今年だけの珍事であると信じたい
10月も終わろうというのに、いまだカメムシとの戦いが続いている。
その理由は明快で、平年に比べて日中の気温が異常に高いのだ。ここ2日間の最高気温はいずれも18〜19℃。「観測史上初」ということではないようだが、これだけ温かい日の多い晩秋は、北海道に移住して30余年で初めてではないだろうか。
一方で朝晩の冷え込みは平年並みで、もはや暖房なしではつらくなってきた。なんか極端である。
一連のカメムシの話題で繰り返し述べてきたように、こいつらが厄介なのは、低温で凍死したかと思いきや実は仮死状態なだけで、暖かくなると再活性することだ。大量に転がる『死骸モドキ』をホウキで掃き出しても、そのまま放置すればなんどでも復活して侵入を試みる。
結局、戦う以外の選択肢はないのである。
予報によると、この小春日和も今日までで、明日から平年並みに戻るという。一日でも早く、この戦いに幕を引きたい。