浦添市は7日、当山共同調理場で作ったトウガンのみそ汁に、体長約0.1ミリの虫が複数確認されたことから、当山共同調理場管轄の7小学校で同料理の提供を中止した。市が7日、ホームページで公表した。

 市によると、調理場で職員が検食をした際、5匹ほどの虫を確認し、調理員用の食缶にも数匹いた。そのため、児童が給食を食べる前の午後0時15分時点で、提供中止を決めた。虫は、トウガンのみそ汁に使用した小松菜に付いていたものとみられ、アブラムシの一種と考えられるという。  市は、食材の確認を徹底し、再発防止に努めるとしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロバーツ監督は大谷の交代は「腰の張り」と説明

■ドジャース 5ー0 パドレス(日本時間12日・サンディエゴ)

ドジャースの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、敵地・パドレス戦に「2番・指名打者」で出場。9回に打席が回ってくるも「腰の張り」のため、代打を送られて交代した。突然の“アクシデント”にファンからは「軽いことを祈る」「心配すぎる」と体調を気遣うコメントが相次いだ。

ロバーツ監督はこの日の第4打席の前には症状があったと説明。「スコアが5-0だったし、無理させたくなかった。明日(どういう状態か)確認する」と話した。12日(同13日)の出場については「(状況は)変わることになり得るが。おそらく可能性が高いこととしては、我々は休ませる考えだ」と、欠場の可能性も示唆した。

大谷は初回1死の第1打席は左飛、3回2死二塁の第2打席もナックルボールに左飛に倒れた。6回1死の第3打席は四球。この日最後の打席となった7回1死の第4打席では、内角高めを打って投ゴロ。数メートルダッシュしたあとは、ゆっくりと一塁に向かっていた。

大谷交代の理由が明かされるとファンもすぐに反応。「ゆっくり休んでほしい」「背中はキツいね」「長期離脱にならなきゃいいな」「大谷さんがチーム背負わなくよいチームです 身体第一にしてください」といったコメントが寄せられた。

また翌12日(同13日)のパドレスの予告先発がダルビッシュ有投手だっただけに、「ダルさんとの対戦ないの寂しい」「ダルさんとの対決楽しみにしてたのに」といった声もあった。ロバーツ監督は負傷の度合いについては「最小限だ。最小限」と軽症を強調していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆第19回ヴィクトリアマイル・G1(5月12日、東京競馬場・芝1600メートル、良)

 春のマイル女王決定戦はレース史上最少となる15頭立てで争われ、津村明秀騎手が手綱を執った14番人気のテンハッピーローズ(牝6歳、栗東・高柳大輔厩舎、父エピファネイア)が重賞初制覇をG1で飾った。デビュー21年目の津村騎手も初のG1勝利となった。勝ちタイムは1分31秒8。

 2着に4番人気のフィアスプライド(クリストフ・ルメール騎手)、3着に1番人気のマスクトディーヴァ(ジョアン・モレイラ騎手)が続いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サッカーJ1リーグ第13節の9試合が、11日(土)、12日(日)に行われました。

昨季王者のヴィッセル神戸はセレッソ大阪に4得点を奪い3連勝。引き分けに終わったFC町田ゼルビアに勝ち点26で並び、得失点差で首位に浮上しました。

3位鹿島アントラーズは3-0から東京ヴェルディに追いつかれ4連勝ならず。今節勝利したガンバ大阪が5位、浦和レッズが6位と順位アップ。一方のセレッソ大阪は5試合勝利なしで、順位を7位まで下げています。

下位では、ジュビロ磐田に3-0で快勝したサガン鳥栖が18位に浮上。京都サンガF.C.は3連敗で19位に転落しました。

横浜F・マリノス対サンフレッチェ広島の一戦は6月19日(水)に開催。横浜F・マリノスがAFCチャンピオンズリーグ2023/24の決勝進出に伴い、日程変更となっています。

【J1第13節結果】

◆浦和 4-2 新潟(デンカビッグスワンスタジアム)

得点【浦和】チアゴ サンタナ(前半4分、後半45分+12分)サミュエル グスタフソン(後半20分)前田直輝(後半24分)【新潟】太田修介(後半30分)長倉幹樹(後半42分)

◆鳥栖 3-0 磐田(ヤマハスタジアム(磐田))

得点【鳥栖】オウンゴール(前半45分+1分)マルセロ ヒアン(後半13分)長沼洋一(後半32分)

◆福岡 3-2 京都(サンガスタジアム by KYOCERA)

得点【福岡】佐藤凌我(前半19分)田代雅也(後半4分)紺野和也(後半7分)【京都】宮吉拓実(前半21分)オウンゴール(後半8分)

◆川崎F 3-0 札幌(Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu)

得点【川崎F】バフェティンビ ゴミス(前半30分、43分、45分+3分)

◆湘南 0-0 町田(レモンガススタジアム平塚)

◆G大阪 1-0 名古屋(豊田スタジアム)

得点【G大阪】岸本武流(後半22分)

◆神戸 4-1 C大阪(ヨドコウ桜スタジアム)

得点【神戸】山口蛍(前半38分)本多勇喜(前半44分)大迫勇也(後半4分)宮代大聖(後半45分+3分)【C大阪】レオ セアラ(後半12分)

◆FC東京 3-3 柏(味の素スタジアム)

得点【FC東京】仲川輝人(前半6分)ディエゴ オリヴェイラ(前半32分)松木玖生(前半37分)【柏】マテウス サヴィオ(前半2分)犬飼智也(後半1分)島村拓弥(後半13分)

◆鹿島 3-3 東京V(県立カシマサッカースタジアム)

得点【鹿島】鈴木優磨(前半5分)名古新太郎(前半8分)植田直通(後半5分)【東京V】齋藤功佑(後半24分)木村勇大(後半36分)見木友哉(後半45分+3分)

◆横浜FM - 広島(ニッパツ三ツ沢球技場、6月19日開催)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆明治安田J2リーグ第15節 山形0―1水戸(12日・NDスタ)

 山形が水戸に0―1で敗れ、4戦勝ちなし(1分け3敗)となった。

 序盤は主導権を握られ、前半42分に先制を許した。アディショナルタイムには立て続けにシュートを放ったが、水戸の好守にあい得点は奪えず。後半は攻め続け、3分にFW高橋潤哉、6分にFW坂本亘基がシュートを放つも枠をとらえられなかった。

