新型コロナウイルスへの対応について、神奈川県は、4月から大幅に体制を縮小することを明らかにしました。医療費に対する支援も終了するとしています。

これは、4月から国が新型コロナの体制を縮小する方針にあわせて、県もこれまで行ってきた取り組みのほとんどを終了させると決めたものです。

そのなかで、治療薬の費用については、これまで最大で9000円が公費から支援されていましたが、4月からはそれがなくなり、医療費の自己負担割合に応じた支払いが必要となります。

また、県民からの相談を受けたり医療機関を紹介したりしてきた「専用ダイヤル」も終了し、今後は、かかりつけ医や厚生労働省の電話相談窓口がその役割を担うとしています。

県の担当者は、「特別な事情があれば何か対策はあるかと思うが、基本的には通常の対応になる。 まだ新型コロナがなくなったわけではないので、手指消毒などの感染症対策に努めてほしい」と話しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大阪府松原市から新型コロナの自立支援金約36万円をだまし取った疑いで、政治団体の事務局長の男が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、奈良県三郷町に住む政治団体「大日本靖勇會」事務局長の川口皓平容疑者(37)です。

川口容疑者は2022年、一定の収入があるにも関わらず大阪府松原市に嘘の申請を計6回し新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金約36万円をだまし取った疑いがもたれています。

調べに対し川口容疑者は「当時の収入は覚えていない、もらえるものはもらった」と話しているということです。

大音量での街宣活動を行っていたことなどから、警察が団体の実態解明を進める中で、今回の事件が発覚したということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11日で東日本大震災発生から13年になることを受けて、楽天は静岡での投手練習前に選手、スタッフが黙祷を行った。

 震災時にチームに在籍していた、田中将大投手が報道陣の取材に対応した。「何年たっても変わらない。あの時を思い出す」と特別な一日を迎えた心境を語り「イーグルスで言えば、経験した人が確実に減っている。下の代にどういうことがあったのかをつないでいかないといけない」と使命感を口にした。

 震災の2年後に東北が歓喜したリーグ優勝、日本一から11年が経過。右腕は「僕自身もなかなかいいニュースを届けられていない。一つでも勝って、いい姿を届けられるように頑張ります」と活躍を誓った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

阪神電鉄が運営する阪神甲子園球場が11日、今年のプロ野球公式戦の甲子園球場開幕日にあたる4月9日・広島戦から、阪神の岡田監督と22選手がプロデュースしたコラボグルメを販売すると発表した。

 昨年セ・リーグMVPに輝いた村上の「ラオタ村上の柚子香るさっぱり塩ラーメン」や、日本シリーズで大活躍した森下の「神奈川出身!森下の牛鍋風弁当」のほか、大竹の「大竹の餃子(ギョーザ)好きったい弁当」など、10人の新たなグルメが登場。35種類以上の充実したラインナップとなっている。

 自身のメニューを試食した村上は「ラーメンが好きなので、皆さんにも食べてほしいなって思って提案しました。食べ応えもあって、ゆずも入っていてさっぱりしていて、そこらへんがおいしいです」と食レポ。もう一つ「ニンニク香る!村上のパワフル牛ステーキ弁当」に関しても「濃いめの味が好きなので、ガーリックライスもインパクトある感じになっているので、好きです」と、アピールした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロッテは11日、昨年に続き、地域振興活動の一環として2024年イースタン・リーグ公式戦のホームゲーム全70試合のうち8試合を千葉県内各地で開催することになったと発表した。

▼ 千葉県内各地で開催するイースタン・リーグ公式戦
・5月2日(木):日本ハム戦(千葉市・ZOZOマリンスタジアム、18:00試合開始)
・6月2日(日):ヤクルト戦(袖ケ浦市・袖ケ浦市営球場、13:00試合開始)
・6月9日(日):楽天戦(成田市・ナスパスタジアム、12:30試合開始)
・6月29日(土)オイシックス戦(柏市・柏の葉公園野球場、13:00試合開始)
・7月4日(木):巨人戦(千葉市・ZOZOマリンスタジアム、18:00試合開始)
・7月18日(木):DeNA戦(千葉市・ZOZOマリンスタジアム、18:00試合開始)
・9月21日(土)オイシックス戦(浦安市・浦安市運動公園野球場、13:00試合開始)
・9月23日(月・祝)巨人戦(佐倉市・長嶋茂雄記念岩名球場、13:00試合開始)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バスケットボール男子で、東アジア各国の強豪クラブが王座を争う東アジアスーパーリーグ(EASL)が10日、フィリピンのセブ島で決勝を行い、昨季Bリーグ準優勝の千葉ジェッツがソウルSK(韓国)を72-69で下し、日本のクラブとして初優勝を果たした。対戦したソウルSKのチョン・ヒチョル監督は千葉に脱帽したかのようなコメントを残している。

試合は第3クオーター(Q)を終えSKが54-51でリード。千葉は第4Q残り4分33秒、富樫勇樹の3点シュートで63-62と逆転。そこからは僅差ながらリードを保ったまま逃げ切った。富樫は両軍最多の24得点、3点シュート4本を決める大活躍だった。

韓国紙「ハンギョレ」は「千葉では、身長168センチと小柄ながら、2019年にBリーグのMVPに輝いたトガシが24得点7アシストでチームを優勝に導いた。千葉は今大会、予選から8連勝という勢いを誇った」と伝え、予選から無敗で粘り強く戦った千葉に驚いた様子だ。

SKのチョン・ヒチョル監督は「結果は残念だったが、千葉はとても良いチームだ。私たちの選手は最善を尽くした」と千葉の底力に脱帽した様子。さらに「他のリーグのチームが、私たちの強みに備えて試合を行っているのを見て。私たちも普段とは違う攻撃と守備を使ってみた。私も選手たちも、一段階発展するきっかけになった」と大会の意義を強調したという。

優勝した千葉は100万ドル(約1億4700万円)、準優勝のSKは50万ドル(約7350万円)の賞金を受け取る。

 

 

 

 

 

 

 

 

元NPB審判員の坂井遼太郎氏が11日、自身のXを更新。10日に行われた広島-中日とのオープン戦(マツダスタジアム)での判定について、審判目線で解説した。

 対象のプレーは広島が攻撃していた八回2死一塁。一走・矢野が盗塁を試みた。二塁塁審の判定はアウトだったが、際どいタイミングで、新井監督がリプレー検証を要求した。

 映像では内野手のグラブが矢野の足にタッチできていないようにも見えたが、判定は変わらずアウトがコールされた。これに対し、ネット上では「明らかにセーフなのにアウトのまま!?」、「リクエストってちゃんとリプレー映像見てんのか?」などの声が上がった。

 坂井氏は覆らなかった理由として、「このリクエストに関してあくまで推測ですが、以下のことが起きた可能性が考えられます」と前置きしたうえで解説。「①プレイ映像を録画できなかった。②ファンが見ている映像と現場で確認した映像が違っていた(鮮明な映像がなかった)」とした。

 また、「普段は控え審判が映像を録画しますが、オープン戦なので控え審判がいません」とし、「またJリーグなどの映像判定は、見たい映像や角度を要求できますが、NPBではシステムが全く違うため、審判から見たい映像を要求できないんです。多くの方が見た映像があれば、判定は変わる可能性が高いプレイと思います」と問題点も指摘した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロッテは11日、今季からシーガル・ボックスの拡張とアネックス・スイート誕生により、本拠地ZOZOマリンの収容人数を2万9635人(2023年は2万9916人)に変更すると発表した。

