「電車がなかなか来ない」 山手線私鉄の「最小ダイヤ」解消へ コロナで減った便数を戻す動き

2024年春の鉄道ダイヤ改正では、減便も多い一方で、増発を行った鉄道会社も。コロナ禍の減便で沿線に衝撃が走った列車本数が戻るところ、戻らないところの明暗が分かれています。

首都圏私鉄で異例? 物議のダイヤ解消へ

 2024年3月16日に多くの鉄道事業者でダイヤ改正が行われました。今回もJR山手線などをはじめとして減便を伴う路線が多いものの、コロナ禍で減った本数を戻す動きもあります。そのひとつが西武新宿線です。

 


 

 

 

 

 西武新宿線では今回、平日日中の時間帯(西武新宿発12時台―15時台)において、急行と各駅停車が毎時1往復ずつ毎時1往復が増便され、「2022年3月ダイヤ改正前の運転本数に戻る」とされています。

 これにより、当該時間帯は1時間あたり各駅停車と急行を交互に「12分間隔」で運転するダイヤから、「10分間隔」になります。

 この2年続いた「12分間隔」のダイヤは、少なくとも山手線から郊外へ延びる私鉄では、最も本数が少ないものでした。

 急行停車駅は1時間に10本の電車が来ますが、当該時間帯に各駅停車のみが停まる高田馬場ー田無間の途中12駅は、1時間に5本。他の私鉄の都心に近い駅では、最低でも1時間に6本(10分間隔)以上の電車が来るダイヤが組まれています。

 ちなみに西武池袋線は、本数が少なくなる郊外の小手指ー飯能間でも6本以上です。新宿線の12分間隔ダイヤをめぐっては、西武グループの株主や、沿線自治体の議会などでも、見直しを求める声が上がっていました。

 西武鉄道によると、2022年3月の減便は「新型コロナウイルス感染症による生活様式の変化を踏まえ、ご利用状況に応じたダイヤに変更」したということです。

 それから2年を経て「(新型コロナの)5類移行にともない、定期外利用はレジャー観光等での利用が進み、コロナ禍前までの利用に戻ってはおりませんが、回復傾向が確認されたことを踏まえ、運転本数を戻すこととしました」といいます。

減便でもたらされた「メリット」、増便でどう変わる?

 ただ、減便には所要時間の短縮というメリットもありました。

 日中時間帯における西武新宿ー本川越間の最短時分は、2022年3月改正で「61分」から5分短縮され、「56分」になっていました。今回の増便後は、それが「60分」に。本数を戻すことで所要時間は延びるものの、2年前と比べれば1分短縮されるといいます。

「2022年3月改正では本数削減による速達性を考慮した運行形態としましたが、全体では所要時間にバラつきがありました。今回の改正では、10分間隔運転に戻すことで所要時間を平均化し、かつ別線区との均等な接続時間を確保した運行形態に戻しました」(西武鉄道)

※ ※ ※

 他の鉄道事業者でも、このように列車本数を減らして運転体系を見直すことで、所要時間が短縮したり、各駅停車と優等列車の接続を改善したりと、利便性の向上に重点を置いた路線もあります。しかし、本数が減ったまま利用が回復し、ラッシュ時間帯以外も混雑が見られるケースも出てきています。

 

 

 

 今回のダイヤ改正では、関西の私鉄でも、たとえば近鉄京都線で日中の急行を3本から4本に増やして普通列車も増便するなど、コロナ禍で減らした便数を戻す動きがあります。

 一方、2021年に日中のパターンダイヤが10分間隔から「15分間隔」(1時間あたり4本)になった京阪線では、今のところパターンの変更はアナウンスされていません。インバウンド需要もコロナ前に戻っているとされるなか、今後さらに復便の動きが進むのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロシア大統領選(任期6年)は17日、3日間の投票の最終日を迎えた。極東カムチャツカ地方から締め切られ、最西端カリーニングラード州で17日午後8時(日本時間18日午前3時)に終了。プーチン大統領(71)の通算5選が確実視される中、即日開票で大勢が判明する。
2000年に大統領に就任して首相時代も挟み、通算4期目が満了するプーチン氏の新たな任期は30年まで。
3年目に入ったウクライナ侵攻で西側諸国と対立し、昨年3月17日に国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状が出された。今年2月に反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏が獄死し、長期政権に内外から厳しい目が注がれている。
ロシアが一方的に併合したウクライナ南部クリミア半島を含め、各地では15日以降、投票箱に緑色の液体が注ぎ込まれたり、記載台が放火されたりといった妨害が相次いだ。背景の政治信条は不明。侵攻前から散見される行為だが、社会不安が拍車を掛けた可能性もある。西部ベルゴロド州ではウクライナ軍による砲撃で死傷者が出た。
ナワリヌイ氏の支持者らは各地の17日正午、投票所に集結する事実上のデモを呼び掛けた。大統領選で初めて導入された電子投票は「親プーチン」の組織票を促して投票率と得票率を引き上げる一方、不正の温床と懸念されている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スペースX、米スパイ衛星網を構築=当局が2700億円拠出―ロイター

【シリコンバレー時事】ロイター通信は16日、実業家イーロン・マスク氏率いる宇宙企業スペースXが米国家偵察局(NRO)のためにスパイ衛星ネットワークを構築していると報じた。極秘契約で、18億ドル(約2700億円)を当局が拠出。低軌道衛星で地上部隊を支援するのが目的という。
スペースXはロシアによる侵攻で通信インフラが破壊されたウクライナに衛星通信サービス「スターリンク」を提供。抗戦に活用された。一方で、マスク氏が支援停止に言及した際に混乱が広がるなど、安全保障分野での影響力の高まりを懸念する声もある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月1日、『ドラゴンボール』や『Dr.スランプ』などの大ヒット作品を生み出した漫画家の鳥山明さんが急性硬膜下血腫のため68歳の若さで亡くなった。突然の訃報に、国内はもちろん世界中から弔意が表明された。鳥山さんの作品のなかでもとりわけ『ドラゴンボール』の海外での人気は凄まじい。

 

 そんな鳥山さんと映画『君たちはどう生きるか』でアカデミー賞「長編アニメ映画賞」を受賞した宮崎駿監督(83)。ともに日本のアニメを世界に知らしめた大功労者だが、2人に意外な“交流”があったことはあまり知られていない。今から21年前、宮崎監督が初めてアカデミー賞を受賞した映画『千と千尋の神隠し』のあるシーンからその関係性が見えてくるという。アニメに詳しいライター・中添喜弘氏が語る。

「『千と千尋』に出てくる湯婆婆が、湯屋で暴れるカオナシに対して “オレンジ色の球体”を発射するシーンです。宮崎監督の絵コンテには『ドラゴンボール風』という指示が書き込まれています。湯婆婆が打った攻撃技は、気弾を作り出すまでの“予備動作”も孫悟空の代名詞『かめはめ波』に似ています。宮崎監督は鳥山先生の作品を認めていてインスパイアされたのではないか」

