Jリーグは4月28日、J2第12節の6試合を各地で開催した。

前節終了時点でスタンディングのトップに立つ清水は、3位の岡山と対戦。35分に北川航也が挙げたゴールを最後まで守り抜き、1-0で勝利。上位対決を制し、4連勝で首位の座をキープした。

徳島は山形に2-1で勝利。45+1分に先制されたが、74分に橋本健人の得点で追いつくと、終了間際の90+5分に渡大生のゴールで逆転。今季初の連勝を飾った。

横浜FCは秋田と相まみえた。22分に相手のオウンゴールでリードすると、76分には山根永遠の得点で突き放し、2-0で快勝した。


J2リーグ第12節の結果と予定は以下のとおり。

▼4月27日開催分
仙台 0-2 千葉
水戸 2-3 藤枝
群馬 1-2 長崎
愛媛 2-1 甲府

▼4月28日開催分
岡山 0-1 清水
熊本 1-2 大分
秋田 0-2 横浜FC
栃木 0-1 いわき
徳島 2-1 山形
鹿児島 0-1 山口

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ 日本ハム4―5オリックス(28日・エスコンフィールド)

 オリックス・平野佳寿投手が7セーブ目を挙げ、NPB通算250セーブに王手をかけた。

 24日の西武戦(京セラドーム大阪)では3点リードの3回に3失点。「そんな簡単に気持ちを切り替えられないし、もうやるだけなんで」とこの日は、1点差の最終回を3人で片付けた。昨年は日米通算250セーブをクリアし、名球会入りしたレジェンド。「この世界でやっていくなら、そこを通らないと。いろんな職業がありますけど。今は抑えを任されているので。抑えをやるのなら、しっかりそこを通らないといけない。次もしっかり準備して、ベストを尽くしたいと思います」と新たな偉業も通過点とするつもりだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆第169回天皇賞・春・G1(4月28日、京都・芝3200メートル、良)

 伝統の長距離G1は28日、古馬17頭で争われ、菱田裕二騎手騎乗の1番人気・テーオーロイヤル(牡6歳、栗東・岡田稲男厩舎、父リオンディーズ)が直線で抜け出して完勝。重賞3連勝で、人馬ともに悲願のG1初勝利となった。岡田調教師はメイショウハリオで交流G1(23年かしわ記念、帝王賞)を制しているが、JRAでは初めて。勝ちタイムは3分14秒2。

 2着は5番人気のブローザホーン(菅原明良騎手)、3着は6番人気のディープボンド(幸英明騎手)が入った。

 池添謙一騎手(サヴォーナ=6着)「ポジションを取りにいって、いい形で運べました。向こう正面で内に入って勝負にいき、勝ちにいくレースをしました。直線で勝ち馬に離されてしんどくなりましたが、自分のやりたいレースはできました」

 ジョアン・モレイラ騎手(タスティエーラ=7着)「スタートして、レース前の想定通りの中団のポジションを取れた。内の方が馬場がよかったので、ロスなく、リズムよく折り合ってレースができました。いい展開と思ったけど、直線に入って伸びなかったです」

 酒井学騎手(メイショウブレゲ=8着)「この馬の競馬に徹して、脚をためました。ジリジリと最後は伸びていたし、差を詰めてくれた。このメンバーでよく頑張ってくれたと思います」

 田口貫太騎手(ゴールドプリンセス=9着)「スタートを決めて、道中もポジションを取れましたが、(下がってくる馬がいて)下げる形になったのがもったいなかった。馬は最後まで伸びているし、ここでもやれる力は持っています」

 和田竜二騎手(プリュムドール=10着)「4コーナーまでは理想的でしたが、最後は思ったよりも止まったので、京都の硬い馬場がもうひとつかな。状態よく、ある程度攻める競馬ができたので、力をつけてくれれば」

 松若風馬騎手(スカーフェイス=11着)「前半行きたがるところがありましたが、すぐに折り合いがつきました。直線でも反応はあったんです。現状の力は出してくれたと思います」

 鮫島克駿騎手(チャックネイト=14着)「テーオーロイヤルやドゥレッツァを見る位置で運べました。2周目からついていこうと思いましたが、下り坂で加速できませんでした。こんなに負ける馬ではないので、アクシデントでなければいいのですが」

 ミルコ・デムーロ騎手(シルヴァーソニック=16着)「最後で歩様が悪くなりました。途中まではすごくよかったんだけど…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明治安田J1第10節最終日(28日・エディオンピースウイング広島ほか=5試合)勝てば首位に立てた広島は川崎と2―2で引き分け、勝ち点18で3位のままだった。開幕から10戦無敗をキープしたものの3試合連続の引き分け。

 鹿島はG大阪を2―1で下し、勝ち点16の5位に浮上した。浦和は名古屋に2―1で競り勝ち、3試合ぶりの白星で勝ち点14。東京V―福岡、柏―鳥栖はともに引き分けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆第169回天皇賞・春・G1(4月28日、京都・芝3200メートル、良)

 伝統の長距離G1は28日、古馬17頭で争われ、菱田裕二騎手騎乗の1番人気・テーオーロイヤル(牡6歳、栗東・岡田稲男厩舎、父リオンディーズ)が直線で抜け出して完勝。重賞3連勝で、人馬ともに悲願のG1初勝利となった。岡田調教師はメイショウハリオで交流G1(23年かしわ記念、帝王賞)を制しているが、JRAでは初めて。勝ちタイムは3分14秒2。

 2着は5番人気のブローザホーン(菅原明良騎手)、3着は6番人気のディープボンド(幸英明騎手)が入った。

 三浦皇成騎手(ワープスピード=5着)「前に行きたいと思っていましたが、反応がひと息でした。ゲート内で落ち着きが出て、スタートしてからのリアクションが遅く、ステイヤーになってきています。内が空いてよく頑張ってくれましたが、理想はもう少し前でスタミナを生かしたかったですね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

女優で、2024年JRA年間プロモーションキャラクターの長澤まさみが、28日の京都競馬場に来場。天皇賞・春の表彰式でプレゼンターを務め、最終レース後にはパドックでトークショーを行った。コメントは以下の通り。

「昨年に引き続き、天皇賞・春のプレゼンターを務めさせていただき、大変光栄です。長い歴史と伝統を有し、厳かで特別な雰囲気の中で行われるレースを観戦でき、うれしく思います。レースを制したテーオーロイヤル号と関係者のみなさま、騎乗された菱田裕二騎手、本当におめでとうございます。雄大なコースをさっそうと駆け抜けるサラブレッドに目を奪われ、レースの迫力に息をのみ、レースが終わってしばらくたった今もまだ、感動の思いがやむことはありません。また、トークショーでは菱田騎手、そして最終レース後も競馬場にお残りいただいた多くのお客様と、白熱したレースを振り返ることができ、今年も京都競馬場で忘れられない思い出をつくることができました。春のG1シーズンも中盤に差しかかり、ますます盛り上がっていきます。引き続き多くの方々に競馬の魅力をお伝えできるよう、私も頑張ってまいります。みなさんにとってのHEROを探しに、来週からも競馬場へのご来場をお待ちしております」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「デイリースポーツ杯争奪・ささはら賞競走」(28日、尼崎)