 フロア4の通常席459席を改修し、シーガル・ボックス38ボックス、座席数は174席を増設。またフロア3のお座敷ボールパーク、ビーチハウステラスの計6部屋(50席)を改修し、法人向け年間契約VIPルーム「アネックス・スイート」の全6部屋(54席)を新設したため、今季の収容人員は2万9635人となる。

 なお、シーガル・ボックスの2名席、4名席は一般販売も行っている。購入方法は球団公式サイトのチケットページで。

 

 

 

 

 

 

 

 

楽天の今江敏晃監督が東日本大震災発生から13年となった11日、「我々イーグルスは震災を乗り越えて日本一になったりとか、たくさんの方に支えられて今があります。13年経過したけど、東北のチームとして、しっかりと使命感をグラウンド上で表現していかないといけない」と思いを語った。

 11年オフから福島・いわき市を訪問し、野球教室を行うなど被災地に寄り添ってきた。「自分の中では毎年足を運んで、現地の方とふれあってお話しをして今の状況がどうかっていうのを感じることが一番大事だと思っています」と力を込めた。

 今年は東北6県全てで公式戦も開催予定。今江監督は「東北6県でやることは特別なことでもある。我々のグラウンド上でプレーする姿を見て、少しでも勇気や元気を与えられるようなプレーをする事で野球って面白いなって思っていただければ幸いです」と思いを述べた。

 

 

 

 

 

 

 

 

楽天の銀次アンバサダーが11日で東日本大震災発生から13年を迎えるにあたり、球団を通じコメントを発表した。

 銀次氏は「3・11のことは、一生忘れられないし忘れてはいけないと思っています。引退後も東北に残ったのは、震災を乗り越えながらもチームに勇気を届けてくれたこの大好きな東北に恩返しをするためです。東北からプロ野球選手が出てほしいなと思っているので、東北の子供たちに夢を持つことの大切さを伝えていきたいです。これからもみんなを笑顔にできるよう全力でサポートしていきますし、自分自身も夢を与えられる人であり続けたいと思います」とコメントした。

 

 

 

 

 

 

 

 

東日本大震災の発生から13年となった11日、地震発生時刻の午後2時46分に合わせ、被災各地で遺族らが黙とうした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

能登半島地震で被災し、集団避難していた石川県輪島市の住民が帰還しました。集団避難していた住民が、一斉に地元に戻ったのは初めてです。

11日朝、能美市を出発したのは、能登半島地震で一時、孤立状態となった輪島市鵜入町の住民6世帯・10人です。

鵜入町は地震で集落につながる県道が大規模な土砂崩れで寸断し、一時、孤立状態に。

住民は1月から鵜入町を離れ、能美市内で共同生活を送っていましたが、ライフラインが復旧したことから2か月ぶりの帰還となりました。

集団避難していた住民が避難先からそろって戻るのは初めてのケースです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フィギュアスケート男子で2014年ソチ、18年平昌五輪を連覇したプロスケーターの羽生結弦さん(29)が座長を務めるアイスショー「羽生結弦 notte stellata 2024」の千秋楽が10日、宮城・セキスイハイムスーパーアリーナで行われた。11日で東日本大震災から13年となる。震災発生当時は16歳、仙台市内のスケートリンクで被災した羽生さんが、東北から「希望」と「明日への光」を届けた。

 スケートに祈りを込めた、宮城での特別な3日間を完走した。羽生結弦さんはフィナーレの「希望のうた」を、優しくほほ笑みながら滑りきった。最後はステージに上がり、全ての出演者と並んで肩を抱き合った。13年前の「3・11」。会場は犠牲者の遺体安置所だった。スタンドを見上げながら、言葉を紡いだ。

 「本当にあの日はつらかったですけど。実際にまだまだつらいこともたくさんあると思いますけど。こうやって13年たって、ここにいる皆さんに、僕たちなりの希望を届けたつもりです。明日への光を届けたつもりです。どうかどうか、これからも前を向いて、一生懸命歩いていってください。それが僕たちの願いです。これからもどうか星の光のように、満天の星空のように、どうか、みなさんそれぞれが、光っていってください」

 冒頭の「notte stellata」、女優・大地真央との共演作「カルミナ・ブラーナ」、新作の「ダニーボーイ」の3演目を滑った今回のアイスショー。羽生さんはプロらしく、3日間すべてのプログラムを完璧に演じ上げた。決して忘れることのない、あの日に思いを馳(は)せ、大切な今を思い、魂を込めて舞った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大相撲の三段目力士で、東日本大震災を経験した宮城県石巻市出身の石東(25)=本名鈴木章史、玉ノ井部屋=がエディオンアリーナ大阪での春場所2日目の11日、今場所最初の相撲で白星を挙げた。初土俵の2014年3月11日からちょうど10年。「今日は勝ちたかった。石巻のお相撲さんが頑張っていると伝えられれば」と思いを込めた。

 小学6年の時に石巻市で被災。両親や5人のきょうだいは無事だったが、津波で同級生が亡くなった。仮設住宅で生活していた中学1年の夏、炊き出しで訪れた玉ノ井部屋関係者から勧誘され、力士を志した。

 関取になる目標は果たせていないが「応援してくれている人は増えてきた」と実感する。縁の深い3月11日に新たな一歩を踏み出し「震災を忘れないでもらうためにも頑張りたい」と決意を語った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「大相撲春場所・2日目」(11日、エディオンアリーナ大阪)

 元関脇で十両に復帰した若隆景(荒汐)が、節目の日を白星で飾った。玉正鳳(片男波)のいなしに崩されて土俵際に追い詰められたが、相手の右手を手繰って残すと逆襲。最後は力強く押し出した。連勝発進にも「今日はちょっと後手に回ってしまった。明日から切り替えて、自分の相撲をとっていきたい」と反省した。

 福島県福島市出身で、東日本大震災が発生した2011年3月11日は高校1年生。すでに長兄の若隆元が入門していた東京の荒汐部屋で、次兄の若元春とともに避難生活を送った。今は『大波3兄弟』として、故郷に相撲で元気を届ける立場となった。

 「一生懸命、相撲をとっている姿を届けられたかな」と若隆景。復興への道を歩む被災地と同じように、自身も昨年の右膝手術からの復活ロードを進んでいる。「土俵の上で活躍することが一番だと思う。いい相撲を見せられたら。とにかく明日からも集中して、一番一番やっていけたら」と意気込みを口にした。

 幕下では、若隆元も琴大進(佐渡ケ嶽)に肩すかしで勝って白星発進。「今日は勝ちたかった。地元の人の応援はいつも力になる。勝つことでしか恩返しができないので」とうなずいた。昨年は若隆景が長期離脱。「今年は3人でケガがないように頑張っていきたい」と兄弟そろっての奮闘を誓った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三遠戦で20得点11アシスト、チームを昨年12月以来の連勝に導く

バスケットボールB1リーグの横浜ビー・コルセアーズは、今季中地区の8チーム中6位と苦しんでいる。昨シーズンに続くチャンピオンシップ(CS)出場、またBリーグ制覇を目指しているが、終盤戦に至るまで前年のような爆発力が見られない状態が続く。そうしたなか、6日に中地区首位の三遠ネオフェニックスをホーム・横浜国際プールに迎えると、試合前時点で平均得点92.0とリーグトップに立っていた三遠のオフェンスを食い止め続け、81-76で勝利。河村勇輝が勝負を決定づける3ポイントシュートを決めるなど、20得点11アシストの活躍を見せ、昨年12月以来となるリーグ戦の連勝を果たした。

