「DeNA2-5ヤクルト」(13日、横浜スタジアム)

 DeNAは逆転負けで再び貯金「1」。ヤクルト・村上にお目覚めのタイムリーを許すなど、中盤以降に投手陣がつかまった。

 DeNAは二回、無死一、二塁からドラフト4位・石上(東洋大)の右前打で1点を先制。四回には1死二、三塁から桑原の左犠飛で2点目を挙げた。

 しかし六回、2死から先発の新外国人左腕・ケイがつかまり、塩見の中前打、村上の四球でピンチを広げると、オスナの適時左前打で1点差。ここで2番手・上茶谷に交代したが、サンタナに四球を与え、なおも青木の走者一掃の適時左越え二塁打を浴びて逆転を許した。

 ケイは六回2死までわずか2安打と好投したが、終わってみれば5回2/3を4安打3失点で、来日初勝利はならなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日1―5オオリックスが快勝。2回に頓宮が先制右前打。7回は頓宮の2ランと中川の二塁打で4点を加えた。宮城(写真)は球に力があり、8回無失点で今季初勝利=13日、京セラドーム

 

 

 

 

 

 

 

 

このところ、日本列島周辺で、断層の活動によるとみられる大きな地震が相次いでいる。政府地震調査研究推進本部(地震本部)が1月に公表した資料によると、マグニチュード(M)7・5〜M8級の地震を引き起こす恐れのある「活断層」は日本各地に点在している。さらに大都市圏にもまだ調査が進んでいない「隠れ断層」が潜んでいる可能性もある。地震学の専門家は「首都直下地震のリスクは高まっている」と指摘しており、警戒が必要だ。

大都市圏「隠れ」リスクも

地震の発生メカニズムは大きく分けて2種類ある。1つは海と陸のプレート(岩盤)の境界で起こる「海溝型地震」で、代表的なものが2011年の東日本大震災だ。

もう1つが内陸部で発生する「活断層による地震」で、力がかかり、ひずみが生じた岩盤が耐えられなくなり、断層部分が動くことで起こることが多い。断層が上下にずれる「縦ずれ」のケースでは、岩盤が両側から圧縮される「逆断層型」と、岩盤が両側から引っ張られて起こる「正断層型」がある。水平方向に動く「横ずれ断層」もある。

今年に入ってからの大きな地震では、元日の能登半島地震(M7・6)や、今月3日に発生した台湾東部沖地震(M7・2)はいずれも「逆断層型」だ。最大震度5弱を観測した3月15日の福島県沖(M5・8)の地震も同じタイプだった。

東海大学の長尾年恭客員教授(地震学)は「東北日本は東から太平洋プレートに、西南日本は南東方向からフィリピン海プレートに圧縮されるため、逆断層型になるケースが多い。ちなみに中部以西は横ずれ断層の要素も加わる」と解説する。

日本の陸域には約2000の活断層があるとされ、地震本部ではその中から114の活断層を調査対象としている。このうち今後30年以内の地震発生確率が3%以上になる「Sランク」は36カ所、0・1〜3%未満の「Aランク」が51カ所、0・1%未満の「Zランク」が63カ所ある。残りは不明で「Xランク」と評価されている。記事中の図・表では、Sランクのうち、M7・5以上が予想される断層を抜粋した。

ただ、地震本部は「地震発生確率が小さいように見えても、決して地震が発生しないことを意味していない」と注意を促している。1995年の阪神淡路大震災の発生直前の確率は0・02〜8%、2016年の熊本地震の場合もほぼ0〜0・9%だった。

さらに要注意なのは、大都市圏を含む各地には、まだ調査が進んでいない「隠れ断層」が存在する可能性があることだ。

想像力発揮し、リスクに備えを

長尾氏は「現在、活断層がよく調査されているのは堆積物に覆われていない地域が多い。だが、実際には都市圏の平野部にも『隠れ断層』が存在するはずだ。東京湾や瀬戸内海の海底にも存在するとされるが、船舶の航行が活発なこともあって調査が進まず、実態が分からない。地震への想像力を発揮して、リスクに備えることが重要だ」と強調する。

首都圏では、2月下旬から今月3日にかけて千葉県東方沖を震源とする揺れが頻発している。3月2日には千葉県南部(M5・0、最大震度4)、同21日には茨城県南部(M5・3、同5弱)でそれぞれ地震があった。

長尾氏によると、房総半島沖では1912年、50年、87年と37〜38年周期でM6・5前後の地震が起きており、今年は87年から37年目にあたる。長尾氏は、房総沖の地震によって「首都直下地震が誘発されるリスクは高まっている」とみる。

最近発生している地震には、政府などが想定する首都直下地震の震源域に近い複数の地域も含まれていることから、警戒感が増している。

首都圏はもちろんだが、日本列島のどこに住んでいても地震への警戒は怠れない。

M7.5以上の地震活動が予想される内陸の活断層

番号 起震断層 規模(M)

❶ サロベツ断層帯 M7.6程度

❷ 糸魚川―静岡構造線断層帯 (北部)M7.7程度(中北部)M7.6程度

❸ 境峠・神谷断層帯 M7.6程度

❹ 富士川河口断層帯 M8.0程度

❺ 上町断層帯 M7.5程度

❻ 弥栄断層 M7.7程度

❼ 菊川断層帯 (中部)M7.6程度

❽ 中央構造線断層帯 (石鎚山脈北縁西部)M7.5程度

❾ 周防灘断層帯 (主部)M7.6程度

❿ 日奈久断層帯 (日奈久区間)M7.5程度

※政府地震調査研究推進本部の主要活断層帯の評価から、今後30年以内の地震発生確率が3%以上のものを選んだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外務省は13日までに、イランが在シリアのイラン大使館がイスラエルに攻撃されたと主張し、中東の緊張が高まっているのを受け、イスラエル滞在中の邦人に細心の注意を払うよう呼びかけた。

