の力投も、今季3勝目はならなかった。1点リードで勝ち投手の権利を得て降板したが、9回に2死三塁から名手・藤岡の失策で同点に追いつかれ、延長戦に突入。種市の勝ち投手の権利が消滅した。

 昨年チームメイトだった前ロッテ・カスティーヨとの投げ合い。種市は、初回は先頭・福田に右前打を許したが、二塁を狙った福田を右翼・角中が好返球で補殺。2番・西野にも中前打を許したが、無失点で切り抜けた。3回にも2本のヒットで2死二、三塁のピンチを招いたが、最後は3番・中川を三ゴロに仕留めた。

 前回登板の6日・西武戦ではメッツ・千賀から贈られたグラブを気分転換に使用し、7回3安打無失点の好投で2勝目を挙げており、「今回も千賀さんのグローブ使わせていたきます!」と、宣言通りの赤いグラブ姿で力投した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鹿島が逃げ切った。前半早々にセットプレーから植田のヘディングで先制。同15分には鈴木が落ち着いてPKを決め、後半終盤にチャブリッチのゴールで突き放した。広島は後半に1点を返したが、ゴール前での精度を欠いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

J1リーグ第14節開催

J1は5月15日に第14節を行い、10試合無敗(3勝7分け)で11位の東京ヴェルディは、ホームの味の素スタジアムに5位のガンバ大阪を迎えた。試合は0-0のスコアレスドローとなり、両チーム勝ち点1を分け合っている。

前節の鹿島アントラーズ戦(3-3)では開始早々に2失点を喫した東京Vだが、この日は開始1分に2試合ぶりの先発出場となったFW染野唯月がこぼれ球を拾って強烈なシュートを放つがGK一森純に防がれた。最初のピンチを凌いだG大阪はボールを保持しながら攻め込むが、ゴール前で堅い守りを見せる東京Vに対してシュートを打てない。

東京Vは前半25分に高い位置からプレスをかけてボールを奪うと、3試合連続ゴール中のFW木村勇大がコーナーキック(CK)を獲得する。このCKから攻め込んだが、G大阪もGK一森を中心に耐えて得点は決まらなかった。同27分にも木村がファウルを受けてFK(フリーキック)を獲得。距離のある位置からMF山田楓喜がゴールを狙ったが、ここもGK一森にキャッチされた。

前半45分間でシュートのなかったG大阪だが、アディショナルタイム1分、最終ラインの裏へ走りこもうとしたFW宇佐美貴史がMF綱島悠斗に倒されてFKを獲得する。このFKを宇佐美が直接狙いチーム初シュートを放ったが、枠を逸れていき、0-0のままハーフタイムを迎えた。

後半の開始と同時に東京VはMF齋藤功佑をピッチに送り出す。齋藤投入の効果もあり、東京Vはボールポゼッション率が高くなり、攻め込む回数を増やしていく。同17分にはMFチアゴ・アウベスとMF見木友哉を投入する。対するG大阪も同18分にMF倉田秋とMFダワンがピッチに送り出された。

東京Vは後半26分にチアゴ・アウベスが負傷するアクシデントが起き、DF袴田裕太郎が投入され、左サイドバックを務めていた翁長聖が中盤に上がった。同28分にはG大阪もMF岸本武流が負傷。その岸本と宇佐美に代わり、MF山下諒也、FWイッサム・ジェバリが投入された。

後半33分に東京Vは、エリア内でDFを背負ってボールを受けた木村が胸トラップして反転しながら左足でボレーシュートを放ったが、ボールは枠を捉えなかった。攻め込む東京Vは同35分にもMF森田晃樹のクロスから染野がヘッドでゴールを狙ったが、これも枠を外れていった。同38分には見木がドリブルでDFを外し、森田にパス。森田がエリア外からゴールを狙ったが、GK一森に抑えられた。

G大阪も後半41分、この試合初めての決定機を作る。右サイドから山下が折り返したボールを倉田が合わせたが、DF林尚輝がブロックしてシュートを枠に飛ばさせなかった。このままどちらも譲らずに試合はスコアレスのまま終了。今シーズン、J1に昇格してきた東京Vは、これで11試合連続負けなしとなっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巨人―DeNA。7回、2ランを放ち祝福される巨人の代打・丸(右から2人目)=15日、セーレンスタジアム