 2号艇の村岡賢人(34)=岡山・105期・A1=が差しで勝利し、通算8回目の優勝を尼崎初Vで飾った。2着には3号艇の一瀬明(東京)、3着には5号艇の西村拓也(大阪)が続き、3連単は1万7350円の波乱決着となった。

 人気を集めた1号艇の鈴木孝明(埼玉)がコンマ08のトップSを決めて逃げ込みを図る中、村岡は1M鋭角旋回でへさきをねじ込み、差し切って昨年12月の芦屋以来となるVをつかみ取った。

 「今節は最初から手応えがありました」。艇機ともに初降ろしとなった今節だが、手にした4号機に前検から手応え十分。行き足や伸びの直線系統が目立ち「特訓から鈴木くんよりも良さそうでした」と足には自信を持って優勝戦へと臨んでいた。

 ボートレース界では数少ない鳥取出身としてファンに認知されているが、来期もA1キープの勝率をマークし、着実に実力も備えつつある。「期待されているときに駄目だったりするのでそういうことがないように。すごい選手になれるように頑張ります」と村岡。ファンの祝福の声に応えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

○ ロッテ 10 - 1 楽天 ●
<5回戦・ZOZOマリン>

 楽天は今季ワーストの10失点で大敗。今季初の3連勝とはならず、借金は再び「3」となった。

 先発の瀧中は2回まで無失点も、3回は二死から4連続適時打を食らい一気に5点を失った。救援陣も失点を重ね今季ワーストを更新する10失点。3回7安打5失点の瀧中は今季初黒星を喫した。

 打線も計5安打と振るわず、得点は内野ゴロの間による1点のみ。7連敗中だったロッテに大敗を喫し、そのロッテに同率4位で並ばれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「阪神4-3ヤクルト」(28日、甲子園球場)

 高津ヤクルトが痛恨の逆転負け。このカード負け越しで借金は5に膨れあがった。六回から中継ぎ勝負となったが、甲子園の風にも泣き、七回にマウンドに上がった大西がつかまった。

 1点を追う四回だ。村上が四球で出塁すると、サンタナがフェンス直撃の適時二塁打を放って同点とした。さらに同点の五回だ。1死から丸山和、オスナが連打で好機を作り、またしてもサンタナが左前へ。勝ち越しに成功すると、続く山田も左前にはじき返して適時打で続いた。

 投げては小沢が、苦しみながらも粘りの投球。二回には3連打で1点を失い、相手先発の才木に四球を出すなど2死満塁とピンチは続いたが、近本を左飛に打ち取って、最少失点で切り抜けた。また同点にしてもらった直後の四回には1死二、三塁のピンチを招くが、ここから連続三振。99球を要しながらも、5回6安打2失点、今季初勝利の権利を持って降板した。

 だが、七回だ。3番手・大西が2死走者なしから中野、森下に連打を浴びると、4番・大山の打球は高々と上がった。これを左翼・サンタナ、中堅・西川、遊撃・長岡が追ったが、最後はサンタナが捕球しきれない。この一打で2人が生還してしまい、思わぬ形で逆転を許した。

 昨季まで勝ちパターンを任されていた清水、田口が現在はそろって2軍再調整中。高津監督も「いろいろやりくりします」と話していたが、中継ぎ陣がリードを守れなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

衆院東京15区、島根1区、長崎3区の各補欠選挙の投票は28日午後も続いた。即日開票され、同日深夜までに大勢が判明する見通しだ。島根1区は与野党対決の構図。自民党は派閥の政治資金パーティー裏金事件の逆風を受け、東京15区と長崎3区で候補を擁立せず不戦敗となった。結果は岸田文雄首相の政権運営に影響する。

 各選挙管理委員会によると、投票率は東京15区17.58%(午後4時)、島根1区26.27%(午後4時)、長崎3区13.55%(午後2時)。

 東京15区補選は、無所属新人の作家乙武洋匡氏(48)=国民推薦、日本維新の会新人の元会社員金沢結衣氏(33)=教育推薦、立憲民主党新人の元江東区議酒井菜摘氏(37)、諸派新人の大学客員教授飯山陽氏(48)ら計9人が立候補。

 島根1区補選は、自民新人の元中国財務局長、錦織功政氏(55)=公明推薦、立民元職の亀井亜紀子氏(58)の一騎打ち。

 長崎3区補選は、立民前職の山田勝彦氏(44)=社民推薦、維新新人の学習塾経営井上翔一朗氏(40)=教育推薦=が出馬。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

関西でも行楽日和となり、大阪の繁華街ミナミは大勢の観光客らでにぎわいました。国内旅行者だけでなく、円安の影響もあってか、外国人の姿も多くみられました。

カナダから
「観光です。これはたこやき、おいしいですね」

大阪市内から
「(ゴールデンウイークは)周辺ばっかりの予定です、(Q海外へという気持ちは?)円安がすごすぎるので、なかなか」

また、京都市では最高気温30℃以上を観測、今年初めての真夏日となり、観光客らはアイスクリームを食べるなどして、涼をとっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

米国のバイデン大統領(81)は27日、ホワイトハウス記者会主催の毎年恒例の夕食会で演説し、11月の大統領選で再び対決する見込みのトランプ前大統領(77)を皮肉るジョークで会場を沸かせた。

 

 夕食会は大統領がジョークを交えて演説するのが定番となっている。大統領選で高齢が不安視されるバイデン氏は自虐的に年齢ネタを持ち出し、「そう、年齢が問題になっている。私は成人男性で、6歳児と争っている」と述べてトランプ氏を「子供扱い」した。

 トランプ氏とは「年齢が私たちの唯一の共通点だ」と強調した。トランプ政権で副大統領だったマイク・ペンス氏が不支持を表明していることを踏まえ、「私の副大統領は支持してくれている」と違いもアピールした。

 会場となったワシントンのホテル周辺では、イスラエル軍のパレスチナ自治区ガザへの地上侵攻に抗議する大規模なデモが開かれ、厳重な警備が敷かれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巨人6-2DeNA(セ・リーグ=28日)――今季初めて1番で先発出場した巨人の丸が、8試合ぶりに快音を響かせた。

 

 三回に右前打を放って勢いに乗った。四回二死二塁で、初球のスライダーを中前にはじき返し、二塁走者が生還して先取点をもたらした。2―2に追いつかれて迎えた六回の好機には、内角の変化球を右中間を破る適時二塁打。

 

 「勝ち越しのチャンスだったので何とか返したいと思っていた。風が味方してくれた」と振り返った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「阪神4-3ヤクルト」(28日、甲子園球場)

 阪神がヤクルトに連勝し、今季最多の貯金5とした。

 両軍無得点の二回に無死一、三塁とすると、糸原が中前へ先制適時打。糸原は不調の佐藤輝に代わって、今季初スタメンだった。

 しかし、先発の才木は四回にサンタナに同点打を浴びる。五回にはまたしてもサンタナに適時打を許し、勝ち越し点を献上。山田にも適時打を打たれ、5回7安打3失点で降板した。

 それでも、七回に逆転劇が待っていた。1点ビハインドで迎え、なおも2死。ここから中野と森下の連打で一、二塁とした。大山は1ボールからスライダーを打ち上げたが、強烈な浜風に左翼のサンタナが目測を誤って左翼前にポトリ。一気に一走の森下も逆転のホームを踏んだ。

