バイデン米大統領が「日本は外国人嫌いで移民を望んでいない」などと発言した問題をめぐり、ホワイトハウスは2日、「米国は移民の国だと伝えたかった」と釈明に追われた。

 

 バイデン氏は1日、「我々の経済が成長している理由の一つは、移民を受け入れているからだ」とした上で、中国やロシアとともに日本やインドを名指しして、経済成長を阻害する要因として「外国人嫌い(xenophobic)だからだ。移民を望んでいない」などと発言した。2日のホワイトハウスの会見では、バイデン氏の発言の真意をただしたり、発言は不適切ではないかと尋ねたりする質問が相次いだ。

 カービー広報補佐官(国家安全保障担当)は2日の電話会見でバイデン氏の発言について、「大統領が主張したのは、米国は移民の国であり、それが我々のDNAに組み込まれているということだ」と説明した。「同盟国は、大統領がいかに同盟国に敬意を払い、貢献を重視しているかを理解している」とも強調した。

 ホワイトハウスのジャンピエール報道官も2日、バイデン氏の発言が日米関係に悪影響を与える懸念について記者団に問われ、「日米関係は重要で、民主的な価値や友情の絆を共有している」と述べ、日米関係への影響を否定した。

 バイデン氏は1日、ワシントンで開かれた11月の大統領選に向けた資金集めのイベントで、「なぜ中国は経済的にこれほど行き詰まっているのか。なぜ日本は困難を抱えているのか。なぜロシアは? なぜインドは? それは彼らが外国人嫌いだからだ。彼らは移民を望んでいない」と発言。「移民こそが我々を強くするのだ。貢献したいと願う労働者が流入している」と語っていた。

 米大統領選では「不法移民」をめぐる問題が大きな争点となっており、バイデン氏には米国における移民の役割を強調する狙いがあったとみられる。ただ米国が対抗する中ロと並んで、同盟国である日本や、対中国を念頭に関係強化を進めるインドへの批判とも捉えられる発言をしたことで、波紋を呼んでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERAセ・リーグ ヤクルト―中日(3日・神宮)

 ヤクルト・村上宗隆内野手が神宮通算100号を放った。19年の山田哲人内野手(26歳10か月)を抜き、24歳3か月での到達は史上最年少となった。チームが誇る希代のスラッガーが、また一つ歴史に名を刻んだ。

 2―0の3回1死。メヒアのスライダーを捉え、左翼席に運んだ。

 2試合連続となる7号ソロで史上最年少となる通算200号にあと2本と迫った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ オリックス0―3日本ハム(3日・京セラドーム大阪)

 オリックスは今季初の4連敗を喫し、借金もワーストタイの3に膨らんだ。右手中指の負傷から13日ぶりに復帰した先発・東が初回に3失点。2回以降は立ち直ったが、元気のない打線には重いビハインドだった。初回2死一、二塁のチャンスで4番・頓宮が併殺打。6回2死二、三塁でも頓宮が捕邪飛に倒れ、相手の継投にもかわされた。

 この日からの日本ハム3連戦では、子どもたちが主役の「Bsオリっこデー2024」を開催。球団と選手名、帽子ロゴがアルファベットからカタカタになった特別ユニホームを着用し、選手名も個々が考案したニックネームに変わったが、ユニークイベントの初戦を飾ることもできなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「楽天12-1ロッテ」(3日、楽天モバイルパーク)

 ロッテが大敗。先発の西野は6回を投げ8安打6失点。2番手の西村は七回に打者一巡の猛攻で5長短打を集中されるなど、1回6失点と炎上した。

 打線は八回1死二、三塁で藤岡の二ゴロの間に1点を返した。

 

 

 

 

 

 

 

 

バスケットボール男子で、全米大学体育協会(NCAA)1部のネブラスカ大の富永啓生が2日、リモート会見に臨んだ。3月の全米大学選手権1回戦で敗れて大学での競技を終了。4月にはNCAAのオールスター戦に出場した。現在は6月のNBAドラフトを待ち、同時にパリ五輪代表入りも視野に入れる。「NBA選手になるのが目標。日本代表では五輪もある。スケジュールを考えながら、両方とも目指していきたい」と語った。
大学生活を振り返り「レベルの高いチームや選手と対戦できたことは、経験値になった。選手としてレベルアップできた」と富永。かねて交際していた女性との婚約を発表したばかりで、私生活も充実。日本人4人目となるNBA入りと五輪と、夢の実現を目前にしている。

 

 

 

 

 

 

 

◆陸上 静岡国際(3日、静岡・エコパスタジアム)

 女子800メートル3組(タイムレース)決勝で、昨年の全国高校総体を制した東大阪大敬愛高の久保凛(2年)が2分3秒57の自己ベスト&U18日本新記録をマークして優勝した。「優勝と自己ベストを狙っていました。特にラスト150メートルのスパートをうまく走ることができたので良かったです」と爽やかに笑った。

