両方に共通するのは「隣接する敵の回避を下げる」ことだ。
特に必中を持たないアタッカーを部隊に持つなら、この2スキルは完全に理解して使いこなすべきだろう。
まずは包囲から仕様のおさらい。
そもそも「包囲効果」というシステムが存在する。スキル「包囲」は、そのシステムを強化するスキルだ。
| 包囲数 | 効果 |
|---|---|
| 1人 | 0% |
| 2人 | -20% |
| 3人 | -40% |
| 4人 | -60% |
| 5人 | -80% |
| 6人 | -100% |
上記の表の「包囲数」が、対象を囲む人数及び包囲スキルの総数になる。
ここで注意しなければいけないのは、いくら包囲スキルを抱えていても包囲効果の発動条件である「対象を2人以上で囲む」を満たさない限り包囲効果は発動しない点だ。
そしてもこの前提があるため、対象を囲む味方Aと味方Bが持つ包囲スキルの総数は最大4つであることを覚えておいて欲しい。
次に威圧の効果について。
包囲と使いどころは同じだが、効果が異なる。
「威圧1Lvにつき、隣接する敵の回避率と命中率を-10%する」だ。これは相手の先制や反撃が予測される場合にも効果が高いことを示している。
この2つのスキルは、ケースバイケースでどちらをどれだけ取るか、あるいは両方を計いくつ取るか分かれる。ここを明確におさえておかないと、せっかくのスキルが最悪ムダになってしまう場合もあるので注意だ。
・必中100%のアタッカーで攻撃する時
→相手の回避を下げる必要がないので、防御を下げる包囲を優先。
・残心を5スキル以上持っているアタッカーで攻撃する時
→相手の命中を下げる必要がないので、包囲を優先。
・包囲持ちの傭兵がいる時(包囲持ちを雇う予定がある時)
→威圧を優先。
・攻撃力は高いけどHPや回避が低く、残心も持っていないアタッカーを作る時
→威圧を優先。
このように挙げていくと両方とも需要はあることが分かる。
なので、両方をバランス良く取得するハイブリッド案がベストチョイスと言える。
ただ、スキルで取るにせよ素材で補強するにせよ取得枠は決まっているので、そこを良く考慮しながらセレクトするといいだろう。
考え方としては、
・自分のキャラで包囲・威圧を完成させるパターン
・自分のキャラと傭兵で完成させるパターン
・傭兵だけで完成させるパターン
の3種類があるが、他人に依存するほど楽な反面、融通が利かない。また、期を跨げば別の陣営に行ってしまう可能性もあるのでそのあたりも考えて取得を検討しよう。