 六回から2回無安打無失点の加治屋が今季2勝目。神風が吹いて、阪神が勝利を手にした。単独首位をガッチリとキープし、29日からは広島へ乗り込む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ ソフトバンク3x―2西武=延長12回=(28日・みずほペイペイドーム福岡)

 

 ソフトバンクが連日のサヨナラ勝利で今季初の5連勝。12球団最速で貯金10に到達した。

 延長12回。先頭・栗原が右前打で出塁すると、緊急昇格でこの日の試合中にみずほペイペイに到着した三森は三塁への犠打。前日のヒーロー・川瀬は申告敬遠。1死一、二塁で、ベンチに残っていた最後の野手、代打・ウォーカーは中飛。最後は川村が右前安打でつなぎ、柳田の打席で西武・ヤンの暴投で勝ち越しサヨナラとなった。

 開幕24試合以下での貯金10到達は2005年(24試合17勝7敗)以来。1955年には開幕10連勝も記録してる。

 これで西武戦は5戦5勝。開幕から対西武5連勝以上は、51年の10連勝(4引き分け挟む)以来73年ぶり2度目。当時のチーム名は「南海」と「西鉄」だった。

 初回2死三塁から山川の右前適時打で先制。3回に一塁・中村晃の野選で1点を返されたが、東浜と西武・隅田の投げ合いは6回まで1―1。投手戦となった。

 しかし7回に試合が動いた。2死無走者、甲斐がカウント1―2から隅田のチェンジアップに泳がされながら打球を左翼テラス席に運ぶ1号ソロで勝ち越し。すでにキャッチボールも行わずベンチで肩にタオルを掛けていた東浜も、バンザイで女房役をたたえた。

 甲斐は「(東浜)巨さんが踏ん張っていた中で、何とかしたいという気持ちだけでした。うまく拾うことができ、最高の結果となって良かったです」と笑顔の花を咲かせた。

 しかし8回に松本裕が1死満塁とピンチをつくると、佐藤龍に同点の右犠飛を献上。東浜の今季2勝目が消え、試合は振り出しに戻った。松本裕は27日の同カードまで開幕12試合連続無失点&ホールドを継続していたが、いずれも途切れた。

 10回津森が4番手として登板。1安打2四球と乱調気味だったが、1死一塁から左翼線への安打を放ちながら二塁で憤死したアギラーの凡走もあり、開幕11試合連続の無失点で切り抜けた。

 9回からオスナは2安打、津森は1安打2四球、藤井1は安打1死球、杉山は2安打1四球と、苦しみながらも4イニングを無失点リレーでしのいだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドジャース大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地でのブルージェイズ戦に「2番DH」で先発出場し、5打数1安打1打点だった。この日もトロントのファンからブーイングを浴びた大谷だったが、スタジアム外では「出禁」となった場所もある模様。米地元紙『ロサンゼルス・タイムズ』のジャック・ハリス記者が伝えている。

 

■尾を引くFA騒動「失恋の痛みは消えていない」

昨オフFAとなった大谷。新天地を選ぶ際にはブルージェイズとも交渉を行い、一時は最有力候補として名前が挙がった。また、ドジャース入りが発表される直前には「オオタニが(居住地の)カリフォルニアから飛行機でトロントに向かっている」という情報が拡散。大谷を出迎えるためにブルージェイズファンが空港に集まるという事態も発生し、加入への期待が一気に高まった。

しかし、やがて「トロントへ向かっている」というのは誤報と判明し、その後ドジャース入団が発表された経緯がある。今カードを迎えるにあたり、MLB公式サイトは「失恋の痛みは消えていない」と表現し、ブルージェイズファンの気持ちを代弁。果たして、大谷を迎えたスタジアムではブーイングが降り注ぐ結果となった。

■米記者が報告「ここに入ることはできない模様」

しかし、大谷への“反発”は場内にとどまらなかったようだ。『ロサンゼルス・タイムズ』のジャック・ハリス記者が27日(日本時間28日)、自身のX(旧ツイッター)を更新。「アイスホッケーの殿堂(博物館)からこんにちは」と切り出し、トロントの人気スポットを訪問したことを伝えた。

ただ、アップされた殿堂入り口の写真をよく見ると、怪しげな人物たちの写真に混じり、なぜか大谷の写真も貼られている。同記者は「レジの人が(理由を)教えてくれた。ショウヘイ・オオタニはブルージェイズと契約しなかったから、ここに入場することはできないそうだ」とつづり、“大谷が出禁になっている”と紹介した。

大谷に振られた形のブルージェイズはこの日、2-4で敗れて5連敗となった。ファンのイラ立ちを解消するためには勝つしかないのだが……。奮起が期待される。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロ野球パ・リーグは28日、各地で3試合が行われました。

首位ソフトバンクは、初回に山川穂高選手のタイムリーで先制。同点の7回には甲斐拓也選手の今季初アーチで勝ち越しますが、8回に松本裕樹投手が佐藤龍世選手に同点タイムリーを浴び、延長戦に突入。迎えた延長12回2アウト満塁の場面で、西武投手陣が痛恨のバッテリーエラー。2試合連続のサヨナラ勝利で、貯金が2ケタ「10」に到達しました。最下位に沈む西武は、今季6度目のサヨナラ負けで、借金が「8」に広がっています。

3位オリックスは、1点ビハインドの7回に代打・宗佑磨選手のタイムリーヒットで試合を振り出しに戻すと、8回には若月健矢選手が勝ち越しの犠牲フライを放ち、逆転勝利。連敗を止め、再び貯金生活となりました。2位日本ハムは1安打で4得点と、四球や相手のエラーを着実に得点へ絡めましたが、終盤に逆転され敗戦。首位ソフトバンクとの差は3.5ゲームに開きました。

7連敗中のロッテは、打線が爆発。3回にポランコ選手のタイムリーなどで一挙5得点。5回にはポランコ選手の5号ソロが飛び出すなど、着実に得点を重ね、15安打で10得点を奪います。投げては先発の小島和哉投手が7回1失点の好投で。チームの連敗を止めました。敗れた楽天は先発の瀧中瞭太投手が3回5失点とロッテ打線につかまるなど、投手陣が大量10失点。両チームは4位で並びました。

【28日のパ・リーグ結果】

◆ソフトバンク 3x-2 西武

勝利投手【ソフトバンク】杉山一樹(1勝0敗)

敗戦投手【西武】中村祐太(0勝1敗)

本塁打【ソフトバンク】甲斐拓也1号

◆オリックス 5-4 日本ハム

勝利投手【オリックス】小木田敦也(1勝1敗)

敗戦投手【日本ハム】北浦竜次(2勝1敗)

セーブ【オリックス】平野佳寿(1勝0敗7S)

本塁打【オリックス】西川龍馬1号

◆ロッテ 10-1 楽天

勝利投手【ロッテ】小島和哉(2勝3敗)

敗戦投手【楽天】瀧中瞭太(0勝1敗)

本塁打【ロッテ】ポランコ5号

 

 

 

 

 

 

 

 

ラグビー元日本代表で、24日に今季限りでの現役引退を表明したSH田中史朗(39)が28日、所属するリーグワン2部・東葛のホームゲームでファンに思いを伝えた。千葉・柏の葉公園総合競技場での愛知戦で田中はメンバー外だったが、試合後に観客に向け「皆さんと一緒に戦えていることが自分の誇り」とあいさつした。報道陣の取材に応じた田中は「感謝の気持ちを伝えられてよかった。泣きそうでした」と振り返った。
会場を訪れた日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチからは、ねぎらいの言葉を掛けられたという。残り試合の出場について田中は「プレーでも引っ張っていきたいが、一番は勝つこと。勝てれば自分は出られなくてもいい」と述べた。