 その他の国でもイスラエル大使館などの関連施設に近づかないよう求めた。

 注意喚起は12日付。最新情報を収集した上で「少しでも身の危険を感じる場合は速やかにその場を離れるなど安全確保に努めてほしい」とした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ オリックス5―1日本ハム(13日・京セラドーム)

 オリックスが新エースと主砲の活躍で日本ハムに快勝した。

 両チーム無得点で迎えた2回2死二、三塁で頓宮が加藤貴のフォークに食らいついた。右前に弾む先制適時打で今季初打点。「とにかく無我夢中で打ちにいきました」。22打席ぶりのヒットで目覚めた昨季の首位打者は、7回2死一塁でも右翼席に今季1号を放り込んだ。

 投げては先発・宮城が8回を6安打無失点、7奪三振の快投で今季初勝利をマークした。チームは10試合連続で黒星、白星が交互となる珍現象で借金は2。14日は今季初の連勝と2カード連続の勝ち越しを狙う。

 

 

 

 

 

 

 

 

明治安田J1リーグは13日、各地で第8節の8試合が行われ、前節2位の広島は福岡と1―1で引き分けて開幕からの無敗を守り、勝ち点16。横浜Mは湘南と2―2のドローに終わり、同14。
名古屋は1―0で磐田を下した。新潟―札幌は引き分け。
東京VはF東京との東京ダービー。他の試合は町田―神戸、鹿島―京都、C大阪―川崎の顔合わせ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「西武2-11ソフトバンク」(13日、ベルーナドーム)

 今季西武から加入したソフトバンクの山川穂高内野手が六回に1死満塁で左中間へ2号満塁本塁打を放った。昨年FAでソフトバンクに移籍。移籍後ベルーナドーム初登場となった前日は西武ファンから大ブーイングを送られ、4打数1安打3三振だったが、昨年までの本拠地で痛烈な“恩返し”弾を放った。打たれた西武・2番手の水上はその瞬間にしゃがみこみ、そのままがっくりとうなだれた。

 どよめきの中、ダイヤモンドを一周すると、ベンチとのハイタッチ後に恒例の“ドスコイ”を敢行。鷹党は歓喜に沸き、前夜とは一転、静かに見守っていたレオ党は怒りの大ブーイングだった。

 山川は昨季は自身のスキャンダルにより、公式戦出場停止処分が下された中、「戒め」の言葉とともにFA宣言し、西武からソフトバンクに移籍。波紋が広がった。レオ党は消化しきれぬ思いを抱えた中で迎えた3連戦だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月13日に武蔵野の森総合スポーツプラザで「京王 presents Wリーグプレーオフ 2023-2024」のファイナル第1戦が行われ、富士通レッドウェーブ(レギュラーシーズン1位)がデンソーアイリス(レギュラーシーズン2位)と対戦した。

 

 富士通は林咲希の2点から得点をスタート。セットプレーから宮澤夕貴の3ポイントシュートなどにもつなげていくと、司令塔の町田瑠唯がアシストを伸ばし、16-16の同点で最初の10分間を終える。

 第2クォーターでは互角の戦いが続き、富士通は町田が“3点プレー”やスティールなどで存在感を発揮。終盤ではシュートミスが続いて点差を詰められる場面も見せたが、残り22秒には林が3点弾をお見舞いし、36-32と富士通の4点リードで試合を折り返した。

 迎えた第3クォーター、富士通はデンソーのターンオーバーから得点につなげ、2ケタリードを手にする時間も。終盤ではセットプレーを囮に町田から林へのバックドアを成功させ、51-43の8点リードで最後のクォーターへ。

 勝負の第4クォーター、デンソーの追い上げに苦しみながらも先発陣の活躍でリードをつなぎとめる富士通。残り2分半にジョシュア ンフォンノボン テミトペの“3点プレー”で点差を広げると、最後は堅守でしのぎ切って勝負アリ。最終スコア64-57で富士通が1つ目の勝利をつかんだ。

 2007-08シーズン以来16年ぶりの優勝に王手をかけた富士通は、町田が15得点3リバウンド、宮澤と林がともに14得点で貢献。第2戦での勝利がマストとなるデンソーは馬瓜エブリンがゲームハイ21得点、赤穂ひまわりが12得点9リバウンドをマークした。

■試合結果
富士通レッドウェーブ 64-57 デンソーアイリス
富士通|16|20|15|13|=64
デンソ|16|16|11|14|=57

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆明治安田J1リーグ▽第8節 横浜FM2―2湘南(13日・日産スタジアム)

 横浜FMはホームで湘南に2―2で引き分け、今季初の3連勝を逃した。

 19歳FW塩貝健人(慶大2年)のJ1初ゴールも“空砲”に終わった。前半21分、ペナルティーエリア右のライン際からFW水沼宏太のクロスをゴール前で右足で合わせて先制ゴール。デビュー2戦目で初先発となった新鋭がスタジアムを沸かせたが、後半41分には湘南に同点ゴールを許した。

 1―1の後半3分、FW小池裕太のシュートを相手GKがはじいたこぼれ球をMF南泰熈が決め、勝ち越しに成功。同31分には湘南DF大岩一貴が一発レッドカードで退場。数的優位の中、同35分に途中出場の湘南FW福田翔生にゴールを奪われ、再び同点においつかれた。

 横浜FMは10日のG大阪戦(2〇0)から中2日の過密日程でスタメン9人を変更。塩貝や南らが結果を出した中、今季初の3連勝はならなかった。次戦は17日にACL準決勝第1戦のアウェー・蔚山戦に臨む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベルーナドームから山川穂高内野手(32)へのブーイングが消えた。

