女性の子宮頸(けい)がんを予防するヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種について、厚生労働省の専門家会議は14日、男性への接種の費用を、国が助成する「定期接種」に位置づけるかどうかを議論した。HPVは男性にも感染し、肛門がんなどの原因になる。近年、自治体によっては独自に男性への接種費用を助成していて、厚労省は今後、議論を本格化させる。

 女性は、小学6年~高校1年の時に無料の定期接種が受けられる。だが、自治体の助成がなければ、男性には5万~6万円の全額自己負担が求められる。

 この日の会議では、男性がHPVワクチンを3回接種する場合、「費用対効果が悪い」とする分析結果が示された。委員からは、海外では1回のみ接種するケースがあるとして「接種回数が減れば費用対効果が良くなる」という意見や「男女平等などの観点を考慮すべきだ」という指摘が出た。

 HPVワクチンの女性への接種を巡っては、副反応の訴えが相次いだのを受け、国は2013年6月に接種の積極的な呼び掛けをやめた。その後、安全性や有効性を示すデータが集まったとして22年4月に呼び掛けを再開したが、接種率は伸び悩んでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子宮頸(けい)がん予防のヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンについて男性への接種を進めようと、費用を助成する自治体が出ている。性交渉で女性に感染させるのを防ぐことや、男性に多くみられるがんの発症を予防する効果が期待されている。ただ費用負担やワクチンの種類など、女性とはさまざまな違いもある。

 

男女とも80%接種の国も

 HPVワクチンは国内では2013年から、小学6年~高校1年の女性を対象に、全額公費負担の定期接種として実施されている。一方、欧米では男性にも定期接種化が進んでおり、オーストラリアでは接種率が男女とも約80%に達する。

 横浜市立大の宮城悦子教授(産婦人科学)は「男性にも打てば、(女性の)子宮頸がん予防に相乗効果が期待できる。HPVは誰でも感染し、女性だけが接種するのは不平等といえる」と男性への接種の意義を説明する。

効果

 HPVは、男性に多いがんの原因にもなっている。その一つが中咽頭(いんとう)がんだ。横浜市立大の折舘伸彦教授(頭頸部外科学)によると、国内で年間6000人が発症するとされる。飲酒や喫煙に起因するタイプもあるが、HPV感染によるタイプは世界的に増加傾向にあるという。

 中咽頭がんの予防効果について、折舘教授は「がんの発症に影響する口の中のHPV感染率が、接種によって下げられるデータが出ている」と説明する。米食品医薬品局(FDA)は、中咽頭がんを含む頭頸部がん予防の目的でHPVワクチンを医薬品として承認している。

自己負担は

 HPVワクチンは、ウイルスの型への対応に応じて2価、4価、9価と呼ばれる3種類がある。9価が最も多くのHPVの型に対応しており、女性には23年度から公費負担で接種できるようになった。15歳になる前までに初回を打てば2回の接種で済む。

 一方、日本で男性向けに承認されているのは、肛門がんと、性感染症の尖圭(せんけい)コンジローマの予防を目的とした「4価」のみ。9歳以上が対象で、3回の接種が必要だ。

 課題は接種費用が自己負担になる点だ。女性は全額公費負担なのに対し、男性では任意接種という扱いで、3回接種で計5万~6万円程度かかる。厚生労働省の専門家会議は、男性への定期接種化を議論しているが、結論は見通せない。

 東京都は24年度、小学6年~高校1年の男性を対象に、区市町村を通じて接種費用の半額を助成する。定期接種が男性に拡大されるまでの措置だといい、都の担当者は「海外では男女接種が進んでおり、国に定期接種化の議論を進めるよう働きかけたい」と話す。

 助成額はまちまちだが、埼玉県熊谷市、秋田県にかほ市など、独自に助成する自治体は増えている。

 ただ、都に先駆けて昨年8月から全額助成を始めた中野区では、1カ月当たりの接種回数は31~61件で、想定の月100件を下回っている。区担当者は「男性接種への関心はまだ低い」と話す。

 男女の違いはほかにもある。男性が任意接種を受けて副反応による健康被害が生じた場合、ほかの医薬品と同様に救済制度がある。ただ医療費などの給付は、定期接種ほど手厚くはない。

女性の実施率は30%

 実は女性への接種も、依然として伸び悩んでいる現状がある。接種後に体の痛みなどの訴えが相次いだことなどから、厚労省は接種を呼びかける「積極的勧奨」を22年3月まで中断していた。現在は、接種後の多様な症状の相談や診察を行う体制を強化している。

 ただ厚労省によると、3回接種の22年度の実施率は30・2%で、積極的勧奨再開前の21年度からの増加は4ポイントにとどまっている。

 宮城教授は「副反応への心配がやはり背景にあるのではないか」とみる。また国は、積極的勧奨を中断していた期間に接種を逃し、本来の対象年齢を超えた女性に対して、24年度まで無料で接種を続けている。宮城教授は「この世代への呼びかけを今は優先すべきではないか」と指摘する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宮城県は14日、4日~10日の1週間に1医療機関当たり20.99人のインフルエンザ感染が確認されたと発表した。前週の16.89人から増加した。患者数は1910人(前週1537人)だった。
 新型コロナウイルスの感染確認は1医療機関当たり12.10人(前週13.16人)で減少した。患者数は1101人(前週1198人)だった。
 感染者数は仙台市を含む宮城県内91医療機関からの報告数。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新型コロナウイルス禍で収入が減った人に国が特例として無利子で生活資金を貸し付けた制度を巡り、滋賀県社会福祉協議会(社協)が14日、利用者の追跡調査の結果を公表した。9割以上が貸し付けに満足する一方、8割以上が返済に不安を抱えていることが分かった。全国社協によると、こうした調査は全国で初めて。