 

 

 

 

 

 

 

 

西武、延長戦15連敗=プロ野球

西武は連日のサヨナラ負けで、昨季から続く延長戦での連敗が15に伸びた。延長十二回表に1死満塁と攻めながら外崎が痛恨の三ゴロ併殺打。その裏に2死満塁から古市の捕逸で決勝点を与えた。松井監督は「(古市を)使っているので、こちらの責任」と受け止めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ ロッテ―楽天(28日・ZOZO)

 ロッテが15安打10得点の猛攻で、連敗を「7」で止めた。就任後ワーストタイとなった7連敗を脱出したが、吉井監督は「いや、ホッとはしてないです。本当に毎日状況が変わるんで、また明日からしっかりやっていきたいと思っています」と前を向いた。

 3回、前日に腰痛から1軍復帰した先頭の8番・安田が復帰後初安打となる右前打で出塁すると、2死一、二塁で迎えた3番・ポランコが右前適時打で先制。続くソト、角中、佐藤の4連打で一挙5得点を奪った。吉井監督は「8番・安田がいい働きをしてくれたと思います。安田と山口が打てば、このチームはいい方向に行くと思ってる。安田は頑張ってくれました。若い子がしっかり打ってくれないと、マリーンズは前に進まないかな」と話した。

 先発したエースの小島も7回5安打1失点の好投。指揮官は「今日はフォアボールなかったのかな。しっかりストライク先行で、シンプルにいい攻めをしてくれたと思います」とたたえていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソフトバンクの杉山一樹投手(26)が28日の西武戦(みずほペイペイ)で1回を投げ2安打1四球も無失点に抑え、今季初勝利を挙げた。

負けがなくなった2―2の12回に6番手として登板。先頭の中村を左飛に抑えたが、アギラ―に中前打、佐藤龍に四球、岸にも左前打を浴びて一死満塁とした。だが、ここで外崎をフォークで三併殺に打ち取りガッツポーズ。チームはその裏の攻撃で二死満塁から捕逸でサヨナラ勝ちを収めた。

今季1号ソロを放った甲斐とともにお立ち台に上がった杉山はピンチの場面を「死んでました…」と振り返り、鷹党は大爆笑。「野手のみなさん、すみません。お願いします」と祈っていたそうで「(勝利は)喜んでいいんですが、本当にありがとうございました」と野手陣に最敬礼だ。

昨季は故障続きでプロ入り後初めて一軍登板なしに終わった6年目右腕。今季は8試合に登板し、1勝0敗3ホールド、防御率1・80と救援陣の一角として躍動している。「今のところ投げさせていただいているので、しっかりゼロに抑えることしか考えてないです」という杉山は「『最高でーす!』ってヤツですね」と最後はお立ち台定番のセリフで締め、再び爆笑を誘った。

2戦連続延長サヨナラ勝ちのソフトバンクは今季初の5連勝で、貯金を10に乗せた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バスケットボールのBリーグ1部(B1)は28日、千葉ポートアリーナなどで12試合が行われ、東地区の宇都宮が千葉Jを85―74で下して49勝9敗とし、地区優勝を決めた。東3位の千葉Jは34勝24敗。

 西地区は2位の名古屋Dが首位琉球を86―79で破り、39勝19敗とした。琉球は40勝18敗。3位広島は4位島根を65―51で退け、35勝目(23敗)を挙げた。島根は32勝26敗。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ロッテ10-1楽天」(28日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテは15安打10得点を挙げ、連敗をストップ。吉井理人監督(59)は「8番・安田が良いい働きをしてくれた」と、ぎっくり腰から27日に復帰したばかりの安田の活躍をたたえた。

 0-0の三回、戦闘で打席に立った安田の右前打を皮切りに打線がつながった。2死一、二塁からポランコが右前適時打を放つと、その後も連続適時打で一挙5得点を挙げた。

 ビッグイニングの起点となった安田は、六回にも右中間二塁打を放った。「復帰して1本出てほっとした。ここ(1軍)に戻ってこられてよかった。ランナーがいる場面でしっかり返せるように。長打も出たので、2ベースとかホームランがもっと増えていくように頑張っていけたら」と話した。

 

 

 

 

 

 

 

柏は序盤で後手に回った。高い位置でボールを奪って攻撃のリズムをつくる持ち味を発揮できず、前半14分にセットプレーで先制を許した。4月下旬にしては29.5度という高い気温を記録し、井原監督は「より効率よくいこう」と送り出したことが結果として裏目に出た。
前半のうちに島村のJ1初ゴールで振り出しに戻したが、後半はシュート0本でも構わず、守備に徹した相手を崩せなかった。引き分けは今季5度目。それでも島村は「チャンスはつくれている。あんまりマイナスに考えず、チャンスを増やしていけたらいい」と前向きに話した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロ野球セ・リーグは28日、各地で3試合が行われました。

首位阪神は1点ビハインドの7回裏、2アウトから連打でランナー1、2塁のチャンスを作ると大山悠輔選手の2点タイムリーで逆転に成功し、連勝で貯金を5としました。敗れたヤクルトはリリーフ陣が7回に痛恨の逆転を許し、連敗となっています。

巨人は0―0の4回、今季初の1番スタメンとなった丸佳浩選手のタイムリーで先制。同点の6回には丸選手が再びタイムリーヒットを放ち勝ち越します。DeNAは打線が3安打とつながりを欠きました。

中日は先発の高橋宏斗投手が7回無失点の好投。一方広島の九里亜蓮投手も7回まで得点を許さず、その後は両チームの中継ぎが無失点に抑え、延長12回で0―0の引き分けとなりました。

【28日のセ・リーグ結果】

阪神4―3ヤクルト

勝利投手【阪神】加治屋蓮(2勝0敗)

敗戦投手【ヤクルト】大西広樹(1勝1敗)

セーブ【阪神】岩崎優(1勝0敗4S)

巨人6―2DeNA

勝利投手【巨人】堀田賢慎(1勝0敗)

敗戦投手【DeNA】上茶谷大河(2勝1敗)

中日0―0広島

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ ソフトバンク3×―2西武(28日・みずほペイペイ)

 あっけない幕切れだった。同点の12回2死満塁。ヤンが柳田に対し、外角低めに投じたスライダーを途中出場の古市が取り切れず後逸。三塁走者の緒方がサヨナラのホームを踏んだ瞬間、西武の延長戦15連敗が決まった。

 試合後の三塁側ベンチ。松井監督は動こうともせず、厳しい表情でグラウンドを見つめたまま。古市の捕逸については「使っているこちらの責任」とかばった。2日連続のサヨナラ負けも好機は何度もあった。1点を追う8回、1死満塁から佐藤龍の右犠飛で追いつくと、9回から12回まで得点圏に走者を進めるもあと1本が出ない。12回1死満塁では外崎が三ゴロ併殺打に倒れ得点ならず。残塁は14を数えた。