13日の西武―ソフトバンク戦(ベルーナ)に山川はソフトバンクの「4番・一塁」でスタメン出場した。

FA移籍後初の古巣本拠地ゲームとなった前日12日の初戦で山川は、試合前のスタメン発表時から地鳴りのようなライオンズファンのブーイングに出迎えられた。

しかし、この日は一転。スタメン発表時から超満員に埋まったレフトスタンドからのブーイングは起こらず。柳田の適時二塁打でソフトバンクが先制した直後の山川の打席でもライオンズファンは静かにこれを迎え入れ、替わりに隅田が初球、カーブで空振りを取った場面、カウント1―1から再び山川をカーブで三ゴロに打ち取った場面で隅田への拍手、大歓声が沸き起こっていた。

これは3回一死一、二塁の第2打席でも変わらず。隅田が山川を1―2と追い込み148キロストレートで中飛に打ち取ると再び隅田への拍手と歓声がドーム内を包んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外務省は12日付で、中東情勢の緊迫化を受け、イスラエル滞在中の邦人に「細心の注意」を呼び掛けた。イランが在シリア・イラン大使館の空爆をイスラエルの攻撃と主張、報復を示唆したことを踏まえた措置。他の国・地域に滞在中の場合も、イスラエル大使館など関連施設に近づかないよう注意喚起した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

来年4月13日、大阪・関西万博が開幕します。1年前となったきょう、各地でイベントが開かれましたが、解決すべき課題は多く残ります。樫尾記者の報告です。

記者
「こちら東京・赤坂で、まもなく大阪・関西万博の1年前イベントが開かれます。政府や経済界の幹部が、続々と集まってきています」

イベントでは、初めて「公式ユニフォーム」が発表されました。

一般公募でデザインを採用された服部真理子さん
「これまでの常識をちょっと変えていく、そういったわくわく感っていうものを表現したものになっている」

経団連 十倉雅和 会長
「大阪・関西万博を素晴らしいものに仕上げたいと思う」

また、きょうは“万博仕様”の新幹線が公開されたほか、現地・大阪では、公式キャラクター「ミャクミャク」と、国連機関のキャラクターのコラボイベントも開かれました。

いよいよ1年後に迫った大阪・関西万博。地元大阪や政府などもPRを加速させています。

しかし、その一方で、「パビリオンの建設の遅れ」や「開催費用の増額」など、いまだに多くの課題も残されています。特に会場の建設費は当初の2倍近くにふくれあがり、国民の負担増が懸念されています。

ある政府関係者は建設費について「増額はもうない」「税金を使っているので国民から厳しい目でみられる」としていますが、物価の上昇が続くなか、費用がさらに膨れ上がる可能性もあります。

私たちが将来、「大阪・関西万博を開いてよかった」と振り返れるかどうか、今後1年の準備にかかっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今月11日、東京・日本橋高島屋で開催されていた展示販売会「大黄金展」の会場からおよそ1040万円の純金製の茶わんが盗まれた事件で、警視庁は都内に住む32歳の男を逮捕しました。

窃盗の疑いで逮捕されたのは東京・江東区に住む職業不詳の堀江大容疑者(32)です。

警視庁によりますと堀江容疑者は今月11日の午前11時半過ぎ、中央区の日本橋高島屋で開催されている展示販売会「大黄金展」で、販売価格およそ1040万円の純金製の抹茶茶わんを盗んだ疑いがもたれています。

現場の防犯カメラには男が茶わんをリュックに入れて立ち去る姿が映っていて、警視庁は行方を追っていましたが、13日、捜査員が都内で特徴の似た男を発見。およそ4時間半追尾した後、午後2時半頃に東京駅近くの新丸ビルにいたところ任意同行を求め話を聞いていました。

調べに対して堀江容疑者は容疑を認めた上で茶わんについては「江東区内の買取店で売却した」などと話しているということです。

警視庁は動機や事件の経緯を詳しく調べています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERA セ・リーグ 巨人3×―2広島=延長12回=(13日・東京ドーム)

 22年8月20日の阪神戦(東京D)以来602日ぶりとなる1軍での先発マウンドにあがった堀田賢慎投手が、4回まで投げ4安打無失点と好投。6回に岡本和真内野手の珍しい「二塁への二塁打」で1得点、7回に3番手・中川皓太投手が逆転を許したが、8回に岡本和の内野安打で同点に追いつき、延長12回に今季初のサヨナラ勝ちを決め、5連勝となった。

 右腹直筋筋損傷で出場選手登録を抹消されたグリフィン投手の代役で先発に指名された堀田。1回は3者凡退、2回は2死から田村俊介外野手に右前打、矢野雅哉内野手に四球で一、二塁とされ、会沢翼捕手には右前打されたが、右翼・佐々木俊輔外野手が本塁への送球で二塁走者・田村を刺し、得点を阻止した。

 3回も2死から田中広輔内野手に右越え二塁打、小園海斗内野手に死球で4番の堂林翔太内野手を迎え、捕逸で二、三塁となったが、空振り三振。4回は1死から田村に中前打、矢野雅哉内野手を四球で歩かせ一、二塁となったが、会沢翼捕手を遊ゴロ併殺打に打ち取り、無失点で4回を投げきった。

 両チーム無得点で迎えた6回に珍しいプレーで先取点が入った。先頭の佐々木俊輔外野手が中前打で出塁し、二塁盗塁を決め1死二塁。ここで、岡本和の内野に高く上がった打球がドームの天井の懸垂物にはさまり落下しなかったため、東京ドームの特別ルールで「二塁への二塁打」となり、佐々木が生還。岡本和のパワーが生んだ珍しいプレーで1点を挙げた。