 貸し付けは2020年3月~22年9月に実施。厚生労働省によると、約382万件、総額は計約1兆4千億円に上る。昨年1月から返済が始まった。調査は同10~11月に実施し、2種類の貸し付けのうち減収が長引きそうな場合に1回最大60万円を貸す「総合支援資金」の滋賀県内居住の利用者から1万227人を抽出。約32%(3299人)から回答を得た。

 今後の返済を不安とした人は84.9%で、返済猶予中の人に限ると74.4%が「とても不安」と回答。また現在の家計状況について、40.5%が「とても厳しい」と答えた。県社協は「利用者は収入が減ると生活が困窮する状況だ。丁寧に支援したい」としている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広島県は14日、4月1日付の組織改編と人事異動(退職者は3月31日付)を発表した。新型コロナウイルスの国の特例措置の終了に伴いコロナ対策の担当課を廃止。広島市南区にある最大級の被爆建物「旧陸軍被服支廠(ししょう)」の活用方針を検討する担当課長を新設する。

 県は2021年1月に健康福祉局に設置した新型コロナウイルス感染症対策担当課を廃止する。所管してきた感染症・疾病管理センターは健康危機管理課に移し、コロナ禍で得た感染症の発生対応や症例分析などの知見を施策に生かす。

 被服支廠の専任部署は総務局経営企画チームから地域政策局の都市圏魅力づくり推進課に移す。新たに担当課長を置き、広島市と連携して安全対策や利活用の方策を練る。また地域政策局に公共交通政策課を新設。交通活性化の担当課長を置き、JR芸備線の存廃を話し合う国の再構築協議会での調査などを担う。

 局長級の異動は次の通り。

 総務局長(地域政策局長)杉山亮一▽地域政策局長(地域政策局地域振興担当部長)岡田浩二▽環境県民局長(復興庁統括官付参事官)信夫秀紀

 【退職】総務局長 岡田芳和(国へ)▽環境県民局長 新宅郁子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北海道は3月14日「定点把握」による新型コロナウイルスの感染状況を報告しました。

道は5類移行後、新型コロナの動向調査を道内の定点医療機関からの報告で把握しています。

1週間で道内224の医療機関から報告された感染者数は1291人で、1医療機関あたり5.76人でした。

前の週に比べて1.48人減少しています。

 

 

【保健所別定点あたりの報告数】

札幌市 6.51人

小樽市 3.20人

市立函館 8.20人

旭川市 6.46人

江別 5.63人

千歳 5.13人

岩見沢 2.38人

滝川 3.33人

深川 7.00人

倶知安 9.75人

岩内 3.00人

室蘭 15.25人

苫小牧 4.50人

浦河 3.67人

静内 7.33人

渡島 7.86人

八雲 7.67人

江差 4.67人

上川 2.67人

名寄 3.40人

富良野 7.00人

留萌 2.67人

稚内 3.88人

網走 2.80人

北見 8.00人

紋別 5.20人

帯広 2.42人

釧路 3.64人

根室 3.50人

中標津 6.67人

 

 

【前4週の状況(参考)】

2/5~2/11 14.95人

2/12~2/18 10.31人

2/19~2/25 8.38人

2/26~3/3 7.24人

3/4~3/10 5.76人(今回)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本ハムは14日、北海道北広島市のエスコンフィールドで会見し、育成契約の福島蓮投手(20)を支配下登録すると発表した。背番号は121から94になった。

 「体も全然出来ていなかったので体作りを中心にして体も少しずつ大きくなったので、そこでピッチングの仕方だったりとかをいろいろ学べた。ピッチングも心も成長できたと思います」とここまでの2年間を振り返った。憧れはソフトバンクの育成からメッツに移籍した千賀。「あんなにすごくなれるか分からないですけど頑張ります」と誓った。

 同席した木田GM代行は「能力的にはストレートもかなり良くなってきましたし、もともとカーブを投げる感覚も良かった。そこを消さずに落ちる球、フォークも良くなっている。先発でもリリーフでも、これからファイターズを支えてくれるピッチャーになってくれると思います」と話した。

 会見の最後には新庄監督がサプライズ乱入し、「先発がしたいのか、中継ぎがしたいのか、抑えなのか」と質問。「将来的には、先発したいです」とかえされると、「山本由伸君も千賀君も中継ぎでスタートして大スターになったので」と期待を込めた。その上で愛用のチェックのスーツとサングラスをプレゼント。「これが似合う大スターになってほしいってことで」とエールを送った。

 新庄監督は1日の開幕スペシャルパーティーでこのスーツを着用。「80万円くらい」と明かし、キャンプ中にトレーニングを積んだところ「11月に作ったんですけど、パンプアップして入らなくなってパンパンになっちゃったので。選手がほしかったらあげようかな。サイズでいうと上が2XLで下がSくらい。着られる子はいないかな」と話していた。

 福島は八戸西高から21年育成ドラフト1位で入団。身長190センチ、入団時に65キロだった体重は2年かけて増量し77キロ。球速は高校時代の144キロから153キロまで伸ばした。昨季は2軍では17試合に登板し4勝2敗・防御率2.79だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第96回選抜高校野球大会の甲子園練習が14日、甲子園球場で行われ、1月1日の能登半島地震で学校が被災した日本航空石川が登場した。