 明るい材料があるとすれば12本と15試合ぶりに2ケタ安打を記録した打線か。「打つ方は徐々に良くなっていると思う。そこが得点になかなかからめていないのはもちろんあるんでしょうけど」と松井監督。この日も隅田が8回2失点と好投するなど、先発陣は24試合中17試合でクオリティースタート(6回以上自責点3以下)を達成するなど好調。首位ソフトバンクには5連敗でゲーム差は9に広がったが、得点できれば流れは変わるはずだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽天の滝中は三回に5失点して今季初黒星を喫した。適時打を浴びたのは全て速球。二回までは決まっていた変化球が乱れ、打者に狙い球を絞らせてしまった。「先頭を出したのと、ボールも高かった。最少失点でいければよかったが」。今季2戦目のマウンドには多くの悔いが残った。
「1イニングに5点というのはね。取られ方が完全に打たれたという形だった」と今江監督は厳しい表情。29歳右腕が狙うのは先発ローテーション定着。若手の有望株も多いチームにあって、埋没するわけにはいかない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆春季高校野球石川県大会 ▽2回戦 輪島3-1七尾(28日・石川県立)

 

 能登半島地震に見舞われた輪島が、3-1で七尾に勝利し、能登勢対決を制した。震災の大きな困難を乗り越え、選手全員が揃って公式戦に出場。何度もピンチを迎えたが、最速135キロのエース右腕、濱田勢生(2年)が粘り強く完投勝利を決めた。試合後、インタビューに応じた冨水諒一監督は、今までの苦労を思い出し、思わず涙をこぼした。「辛い、苦しいことがあったが、いろんな人に支えられた。満足に準備できず、ミスもあるだろうが、腐らずにプレーできた。試合できたことが一番、良かったです」と振り返った。

 震災後、避難所や車中泊、知人宅などで避難生活する選手も多く、2月初旬に練習再開を呼びかけると、集まったのはわずか2、3人だったという。エース濱田は珠洲市で被災し、親の知人宅やホテルに避難。「1月は練習していない。避難先でバットを振ったり、走ったりしていました」と話す。その後は、徐々に人数は増えたが、グラウンドは大きく崩れており、日本航空石川のグラウンドを借りて練習を継続。自宅が全焼し、野球を続けることが困難な選手もいたが、3月末には全員が揃った。

 現在も校舎の一部は立ち入り禁止で、グラウンド修復の目処は立っていない。困難は続く一方で、3月23日には甲子園を見学して大きな刺激を受けた。濱田は「ここに見に来るだけではなく、全員で甲子園に来ようと話し合った。支援してくれた方のためにも、次も粘り強く、勝ちきりたい」と決意。憧れの聖地を目指し、努力を続けながら一歩ずつ前に進む。(中田 康博)

 〇…惜敗した七尾の西出純基監督「お互いに被災した生徒がいる中、選手が揃って全力を出し切れたのは良かったです。震災後は(グラウンドの使えなくなった)門前、能登と一緒に練習してきた。みんなに応援してもらえるように、楽しんでいる姿を見せたい」と夏に向けて前を向く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ ロッテ10―1楽天(28日・ZOZOマリン)

 楽天は3回に一挙5点を失うなど、ロッテ打線に15安打を浴び10失点。完敗で今季初の3連勝はならなかった。

 3回は2死一、二塁から先発・滝中が、ポランコ、ソト、角中、佐藤に4連打を浴び5失点。4回から2番手・松田を投入したが、流れは止められなかった。

 今江監督は「連敗中の相手に、大量失点というのは向こうに流れが行ってしまう。逆に大量失点しなければ、後から詰めていけるというところもあった。完全に打たれたというような形だったので、滝中はあの回で(降板)。何とか詰められるようにと思って流れ変えられるようにと、ピッチャー代えましたけど」と振り返っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月28日に川崎市とどろきアリーナでB1リーグ第35節第2戦が開催され、川崎ブレイブサンダースとサンロッカーズ渋谷が対戦した。

 

 同一カード連勝を目指す中地区3位の川崎は藤井祐眞、長谷川技、トーマス・ウィンブッシュ、ニック・ファジーカス、ジョーダン・ヒースが先発出場。一方、同4位のSR渋谷はアンソニー・クレモンズ、ベンドラメ礼生、田中大貴、ジェフ・ギブス、ジョシュ・ホーキンソンがスターティングファイブに名を連ねた。

 第1クォーターは開始約5分間で2-2と静かな立ち上がり。中盤以降は互いに点を取り合うと、川崎がウィンブッシュの“4点プレー”で抜け出し、18-13と5点リードで最初の10分間を終えた。

 第2クォーターはリードが入れ替わる展開で、川崎はウィンブッシュ、SR渋谷はクレモンズとホーキンソンを中心に加点。37-36と1点差で試合を折り返した。

 第3クォーターは川崎がヒースやファジーカスなどの得点で、開始4分3秒の時点で51-41。リードを2ケタに広げられたSR渋谷はギブス、田中、クレモンズが立て続けに3ポイントを沈め、接戦に持ち込んだ。1点ビハインドで迎えた残り25秒にもクレモンズが3ポイント。57-59と試合をひっくり返した。

 追い上げを見せる川崎に対し、SR渋谷は津屋一球やギブスが要所でシュートを成功。試合終了残り3分13秒にリードを10点に広げた。

 川崎はファジーカス、藤井の連続3ポイントで3点差まで迫ると、同26秒にウィンブッシュがスティールから長距離砲を成功。同点に追いついた。

 最終盤はSR渋谷が田中のジャンプショットで再びリード。川崎は逆転を狙ったファジーカスのシュートが外れ、SR渋谷が77-79で接戦を制した。

■試合結果
川崎ブレイブサンダース 77-79 サンロッカーズ渋谷(@川崎市とどろきアリーナ)
川崎|18|19|20|20|=77
渋谷|13|23|23|20|=79

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロ野球パ・リーグは28日、各地で3試合が行われました。

首位ソフトバンクは、初回に山川穂高選手のタイムリーで先制。同点の7回には甲斐拓也選手の今季初アーチで勝ち越しますが、8回に松本裕樹投手が佐藤龍世選手に同点タイムリーを浴び、延長戦に突入。迎えた延長12回2アウト満塁の場面で、西武投手陣が痛恨のバッテリーエラー。2試合連続のサヨナラ勝利で、貯金が2ケタ「10」に到達しました。最下位に沈む西武は、今季6度目のサヨナラ負けで、借金が「8」に広がっています。

3位オリックスは、1点ビハインドの7回に代打・宗佑磨選手のタイムリーヒットで試合を振り出しに戻すと、8回には若月健矢選手が勝ち越しの犠牲フライを放ち、逆転勝利。連敗を止め、再び貯金生活となりました。2位日本ハムは1安打で4得点と、四球や相手のエラーを着実に得点へ絡めましたが、終盤に逆転され敗戦。首位ソフトバンクとの差は3.5ゲームに開きました。

7連敗中のロッテは、打線が爆発。3回にポランコ選手のタイムリーなどで一挙5得点。5回にはポランコ選手の5号ソロが飛び出すなど、着実に得点を重ね、15安打で10得点を奪います。投げては先発の小島和哉投手が7回1失点の好投で。チームの連敗を止めました。敗れた楽天は先発の瀧中瞭太投手が3回5失点とロッテ打線につかまるなど、投手陣が大量10失点。両チームは4位で並びました。