 しかし、7回から3番手で登板した中川が逆転を許した。1死から矢野に左前打、2死となったが代打・上本崇司内野手に中前打され一、三塁とされると、野間峻祥二外野手に左中間を抜ける2点二塁打を打たれ、逆転された。

 1点を追う巨人は8回、広島の3番手・島内颯太郎投手から先頭の佐々木が右中間への二塁打、門脇誠内野手が右前打で続き一、三塁。ここで岡本和が遊撃へ内野安打を放ち、同点。坂本勇人内野手、オコエ瑠偉外野手が空振り三振で2死となったが途中出場の松原聖弥外野手が四球を選び2死満塁とチャンスを広げたが吉川尚輝内野手は左飛に打ち取られ、勝ち越しはならなかった。

 9回は大勢投手、延長10回はここまで無失点のドラフト1位右腕・西舘勇陽投手が登板しずれも3者凡退に抑えた。

 延長10回、門脇、岡本和が倒れた2死から、坂本が四球、オコエは死球で一、二塁としたが、松原が空振り三振に倒れた。延長11回は広島の6番手・塹江敦哉投手から先頭の吉川が四球、途中出場の小林誠司捕手がしっかり送りバントを決め1死二塁としたが、代打の泉口友汰内野手が空振り三振、佐々木は一ゴロでここでもサヨナラはならなかった。

 延長11回は船迫大雅投手、延長12回は高梨雄平投手が8番手で登板し無失点に抑えた。

 延長12回、1死から岡本和が左翼線二塁打、代走に重信慎之介外野手が送られ、ここで代打・大城卓三捕手が打席に入り、広島の7番手・中崎翔太投手から右中間を破る二塁打を放ち、サヨナラ勝ち。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後輩選手へのハラスメント行為により楽天を昨季限りで退団した安楽智大投手が12日、所属するメキシコリーグのレッドデビルズで公式戦に登板し、初セーブを挙げた。

 2点を勝ち越した直後の延長十回に4番手で登板し、無安打無失点で勝利に貢献した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ 楽天2―2ロッテ=延長12回=(13日・楽天モバイルパーク)

 楽天の石原彪捕手が自慢の強肩を連発し、ピンチを防いだ。

 まずは5回、無死一塁から池田のバントを迷わず二塁へ送球。併殺を完成させた。二塁は微妙なタイミングだったことから、吉井監督がリクエストしたが、判定は覆らなかった。

 さらに同点で迎えた8回、無死二塁で代走・小川をけん制で刺すビッグプレー。これも吉井監督がリクエストしたが、判定は覆らず。自慢の強肩で投手陣をアシストした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中日が13日の阪神戦(バンテリン)に5―2で勝ち、4年ぶりの6連勝。立浪和義監督(54)は「正直にうれしいです。先制されたんですが、あそこ(6回)で一挙に逆転できた。8回の山本の(右前適時打による)1点も大きかった。今日は最高の形のゲームになった」と手応えを感じている。

先発・メヒアが初回、佐藤輝に2点適時打を許したが、6回に一挙4得点で逆転。「(阪神先発の)大竹投手は序盤、制球もテンポも良くなかなか崩せないなと思っていたが、あの回はすこしボールが浮き出したところを打者が集中して連打してくれたと思います」と攻撃陣を称えた。

特に大きかったのが反撃ムードを高めた中田の一撃だ。6回無死一、三塁から中前適時打を放ち1点差。5試合連続打点となる4番の一振りで反撃ムードは一気に高まった。「ランナーがスコアリングポジションにいるときの集中力は人と違うものを持っている。それが毎打席出るわけではないが、ここぞというところでは人にない集中力を発揮するなという感じがします」と指揮官も4番・中田の勝負強さに脱帽だ。

6連勝は立浪政権下では初で2020年10月以来4年ぶり。このときは7連勝を飾っている。14日の試合は中日・梅津、阪神・才木が先発。「才木投手も素晴らしい投手。何とかしぶとく点を取って守り勝つ野球ができるように明日も頑張りたい」。立浪監督の言葉からは確かな自信が感じられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「明治安田J1、東京V2-2FC東京」(13日、味の素スタジアム)

 J1で16年ぶりとなった”東京ダービー”は、FC東京が試合終了間際に追いつき引き分けに終わった。16年前の東京ダービーに出場していたDF長友はこの日、後半28から途中出場。「またダービーができるという格別な思いが出てきた」と感想を語った。

 FW遠藤のゴールで1点差に迫った後、出番が回ってきた。長友の名前がコールされると、“アウェー”側のFCサポーターのボルテージがもう一段階上がった。この日のスタジアムには、3万1746人の観衆が集まったが「もっと盛り上げたいですよね」とさらなる盛り上がりを期待している。

 「本当にミラノダービーもそう。イタリアンダービーもそうだし、マルセイユ、パリサンジェルマンのダービーも含めて。街がやっぱりね、一週間くらい前から雰囲気が変わる。そういったことも経験してきたので」

 ”東京ダービー”をきっかけに街の活性化にも目を輝かせた。「東京という街が、『今週は東京ダービーがあった』と、元気を与えるような。そういったフットボールの人気だったり認知度も含めて持って行けたら」と話した。

 

 

 

 

 

 

 

 

FC東京のMF遠藤渓太(26)が、明治安田J1リーグ第8節(13日)のFC東京戦(味スタ)で、後半途中出場からの2得点でチームを救った。

16年ぶりにJ1で実現した東京ダービーでFC東京は、前半33分までに0―2となる劣勢を強いられ、同43分にはMF安斎颯馬が2枚目のイエローで退場処分。遠藤は後半16分にピッチに投入されると、流れは一変。同23分に得点を決め、後半アディショナルタイムには、ミドルシュートを叩き込んで敗戦を回避した。