 4月13日の金栗記念(熊本)で東京五輪1500メートル8位の田中希実(ミューバランス)に競り勝って優勝し話題を集めた久保。「初めてのシニアの選手たちとの舞台で、憧れの選手に勝つことができた部分はとても自信になりました」。この日も池崎愛里(ダイソー)、塩見綾乃(岩谷産業)、北村夢(エディオン)ら日本トップ選手らに果敢に挑み、ラストの直線では力強いスパートで、差をさらに広げた。

 サッカー日本代表MF久保建英(Rソシエダード)とは、いとこ同士。小学時代は自身もサッカーをしていたが、中学1年から本格的に陸上に転向。高1でいきなり高校総体を制し、日・韓・中ジュニア交流競技会(8月・和歌山)で初めて日の丸を背負った。将来は「800メートルで世界に通用する選手になること」と目標を定める久保の勢いは、まだまだ止まらない。

 ◆久保 凛(くぼ・りん)2008年1月20日、和歌山・串本町生まれ。16歳。小学1年から6年まではサッカー選手。潮岬中入学時から本格的に陸上を始めた。東大阪大敬愛高に進み、昨年8月は高1にして全国高校総体800メートル優勝。初の国際舞台となった同月の日・韓・中ジュニア交流競技会でも優勝。今年3月は高1歴代最高の2分5秒13をマーク。サッカーで国体出場経験のある父・建二郎さんは、久保建英の父の弟。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サッカー男子のパリ五輪アジア最終予選を兼ねたU23(23歳以下)アジア・カップは2日、ドーハで3位決定戦が行われ、イラクがインドネシアに延長戦の末2―1で競り勝ち、2大会ぶり6度目の五輪出場を決めた。インドネシアは9日に行われるプレーオフ(フランス)でアフリカ4位のギニアと最後の1枠を争う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERAセ・リーグ 巨人―阪神(3日・東京ドーム)

 巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏=ヤンキースGM付特別アドバイザー=が「長嶋茂雄DAY」として開催される阪神戦の前に東京ドーム22ゲート広場で行われたトークイベントに参加した。

 「松井コール」がわき起こる中、ファンの前にスーツ姿で登場した松井氏は、現役時代、試合前に長嶋茂雄終身名誉監督と東京ドーム内のミーティングルームや、東京ドームホテルの部屋で行った素振りなどの思い出話を披露。また、午後6時開始予定の阪神戦について「タイガースは強いですね。ジャイアンツは打てていない。実績のある選手、坂本君、岡本君に今日は頑張ってほしい。空気を変えてほしいと期待して見ています」と話し、主軸の奮起を促した。

 最後に「私の心は今もジャイアンツです! 応援しています」と変わらぬ巨人愛を打ち明けて、ファンの大歓声を浴びた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「巨人-阪神」(3日、東京ドーム)

 「長嶋茂雄デー」にちなみ、松井秀喜氏が東京ドーム周辺でトークショーを行った。

 松井氏は恩師・長嶋氏との思い出に言及。「ドラフト直後に高校に電話が直接かかってきて、初めてご挨拶しました」と振り返ったが、緊張からか言葉については「すみません、覚えていません」と苦笑した。ルーキーイヤーからマンツーマンで指導を受け、「基本は素振りです。毎日一緒に素振りを見てもらって」とうなずいた。

 ファンからは松井コールもわき起こった。少年時代、阪神ファンだった松井氏は「タイガースは強いですね。ジャイアンツは最近、打ててない。実績のある選手が打破してほしい。坂本君、岡本君に今日は頑張ってほしい。私の心は今もジャイアンツです」と期待した。

 

 

 

 

 

 

 

 

ロッテに大勝し、喜ぶ楽天ナイン=3日、楽天モバイル

 

 

 

 

 

 

 

 

パ・リーグ公示(3日)=プロ野球

【出場選手登録】▽西武・渡部健人内野手

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セ・リーグ公示(3日)=プロ野球

【出場選手登録】▽巨人・増田大輝内野手、梶谷隆幸外野手

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オリックス0-3日本ハム」(3日、京セラドーム大阪)

 日本ハムが今季6度目の完封勝ち。新庄監督は今季2度目の先発で5回1/3を1安打無失点と好投し、初勝利を挙げた鈴木について「よく仕事してくれました」とたたえた。

 ただ「鈴木君は毎回ドキドキですよ」と、内心は不安でしかたなかったという。「左バッターにちょこんちょこんとヒットを打たれてドカーンのイメージが強くて」

 それでもこの日は初回先頭の福田の左前打後は無安打投球。「なんとか今日それがなくて。でも、なんか。なんなんだろうね?」と不思議そうに振り返り、打者が2巡したところでスパッと交代した判断については「いや、僕のドキドキ感をなくしてもらおうと。自分でなくそうと」と話して笑わせた。

 

 

 

 

 