 この日はピアニストのハラミちゃんがゲストで来場。試合前には「アイドル」「タッチ」などのアニメメドレーを披露し、客席から喝采を浴びた。最後には「モンテが絶対に勝つぞ! という思いで披露します」と、ZARDの名曲「負けないで」を演奏。盛り上がりを見せたが、思いには応えられなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明治安田J1第13節第2日(12日・カシマスタジアム=1試合)東京Vが0―3の後半から追い付いて引き分け、勝ち点17とした。追加タイムに見木が同点ゴールを決めた。鹿島は前半に鈴木、植田らの得点でリードしたものの4連勝を逃し、勝ち点23で3位。

 

 

 

 

 

 

 

 

サッカーのタイムス杯争奪OFA第29回県選手権大会(兼天皇杯JFA第104回全日本選手権大会県予選)決勝が12日、南城市陸上競技場で行われ、沖縄SVがFC琉球OKINAWAを1―0で下し、頂点をつかんだ。沖縄SVの天皇杯本戦出場は5度目。

 前半は激しい当たりから互いにパスをつないでゴールに迫り、互角の戦いを展開した。同時に、体を張った守備で両チームとも得点を許さず、0―0で折り返した。後半は体力を振り絞る消耗戦となり、互いに好機をつくった。沖縄SVは終了間際に青戸翔が折り返しの球を頭で押し込んで、これが決勝点となった。

 沖縄SVは26日午後1時から、広島県代表で中国社会人リーグの福山シティFC(広島)とエディオンピースウイング広島で天皇杯1回戦を行う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明治安田J1リーグは12日、茨城・カシマスタジアムで第13節の1試合が行われ、16年ぶりとなった鹿島と東京Vの名門対決は3―3で引き分けた。3位の鹿島は3連勝でストップし、勝ち点23。後半3点差を追い付いた東京Vは10戦負けなしとし、勝ち点を17とした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆明治安田J2リーグ ▽第15節 山口2―1いわきFC(12日・ハワイアンズスタジアムいわき)

 いわきFCはホームで山口に1―2で敗れ、5戦ぶりに黒星を喫した。

 前半7分に先制を許したが、同23分に右サイドからのクロスにFW谷村海那が反応し、ヘディングで決めて同点に追いついた。後半は風上に立ちながらも攻めきれず、同20分にはショートコーナーから中央へのクロスに競り負けて勝ち越しされて1―2。好機を作りながらも相手GKの好セーブに阻まれるなど最後まで1点が遠かった。ここまで3連勝からの引き分けだったが、5戦ぶりに黒星となった。

 次節は18日、アウェーで群馬と対戦する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サッカー女子のWEリーグで12日、三菱重工浦和の2年連続2度目の優勝が決まった。2位のINAC神戸が千葉に1―2で敗れたため三菱重工浦和との勝ち点差が残り2試合で7となり、逆転の可能性がなくなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パリ五輪で自転車トラック種目の日本代表が使う予定のバイクが12日、静岡県伊豆市の伊豆ベロドロームでお披露目された。空力性能の向上を最重要テーマとして開発され、日本自転車競技連盟の中野浩一選手強化スーパーバイザーは「速度が落ちにくく、乗った本人が思っているよりも速さが出る。期待できる」と笑顔で話した。

 東レと、その子会社の東レ・カーボンマジックがレーシングカーの開発技術を駆使して完成。開発に協力した日本チームのブノワ・ベトゥ・テクニカルディレクターは「五輪でこの素晴らしい自転車を使用できることに本当に感謝したい」と語った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本自転車競技連盟と東レ・カーボンマジック株式会社は12日、ジャパンカップ最終日が行われた静岡・ベロドロームで今夏のパリ五輪で使用される予定の新しいモデル「TCM2(通称V―IZU)」を発表した。

 レーシングカー製造などを行う東レは、22年4月より自転車業界に参入した。東京五輪で採用されたブリヂストンサイクルのコンセプトを継承し、約半年後にTCM1を開発。日本代表のテクニカルディレクター、ブノワ・べトゥ氏の要求に応えながら、長年のレーシングカー製造の経験を生かし、異例の左側にギアを置く構造にするなど空力性能の向上を主題に開発を進めた。前モデルから人が乗った時の空力を比べると約7%も抑えることに成功した。

 選手は数か月前からテストしており、同連盟の選手強化スーパーバイザーを務める中野浩一氏は「選手も『スピードに乗ったら落ちづらい。軽く感じるし、思った以上にスピードが出る』と言っている。つまり(五輪など)レベルの高い大会でそれだけ期待できると思います」と好感触を語った。

 「V―IZU」はビクトリーとベロドロームをかけたV、日本代表が拠点を置く伊豆市からIZUと名付けられた。後輪には日の丸が施され、日本代表の活躍を後押しする。また、V―IZUの価格は1985万円(税抜き)。前モデルのTCM1でも、1730万円(同)に設定された。パリ五輪まで残り約3か月。「ポジションを整えられたら使いたい。ほとんどの選手で」とベトゥ氏は見据えた。新兵器が日本自転車界初の五輪金メダルを支える。

 

 

 

 

 

 

 

 

劇的な幕切れで3-3のドロー

J1は5月12日に第13節で3位の鹿島アントラーズと9試合無敗(3勝6分)で10位の東京ヴェルディが対戦し、3-3ドロー決着となった。東京Vは一時3点差をつけられるも、後半アディショナルタイムに同点弾。第3節のセレッソ大阪戦(1-2)以来10試合負けなしとなっている。

Jリーグ開幕年の1993年にはチャンピオンシップで対戦したオリジナル10の両クラブだが、J1での対戦は2008年以来16年ぶりとなっている。東京Vは、鹿島からレンタル移籍中のFW染野唯月、DF林尚輝の2選手がこの試合に出場することができない。

試合は前半3分、鹿島のコーナーキック(CK)の際にハンドがあったとしてビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)チェックで試合が止まる。オンフィールドレビューを行った荒木友輔主審はハンドを取り、鹿島にPKが与えられた。このPKをFW鈴木優磨がGKの逆に決めて、鹿島が早い時間帯に先制した。

さらに前半8分にも、FW師岡柊生のスルーパスを受けたMF名古新太郎が左足でゴールを決め、鹿島がリードを一気に2点に広げている。

対する東京Vもセットプレーからチャンスを作る。前半30分にU-23日本代表MF山田楓喜が直接フリーキック(FK)からゴールを狙ったが、わずかにクロスバーを越えて得点できなかった。同32分には山田楓が右サイドで倒されてFKを獲得。山田楓が柔らかいクロスを入れたが、DFにクリアされた。

前半終了間際に鹿島は、右サイドバックの濃野がこぼれ球をエリア外からボレーで狙ったが、わずかに右に逸れていった。3点目こそ決められなかったが、このまま鹿島が2-0でリードしてハーフタイムを迎えた。