横浜BCは、昨年末に広島ドラゴンフライズから期限付き移籍で加入したカイ・ソットと、かねてから在籍していたジェロード・ユトフ、デビン・オリバーを交えた「3BIG」を織り交ぜていく。身長220センチと規格外の高さを誇るソットを封じようと相手ディフェンスが寄れば、空いたスペースにオリバーが走り込んだり、ソット自身がランニングプレーからインサイドを切り開いていく。さらに空いたと見るやシュートを放つなど、三遠に対して優位性を作ろうとする動きが随所で起こっていた。

また、河村が相手を見極め、ディフェンスを引きつけては決定機を作り続け、両チーム最多となる11アシストを記録。自らも得点を重ねて20得点まで伸ばすなど、躍動が目立った。

極めつけは試合時間が残り1分を切り、78-76の場面で迎えたオフェンスだった。河村は三遠の大浦颯太との1on1に持ち込み、ステップワークで間合いを作ると、残り34秒でこの日初めてとなる3ポイントシュートを選択。リングを射貫き、勝負を決定づけた。「とっておき」を決めきった場面を、河村は記者会見で次のように振り返った。

「三遠さんがピック&ロールに対して、すごくタフにディフェンスをしてくるというのが続いていて、(スクリーンを)1回噛ませてしまうと、タフなシュートで終わってしまうのではという感覚がありました。それよりも、1対1でズレを作っていくほうが、よりギャップを作ってシュートにできる。決めきれたのも、自分としては良かったかなと思います」

勝負どころの第4クォーターに入って、横浜BCはショットクロックバイオレーション(24秒や14秒など、決められた時間内にシュートを打たなくてはならないルール)を立て続けに3回犯し、場内には不穏な空気が漂っていた。バイオレーションの多発について、横浜BCの青木勇人ヘッドコーチ(HC)は、チームとしての意図を明かす。

「チームで見つけた良いシュートが良いディフェンスに繋がると考えていました。それができない場合、相手に速攻をされてしまったり、ディフェンスで後手を踏んでしまって相手のシュートにケアができない恐れがあったので、『良いシュートを探していこう』としていました。ターンオーバーが続いたのは、僕が強く言いすぎたことで、意識させすぎたのかもしれません」

逆転でのCS進出へ「まだチャンスや可能性が残っている」

ショットクロックバイオレーションが宣告されれば試合は止まり、守備の陣形を作りきってからプレーを再開できる。バイオレーションによるターンオーバーが多発したのはチームとしての遂行を優先した結果でもあり、河村のラストオフェンスも「より良いシュート」を探り当てたからとも言える。三遠を率いた大野篤史HCが「チームとしてやるべきことよりも、選手がやりたいことが先に出てしまった」と敗戦の弁を語ったのとは対照的とも言えた。

中地区は6日の試合で首位三遠と2位シーホース三河が揃って敗戦したなかで、横浜BCはチームとして2か月以上遠ざかっていた連勝を手にした。リーグ戦はここで天皇杯の開催などで2週間の中断へと入る。横浜BCにとっては、戦術を練りきって、もう一度チームを立て直すためのまたとないチャンスになる。会見での河村の言葉からも、逆転でのCS進出を狙う姿勢が伝わってきた。

「特にBリーグはレギュレーション的に同じチームとの連戦となるので、連勝をしていくのは難しい部分ではあります。僕たちは優勝という目標を掲げて、まだチャンスや可能性が残っている。これから大型連勝ができないといけないと思っています。自分たちが1つひとつの課題と向き合いながら、これまでやってきたことが川崎さんや三遠さんへの勝利で表れていると思います。今日はチームとして1人ひとりがステップアップして、大事なところで相手の攻撃を止められたりとか、ビッグショットを決めたりという選手もいました。本当にこの試合にかける思いっていうのが表れた試合だったのではと思います。僕たちは優勝するためには後がない状況でもあるので、闘争心をしっかりと出して戦っていきたいです」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆大相撲春場所2日目(11日、エディオンアリーナ大阪)

 十両・若隆景(荒汐)が玉正鳳(片男波)を押し出し2連勝を飾った。「集中してやっていけた」と幕内復帰へ幸先よいスタートを切った。

 東日本大震災から13年経ったこの日、福島県福島市出身の若隆景は「一生懸命に相撲をとる姿ではげみになれたら」と被災地へ思いをはせた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロフィギュアスケーターの羽生結弦が3月11日に、公式Xを更新。東日本大震災から13年を迎えたこの日、当時に想いを馳せメッセージを綴った。

2011年3月11日に発生した東日本大震災で被災した経験を持つ、宮城県仙台市出身の29歳スケーター。当時、練習拠点だったアイスリンク仙台は破損し、スケートを続けることも困難な状況だった。

文面に「この日になると、毎年、あの雪の中歩いた暗くて壊れた住み慣れた街を思い出します。13年という時が経っても尚、変わらない記憶と、変わっていってしまう街や景色、自分の感情の動きに、何とも形容しがたい胸のざわめきがあります」と記した羽生は、こう続けた。
「どうか、これ以上もう、悲しい事や、辛い事が、災害が、起きませんように。地震、津波、原発、液状化、土砂崩れ、ライフラインの寸断、被害にあわれた全ての方々に、祈ります

そして、この言葉も、言わせてください。2011年以降、3月11日に生まれてきた皆さんへ。お誕生日おめでとうございます。どうか自分にも優しく、光溢れる1日になりますように」

プロフィギュアスケーターとして自身の伝えたいメッセージを作品にして、ファンに届けている羽生。そんな彼が氷上でみせてくれる演技にも引き続き注目だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本が世界に誇る偉才の逝去を悼む声が止まない。

3月1日、漫画家の鳥山明さんが急性硬膜下血腫のため急逝(享年68)した。同氏の代表作である『Dr.スランプ』や『ドラゴンボール』、キャラクターデザインも担当した人気ゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズは全世界で絶大な人気と支持を受けてきた。

特に1984年に連載をスタートさせた『ドラゴンボール』は世界中で爆発的なヒットとなりアニメ化だけでなく、ゲームや実写映画化など「メディアミックス」の先駆けとなり、今もなお愛され続けている。

訃報には国内だけでなく、フランス大使館や中国外務省など海外からも続々と悲しみの声が届いており、その影響力は計り知れない。

サッカー界からも、イタリア・セリエAのユベントスやACミランの選手たちが追悼の意を次々と表明しており、ついにはスペインを代表するビッグクラブまでも鳥山さんへの感謝と哀悼の意を表している。

ラ・リーガの名門クラブであるFCバルセロナの公式X(旧ツイッター)の日本語版は3月10日に1枚の写真を投稿。元ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン(現在はフランスのマルセイユに所属)が、2022年のレアル・マドリーとのクラシコで見せたゴールパフォーマンスをユニークに加工。頭にはスーパーサイヤ人のような黄金の髪をつけ、左手にはドラゴンボールを持っている。

文面には「鳥山明先生のおかげで、楽しませて頂きました 数々の芸術をありがとうございました」と綴り、ドラゴンボールに登場するキャラクター・神龍(シェンロン)の絵文字を添えて、作品へのリスペクトと追悼を表した。
この投稿には日本のサッカーファンを中心に大きな反響が寄せられている。

「世界の鳥山先生、リスペクトが異次元、日本の宝!」
「ドラゴンボール愛が半端ない」
「Wow!! すごい」
「泣いた」
「ドラゴンボールの世界分布どーなってるの」

今秋に展開予定の最新アニメ『ドラゴンボールDAIMA』や大人気ゲーム『ドラゴンクエストXII』の制作に取りかかっていたという鳥山さん。日本の文化活動にも多くの功績を残した漫画界の巨匠の早すぎる死を全世界が悼んでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東日本大震災で大きな被害を受けた仙台市を本拠地とするプロ野球楽天は11日、遠征先の静岡県草薙総合運動場野球場(静岡市)で半旗の下、田中将大投手ら練習に参加した一部選手と球団職員を合わせた20人が黙とうをささげた。