 投手陣はマウンドなどで投球練習。被害の大きかった石川県輪島市の祖母の家で被災した福森誠也投手(3年)は今大会で自身初のベンチ入り。「テレビの中の存在だったので、初めて来て興奮しました。マウンドでも投球して冷静に楽しめました」と振り返った。

 被災時には腰を骨折した祖母を背負い、裸足で高台まで避難した福森。初のメンバー入りに両親や祖母は泣いて喜んでくれたことを明かした。

 ナインは帽子の裏に「笑顔、感謝、恩返し 石川県のために 共にがんばろう石川」と全員で記載。ミーティングで話し合ってこの言葉に決めた。聖地で躍動し、被災地に勇気を与える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

去年4月、沖縄県の宮古島沖で陸上自衛隊のヘリコプターが墜落し10人が死亡した事故について、陸上自衛隊は2つのエンジンの出力がごく短時間に相次いで低下し、墜落したとする調査結果を公表しました。

去年4月、沖縄県の宮古島沖で陸上自衛隊の「UH-60」ヘリコプターが墜落し、第8師団の師団長だった坂本雄一陸将を含む10人が死亡しました。

この機体には2つのエンジンが搭載されていますが、調査結果では飛行中に第2エンジンで「ロールバック」という現象が起きて出力が低下し、そのおよそ40秒後に第1エンジンも出力が低下。

高度を保てず、最初のエンジン出力低下からおよそ90秒後に墜落したと結論付けました。

第2エンジンの出力低下の原因は配管の詰まりや漏れなどと推定されましたが、第1エンジンについては要因の特定に至りませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本サッカー協会は14日、2026年北中米W杯アジア2次予選・北朝鮮2連戦(21日・国立、26日・平壌)に臨む日本代表メンバー26人を発表した。

 22年カタールW杯代表の37歳・ベテランDF長友佑都(FC東京)が代表復帰を果たし、1~2月にカタールで開催されたアジア杯で、性加害疑惑が報じられた影響で離脱したMF伊東純也(Sランス)は選外となった。

 これを受けて、X(旧ツイッター)では「伊東純也」「長友復帰」「#サッカー日本代表」などがトレンド入り。「長友復帰熱い」「鉄人すぎる」「本当に凄(すご)いし、誇らしい」「だいぶ思い切った」「復活のブラボー」といったコメントのほか、「伊東純也は欠かせないでしょ」「呼ばないのね」「いざいないってわかるとしんどい」「出て欲しかったな…」などの声が上がっている。

 森保ジャパンは21日に国立で対戦した後、中国を経由してチャーター便で平壌入りし、敵地戦に臨む見通し。北朝鮮に連勝すれば最終予選進出が決まる。平壌での試合は、11年ブラジルW杯アジア3次予選以来13年ぶり。対戦成績は日本の8勝4分け7敗だが、敵地では2分け2敗で全試合ノーゴールに終わっている。

 ◆北朝鮮の日本代表招集メンバー

GK 前川黛也(神戸)、大迫敬介(広島)、鈴木彩艶(シントトロイデン)

DF 長友佑都(FC東京)、谷口彰悟(アルラヤン)、板倉滉(ボルシアMG)、渡辺剛(ヘント)、町田浩樹(サンジロワーズ)、毎熊晟矢(C大阪)、伊藤洋輝(シュツットガルト)、橋岡大樹(ルートン)、菅原由勢(AZ)

MF/FW 遠藤航(リバプール)、浅野拓磨(ボーフム)、南野拓実(モナコ)、守田英正(スポルティング)、相馬勇紀(カザピア)、小川航基(NEC)、前田大然(セルティック)、堂安律(フライブルク)、上田綺世(フェイエノールト)、田中碧(デュッセルドルフ)、川村拓夢(広島)、中村敬斗(Sランス)、佐野海舟(鹿島)、久保建英(Rソシエダード)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西武鉄道株式会社と株式会社西武ライオンズは15日、ライオンズのシーズン開幕戦にあわせて「埼玉西武ライオンズ2024シーズン開幕記念乗車券」を2024年3月29日(金)から西武球場前駅で発売すると発表した。

 オリジナル台紙とセットになった記念乗車券で、デザインは全3種類、それぞれ1,000セット発売。「現在とこれから」をテーマにライオンズで長い間活躍している選手と今後のライオンズを担う若手選手として「髙橋投手&隅田投手」、「源田選手&滝澤選手」、「栗山選手&西川選手」がデザインされている。

 また、開幕にあわせて三代目「L-train(エルトレイン)」のデザインをリニューアル。開幕より一足早い2024年3月15日(金)以降、池袋線・新宿線などで順次運行を開始する。あわせて、3月22日(金)から4月4日(木)まで、L-train内の中吊りポスター広告をライオンズがジャックし、ライオンズの選手やベルーナドームでの野球観戦の楽しさを紹介する、魅力が詰まった車両になる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【巨人】ジャビットがJリーグ・鹿島&水戸の試合に参戦…茨城県の魅力度最下位脱出に協力

 

茨城県最下位脱出作戦のポスター(球団提供)

 