救世主となった遠藤は「どこかで絶対にスキはあると思っていた。時間がなかったので、シンプルに圧力をかけていくということと、長いボールへの対応を意識しながらやっていた」。劇的同点ゴールを喜びつつも「自分たちが勝つためにはもう1点が必要だった。追いついた時にゴール裏に喜びにいくことは大事だけど、自分はボールを持ってハーフラインまで帰るつもりだった」と反省も忘れなかった。

いつも以上に気合が入っていた。11日にドイツ1部ウニオン・ベルリンからの完全移籍が発表されたばかり。この日は、U―23アジアカップに出場するU―23日本代表のFW荒木遼太郎、MF松木玖生が不在。遠藤は「アイツら頼りと思われたくなかったし、ダービーが一つのきっかけになってよかった」とライバル心をのぞかせた。今後の活躍へとつながりそうな2発となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆明治安田J1リーグ▽第8節 東京V2―2FC東京(13日・味スタ)

 16年ぶりにJ1で実現した「東京ダービー」は2―2で引き分けた。

 両チームの選手で唯一16年前の東京ダービーを経験している日本代表DF長友佑都は後半28分から途中出場。左サイドバックでプレーし、チームを活性化させた。前半は一人退場者を出すなど0―2で折り返したが、途中出場のFW遠藤渓太が後半23分、同49分のゴールで土壇場で引き分けに持ち込んだ。試合後、長友は「東京のプライドというか、このスピリット、諦めないっていうことを見せられたんじゃないかなと思いますし、絶対に流れを変えてやろうという強い気持ちで僕自身も入れたし、勝てなかったのは残念ですけど、この状況で引き分けに持ち込めたのは良かったなと思います」と前向きに捉えた。

 試合前からサポーター同士があおり合うなど、3万1746人が来場した一戦は、異様な雰囲気が漂っていた。そうした中での一戦を終え「やっぱり格別だなというのがありますね。J1のどんな試合よりも自分は興奮したし、すごいアドレナリンが出てましたね」と振り返った。

 この試合前まで過去のJ1での対戦成績は6勝2分け6敗だったが、これで6勝3分け6敗となった。次のダービーは8月17日に行われる。「後半10人で示したようなスピリットを、自分たちがJ1に長くいる、戦っているチームなんだと、東京というチームなんだっていうことを、しっかりともっと示せるようにやりたい」と誓った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[J1第8節]横浜 2-2 湘南/4月13日/日産スタジアム

“有言実行”のゴールだ。

2-2の引き分けに終わったJ1第8節の湘南ベルマーレ一戦で、横浜F・マリノスの特別指定選手であるFW塩貝健人が、チームの先制点となるゴールを決めた。

3日前のガンバ大阪戦でJデビューを果たし、「次は決めたい」と語っていた19歳は、21分に右サイドの水沼宏太からの折り返しを右足で押し込んだ。


試合後、J1初ゴールの感想を訊かれると、塩貝は「もう1点取りに行こうと思った」と喜びよりも貪欲な姿勢を見せた。

また、序盤から積極的にドリブルで仕掛けたり、複数の相手に囲まれても取られないキープ力を発揮するなど、56分にピッチを退くまで最前線で堂々としたプレーを披露。本人は「20分くらいまでは試合に入れている感じがしなかった」と謙虚に述べたが、大きなポテンシャルを示したと言える。

この一戦で得た収穫については、次のように語った。

「ウイングの選手にはクロスのポイントに入ると伝えていて、昨日から合わせていたので、それだけは意識していました。最近はクロスから点が取れるイメージがだんだんついてきたので、そこは収穫かなと思います」

慶応義塾大在学中のストライカーの、さらなる成長と活躍が楽しみだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「明治安田J1、東京V2-2FC東京」(13日、味の素スタジアム)

 東京Vは、J1で16年ぶりとなった”東京ダービー”でFC東京と引き分けた。数的有利ながら2点リードを追いつかれた展開に先制ゴールのMF見木友哉(26)は「非常に悔しいって言葉しかないし、勝たなくちゃいけないゲームだった」と反省。スタジアムを包んだブーイングについても本音を吐露した。

 今季千葉から移籍してきた見木にとっては初の”東京ダービー”。柏との”ちばぎんダービー”の経験はあったが「多分それとは比べものにならないぐらい、殺気立った雰囲気もあると思う」と話していた。

 その予感は的中。この日は、試合開始前からFC東京サポーターの大ブーイングを受けた。「すごかったですし、試合が終わってから自分たちがあいさつに行くところでもブーイングするっていうのは…初めての経験でした」と振り返った。

 続けて、「なんかまあ、気持ち的には良くはならないので、次のダービーで勝ち点3を取って静まり返らせたいなと思います」とリベンジを誓った。次のFC東京との”東京ダービー”は8月17日。今度はアウェー側で試合に臨む。

 

 

 

 

 

 

 

 

ミックスゾーンに来ても、守護神マテウスは怒りの感情は抑え切れていなかった。東京ヴェルディは4月13日、16年ぶりとなったJ1でのFC東京との東京ダービーで、圧倒的に優位な状況になった。前半を終えて2-0とリードする。それだけではなく、FC東京に退場者が出ていたことから、数的優位まで得ていた。

15年越しの東京ダービー連勝まで、あとわずかというところだった。しかし、後半23分にパスミスからボールロストをしてFC東京のMF遠藤渓太に1点差に詰め寄るゴールを決められると、後半アディショナルタイム4分にも遠藤に2点目のミドルシュートを決められて2-2の同点に持ち込まれた。歓喜に沸くFC東京のゴールに対し、東京Vのゴール裏は静まり返っていた。