【28日のパ・リーグ結果】

◆ソフトバンク 3x-2 西武

勝利投手【ソフトバンク】杉山一樹(1勝0敗)

敗戦投手【西武】中村祐太(0勝1敗)

本塁打【ソフトバンク】甲斐拓也1号

◆オリックス 5-4 日本ハム

勝利投手【オリックス】小木田敦也(1勝1敗)

敗戦投手【日本ハム】北浦竜次(2勝1敗)

セーブ【オリックス】平野佳寿(1勝0敗7S)

本塁打【オリックス】西川龍馬1号

◆ロッテ 10-1 楽天

勝利投手【ロッテ】小島和哉(2勝3敗)

敗戦投手【楽天】瀧中瞭太(0勝1敗)

本塁打【ロッテ】ポランコ5号

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆報知新聞社後援 第2回女子野球ジャイアンツ杯福島大会最終日 ▽決勝 クラーク記念国際仙台2―1巨人女子チーム(28日、福島あづま球場)

 東北を中心とした女子硬式野球の高校、クラブ、大学の12チームが参加したローカル大会の準決勝と決勝が行われ、クラーク記念国際仙台(宮城)が巨人の女子チームを破って昨年に続く連覇を果たした。巨人は昨年の決勝と同カードながら、今年も高校生に敗れて優勝できなかった。

 クラークは初回、先頭打者・内田が右越え三塁打、海野のライトゴロの間に先制すると、3回にも1点を加えた。巨人は6回、東の適時三塁打で1点を返したが、4回以降は継投策に出たクラークの前に翻弄されて打線がつながらず、6回の二死満塁の好機も生かせなかった。

 巨人の宮本和知監督は、クラークのレベルが昨年より上がっていることを挙げつつ、序盤の失点で受け身になってしまったことを指摘。「我々はもっとチャレンジャーの気持ちでいかないといけないところで、もっと攻めるべきだった。逆に向こうが(高校生だからと)負けてもしょうがないという気持ちで積極的に来られた」と悔やんだ。また細かいミスも目立ち、「もっと詰めていかないと」と、夏と秋の全国大会に向けて課題を口にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆プロバスケットボール男子 ▽Bリーグ 宇都宮85―74千葉J (28日、千葉ポートアリーナ)

 東地区で、千葉Jがホームで宇都宮に74―85で敗れ、連敗を喫した。8季連続のチャンピオンシップ(CS)進出が懸かる中、厳しい黒星となった。一方の宇都宮は3季ぶり地区優勝を果たした。

 試合は千葉Jが1点リードで前半を終えるも、第3クオーター(Q)終盤、宇都宮に一気にリードを奪われた。千葉Jは第4Qも流れを変えることができず、最後は11点差での敗戦となった。

 チャンピオンシップ(CS)進出争いは佳境を迎え、千葉Jはすでに各地区2位以上に与えられる出場権はすでに消滅。ワイルドカードで残り2枠を狙うが、この日敗れたことで、広島が35勝23敗で1番手に浮上。千葉Jは34勝24敗で2番手となった。なお、SR渋谷も33勝25敗で追いかけてきている。レギュラーシーズンは残り2試合で、5月4、5日に秋田と戦う。

 日本代表で司令塔の富樫勇樹は「厳しい結果。まだCSの可能性が残っている。諦めず戦う。可能性ある限りは最後まで戦い抜きたい」と前を向いた。

 Bリーグは5月6日にレギュラーシーズンが終了し、5月10日から日本一を決めるチャンピオンシップ(CS)に突入する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バスケットボール男子のBリーグ1部は28日、各地で行われ、東地区は宇都宮が千葉Jに85―74で勝って49勝9敗とし、3季ぶり3度目の地区優勝を決めた。
 

 

 

 

 

 

 

 

両チームとも投手陣が踏ん張り、延長十二回で引き分けた。広島は九里が7回を4安打無失点。中日は高橋宏が7回3安打無失点。打線は得点圏に走者を置いてから決め手を欠き延長十、十一回の満塁機を生かせなかった。

 

 

 

 

 

 

「ロッテ10-1楽天」(28日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテ・小島和哉投手(27)が7回108球を5安打1失点、無四球。今季2勝目を挙げ、連敗をストップした。「(連敗を)止めなきゃいけないとなると、1点もやれないという発想になる。今日から連勝するぞっていう風に投球した」と振り返った。

 三回、四回以外は安打を許しながらも、強気の投球を披露した。四回までは無失点。五回には、先頭・阿部に右越え二塁打を浴び、後続の内野ゴロで1点を与えたが、最少失点にまとめた。

 走者を背負っても落ち着いて腕を振った。小島は「先制点をあげたくなにっていう気持ちはもっていたけど、考え方次第」と話す。「ヒットを打たれるのは全然オッケー。3本打たれても1点も入らない。ヒットを打たれたからどうのこうのじゃなくて、そういう考え方で野球ができている」と、強気でいられた理由を明かした。

 試合前の治療では、たまたま隣にいた角中に「5点取ったら勝てるんで」と話したという。角中からは「任せとけ」と頼もしい返事をもらい、試合が終わってみると、今季最多の10得点を挙げる大勝。小島は「その通りになってびっくりしました」と笑顔。「たくさん援護をいただいた」と打線に感謝した。

 吉井監督は「今日はフォアボールがなかった。しっかりストライク先行で、シンプルに良い攻めをしてくれた」と評価した。

 

 

 

 

 

 

 

 

4月28日、各地でB1リーグ第35節が開催され、東地区首位の宇都宮ブレックスは、同3位でワイルドカード1位の千葉ジェッツとアウェーで対戦した。

 

 第1戦に82-55で勝利した宇都宮は、第1クォーターから富樫勇樹に9得点を奪われるも、20-17とリードを奪う。続く第2クォーターではジョン・ムーニーと富樫に次々と得点を奪われ、42-43と千葉Jに逆転を許して試合を折り返した。

 それでも、第3クォーターでD.J・ニュービルが13得点と爆発。宇都宮が一気に試合の流れを引き寄せ、66-57で最終クォーターへ。勝負の第4クォーターでもギャビン・エドワーズを中心に安定したプレーを披露した宇都宮が、最後は85-74で勝利を飾った。

 この結果、3大会ぶり3回目のB1東地区優勝を果たした宇都宮は、ニュービルが21得点5リバウンド、エドワーズが16得点、比江島慎が13得点、グラント・ジェレットが10得点9リバウンド、アイザック・フォトゥが9得点11リバウンドをマークした。

 一方の千葉Jは、ムーニーが22得点12リバウンド、富樫が21得点9アシストと奮闘するも、苦しい3連敗を喫した。

■試合結果
千葉ジェッツ 74-85 宇都宮ブレックス(@千葉ポートアリーナ)
千葉J|17|26|14|17|=74
宇都宮|20|22|24|19|=85

 

 

 

 

 

 

 

ソフトバンクが2戦連続延長サヨナラ勝ちで今季初の5連勝とし、貯金を10に乗せた。2―2の十二回2死満塁から捕逸で決着がついた。十二回1死満塁をしのいだ杉山が今季初勝利。西武は終盤の逸機が響き、昨年から延長戦15連敗。

 

 

 

 

 

 

 

 

「阪神4-3ヤクルト」(28日、甲子園球場)