「メカ好き」の共通点も

 そして鳥山さんもまた、宮崎監督のファンであることを明かしていた。

「『ドラゴンボール』を執筆する前に編集者から渡された『未来少年コナン』を見て『ああいう作品を描きたい』と感動したというエピソードが残っています。漫画誌に掲載された鳥山先生のインタビューのなかでは“好きなアニメーション”に『風の谷のナウシカ』を挙げています。その後も1986年に自身のファンクラブの会報で『天空の城ラピュタ』を劇場に観に行ったことを報告しているので宮崎作品はチェックされていたのではないかと思います」(同前)

 2人は互いの作品を通して“交流”していたようだ。中添氏はそれぞれの作品に共通する「ある特徴」を指摘する。

「飛行機やロボットなど『メカニック』を頻繁に描いた点です。鳥山先生のお父様は元バイクレーサーで自動車修理店を経営されていて、宮崎監督は実家が航空機部品の製造工場で零戦の部品などを作っていた。“メカ好き”は、育った環境が似ていたことが影響していたのでしょう」(同前)

 鳥山さんが描いた魅力的なキャラクターとメカは、これからも世界中で愛され続ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヤングなでしこ」の愛称で知られるサッカーU-20日本女子代表は、16日に『AFC U20女子アジアカップ ウズベキスタン2024』の決勝で、U-20朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)女子代表と対戦した。

 

 日本はグループステージを2勝1敗で2位通過し、9月にコロンビアで開催されるFIFA U-20女子ワールドカップの出場権を獲得。準決勝ではU-20オーストラリア女子代表を5-1で下し、決勝進出を決めた。一方、北朝鮮はグループステージを2勝1分無敗で首位突破すると、準決勝でU-20韓国女子代表を3-0で下して決勝進出。グループステージで日本は北朝鮮に0-1で敗戦しており、今回はU20女子アジアカップ4連覇をかけたリベンジマッチとなる。

 立ち上がりから拮抗した展開が続いたなかで、試合が動いたのは20分だった。久保田真生からのパスを受けた土方麻椰が右サイド深い位置からクロスを上げると、ファーサイドで辻澤亜唯がヘディング。シュートはゴールネットを揺らし、日本が先制に成功した。

 しかし、一瞬の隙を突かれて、44分に失点を喫してしまう。右サイド深くまで突破されてクロスを上げられると、ファーサイドでジョ・リョン・ジョンにヘディングシュートを許す。これがゴールネットに突き刺さり、同点に追いつかれてしまった。

 前半を1-1で折り返すと、後半は北朝鮮に押し込まれる展開となる。76分には北朝鮮のコーナーキックからキム・ガンミに決定的なシュートを放たれるが、これはGK鹿島彩莉が好セーブでなんとか失点を免れた。

 すると、終了間際の87分に再び試合が動く。左サイドを突破されて深い位置からクロスを入れられると、最後はジョ・リョン・ジョンにヘディングで2点目を決められてしまった。1-2と逆転を許す。

 試合はこのまま1-2で終了。U20女子アジアカップは準優勝に終わり、4連覇は達成できなかった。

【スコア】
日本 1-2 北朝鮮

【得点者】
1-0 20分 辻澤亜唯(日本)
1-1 44分 ジョ・リョン・ジョン(北朝鮮)
1-2 86分 ジョ・リョン・ジョン(北朝鮮)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アウェーゲームでドロー決着

浦和レッズは3月17日のJ1リーグ第4節、湘南ベルマーレとのアウェーゲームに臨むと2回のビハインドを追い付いて4-4の引き分け。不安定な戦いぶりながら、攻撃陣の個の強さは際立った。

浦和は前節の北海道コンサドーレ札幌戦でDFアレクサンダー・ショルツが右ハムストリングの肉離れを発症。その札幌戦での交代と同様に、今季に向けガンバ大阪から新加入のDF佐藤瑶大を移籍後の初スタメンに送り込んだ。そして前半11分、スウェーデン代表MFサミュエル・グスタフソンの浮き球パスを受けたFW前田直輝のアシストからFW興梠慎三がゴール前に詰めて得点。これにより、鹿島アントラーズ所属時の2007年から18年連続ゴールとなり、昨年時点で17年連続のタイ記録で並んでいたMF小笠原満男の記録を越えて単独の新記録となった。

しかし、その後は浦和の中盤の間を湘南の縦パスが次々に抜けていく形で攻撃が続き、湘南が浦和陣内に押し込んだ。そして前半23分には右サイドからゴール前に入れたボールは逆サイドに流れ、折り返されたボールにFWルキアンが反応して押し込んだ。当初はオフサイドの判定だったが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックでオンサイドと判断され、ゴールが認められ1-1の同点になった。

さらに前半32分、湘南はMF田中聡のシュートをFW鈴木章斗がコースを変えて流し込み、2-1と逆転に成功した。浦和はハーフタイムにMF岩尾憲とFW松尾佑介を2枚替えで送り込んだが湖畔の開始1分、DFマリウス・ホイブラーテンから佐藤へのパスが弱く狙われると、キープできずに転がったボールを湘南は鈴木がそのままダイレクトで右足シュートで蹴り込んで3-1とリードが広がった。

それでも浦和は反撃を見せ、まずは後半10分にコーナーキックのこぼれ球を松尾が蹴り込んで1点差に。さらに後半19分には岩尾からのパスを受けたFW前田直輝が右サイドから縦に突破し、そのまま右足シュートを蹴り込んで浦和移籍後の初ゴールで3-3の同点となった。浦和のペア・マティアス・ヘグモ監督は、直後にFWチアゴ・サンタナとMF中島翔哉を言えて4-2-3-1にシフトした。

しかし、その交代で攻撃的に出た浦和は全体的に落ち着きを欠いた。その中で後半29分、湘南はクロスのこぼれ球を田中が左足でダイレクトのミドル。これが力強く右のゴールポストを叩くと、逆サイドに跳ね返ってフリーのルキアンが押し込んで4-3と勝ち越した。

それでも浦和は後半36分、左サイドから厚みのある攻撃を仕掛けるとクロスの二次攻撃でグスタフソンが右足の強烈ミドル。これが相手に当たってコースが変わりながらゴールに吸い込まれ、日本での初ゴールとなり4-4の同点となった。

その後も松尾のクロスからサンタナが放ったヘディングがゴールポストに当たる場面があったが、このまま試合は引き分けに。両チームともに不安定な面の出た得点の奪い合いは、勝ち点1ずつを分け合った。

 

 

 

 

 

 

 

◆イースタン・リーグ 巨人2―3楽天(17日・ジャイアンツ球場)

 巨人2軍は楽天2軍に競り負けた。イースタン開幕戦となった前日16日の同戦も1点差で敗れており、今季のイースタン初勝利はお預けになった。

 打線は楽天先発のドラフト1位左腕・古謝に4回まで無得点に封じられたが、3点ビハインドの5回に反撃に転じ、1死一、三塁から山瀬が中犠飛を放って1点を返した。さらに、6回には1死一、二塁でティマが中越えの適時二塁打を放って1点差に迫った。7回以降は両チームの投手陣が奮闘してお互いに無得点。巨人2軍はあと1点が遠かった。