 巨人は14日、公式マスコット「ジャビット」が、茨城県内に本拠地を置くJ1鹿島とJ2水戸の試合に出演すると発表した。

 巨人は4月23日に茨城・ひたちなか市で中日戦を開催することもあり、「都道府県魅力度ランキング」の最下位脱出を目指す茨城県の魅力を発信していく予定。「#茨城県最下位脱出作戦」には、鹿島と水戸も賛同しており、両チームが主催する試合にジャビットも登場する。3月16日の水戸×徳島(ケーズデンキスタジアム水戸)ではハーフタイムにグラウンド上に、同17日の鹿島×川崎(カシマサッカースタジアム)では試合前の場外ブースに出演する予定となっている。

 すでにジャビットは、茨城県大洗町の大洗磯前神社と牛久市の牛久大仏を訪れ、絶景を満喫。その様子を球団公式X(旧ツイッター)で発信するなど、今後も茨城県の魅力度ランキング最下位脱出に貢献していく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参院政治倫理審査会での自民党安倍派3人の説明を受け、野党からは14日、「参考人招致、証人喚問に行くこともあり得る」(立憲民主党の泉健太代表)などと国会でのさらなる説明を求める声が上がった。自民党内でも、疑惑が深まったとの指摘が出た。
泉氏は衆参両院政倫審に出席した安倍派幹部の説明について、党会合で「まさにたらい回しだ。誰も責任を取ろうとしない」と批判。野党から政倫審での弁明を求められながら出席しなかった自民議員に対しては「議員の資格はない」と断じた。立民の斎藤嘉隆参院国対委員長も「幕引きするわけにはいかない」と語った。
日本維新の会の音喜多駿政調会長は記者団に「国民の疑問が何一つ明らかにならなかった。説明責任を果たしたとは到底考えられない」と強調。国民民主党の玉木雄一郎代表も「真実は全く明らかにならなかった」として、参考人質疑や証人喚問を要求した。
参院政倫審の与党筆頭幹事を務める佐藤正久氏(自民)は、裏金づくりの開始や復活した経緯が明らかにならなかったとして「疑惑は深まった側面もある」と指摘した。
公明党の北側一雄副代表は記者会見で「これからも政倫審に限らず説明する機会はある。疑惑を持たれている議員は、いろんな形で説明責任を果たしてほしい」と促した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本サッカー協会は14日、2026年北中米W杯アジア2次予選・北朝鮮2連戦(21日・国立、26日・平壌)に臨む日本代表メンバー26人を発表した。22年カタールW杯に出場したDF長友佑都(FC東京)がW杯以来の代表復帰。1~2月にカタールで開催されたアジア杯で、性加害疑惑が報じられた影響で離脱したMF伊東純也(Sランス)は選外となった。

 アウェーでの北朝鮮戦に関して、国連や国が北朝鮮への経済制裁措置を科していることから地上波、インターネット配信を含めた同戦の放映権契約は暗礁に乗り上げている。会見で、テレビ放送に関しての質問を受けた山本昌邦ナショナルチームダイレクターは「関係者が努力していることは承知しているが、報道が難しい状況とはうかがっています。取材で現地を訪れていただけるメディアの皆さんがしっかりと発信をしてくれたら幸いかなと思います」と言及した。

 W杯予選の日本代表戦が地上波、インターネット配信を含めて中継されないのは、高額な権利料で契約がまとまらなかった昨年11月のシリア戦以来。W杯予選で複数の試合が国内で中継されないとなれば、日本が初めてW杯に出場した1998年フランス大会以降で初めてとなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「大相撲春場所・5日目」(14日、エディオンアリーナ大阪)

 この日も横綱、大関が安泰とはいかなかった。新大関の琴ノ若が宇良に肩透かしで敗れ2敗目。続いて貴景勝も熱海富士に押し出しで敗れ、こちらも2敗目となった。

 豊昇龍は朝乃山を下手投げで下した。霧島は鋭い立ち合いから明生をはたき込み、5日目で今場所初白星。

 横綱照ノ富士は初顔合わせの前頭王鵬に寄り切りで敗れた。

 4日目まで全勝の大の里が、対戦相手の金峰山の休場によって不戦勝となり無傷の5勝。尊富士と阿炎も全勝を守った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

社会人野球の東京スポニチ大会最終日は14日、神宮球場で行われ、ホンダが6年ぶり3度目の優勝を果たした。決勝で日本通運に7―0で八回コールド勝ちした。
ホンダは準決勝でセガサミーを3―1で破った。決勝は一回に藤野の適時打で先制。五、七、八回に2点ずつ加えた。中村は6回無失点。有村が七、八回を抑えて零封勝ちした。中村はMVPに選ばれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソフトバンクは14日、巨人とのオープン戦(PayPayドーム)に5-0で勝った。初回無死一、二塁で柳田悠岐外野手が戸郷から1号3ランを放った。援護を受けた先発・大津亮介投手は3回以降、3イニング連続で3者凡退に打ち取るなど、6回を3安打8奪三振無失点の快投を見せた。

3点リードの6回、近藤健介外野手が二塁打で出塁し、アダム・ウォーカー外野手に2号2ランが生まれた。7回はロベルト・オスナ投手、8回はダーウィンゾン・ヘルナンデス投手が無失点でつなぎ、9回は杉山一樹投手が危なげない投球で締めた。

ソフトバンクは4投手による完封リレー。近藤、牧原大成内野手がマルチ安打を記録した。

日本ハムは広島とのオープン戦(エスコンフィールド)に4-4で引き分けた。先発・伊藤大海投手は、3回まで4奪三振無失点の好投も4回、菊池に先制の適時打を浴びる。5回には田村に1号ソロを被弾。5回を6安打5奪三振2失点だった。