 

 

 

 

 

 

 

 

巨人―DeNA。7回、2ランを放つ巨人の代打・丸=15日、セーレンスタジアム

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ オリックス1―1ロッテ=延長12回規定により引き分け= (15日・那覇)

 ロッテの国吉佑樹投手が、父の故郷・沖縄で9年ぶりにシーズン登板した。1―1で迎えた延長11回のマウンドに5番手として上がり、無失点で切り抜けた。沖縄でのシーズン登板は、DeNA時代の2015年7月1日の中日戦以来2度目。196センチの長身右腕は「結果も1つついたし、沖縄でこうやって投げられたのでよかったかなと思います」と話した。

 延長11回のマウンドで、9年ぶりの沖縄でのシーズン登板が実現した。「延長ですし、1点を取られたら負けの状況だったんで、何とか0で次につなげればなと思ってマウンドに上がりました」。先頭・中川に右安を許し、サヨナラのランナーを出したが、続く強打者の4番・森には真っ向勝負で立ち向かった。「自分で投げていても、まっすぐが走ってるなという感じもあった。(捕手の)田村も直球のサインを続けていたので、受けてる感じもそうだったのかなと思います」。勢いのある150キロ台の直球3球で見逃し三振にねじ伏せた。申告敬遠などで2死一、二塁とした後、最後は代打・広岡を一邪飛に仕留め、無失点で切り抜けた。

 祖父母の家が沖縄市内にあったといい、幼少期には毎年夏休みに家族旅行で訪れるのが恒例だったという。試合に向けては、「父親が沖縄出身でゆかりがあるので楽しみです」と、登板を待ち望んでいた。

 チームは延長12回引き分けとなった。国吉は、今季は救援11試合で1勝、1ホールド、1セーブをマーク。徐々に調子を上げてきた32歳は「(チームとしては)負けなかったというのはよかったんじゃないかなと思います」とうなずいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ オリックス1―1ロッテ(15日・那覇)

 オリックスが今季2度目の引き分けで、6日から仙台―秋田―宮崎―鹿児島―那覇と続く長期遠征を終えた。先発・カスティーヨが古巣を相手に自己最長の8回を1失点と力投し、1点を追う9回2死三塁では西川の二ゴロを相手が失策。土壇場で同点に追いついたが、延長12回までロッテを追い越せなかった。

 8年ぶりの主催試合となった沖縄のファンに白星を届けることができず、首位のソフトバンクとは9・5ゲーム差に広がった。中嶋聡監督は「その言葉はいいでしょう」と「あと一本」を口にせず「この場面(チャンス)でどうやって打っていくかが課題だと思いますし、それができていないということですから」と指摘。17日から本拠地・京セラドーム大阪で楽天3連戦を迎え「聞いたこともない遠征でしたけど、その一瞬で何とか気分転換ができればいいかなと思います」と選手の疲労を気遣った。

 

 

 

 

 

 

 

 

札幌が最下位を脱出した。前半25分に浅野が先制点。「スパチョークから来たいいパスを、得意の形で流し込むだけだった」。その後は守備陣が踏ん張って1点を守り切り、7試合ぶりの勝利を挙げた。
無失点もその試合以来で、DF岡村は「相手の選手を自由にさせないパフォーマンス」と納得の表情。ペトロビッチ監督は「勝利は良い出来事だが、味わっている時間はない。まだチームとしてやらなければいけないことはある」と次を見据えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

31年前の5月15日に始まったJリーグ。発足時から参加する「オリジナル10」同士による節目での対決で、J2暮らしが長かった東京Vが、G大阪に意地を見せた。
目立ったのは中盤の綱島。高い位置でボールを奪い、速攻の起点となった。セットプレーでは188センチの長身を生かしてチャンスメーク。「高さも強みではある。もっと点に絡めるようにしていきたい」と意欲を示した。
東京Vの下部組織で育った綱島は小学生の頃にトップチームのG大阪戦を観戦し、「このピッチに立ちたい」と誓ったという。子どもたちに夢を与える立場になった今、「過信せず、一試合一試合120%の力でやっていきたい」と意気込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆明治安田J1リーグ▽第14節 浦和3―0京都(15日19時30分・埼玉スタジアム、高崎航地主審)