 試合後、桑田2軍監督は「野球はやっぱりミスがたくさん出るスポーツ。ミスを1つでも減らしていこうということで、選手たちの背中を押すこと、そして準備をすることを自分自身に言い聞かせながら2試合戦ったんですけどね。最後は1点及ばず悔しい限りです」と1点差の敗戦を振り返った。

 試合序盤には、安打を放ったティマが一塁けん制で飛び出すなどのミスもあった。それでも「みんな勉強ですよね。僕もそうですけど、いい選手もみんなたくさん失敗して、そこから学んで成長し、いい選手になるわけですから」と話し、「彼はまだその過程だから。それで負ける試合もあるけど、彼らの成長の糧になってくれたらいいと思います」と願った。

 

 

 

 

 

 

 

 

鹿島が逆転勝ち=Jリーグ・鹿島―川崎

鹿島が逆転勝ち。序盤は優位に進めながら先制されたが、後半早々にチャブリッチが抜け出して同点ゴール。直後に鈴木が決めて勝ち越した。川崎は前半に先制ゴールを決めたマルシーニョが、後半途中に退場となるなど波に乗れなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「明治安田J1、鹿島2-1川崎」(17日、カシマスタジアム)

 川崎が16年以来、リーグ戦負けなしだった好相性の鹿島にも敗れ、3連敗となった。

 ホームで2連敗を喫して臨んだ鹿島戦で、前半35分にFW家長のシュートをGKがブロックしたこぼれ球を、FWマルシーニョがゴールへたたき込んで先制。今回も鹿島との相性の良さが出たかと思われた。

 だが、後半2分に鹿島FWチャブリッチに同点ゴールを許すと、その3分後に左からの折り返しがクロスバーで跳ね返ったところをFW鈴木に押し込まれて勝ち越しを許した。さらに、後半30分にはマルシーニョが2枚目のイエローカードを受けて退場となり、反撃の糸口をつかめないまま敗戦となった。

 川崎は15年8月に鹿島に敗れて以降、この試合まで鹿島相手にリーグ戦で16試合(12勝4分け)負け無し。監督就任後はリーグ戦で鹿島に初黒星となった鬼木監督は「記録はいつか途切れる。そこに思いはない」と話したが、「一番残念なのは、自分たちの戦い方を最後までできなかったこと。そこが一番悔やまれる」と悔しさをにじませた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆明治安田J1リーグ 湘南―浦和(17日・レモンガススタジアム平塚)

 湘南が浦和との打ち合いで、4―4で引き分けた。U―23日本代表に復帰したMF田中聡から3得点が生まれたが、ホーム初勝利はならなかった。

 湘南は1点を追う前半23分、右サイドへスルーパスで浦和の背後と突くとMF鈴木雄斗が受けて中央へクロス。浦和DFに当たったこぼれ球をDF杉岡大暉が折り返し、FWルキアンが押し込み移籍後初ゴールで同点に追いついた。

 湘南はさらに同32分、MF田中がペナルティーエリア内で相手DFを背負いながら、両足を使う巧みなボールコントロールで反転するとシュート。そのボールがFW鈴木章斗に当たってゴールに吸い込まれて、2―1と逆転に成功した。

 後半に入ると、開始18秒でFW鈴木章が2点目を決めて3―1とリード。その後2点を返されて3―3に追いつかれた。お互い激しくボールを奪い合う攻防からの速攻で湘南に勝ち越し点が生まれた。後半29分に田中が放った強烈なミドルシュートが右ポストを直撃。跳ね返りをFWルキアンが押し込んで4―3と勝ち越しに成功した。

 だが、粘る浦和は後半36分にMFグスタフソンが再び同点に追いつくゴールを決めた。

 互いが死力を尽くした試合に両チームサポーターの応援もヒートアップ。1つ1つのプレーに歓声が沸き起こる、充実の90分だった。

 田中は追加招集された昨年10月の米国遠征以来となるU―23日本代表入り。「久しぶりにまた選んでいただいたので素直にうれしかった」とさわやかな笑顔で喜んでいた。「ベルマーレでやってきたことが評価されたと思う。変わらずにしっかりベルマーレで活躍したい」と気合いを込めていたが、有言実行の活躍でホームのサポーターの歓声を沸き起こした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024明治安田J1リーグ第4節の3試合が17日に各会場で行われた。横浜F・マリノスはアウェイで京都サンガF.C.と対戦。両チーム1人ずつ退場者を出した試合では、横浜FMが勝利を収めている。今回は、17日に行われたJ1リーグの全試合の結果を紹介する。

 

 14時キックオフで行われた京都対横浜FMの一戦は、開始5分にアンデルソン・ロペスが先制ゴール。8分にアピアタウィア久が植中朝日をペナルティエリア手前で倒してしまい、決定機阻止で一発退場となる。1人多い状況となった横浜FMは、ロペスが追加点を奪った。

 しかし、数的不利の京都が前半アディショナルタイム(AT)に佐藤響と川崎颯太が立て続けにゴールを奪って同点に追いつく展開に。それでも、53分にロペスがこの日2点目のゴールで横浜FMが勝ち越しに成功する。64分、ポープ・ウィリアムが決定機阻止で一発退場。これで10人対10人の戦いとなったが、その後両チームに得点は生まれず、3-2で終了した。

 15時キックオフで行われた鹿島アントラーズ対川崎フロンターレの試合は、36分にマルシーニョのゴールで川崎Fが先制に成功する。後半開始早々の47分、鹿島がチャヴリッチのゴールで同点に追いつくと、続く50分に鈴木優磨のゴールで逆転に成功。同点に追いつきたい川崎Fは、75分にマルシーニョがこの日2枚目のイエローカードで退場処分となってしまう。その後、川崎Fは追いつくことができず、このまま終了し、鹿島が2-1の勝利となった。

 15時開始のもう1試合は、浦和レッズが湘南ベルマーレとアウェイで対戦。10分に興梠慎三のゴールで浦和が先制するも、23分にルキアンのゴールで湘南が同点。その後、鈴木章斗の2ゴールで湘南が2点のリードとするも、55分に松尾佑介、65分に前田直輝がゴールを決めて、浦和が再び同点に追いつく。

 それでも、74分にルキアンがこの日2点目を奪い、湘南がまたも勝ち越し。だが、試合はこれで終わらず。82分にサミュエル・グスタフソンのゴールが決まって、みたび同点に。試合はこのまま終了し、壮絶な撃ち合いとなった試合は4-4のドロー決着となった。

 17日に行われたJ1の全試合の結果は以下の通り。

京都 2-3 横浜FM
鹿島 2-1 川崎F
湘南 4-4 浦和

 

 

 

 

 

 

 

 

 