打線は6回、細川凌平内野手の内野安打などで無死満塁とし、捕逸で1点を返す。7回には3番手・福島蓮投手が田村に2打席連続アーチを許したが、その裏に淺間大基外野手、加藤豪将内野手、田宮裕涼捕手の3連打で無死満塁とし、2つの押し出しで同点に追い付いた。なおも1死満塁からアンドリュー・スティーブンソン外野手の犠飛で勝ち越した。

しかし、9回に5番手のアニュラス・ザバラ投手が1死二塁ピンチを招き、田村の適時打で再び同点に。4-4で迎えた9回は1死三塁の好機をつくるも、後続が打ち取られた。細川が2安打1打点1盗塁を記録している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆オープン戦 日本ハム4―4広島(14日、エスコンフィールド)

 開幕投手に決定している日本ハム・伊藤大海投手が、先発で5回6安打2失点。今季最多の73球を投じ、無四球5奪三振の内容でマウンドを降りた。

 3回までは好投を続けていたが、4回2死二塁から菊池に外角低めのスライダーを合わせられ、先制の中前適時打を献上。今季実戦9イニング目にして初失点を喫すると、5回先頭では田村に浮いたスプリットを右翼席へ運ばれた。「いい球と悪い球がはっきりして、反省すべきとこがしっかり出た。ステップは踏めている。いい登板にはなったと思います」と振り返った。

 また、この試合では半袖のアンダーシャツを着用。野球を始めた時から夏場でも長袖を愛用してきたが「26歳にして初めて」半袖姿で登板した。「今年は今までの自分の常識を覆すのがテーマ」と右腕。新たな挑戦として取り入れたことを明かした。

 開幕戦となる29日のロッテ戦(ZOZO)まで実戦機会は残り1回。収穫もあった投球内容に、新庄剛志監督も「全然、全然(問題ない)」と変わらぬ信頼を口にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本サッカー協会は14日、ワールドカップ(W杯)アジア2次予選で、北朝鮮とのホームアンドアウェー方式による2連戦に臨む日本代表26人を発表した。長友がW杯カタール大会以来となる復帰を果たし、森保監督は「F東京で高い強度のプレーを発揮している。彼が出してくれるエネルギーに期待したい」と話した。

 オランダで得点を重ねている小川も約4年ぶりに招集された一方、故障中の三笘(ブライトン)や負傷明けの冨安(アーセナル)が外れ、女性との問題が一部で報じられて1~2月のアジア杯を途中離脱した伊東(スタッド・ランス)も選外となった。森保監督は「落ち着いてプレーする環境にならないと判断した」と理由を述べた。

 日本は21日に国立競技場で、26日に平壌で北朝鮮と対戦する。森保監督は「想定外のこともたくさんあると思うが、準備と覚悟を持って臨まなければいけない」と表情を引き締めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

中日・龍空内野手が猛アピールを見せている。10日の教育リーグ・阪神戦(鳴尾浜)に「2番・遊撃」で先発出場。4安打2盗塁の大活躍を見せ、同リーグでの打率は驚異の.412に達した。好調の21歳に「1軍で待ってる」「マジでいい」とファンの期待も高まっている。

阪神・秋山拓巳投手から第1打席で右前打を放つと、バットが止まらない。0-3の1死一、三塁で迎えた3回には適時打、7回と8回には左前打を加えて計4安打の固め打ちだった。好調のバットにファンからは「1軍で待ってる」「1軍でも打てそう」と昇格を切望する声も上がっている。

近江高から2020年ドラフト3位で入団した21歳。2年目の2022年に62試合で打率.248と頭角を現し、昨季は114試合出場も、打率.187、OPS.456と打撃に課題が残った。一方で、遊撃では96試合を守り、セイバーメトリクスの指標を用いて分析などを行う株式会社DELTAのデータによると、守備全般での貢献を示すUZR(Ultimate Zone Rating)の指標は、12球団の遊撃手でトップとなる「10.0」をマークするなど、名手としての声価を高めている。

中日の二遊間は、村松開人、ルーキーの辻本倫太郎、田中幹也や助っ人のオルランド・カリステ、育成助っ人のクリスチャン・ロドリゲスら人材豊富で、激しい1軍争いが繰り広げられている。球界屈指の守備力に、課題の打力がついてくれば、“逆転レギュラー”の可能性も十分。貧打にあえぎ2年連続最下位に沈む中日の救世主になるだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広島は1軍定着を狙う田村が2打席連続本塁打を含む3安打。五回に右越え、七回に右中間にソロを運び、九回には適時打を放った。床田は要所を締め3回2安打無失点。日本ハムは開幕投手の伊藤が5回2失点と及第点の内容だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オープン戦、ソフトバンク5-0巨人」(14日、ペイペイドーム)

 ソフトバンクは4投手で完封リレー。先発した大津亮介投手が6回を投げて3安打8三振無四球で無失点と快投した。

 昨季は中継ぎで46試合に投げた右腕。2年目の今季は先発転向してローテ入りを目指している。「アピールするしかない立場。自分の持ってるものを全て出せた」。イニング間の調整では「体を休ませるのではなく敢えて体を動かす工夫をした」ことが奏功して、長い回を安定して投げられたと振り返った。

