以前にYahoo!NewsExcluderを紹介し、禁則サイトのリストを挙げたけれども、リストはその後も増え続け、19個が追加されている。

 

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 これだけ制限したらさぞ困るだろうと思われるかもしれないが、「別に困ってない」というのが本当の所で、制限しても世情は分かるし安倍疑獄事件の話もちゃんと入ってくる。そこで分かるのは「(情報を)広げたい人間はメディアを選ばない」ということ。

 

 どんな内容にしろ、伝えたい人間は尾ヒレを付けて情報を様々な所にバラ撒く、請負業者もおり、何でも載せるメディアやインフルエンサー、フリーランスなどに同じ内容を書かせ、どんなくだらない内容でも必ず届くように仕向ける。情報の質は問題とされない。

 

 そんなことをしなくても、メディアそれ自体に信頼があればこちらはそれを信頼するし、それに基づいてコメントもするのだけど、文春のような持ち込みが基本のメディアに記事の質の担保を求めるのは土台無理な話だ。資本力のない週刊誌、読み捨て書き捨てのネットニュースも同じ、報道機関のラベルだけで信用などできない。

 

 このブログでは行きがかり上ウクライナ戦争を扱うことが多いが、これなどは特に注意を要する。有名メディアでも変な内容を載せることが少なからずあるからだ。なので、こういったメディアの場合は先ずライターの経歴を見る。

 

 

 先のゼレンスキーの訪米を揶揄していた記事の著者はクレマーという人物で旧ソ連圏担当の記者だが、ソビエト後の経済改革についての記事も書いている。ロシアの権力機構に関する記事も多数物しているが、一見してプーチンに近すぎると感じる。こういった場合、記事は少し警戒して読む。

 

 キエフやモスクワの駐在歴のある記者や識者も注意リストで、それは見るべき内容もあることはあるが、形勢が不利になったらすぐに掌返しなど当局に踊らされているのではないかと思える行動をすることもある。ピューリッツァー賞の受賞歴の有無など関係ない。白黒で見るならば灰色である。

 

 

 情報源にロシアブロガーの記事を無邪気に信用しているメディアも要注意で、基本的に私はISWを信用していないけれども、中にはロシアブロガーに情報源以上の敬意まで払っているライターもいるから始末が悪い。

 

 これらの記事を書く人物については、在ロシアの履歴のある人物はクレムリンにプロファイルが把握されていると考える方が良く、言い換えれば「操作可能な人物か否か」が判断基準である。秘書が殺されたり、家族が娘が毒針攻撃では政治家もピューリッツアー記者も筆が鈍るだろう。つい先々月もドイツの有名なロシア専門家の口座に5万ユーロが振り込まれた事件があったばかりだ。先日はプラウダの女性編集者が怪死したが、彼女はたぶん西側メディアに情報を流していただろう。ジャーナリストは人脈頼みの商売だ。

 

 署名記事ですらこういう扱いをしている。ましてや無署名の記事やブログの書き捨て文など全く信用に値しない。国防総省のような大組織でも、多国籍国家では親類にロシアやユダヤ人の親類がいる職員が必ずいる。

 

 さらに日本の場合は初報からかなり時間が経ってから報道することが多いので(特にNHK)、古い情報がこだまのように残響してしまい、最新の情報と混じってわけが分からなくなることがある。その程度も酌量する必要がある。

 

 一応基準として、ネットニュースの場合はある程度有名な新聞社で二社以上が同じ内容を報じている場合は事実と考えることにしている。日本は無署名記事が多いが、大手新聞社は外務省のように情報がピラミッド状に上がっていく仕組みなので、場合によっては外紙より信用できる場合もある。朝日と毎日が取り上げたら大丈夫だろうと考えることにしている。

 

 ただ、信用するのは事実の部分だけで、結論に至る道筋や論説の内容まで信用しているわけではない。それは別の事柄である。

 

 話を戻すと、単に情報を受け取るだけでなく、判断しないと脳に入れてはいけないということ。戦争のような騙し合いでは特にそうだし、最近では普通の情報さえそうなっている。

 

 手が空いたら続きを書くつもり。