原一樹氏「本当に面白いゲームを繰り広げてくれた」

3月17日に行われたJ1リーグ第4節で京都サンガF.C.と横浜F・マリノスが対戦。試合はアウェーの横浜FMが3-2で競り勝ったなか、2人退場者も出した試合展開に元Jリーガーも「本当に面白いゲームを繰り広げてくれた」と絶賛の声を上げている。

前半5分、アウェーの横浜FMが左サイドからのクロスにFW水沼宏太が合わせて先制。その3分後にDOGSO(通称ドグソ/Denying an Obvious Goal-Scoring Opportunity/決定的な得点機会の阻止)で京都DFアピアタウィア久が一発退場になる。

前半33分には横浜FMがFWアンデルソン・ロペスの得点で2点リードするも、ハーフタイム直前に京都が意地連続ゴール。2-2とハーフタイムを折り返す。

後半に入っても激しい攻防が繰り広げられるなか、同7分にA・ロペスのこの日2点目で横浜FMが再びリード。すると同19分、裏へのパスに抜け出した京都DF福田心之助に対し、ペナルティーエリア外へ出て対応したGKポープ・ウィリアムと接触する。この接触でポープ・ウィリアムのファウルが取られ、DOGSOで同選手が一発退場になった。

白熱した試合は3-2のまま横浜FMが競り勝ち勝利。スポーツチャンネル「DAZN」で解説を務めた元JリーガーFW原一樹氏(清水エスパルス、浦和レッズ、京都などで活躍)は試合後コメントで「退場も悪意のある退場ではなく、全力で戦った中で本当に面白いゲームを繰り広げてくれた。相手をお互いリスペクトしたなかで、相手のゴールをどう割るか、自分たちのスタイルを継続しながら、自分の持っているものを全力で出しながら戦っているのが素晴らしいなと思いますね」と試合を振り返っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロッテ先発の佐々木は一回に打ち込まれ、4回4失点。6安打を浴び、4四球を与え、1暴投と制球に課題を残した。楽天は内が5回1失点と開幕ローテーション入りへアピール。ベテラン島内が2安打2打点と状態の良さを示した。

 

 

 

 

 

 

 

 

中日はメヒアが走者を出しながらも粘って5回を無失点。九回は松山が2三振を奪って3人で締めた。高橋周は2安打とバットで存在感を示した。阪神は佐藤輝が3安打と気を吐いた。才木は直球を仕留められるなどして5回を3失点。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆明治安田J3リーグ ▽第4節 福島ユナイテッド1―0松本山雅(17日・とうほう・みんなのスタジアム)

 福島ユナイテッドはホーム開幕戦で松本山雅に1―0で勝利した。

 前半13分、FW森晃太(26)が中央で縦パスを受け、ペナルティーエリア手前から右足を振り抜いて左隅に決めて先制。後半は相手にボールを保持され、苦しい展開となったが、体を張ってゴールを死守し、1―0で勝利を収めた。今季初のクリーンシートでの勝利に、熱い声援を送ったサポーターと喜びを分かち合った。

 

 

 

 

 


 

 

「栃木では1番(の選手)ですね。県の選抜チームにも選ばれていますし、やっぱり周りの選手と感性が違う。彼女がボールを持っていると安心しますし、チームも落ち着きます」

 

 BEAT UPの長谷哲ヘッドコーチがそう太鼓判を押すのは、キャプテンとしてチームをけん引した北條真杏。「2024 bjカップ U15 in TOCHIGI」で大会MVPを獲得し、BEATに初優勝をもたらした原動力だ。

「最後まで楽しんで優勝できたので嬉しいです」。優勝後に笑顔を見せた北條は、165センチのポイントガード。「得意なプレーはドライブから空いてる選手にアシストすることです」と言うように、今大会でも落ち着いたゲームメイクを披露してオフェンスの中心を担った。

 BEATは栃木県で活動するBREAKERZとAMG BUDDY’S BASKETBALL CLUBによる混成チームとして今回のbjカップに出場した。小学1年生でバスケットをはじめた北條は、小学4年生からBUDDY’Sに所属。中学3年間もバスケ部には入らず、そのままBUDDY’Sでプレーした。

 北條はBEATのチームカラーを「みんな猪突猛進タイプで、楽しく声を出しならがプレーできるチーム」と表現する。所属チームでは小、中とキャプテンを務めたこともあり、今回の混成チームでも主将を任された。

「即席チームだったので、ちゃんとみんなが団結できるかどうかが大事だと思っていました。自分はチームをまとめることが苦手なんですけど、なるべく声をかけてみんなのマインドを上げられるように頑張りました」

 試合ではベンチメンバーに加え、2階席からも仲間が声援を送ってチームを盛り上げた。この後押しや一人ひとりの明るさには北條も助けられたようで、「団結力を高めるために『みんなで声を出そう』ってチームで話したんですけど、実際はその前からみんなが明るかったです」と話した。

 

 

混成チームながら一丸となって大会を駆け抜けた[写真提供]=オールスポーツコミュニティ

「ちゃんとまとめるところはまとめて、一人ひとりの悪いところもしっかりと言ってくれるので、頼れるキャプテンでした」。チームメートの直井愛佳がBEATを引っ張ったキャプテン兼ポイントガードの頼もしさを話せば、同じく今大会で一緒にプレーした手塚亜夢も同調して北條の凄さを語る。

「いざという時や点数が止まった時には、1人で点数取ってくれるのですごく頼りがいがあります。いいパスもくれるのですごくやりやすいですし、最高のキャプテンだと思います」

 北條は2日間で4試合を戦ったbjカップでの自身のプレーを振り返り、「できたと思います」とコメント。しかし、今後に向けては「大事なところでのパスミスが多かったと思います。もっとパスの精度やゲームをコントロールする能力を高められるよう頑張りたいと思います」とレベルアップを誓った。

 地元で開催された今回のbjカップで優勝を成し遂げ、北條は中学生活最後の公式戦を終えた。「コートに立てなかった選手とか、応援してくれたみんなにすごく感謝してます。親も毎日、送迎とかご飯とか作ってくれてありがとうございます。高校に行っても頑張るのでよろしくお願いします」。感謝のメッセージを送った北條は、4月からは高校の部活動でバスケットを続けるという。

 5年間クラブチームで活動した彼女にとっては新たなチャレンジとなる。「1年生から活躍できるように頑張ります」。これからの目標を口にした北條は、次のステージでも県内屈指、さらには全国区のポイントガードとしてコートで輝くはずだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明治安田J2第4節最終日(17日・えがお健康スタジアムほか=2試合)いわきが熊本に6―0で大勝し、2勝目を挙げて勝ち点7で5位に浮上した。長崎は1―0で山口を退け、勝ち点7で得失点差の6位。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇プロ野球オープン戦 ロッテ-楽天(17日、ZOZOマリン)

ロッテの藤岡裕大選手が代打で出場し、内野安打で全力疾走をみせました。

今月5日のDeNA戦で、左足首を捻挫し途中交代した藤岡選手。全治まで2週間ほどかかると言われていましたが、17日の楽天とのオープン戦に代打で出場しました。

3点を追う7回に代打で打席に入った藤岡選手。対する楽天の投手は松田啄磨投手。1ストライクからの2球目、変化球にタイミングを崩され、三塁方向へのぼてぼての打球となり、藤岡選手は全力疾走。