 小久保監督は開幕ローテ入りへのGOサインは出さなかったが、「今年一番のピッチング。開幕ローテになるか分からない。ただダメでも中継ぎに戻すことはない。しっかりその(先発の)枠で争ってもらう」と評価した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オープン戦、日本ハム4-4-広島」(14日、エスコンフィールド)

 広島は3-4の九回に粘りを見せた。1死二塁で高卒3年目の田村が日本ハム・ザバラの146キロのスプリットを右前に運ぶタイムリーとし、4-4に追いついた。

 四回、菊池の適時打で先制すると、田村が相手先発・伊藤からオープン戦初アーチ。右翼・万波は一歩も動かず、打球は右翼3階席に着弾する豪快弾でスタンドの度肝を抜いた。昨季のWBCでは決勝でも登板し、日本の世界一に貢献した実績十分の右腕から、完璧な一撃を放ってみせた。

 さらに七回1死では福島の3球目フォークを力強く振り抜き、右中間へ2打席連続弾。球場全体はどよめきに包まれた。新井監督からは拍手で出迎えられ、ナインから盛大に祝福された若鯉は6、7日に行われた侍ジャパンの強化試合メンバーにも選出された。20歳の注目株が、開幕に向け一気に状態を上げてきた。

 投げては先発・床田が3回2安打無失点。2四死球を与えながらも得点は許さなかった。前日13日のキャッチボールで試して握りを変えたカットボールで浅間から空振り三振を奪うなど、新たな引き出しも増やしている左腕。収穫の多い登板となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オープン戦、日本ハム4-4広島」(14日、エスコンフィールド)

 日本ハムが1点のリードを守れず、オープン戦5試合目の引き分けとなった。1点リードの九回に登板したザバラが田村に右前同点打を浴びた。

 2点を追う七回、無死から浅間、加藤豪の連打で一、二塁とし、代打・田宮の送りバントが内野安打となり満塁の好機を作った。細川の押し出し四球、1死後に江越の12日の広島戦に続く出場2打席連続押し出し死球で同点。スティーブンソンの右犠飛で一時は勝ち越しに成功していた。

 先発は開幕投手を務める伊藤。5回6安打2失点、5奪三振、無四球だった。二回までに4三振を奪う立ち上がり。四回2死から松山の中前打、代走・矢野に盗塁を決められ、菊池の技ありの左前適時打で先制点を献上。五回は先頭の田村に右越えソロを浴びた。

 3番手としてこの日育成から支配下登録されたばかりの福島が登板。先頭の野間を右飛に仕留めたが、次打者田村は2球で追い込んだ後のフォークを右中間スタンドに運ばれた。続く二俣、持丸は2者連続はともに直球で空振り三振に仕留めて、新庄監督もベンチで拍手を送った。

 試合前に行われた会見では、ストロングポイントを問われ「ストレートです」と話していた。この日は最速152キロを記録したストレートは前に飛ばされなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソフトバンクは柳田がオープン戦1号3ランを放ち、状態を上げてきた。先発入りを目指す大津は多彩な変化球を駆使し、6回3安打無失点で8三振を奪う力投。巨人は開幕投手を務める戸郷が一発を浴び、5回3失点だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高級ブランド「GUCCI(グッチ)」は14日、フィギュアスケート男子で2014年ソチ五輪、18年平昌五輪を連覇したプロスケーターの羽生結弦さんが、ブランドアンバサダーに就任したと発表した。

 グッチの公式サイトには羽生さんのコメントも掲載され、「ファッションの領域を超えて世界中の表現者との絆を育んでいるグッチのコミュニティの仲間になることを、心から嬉しく感じています。長い歴史の中で、クラフツマンシップに情熱を傾け、類稀なクリエイティビティを発揮し、日本でも多くのファンを持つグッチの魅力を、これからも自分も学んでいきたいと思っています」とつづられた。

 羽生さんは、自身の公式Xでも就任を報告。「GUCCIさんのアンバサダーを務めさせていただくことになりました!よろしくお願いいたします!Thank you very much,GUCCI 羽生結弦」とポストした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オープン戦、ソフトバンク5-0巨人」(14日、ペイペイドーム)

 ソフトバンクが快勝。一回無死一、二塁で、柳田の右越え3ランで先制した。六回1死二塁では、ウォーカーの左越え2ランで追加した。

 ウォーカーは12日の巨人戦でもオープン戦1号と放っており、昨季まで所属した古巣との今3連戦で2本塁打。

 先発の大津は6回を投げ3安打無失点。8奪三振と力投した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広島の左腕エース・床田寛樹投手(28)が14日の日本ハム戦(エスコン)で、3回2安打無失点。開幕へ順調な調整ぶりを披露した。

鯉の左腕が老獪さに磨きをかけた。この日は3者凡退で滑り出した初回に「直球が全然、走らなかった」と自覚すると、投球スタイルをシフトチェンジ。2回以降は130キロ台のスライダー、120キロ台のチェンジアップ、110キロ後半のチェンジアップと直球を見せ球に、要所で変化球を投げ分け、打たせて取る投球で日本ハム打線を料理した。

2回無死一塁では敵の4番・万波をツーシームで併殺に打ち取ると、二死から迎えた浅間に対しては「昨日のキャッチボールで握りを変えて、結構良かった」と改良した136キロのカットボールで空振り三振に。さらに3回には、宝刀・ツーシームも完全に封印した形で、敵打線を打ち取った。