前半の立ち上がりに2ゴールを決めた鹿島は、後半も早い時間帯に追加点を挙げる。後半5分、名古のCKからDF植田直通がヘディングでゴールネットを揺らし、3点目を挙げた。

東京Vも後半17分に2試合連続ゴール中のFW木村勇大が高い位置でボールを奪い、シュートまで持ち込んだがGK早川友基の正面を突いた。それでも後半24分には、高い位置でボールを奪い返し、エリア外から途中出場したMF齋藤功佑が左足でゴールを決め、東京Vが1点を返した。

その後も東京Vは2点目を目指して攻め、後半35分には左サイドでMFチアゴ・アウベスがボールを運ぶ。つぶれたところを拾ったところから縦パスが左サイドのDF翁長聖に入る。翁長の折り返しにMF山見大登が詰めたが、合わせられない。しかし流れたボールを木村が押し込み、3試合連続となるゴールを決め、1点差に詰め寄った。

すると、東京Vは後半アディショナルタイム、セットプレーからゴール前の混戦を最後はFW見木友哉が押し込んで追い付いた。3点差まで広げられたリードを劇的な展開で追いついて、東京Vは10戦負けなし。鹿島は連勝3でストップした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本中央競馬会(JRA)の武豊騎手は12日、東京第2レースでウェットシーズンに騎乗して1着となり、JRA史上初の通算4500勝を達成した。2番手追走から最後の直線での競り合いを制した。2万4543戦目の騎乗でマーク。

 競馬界のレジェンドは「本当に多くの歓声と拍手で、その中でゴールしてすごくうれしかった。こうやってジョッキーを続けていられることがすごく幸せだなと思うので、今後も頑張っていきたい」と喜びを語った。55歳になった今も「(フランスの)凱旋門賞など勝ちたいレースは尽きない」と勝利に対して貪欲だった。

 武は重賞も歴代1位の360勝で、G1もトップの81勝を挙げている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三菱重工浦和レッズレディースが、2年連続2度目のWEリーグ制覇を達成。アジアとの“2冠”を果たした。

 10日に行われたAFC女子クラブ選手権2023 選抜大会決勝で仁川現代製鉄レッドエンジェルズを破った浦和は、第20節アルビレックス新潟レディース戦を3月に消化していたため、今週末のリーグ戦開催はなし。今週末での優勝決定は、2位INAC神戸レオネッサの結果次第となっていた。

 そして、I神戸は12日の第20節でジェフユナイテッド市原・千葉レディースと対戦。I神戸は一度追いついたものの終盤に千葉Lの勝ち越し点を許し、1-2で敗れた。残り2試合で勝ち点「46」のI神戸が勝ち点「53」の浦和を逆転することが不可能となったため、浦和の優勝が決まった。

 楠瀬直木監督体制の3年目となった今季は、シーズン途中からリーグ戦で首位を快走。1月に主力のMF猶本光とFW安藤梢が長期離脱を強いられるアクシデントが発生したものの、3月10日の第9節セレッソ大阪ヤンマーレディース戦から12連勝中で、連勝数のリーグ記録を更新し続けている。また、現在17ゴールで得点ランキングトップのFW清家貴子は、3月から4月にかけて10試合連続ゴールを記録し、こちらもWEリーグ新記録を樹立した。

 

 

 

 

 

 

 

 

「日本ハム-ロッテ」(12日、エスコンフィールド)

 きつねダンスで人気を博すファイターズガールも母の日に合わせ、ピンクのアクセントを加えて登場。ファンも「ピンクのリボンかわいい」「銀河一似合ってる」と反響の声が上がった。

 人気メンバーの塩澤さんはピンクのリボンに加え、左手にリストバンドを装着。青と白のコスチュームに絶妙にマッチしており、新たな印象を抱かせる特別仕様となった。

 この日は母の日に合わせ「NPBマザーズデー」と銘打って行われ、審判員もピンクのウェアを着用。選手たちもピンクのバットなど特注グッズを装着して試合に出場した。

 

 

 

 

 

 

 

 

12日の東京2Rを3番人気のウェットシーズンで制し、史上初となるJRA通算4500勝を達成した武豊騎手(55)=栗東・フリー=の記念グッズが同日、発売され、発売開始から約2時間で完売した。

 4500勝を達成後、東京競馬場内に3店舗を展開するグッズショップ「ターフィーショップ」の店頭に、フェイスタオル(1800円)が計350枚、Tシャツ(3800円)が計220枚が並べられた。フジビュー店では12時10分に完売。他の2店舗でも13時前に品切れとなった。

 驚異的な売れ行きに、販売スタッフは「(着順)確定直後にグッズを出したら、すぐに行列ができて。あっという間になくなりました」とうれしい悲鳴。府中は、レジェンドの偉業達成フィーバーに沸いた。

 JRA広報によると、フェイスタオル、Tシャツは再販を予定。再販開始時期は未定だという。

 

 

 

 

 

 

 

 

5月11日に千葉ポートアリーナで行われたアルティーリ千葉と越谷アルファーズのB2プレーオフセミファイナルGAME1は、アウェイの越谷がオーバータイムの激闘を97-93で制して先勝、念願のB1昇格とファイナル進出に王手をかけた。越谷は12日(日)に行われるGAME2に勝利できれば、初めてB1の舞台に立つことが決まる。一方のA千葉はあとがなくなったが、逆転2連勝の可能性も十分感じさせる内容の濃い戦いを披露していた。

ティップオフから終始緊迫した展開が続いたこの一戦は、両チームのスタイルが強く打ち出され、それを打ち消しあう好ゲーム。リバウンドとフィジカルなプレーでお互いがお互いを削り合う。

越谷は、3Pショット7本中5本を決めての33得点に5アシストを記録した松山駿の爆発力と、多彩なオフェンスで18得点を挙げたLJ・ピーク、ゴール下で支配的な存在感を見せ18得点、14リバウンドのダブルダブルを記録したアイザック・バッツらの活躍で波に乗った。A千葉も、最大の得点源であるブランドン・アシュリーが、試合をオーバータイムに持ち込む同点レイアップを含む19得点と12リバウンドでけん引。出場した10人中9人が得点を記録し、木田貴明、前田怜雄、杉本慶、デレク・パードン(それぞれ13得点)、そしてキャプテン大塚裕土(10得点)と6人が2桁に乗せる重厚なオフェンス力で対抗。クラブ史上3位となる、チケット完売の5924人という大観衆が集まった千葉ポートアリーナは、両チームの激闘に大いに沸いた。

 

 

 

オーバータイムで一度は91-88と3点リードを広げる豪快なダンクなど、アルティーリ千葉のブランドン・アシュリーも獅子奮迅の活躍だった(写真/©B.LEAGUE)