 

 

 

【セパ公示】(3日)巨人が梶谷隆幸と増田大輝を、西武が渡部健人を登録

 

 

◆JERA セ・リーグ

 【出場選手登録】

 ▽広島 アドゥワ誠投手、中村健人外野手

 ▽巨人 増田大輝内野手、梶谷隆幸外野手

 ▽中日 メヒア投手、フェリス投手

 【同抹消】

なし

 ◆パ・リーグ

 【出場選手登録】

 ▽オリックス 東晃平投手、宜保翔内野手

 ▽楽天 早川隆久投手、弓削隼人投手

 ▽西武 渡部健人内野手

 【同抹消】

 ▽オリックス 平野佳寿投手

 

 

 

 

 

 

 

 5月3日、滋賀ダイハツアリーナで「日本生命 B.LEAGUE B2 PLAYOFFS 2023-24」クォーターファイナルが開催され、青森ワッツが敵地で滋賀レイクスとの第1戦に臨んだ。滋賀レイクスがホームで青森ワッツとの第1戦に臨んだ。

 

 青森は開幕から連続3ポイントシュートでリードをつかみ、最初の10分間を25-19で終了。第2クォーターでは互角の展開が続くなか、インサイドでパトリック・アウダが得点をもぎ取り、ジョーダン・ハミルトンもジャンパーで加勢していく。ラストオフェンスでは東海林奨が長距離砲をお見舞いし、55-45の10点リードで試合を折り返した。

 迎えた第3クォーター、青森は要所の長距離砲などで滋賀に対抗し75-66で最後のクォーターへ。その後は試合終盤まで接戦が続いたが、残り1分半にハミルトンが値千金の3ポイントをヒット。最後は相手のファウルからフリースローを沈め、最終スコア88-84で白星を挙げた。

 準決勝進出に王手をかけた青森は、ハミルトンが21得点8リバウンド6アシストとマルチな活躍を披露し、アウダは19得点6リバウンド、池田祐一は12得点11アシストをマーク。前半で作ったリードを守り切り、敵地で貴重な1勝をつかんだ。

 一方、手痛い敗戦となった滋賀はブロック・モータムが24得点7リバウンド、キーファー・ラベナが21得点3リバウンド8アシストと奮闘。試合終盤には逆転のチャンスもつかんだが、勝利にはわずかに届かなかった。

■試合結果
滋賀レイクス 84-88 青森ワッツ(@滋賀ダイハツアリーナ)
滋賀|19|26|21|18|=84
青森|25|30|20|13|=88

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ オリックス0―3日本ハム(3日・京セラドーム大阪)

 オリックス・中嶋聡監督が打線に厳しい言葉を向けた。今季ワーストの4連敗で4位に転落し、ここ6試合で4度目の完封負け。この日は4度の得点圏を生かせず「自分たちの打撃ができていないというのが、すべての問題でしょうし。こんなこといつまで続けているんだ、という話ですので」と奮起を促した。

 上半身のコンディション不良から4試合ぶりに復帰し、1安打1四球と仕事をした1番・福田にも注文。8回1死一、二塁で頓宮が二直を放ち、二塁走者として飛び出してタッチアウトになった場面に目を向け「ライナーのバックですよね。点差を考えれば、ダブルプレーなんて絶対にありえないこと。それは福田の魅力じゃないし、イケイケなところじゃないので。いくつになったんや、という話ですよね。何年目や? と」と7年目だからこそできる、状況判断を求めていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロ1―12楽楽天が大勝。2回に辰己の適時三塁打、村林の2点三塁打などで4点を先取。5回は浅村が2ランを放ち、7回に6点を奪った。早川(写真)は3年ぶりの完投で2勝目=3日、楽天モバイル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明治安田J1リーグ鳥栖―東京V(駅スタ)が3日に行われ、試合前のトークショーに元日本代表FW武田修宏氏(56)が参加した。

この日は両チームのOBスペシャルトークショーとして、東京VのOBである武田氏と松木安太郎氏、鳥栖OBの高橋義希サガン・リレーションズ・オフィサー(SRO)によるイベントが開催された。

松木氏は「このスタジアムは素晴らしい。駅から近く見やすく、ファンの歓声も選手に伝わる」とスタジアムの臨場感や立地を絶賛。武田氏は「今日はゴールデンウイークでたくさんの子どもさんが来ています。ぜひスタジアムで一喜一憂して、サッカーで家族の絆、子どもさんの未来にいい思い出を作って下さい」と呼びかけた。

両チームのレジェンドの登場に、ゴールデンウイークで多くの観客が押し寄せたスタンドは大いに沸き上がっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