サードから鋭い送球が来ますが、判定はセーフとなり、1アウト1・2塁とします。ここで藤岡選手には代走を送られます。

復帰後、即全力疾走をみせた藤岡選手にファンは大喜び。「藤岡裕大おかえりなさい!!」「安心したよ」「復帰キター!」「藤岡思ったより早く戻ってきたな」「全力ダッシュまでみせてくれてありがとうございます」などの声が。

その後、このチャンスから井上晴哉選手の2点タイムリーで1点差に迫っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

「オープン戦、中日4-0阪神」(17日、バンテリンドーム)

 中日が昨季日本一の阪神に快勝。今3連戦で2勝1分けとし、オープン戦では貯金「1」となった。

 中日は二回に石川昂のタイムリーなどで2点を先制。五回には辻本のタイムリー、六回には中島の適時内野安打で着実に加点した。

 投げては先発のメヒアが5回無失点の好投。2番手の田島は無死満塁のピンチをしのぎ、リリーフ陣は無失点でバトンをつないだ。

 これで中日はオープン戦で6勝5敗1分け。白星が先行する形となった。ゲーム内容を見てもしっかりした戦いぶりを見せており、安定した投手陣を打線が援護するなど、開幕に向けて投打ががっちり噛み合ってきた。立浪監督もベンチで笑顔を見せるシーンが多く、チームの雰囲気は変わりつつある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オープン戦、日本ハム1-5巨人」(17日、エスコンフィールド)

 巨人が日本ハムに勝利し、開幕前の長期遠征を終えた。先発した赤星が5回6安打1失点と好投。初回、トリプルプレーにも助けられながら、最速152キロの直球を軸に要所を締めた。打っては門脇が22打席ぶり安打など、2安打で復調気配を見せた。

 試合後、阿部監督はトリプルプレーについて「久しぶりに見たね。(自身は)捕手やってた時にあるんだよね。ああいう感じの」と語り、「内野はみんな上手いし、信頼を置ける内野陣だなと思っているので」と、うなずいた。

 開幕ローテは固まっており、赤星については「7人目の先発」としてロングリリーフ待機させる方針となっているが、この日の赤星の投球について指揮官は「ナイスピッチングだった。誰か一人ずっこけたら、すぐ入れる投手」と、高評価した。

 試合前から姿がなかった坂本については、発熱があったことを明かし、早めに帰京させたという。

 巨人は台湾の親善試合から大阪、鹿児島、福岡、北海道と続いた長期遠征が終了。指揮官は「東京に戻って、どっしりしてね。開幕をしっかり迎えられるようにするだけ」。19日からは本拠地・東京ドームで残り5試合、開幕に向けたオープン戦を戦う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

J1の鹿島アントラーズは3月17日にリーグ戦第4節で川崎フロンターレと対戦。2-1と鹿島がリードした後半には、川崎FWマルシーニョのファールから小競り合いが発生し、会場が騒然となった。

試合は前半互いにチャンスを作ると、同36分にこぼれ球をマルシーニョが流し込み川崎が先制に成功する。それでも後半に入り、鹿島が同2分に新加入助っ人FWチャヴリッチのゴールで同点に追い付く。さらにその3分後にはクロスボールを鈴木優磨が押し込んで逆転に成功した。

そんななか、同9分には小競り合いが発生し話題となっている。鹿島DF濃野公人がボールを奪いドリブルで運ぶと、マルシーニョがイエローカード覚悟でうしろから倒した。そばにいた鈴木はマルシーニョに詰め寄ると、両チームの選手が入り乱れた。その際に鈴木を剥がそうとしたジェジエウの手が鈴木の顔に入り、鈴木はその場に倒れ込み会場は騒然とした。

鈴木はシーズン前の1月30日のトレーニングマッチで右頬骨を骨折。フェイスガードを着けてプレーする時期もあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「オープン戦、中日4-0阪神」(17日、バンテリンドーム)

 阪神は完封負けで2019年以来のオープン戦11敗目となった。16日の中日戦で欠場した佐藤輝は「5番・三塁」でスタメン復帰。2回1死から中日先発・メヒアの150キロ直球を捉えて中越え二塁打。六回には中前打、八回には左前打を放ち3安打のアピール。ただ打線は得点機で決定打が出なかった。

 打線は2点を追う三回に2死一、三塁としたが前川が二飛。3点ビハインドで迎えた六回には前川の右翼線二塁打、佐藤輝の中前打などで無死満塁の絶好機を作るも森下が一飛、坂本が三ゴロ併殺に倒れて得点に結びつけなかった。

 八回には佐藤輝のこの日3安打目となる左前打などで2死一、二塁としたが森下が二飛に打ち取られた。

 前日16日の中日戦では初回2死満塁から得点できたものの、三回1死満塁と八回1死満塁から無得点に終わっていた。

 一方で近本は好調を維持。三回2死から中前打を放ち7試合連続安打。さらに二盗も成功させて今オープン戦初盗塁をマークした。

 先発は発熱で9日・ヤクルト戦の先発を回避していた才木で二回に2点の先制を許す。この回、無死二、三塁から石川昂に151キロ直球を右前へはじき返しされ1点を先制されると、1死一、三塁から村松に右犠飛を打たれて2点目を失った。

 五回には無死一、三塁から辻本の併殺崩れの間に1点を奪われ、この日は5回8安打3失点。開幕3戦目の先発が見込まれる右腕。才木は2月25日・中日戦でも3回2失点だった。

 2番手で六回に登板した新助っ人・ゲラは1死二、三塁の場面で三好への初球に158キロを計測。ただヒヤリとする場面も。2死二、三塁から中島の打球は三塁線へのボテボテのゴロ。これを捕球したゲラは、すかさず一塁送球を試みたが、右足をひねったような態勢となり送球できず。結果、投手内野適時打として来日初失点を許した。

 また、ドラフト5位・石黒が八回に登板。星城高時代、3年夏の愛知大会で対戦経験のある石川昂を捕邪飛に打ち取った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オープン戦、ヤクルト6-1オリックス」(17日、神宮球場)

 4本の本塁打が飛び出し、快勝した高津ヤクルト。勝利した裏側で、高津監督は難しい問題に頭を抱えていた。

 内山がコンディション不良で離脱し、改めて「残念ですね。非常に残念です」とコメント。また16日のオープン戦・楽天戦で自打球を当てていた塩見は「走るのはやめておいた方がいいかないう判断」で欠場となった。また北村拓は体調不良を訴え、欠場となった。