3時間を超える戦いの行方は、最後の最後、オーバータイムの残り0秒を迎えるまでわからなかった。より正確には、いったんオーバータイムのゲームクロックが0秒となった後も、戦いは続いたのだ。非常に珍しいケースで、短期決戦のシリーズに影響を及ぼす可能性もありそうなので、一連の流れを追いかけてみたい。

一度は試合終了、しかしその約20分後に残り3.3秒からやり直し

状況としてはオーバータイムの終盤で、松山のクラッチフリースローで越谷が97-93とリードしていた。越谷はさらに、小寺ハミルトンゲイリーがフリースローを獲得し、勝負を決める瞬間が訪れたかに思えた。

事の起点はそれが2本ともミスとなったところからだ。ボールがリムにはじかれて、A千葉ベンチ前にころがった。それを追いかけた杉本慶は、時計を進めないためにフロントコートの様子を把握するまでボールに触れずにいたが、ここで時計が誤作動。杉本がボールをつかんでドリブルし始めた途端にゲームオーバーのブザーが鳴ってしまった。

フリースローのミスショットは、本来ならば時計が動き出すのはプレーヤーがボールに触れてから。しかしこのときは、リムにはじかれた時点(もしくはその直後)から動いてしまったようだ。

この記事は、オフィシャルの運営やレフェリーの判断を非難する意図は全くないことをご理解いただきたい。大事なのは、非常に緊迫した短期決戦のプレーオフでは、すべての人があらゆる努力をしても、思わぬことが起こりうるということを認識することだ。その出来事が起こった時に、どんな姿勢でそれを受け入れるかが、シリーズの流れに影響するかもしれない。

A千葉のアンドレ・レマニスHCは、時間管理が正しく行われないまま試合終了となったことに異論を唱えた。

越谷側は早々にロッカールームに戻り、安齋竜三HCと松山は勝利者インタビューに対応していた。A千葉側のプレーヤーたちも、一度は来場者へのあいさつのためにコート上に整列した。来場者も相当な人数がすでに出入り口ゲートに動いた後。しかし、それでもざっと見た感覚では半数程度の人々がアリーナに残り、どのような結末になるかを見守っていたと思われる。

レマニスHCはテーブルオフィシャルに自身の見方を主張し続けていた。最終的にレフェリー陣はゲーム・ディレクターとの協議に入り、さらにはリーグオフィスにも連絡を取ってどのように対応すべきかの確認作業を始めることとなる。レマニスHCは、いったん整列したA千葉のプレーヤーたちをフロントコート側に集め、作戦版を持って指示をし始めていた。そうしているうちに、状況に気づいた越谷側が再びベンチに戻る様子を見て、場内は騒然。どうやらまだ勝負はついていなかったようだ。

結論としては、レフェリーのビデオ判定も経た後で、杉本が最初にボールをつかんだ付近のサイドライン外から、A千葉のインバウンドで試合再開。スコアボードには改めて、残り時間3.3秒の数字がともった。最初の「試合終了」の瞬間から20分近くが過ぎた後、一度は終わったかと思ったGAME1が再び動き出す。

レフティーのパードンが、ハイポストに陣取るリュウ チュアンシンめがけてロングパスを放ったが、ジャスティン・ハーパーがそれをインターセプト。ついに万事休すか。しかしそれも違った。リュウがハーパーからボールを奪い、最後にジャンプショットをミスした時点まで、試合も千葉ポートアリーナも生きていた。

 

 

越谷はアルファメイトとの一体感も感じさせながら勝ち切った(写真/©B.LEAGUE)

「どうせ最後のリュウのジャンプショットでは結果は動かない」と思うことなかれ。仮にリュウへのパスが通っていた場合、バックコートからB2ベスト3P成功率賞を獲得した大塚がフロントコートにかけこみ、ファウルを受けながら1本決めるという離れ業を狙える状態にあった。それができれば2度目のオーバータイム。試合が再開した時点では、まだあらゆる可能性が残されていたのだ。

この日の最後の3.3秒に似たような出来事は、両チームがレギュラーシーズンの最後に戦った4月14日の一戦で、逆の立場で起こっていた。あの試合では、第4Q残り11秒に杉本が決定的な3Pショットを決めて83-79の4点差とした後、越谷の最後のオフェンスが不発に終わったが、杉本がつかんだリバウンドを残り2秒でピークがスティールし、ワイドオープンで3Pショットを放っていた。もし慌ててピークにファウルを犯し、かつピークが放った3Pショットが決まっていたら…。

どちらも、A千葉と越谷が最後の最後まで戦い、自分たちを信じることを徹底しているからこその出来事だろう。

試合後、この日2度目の勝利者インタビューに応じた越谷の安齋HCは、「こうしてすっきり終わった方がいいです」と笑顔。A千葉のレマニスHCは、「最後まで何が起きるかわからないのがバスケットボール。だからこそ絶対に諦めずに最後の最後の1秒まで戦い抜くつもりでした。最後の3.3秒、何かを起こすは可能だったと思いますよ」と話している。


 

 

GAME1では文字通り最後の最後の最後まで戦い抜いたA千葉。GAME2は運命を切り開くビッグゲームとなる(写真/©B.LEAGUE)

両指揮官が流れを自チームに引き留め、引き寄せようと戦っている心情が、こうしたコメントからも伝わる。試合終了のブザーを聞いてからも、両チームの戦いが続いている。最後まで勝ち切った自信が、最後まで戦い抜いた自信が、次の試合でどのように表現されるだろうか。

昨シーズンは両チームがB2のシーズン最高成績を最後まで争う好成績を残していたが、プレーオフではA千葉がセミファイナル、越谷はクォーターファイナルのシリーズを、どちらも初戦で敗れた後1勝2敗で落としている。

短期決戦の怖さを身に染みて知っている両チーム。まだどちらかが何かを成し遂げたわけではない。何かが失われたわけでもない。まだまだ「今」が大事。GAME2は千葉ポートアリーナで、12日午後3時にティップオフを迎える。

アルティーリ千葉対越谷アルファーズGAME2ページ(Bリーグ公式サイト)

 

 

 

 

 

 

◆WEリーグ第20節(12日)

 2位のINAC神戸がアウェーで千葉に敗れ、首位の三菱重工浦和のリーグ2連覇が決まった。三菱重工浦和はこの日は試合がなかったが、残り2節でINAC神戸との勝ち点差7がついていた。次節は三菱重工浦和がINAC神戸と対戦が予定されているが、直接対決を待たずに優勝が決まった。