日本ハムは一回に万波の2点二塁打と郡司の適時打で先取した3点を、小刻みな継投で守り切った。先発の鈴木は5回1/3を1安打無失点で今季初勝利を挙げた。オリックスは4安打で無得点。今季初の4連敗で4位に転落した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽天がともに今季最多15安打12得点と大勝した。早川は球が走り、6安打1失点で3年ぶりの完投で2勝目。二回に辰己の適時三塁打などで4点先取し、五回は浅村の2点本塁打で突き放した。ロッテは西野が踏ん張れずに3敗目。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ オリックス0―3日本ハム(3日・京セラドーム大阪)

 今季ワーストの4連敗を喫したオリックスで、先発の東が意地を見せた。

 初回に3失点したが、松本への5球目に自己最速の157キロを計測。「しっかりと修正して、ゲームをつくっていくことができたと思います」と2回以降は完全に立ち直り、1軍では初めて8回のマウンドにも上がった。2死三塁のピンチを残して交代したが、球数も同最多の113球。右手中指の負傷から上々の復帰登板となった。防御率1・35で1勝2敗。2勝3敗で防御率1・41の宮城とともに、気の毒な投球が続いている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERAセ・リーグ 広島―DeNA(3日・マツダスタジアム)

 広島のアドゥワ誠投手が、今季最長6回で89球を投げて4安打2失点と粘ったが、2点リードを許して降板した。14試合に先発した19年に並ぶ自身最多の先発3勝目は持ち越しとなった。

 4月17日の同じ本拠DeNA戦以来、中15日となったマウンド。初回1死から蝦名に死球を与え、続く佐野に痛打された。右中間の打球は一度は本塁打と判定され、審判団による自主的なリクエストで判定が覆った。打球はフェンスに当たってからスタンドに入ったとして、エンタイトル二塁打となった。被弾は免れたが、1死二、三塁から牧の遊ゴロの間に先取点を奪われた。

 2回は3連打で無死満塁のピンチを背負い、1死から桑原の犠飛で1点を追加された。初回、2回のピンチは最少失点でしのぎ、3回以降は4イニング連続の3者凡退。リズムを取り戻したものの、序盤の失点で主導権をたぐり寄せる投球とはいかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本ハムが零封勝ち。一回に万波の2点二塁打と郡司の左前打で3点を先制。鈴木は丁寧に投げ、六回途中無失点で今季初勝利。小刻みな継投も決まり、田中正が6セーブ目。オリックスは4連敗。東の力投に打線が応えられなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

2024明治安田J1リーグ第11節が3日に行われ、横浜F・マリノスとジュビロ磐田が対戦した。

 過密日程が続く中でリーグ戦3試合ぶりの勝利を目指す横浜FMが、今季2度目の連勝がかかる磐田を『日産スタジアム』に迎えての一戦。前半は横浜FMがボールを握り、磐田が堅守速攻で一発を狙う構図となり、こう着したせめぎ合いが繰り広げられた。ホームチームは前半の終了間際、永戸勝也の折り返しにアンデルソン・ロペスが合わせたものの、シュートは惜しくも枠を外れた。試合はスコアレスで折り返す。

 

 後半も押し込む時間が続く横浜FMは64分、セットプレーの2次攻撃でついに磐田のゴールをこじ開ける。右サイドからヤン・マテウスが丁寧なクロスを供給。ゴール前で待ち構えていたA・ロペスが頭で合わせて押し込んだ。

 このまま逃げ切りたい横浜FMだったが、3試合連続で先制点を守りきれずに追いつかれてしまう。84分、右サイドから上原力也がクロスを送ると、ゴール前で相手のマークを外したマテウス・ペイショットがヘディングシュートを叩き込み、磐田が試合を振り出しに戻す。

 後半アディショナルタイム2分、横浜FMに勝ち越しの絶好機が到来。右サイドから水沼宏太が低く速いクロスを送り、飛び込んだ宮市亮が合わせたものの、ゴールライン上で相手DFにブロックされる。さらにこぼれ球をA・ロペスが押し込もうとしたものの、相手GK川島永嗣のファインセーブに阻まれた。

 試合はこのまま終了し、勝ち点「1」ずつを分け合った。横浜FMは3試合連続ドローとなった。次節は6日に行われ、横浜FMは敵地で浦和レッズと、磐田は敵地で東京ヴェルディと対戦する。

【スコア】
横浜F・マリノス 1-1 ジュビロ磐田

【得点者】
1-0 64分 アンデルソン・ロペス(横浜FM)
1-1 84分 マテウス・ペイショット(磐田)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ オリックス0―3日本ハム(3日・京セラドーム大阪)

 オリックスは今季初の4連敗を喫し、借金もワーストタイの3に膨らんだ。右手中指の負傷から13日ぶりに復帰した先発・東が初回に3失点。2回以降は立ち直ったが、元気のない打線には重いビハインドだった。初回2死一、二塁のチャンスで4番・頓宮が併殺打。6回2死二、三塁でも頓宮が捕邪飛に倒れ、相手の継投にもかわされた。