 震災から2年後の2013年、同投手は球団初のリーグ制覇と日本一に大きく貢献した。「イーグルスで(震災を)経験した選手は減っていっている。下の代にどういう思いを持ってやっているかをつないでいかないといけない」と、球団名にもある東北を背負ってプレーすることの大事さを強調した。震災を風化させないことは「一つの使命」と実感を込めた。

 今季就任した今江敏晃監督は震災を機に、毎年のように福島県いわき市を訪れ、野球教室を通じて子どもたちに震災に関心を持ってもらう活動を行っている。チームは13年を最後に頂点から遠ざかっており「われわれは勇気や元気を与えられる立場。東北のチームとしての使命感をグラウンド上で表現していかないといけない」と引き締まった表情で話した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悪太郎か、はたまた悲劇のエースか。ロッテ・佐々木朗希投手(22)が、オープン戦(対ソフトバンク)で帽子を飛ばしながら力投し、3回4安打無失点の好投を見せた。

 一回裏2死一、三塁、カウント1-2からソフトバンクのウォーカーを、三振に仕留めた。マウンド上の“怪物”の頭から帽子が飛んで落ちた。ネット裏で撮影していた私は、思わずスコアボードの球速にレンズを向けた。意外にも「142km/h」という表示。おそらくフォークだろう。ハーフスイングで三振だったことからも、ウォーカーはストレートだと思って打ちにいったにちがいない。

 二回以降も帽子を飛ばしながら投げていた。150キロ台のストレートだけじゃなく、140キロ前後のフォークを投げた後も、帽子が飛んだ。ZOZOマリンスタジアムの最大風速は6km/hの微風。度々帽子が飛ぶような強風ではなかった。

 元々、ストレートとフォークの腕の振りに差がない投手なのだが、リリース時に帽子が飛ぶとさらに球種の違いが分かりづらくなるだろう。かつて、悪太郎こと巨人・堀内恒夫投手が打者にストレートを速く見せるために、大きめの帽子をかぶり首を大きく上下に振って帽子を飛ばす演出をしたことは有名だが、ストレートと変化球の見極めを困難にする効果も、あるかもしれない。しかし実際は、最速が157キロだったことからも分かる通り本調子からほど遠く、毎回ランナーを背負って、必死に投げていたから帽子が度々飛んだのだろう。

 「悲劇のヒーロー」と呼ばれた阪神・小林繁投手を思い出す。帽子を飛ばしながら巨人打線に立ち向かう姿は反骨精神にあふれ、エキサイティングなピッチングが多くのファンの共感を呼んだ。私も子供心によく覚えている。160キロ台のストレートと“宝刀フォーク”で打者を圧倒するピッチングが、“令和の怪物”の本来のスタイルだが、帽子を飛ばして必死に投げる姿も、画になる。“激投型”の怪物も悪くない。今シーズンも、多くのファンの共感を呼ぶピッチングに期待したい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

阪神が11日、岡田彰布監督と選手22人がプロデュースするコラボグルメ(甲子園球場で4月9日から発売)を発表した。昨季MVPを獲得した村上頌樹投手の「ラオタ村上の柚子香るさっぱり塩ラーメン」「☆ニンニク香る!村上のパワフル牛ステーキ弁当」など10人の新たなグルメが登場する。

 「-塩ラーメン」「-牛ステーキ弁当」ともに濃いめの味付けとなっているだけに村上は「(グラウンドでも)皆さんの記憶に残るような濃い存在になれるよう頑張りたいと思います」と今季の目標にからめアピールした。

 また、塩ラーメンの商品名にある『ラオタ』は村上が“ラーメンオタク”であることから。「食べられるときは食べたいと思ってて、週1とか食べたいんですけど、気を使ってる部分もあります」と話した。

 他に新たなメニューは森下の「神奈川出身!森下の牛鍋風弁当」、大竹の「大竹の餃子好きったい弁当」など。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本ハム郡拓也捕手(25)と巨人の若林晃弘内野手(30)の1対1のトレードが11日、両球団で合意に達した。

 高卒8年目の郡は、捕手登録ながら一塁、二塁、三塁、外野も守れるスーパーユーティリティープレーヤーだ。明るい性格の持ち主で、チームの盛り上げ役としても一役買っていた。

 しかし、昨季は1軍出場7試合。オフは悔しさと危機感だけが胸に残った。「もう、後がないと思っている」。今年の春季キャンプでは背水の覚悟を持って大粒の汗を流していた。「いろいろなところを僕は守る。意識しているのは全部のポジションを高い水準に持っていくこと。プロに入って、今はもうどこでも守れる自信がある。あとは一つ一つの精度を上げること。そこに集中しています」。複数のグラブを手にグラウンドに姿を見せるのは当たり前。チームにとって欠かせない、唯一無二のマルチプレーヤーを目指してきた。

 「牧原さんかな」―。参考にしている選手はソフトバンクでユーティリティー性を生かして地位を確立した牧原大成(31)。「本当にすごいですよ」。熱く語る姿は、今でも鮮明に記憶に残っている。

 そしてキャラクターも、プレースタイル同様に“万能型”。帝京高の先輩でもある選手会長の松本剛(30)をはじめ先輩からかわいがられる一方で、野村佑希(23)ら後輩にも多く慕われた。

 「僕はもう、いきなり何十打席とかはもらえない。1打席に懸けていきます」。トレード発表前日の10日に行われたイースタン教育リーグ・オイシックス戦(鎌ケ谷)では、途中出場ながら2打数2安打2打点。この男はきっと、新天地で「新風」を吹かせてくれるはずだ。(日本ハム担当・堀内 啓太)

◆郡 拓也(こおり・たくや)1998年4月25日、東京都生まれ。25歳。小1から野球を始め、中学時代は武蔵府中シニア所属。帝京高では2年春からレギュラー。50メートル6秒0の快足で、高3夏の東東京大会3回戦では左前安打で出塁後、二盗、三盗、本盗の“サイクル盗塁”を達成。16年ドラフト7位で日本ハム入団。1軍通算成績は78試合出場で打率1割6分6厘、2本塁打、10打点。179センチ、88キロ。右投右打。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千葉県は、東日本大震災の復旧・復興事業について、庁内で総合的な調整を行ってきた「県災害復旧・復興本部」を本年度末で廃止すると発表した。被害の原状回復を行う復旧事業は既に99事業全てが完了し、将来にわたり安全な地域づくりを推進する復興事業は108事業のうち103事業を終えたことから、発災13年目で区切りを付けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本野球機構は11日、公認野球規則で定めている本塁からバックネットまでの距離60フィート(18.288メートル)に関し、セ、パ両リーグのアグリーメントで「60フィート以上を推奨するが、14メートル未満にすることはできない」と定めたと発表した。2022年、日本ハム新本拠地のエスコンフィールド北海道のファウルゾーンが規則で定める距離に約3メートル不足している問題が浮上したことなどに対応した措置。
さらに、プロ野球12球団の本拠地として建造もしくは改修する場合、左右両翼96メートル未満、中堅120メートル未満にできないことも決めた。
また、試合のスピードアップに関し、「監督またはコーチがマウンドに行き指示を与えるときは、30秒以内に終わること」で両リーグが統一するとした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤクルトの石川雅規投手が11日、神宮外苑で行われた投手練習に参加し、「3・11」への思いを語った。秋田出身の東北人。それでも、今年の能登半島地震など多くの災害が起こっていることを踏まえ「災害によってその日付って違いますけど、今日はそういうのを忘れてはいけないなっていう日かな」と受け止めた。野球ができることに感謝し、44歳シーズンも全力で駆け抜けることを誓った。