 三菱重工浦和は10日に女子版アジア・チャンピオンズリーグのプレ大会で優勝したばかりで、3日で2冠を獲得した。

 INAC神戸は千葉戦の前半45分、左サイド深くを破られて失点。後半13分にFW高瀬愛実のPKで一度は追いついたが、後半40分に再び勝ち越された。

 

 

 

 

 

 

 

◆女子プロゴルフツアー RKB×三井松島レディス 最終日(12日、福岡CC和白C=6305ヤード、パー72)

 菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)が12番パー3(145ヤード)で自身初のホールインワンを達成した。8アイアンで放った球はグリーンエッジ付近に落ち、転がってカップに入った。

 「人生初なんですよ。ちょっとつかまったかなと思ったけど、戻ってきて。あとは私、目が悪いので見えていないです」と振り返った。

 「いつもホールインワン賞とか見ても『やったことないから、どうせ入んないや』と思って打っていた」そうだが、賞金30万円をゲットした。

 大雨の最終日は4位からスタート。1イーグル、1バーディー、6ボギーの75と苦しみ、2アンダーの13位だった。

 

 

 

 

 

 

 

◆JERAセ・リーグ DeNA0―1阪神(12日・横浜)

 阪神が“スミ1”で3カードぶりの勝ち越しを決めた。

 1番に10日に昇格した井上を起用するなど大幅に打線をシャッフルした。3回2死一塁から井上がチーム初安打となる中前打。続く中野が右翼線を破る適時二塁打でこの日唯一の得点をたたき出した。

 先発・才木はプロ4度目の完封勝利を挙げた。6回まで2安打と圧倒的な投球を披露した。7回には宮崎に左前打、牧に四球を与え無死一、二塁。筒香を二ゴロ併殺、桑原を二ゴロに抑え切り抜けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イングランド1部マンチェスター・シティは5月11日、プレミアリーグ第37節でフルハムと対戦し4-0で勝利した。敵地で快勝しリーグ優勝へまた1つ歩みを進めたなか、歓喜に沸くシティファンの中で放った英ロック界大御所の姿に注目が集まっている。

シティはこの試合、前半13分に幸先良く先制。DFヨシュコ・グバルディオルが左サイドの高い位置からドリブルで中に切り込むと、MFケビン・デ・ブライネとのワンツーでボックス内に侵入し、右足でネットを揺らした。

後半に入ると、シティのギアはさらに上がる。同14分にMFフィル・フォーデンが追加点を奪と、同26分にグバルディオルがこの日の2点目をゲット。さらに、同アディショナルタイム6分にはFWフリアン・アルバレスがPKを沈めてゴールラッシュを締めくくった。

プレミアリーグ4連覇へ向けシティが抜群のパフォーマンスを見せた試合で、中継映像はスタンドのある人物に注目した。英メディア「TNTスポーツ」サッカー版公式X(旧ツイッター)は5月11日、1本の動画を公開している。

その動画に収められていたのは、敵地「クレイブン・コテージ」に駆けつけたシティファンが後半28分にポズナン・ダンスを披露する様子。ピッチに背を向けサポーター同士が腕を組んで上下に揺れるなか、カメラは反対方向を見つめながら動かない男性にフォーカスする。そして、ズームアップした先にいたのは英ロックバンド「オアシス」元メンバーのノエル・ギャラガー氏だった。

ファンの中でクールなオーラを放つギャラガー氏の姿は、瞬く間に話題に。動画が公開されると、コメント欄には「かっこよすぎ」「ニューアルバムのカバー」「ドント・ルックバック・イン・アンガー」「すごい」といった反応が寄せられた。生粋のシティファンとして知られるギャラガー氏。試合時間はまだ残されていただけに、浮かれることなく戦況を見つめていたのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

セ・リーグ公示(12日)=プロ野球

【出場選手登録】▽ヤクルト・金久保優斗投手、浜田太貴外野手
【同抹消】▽ヤクルト・塩見泰隆外野手(再登録は22日以降)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

金久保優斗、濱田太貴がともに今季初昇格

ヤクルトは12日、塩見泰隆外野手を出場選手登録から抹消した。塩見は11日の本拠地・神宮球場での巨人戦に「1番・中堅」で出場。初回の第1打席で遊安打を放った際に、一塁へ全力疾走。左足でベースを踏んだ後に転倒すると、その場から立ち上がることができなかった。左足を痛めたとみられ、担架で“緊急退場”となっていた。

塩見は、ここまで主に1番打者として31試合に出場し、打率.267、3本塁打8打点、3盗塁をマークしていた。チームが最下位に低迷するなか、2021年日本一の原動力となったリードオフマンの痛い離脱となった。

塩見と入れ替わりで金久保優斗投手、濱田太貴外野手が出場選手登録された。ともに今季初の昇格となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)は11日、千葉ポートアリーナなどで2戦先勝方式のプレーオフ(PO)準決勝2試合を行い、東地区王者のA千葉は同地区2位の越谷に延長の末93-97で敗れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇プロ野球パ・リーグ 日本ハム6×-5ロッテ(12日、エスコンフィールドHOKKAIDO)

日本ハムが劇的サヨナラ勝利を飾りました。

2点を追う9回、ロッテの益田直也投手から先頭の郡司裕也選手がヒットで出塁。続くマルティネス選手がセンターのフェンス直撃のタイムリースリーベースヒットで1点差に迫ります。

その後、田宮裕涼選手は、セカンドゴロとなりますが、ファーストの安田尚憲選手の捕球ミスで1、3塁へ。さらにこの日ホームランを放っている万波中正選手が四球を選びノーアウト満塁とします。

ロッテはたまらず左腕の鈴木昭汰投手に交代。日本ハムは代打の加藤豪将選手が三振に倒れ1アウトとなりますが、この日34歳の誕生日、代打の伏見寅威選手がレフトへ同点タイムリーヒットを放ち、試合を振り出しに戻します。さらに続く水野達稀選手が一二塁間を破り、劇的サヨナラ勝利。ロッテに3連勝を飾りました。

試合後には水野選手が「これが今年のファイターズです!」と喜びを口にします。チームは貯金5とし、雨天中止となった首位ソフトバンクとの差を4.5ゲームとしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「DeNA0-1阪神」(12日、横浜スタジアム)

 阪神が才木浩人投手のプロ4度目の完封勝利で3カードぶりの勝ち越しを決めた。128球の大熱投でDeNA打線を封じ込んだ。

 前日に7点差から逆転負けを喫し、2位に陥落していた阪神。前日に11得点と大爆発したDeNA打線を完璧に封じ込んだ。二回に2死一、三塁のピンチを背負うも、京田を中飛で無失点に。以降は味方の好守にも助けられながら、二塁すら踏ませない安定感抜群の投球を続けた。