 奥川、小川、田口、並木、丸山和…。それぞれ2軍戦に復帰している選手もいるが、開幕前からケガ人続出の非常事態がヤクルトを襲っている。高津監督は「毎日2人ずつぐらいで出ている。これ以上はちょっと勘弁して欲しいなというのが正直なところです」と胸中を吐露。「リハビリが14人いるからね。そこがパンクするんじゃないかなというか」と苦笑いし、「ファームもギリギリの人数でやってもらいましたし、こっちもカツカツでやっているんですけど。結構頭が痛いですね」と肩を落とした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソフトバンクは三塁の定位置を狙う栗原がオープン戦1号ソロを放った。山川は古巣戦で適時打2本をマーク。先発入りが有力なモイネロは立ち上がり苦しんだが、六回途中2失点にまとめた。西武の松本は5回10安打7失点と崩れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤクルトは村上が六回に右中間へ特大のオープン戦2号。初回先頭打者アーチの山田も振れていた。先発ヤフーレは4回1失点とまずまずの内容。オリックスは先発候補の田嶋が変化球をうまく使い、5回で5三振を奪って2失点だった。

 

 

 

 

 

 

 

六回終了で降雨コールドゲーム。DeNAの新人度会が走攻守に躍動した。2安打2盗塁をマークし、右翼ではライナー性の打球を好捕した。新外国人左腕ケイは5回2安打無失点。広島の先発アドゥワは5回1失点と粘った。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆明治安田J1リーグ▽第4節 京都2―3横浜M(17日・京都サンガスタジアム)

 J1京都は前半に2点差を追いつくものの、後半に失点。今シーズンのホームゲーム初勝利はまたもお預けとなった。

 1点を追う前半8分、DFアピアタウィア久がレッドカードを突きつけられ、退場処分。10人となった京都は再び得点を奪われ、2点ビハインドと苦しい展開となった。

 諦めない京都は前半45分、カウンターを仕掛けたFW原大智がFWマルコ・トゥーリオへ送ると、相手DFにカットされてしまう。だが、はじいたボールをMF佐藤響が拾って、J1初ゴール。1点差とすると、ロスタイムには左CKからDF麻田将吾、原と頭でつなぎ、GKのはじいたボールを若き主将MF川崎颯太が足で押し込み同点に追いついた。

 2―2の後半8分、昨シーズン22点で得点王となった横浜MのFWアンデルソン・ロペスに3点目を奪われた。カウンターからの得点機会を狙う京都は後半18分、原がボールを奪うと、MF松田天馬、DF福田心之助へとつないだ。相手GKポープ・ウィリアムに福田が倒され、相手は一発退場。10人対10人の試合となった。京都は82分間を10人で戦い抜いたが、力及ばず1点差で敗れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いわきが5位浮上=J2

明治安田J2リーグは17日、各地で第4節の残り2試合が行われ、いわきは熊本に6―0で大勝し、勝ち点7で5位に浮上した。長崎は山口を1―0で下し、6位。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前後半でお互いに1人ずつ退場に

3月17日に行われたJ1リーグ第4節で京都サンガF.C.と横浜F・マリノスが対戦。前半に京都、後半に横浜FMがそれぞれDOGSO(通称ドグソ/Denying an Obvious Goal-Scoring Opportunity/決定的な得点機会の阻止)で退場に。SNS上でも反響が広がっている。

先制した横浜FM は前半8分、MF植中朝日がカウンターパス1本で抜け出しGKク・ソンユンとの1対1に。この場面でうしろから京都DFアピアタウィア久が手をかけ倒してしまい、一発レッドで退場処分となった。

3-2と横浜FMリードの展開で迎えた後半19分、裏へのパスに抜け出した京都DF福田心之助に対し、ペナルティーエリア外へ出て対応したGKポープ・ウィリアムと接触する。この接触でポープ・ウィリアムのファウルが取られ、DOGSOで同選手が一発退場になった。

前半のアピアタウィア、後半のポープ・ウィリアムの両シーンともVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)チェックも行ったが判定は変わらなかった。

DOGSOは以下4要件のすべてに該当する必要がある。

(1)反則とゴールとの距離
(2)全体的なプレーの方向
(3)ボールをキープまたはコントロールできる可能性
(4)守備側競技者の位置と数

まさかの展開にSNS上でも「DOGSO祭り」「面白いことになってる」「怒涛の展開」「微妙なところ」「DOGSO案件多すぎ」「死闘」「厳しいんじゃないかな」といった困惑の声が上がっていた。

激しさを増した試合は最終的に3-2で横浜FMに軍配。両チーム退場者を出す異例のゲームとなったが、アウェーチームが今季2勝目を挙げている。一方の京都はホームで今季2敗目となってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆明治安田J3リーグ第4節 岩手1―3鳥取(16日・いわスタ)

 いわてグルージャ盛岡はリーグのホーム開幕戦で鳥取に1―3で敗れた。0―2の後半18分にMF新里涼のゴールで追い上げたが、43分にDFとGKの連携ミスから痛恨の失点を喫した。

 ホームで行われた13日のルヴァン杯1回戦では格上のJ2栃木に1―0と勝利していたが、勢いは続かず。第3節は4月20日に予定されており、リーグ戦は通算2分け1敗となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

巨人は不振の門脇が3安打2打点で復調の兆しを見せた。赤星は緩急を使って5回を6安打1失点と好投。日本ハムはバーヘイゲンが2回4失点とまたも崩れた。先発入りを争う北山は球威があり、4回3安打1失点にまとめた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オープン戦、ヤクルト6-1オリックス」(17日、神宮球場)

 ヤクルトが4本の本塁打を放ち、オープン戦の連敗を3で止めた。

 まず見せ場を作ったのは、「1番・二塁」で先発出場した山田だ。初回、先頭打者で打席に入ると、いきなり左翼席まで運んだ。オープン戦2号に「1番打者として最高の仕事ができた」と振り返ると、二回にはサンタナが右翼席へズドン。幸先よくソロ本塁打2本で2点を奪った。

 1点を返された六回には、西川が中前打と二盗で好機を演出すると、4番・村上がフルカウントから高めの直球をフルスイング。打球の行く先を確信した主砲はゆっくりと歩き出し、右翼席上段まで運ぶ一撃となった。

 さらに七回には1死一塁から、西川が直球を振り抜いた。右翼席まで運ぶ“燕1号”に表情も少し緩む。この日はマルチ安打となる2安打2打点1盗塁に、中堅の守備でもスライディングキャッチで好捕するなど、攻守で躍動した。

 試合前にはたくさんのファンが駆けつけたスタンドへ、新入団選手らの紹介が行われた。ルーキーたちの“デビュー戦”や西川、嘉弥真ら新戦力、新助っ人たちのお披露目試合を快勝で飾った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オープン戦、中日-阪神」(17日、バンテリンドーム)

 阪神のゲラが来日初失点を喫した。

 3点劣勢の六回にマウンドへ。先頭の石川昂に安打を浴びると、続く宇佐見は投ゴロに打ち取った。併殺を狙い、二塁へ送球したが、少し低くなって遊撃の木浪は捕球できず(木浪の失策)。その後、2死二、三塁から中島のボテボテのゴロが三塁線に転がり、ゲラは一塁へ投げられず。適時内野安打となった。