 13年前、30代に入ったばかりの石川は選手会長を務めていた。計画停電が行われるなど電力不足の中で、巨人と山口・宇部での開幕。「野球をやっていいのかとか、そういう思いにはすごくなった2011年だった。今もこうやって野球をやらせて頂いているありがたみを感じつつですね。勇気を元気を与えたいというのもすごく難しい言葉で、簡単には言えないことかもしれないですけど、少しでもそう思って下さる方がいれば本当にうれしい」と語った。

 現役最年長の44歳。かけられる言葉への受け止めも変わってきた。「年齢近い人に『元気もらってるよ』とか、そういう言葉をかけてもらうことがすごく多くなった。当時よりも年齢を重ねて、同じことを言われても感じ方ってすごく違っていて、ただ元気だけじゃなくて、1軍で結果を出して優勝に貢献できるような姿を1試合でも多く見せることが、プロ野球選手としてしなきゃいけないことかな」。通算200勝へ、あと15勝。年齢を重ねたからこそ感じる感謝の思いを、マウンドで若々しく表現していく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

J2ベガルタ仙台は東日本大震災から13年となる3月11日、トップチームは仙台市・泉サッカー場で午前練習前に約20秒間黙とう。午後には梁勇基クラブコーディネーター(42)と富田晋伍クラブコミュニケーター(37)らが、仙台市が献花場を設置している勾当台公園市民広場で献花と黙とうをささげた。

 2011年の当時は現役選手として被災を経験した両名。梁さんは「本当にたくさんの方々が亡くなられたり、大切な場所を失われた方もたくさんいらっしゃる。現実的に震災を経験してない選手もいるなかで、このクラブで戦う以上は風化させない、そういう責任を背負って戦ってほしいと伝えていきたい」と話した。

 富田さんは「決して忘れられない日だと思う。子どもたちに対して防災サッカーという、震災が起きたときにどういう行動をすればいいかというのを、サッカーを通じて教える活動をさせてもらっている。もっといろんな活動をしていきたい」とあの日の出来事を忘れずに、未来へ紡ぐ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

B1仙台89ERSは11日、震災で大きな被害を受けた仙台市荒浜地区を選手、スタッフら35人で訪問。震災遺構「仙台市立荒浜小学校」で海岸に向かって黙とうをささげた。昨年1月から仙台に加入した青木保憲主将(28)は「被災した方々への思いは、簡単に言葉にできないなといまだに思います。それでもそういうことを祈りながら黙とうさせてもらいました」とゆっくりと言葉を紡いだ。

 チームは2011年、東日本大震災の影響で一時解散を経験した過去もある。青木は「当時の方々の思いを背負うというのはそんな簡単なことじゃないと思うけれど、背景や歴史があると知ることはこのチームでプレーする以上必要なこと。何とか立ち上がった仙台と、僕らのチームが重なるところはあると思う。今後も宮城の皆さんに伝えていく使命がある」と語る。「普段過ごしていると、当たり前に物があって生活できる。その当たり前が作られるために、どれだけのたくさんの方々が復興に向けて尽力されてきたのか感じた」と、13年の街の歩みを心に刻んだ一日になった。

 チームは現在18勝24敗で東地区6位。今季の目標は30勝で、残り18試合で、12勝を挙げなければならない。青木は「施設の中で見た映像で被災者の方が『悲しい場所だけにしたくない』とおっしゃっていた。前を向いてる方が間違いなくいる。僕たちはバスケットをやっている以上、そういった方々に少しでも心が動くものを届けなきゃいけない」と意気込む。スローガンに掲げる「Grind!(グラインド)」は「何かに打ち込む、一生懸命に何かをする」の意味が込められている。街とともにグラインドしていく姿勢を大切に、全力プレーで勝利を積み重ねていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東日本大震災から13年となった11日、仙台市に本拠地を置くプロ野球楽天の選手が、遠征先の静岡草薙球場で黙とうした。
この日は試合がなく、練習に参加した投手らが祈りをささげた。13年前にエースとして19勝を挙げた田中将大投手は、チームでも少なくなった当時を知る選手の一人。「下の代にも『どういうことがあった』とか『こういう思いを持ってやっている』ということをつないでいかないといけない」と風化防止へ気持ちを新たにした。
楽天一筋でプレーし、昨季限りで引退して球団の「アンバサダー」を務める岩手県普代村出身の銀次さんは「3.11は一生忘れられないし、忘れてはいけない。これからもみんなを笑顔にできるようサポートしていき、自分自身も夢を与えられる人であり続けたい」とコメントした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北海道ラグビー協会は11日、2024年度の活動内容の概要を発表した。4月21日にリーグワン1部の東京ベイ(旧クボタ)対神戸(旧神戸製鋼)のリーグ戦、7月21日には日本代表対イタリア代表のテストマッチ(国代表同士の試合)が札幌ドームでそれぞれ行われる。

 札幌ドームは2019年に開催されたW杯日本大会会場となり、昨年7月には日本代表戦(対サモア代表戦)が初めて行われ、約2万2000人の観衆を集めた。2年連続の日本代表戦の札幌開催について、津軽敦志会長は「札幌ドームは真夏でも快適に観戦できるスタジアム。昨年の代表戦のような盛り上がりを見せてくれれば」と話した。

 また、北海道で初のリーグワンの公式戦となる東京ベイ対神戸戦について、札幌市内の小学生1000人を無料招待する。申し込みはネットで受け付けており、4月2日午後11時59分が締め切り。詳しい問い合わせは札幌市スポーツ局スポーツ部スポーツ振興担当課(011・211・3044)まで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月10日、フープスドーム(フィリピン・セブ)で「EASL Final Four 2024」の決勝が開催。千葉ジェッツが72-69でソウルSKナイツ(韓国)に勝利し、富樫勇樹が大会MVPに輝いた。

 

 東アジアスーパーリーグ(EASL)は昨シーズンから始まったバスケットボールクラブチームの国際大会。大会初優勝を果たした千葉Jは、グループステージの6試合、8日の準決勝と、無敗の8連勝で頂点まで駆け上がった。

 

 EASLは大会公式サイトで「富樫勇樹の電光石火のプルアップ3ポイントは、EASLのトレードマークとなり、ディフェンダーを置き去りにするクロスオーバーでファンを魅了した。EASLファイナル4のMVPに輝いた富樫は、アジアのガードたちにさらなるレベルアップを促し続けるだろう」とコメントを寄せている。

 全8試合のうち7試合の出場で、1試合平均19.6得点5.6アシストをマークした富樫は、準決勝で28得点5アシスト、決勝で24得点7アシストと、トーナメントに入ってからエースとしての存在感をより一層強めた。

 

 

 

 また、千葉Jは3月16日にさいたまスーパーアリーナでの天皇杯決勝が控えており、東アジア王者の称号を背負って琉球ゴールデンキングスと激突する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇バスケットボール NCAAネブラスカ大学85-70ミシガン大学(日本時間11日、米・ミシガン州)

バスケットボール男子日本代表で、アメリカのネブラスカ大に所属する富永啓生選手が日本時間11日、大学生活シーズン最終戦に先発出場。自身の背番号と同じ30得点の活躍で両チーム最多得点の活躍をみせました。

ホームのミシガン大に試合開始から4-8とリードを許すも、富永選手がチーム最初の3ポイントシュートに成功。さらにカットインからダブルクラッチで2人のディフェンダーを交わしてシュートを決め、チームに勢いを与えます。