3回を投げ、打者11人に44球と変わらぬテンポで投げ終えた左腕が意識したのは、キャンプ以来、ブルペンや実戦登板を通じて、求め続けた「ツーシームに頼り過ぎない投球」。開幕まで約2週間となった時点で文字通り、試合のマウンドで体現し「今日で思いましたね。『何投げよう?』と思うぐらい精度が上がればいい」と、投球の引き出しが増えた手応えを感じ取った。

次回登板は80~100球と公式戦同様のイニングの想定で開幕前の最後のデモンストレーションに臨む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オープン戦、ソフトバンク5-0巨人」(14日、ペイペイドーム)

 巨人がソフトバンクに完封負けを喫した。

 試合は初回、先発の戸郷が柳田に3ランを浴びた。先頭の周東に中前打を浴びると、今宮にはフルカウントから四球を選ばれた。ここで柳田との対戦。1ストライクから高めの直球を右翼スタンドに運ばれた。

 「直球の選択は間違っていなかったと思う」と振り返った右腕だが、初回の3失点に「あの一発が…一番悔しかったです。シーズン中は消していかないと、自分の勝ち星っていうのに繋がらないですし、チームの雰囲気も良くならない。反省しかない」と唇をかんだ。

 それでも以降、5三振を奪う圧巻の内容。決め球のフォークを軸に、スライダーでも三振を奪った。開幕まで調整登板は残り1試合。22日のオープン戦・楽天戦(東京ドーム)に向けて「やっぱり真っすぐの精度ですね。甘く入るところも多々あったので、次の試合に向けてそこを高めていきたい」と前を向く。

 一方、完封負けを喫した打線では、新外国人・オドーアが依然として沈黙。二回、見逃し三振に倒れると、五回の第2打席は鋭い打球が二塁手の正面を突いた。八回は三ゴロで3打数無安打。オープン戦では、9日・オリックス戦の二回に右前打を放って以降、14打席連続無安打。ここまで5試合の出場で15打数1安打、打率・056と結果が出ないでいる。この日は右翼ではなく三塁でスタメン出場。V奪回に新助っ人のバットは欠かせない。配球やストライクゾーンなど、日本野球への対応が求められる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

18年の牝馬3冠など史上最多の芝G1・9勝を挙げて、昨年にJRAの顕彰馬に選定されたアーモンドアイ(牝9歳)の祝賀トークショーが3月14日、都内で現役時に同馬を所有したシルク・ホースクラブの主催で開催された。クラブ会員を含む多くのファンが参加して、主戦を務めたクリストフ・ルメール騎手(44)=栗東・フリー=や現役時に管理した国枝栄調教師(68)=美浦=をはじめ、同馬にゆかりの深い関係者が出演して大いに盛り上がった。

 トークショーのなかでは、北海道安平町・ノーザンファームにけい養されている現在のアーモンドアイと今年産まれたキタサンブラック産駒の3番子(牝)の映像も流された。ルメール騎手は「まだ走れるみたい。いつも会う時にびっくりします」と笑顔で喜んだ。国枝調教師も「まだまだ(走れそう)。でも競馬場に戻すのはかわいそう」と、優しそうな表情で目を細めていた。

 トークショー終了後にはチャリティーオークションを行い、その収益金は今年1月1日に発生した能登半島地震で被害を受けた引退競走馬飼育施設「珠洲ホースパーク」に石川県珠洲市「企業版ふるさと納税」を通じて全額寄付される。19年の天皇賞・秋のレース時に着用した「てい鉄」は250万円で落札されて、お宝グッズ5品で計537万2000円と予想以上の盛り上がりを見せた。

 馬主のシルクレーシング・米本昌史代表は「今回のアーモンドアイのイベントを通じて、能登の現状にもう一度、目を向けていただけるきっかけになればと思っております」と、あいさつした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昇降格ありは今季まで、来季は昇格のみに

3月14日、Bリーグ(公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ)は、2026 年のB.革新を見据えて2024-25シーズンではB2からB1、B3からB2にそれぞれ2クラブが自動昇格し、降格は行わないことを決定したと発表した。

Bリーグはすでに2026年から本気で世界の頂点を目指す「B.LEAGUE PREMIER」、バスケを国民的スポーツへの発展をけん引する「B.LEAGUE ONE」、次世代を担うクラブが競い、リーグの未来を創る「B.LEAGUE NEXT」と3部制にすることを発表。また2月28日には「B.革新(制度設計)」を公開し、2026-27シーズンからの実施を目指す新構想について(1)戦力(事業力・競技力)の再編により均衡した戦いを提供するためのライセンス基準の引き上げ、(2)競技成績による昇降格を廃止し、ライセンス基準を満たすことで新B1入会の基準となるエクスパンション型リーグへの移行、(3)サラリーキャップ等、アグレッシブな制度設計を革新の3大項目としている。
本日、発表したのは(2)の昇降格について。今季については、B1の年間下位2クラブとB2の年間最終順位上位2クラブ(B1ライセンス有、年間最終順位4位以内)は入れ替えとなる。そして2024-25シーズンについては、B1の降格はなし。B2についてはの年間最終順位上位2クラブ(B1ライセンス有、年間最終順位4位以内)が自動昇格になる。2025-26シーズン、B1は26クラブで戦う。

またB2、B3については、今季終了後はB2の年間下位2クラブとB3の年間最終順位上位2クラブ(B2ライセンス有、年間最終順位4位以内)は入れ替えとなる。そして2024-25シーズンについては、B2の降格はなし。B3については2クラブが昇格となるが、詳細要件はB3内で別途決定としている。2025-26シーズン、B2は14クラブで戦うことになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