試合終了のホイッスルが鳴ってからも、反応は対照的。勝利したように沸く青赤に対して、緑はブーイングをしつつも途中までリードした選手たちに拍手を送る様子も見られた。

マテウスは、そんなサポーターにも厳しさを求めた。

「今日の彼らは、本当にすごく我慢してくれたと思う。ただ、ブラジルでダービーで、こういう追いつかれ方をしたら警察沙汰になっている。それが普通。僕らが一周、スタンドを周る時も拍手を送っていてくれるサポーターもいましたが、そういうのはあってはいけない。我慢強く拍手を送ってくれたことには感謝したいけれど、もっと厳しく選手に対応していいと思う」

こう語る理由は、危機感が強いからだ。東京Vは、開幕戦を含めて試合終盤の失点で勝ち点を逃していることが多い。「サッカーが前半だけで終わるゲームなら、僕たちはJ1残留できると思います。でも、今日だけじゃなくてシーズンが始まって何回も同じ形で追いつかれたり、負けたりしている。これまでは最終的に集中力が欠けるっていう感じだったけれど、今日に関して言えば、後半全体がそういう試合の最後の感じだった。1人多いはずなのに、自分たちが1人少ないんじゃないかと思うような戦いぶりだった。そこが本当に恥ずかしい。こんな戦い方をしているようでは、僕たちはJ1にふさわしくない。ハーフタイムには『まだ0-0だからな』という話が(監督から)あったなかで、こういう試合をしてしまったのだから、反省しかない」と、マテウスは厳しい言葉を並べた。

そして、「この試合は引き分けですが、選手、スタッフ、誰一人として引き分けたと思ったらダメだと思う。負けに等しい試合だと理解しないといけない」と、特別なダービーでの優位な状況を生かせなかったドローに、怒りをこらえながら語った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロ野球セ・リーグは13日、各地で3試合が行われました。

首位の中日は阪神と対戦。阪神が初回に佐藤輝明選手のタイムリーで幸先よく2点を先制するも、中日は6回に反撃開始。0アウト1、3塁の場面で中田翔選手にタイムリーが飛び出し1点差。さらに、0アウト満塁から代打・中島宏之選手の押し出し死球で同点に追いつくと、続くチャンスに宇佐見真吾選手が勝ち越しのタイムリーを放ち逆転。その後もう1点を加えた中日が4年ぶりに6連勝を飾りました。

DeNAと対戦したヤクルトは2点を追う6回、2アウトからヒットと四球で1、2塁のチャンスを作るとオスナ選手がタイムリーを放ち1点差。その後、2アウト満塁から5番・青木宣親選手がレフトフェンスに直撃する走者一掃のタイムリーツーベースを放ち逆転に成功します。7回には初の「2番」でスタメン出場した村上宗隆選手が今季初打点となるタイムリーで追加点。ヤクルトが連敗を3で止めました。

広島と対戦した巨人は0対0で迎えた6回、1アウト2塁で岡本和真選手が打ち上げた打球は東京ドームの天井に直撃。打球が落ちてこず、特別ルールによるエンタイトル2ベースとなり1点を先制します。7回に広島に逆転を許しますがそれでも8回、0アウト1、3塁から岡本選手のタイムリー内野安打で同点に追いつくと、試合は延長戦へ突入します。そして延長12回、岡本選手がツーベースヒットでチャンスを作ると、代打・大城卓三選手がセンターサヨナラタイムリー。巨人が今季初のサヨナラ勝利で5連勝を飾り、2位に浮上しました。

【13日のセ・リーグ結果】

◆中日 5-2 阪神

勝利投手【中日】メヒア(2勝1敗)

敗戦投手【阪神】大竹耕太郎(1勝2敗)

セーブ【中日】マルティネス(0勝0敗5S)

◆ヤクルト 5-2 DeNA

勝利投手【ヤクルト】吉村貢司郎(1勝1敗)

敗戦投手【DeNA】ケイ(0勝1敗)

セーブ【ヤクルト】清水昇(0勝2敗2S)

◆巨人 3x-2 広島

勝利投手【巨人】高梨雄平(1勝0敗)

敗戦投手【広島】中崎翔太(1勝1敗)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロ野球パ・リーグは13日、各地で3試合が行われました。

ソフトバンクは、6回に山川穂高選手が満塁ホームランを放つと、8回には2本目の満塁ホームラン。山川選手は、古巣西武から球団記録の1試合8打点を記録します。投げては先発のモイネロ投手が8回無失点の好投で、今季初勝利。西武は投手陣がふるわず、4連敗となりました。

オリックスは先発・宮城大弥投手が8回105球7奪三振の好投。打率1割を切っていた不振の頓宮裕真選手が今季第1号を含む、2安打3打点の活躍で勝利。日本ハムは加藤貴之投手が今季3敗目となりました。

楽天とロッテは延長12回までもつれる接戦。8回にロッテはポランコ選手のタイムリーで勝ち越しますが、直後に楽天は鈴木大地選手のタイムリーで同点。その後は互いに譲らず、2-2の引き分けで試合を終えました。

これでソフトバンクは貯金5とし、リーグ唯一の貯金生活。引き分けたロッテが日本ハムと並び2位へ。オリックスは1日で最下位から脱出しました。

◆ソフトバンク 11-2 西武

勝利投手【ソフトバンク】モイネロ(1勝1敗)

敗戦投手【西武】隅田知一郎(2勝1敗)

本塁打【ソフトバンク】山川穂高2、3号【西武】アギラー1号

◆オリックス 5-1 日本ハム

勝利投手【オリックス】宮城大弥(1勝2敗)