その後も富永選手の勢いは衰えず、ドライブからのフローターシュートや3ポイントなど次々にシュートを決め、前半だけで23得点をマークします。

7点リードで迎えた後半も開始41秒でレイアップシュートを決めると、残り15分44秒からは富永選手の3ポイントなどで11ポイント連続であげネブラスカ大がリードを広げます。

最後まで逆転許さず、85ー70でチームは勝利。富永選手は約32分プレーし、30得点、6リバウンド、2アシスト、2スティールと攻守でチームに貢献しました。富永選手はこの日の試合で、大学通算1012得点を記録。ネブラスカ大学で1000得点に達したのは31人目となり新たな歴史を作りました。

富永選手の活躍にSNSでは「最高すぎる…」「もはやひとつもふたつも別の次元にいってしまった気がした」「富永がコートを支配」とコメントが寄せられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東日本大震災から13年を迎えた3月11日、楽天の田中将大が自身のSNSを更新。2011年3月11日に発生した東日本大震災への思いを、地震発生時刻とおなじ午後14時46分に投稿した。

田中は、13年前に地震が起きた時刻に合わせて、「東日本大震災から今日で13年が経ちました。時が経ち、震災を知らない子どもたちも増えてきました。これからも僕にできることを続けていきます。がんばろう東北」と綴り、思いを馳せた。
投稿をチェックしたフォロワーからは「震災の経験のない世代への啓蒙。大人の大切な課題」「(震災から)2年後にイーグルスの優勝!マー君に感謝しかありません」「あの時どれだけの人がマー君とイーグルスに助けられたか…」「イーグルスファンとしてこの日をとても大切に思う」「楽天をもう一度日本1に!」「もう一度東北に楽天に優勝という2文字をお願いします」「またあの光景を東北に見せて!」などとコメントが寄せられた。

右ひじの手術後2度目の登板となった6日の阪神とのオープン戦で、田中は2回2安打1失点で降板した。チームは2-5で勝利を収めている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロフィギュアスケーターの羽生結弦が3月11日に、公式Xを更新。東日本大震災から13年を迎えたこの日、当時に想いを馳せメッセージを綴った。

2011年3月11日に発生した東日本大震災で被災した経験を持つ、宮城県仙台市出身の29歳スケーター。当時、練習拠点だったアイスリンク仙台は破損し、スケートを続けることも困難な状況だった。

文面に「この日になると、毎年、あの雪の中歩いた暗くて壊れた住み慣れた街を思い出します。13年という時が経っても尚、変わらない記憶と、変わっていってしまう街や景色、自分の感情の動きに、何とも形容しがたい胸のざわめきがあります」と記した羽生は、こう続けた。
「どうか、これ以上もう、悲しい事や、辛い事が、災害が、起きませんように。地震、津波、原発、液状化、土砂崩れ、ライフラインの寸断、被害にあわれた全ての方々に、祈ります

そして、この言葉も、言わせてください。2011年以降、3月11日に生まれてきた皆さんへ。お誕生日おめでとうございます。どうか自分にも優しく、光溢れる1日になりますように」

プロフィギュアスケーターとして自身の伝えたいメッセージを作品にして、ファンに届けている羽生。そんな彼が氷上でみせてくれる演技にも引き続き注目だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月11日、Wリーグは「Wリーグサマーキャンプ2024」の会場が、武蔵野の森総合スポーツプラザに決定したことを発表した。

 Wリーグは令和6年能登半島地震に伴い、当初予定していた「いしかわ総合スポーツセンター」でのサマーキャンプの開催中止を1月7日に発表していたが、会場を変更し予定通り大会を開催する運びとなった。

『Wリーグサマーキャンプ 2024 in 武蔵野の森』は、7月13日から7月15日に武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ(東京都調布市)で開催される。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東日本大震災から13年を迎えた11日、能登半島地震で大きな被害を受けた石川県からも、東北へ追悼の祈りがささげられた。「被災して初めて大変さを感じた」。災害対応に追われる自治体庁舎や復興に向けて動き始めた街中で、多くの人が静かに手を合わせた。

 発生時刻に輪島市役所では黙とうを呼びかける庁内放送が流れ、災害対応をしていた職員らが立ち上がって目を閉じた。

 同市河井町で開かれていた総菜やまんじゅうを販売する復興市の一角では、集まった出店者や被災者ら約20人が、東北に向かって1分間の祈りをささげた。

 珠洲市では地震後初めての市議会定例会が開かれ、本会議冒頭で市長や市議らが黙とうした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本サッカー協会(JFA)が11日、森保ジャパンの2026年北中米W杯アジア2次予選のアウェーでの北朝鮮戦(26日)を予定通り平壌で開催するとアジアサッカー連盟(AFC)から通達があったと発表した。

北朝鮮のアウェー戦は開催地が同国の首都・平壌とすでに発表されているが、女子サッカーのパリ五輪アジア最終予選でなでしこジャパンが2月に北朝鮮と戦った際に、当初平壌での開催が決定していながら直前で変更となったドタバタ劇が展開された。そのため男子のA代表でも開催地変更の可能性があったが、AFCの視察団が平壌で視察を行った結果、予定通り平壌開催が確定した。

ただ、北朝鮮のアウェー戦は過酷な環境のため、ファンやサポーターからはネット上でイレブンを心配する声が続出。「女子はサウジ開催になったのに、男子は北朝鮮開催って…無事に帰ってきてくれ…」「北朝鮮との試合、平壌で変わらずか…試合結果どうこうより、無事に終わることを祈るばかりだ」と身の安全を危惧する意見が出ている。

また「北朝鮮でやるなら冨安さん遠藤さん久保さん守田さん伊東さんなど主力組は招集しなくてよい。所属クラブもそう願ってるはず別に負けてもいーでしょ」「もう不戦敗でいいよ」「クラブの監督とかが招集断ってくれ! 頼む! 選手生命を守るために!」と勝敗にはこだわらず、移動などで負担の大きい主力組は招集回避すべきとの論調も広がっている。

13年ぶりとなる平壌での試合は、森保ジャパンにとって極めて厳しい戦いとなりそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボックス席「シーガル・ボックス」を拡張

ロッテは11日、ZOZOマリンスタジアムの改修に伴い、今季の収容人数が2万9635人になったことを発表した。2023年は2万9916人だっため、281人減少したことになる。

今季から同球場はフロア4の通常席459席を改修し、テーブル付きのボックス席「シーガル・ボックス」を拡張。また、フロア3の「お座敷ボールパーク」と「ビーチハウステラス」の計6部屋(50席)を改修し、新たに法人向け年間契約VIPルーム「アネックス・スイート」が設置された。

シーガル・ボックスの2名席、4名席は一般販売も行っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇NBA ロケッツ112-104キングス(日本時間11日、ゴールデン1センター)

ヒューストン・ロケッツのセンター、2m11cmのアルペレン・シェングン選手(21)が日本時間11日、キングス戦の第4Qに右足を負傷し車いすに乗せられコートをあとにしました。

ロケッツが8点をリードした第4Q残り39秒、シェングン選手は相手のドマンタス・サボニス選手のダンクをブロックしようとジャンプしましたが、着地の際に右足首をひねり転倒。さらに不自然な姿勢で倒れ込み、右膝を押さえ苦もんの表情を浮かべました。


 

 

自力で歩くことのできないシェングン選手は車いすに乗せられ、顔を両手で覆いながらコートをあとにしました。現地報道によると、シェングン選手は現地11日に膝と足首のMRI検査を受けるということです。