 阪神がヤクルトに連勝し、今季最多の貯金5とした。

 1点を追う七回。2死一、二塁から大山が左翼前にポトリと落ちるラッキーな2点適時打。六回から2回無安打無失点の加治屋が今季2勝目を挙げた。

 試合後はふたりがお立ち台に。ゴールデンウイークの子供祭りで、ファンクラブキッズ会員からの質問も受けた。

 加治屋は小学4年生の女児から「今日の試合はドキドキしましたか?」と問われ、「毎回ドキドキしていて、今日もドキドキしましたが、勝てて嬉しいです」と笑顔で回答した。

 続いて、大山には小学3年生の男児から「好きな昆虫は何ですか?僕はヘラクレスオオカブトが大好きです」とまさかの珍質問。甲子園は爆笑がわき起こり、大山も笑みを浮かべたが、しっかり考えた後に回答。「僕は蝶々が大好きです」とうなずくと、再び甲子園から爆笑が起こった。

 チームの逆転勝利、お立ち台でのほっこりするやり取りもあり、甲子園を温かいムードが包み込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆明治安田J1リーグ▽第10節 東京V0―0福岡(28日・味スタ)

 東京Vはホームで福岡と0―0の引き分けに終わり、4戦連続引き分け、7試合連続無敗(1勝6分け)とした。両チームともチャンスの少ない試合展開だったが、後半アディショナルタイムには途中出場の右サイドMF山見のスピードを生かしたカウンターから、MFチアゴアウベスにこの日一番の決定機が到来。しかしシュートは福岡GK村上の好セーブにあい、チアゴ、城福浩監督、そしてスタンドのサポーターも一斉に頭を抱えた。

 城福監督は、この試合について2つの“問題点”を挙げた。まずは主導権を握った前半に決めきれなかった点。「前半あれだけボールを持ちながら、シュートは1本しか打てていない。ボールを持つところから先が課題」と指摘した。前半途中には選手のポジションを動かし、中盤のボール保持力を高めて圧力をかけたが、決定機を数多く生み出すまでには至らなかった。

 そしてふたつ目は「後半開始から20分間ぐらい、押し込まれた時間が長すぎた」という点。「守備で押し返すのか、攻撃で押し返すのか。20分も押し込まれていたらやはり疲弊はします。チームとしてハイラインでコンパクトにしていく、前線で起点を作る。状況を変えていくようなベンチ(メンバー)の成長を促さないといけない。そこが我々の課題」と続けた。J1は交代選手の経験値、質がJ2との違いと言われる。この日は山見、チアゴが試合終盤にかけてチャンスに絡んだが、指揮官は各ポジションでのさらなる底上げを今後の鍵として挙げた。

 

 

 

 

 

 

 

「ロッテ10-1楽天」(28日、ZOZOマリンスタジアム)

 楽天は投手陣が今季初の2桁失点と崩壊。打線も元気がなく、今季初の3連勝を逃した。今江敏晃監督は「大量失点というのはこういう流れになる。逆にしてなければ詰めていけるところだった」と振り返った。

 序盤で完全に主導権を握られた。0-0の三回、先発の滝中が2死一、二塁からポランコに先制の適時打を許すと、そこから止まらず4者連続タイムリー。一挙5点を失った。今江監督は「1イニング5点っていうのはね。取られ方も完全に打たれた形だった」と厳しい表情だった。

 「これ以上はやれないと思った」と四回から継投に入るも、ロッテ打線の勢いを止めることができず大量失点。打線も大きなビハインドをはね返すことは難しかった。指揮官は「切り替えてしっかり戦って、なんとか勝ち越せるようにやっていきます」とカード勝ち越しを誓った。

 

 

 

 

 

 

 

 

体重無差別で柔道日本一を争う全日本選手権は29日に日本武道館で行われる。28日は東京・文京区の講道館で有力選手が会見を行った。

 

 今大会の最大の注目はルール変更だ。17年に取りやめていた旗判定が8年ぶりに復活。昨年まで4分以内に決着がつかない場合に突入したゴールデンスコア方式による延長戦は廃止。試合時間は4分から5分(決勝は8分)に延び、反則負けとなる指導の数も3から4に変わる。

 近年は最重量級の代表選考を兼ね、国際大会にほぼ準じたルールで行われてきたが、伝統の大会の光景が復活。出場選手最年長で2016年大会以前を知る33歳の羽賀龍之介(旭化成)は「こうやって戻ってきたことが選手として感慨深い」としみじみ。昨秋に全柔連強化指定の辞退届を提出し、この大会に懸けてきただけに「全部出しきって、優勝目指して頑張りたい」と意気込んだ。

 新ルールに対し、前回王者の王子谷剛志(旭化成)は地区予選に出場した選手から情報収集して準備していることを明かした。旗判定では「有効打を取って、どの人が見てもこの選手が勝っているというところを見せることが重要」とポイントを挙げた。原沢久喜(長府工産)は「自分の展開をいかに作って試合を進められるか」とイメージし、影浦心(日本中央競馬会)も「5分間の中でどれだけ自分のペースを多く作れるが鍵」と同様の見方を示した。

 一方、階級が下の選手にとっては勝機が広がるとの見方もある。90キロ級で初出場の18歳・川端倖明(国士舘大)は「中量級の自分には、とても有利になったんじゃないかなと思う。不利な状況でも技をかける展開を作ったり、積極性をアピールできるような試合展開を考えている」と意気込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

(28日、春季東京都高校野球大会決勝 帝京8―5東海大菅生)

 

 帝京の金田優哉監督は前日、移動中のバスで選手にこう語りかけた。

 「夏の決勝をイメージしよう。負けたら引退、勝ったら甲子園だ」。

 この日、九回裏が始まった時点でスコアは4―5。土壇場で、思いは結実する。

 先頭の2番、西崎桔平が中前安打で出塁。送りバントも考えられる場面だが、金田監督の選択は強行策だった。

 「冬場はスイングを磨いてきた。やってきたことを貫こう、と」

 死球と丹羽心吾の左前適時打で同点とし、なお無死一、二塁の好機で5番富浜琉心に打席が回ってきた。

 ここまで4打数無安打2三振。2球目、甘く入った変化球を完璧に捉えた。「やってやった」。打球は左翼席に飛び込んだ。サヨナラ3ラン。2試合連続のアーチで派手に試合を決め、春の都大会2連覇を果たした。

 長い冬だった。昨秋の都大会は1次予選でライバルの二松学舎大付に0―8。七回コールドで完敗した。

 翌春の低反発バット移行も見据え、金田監督が示した方針は「うちは打撃力でいこう」。今のチームにはスイング力のある選手がそろっていることもあり、攻撃力に振り切る道を選んだ。試合形式の打撃練習はほとんどせず、数のこなせるフリー打撃を繰り返した。

 成果は今春の都大会で表れた。1~3回戦で2桁得点を挙げ、決勝では劣勢をひっくり返した。昨秋は控えだった富浜は今大会で3本塁打。象徴的な活躍を見せた。

 ただ、チームに浮かれた様子はない。試合後、金田監督と主将の西崎は同じ言葉を口にした。

 「夏に甲子園に出られなければ意味がない」

 昨春は都大会を10年ぶりに制したが、夏は5回戦で岩倉に屈した。春夏計3度の甲子園優勝を誇る強豪も2011年夏以降は出場から遠ざかり、その難しさを思い知らされる形になった。