敗戦投手【日本ハム】加藤貴之(0勝3敗)

セーブ【オリックス】平野佳寿(1勝0敗4S)

本塁打【オリックス】頓宮裕真1号

◆楽天 2-2 ロッテ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明治安田J1リーグ第8節(13日)、東京Vが、FC東京との東京ダービー(味スタ)で〝ヴェルディ劇場〟を開演させてしまい、2―2のドローに終わった。

16年ぶりにJ1で実現した東京ダービー。東京Vは、前半28分にMF見木友哉のPKで先制すると、同33分には、FW染野唯月のゴールが生まれ、リードを広げる。

さらに前半43分に相手のMF安斎颯馬が2枚目のイエローで退場処分になり、数的有利をつくり出すことに成功。しかし、後半途中出場のMF遠藤渓太に同23分、同アディショナルタイムと2得点を決められ、逃げ切りに失敗した。

今季の東京Vの試合は、良くも悪くも終盤に得点が動く。横浜Mとの今季開幕戦では、1点リードの後半44分に追いつかれると、後半アディショナルタイムに逆転された。その一方で、第5節の京都戦は、0―2から後半35分に1点を返し、後半アディショナルタイムに同点とし、ドローに持ち込んだこともある。それだけに、ある東京Vサポーターは「悪い方のヴェルディ劇場はもう良いから勝ちきってほしい」と切実に願った。

城福浩監督は「勝たないといけなかった。クローズのところを学んでいかないといけない。選手層を厚くしていかないといけない」と厳しい表情で語った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月13日、B1リーグ第32節が開催され、長崎ヴェルカが敵地のSAGAアリーナで佐賀バルーナーズと激突した。

 

 試合が始まると、馬場雄大の速攻などを中心に得点を重ねていく長崎。マット・ボンズやジャレル・ブラントリーも速攻で続き、20-21とほぼ同点で最初の10分間を終える。第2クォーターでは0-7のランで点差を広げられた長崎だったが、中盤のタイムアウトで修正を図り、34-30と逆転に成功して試合を折り返した。

 第3クォーターでもオフェンスのペースは長崎が上回り、53-42と11点を先行して最後のクォーターへ。最後の10分間では佐賀の追い上げに苦しんだ長崎だったが、残り1分に馬場が値千金のスティールを披露し、さらに2点を奪う活躍。最後はブラントリーがフリースローを沈め、最終スコア63-61で長崎が勝利を飾った。

 大接戦を制した長崎は、馬場が14得点4リバウンド8アシスト、狩俣昌也が12得点3アシスト、ジェレミー・エヴァンスが6得点12リバウンドの活躍。あと一歩で勝利を逃した佐賀は ヨーリ・チャイルズが17得点、角田太輝が13得点を挙げた。

■試合結果
佐賀バルーナーズ 61-63 長崎ヴェルカ(@SAGAアリーナ)
佐賀|21|9|12|19|=61
長崎|20|14|19|10|=63

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ 楽天2―2ロッテ=延長12回=(13日・楽天モバイルパーク)

 楽天の石原彪捕手が自慢の強肩を連発し、ピンチを防いだ。

 まずは5回、無死一塁から池田のバントを迷わず二塁へ送球。併殺を完成させた。二塁は微妙なタイミングだったことから、吉井監督がリクエストしたが、判定は覆らなかった。

 さらに同点で迎えた8回、無死二塁で代走・小川をけん制で刺すビッグプレー。これも吉井監督がリクエストしたが、判定は覆らず。自慢の強肩で投手陣をアシストした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

阪神は、13日の中日戦(バンテリン)に2―5で敗れ、引き分けを挟んで3連敗となった。

5回までテンポよく無失点投球を続けた大竹耕太郎投手(28)が、2点リードで迎えた6回に突如崩壊。先頭・田中に四球、3番・高橋周にも右前打を許し、無死一、三塁のピンチを背負うと、4番・中田に139キロの直球を中前へ運ばれ、1点差とされた。さらに、5番・細川にも左前打を食らい、無死満塁となったところで無念の降板となった。

さらに2番手でマウンドに上がった岡留も悪い流れを止めることができなかった。無死満塁から代打・中島に押し出しの死球を与えると、7番・宇佐見にも左前適時打を浴びるなど3点を献上し、勝ち越しを許した。

大竹は試合後「よくない点の取られ方をしてしまった。長いイニングを投げていきたかったのですが、早い回で交代してしまい申し訳ない」と悔しさをにじませつつ「来週も同じ相手(中日)なのでやり返します」と次戦へ向け意気込んだ。

初回には二死一、二塁から5番・佐藤輝の2点適時二塁打で幸先よく先制しただけに、痛すぎる逆転負けとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「明治安田J1、東京V2-2FC東京」(13日、味の素スタジアム)

 東京Vは数的有利ながら前半に奪った2点のリードを守れず痛恨の引き分け。J1では16年ぶりとなった”東京ダービー”を白星で飾れなかった。

 試合後の会見で、城福監督は開幕5秒間、言葉を発せず、沈黙が流れた。その後、ほそぼそとした声で「サポーターには悔しい思いをさせました。申し訳ない」としぼり出した。

 3万1746人の観衆が集まり、試合前の選手紹介から両サポーターからブーイングが起こるなど異様な雰囲気で始まった一戦。サポーターの思いを背負い、緑と青赤-互いのプライドがぶつかりあった。

 前半28分、MF見木が倒されて獲得したPKを自ら決めて先制。さらに同33分には相手陣でボールを奪ったDF宮原のクロスにFW染野がダイレクトボレーで合わせ、ゴール右に突き刺した。