 しかし1点リードの七回、安打と四球で無死一、二塁のピンチに。ここで前日勝ち越しの本塁打を放った筒香を迎えたが、二ゴロ併殺打に。桑原も二ゴロに打ち取り、危機を脱した。九回は2死から宮崎に安打を許し、代走・森に二盗を決められたが、牧を打ち取って4勝目を挙げた。

 打線は三回に2死から才木の四球が起点となり、1番に大抜擢された井上がつなぎの安打を放つと、中野の適時二塁打で先制。以降は好機をつくれなかったが、才木が1点のリードを守り切った。

 ヒーローインタビューで才木は「もう少し点を取って欲しいですね(笑)」と語り、スタンドは大爆笑。母の日の勝利とあって「勝ちました~!!」と歓喜の報告をしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆明治安田J1リーグ▽第13節 鹿島3―3東京V(12日・カシマ)

 東京Vが鹿島と敵地で対戦し、3点のビハインドを追いつき、引き分けに持ち込んだ。

 Jリーグが開幕した1993年のサントリーチャンピオンシップで激突した名門同士のJ1での対戦は08年以来16年ぶりだったが、前半5分にPKで失点すると、同8分にもDFラインのミスを突かれて連続失点。さらに後半5分にも3失点目を喫した。

 しかし、交代選手が流れを変える役割を果たすと、後半24分にMF斎藤が反撃ののろしを上げる今季初得点。同36分にはFW木村が3試合連続得点で1点差に迫ると、最後は後半アディショナルタイム(AT)3分にFW見木が同点ゴールを決めた。

 これで第3節のC大阪戦(1●2)での敗戦を最後に、リーグ戦は△△〇△△△△〇〇△で10戦負けなし。試合後、城福浩監督は「3失点のところまでは反省するところばかり。そこから形を変え、辛抱強くボールを回し、崩しきって勝ち点1をこのスタジアムで取れたことは自信になりますし、僕たちはJリーグでサプライズを起こしたい思いがある。そのために次は勝ち点3だという終わり方をできたことはよかった」と前を見据えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「日本ハム6-5ロッテ」(12日、エスコンフィールド)

 ロッテがまさかの逆転サヨナラ負けで同一カード3連敗を喫した。

 2点リードの九回、守護神の益田が大乱調。マルティネスに適時三塁打を浴び、さらに安田の落球も重なって無死満塁のピンチを招き降板。鈴木が1死後、伏見と水野に連続適時打を浴びてしまった。

 打線は初回、岡が先頭打者弾で先制。1-2の四回には、安田が左越え二塁打を放つと、なおも1死三塁からは山口が同点の右前適時打を放った。さらに、2死一、三塁では藤岡が中前適時打で勝ち越した。

 四回に再び同点とされたが、3-3の六回には2死からまたしても岡が左翼フェンス奥ブルペンへの3号ソロを放ち勝ち越し。プロ初の1戦2発とした。九回には安田が押し出し四球を選んでダメ押ししたはずだった。

 まさかのサヨナラ負けにナインはガックリと肩を落としてベンチに戻った。吉井監督は「準備不足、油断みたいなミスがあった」と厳しい表情で語った。

 

 

 

 

 

 

 

JRA-VANイメージキャラクターを務めるお笑いタレントのなかやまきんに君(45)が12日、東京競馬場で行われたヴィクトリアM・G1のプレゼンターとして来場した。

 レース前に行われたトークショーでは、白いタンクトップに短パン姿の“通常モード”で登場。JRA-VANのCM撮影時を振り返って「馬の筋肉には負けられない」と、競走馬に対抗して鍛え直したことを明かした。競走馬について「一頭一頭筋肉が全然違う。足の付け根の筋肉とかすごい」と大興奮。最後はお決まりの「筋肉ルーレット」で上半身裸になり、同レースの盛況を占っていた。

 レース終了後の表彰式では、珍しいスーツ姿を披露。テンハッピーローズでG1を初制覇した津村明秀騎手(38)との記念撮影では、持ちネタの「パワー」ポーズで対応し、場内が大きな笑いに包まれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆東京六大学春季リーグ戦第5週第2日▽法大7―4東大(12日・神宮)

 法大が連勝し、勝ち点を2に伸ばした。ルーキーの中村騎士(ないと、1年=東邦)が7番・二塁手で先発し、リーグ戦初出場。1点ビハインドの7回、先頭で回ってきた第3打席に初ヒットとなる遊撃内野安打を放った。

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 無我夢中に走り、一塁ベースに頭から滑り込んだ。「ここは絶対なんとしてでも出ようって思いでチャンスメイクすることを意識しました」。その思いがチームに伝わり、中村騎のヒットを起点に法大は逆転。8回にも2点を追加し、東大に連勝した。

 最初の2打席は凡退。7回裏、3度目のバッターボックスに立った。法大の先発・吉鶴翔瑛投手(4年=木更津総合)が7回に勝ち越しの本塁打を浴びた直後の攻撃。その初球をショートの前に転がした。東大の遊撃手が急いで送球するも、間に合わず。判定はセーフとなり、記念すべきリーグ戦初安打になった。

 12日は母の日。前日にスタメンだとわかり、LINEで母・香代子さんに連絡すると「自分なりに頑張ってね」とメッセージが届いた。観戦には訪れなかったが、初安打という吉報を届けた。「お母さんには本当に小さい頃から迷惑を掛けていた。夜遅くまで仕事してくれていたり、洗濯も全部やってくれていたので、そういうところは感謝している。寮生活が大学になって初めてだったので、より強くそういう思いがあります」と母のありがたみを実感していた。

 大島公一監督(56)は中村騎を起用した理由として「守備が堅実で、今日もいいダブルプレーをとってくれた。もともと能力があるので、どのタイミングかずっと探っていたところ、今日になった」と説明。この日は攻守にわたって存在感をアピールした。初ヒットのボールは希望すればもらえるというが、「ホームランで」と楽しみを今後にとっておいた。「あと2カード、まだ優勝の可能性が残っているので優勝に向けてチームに貢献できるように頑張っていきたい」と力強く話した。入学して間もないルーキーが、チームの起爆剤になる。

 

 

 

 

 

 

 

 

「日本ハム6-5ロッテ」(12日、エスコンフィールド)

 日本ハムが今季3度目のサヨナラ勝ちでロッテに同一カード3連勝。貯金を再び最多タイの「5」とし、首位・ソフトバンクとのゲーム差を5.5に縮めた。

 2点を追う九回だ。無死一塁からマルティネスが左中間フェンス直撃の適時三塁打で1点差に迫ると、敵失と四球で無死満塁と好機を拡大。ここでロッテ守護神の益田をKOした。