 京都がアウェーで浦和に0―3で大敗し、4連敗で最下位に転落した。

 

 前半42分、浦和MF安居海渡に強烈なミドルシュートを決められ、先制点を献上。後半10分にMF渡辺凌磨、32分にFWチアゴサンタナにダメ押しの3点目を浴びた。

 攻撃陣は後半1分にMF福岡慎平のシュートが左ポストに直撃。同26分には京都MF宮吉拓実のシュートがクロスバーを直撃するチャンスはあったが、無得点に終わった。

 チョウ貴裁(キジェ)監督は「前半からレッズさんの特長を出させないように、自分たちの特長を出せるように勇敢に相手に向かっていったつもりだけど、最後のところで自分たちの勇気がなくて、シュートを足を振って外すというよりやりきれなくて終わってしまう場面があったことで、彼らの決定力に火をつけてしまった」と振り返った。

 さらに「今日の試合も悪くはなかったけど、結末がつかないと自分たちの起承転結の起・承・転の全てを否定してしまいそうな気持ちになるが、そことここは分離して考えないといけない。選手がゲームに勝つために、最後のところの責任感を両ゴール前で持てるようにならないと、悪くはなかったのにねという試合が永遠に続くだけ。監督として言うべきことはしっかり選手に要求していきたい」と話した。

 ドロ沼の4連敗となったが、試合後はアウェーに駆け付けたサポーターから拍手と「京都コール」で鼓舞された。

 U―23日本代表MF川崎颯太は「プロである以上は結果を出さなきゃいけない。今日の内容と結果で自分たち自身、本当に情けなく感じるし、悔しい気持ちです。次にすぐ試合があるので、気持ちの切り替えだったり、最大の準備をして勝たせられたらと思う」と前を向いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

ユンカーが久々の先発出場で得点力を見せつけた。前半のPKで今季初得点を決めると、後半にも2得点を奪い、2022年5月以来のハットトリック。3月に負傷し、しばらく戦列を離れていたが「久々の先発出場でコンディションも良く、いい感触でシュートを放つことができた」と手応えを語った。
長谷川監督は「元気な姿で戻ってきてくれたのは非常に良かった」。ようやく本来の力を発揮した点取り屋の働きに満足そうだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆明治安田J1リーグ▽第14節 広島1―3鹿島(15日・Eピース)

 J最多20冠を誇る鹿島が、「Jリーグの日」に3発快勝でJ1通算583勝目(歴代1位)を挙げた。

*  *  *

 前半5分にDF植田直通、同15分にFW鈴木優磨がともに2戦連続となるゴール。2―1の終盤にも日本代表MF佐野海舟のアシストからFWチャブリッチが加点し、J創設時のメンバー「オリジナル10」対決を3―1で飾った。佐野は「チーム全員で勝った試合」と勝利を誇った。

 前節から中2日で敵地に乗り込んだ鹿島に対し、広島は前節の試合が延期となり、中8日と日程に余裕があった。それでも開始15分までに2点を先取。前節の東京V戦(3△3)では3点リードを守り切れない大失態を犯したが、1点を返されてからも集中力を切らさず、最後まで戦い抜いた。

 次節(19日)は、勝ち点3差で追う首位の神戸をホームに迎える。佐野は「やっぱりタイトルを取らないといけないので。1位を目指さないといけない」と上位対決を見据えた。5年間無冠が続く鹿島だが、今季はひと味違うかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆明治安田J1リーグ第14節 東京V0―0G大阪(15日・味の素スタジアム)

 東京Vは「Jリーグの日」にオリジナル10のG大阪とスコアレスドロー。Jリーグが開幕した93年ニコスS第9節~94年サントリーS第1節に並ぶ、クラブ史上2位タイの11戦無敗となったが城福浩監督(63)は「勝ちたかった、という思いがある」と悔しがった。

 前半はG大阪をシュート1本に抑えた。前節の鹿島戦は立ち上がりに2失点しており「チームとしてその課題を克服しないと次に進めない」とゲキを飛ばしていた。中3日のG大阪に対し、中2日で戦い抜き「素晴らしい前半を選手は表現をしてくれた。前半で点を取りたかった」と唇をかんだ。