 この日からの日本ハム3連戦では、子どもたちが主役の「Bsオリっこデー2024」を開催。球団と選手名、帽子ロゴがアルファベットからカタカタになった特別ユニホームを着用し、選手名も個々が考案したニックネームに変わったが、ユニークイベントの初戦を飾ることもできなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

◇プロ野球パ・リーグ 楽天12ー1ロッテ(3日、楽天モバイルパーク)

ロッテ戦に先発した早川隆久投手と、太田光捕手のバッテリー。ロッテ打線を9回1失点に抑えるなど勝利に貢献しました。

前回登板の4月19日の西武戦。初回に3点を奪われると、3回にも2点を失うなど5失点の早川投手。4回の守備からキャッチャーの太田選手は途中交代していました。早川投手はこの試合、負け投手になり翌日に登録抹消されました。

その試合から2週間。3日のロッテ戦に先発した早川投手は、初回、石川慎吾選手から三振を奪うなど無失点に抑えます。

すると楽天は2回、辰己涼介選手のタイムリースリーベースヒットや、村林一輝選手のタイムリースリーベースヒットなどで4点を先制します。

4回には、石川選手にヒットを許したものの、ポランコ選手など3選手から三振を奪った早川投手。楽天打線も7回に打者一巡の猛攻で6点を追加します。

8回に内野ゴロの間に1点を失いましたが、9回まで投げきった早川投手。最後のバッターを打ち取るとマウンド上で太田選手と抱き合いました。

早川投手は9回127球を投げ、6安打、1失点、8奪三振、2四球の好投を見せ、今季初の完投勝利で2勝目をあげました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ 楽天12―1ロッテ(3日・楽天モバイル)

 ロッテは楽天3連戦の初戦に敗れ、連勝は2で止まった。先発・西野が6回8安打6失点でリズムを作れず、7回にマウンドに上がった2番手・西村も6失点で、今季ワースト12失点となった。

 先発の西野は、2回には先頭の5番・鈴木に中前打で出塁を許すと、7番・辰己に適時三塁打で先制点を献上。この回は三塁打2本を含む4本のヒットで4点を失うと、5回には3番・浅村に2ランを被弾した。6回8安打6失点で降板し、今季3勝目はお預けとなった。西野は「先制点を与えてしまい、流れを持ってくることができませんでした…」とコメントした。

 打線は先発左腕・早川を前に、5回までは2安打で二塁を踏めずに沈黙。8回に2番・藤岡の二ゴロの間に1点を返し、零封負けは阻止したが、早川に6安打完投を許した。

 翌4日には、好調左腕・メルセデスが先発する。今季は4戦に先発し、勝敗はついてないが、計23イニングで防御率0・78と抜群の安定感を見せている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヤクルト-中日」(3日、神宮球場)

 ヤクルトの村上宗隆内野手が、またしても球団史に記録を残した。三回にリーグトップタイとなる7号ソロを放ち、史上最年少での神宮100号を達成。2試合連発と令和の三冠王が本領発揮だ。

 2点リードで迎えた三回だ。1死走者なしで打席に向かうと、カウント2-2からの5球目、真ん中に甘く入ったスライダーを強振した。打球は左翼席ギリギリに着弾。暖かい陽気に包まれた青空の神宮で、節目の神宮100号を決め、清原超えとなる史上最年少200号へはあと「2」とした。

 村上は球団広報を通して、「浮いてきたスライダーをしっかり押し込むことができました。追加点が取れてよかったです」とコメント。球団マスコットのつば九郎も、ハイタッチ最後尾でお祝いし、村上は笑顔を見せていた。

 同球場での通算本塁打は池山の167本が最多。村上は24歳3カ月で神宮100号を決め、これまで最年少記録だった山田の26歳10カ月を抜いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERAセ・リーグ ヤクルト―中日(3日・神宮)

 ヤクルト・村上宗隆内野手が神宮通算100号を放った。19年の山田哲人内野手(26歳10か月)を抜き、24歳3か月での到達は史上最年少となった。チームが誇る希代のスラッガーが、また一つ歴史に名を刻んだ。

 2―0の3回1死。メヒアのスライダーを捉え、左翼席に運んだ。

 2試合連続となる7号ソロで史上最年少となる通算200号にあと2本と迫った。

 

 

 

 

 

 

 

 

昨季J2でMVPに輝いたJ1町田のFWエリキ(29)が3日の柏戦(Gスタ)で今季初めてベンチメンバー入りした。

 昨季、8月19日の清水戦で負傷し左膝前十字靱帯断裂、外側半月板損傷、内側側副靱帯損傷で全治8カ月の診断を受けていたエリキ。離脱前は18ゴールを挙げ、クラブ史上初のJ1昇格に大きく貢献した。

 4月は2勝3敗と失速したチームにとっても大きな復帰。ベンチスタートながら出場に期待が高まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇プロ野球パ・リーグ 楽天-ロッテ(3日、楽天モバイルパーク)

