「隣町に……ですか?」
「貴女が虐待されてるのは見れば分かります。ですが、この町には…子供を預ける施設が有りません。ですから……」

隣町……って確かお母さんが居る所!!
……でも、お母さんには彼氏が居るんだ……
新しい家族だって居るかもしれない……

「若野さん?聞いていますか??」
「え?あ、はい……」
「貴女を守る手段はその2つしか無いのです。」
先生!2つってどれとどれですか!?←

1つは隣町に引越す…で、
もう1つは?
聞いてなかったから分からないやw

「ですが、離婚する場合は、お父さんにもご了承いただけなければならないのです。」
「!!」
離婚……?
もう1つはお父さんとあの人離婚する事!?
それが良いよ!!

「それに、誄樹君と禮樹君にも……」
「………っ」
そっか……
彼奴等はまた転校しなくちゃいけなくなるのか…

「………考えておきます。」
「若野さん……なるべく早く決めて下さいね?」
「はい………」
難しいな……
はぁ~…


~教室~
ガラッ
「~~が~~~~で……若野さん!…席に着いて下さい^^」
「はい…」

算数……か。
やる気……出ないなぁ……
あんな話したばかりだよ?
勉強なんか出来ないっつの…

キーンコーン(ry

教科書開いた瞬間にチャイムが鳴った。
ナイスタイミングなのかバッドタイミングなのか……

「ねえ…美希……大丈夫?」
「……え?」
「何か…元気無いしから…さ。」
「………」
「後で教えて?」
「う、うん……」

言えるのか?
いや、言わなくちゃいけない。
千菜…には言うんだ。


















離れ離れになる前に――――――――