 11試合負けがないものの、3勝8引き分け。ヴェルディ黄金時代の93~94年の記録は90分勝利が10試合、延長Vゴール勝利が1試合と、内容には大きな差があある。指揮官は「引き分けが多いので。全く胸の張れる11試合負けなしではないと思います」と言う。「1勝と3分けは同じ。勝ちたかったなという思いの方が強いし、勝てたなという試合が何試合かある。そこの詰めの甘さといえば選手にはかわいそうだけれど、そこを勝ちきれるチームにしていきたい」と強調した。

 だた「守備は我々は誰かがサボったらJ1では戦えない。ピッチに立っている全員が守備を免除されず、前線からのハードワークをしてできるだけ相手陣でサッカーをする。目指しているところが結果として、自分たちのゴール前の張り付く時間が長くない」と手応えも口にした。

 この日はスタンドでOBのラモス瑠偉氏(67)が観戦。伝統クラブを預かる指揮官は現状には満足していない。「今日であればどうやって前半で点を取るか。後半の揺さぶりからの(森田の)ミドルをあと3つ、4つ作れば点を取れたと思う」と強調する。「J1残留が絶対、最大、等身大の目標。ただ、それには満足しないサプライズを起こすんだという思いがある」と誓っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

オリックス 1 - 1 ロッテ
<7回戦・那覇>

 オリックスは10安打を記録するも1得点止まり。今季2度目の引き分けで、首位・ソフトバンクとのゲーム差は9.5に広がった。

 3安打のロッテを上回る10安打をマークするも、走塁ミスや好機での一本が出ずゼロ行進。1点を追う8回は一死三塁としたが、2番・西野、3番・中川はいずれも二ゴロに倒れホームを踏めなかった。

 完封負け目前の9回、二死三塁で7番・西川は二ゴロに倒れたかと思われたが、この打球をロッテの二塁・藤岡がファンブル。これが適時失策となり土壇場で追いついたものの、9回と11回は得点圏に走者を置くもサヨナラの一打は出なかった。

 先発のカスティーヨは古巣相手に8回1失点と好投し、登板間隔が空いた新守護神のマチャドは来日初のイニングまたぎで2回パーフェクトの快投。延長12回を最少失点リレーで凌いだものの、攻撃陣が投手陣の踏ん張りに応えることができなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鮮やかな逆転劇だった。新潟は後半に3ゴール。「選手のこの試合に懸ける気持ち、覚悟が表現されたゲームだった」と松橋監督。奮闘して5試合ぶりの勝利をつかみ取った選手をたたえた。
0―1の後半開始早々、横浜Mのミスを突いて追い付くと、動揺する相手に襲いかかった。逆転ゴールは、中央を完璧に崩して生まれた。同点ゴールを挙げた鈴木が、左の谷口へスルーパス。「迷わず振ってニアをぶち抜けてよかった」。わずか3分間でスコアをひっくり返した。
チームはけが人が続出する状況。この日も、長谷川巧と舞行龍ジェームズが負傷交代するアクシデントがある中、終盤まで球際で激しく戦い、終盤に駄目押しの3点目を奪う試合運びを見せた。
J1に復帰した昨季に続き、ホームで横浜Mを撃破。「きょうだけ喜んで、勢いを次につなげられるようにしたい」と鈴木。浮かれることなく、今季初の連勝を誓った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神戸の宮代が見事な一撃でゴールをこじ開けた。0―0の後半27分。大迫の絶妙な浮き球のパスに反応し、後ろからのボールに対して前を向いたまま右足を直接合わせて決勝点。「パスが最高だった。サコくん(大迫)に感謝したい」と謙虚に振り返った。
チームが攻めあぐねている時は、持ち味のドリブル突破でたびたび好機を演出した。圧巻の3戦連発で首位を走るチームの4連勝に大きく貢献し、「首位を途切れさせないように勝ち続けたい」と力強く語った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

浦和は渡辺が今季初の3連勝に貢献した。逆三角形で構成された中盤の左で先発出場。1―0の後半10分には右足で狙い澄ましてゴール右上に決めた。「いいところでシュートを打てた。狙い通り」と自賛した。
昨季まではF東京で攻撃的なポジションを務めていたが、新天地で迎えた今季は左サイドバックが主戦場。そこにU23代表の活動を終えた大畑が戻り、この日は中盤を任された。万能ぶりを発揮して白星に貢献した中、「僕としては反省の多い90分だった。もっと勉強したい」と振り返った。