 FC東京のMF安斎が前半終盤に、2枚目となるイエローカードをもらい退場。数的有利となり後半に入ったが、同23分に途中出場のFW遠藤のゴールで一点差に。さらに試合終了間際、再び遠藤にゴールを決められて追いつかれた。城福監督は「相手が1人退場しているのに、あたふたしてしまった。私の指導不足でしょう」と自身を責めた。

 東京Vは今季5回目の引き分け。勝ち点を8に伸ばした。FC東京は勝ち点12。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

延長十二回、2―2で引き分けた。ロッテは一回にソトが先制犠飛。1―1の八回にポランコの右前適時打で勝ち越したが、その裏に楽天の鈴木大が左前へ同点打を放った。延長に入ってからは、両チームの救援陣が無失点で粘った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広2―3巨巨人がサヨナラ勝ちして5連勝。1―2の8回に岡本和の内野安打で追い付き、延長12回の1死二塁で代打の大城卓(写真)が二塁打を放った。8番手の高梨が今季初勝利=13日、東京ドーム

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽天2―2ロッテ(パ・リーグ=13日)――楽天は発熱で登板を回避した荘司に代わり、急きょ先発したルーキー松田啄磨(大産大)が4回1失点と力投した。

 初回は先頭打者への四球をきっかけに犠飛で1点を失ったが、その後は鋭い直球にカットボールやカーブを巧みに織り交ぜて追加点を許さず、「初回は緊張もあったが、徐々に落ち着いて自分の持ち味を生かした投球ができた」と一安心の様子。救援陣の一角として開幕一軍をつかんだドラフト5位右腕が、思わぬチャンスで潜在能力をアピールした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巨人が今季初のサヨナラ勝ちで5連勝。1―2の八回に岡本和の内野安打で追い付き、延長十二回に代打大城卓が6年ぶりのサヨナラ打となる適時二塁打を放った。8番手の高梨が今季初白星。広島は九回以降、走者を出せなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽天 2 - 2 ロッテ
<2回戦・楽天モバイル>

 楽天は今季初の引き分け。勝ち切れなかったものの投手陣の力投リレーが光った。

 楽天は予告先発として発表されていた荘司が、発熱により登板回避。急遽、ドラフト5位の松田(大阪産業大)がプロ初先発のマウンドに上がった。ドラ5右腕は初回に無死一、三塁のピンチを招くも、犠飛による1失点にとどめ最少失点スタート。2回以降はゼロを重ね4回3安打1失点で後続にバトンを渡した。

 8回に4番手の宋家豪が1点を失ったが、延長12回まで計8投手で2失点リレー。アクシデントが発生した試合だったが投手陣一丸でしっかりと粘った。

 攻撃陣は1点を追う8回、一死満塁で6番・鈴木大が左前適時打を放ち同点。二塁走者の島内も逆転の生還を狙ったが、ここは左翼・角中の好返球に阻まれ憤死した。

 9回は一死満塁とサヨナラのチャンスを作ったが、4番・島内の痛烈なライナーが二塁手の正面を突くなど無得点。延長12回も二死一、三塁としたが、最後は7番・辰己が左飛に倒れ今季初のカード勝ち越しはお預けとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

互いに12安打ずつ放ってもつながらず、ともに2得点で延長十二回引き分けた。楽天は1―2の八回に鈴木大の適時打で追い付いたが、九回1死満塁を逃すなど決め手を欠いた。ロッテは沢村が同点を許した後は救援陣が踏ん張った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

名古屋は序盤から主導権を握り、前半8分に倍井のプロ初ゴールで先制した。しかし、前半終了間際に倍井が一発退場。後半は猛攻を受けながらも体を張った守備で得点を許さず、守り切った。ベテランの永井は「一人一人が責任を持ってやれたのがよかった」と振り返った。
開幕3連敗と出遅れたが、5戦負けなしで8位に浮上。長谷川監督は「もっともっとやれる選手たちだと思う。引き続き、いろんな刺激を与えていきたい」。さらに上位を見据えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

震度7の揺れを観測した熊本地震の前震から14日で8年となるのを前に、当時、熊本市の災害ボランティアセンター長を務め、運営を切り盛りした同市職員、中川奈穂子さん(59)が取材に応じ、「スタッフも被災者。ただ、『何とかしなければ』という使命感だけだった」と振り返った。
中川さんによると、ボランティアセンターは、そもそも開設場所を決めることから難航した。前震2日後の2016年4月16日に旧東保健福祉センター(同市東区)に開設する予定で準備を進めていたが、同日未明に本震が発生。耐震性や収容人数への不安から変更が必要になった。
「開設はいつになるのか」。そんな声も聞こえる中、同22日、同市中央区の広場に場所を変えて運営を始めた。だが、まだ被害の全容が把握できない。約1000人の活動場所を用意した日に約1300人の志願者が集まるなどし、「活動の場がありません」と頭を下げる日が続いた。
「ボランティアのためではなく、被災者のためにセンターがある」と話す中川さん。志願者から「SNSに書くぞ」と罵声を浴びたこともあったが、「ニーズはさまざま。きょうは活動場所がないが、あしたは人手が必要」と説明し、理解を求めた。
そんな日々を送った中川さん自身も被災者だ。自宅は基礎まで亀裂が入って半壊。ただ、多忙で亀裂に気付いたのは地震の1カ月半後だったという。ボランティア活動に感謝しつつ、「センターのスタッフも被災者。無事だからではなく、使命感で動いている。志願者の皆さんにも、そこを理解してほしい」と呼び掛ける。
中川さんは近く、能登半島地震で大きな被害を受けた石川県でボランティア活動をするつもりだ。「熊本地震では、ゴールデンウイーク(GW)が過ぎると、ボランティア志願者が途端に減った。でも、ニーズは変わってもあり続ける。息の長い支援が必要」と語った。

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