楽天モバイルパークで行われた一戦で、グラウンドに蜂が現れ、試合が一時中断しました。

ハチが現れたのは、2回裏の楽天の攻撃が始まる直前、5番の鈴木大地選手がバッターボックスに入ろうとすると、審判団が集まり試合が一時中断します。

その原因は1塁ベース付近に現れた大きなハチ。次の打者の岡島豪郎選手がベンチ付近へ避難。一塁ランナーコーチの塩川達也コーチもその場から離れます。

試合は約3分間にわたって中断。ハチはその後、飛び立ち、試合は再開されました。

この意外な訪問者にSNSでは、「ハチのため試合中断」「ハチ業者呼ぼう」「今ハチ流行ってんの」などのコメントがされていました。

ハチといえば、1日(日本時間)大谷翔平選手が所属するドジャースの試合前にハチが大量発生して試合開始が1時間55分遅れるアクシデントが起こったばかりでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽天―ロッテ。2回、村林の2点三塁打で生還した三塁走者・小深田(左端)と二塁走者・小郷(左から2人目)を迎える楽天の今江監督(同3人目)=3日、楽天モバイル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆明治安田J1リーグ▽第11節 町田2―0柏(3日・Gスタ)

 町田が柏を2―0と下し、2試合ぶりの勝利で首位に浮上した。町田は前節の磐田戦に敗れて首位の座をC大阪に譲ったが、この日C大阪が札幌と引き分けたため、この勝利で首位に浮上した。

 前半9分、町田は右サイドからのスローインを得ると、DF鈴木は素早く相手DFラインの背後を取った今季リーグ戦初先発のFW荒木へ。中央へのラストパスをFWオセフンが決めて、先制に成功した。ロングスローを警戒していた柏の集中力が一瞬途切れた隙を見逃さなかった鈴木、荒木の好判断と、1本目のチャンスを決めきったオセフンの集中力から生まれた先制点だった。

 さらに後半24分、右サイドからMFナサンホのクロスが相手に当たって変化したボールを荒木がヘッドで決めてJ1初ゴール。先制点のアシストに加え、前線からの守備でも広いカバーエリアを見せていた24歳の躍動でリードを広げた。

 また後半34分には昨季J2で18ゴールを決め、昇格に貢献したFWエリキが今季初出場。昨年8月19日の清水戦で負った左膝前十字靭帯(じんたい)断裂、外側半月板損傷、内側側副靱帯損傷という大けがから約8か月ぶりとなる復帰を果たし、サポーターから万雷の拍手を受けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERAセ・リーグ 巨人―阪神(3日・東京ドーム)

 巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏=ヤンキースGM付特別アドバイザー=が「長嶋茂雄DAY」として開催される阪神戦の前に東京ドーム22ゲート広場で行われたトークイベントに参加した。

 「松井コール」がわき起こる中、ファンの前にスーツ姿で登場した松井氏は、現役時代、試合前に長嶋茂雄終身名誉監督と東京ドーム内のミーティングルームや、東京ドームホテルの部屋で行った素振りなどの思い出話を披露。また、午後6時開始予定の阪神戦について「タイガースは強いですね。ジャイアンツは打てていない。実績のある選手、坂本君、岡本君に今日は頑張ってほしい。空気を変えてほしいと期待して見ています」と話し、主軸の奮起を促した。

 最後に「私の心は今もジャイアンツです! 応援しています」と変わらぬ巨人愛を打ち明けて、ファンの大歓声を浴びた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「広島0-2DeNA」(3日、マツダスタジアム)

 広島が今季5度目の完封負けを喫した。すでにスコアレスの引き分けも3度あり、無得点に終わった試合は26戦中8戦となった。5月に入っても、得点力不足に改善の兆しが見られない。

 相手先発・東にまたしても抑え込まれた。2点を追う二回は先頭・小園が中前打で出塁するも、不振にあえぐ坂倉が二ゴロ併殺打に倒れて、好機の芽は一瞬にしてついえた。七回は2死から小園と坂倉の連打でこの日初めて得点圏に走者を置くも、1軍昇格したばかりの中村健が中飛に打ち取られて無得点に終わった。

 最大の好機となった八回1死二、三塁の場面では、2番手・伊勢の前に代打・松山が一飛、野間が二ゴロに倒れて、球場はため息に包まれた。

 これで東に対しては昨年から8戦5敗。天敵の前になすすべなくイニングを重ねていった。

 投手陣は先発のアドゥワが6回4安打2失点。初回と二回に1点ずつを失うも、三回からは復調し、直球とスプリットを軸に相手打線を打ち取っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヤクルト-中日」(3日、神宮球場)

 中日の中田翔内野手が1点ビハインドの八回に同点ソロ弾を放った。

 2死走者なしの場面で迎えた。ヤクルト3番手の木沢のカットボールを捉えると、打球は弾丸ライナーで左翼ポール際に突き刺さった。

 本塁打を見届けると、声をあげた中田。3月31日のヤクルト戦(神宮)以来、約1カ月ぶりの一発となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERAセ・リーグ 広島0―2DeNA(3日・マツダスタジアム)