 マウンドには鈴木が上がった中、加藤豪は見逃し三振。ここで新庄監督は34歳の誕生日を迎えた伏見を代打起用。見事に左前に同点適時打を放つと、水野が「何も覚えてないです」と右前にサヨナラ打を放った。

 試合後、2人は「やったぜー!!」と絶叫し、スタンドは大歓声。水野は「これが今年のファイターズの野球です」と誇らしげに胸を張り、一本締めを行った。ヒーローインタビューでは「簡単に負けないというか、勝ちきれるゲームをどんどん増やしていけるように頑張ります」と力を込めた。

 この日は先発の伊藤が踏ん張れなかった。初回、岡に先頭打者本塁打を被弾。その後、味方が逆転したが、四回に山口、藤岡の適時打など4安打を集中され再逆転された。同点に追いついて迎えた六回には、再び岡にソロ本塁打を浴びた。

 「甘く入ったボールをことごとくとらえられました。最低限の仕事ができず悔しいです」とコメント。味方の援護後に失点する形で、6回7安打4失点。今季7回目の登板にして初めて6回を投げ自責点3以下のクオリティースタートを逃した。九回には斎藤友が押し出し四球を与えてダメ押し点を献上していた。

 それでも劇的なサヨナラ勝ちで同一カード3連勝。前カード、敵地でのソフトバンク3連戦で3タテを食らっていたが、見事に本拠地でダメージを払拭した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロバスケットボールリーグ・Bリーグの年間王者を決める「Bリーグチャンピオンシップ2023-24」準々決勝の第2戦が各地で行われました。

最大3試合まで行われ、先に2勝したチームが準決勝へコマを進めるトーナメント方式の準々決勝。

初戦を勝利した広島は三遠との第2戦、互いに一歩も譲らず拮抗した試合展開となりますが、第3Qに三遠が14得点をあげ50-55と一歩リード。それでも第4Qで巻き返した広島が69-66と逆転勝利。連勝で準決勝進出一番乗りとなりました。

また、同じく初戦を勝利した名古屋は三河と対戦。名古屋は一度もリードできず、第3Q終了時に52-58と6点差をつけられます。それでも第4Qに名古屋が得点を量産し逆転すると、三河も負けじと終盤追い上げますが、84-75で名古屋が勝利。準決勝進出が決まり、広島との対戦が決まりました。

一方、1勝1敗で第3戦に望む日本代表・比江島慎選手擁する宇都宮と、同じく日本代表・富樫勇樹選手を擁する千葉の一戦、そしてA東京vs琉球の一戦は13日月曜日に行われ、それぞれ勝った方が準決勝へコマを進めます。

【結果一覧】

広島ドラゴンフライズ 69-66 三遠ネオフェニックス

名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 84-75 シーホース三河

【今後の試合日程】

13日(第3戦)

宇都宮ブレックス vs 千葉ジェッツ

アルバルク東京 vs 琉球ゴールデンキングス

 

 

 

 

 

 

阪神が投手戦を制した。才木は力強い直球を軸に4安打に抑え、今季2度目の完封で4勝目。打線は三回に中野の適時二塁打で決勝の1点を挙げた。DeNAは先発の大貫が8回1失点と好投したが、打線が好機を生かせなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本ハムが逆転サヨナラ勝ちで3連勝。3―5の九回にマルティネスの適時三塁打と代打伏見の適時打で追い付き、水野の右前打で決着をつけた。斎藤に3年ぶりの勝ち星がついた。抑えの益田が誤算だったロッテはこのカード7連敗。

 

 

 

 

 

 

 

阪神が競り勝った。才木は被安打4、今季2度目の完封で4勝目。150キロ超の速球と落ちる球で押し、三回に中野の二塁打で奪った1点を守り切った。DeNAは七回無死一、二塁で筒香が併殺に倒れるなど打線が沈黙した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

○ 日本ハム 6x - 5 ロッテ ●
<9回戦・エスコンF>

 日本ハムは劇的な逆転サヨナラ勝ち。ロッテ戦は7連勝となり、貯金は今季最多タイの「5」となった。

 日本ハム打線は2点を追う9回、相手守護神・益田に対し先頭の3番・郡司が左前打で出塁すると、続くマルティネスは中堅フェンス直撃の適時三塁打を放ち1点差。その後、敵失と四球で無死満塁となり、一死後、この日が34歳の誕生日だった代打・伏見が同点適時打を左前へ弾き返した。

 なおも一死満塁で、9番・水野が右前適時打を放ち逆転サヨナラ勝ち。白星は4番手の齋藤友につき、元阪神右腕はうれしい移籍後初白星を手にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

◇プロ野球パ・リーグ 日本ハム6xー5ロッテ(12日、エスコンフィールドHOKKAIDO)

ロッテは9回に2点のリードを守れず、サヨナラ負け。日本ハム戦は7連敗となりました。

初回に岡大海選手の先頭打者ホームランで幸先良く先制に成功。3-3の同点で迎えた6回には、岡選手が再びレフトへ勝ち越しホームランを放ちます。投げては先発の小島和哉投手が8回途中3失点の力投。2点リードし、9回の守りへ。

マウンドに上がった益田直也投手は、先頭の郡司裕也選手にヒットを許すと、続くマルティネス選手にはセンターのフェンス直撃のタイムリースリーベースヒットを打たれ、1点差へ。さらにエラーとフォアボールでノーアウト満塁としたところで、益田投手は1アウトも取れずに降板します。

窮地でマウンドに上がった鈴木昭汰投手は、代打の加藤豪将選手を三振で1アウト。しかし、続く代打の伏見寅威選手にレフト前へ運ばれ、同点とされます。さらに水野達稀選手には一二塁間を破るサヨナラタイムリーヒットを浴び、勝利目前から無念のサヨナラ負け。益田投手が今季2敗目を喫しました。

ロッテは、3月31日の開幕第3戦から対日本ハムは7連敗。また今季、敵地エスコンフィールドHOKKAIDOでは6戦全敗となっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

プロ野球・ヤクルトの塩見泰隆選手が左膝、前十字じん帯損傷、半月板損傷と診断されました。

塩見選手は11日の巨人戦でショートへの内野安打を打った際にベースを踏むと激しく転倒し担架で運ばれました。

球団によると全治は未定とのことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

東京ヴェルディは5月12日、J1第13節で鹿島アントラーズと敵地で対戦。5分に先制されると、8分と50分にも失点したものの、69分の齋藤功佑、81分の木村勇大のゴールで追い上げる。迎えた90+3分に見木友哉の得点で追いつき、3-3のドローに持ち込んだ。