 この時にゲラはジャンピングスローを試みようとしたが、着地時に足首を気にするそぶりをした。すぐにトレーナーや安藤投手コーチが駆けつけて、投球練習で確認した後に試合は再開した。大事には至らず、1回2安打1失点(自責0)だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オープン戦、ロッテ-楽天」(17日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテの佐々木朗希投手が先発し、4回6安打4失点、4四死球。「いいところはなかった。球数はしっかり投げられたのでそこは良かった」と振り返った。

 最大風速16メートルと、強風が吹き荒れた。初回からこの日の最速158キロを計測したが、制球が定まらず一挙4失点。先頭・茂木から連打を浴び、1死二、三塁とすると、浅村の遊ゴロで失点。さらに1死二、三塁からは島内に右翼線へ2点適時二塁打を許した。2死二塁からは鈴木大に右前適時打を浴びた。

 ただ、二回からは「抑えること、四回まで投げることを大事にして投げた」と無失点投球。0-4の二回には2四球を与えたが、1死一、二塁では、小郷から全球直球で空振り三振を奪った。三回も2死一、二塁のピンチを迎えるも、辰己をフォークで空振り三振。四回も2死二塁とピンチを背負ったが、スライダーを使って後続を打ち取った。

 「まっすぐは力なく思うようにコントロールできなかったら苦しくなってしまう。前回から良くならなかった」と反省。「スライダー自体は良かった。フォークも良かったと思うんですけど、まっすぐあっての変化球なので、しっかりまっすぐを投げられるようにしたい」と前を向いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「オープン戦、中日-阪神」(17日、バンテリンドーム)

 阪神の佐藤輝明内野手がオープン戦で初の3安打を記録した。

 二回1死からメヒアの150キロ直球を捉え、中越え二塁打。六回無死一、二塁では追い込まれながら、田嶋の141キロ速球を中前へはじき返した。

 佐藤輝は15日に九回無死一、三塁でマルティネスから空振り三振。試合後には岡田監督から「前飛んだら1点や。何でもええやん、バット当たったらのう」と苦言を呈されていた。16日にはスタメンを外れ、試合出場なし。試合後には「しっかり、また結果が出るように頑張ります」と話していたが、即結果を残した。

 八回にもしっかりとヒットゾーンを打球に飛ばした佐藤輝。岡田監督のゲキに3安打で応えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jリーグは3月17日、J2第4節の2試合を各地で開催した。

熊本対いわきは、6-0でいわきが圧勝。開始9分の照山颯人の先制弾を皮切りに、28分に近藤慶一、50分に谷村海那、70分に照山、75分に山口大輝、80分に有馬幸太郎が得点。最後まで攻撃の手を緩めず、ゴールラッシュで勝点3を手にした。

山口対長崎は、長崎が1-0で勝利。32分にマテウス・ジェズスが挙げた1点を最後まで守り抜いた。

 


J2リーグ第4節の結果は以下のとおり。

 

▼3月16日開催分
秋田 0-0 仙台
山形 0-1 甲府
水戸 1-2 徳島
栃木 1-0 横浜FC
群馬 0-1 愛媛
清水 2-0 大分
藤枝 0-1 岡山
鹿児島 4-2 千葉

 

▼3月17日開催分
熊本 0-6 いわき
山口 0-1 長崎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オープン戦、日本ハム1-5巨人」(17日、エスコンフィールド)

 日本ハムが敗れ、オープン戦の成績は5勝3敗5分となった。

 開幕ローテーション争いをする2投手が登板。明暗を分けた。先発したバーヘイゲンは2回5安打4失点。二回に岡本和に左中間二塁打、オドーアの遊撃への内野安打が失策を誘いまず1点。2死後、松原の適時打、小林は死球、吉川の四球で満塁のピンチを招き門脇に左前2点適時打を浴びた。

 「きょうはよくなかった。あのピッチングのままではだめ。コンディションを上げていきたい」とコメントした。

 3番手で登板した北山は4回3安打1失点でまとめた。最速156キロを記録した直球主体の投球にフォーク、カット、カーブ、チェンジアップも織り交ぜて、4三振も奪う力投だった。

 開幕ローテーションの残りは1枠。新庄監督は「根本くん、北山くん、バーヘイゲン、鈴木くんの争い」と明言している。

 打線は初回、無死一、二塁の好機を作ったが、郡司の三ゴロがトリプルプレー。四回にスティーブンソンの適時打で1点を返した。再三先頭打者を出しながら、三重殺、併殺などで好機を生かし切れなかった。

 試合後、新庄監督は「考えることが多すぎて、今日は何を話していいか分からない」と、コメントを残した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オープン戦、日本ハム1-5巨人」(17日、エスコンフィールド)

 巨人が日本ハムに勝利し、開幕前の長期遠征を終えた。先発した赤星が5回6安打1失点と好投。初回、トリプルプレーにも助けられながら、最速152キロの直球を軸に要所を締めた。打っては門脇が22打席ぶり安打など、2安打で復調気配を見せた。

 初回、先発の赤星が五十幡に左翼線二塁打を浴びた。さらに松本剛にはフルカウントから四球を選ばれ一、二塁。打席に郡司を迎えた。追い込んでからの3球目、直球を打ち返した打球が三塁ベース付近に飛んだ。

 この打球を捕球したドラフト4位・泉口(NTT西日本)がベースを踏んだまま、二塁に送球。併殺に入った二塁・吉川が一塁に転送し、5→4→3のトリプルプレーを完成させた。珍しいプレーに阿部監督も思わず笑みを浮かべ、手をたたいて喜んだ。赤星も「野手の方に助けられて、なんとか投げられました。うれしかったです」と感謝した。

 既に開幕ローテは固まっている。候補だった赤星について阿部監督は、「7人目の先発」としてロングリリーフ待機させる方針。ただ、前日16日の同戦に先発したグリフィンが2回5失点と不調で、次回登板次第ではローテの再編を明言した。そんな中、赤星がしっかりと結果を残した。

 一方、打線は門脇が2安打。初回、右前打を放ってチャンスメークした。3月8日のオリックス戦(京セラドーム)で初回、二塁内野安打を放って以来22打席ぶりの安打。二回には2死満塁からバーヘイゲンの直球を狙い、左前に2点タイムリーを放った。この回一挙4点を奪うと、七回には2死二塁から丸が中前適時打。効果的に得点を奪った。

 巨人は台湾の親善試合から大阪、鹿児島、福岡、北海道と続いた長期遠征が終了。19日からは本拠地・東京ドームで残り5試合、開幕に向けたオープン戦を戦う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月16日に行なわれたJ1第4節で、FC東京は敵地でアビスパ福岡と対戦。3-1で勝利し、待望の今季初白星を掴んだ。

この一戦で際立つ活躍を見せたのが長友佑都だ。28分に、Jリーグでは実に14年ぶりとなるゴールを決めれば、57分には鋭いクロスでバングーナガンデ佳史扶の得点をアシストした。