トルコ出身、3年目のシェングン選手は今シーズン平均21.1得点(前年14.8)、9.3リバウンド(前年9.0)、5.0アシスト(前年3.9)と各部門で昨季の数字を上回るなど、チームの中心選手として活躍。日本時間6日の試合ではキャリアハイの1試合45得点をマークし、チームを勝利に導きました。ウエスタン・カンファレンス11位のロケッツはプレーイン・トーナメント出場圏内の10位・ウォリアーズを4.5ゲーム差で追いかけていますが、シェングン選手の離脱で苦境にたたされました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サッカーの2026年ワールドカップ(W杯)アジア2次予選で、26日の日本代表と北朝鮮代表の試合が予定通り平壌の金日成競技場で開催されることになった。日本サッカー協会が11日、アジア連盟(AFC)から通達を受けたと発表した。試合開始は午後5時。21日には東京・国立競技場でも顔を合わせる。

 AFCは5日までに平壌の競技場を視察し、開催に支障はないと判断していた。男子の日本代表が平壌で北朝鮮と対戦するのは、11年11月15日に0―1で敗れたW杯ブラジル大会アジア3次予選以来5度目。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024年3月11日、東日本大震災から13年が経過。Bリーグの各クラブはHPやSNSを通じて、声明を発表した。

 

 仙台89ERSは津波の被害に遭った荒浜地区を訪れ、地震が発生した14時46分に黙祷を捧げたという。志村雄彦代表取締役社長は次のようにコメントした。

「東日本大震災から13年という月日が経ちました。日々薄れていく記憶の中で、3月を迎えると当時のこと、震災以前のことを思い出す時間が増えてきます。これまでナイナーズの一員としてあの時からここまで歩んできた唯一のメンバーとして当時の想いを伝え、届けることが自分の使命であると信じて活動してきました。多くの悲しみと深い痛みの中、13年間かけてまちは手を取り合い思いやりの心を持ち、前に進み続け、未来に向かって歩んできました」

「ナイナーズはB.プレミア参入を目指しB1の舞台で闘い続けられている今があるのは、どんな時もあたたかく背中を押し続けてくださったファンの皆様、そして地域の皆様の支えがあったからこそでした。これまでの歩みに感謝の気持ちを込め、皆様と一緒に明るい未来を目指します。そして、仙台・宮城に日本一を届けるため、地域の誇りとなるクラブであり続けるよう活動して参ります。このまちのために、これまでも このまちのために、これからも」

 福島ファイヤーボンズは9日、10日に円谷幸吉メモリアルアリーナで行われた越谷アルファーズとの第25節を“BONDS UP DAY”として開催。大黒摩季さんがオープニングとハーフタイムに復興応援ライブとしてパフォーマンスを披露し、会場のファンを盛り上げた。

 

 

 

 岩手ビッグブルズは盛岡タカヤアリーナでの青森ワッツ戦を“東日本大震災復興祈念試合”として実施し、9日の試合ではクラブ史上最多3873人の入場者数を記録。23日、24日は宮古市民総合体育館で復興祈念試合を行う予定で、水野哲志代表取締役社長は「ハード面の復興は着実に進んでいますが、心の復興は終わることはありません。寄り添えるクラブになれるように。岩手に最高の笑顔の花が咲きますように」とメッセージを送った。

 本拠地のアダストリアみとアリーナが救援物資の集積拠点として使用されていた茨城ロボッツは「3.11を忘れない。」との言葉とともに、「亡くなられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げますとともに、バスケットボールができる日常に感謝し、日々邁進してまいります」とつづった。

 また、山形ワイヴァンズのオフコートキャプテンを務める村上慎也は自身のXを通じて「いつも日々感謝する気持ちはあるけど、今日という日は特に考えさせる日。2024年は能登半島地震に始まり改めていつ何が起こるか分からないと感じました。今日も感謝の気持ちを忘れずに、またこれからもバスケットが出来る事に感謝してたくさんの人を笑顔に出来るようこれからも頑張ります」と決意を示した。

 上記以外にもクラブや選手が震災を風化させないため、SNSでメッセージを投稿した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

22年夏の甲子園で東北勢初の日本一となった仙台育英(宮城)が、今年1月の能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県内の公立校との招待試合を企画していることが11日、分かった。この日で丸13年を迎えた東日本大震災後に、須江航監督(40)が体験した、石川県内の方々との“縁”がきっかけとなった。高校球児という仲間たちが笑顔でプレーできる場をつくり、復興への原動力となることを願う。

 チームは毎年3月11日に震災遺構を訪れ、関係者から当時の状況を聞くなどして多くのことに触れてきた。須江監督は「机の上じゃない、実際の空気や雰囲気を感じてもらいたい」と説明。今年は2、3年全部員44人が宮城・石巻市内の石巻南浜津波復興祈念公園を訪問した。みやぎ東日本大震災津波伝承館を見学し、その後、公園内で開かれる追悼イベントのボランティアに参加。灯籠キャンドルにメッセージを書いたり設営の手伝いをして、地震発生時の午後2時46分には大川震災伝承館付近で黙とうを行った。

 湯浅桜翼(おうすけ)主将(3年)は「想定を超えてくる自然災害の怖さを感じた」。部員たちは震災当時は3、4歳と記憶はないが、指揮官は「知らない世代だからこそ絶対につなげていきたい」と話した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東日本大震災から13年となった11日、仙台市に本拠地を置くプロ野球楽天の選手が、遠征先の静岡草薙球場で黙とうした。この日は試合がなく、練習に参加した投手らが祈りをささげた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダルビッシュは大谷翔平とプロ初対決、4度の大役は田中将大に並び日本投手最多

パドレスのダルビッシュ有投手が11日(日本時間12日)、20日に韓国で行われるドジャース戦で開幕投手を務めることが決まった。メジャーリーグ機構が発表した。

37歳のダルビッシュが開幕投手を務めるのは2年ぶり4度目だ。4度の大役は田中将大に並び日本投手最多となる。レンジャーズ時代の2017年はインディアンス戦で6回1/3で4安打4失点。2021年はダイヤモンドバックス戦で4回2/3で8安打4失点。2022年もダイヤモンドバックス戦で6回無安打無失点と好投したが、いずれも勝敗はつかなかった。

今春のオープン戦では2月27日(同28日)のロイヤルズ戦で2回3奪三振2安打無失点。3日(同4日)のマリナーズ戦は3回1/3で6奪三振4安打2失点だった。

ドジャースはタイラー・グラスノー投手が開幕投手を務める。韓国でメジャーデビューすることが決まっていた山本由伸投手は、21日の開幕2戦目に回る。パドレスはジョー・マスグローブ投手が21日に先発する。

昨年9月に右肘手術を受け、今季は打者に専念するドジャース・大谷翔平投手は20日が新天地デビュー戦となる。ダルビッシュとはプロ初対決となる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

横綱照ノ富士は宇良を押し倒して初白星。大関陣は2日目も安泰とはいかなかった。豊昇龍に初日が出たものの、新大関の琴ノ若は朝乃山に押し出され、貴景勝は阿炎に上手投げで敗れ、ともに初黒星。霧島は2連敗となった。新入幕の尊(たける)富士は2連勝。

 

■照ノ富士、宇良を押し倒す

 3月11日は、歴代最多45度の優勝を誇る横綱白鵬の誕生日だ。39歳となった希代の名横綱は宮城野親方となった今、弟子の暴力問題という不祥事のただ中にいる。

 東日本大震災に見舞われた13年前、春場所は中止された。野球賭博問題を発端に八百長が発覚。20人超が処分された。力士の不祥事を理由に本場所が行われなかったのは、初めてのことだった。