 西崎は力強く言った。

 「歴代の先輩が『強い帝京』をつくってくれた。強い帝京を取り戻す気持ちでやっている。悪いところをつぶして、関東大会に臨みたい」

 

 

 

 

 

 

 

◆B1リーグ第35節  茨城85―74仙台89ERS(28日・ゼビオアリーナ仙台)

 東地区6位の仙台89ERSは同8位の茨城に74―85で敗れ、ホーム最終戦を白星で飾れなかった。

 前半は残留争いに力が入る相手の勢いに押され、12のターンオーバーを許すなどリズムがつかめず33―46で折り返し。第4クオーター(Q)残り4分3秒でPFネイサン・ブースの2点シュートで68―69と1点差まで詰め寄ったが、相手の3点シュートやファウルがかさんでのフリースローで再び引き離され、追いつくことができなかった。

 今季の目標は勝率5割の30勝だったが、17日の宇都宮戦で敗れてかなわず。チームではその後「残るホーム4試合を全勝してホーム勝率5割」という新たな目標を立てていたが、あと一歩届かなかった。

 一方で、21日の北海道戦(85〇83)では年間来場者数が12万2358人となり、2026年に始まるBプレミアへの参入条件の1つである「1試合平均4000人以上」という基準をクリア。この日も4425人が来場し、チーム初となるホーム30試合全試合で満員御礼を達成した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆明治安田J3リーグ第11節 福島9―0岩手(28日・とうスタ)

 福島は岩手を9―0で下し、3月17日の松本戦以来8試合ぶりの勝利を飾った。9得点はJ3新記録で、Jリーグを通じての最多は19年J2柏対京都の13―1。9得点以上を挙げたチームは98年のJ1磐田対C大阪(9―1)、23年のJ2清水対いわき(9―1)しかなく、福島が4度目の快挙となった。

 FW塩浜遼が前半16分に先制点を挙げると、21分、37分にも決めて前半だけでハットトリックを達成。後半も攻撃の手を緩めず圧勝した。寺田周平監督は「勝てない期間も選手はブレずに取り組んでくれていた。久しぶりにサポーターの笑顔を見られてホッとしました」と喜び、塩浜も「ハットトリックはプルになって初めて。この勝利をきっかけに連勝していきたいです」と笑顔だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ ソフトバンク3x―2西武=延長12回=(28日・みずほペイペイドーム福岡)

 

 ソフトバンクが連日のサヨナラ勝利で今季初の5連勝。12球団最速で貯金10に到達した。

 延長12回。先頭・栗原が右前打で出塁すると、緊急昇格でこの日の試合中にみずほペイペイに到着した三森は三塁への犠打。前日のヒーロー・川瀬は申告敬遠。1死一、二塁で、ベンチに残っていた最後の野手、代打・ウォーカーは中飛。最後は川村が右前安打でつなぎ、柳田の打席で西武・ヤンの暴投で勝ち越しサヨナラとなった。

 開幕24試合以下での貯金10到達は2005年(24試合17勝7敗)以来。1955年には開幕10連勝も記録してる。

 これで西武戦は5戦5勝。開幕から対西武5連勝以上は、51年の10連勝(4引き分け挟む)以来73年ぶり2度目。当時のチーム名は「南海」と「西鉄」だった。

 初回2死三塁から山川の右前適時打で先制。3回に一塁・中村晃の野選で1点を返されたが、東浜と西武・隅田の投げ合いは6回まで1―1。投手戦となった。

 しかし7回に試合が動いた。2死無走者、甲斐がカウント1―2から隅田のチェンジアップに泳がされながら打球を左翼テラス席に運ぶ1号ソロで勝ち越し。すでにキャッチボールも行わずベンチで肩にタオルを掛けていた東浜も、バンザイで女房役をたたえた。

 甲斐は「(東浜)巨さんが踏ん張っていた中で、何とかしたいという気持ちだけでした。うまく拾うことができ、最高の結果となって良かったです」と笑顔の花を咲かせた。

 しかし8回に松本裕が1死満塁とピンチをつくると、佐藤龍に同点の右犠飛を献上。東浜の今季2勝目が消え、試合は振り出しに戻った。松本裕は27日の同カードまで開幕12試合連続無失点&ホールドを継続していたが、いずれも途切れた。

 10回津森が4番手として登板。1安打2四球と乱調気味だったが、1死一塁から左翼線への安打を放ちながら二塁で憤死したアギラーの凡走もあり、開幕11試合連続の無失点で切り抜けた。

 9回からオスナは2安打、津森は1安打2四球、藤井1は安打1死球、杉山は2安打1四球と、苦しみながらも4イニングを無失点リレーでしのいだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

自民党の現職議員が2代続けて東京地検特捜部に逮捕、起訴された衆院東京15区の補欠選挙は28日に投開票日を迎えたが、政治不信の高まりで投票率は21・62%(午後6時現在)と低調だった。過去最多の野党系候補9人が乱立し、「政治とカネ」の問題で与党批判を連呼。加えて、ある陣営は別の候補者の隣で大音量で演説するなどし、「選挙妨害では」などの批判も出た。異例の事態に振り回された有権者は、今回の選挙戦をどうみたのか。

 

「きれいごとばかり」

「もういい加減にしてほしいと思う。怒りしかないし、政治に対して期待したいことはない」。

東京15区の区域である東京都江東区の会社員、大崎俊秀さん(61)は、自民派閥パーティー収入不記載事件で政治不信が高まる中、当選者が汚職事件、選挙買収事件と2代続けて金銭絡みで議員辞職した同区の現状について、こう憤る。

自民党が公認候補を立てなかった同区の補選では、各陣営の野党幹部らが続々と応援に入ったが、地元となじみの薄い候補者も多かった。

会社員の川崎久佳さん(65)は「候補者の公約を見ても、結局みんな同じようなことを言っているので選びにくかった」と振り返る。水産仲卸会社を経営する小林俊夫さん(52)も「消去法でやっていくと候補者が全部消えてしまう。応援したい人は正直いない。なるべくまともな人に票を入れたつもりだが…」と表情を曇らせた。

男性会社員(58)は「50年以上江東区に住んでいるが、投票先を決めるのがこれだけ難しい選挙はなかった」と吐露。無職男性(82)は「演説を聞いても、きれいごとばかりを言っている候補が多かった」と断じた。

「規制した方がいい」

さらに今回の選挙戦では、ある陣営が他の候補者の演説場所で大声を上げ、選挙カーで追いかけ回すなどの行為を繰り返し、街頭演説の事前告知ができない状況も発生。松本剛明総務相が、公選法の自由妨害罪や刑法の暴行罪などの処罰対象になり得ると述べるなど、大きな波紋を広げた。

そうした様子を目にした有権者の見方は、当然ながら厳しい。女性会社員(49)は「仕事帰りや買い物に行くと、誹謗(ひぼう)中傷や怒号が聞こえてきた。こういう選挙があっていいのかと思った。法規制した方がいいと思う」と話し、専業主婦の女性(62)も「モラルがなく、上品さに欠ける。平たくいうと下品だった」と切り捨てた。

一方で、今回初めて選挙権を得て一票を投じたという18歳の女子大学生は「少しでも江東区が良くなるようにと思って投票した」と話した。

9人の候補者がしのぎを削った東京15区。当選者は、18歳の思いに答えることができるのだろうか。

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