家庭教師 お母さんの為のコーチ 青木です。
現場にいると、しばしば以下のようなやり取りを目にします。
算数のテストが45点だったと仮定します。
その時の親、子それぞれの感想。
子「勉強したのに点が出なかった…」
親「全然勉強しなかったから点が出なかった…」
事実は一つ、解釈は二つ、というよくある状況なのですが、ここで注意しておきたいのは親子間での言葉の使い方の相違です。
分かりやすく言えば、「勉強する」という言葉の定義です。
この場合、子の「勉強した」と親の「勉強した」の定義が違うのです。
例えば、子の勉強したとは「問題集を一巡解くこと」かも知れません。
「間違えた問題を見直す」ことかもしれません。
親の場合、「勉強した」の定義とは「問題集を一巡した上で間違えたところを再度やり直すこと」かも知れません。
はたまた「テレビ、ゲームを我慢して机に向かうこと」だったりもします。
このように言葉の定義がずれてしまうとどのようなことが起こるのでしょう。
ご想像の通り、親が「勉強しなさい」と言い、子が言われたとおりに「勉強した」としてもお、親からすれば納得がいかない、という事態になります。
結果が出ていない家庭の場合、親がコミュニケーションのやり方を変え、子どもを導いていくことで結果がでることがあります。
そのためにも、言葉の定義をしっかりしておきたいものです。
勉強するってどういう状態?
覚えるとは何を指すの?
良い結果って具体的には?
少し立ち止まって考えてみると面白いです。
このことは3月スタートのお母さんの為のプロジェクトにて詳しく取り扱います。
どうぞお楽しみに。