激闘後、フラッシュインタビューに応じた東京Vの城福浩監督は、3失点を問題視しつつ、驚異的な追い上げを見せた選手たちを称えた。

「3点取られたことは、本当に大いに反省するところです。最初に簡単にコーナー(キック)を取られたところを含めて、我々が想定していない入りだったですし、後半も失点をしたら勝ち目がほとんどないという状況だったので。そういう意味では、ゲーム運びとしたら反省ばかりですけど、よく選手は追いついたと思います。形を変えながら、我々の良さを出しながら辛抱強くやって、勝点1までこぎつけたことは、自信になりますし、今日の勝点1を次に繋げないといけないです」

そのうえで、課題に言及する。

「ちょっとレフェリーの基準が僕は分からなかったところが正直あります。今日に関しては。だけど、これぐらいボールに来てノーファウルなんだと選手が感じるのが遅すぎたですね。その圧力に押されながら、ボールをロストして攻め込まれてというのは、だったら、もっと球離れを早くしなければいけないですし、サポートを早くしなければいけないですし。我々が球際に勝たなきゃいけないところは、今日は学んだ試合だったと思います」

連勝は2で止まったものの、執念の同点劇で10試合連続無敗となった東京V。次戦は15日、ホームでガンバ大阪を迎え撃つ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陸上の木南道孝記念は12日、大阪市のヤンマースタジアム長居で行われ、男子1500メートルは飯沢千翔が日本歴代2位の3分35秒77で優勝した。同400メートル障害(タイムレース)は筒江海斗がパリ五輪の参加標準記録(48秒70)を破る大会新の48秒58、同100メートルは坂井隆一郎が10秒20で、ともに2連覇した。

 女子の走り幅跳びは日本記録保持者の秦澄美鈴が6メートル72の大会新記録で優勝。800メートル(タイムレース)は久保凜が2分5秒11で勝った。100メートルは君嶋愛梨沙が11秒63、100メートル障害は福部真子が12秒92で、ともに日本人トップの2位だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日13日にかけて大雨に警戒 土砂災害や低い土地への浸水、川の増水のおそれ

 

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明日13日(月)にかけて、全国的に雨が降り、大雨となる所もあるでしょう。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

太平洋側を中心に大雨

 

 

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今日12日(日)は、大陸から九州付近に延びる前線とサハリン付近に中心を持つ低気圧から日本海にかけて延びる寒冷前線の影響で、九州では一日を通して雨が降り、日中は中国地方や四国、近畿、北陸や北海道の日本海側へと雨の範囲が広がっていきました。夕方には鹿児島県枕崎市で時間40ミリを超える強い雨が降るなど、雨脚の強まっている所もあります。

今夜から明日13日(月)にかけて、前線は本州の南岸付近や北日本を通過するでしょう。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態は非常に不安定になる見込みです。局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降るでしょう。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

大雨に警戒が必要なのは、九州は今夜にかけて、四国や中国地方は明日13日明け方にかけて、近畿は朝にかけて、東海は昼ごろにかけて、関東や東北の太平洋側は昼過ぎにかけてとなります。

予想される雨量は?

 

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13日18時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
東海地方                  250ミリ
関東甲信地方、四国地方           180ミリ
近畿地方、伊豆諸島             150ミリ
東北地方、沖縄地方             120ミリ
です。

大雨 土砂災害の前触れは

 

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大雨によって土砂災害が発生する時には、前触れとなる現象があります。いざという時のために、ぜひ覚えておいてください。

1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。

そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

パレスチナ自治区ガザ地区の民生防衛当局は11日、戦闘で破壊された建物のがれきの下に埋もれている住民らの遺体は推定で約1万体に達するとの見方を示した。

イスラエルの破壊によりガザの民生防衛能力は70~80%奪われたとも指摘した。イスラエル軍の空爆があった場合、現場へ最初に急行するのが民生防衛当局者や救急救命要員の任務で、到着すれば生存者の救出や遺体の収容作業を進める。

同当局の報道担当者は、これら作業に用いているのはごく単純な道具類とし、国連や人道支援団体に対し救助作業に必要な装備品を入手できるよう即座の仲介を求めていると説明した。これら装備品があればがれきの下の遺体収容作業などを続けることが可能と説いた。

ガザ北部にあるシファ病院からイスラエル軍が撤収してから40日間経過したが、「イスラエル占領軍が大規模墓地に埋めた遺体の収容作業は依然続行されている」ともした。

ガザの保健省は8日、シファ病院で三つ目の大規模墓地が見つかったと報告。イスラエル軍はこれら墓地への関与を一切否定している。

同保健省は11日、殺害された住民らは過去24時間で28人に上るとも明かした。昨年10月7日の戦闘勃発以降、殺された住民らの総数は少なくとも3万4971人に増えたとも発表した。

 

 

 

 

 

 

 

 

「西武6-2楽天」(12日、ベルーナドーム)

 西武が逆転勝ちで2連勝とし、このカードの勝ち越しを決めた。先発の今井は7回5安打2失点7奪三振の力投で3勝目を挙げ、楽天戦は12連勝となった。

 1点を追う三回、2死一、三塁から中村が中前適時打を放ち、同点。さらに満塁から蛭間の適時内野安打で逆転した。続く四回には長谷川の1号3ランが飛びだし、リードを広げた。七回には蛭間がまたも左前へ適時打を放ち、ダメ押し。蛭間は3安打2打点の活躍を見せた。

 今井は二回に先制を許すと、その後も毎回のように走者を許す苦しいピッチングとなったが、相性のいい楽天相手に反撃を六回の1点に抑えた。2021年10月からの楽天戦での連勝を12に伸ばした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「日本ハム6-5ロッテ」(12日、エスコンフィールド)

 2点差をひっくり返して逆転サヨナラ勝ちを飾った日本ハムの新庄剛志監督が12日、自身のインスタグラムを更新。34歳の誕生日に同点適時打を放った伏見、サヨナラ打を放った水野の動画を投稿し、「全員、凄い 凄すぎる」とつづった。

 続けざまに、ストーリーズには水野のサヨナラ打の後、水野と抱き合って喜ぶナインの動画を載せ、「この子ら可愛すぎる 高校生!?」と書き込んだ。

 新庄監督はサヨナラ勝ちを収めた試合後、「きょうは立ちくらみがするので取材を受けられません」と球団広報にコメントを託し、試合後恒例の監督会見を開くことはなかった。

 フォロワーからは「感動でしかない」「監督の蒔いた種が時間をかけて育ってきてる証拠ですね」「こんな感動する試合観れたの初めてです」「泣きそうになりました」「これが今年のファイターズです」といったコメントが集まっている。

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