2得点に絡むなど抜群の存在感を示した37歳のプレー集を、Jリーグが公式YouTubeチャンネルで公開。「【進化が止まらない!?】中に外に縦横無尽!ハイブリットな役割をこなす」と題した動画には、得点とアシストの場面に加え、内側のレーンでの縦へのランニングや両CBの間に落ちてのパスワークなどが収められている。


この投稿のコメント欄には、「東京に帰ってきてからめちゃくちゃ進化してる」「代表戦楽しみ」「マジで長友すごい」「ありがたすぎです!長友ゴールと絶妙クロスのおまとめ」「長友が毎熊みたいになってる」といった声が寄せられた。

3月に再開するワールドカップ・アジア2次予選で、北朝鮮との2連戦に臨む森保ジャパンのメンバーに招集されている長友。22年のカタールW杯以来の代表復帰だ。久々に日の丸を背負い、どんなプレーを披露するか注目が集まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

豊昇龍がしぶとく白星を積み上げた。隆の勝に押し込まれた土俵際。右からすくって、くるりと体勢を入れ替える。ここから慌てずに押し出し。2敗を守って「何とか勝ててよかった」。思わず本音が出た。
昨年7月の名古屋場所後に新大関に昇進。それに前後して霧島と琴ノ若が大関の座をつかんだ。最古参の貴景勝も含めた4人のうち、誰が最高位に駆け上がるのか。豊昇龍の師匠、立浪親方(元小結旭豊)は「自分が引っ張っていくと、本人が一番思っているんじゃないか」。ライバルへの強い対抗心が成長につながると信じている。
身体能力を生かした豪快な逆転勝ちが魅力とはいえ、「もう一つ上にいくには、前に出ないと。危なっかしい」と立浪親方。八角理事長(元横綱北勝海)も「どういう相撲を取りたいか、はっきりしない」と課題を指摘する。
単独トップに立つ新入幕の尊富士を2差で追う中、「やることをやって集中するだけ」。横綱不在となった場所。看板力士として後半戦の土俵を盛り上げ、昇進後初の賜杯をつかめば存在感は大きく高まる。

 

 

 

 

 

 

 

[J1第4節]鹿島 2-1 川崎/3月17日/県立カシマサッカースタジアム

リーグで2連敗中の川崎は、4節で鹿島とアウェーで対戦。前半にマルシーニョのゴールで先制したが、後半立ち上がりに連続失点し、75分にはマルシーニョが2枚目のイエローカードで退場。1-2で敗れ、苦しい3連敗となった。さらに鹿島には9年ぶりの敗戦という悔しい結果を喫した。

前節同様に4-3-3のシステムで、本来はボランチの橘田健人を右SBに入れ、“偽のSB化”でポゼッション力を高めようとしたが、序盤から鹿島の激しい守備の前にミスが重なった。

鬼木達監督はこう試合を振り返る。

「勝てなかったこと、または先制していたので少なくとも勝点を拾って帰らなくてはいけないゲームだったと思います。一番残念に思うのは、自分たちの戦い方を最後までできなかったこと。相手のサッカーと戦ってしまった、自分たちのゲームに持っていけなかったところが一番悔やまれます。

メンタルのところと言いますか気持ちのところで、何回取られてもマイボールにするとか、相手の強い高さのところで勝負するのではなくそういうところをしっかりやっていかなくてはいけないと思います。

何回かボールを引っかけられた、そういうのもあると思いますし、ロングボールの、相手のキックに対する回収にパワーを使ったというところもあると思いますが、やっぱりマイボールになった時に判断の遅れと言いますか、ひとつ外せればオープンになるシーンはありましたが、いろんな場面で圧を感じて、蹴ってしまったり、ズレてしまったり、FKひとつをとっても、前半から随分遠いところからセットしていましたが、それを含めてもっと動かさないといけないシーンだったと思います。このスタジアムの圧に押されたのかなと感じます。

ビルドアップというよりは、ボールを受けるほうと出すほうのところを強気にやれるかどうかだと思います。もちろん形は必要だと考えて、取り組んでいるところはありますが、何よりそれだけではなくて、今までやってきたことの積み上げだと思いますので、一喜一憂せずにやっていかなくてはいけないと思います。そこは自分が覚悟を持って積み上げていくところだと思います」


今季からキャプテンに就任した生え抜きの脇坂泰斗は以前の練習後に「より一つひとつの技術にこだわらなくてはいけない」と呼びかけていたが、鹿島戦では相手の逆を取るトラップやパスを示せたシーンは限られ、川崎らしい戦い方を見せられなかったのが何より気になる部分であった。

さらに、鬼木体制で培ってきたはずの、“球際で身体を張る面”や“ゴール前での粘り強い対応”を欠いたのも、今後への不安を掻き立てる。

チームの顔である家長昭博は「力がないに尽きると思います」と端的に言葉を紡いだ。

「いろんなやり方、戦術、戦い方があっても、やるのは僕ら。僕らに力がないと勝点を積み上げられないと思いますし、僕もそうですが、負けているのは個人個人だと思うので、そこは受け止めないといけないです」

長年チームを牽引してきた小林悠も「鹿島のアウェーで、すごい応援のあるなかで、バチバチくるなかでも、やっぱり敵がいても出していかないと。そこがフロンターレのサッカーだと思いますし、敵に付かれていると出せないとか、そこのみんなの目を変えていかないと、付かれていると出せないでは、なかなか前に進んでいけない。受けるほうもそうですし、もう一回、当てて入っていくというところを見つめ直してやっていかなくちゃいけないと思います」と語る。

主将の脇坂は改善点をこう口にした。

「やっぱり結果が出ていないので、結果につなげるために一つひとつの練習であったり、コミュニケーションひとつも妥協せずに細かいことも言い合うとか、気になったことを言うとかそういうことが大事だと思うので、そういうことを促していきたいです。

このままズルズルいってしまうと目指しているリーグ制覇から遠ざかってしまうので、積み重ねも大事ですが気持ちだったり、意思疎通だったり、一人ひとりの意識で変わるところはあるはずなので、そこは妥協せずにやっていきたいです。

そこにプラスしてチームとして合わせていくところ。個人の良さだったり、それぞれ補えるところはチームとして考えていく必要があるので、その両方だと感じます。1足す1ではなく、掛け算になるようなサッカーを構築できれば良いかなと考えています」

そして指揮官も今オフに多くの選手が入れ替わったチームの現状を踏まえながら、今後へ目を向ける。

「今は積み上げていく段階だと思っています。そこのところを自分もそうですが、怖がらずにやっていかなくちゃいけない。

ただ、勝ち負けのこだわりを一番持ちながらやってきていますので、簡単に負けてはいけない。少なくともアウェーの地でも難しいゲームになっても引き分けにもっていかなくちゃいけない。退場者が出ようがなんだろうが、そういう意地みたいなものは今後持っていかなくちゃいけないと思います。サッカーのところはひとつずつ、キャラクターのところはありますので、そこを生かしながらやっていきたいです」

川崎は果たしてここから力強く立ち上がり、新時代を築くことができるのか。クラブとして意地の見せどころである。

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