 

 

 

 

 

 

 

◆明治安田J1リーグ▽第14節 町田2―1C大阪(15日・Gスタ)

 町田のU―23日本代表FW藤尾翔太が、古巣・C大阪戦でU―23アジア杯後の初先発を果たした。2トップの一角で出場すると、C大阪下部組織の同期でもある同DF西尾隆矢とマッチアップ。前半5分には決定的なラストパスをMF藤本に供給すると、その後もタイミングよくDFラインの裏へ抜け出してシュートも放った。1―1の後半41分に交代するまで攻守に存在感を放つと、チームは同アディショナルタイムにFWデュークの決勝ゴールで勝利した。

 藤尾は「やっぱり負けたくないという気持ちは大きかったので、まずはチームとして勝てて良かったです」と振り返った。一方で自身はシュート3本を放ったが無得点。「(チャンスで)カットインした時、ニアを狙ったシュートがあったんですけど、そこでファーに流し込める冷静さがあればよかった。ボールを置く(止める)位置的に打てなかった。そういった細かいところは改善できると思います」と明確に課題を捉えた。古巣への思いも買って先発起用した黒田剛監督は「守備もすごく頑張ってくれたし、ああいう守備があったからこそ最後の得点だと思う」と高く評価した。

 C大阪時代からその潜在能力は高く評価されてきた藤尾だが、水戸、徳島、町田への育成型期限付き移籍を経て、今季町田へ完全移籍。試合後にはC大阪サポーターが待つスタンドに向かい、あいさつも行った。「すごく温かい拍手で迎えてくれて…。横断幕も出してくれて、見ていてくれているんやな、がんばらなあかんな、という気持ちになりました」。古巣のサポーターとの再会を経て、気持ちを新たにしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オリックス 1 - 1 ロッテ
<7回戦・那覇>

 試合は延長12回で決着つかず引き分け。1点リードの9回に追いつかれたロッテは勝率5割復帰を逃した。

 先発の種市は要所を締める投球。1点リードの7回と8回は2イニング連続で得点圏のピンチを凌ぎ、8回7安打無失点の力投でマウンドを降りた。

 1点リードの9回は左腕の鈴木が登板したが、安打と犠打で一死二塁のピンチを招き、吉井監督は3番手・澤村にスイッチ。澤村は二死三塁で7番・西川を二ゴロに仕留めたと思われたが、二塁・藤岡がファンブルし、適時失策で試合を振り出しに戻された。

 攻撃陣は2番・ポランコの6号ソロで先制するも5回以降はゼロ行進。終わって見れば計3安打に封じられ、引き分けは今季2度目となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆明治安田J1リーグ ▽第14節 柏2―1湘南(15日・三協F柏)

 湘南が後半アディショナルタイム(AT)に柏のU―23日本代表FW細谷真大に勝ち越し弾を決められ、1―2で逆転負け。3試合ぶりの敗戦で降格圏内の18位へ転落した。

 先制点を決めたのは湘南だった。後半28分、DF畑大雅のロングパスをエリア内で受け取ったMF池田昌生がクロスを出し、走りこんできた途中出場のFW福田翔生が今季5点目となる先制点を決めた。

 しかし、後半32分に柏FW木下康介に同点弾を決められると、後半44分に福田が一発退場。すると後半AT1分には開幕から8戦連続で無得点だった細谷に勝ち越しゴールを決められ、勝利を逃した。試合後、山口智監督は「警戒している中で締め切れなかった。勝ちきれないことは僕の責任。選手どうこうっていうのはない」と反省を口にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

スロバキアのフィツォ首相が15日午後、中部ハンドロバで銃撃され、搬送先の病院で集中治療を受けた。一時危篤状態が伝えられたものの、政府高官は同日、英BBC放送で「現時点では命の危機はない」と述べ、回復の兆候があると説明した。一方、政府は犯行について、「政治的な動機に基づいて暗殺が試みられた」と指摘した。
撃った男はその場で拘束。男はスロバキア西部に住むアマチュア詩人(71)で、一部メディアによると、銃撃後にフィツォ政権への反対を訴えた。
現地報道などによると、フィツォ氏は、公共施設で閣議が開かれた後、外に集まった支持者らと交流中に銃撃された。男は市民に紛れ、拳銃で5発を発砲。フィツォ氏は腹部を撃たれて倒れた。頭部を負傷したとの情報もある。