 広島は、難敵のDeNA左腕・東の攻略どころか、今季5度目の零封負けで勝率5割復帰を逃した。東とは今季開幕戦以来の対戦。昨季からCSを含めて9戦連続で黒星を付けられず、5勝目を献上した。

 小園が、開幕戦に続いて2本の先頭安打を含む3安打を浴びせて奮闘したが、1点も奪えなかった。0―2の8回は先頭から連打と秋山の犠打で1死二、三塁の好機を作り、東をマウンドから降ろした。だが、2番手・伊勢に対し、菊池の代打・松山が初球を打ち上げて一飛、続く野間も二ゴロに倒れた。

 今季26戦を終え、スコアレスドロー3試合を含めば、無得点は8度目。1得点以下は12度目。2得点以下は16度目と半数を超える。コイの季節に入っても得点力不足が打開されずにいる。

 先発のアドゥワは、今季3度目のDeNA戦で今季最長6回を4安打2失点と粘ったが、初回と2回にそれぞれ1失点と序盤の失点が響いた。3回以降は4イニング連続の3者凡退とリズムを取り戻したものの、19年8月19日の巨人戦以来の今季初黒星。18年からの同カードの連勝も4でストップした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岸田文雄首相(自民党総裁)は憲法記念日の3日、東京都内で開かれた憲法改正派の集会にビデオメッセージを寄せ、「社会が大きく変化し、憲法改正がますます先送りのできない重要な課題となる中、国民に選択肢を示すことは政治の責任だ」とし、改めて改憲への意欲を示した。

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 首相は、大規模災害時の議員任期の延長といった緊急事態条項の創設などに触れつつ、「いたずらに議論を引き延ばし、選択肢の提示すら行わないということになれば、責任の放棄と言われてもやむを得ない」と強調した。

 ただ、これまで主張していた今年9月までの総裁任期中の改正には言及せず、「党派を超えて真摯(しんし)に議論を行う姿を国民に見せたい」などと述べるにとどめた。改憲のための国民投票を行うには国会発議から60~180日間の周知期間が必要な一方、6月の今国会会期末までに衆参両院で改正原案を可決・発議するのは日程的に厳しい状況にある。

■野党「裏金議員に議論する正当性あるか」

 一方、都内で開かれた護憲派の集会に出席した立憲民主党の逢坂誠二代表代行は自民派閥の裏金事件に触れ、「法律を犯しているかもしれない裏金議員の方々に憲法の議論をする正当性はあるのか」と指摘した。

 共産党の田村智子委員長は、4月の日米首脳会談で米軍と自衛隊の「指揮統制」の連携強化を確認したことなどについて「武力で平和は守れない」と批判し、「戦争の放棄」を定めた憲法9条に基づき、対話を続けることこそが重要だと訴えた。社民党の福島瑞穂党首は、同性婚を認めていない民法などの規定は違憲とした札幌高裁判決などに触れ、「憲法改正ではなく、憲法を生かしていこう」と呼びかけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4年半近く途絶えている日本、中国、韓国の首脳による「日中韓サミット」が今月26日から27日にかけ、ソウルで開催されることで固まったことがJNNの取材でわかりました。

「日中韓サミット」は、新型コロナウイルスの世界的な流行の影響などを背景に2019年12月以降、行われていません。

今回のサミット議長国は韓国が務めますが、外交筋によると、3か国での日程などの調整を経て今月26日から27日にソウルで開催されることが固まったということです。

岸田総理と中国の李強首相、韓国の尹錫悦大統領の3者が初めて会談することになります。

日本と韓国は、核・ミサイル開発により脅威のレベルを上げる北朝鮮に対し、中国が役割を果たすよう求める見通しですが、中国としては、日本とアメリカ、韓国の安全保障面での連携を揺さぶりたい思惑もあるものとみられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中国は3日、無人月面探査機「嫦娥(じょうが)6号」を打ち上げた。月の裏側に着陸させて岩石などの試料(サンプル)を採取して地球に持ち帰る計画。成功すれば世界初となる。宇宙開発で先行してきた米国がまだ成し遂げていない月の裏側の試料採取により、「宇宙強国」を国内外にアピールするとみられる。

中国メディアによると、嫦娥6号を搭載した運搬ロケット「長征5号遥(よう)8」は中国南部、海南省の文昌宇宙発射場から打ち上げられた。嫦娥6号の任務期間は53日間。月の裏側に位置する巨大クレーター「南極エイトケン盆地」に着陸し、そこで採取した試料を地球に持ち帰る「サンプルリターン」を計画している。