 存亡の危機に直面した国技を一人横綱として支えたのが白鵬だった。八百長問題では力士会長として公の場で謝罪。震災支援では自身の支援者などの力を借りて早々に救援物資を手配。現地にも足を運び、被災者を元気づけた。土俵上では強さを見せつけ、相撲人気の回復に一役買った。

 その裏で、2011年5月に初土俵を踏んだ19歳がいた。しこ名は若三勝。現在の照ノ富士だ。八百長問題もあってデビューがずれ込んだが、23歳の若さで大関に。ひざの大けがで序二段まで落ちたものの、番付の最高位まではい上がった。

 この日、32歳はくせ者の宇良が差した右腕を締め上げて動きを止め、最後は自身の右腕でなぎ払うように押し倒した。体の状態を問われ「(15日間が)終わってみないと分からないね」。万全ではないからこそ、歯切れの悪い受け答えになったのだろう。

 相撲に再び厳しい目が注がれる一方、今場所の入場券は完売。見放さずにいてくれる好角家たちのためにも、優勝争いを引っ張って盛り上げるのが現役横綱の務めだ。(松沢憲司)

■若元春「地元・福島に笑顔を」

 関脇若元春にとって特別な日だった。福島市出身の30歳。13年前の11日、学法福島高時代に東日本大震災を経験した。「あの時は何もできなかった。いまは相撲を見てもらえる」。この日は力強く前に出続け、明生を寄り倒し。兄の若隆元、弟の若隆景とともに白星を飾り、「地元に笑顔を一つでも届けられたら」。

 ○王鵬 関脇大栄翔に初顔合わせで勝ち、「対戦できるだけでも誇らしい。押されたが押し返せてよかった」。

 ○豊昇龍 大関陣で唯一の白星。土俵に上がる際に、「(師匠の立浪)親方と目が合っちゃって、力になった」と笑顔。

 ○大の里 2連勝。「立ち合い負けしないよう意識した。まだ始まったばかり。一日一番、集中力を切らさず頑張りたい」

 ○阿炎 2日続けて大関に勝利。「(相手の動きが)スローに見える瞬間が増えてきた。集中して土俵に上がれている」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東日本大震災が起きてから11日で13年です。廃炉に向けた作業が続く福島第一原発の内部や周辺では厳しい現状も見えてきました。

(11日朝 宮城・仙台市若林区荒浜)

同級生と親戚を亡くした女性

「当たり前の日が突然なくなってしまったこの日を一生忘れられないです」

黙祷(午後2時46分)

宮城・石巻市~福島・浪江町~石川・輪島市~神戸市東遊園地

東日本大震災では1万5900人が亡くなり、災害関連死は3802人にのぼっています。13年たった今でも2520人の行方がわかっていません。

多くの命と共にたくさんの人々の暮らしも奪われたあの日。

小泉 良空さん

「なかなか震災前の光景が思い出せなくなってきたな、という瞬間は正直多くなっています」

福島県双葉町で語り部として活動する小泉良空さん(27)。

中学2年生の時、隣の大熊町の自宅で被災しました。

小泉 良空さん

「とにかく町の外に、すぐ帰ってこれるだろうと思いながら出た方がほとんどです」

双葉町は福島第一原発の事故により最も長い期間、全域での避難指示が続いた町です。一部の居住地域の避難指示が初めて解除されたのは11年半後の一昨年8月。今も町の15%ほどしか解除されていません。7000人以上いた住民も、今は100人ほどです。

小泉 良空さん

「13年という月日が経っているので、皆さん、避難先で当たり前の暮らしをされている状況なので、無理に帰ってきてね、とはなかなか言えないです」

先週、私たちのカメラが福島第一原発に入ると、そこには多くの作業員の姿がありました。毎日約4500人が携わる廃炉作業は、今年大きな転機を迎えます。

有吉 優海記者

「廃炉作業の『最難関』と呼ばれるデブリの取り出しが3度の延期を経て、この2号機から今年始まる予定です」

デブリとは、原子炉内の冷却機能が失われ、高温になった核燃料などが溶けた後、冷え固まったもの。デブリを取り出さない限り、廃炉への道筋は描けません。

取材班はデブリが溜まっている2号機と同じ型の5号機の内部へ。

有吉 優海記者

「2号機では、こうした隙間やさらに下に見える底にデブリが溶け落ちて溜まってしまっています」

デブリの量は1号機から3号機までの3つの原子炉であわせて約880トン。

今年10月ごろまでに始まる予定の作業では、メンテナンス用の穴から釣り竿のような装置を使って取り出す方針ですが、取り出せる量はわずか1グラムほど。

国と東京電力は複数の取り出し方法を検討していますが、技術的な目途はほとんど立っていません。「2051年までに廃炉」という目標を実現できるかは不透明です。

ひとたび事故を起こせば、命を脅かし、営みを奪い去る原発。

もし、関西に電力を供給する原発で事故が起きれば、30キロ圏内にある滋賀県や京都府の一部も避難区域となります。気候や地理によっては、さらに広範囲に放射性物質が広がる可能性もあります。

実際に福島第一原発の事故では30キロ圏の外側でも高い放射線量が観測されました。原則立ち入りが禁止される「帰還困難区域」の指定は今も続いています。

10年以上帰還困難区域だった小泉さんの実家。母屋は解体されましたが、被害が少ない離れは残しました。思い出の詰まったこの場所で再び生活したいと、2月、震災後初めて電気を通したそうです。

小泉 良空さん

「目の前とか、畑が何面か敷地内にあるので、何か育てたいなとおじいちゃんと作戦を立てていて、じいちゃんのおすすめはジャガイモらしくて、楽しみですね。できることが着実に増えていってる感じがして」

「ここに帰ってくることが自分の中では将来の夢みたいなものになっているので。ここで生活をし始めて、初めてちゃんと帰ってきたと思えるのではと思います」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロシアの独立系メディア「バージニエ・イストーリー」は11日、プーチン政権が個人所得税の増税を検討中で、最高税率を現行の15%から20%に引き上げる可能性があると伝えた。ウクライナ侵攻が長期化する中、西側諸国の制裁による歳入減を補い、戦費を穴埋めする「臨時増税」の側面がありそうだ。
プーチン大統領は1期目の2001年、個人所得税を一律13%とするフラットタックスを導入。1990年代のハイパーインフレによる累進課税の混乱を克服し、税収増につなげた。21年に原則13%を維持しつつ、年500万ルーブル(約800万円)を超える分に対して15%の税率を設定し、累進課税を部分的に復活させていた。
バージニエ・イストーリーによると、検討中の個人所得税率は年100万ルーブルまで13%、年100万ルーブルを超える分が15%、年500万ルーブルを超える分が20%。ただ、あくまで「たたき台」でミシュスチン首相が最終調整を行う。国民の8割以上は最低税率が適用されるという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界各地で流行しているはしかについて、東京都は都内でも感染した人が確認されたと発表しました。

はしかへの感染が確認されたのは、大阪市内在住の20代の女性で、先月24日にアラブ首長国連邦から関西国際空港に向かう飛行機で日本に到着したということです。

この飛行機では、これまでに乗客8人の感染が確認されていて、女性も機内で感染したとみられています。

女性はその後、今月7日、新大阪駅を午後1時45分に出発した東海道新幹線「のぞみ」24号の6号車に乗って品川駅に到着。東京・銀座の飲食店を利用した後、ホテルに宿泊していましたが、翌日になって発疹と38℃の発熱があり、都内の医療機関を受診したところ、陽性が確認されたということです。

現在は入院中ですが、快方に向かっています。

はしかは極めて強い感染力がありますが、都の担当者は「はしかは2回のワクチン接種で予防できるため、早めに接種してほしい」と呼びかけています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