高市早苗というと、奈良県に行くと櫻井よしことツーショットの香ばしいポスターが貼られているが、そういえば奈良は「安倍晋三元首相殉難の地」でもあった。元首相の蝋人形は山口県の松蔭博物館に岸信介、安倍晋太郎と並んですでに展示されているが、奈良県も自慢できるのが大仏とスタミナラーメンばかりでは心もとない。奈良県初の総理大臣にして初の女性首相、ええんじゃないの?
私も写真を撮ったが、整理してしまったのでウェブから拝借した。
と、思ったので、例によってパソコンに二礼二拍手一礼し、ChatGPT様に女性首相の政策についていろいろ尋ねてみた。最初は改憲や積極財政、成長戦略など威勢のよい施策が並んでいくが、短い付き合いだが、IQ155のコイツのツッコミどころは知っている。だんだん問い詰めていくと、詰まる所は「労働分配率を何とかせんとダメ」に収斂する。具体的には非正規雇用と格差社会だ。これを直さん限り、10年経っても20年経ってもダメという。以下、ご託宣の内容をまとめておく。
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小川淳也氏の本は読了したが、巻末を見ると本は氏と彼の支持者の共著のようだ。論点は極めて多岐に渡っており、一度に論じ尽くせるものではないので、これは折りに触れ紹介したいと思う。再生可能エネルギーは次回扱う。
下は参考までに検討した「小川風」改革案のまとめ。もちろん作者はGPTで小川氏本人ではないし、彼の意見とも限らない。
こういう議論を始めると「嫌儲」とか「ひがみ」といった堀江貴文風戯言をネットで言い出す奴らが必ずいるが、政策傾向の違う二人の政治家で検討したら、同じ論点が浮かんでくることは偶然ではないのである。ディティールアップには手を貸したが、論点は絞ったとはいえ、こういう問題にまじめに向き合う必要があるのは、高市だろうが小川だろうが同じだろう。
それにこれは「覚え書き」である。雑音にはそもそも耳を貸さない。