月の裏側には地球から電波が届かないため直接交信ができず、着陸は難度が高いとされている。中国は地球と月の通信を中継する衛星「鵲橋(しゃくきょう)2号」を3月に打ち上げており、地球との通信環境を整えた。嫦娥6号にはフランスやイタリア、パキスタン、欧州宇宙機関(ESA)の観測機器なども積んでおり、宇宙開発における国際協力もアピールしている。

中国は月探査において実績を積み重ねている。2019年に世界で初めて月の裏側への着陸を果たし、20年には米国と旧ソ連に次いで3カ国目となる月の表側でのサンプル回収に成功している。30年までに中国人による初の月面着陸を行う計画を立てている。

月探査を巡っては、宇宙開発や月面での資源開発の主導権争いも絡んで各国の競争が激しくなっている。米国が主導する国際月探査「アルテミス計画」では、日本人の宇宙飛行士を月面着陸させることが決まっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ヤクルト5-3中日」(3日、神宮球場)

 高津ヤクルトがサヨナラ勝ち。十一回、塩見が劇的なサヨナラ2ランを放った。

 初回から打線がつながった。先頭の西川が死球を受けると、2死となったが村上は四球を見極めた。一、二塁の先制機を作り、現在首位打者のサンタナが左翼線にはじき返す適時二塁打。1点を先制すると、二回には2四球から犠打&犠飛と無安打ながら1点をもぎ取った。

 さらに三回だ。1死走者なしから、4番・村上が甘く入ったスライダーを強振で押し込んだ。打球は左翼席ギリギリに着弾し、中日・細川に並ぶリーグトップタイの7号ソロを記録。24歳3カ月で神宮100号となり、山田の26歳10カ月を抜く史上最年少記録が球団史に刻まれた。

 投げてはエース・小川が6回まで無失点の粘投。ピンチを防ぎ続けたが、七回に3連打を浴びて満塁のピンチを背負うと、高津監督は交代の決断を下した。2番手でエスパーダが上がると、適時打と併殺間に1点を失うなど、2失点。同点は阻止したが、八回に木沢が中日の主砲・中田に同点弾を浴びた。

 だが、九回以降は粘り、チームの倍となる14安打を浴びながらリードは許さず。塩見の劇的弾を呼び込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

● 広島 0 - 2 DeNA ○
<6回戦・マツダスタジアム>

 完封リレーで接戦を制したDeNAは3連勝。最大4つあった借金は1となった。

 DeNA打線は初回、2番・蝦名の四球、3番・佐野の右中間二塁打で一死二、三塁とし、4番・牧の遊ゴロの間に先制。2回は6番・京田、7番・山本、8番・関根の3連打で無死満塁とし、一死後、1番・桑原の中犠飛で2点目を奪った。

 先発の東は立ち上がりから安定した投球。テンポ良くアウトを重ね快調にゼロを並べた。2点リードで迎えた8回は、連打と犠打で一死二、三塁のピンチを招き降板。リリーフした伊勢が後続をピシャリと封じ見事な火消しを披露した。

 9回は抑えの森原がパーフェクトリリーフ。8回途中7安打無失点の東は開幕から無傷の3連勝とし、森原はリーグ3位タイとなる6セーブ目をマークした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「巨人-阪神」(3日、東京ドーム)

 球団創設90周年記念特別試合「長嶋茂雄DAY」で、長嶋さんの次女でスポーツキャスターの長島三奈さんがファーストピッチを務めた。

 背番号「3」のユニホーム姿でマウンドにあがると、躍動感のあるフォームを披露。ボールは大きく右に外れ、バウンドしながら捕手のミットに。笑顔を浮かべながら、マウンドを後にした。

 大役を終え「すいません、全然スタンドみる余裕がなくて。令和になって、父のことを知らない若い方たちもたくさんいる中で、父のことを思ってくださって、『3』番を着てくださって、試合をみてくださるのは本当にうれしいですし、感謝の言葉でいっぱいです」と、大観衆に感謝した。

 「長嶋茂雄DAY」については「初めて球団の方から『5月3日に長嶋茂雄DAY』をしますと聞いた時から、一番父が喜んでいて、父がとにかく今日の日を楽しみにしていたので。楽しそうにしている父を見るのが、私はすごくうれしくて。本当にありがたい気持ちでいっぱいです。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と、感謝。「父にはファーストピッチをやらせていただくことになったと、2日前に伝えたんですけど、すごく笑っていました。『今日は3番を付けるけどいいかな?』って、一応、本人に許可をもらおうと思って、そしたら『いいよ、いいよ』って笑って了承してくれましたので、3番を付けさせていただきました」と、語った。

 チームは、試合前練習から長嶋さんに敬意を表し、ナインは背番号3のTシャツを着用。左袖には「長嶋茂雄DAY」ロゴがプリントされている。また、この日の試合球には「3 NAGASHIMA SHIGEO DAY 5.3.2024」と刻印がされ、マウンド後方には永久欠番「3」を特別に掲出した。

 

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