 

 

 

 

 

 

 

イスラエルのネタニヤフ首相は15日、米CNBCテレビのインタビューで、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ最南部ラファで展開している地上作戦に関して「数週間続く」と述べた。軍はラファ東部で限定的地上作戦を実施中だが、作戦地域を広げる可能性がある。

 民間人の被害拡大を懸念するバイデン米政権はラファへの本格侵攻に反対している。イスラム組織ハマスの壊滅を掲げるネタニヤフ氏は、米国と考え方に違いがあるとし「やるべきことをやるしかない」と語った。

 イスラエル軍は6日に避難民らに退避を呼びかけ、限定的地上作戦を始めた。ハマスは応戦している。ネタニヤフ氏は15日の声明で、ラファから約50万人が退避したと主張した。ラファは人道危機に陥っておらず、今後もならないと強調した。

 軍は15日もガザ各地で攻撃を続けた。パレスチナ通信によると、ハマスに部隊再編の動きがあるとして攻撃を強化しているガザ北部では、インターネットに接続しようと集まった市民ら十数人が空爆により死傷した。ガザ保健当局によると、戦闘開始後のガザ側死者は3万5233人。

 

 

 

 

 

 

 

 

マイナンバーカードと健康保険証が一体になった「マイナ保険証」の利用率は、4月時点で6.56%だった。厚生労働省が15日までに公表した。低迷が続くものの、ピークだった昨年4月の6.30%を上回って過去最高となった。

 マイナ保険証は、患者の保険資格をオンラインで確認するシステムの導入が原則義務化された昨年4月以降、患者の窓口負担割合の誤表示や情報のひもづけ誤りといったトラブルが相次いだことなどから利用が低迷。昨年12月には利用率が4.29%に落ち込んでいた。

 厚労省は、今年12月の健康保険証の新規発行停止に向けて利用率を向上させようと、5~7月を「集中取組月間」と位置づけている。ポスターや広告などによる周知活動や、利用率が向上した医療機関や薬局に支援金を支給するといった普及策に取り組んでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロ野球セ・リーグは15日、3試合が行われました。

首位の巨人はDeNAと対戦。初回、2アウト1、2塁のチャンスに5番・坂本勇人選手が先制のタイムリーヒット。7回には代打・丸佳浩選手が2号2ランホームランを放ちリードを広げました。勝利した巨人は首位をキープ。負けたDeNAは最下位に転落しています。

中日と対戦した2位・阪神は、し烈な投手戦を繰り広げます。0-0で勝負が付かず試合は延長戦へ。11回で1アウト3塁のチャンスで近本光司選手がライトへタイムリーを放ちこの日初の得点を得ると、その裏の中日の攻撃を岩崎優投手がしのぎ阪神が勝利しました。

ヤクルトは8回に村上宗隆選手が9号ソロを放ち、NPB最年少での200本塁打を達成。さらに先発にドラフト2位のルーキー松本健吾投手が広島打線を9回、3安打、10奪三振、無失点。松本投手は球団72年ぶりに新人初登板で完封勝利。チームは最下位から脱しました。

【15日のセ・リーグ結果】

◆巨人4-0DeNA

勝利投手【巨人】堀田賢慎(3勝)

敗戦投手【DeNA】石田健大(1勝2敗)

本塁打【巨人】丸佳浩2号

◆阪神1-0中日

勝利投手【阪神】島本浩也(1勝)

敗戦投手【中日】齋藤綱記(2勝1敗)

セーブ【阪神】岩崎優(2勝1敗6S)

◆ヤクルト2-0広島

勝利投手【ヤクルト】松本健吾(1勝)

敗戦投手【広島】森下暢仁(3勝1敗)

本塁打【ヤクルト】村上宗隆9号

 

 

 

 

 

 

 

プロ野球パ・リーグは15日、各地で3試合が行われました。

首位ソフトバンクは2点を追いかける4回、中村晃選手のタイムリーと栗原陵矢選手の犠牲フライで同点。その後再び1点を追いかける展開になるものの、5回には柳田悠岐選手、山川穂高選手の連続タイムリー2塁打で一挙3点を奪い逆転。6回には周東佑京選手がダメ押しの1号2ランホームラン。楽天に勝利し、貯金を14としています。