社会人野球の東京スポニチ大会最終日は14日、神宮球場で行われ、ホンダが6年ぶり3度目の優勝を果たした。決勝で日本通運に7―0で八回コールド勝ちした。
ホンダは準決勝でセガサミーを3―1で破った。決勝は一回に藤野の適時打で先制。五、七、八回に2点ずつ加えた。中村は6回無失点。有村が七、八回を抑えて零封勝ちした。中村はMVPに選ばれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Bリーグは3月14日、宇都宮ブレックスのディージェイ・ニュービルが2月度の『B.LEAGUE MONTHLY MVP BY 日本郵便(月間MVP)』に選出されたと発表した。同賞がリーグ公式表彰となった2020-21シーズン以降では、宇都宮から初選出。来日4シーズン目のニュービルにとってもうれしい初受賞となった。

 

 アメリカ出身で現在31歳のニュービルは、193センチ96キロのポイントガード兼シューティングガード。2月度は全5試合に先発出場し、1試合平均21得点6.4アシスト、2ポイント成功率79パーセント、3ポイント成功率50パーセントと驚異的な活躍を見せ、チームの5戦全勝に貢献した。

 月間MVPの選考委員長を務める佐々木クリス氏は、「宇都宮が5試合にわたって積み上げた83点もの得失点差のうち、91.6パーセントはニュービル選手の出場時間中に作られたもので『攻守』にわたる貢献が選考委員会でも高く評価されました」と選出理由を説明。

 続けて、「シーズンが進むにつれてパフォーマンスが高まっているニュービル選手はパフォーマンス総合評価指数のひとつPER(プレーヤー エフィシェンシー レーティング)でシーズン平均15.8を大きく上回る22.1を2月に記録。さらにこの5試合で2P成功率79パーセント、3ポイント成功率50パーセントを達成。その結果、目を疑うかのような72パーセントというeFGパーセントを叩き出しておりチームのメインオプションとしての仕事を極めて効率よく務め上げ、その支配力が遺憾無く発揮されていました」と、その存在感の大きさを称えた。

 また、選考委員の正中岳城氏は「得点・アシストなど、シーズンの数字を大きく上回る月間スタッツによるオフェンス面での貢献に加えて、ディフェンス面でも相手キープレーヤーとのマッチアップでも効果的な守備で、攻守のシステムに貢献したことが選出理由となります」と守備での貢献度にも触れ、松島良豪氏は「東地区首位争いを繰り広げている宇都宮ブレックス。ニュービル選手がこれから先の宇都宮ブレックスの命運を決めるような選手になると思っています」と、コメントを寄せた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大相撲春場所5日目。阿炎(右)は突き落としで錦木を下し5連勝=14日、エディオンアリーナ大阪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇プロ野球オープン戦 ソフトバンク-巨人(14日、PayPayドーム)

プロ野球・巨人は14日、公式X(旧Twitter)を更新し“今日の円陣”の様子を公開。

公開された映像には、試合前の円陣で声出しをする泉口友汰選手と萩尾匡也選手の姿が見られました。

最初の円陣では、ルーキー・泉口選手が声出しを担当。「昨日は1点差のゲームを勝てたので、2連勝目指して福岡(での試合を)いい形で終わるように、行きましょう!さあ、いこう!」とチームを鼓舞しますが、選手からは「それは…」「それはだめ」など、泉口選手の声出しが少し不調という反応。

代わりに声出し役を務めたのは、コーチに「よし、萩尾」と呼ばれた、代打の萩尾選手でした。「福岡最後までしっかり戦って、博多ラーメン食って、次は札幌ラーメンで行きましょうか!」と選手たちの笑いを誘い、再びチームを勢いづけました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

B1レバンガ北海道の折茂武彦代表(53)は14日、札幌方面白石警察署の1日署長を務め、サイバーセキュリティ月間の啓発活動を行った。活動終了後、スポーツ報知の取材に応じ、残り18戦となったレギュラーシーズンの目標を掲げた。

 現在、チームは12勝30敗で東地区7位に低迷。下から2チームがB2に自動降格するB1全体順位では24チーム中、21位。ホーム戦も5勝15敗と大きく負け越している。「選手は全力で戦っているが、結果に結びついていない。ブースターには、今季もチャンピオンシップ争いに加われず、申し訳なく思う。少しでも早くB1残留を決め、残り10試合あるホーム戦も全勝するつもりで戦い、26年秋に始まる『Bプレミア』参入へ勢いをつけたい」と終盤戦のテーマを示した。

 厳しいチーム状況の中、”折茂2世”への期待を示したのは今季、特別指定選手で加入したSG菊地広人(22)。11戦に出場し平均5・7得点、3Pは40本中19本決定。成功率47・5%という破格の数字をたたき出している。「新人らしく、何も怖がらず自分のリズムで思い切り打ち切っている。ディフェンスも足を使い積極的」と評価。さらに「今後、相手マークも厳しくなる中、得点のバリエーションを増やすことが大事。得点のプロセスを追い求めていけば、必ずいい選手になる」と断言。

 折茂代表はかつて、日本出身選手初のリーグ通算1万得点を達成したレジェンド。「自分はシューターではなく、スコアラーを自認し誇りにしていた。菊地もスコアラーを目指すなら、伝えられるものはすべて伝えたい」と熱く話した。

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