2位日本ハムは西武の先発・隅田知一郎投手から初回、万波中正選手の5号3ランで先制。3回には郡司裕也選手に4号2ランが飛び出すなど、序盤から大量リード。7回には水野達稀選手の今季1号ホームランなどで2点を追加。19安打12得点の猛攻で、今季2度目の5連勝を飾りました。

3位のロッテは4回にポランコ選手のソロホームランで1点を先制。その後は追加点は奪えずも、種市篤暉投手が8回122球無失点の熱投を見せ、9回まで1-0とリードします。しかし9回、2アウト3塁から痛恨のエラーで失点。土壇場で同点に追いつかれたロッテ、試合はそのまま延長12回まで決着はつかず、1-1で引き分けで終わりました。

【15日のパ・リーグ結果】

◆ソフトバンク7-3楽天

勝利投手【ソフトバンク】長谷川威展(2勝)

敗戦投手【楽天】荘司康誠(1勝3敗)

本塁打【ソフトバンク】周東佑京1号

◆日本ハム12-3西武

勝利投手【日本ハム】 北山亘基(3勝1敗)

敗戦投手【西武】隅田知一郎(2勝3敗)

本塁打【日本ハム】万波中正5号、郡司裕也4号、水野達稀1号

◆オリックス1-1ロッテ

本塁打【ロッテ】ポランコ6号

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サッカーJ1リーグ第14節の10試合が、15日(水)に行われました。

首位ヴィッセル神戸は、8試合負けなしだったアビスパ福岡の堅守を破り勝利、2位FC町田ゼルビアは試合終了間際のゴールでセレッソ大阪に勝利。両チームとも苦しみながらも、ホームで勝ち点3を手に入れ、勝ち点を29に伸ばしました。3位鹿島アントラーズはサンフレッチェ広島を破り、勝ち点3差につけています。

浦和レッズは3連勝で4位浮上。名古屋グランパスはキャスパー ユンカー選手のハットトリックでFC東京に勝利し7位浮上。セレッソ大阪とサンフレッチェ広島は6試合勝利なしで順位を下げています。

サガン鳥栖は川崎フロンターレに5得点を奪う快勝で、17位に浮上。京都サンガF.C.は4連敗で最下位に転落しています。

【J1第14節結果】

◆札幌 1-0 磐田(札幌ドーム)

得点【札幌】浅野雄也(前半25分)

◆柏 2-1 湘南(三協フロンテア柏スタジアム)

得点【柏】木下康介(後半32分)細谷真大(後半45分+1分)【湘南】福田翔生(後半28分)

◆東京V 0-0 G大阪(味の素スタジアム)

◆町田 2-1 C大阪(町田GIONスタジアム)

得点【町田】オ セフン(後半25分)ミッチェル デューク(後半45分+3分)【C大阪】レオ セアラ(後半39分)

◆新潟 3-1 横浜FM(デンカビッグスワンスタジアム)

得点【新潟】鈴木孝司(後半6分)谷口海斗(後半8分)奥村仁(後半37分)【横浜FM】渡辺皓太(前半25分)

◆名古屋 3-1 FC東京(豊田スタジアム)

得点【名古屋】キャスパー ユンカー(前半33分、後半21分、26分)【FC東京】荒木遼太郎(後半33分)

◆神戸 1-0 福岡(ノエビアスタジアム神戸)

得点【神戸】宮代大聖(後半27分)

◆鹿島 3-1 広島(エディオンピースウイング広島)

得点【鹿島】植田直通(前半5分)鈴木優磨(前半15分)チャヴリッチ(後半39分)【広島】マルコス ジュニオール(後半20分)

◆鳥栖 5-2 川崎F(駅前不動産スタジアム)

得点【鳥栖】横山歩夢(前半26分、37分)マルセロ ヒアン(前半44分)原田 亘(後半2分)河田篤秀(後半30分)【川崎F】高井幸大(前半13分)家長昭博(前半45分+3分)

◆浦和 3-0 京都(埼玉スタジアム2〇〇2)

得点【浦和】安居海渡(前半42分)渡邊凌磨(後半10分)チアゴ サンタナ(後半32分)

 

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